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2009.05.18

舛添厚労相の豹変ぶりに市民は困惑

「舛添厚労相の豹変ぶりに市民は困惑」(世田谷通信)

兵庫県と大阪府を中心とした関西地方で、新型インフルエンザの感染者が100人を突破したことを受けて、舛添要一厚生労働相は、18日、「仮に感染しても季節性インフルエンザと変わらない」と発言したため、国民の間に不安が広がっている。舛添厚労相は当初、新型インフルエンザの疑いのある患者が見つかるたびに、深夜でも早朝でも緊急の記者会見をひらき、数時間おきに途中経過をニュース速報で流し、国民に向けて厳重なる注意を促して来た。また「ウイルスの入国を絶対に水際で止める」と意気込み、数十億円を投じた水際作戦を強行して来た。こうした舛添厚労相の行動を見て、多くの国民は新型インフルエンザを恐ろしい病気だと認識した。しかし今回、海外渡航歴のない患者が多発し始めると、それまでの態度とは一転して「感染しても季節性インフルエンザと変わらない」と発言し「今後は軽めの症状に合わせた対応に変えたい」と発表したため、多くの国民が舛添厚労相の言動に振り回される形になっている。また麻生太郎首相も正確な情報を伝えないまま「対応はすべて各自治体の判断に任せている」と丸投げしたため、兵庫県では神戸まつりを中止し、公共施設は次々と閉鎖され、ほとんどの学校が1週間の休校という措置をとるなど、各自治体が最悪のケースを考えて判断し、都市の機能がストップした状態が続いている。今回の後手後手に回った政府の対応に、今後、批判が集中することは避けられないだろう。(2009年5月18日)


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