鮮魚の達人カップ
しばらく前に、こんなメールをいただいた。
お名前:クニコ
コメント:きっこさんこんばんは。ココ釣りマスターを始め、1週間にして「きっこ人魚」釣れました♪ 貝殻の色は●●●色!釣り上げるにはまだまだ時間が掛かるかと思い、気長に構えていましたが、きっこさんのほぼ等身大の161.77cmの特大が釣れました! しかも、きっこ人魚デイリーランキング現在1位に君臨しちゃいました。ヒャッホー♪ ものすごく嬉しいのですが、残念なことが・・・。釣り上げたきっこ人魚に「特大」の文字が入っている為、セクシーボディの半分しか堪能することが出来ません。 次は小さいきっこ人魚を狙います(笑)二度目のメールが釣りの報告になってしまうことに、少し後ろめさがありましたが、どうしてもお伝えしたくメールさせて頂きました。(初めてのメールは、きっこの日記書籍1弾の感想を送らせて頂き、しかも日記内に紹介頂きました。ありがとうございました。) これからもお身体に気を付けて頑張って下さい。 お母様のご回復をお祈り申し上げます。
クニコさん、どうもありがとうございました♪‥‥ってことで、クニコさんは「キリ番」じゃなかったけど、「特大」を釣り上げたので、お祝いメールを送らせていただいた。お祝いメールには、あたしの写真と「きっこ人魚」の全身が添付されてるので、「特大」の文字で見られなかったセクシーボディをタップリとタンノーしてちゃぶだい♪
で、「ココ釣りマスター」のオフィシャルサイトで、あと10日ほどで、いよいよ「きっこ人魚」の全貌が公開される。今はプロフィールだけしか公開されてないけど、いよいよ、その姿が公開されちゃうのだ。だから、それまでに釣れなかった人は、6月27日になったら、「ココ釣りマスター」のオフィシャルサイトの「レア魚のキャラクター」のページで、ウワサの「きっこ人魚」の姿をその目に焼きつけろ! あなたは、今、歴史の証人になる!(笑)‥‥なんてことも言ってみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、この「ココ釣りマスター」っていうケータイゲームは、最初に紹介した時にも説明したけど、ハドソンとソネットが、営利目的じゃなくて、「地域活性化」と「魚食文化への貢献」ていうコンセプトで始めたサービスだ。だから、どんなに遊んでも無料なのに、規定のレア魚を釣り上げると、その月の獲れたてピチピチ新鮮な「旬のお魚」がプレゼントされる。無料で遊べる楽しいゲームで、釣り上げた獲物によって「G」が貯まって行き、その「G」で道具やエサをレベルアップさせるRPG要素もありつつ、釣り上げた旅行チケットでニポン全国に釣りに行ける旅行気分も味わえる。そして、毎月の「旬のお魚」が当たることもあるんだから、「喪黒福造を探せ!」とおんなじで、完全に「ノーリスク、ハイリターン」ってワケだ。
そして、毎月の「旬のお魚」を選んで手配してくださるのが、「鮮魚の達人協会」の代表、山根博信さんだ。山根さんも、あたしとおんなじに「レア魚」になってるので、さっきの「レア魚のキャラクター」のページに掲載されてる。最初は「お魚マイスター山根」って名前だって聞いてたのに、フタを開けてみたら、「さかなやオヤジ山根」っていうワンダホーな名前に変更になってた。
それで、「ココ釣りマスター」で開催してる「鮮魚の達人カップ」では、その「さかなやオヤジ山根」を釣り上げると、産地直送の「旬のお魚」をプレゼントしてもらえるのだ。ちなみに、今月6月のプレゼントは新鮮な「イサキ」だ。それも、「どんな状態で送ってもらうか」ってことを応募フォームからリクエストできちゃうのだ。たとえば、自分でお魚をサバくことが好きな人なら「そのまんま」の状態で送ってもらえるし、サバくのが苦手な人なら、「お刺身用」とか「ハラワタを抜いて」とかってリクエストできちゃう。だから、お魚を扱うのが苦手な人でも、簡単に美味しいお料理を作ることができるってスンポ―だ。
‥‥そんなワケで、あたしは、最初にこのお話をいただいた時に、営利目的じゃなくて、「地域活性化」と「魚食文化への貢献」ていうコンセプトに賛同した。だから、エドワード・エルリックみたいに何の対価も求めずに「きっこ人魚」を練成していただいたんだけど、そしたら、この企画の担当者から、どうしてもお礼がしたいって言って、「鮮魚の達人協会」のお魚の加工品の詰め合わせを送ってくださった。
山根さんセレクトの詰め合わせは、和歌山のケンケンカツオのタタキ、和歌山のキハダマグロのお刺身(短冊)、サワラの味噌漬け、トキジャケの灰干し、徳島のフィッシュカツ‥‥っていう、お魚好きにはたまらない内容だった。ちなみに、ケンケンカツオってのは、船を走らせながら疑似餌を引いて釣る「ケンケン釣り」で釣ったカツオのことで、和歌山の伝統漁法だ。それから、徳島のフィッシュカツってのは、お魚のスリ身を平たくして揚げたもので、見た目は大きなハムカツみたいなんだけど、ナゼかカレー味になってる。徳島じゃ有名なB級グルメで、聞いたことはあったけど食べるのは初めてなのでワクワクした。
とにかく、大好きなお魚が大量に届いたので、あたしは、サワラの味噌漬けを1枚ずつラップにくるんで冷凍したり、フィッシュカツを小分けにして冷凍したりっていう楽しい時間を過ごし、「まずは何から食べようか」ってことを考えたんだけど、やっぱり、1番目がキハダマグロのお刺身で、2番目がケンケンカツオのタタキってことになった。「食べたいもの」からじゃなくて、「日持ちのしないもの」から食べるのが基本だからだ。あたしは、クロマグロは水銀が恐いから食べないけど、体のちっちゃいキハダマグロなら安心なので、久しぶりのマグロをタンノーすることにした。
それで、キハダマグロは、350グラムくらいの立派な赤みの短冊だったから、普通にお刺身で食べても美味しいとは思ったんだけど、江戸っ子のあたしとしては、ここはやっぱり「ヅケ」だろう‥‥ってことで、1センチくらいの厚さに切って、お醤油とお酒を半々に合わせたタレの中に漬けた。それから、塩分控えめの寿司酢を作って、パタパタと寿司飯を作った。それで、重箱っぽいお弁当箱2つに寿司飯を入れて、細く切った焼き海苔を散らして、その上に冷蔵庫で1時間ほど漬けたマグロのヅケを並べて、真ん中にワサビをチョコンと乗せた。これで、マグロのヅケ重の完成だ。あとは、インスタントのシジミの潮汁を2個持って、愛車のフェラーリF2004(ママチャリ)で母さんのとこに向かった。
もともと、マグロよりも青魚のほうが好きなあたしだから、マグロを食べたことが数えるほどしかなかったけど、それでも、このマグロのヅケ重は、生まれてから食べたマグロの中で一番美味しかった。母さんも、あまりの美味しさに驚いてて、和歌山の勝浦に水揚げされたキハダマグロだって言ったら、分かってるのか分かってないのか、「さすが、勝浦に水揚げされただけのことはあるわね」って言ってた(笑)
そして、次の日の夜は、あたしが帰って来たのは深夜だったので、1人でサワラの味噌漬けを焼いてオカズにしたんだけど、これも爆発的に美味しかった。山根さんの解説によると、冬に大阪湾の刺し網漁で獲った脂の乗ったサワラを水揚げしてすぐに切り身にして、紀州の湯浅で醸造した白味噌とミリンで漬け込んだもの‥‥ってことで、あまりにも美味しくて、切り身1つでご飯を2杯も食べちゃった。これは、全部で10切れもいただいたので、次は母さんと食べようと思う。
それから、徳島のフィッシュカツは、ちょうど食パンとおんなじくらいの大きさなので、8枚切りの食パンを買って来て、フィッシュカツを1枚乗せて、キャベツの千切りをタップリと乗せて、ハチ公ソースをかけて、フィッシュカツサンドにして、お昼に持ってった。そしたら、ほんのりとしたカレーの香りとあいまって、とっても美味しかった。今まで、お昼はほとんどオニギリだったから、雰囲気が変わって楽しかった。
あと、まだ食べてないケンケンカツオのタタキは、普通に食べても面白くないので、タップリのタマネギやカイワレ大根を乗せて、ゴマ油とラー油をベースにしたピリ辛のドレッシングをかけて、中華風カルパッチョにしてみるつもりだ。これは、カツオのタタキに限らず、どんなお刺身にも合う。薄めに切ってお刺身をお皿に並べて、その上にタマネギのスライスやカイワレ大根を乗せて、ピリ辛のドレッシングをかけると、夏にピッタリ、焼酎のロックにピッタリのオツマミが出来上がる。
ピリ辛の中華風ドレッシングは、ものすごく簡単なので、ザクッと書いとくけど、お醤油が大さじ2、ゴマ油が大さじ1、ラー油が大さじ1、お砂糖が大さじ半分、この割合で混ぜるだけだ。ドレッシングと言いながらも、お酢を使わないとこがポイントだ。それから、これは、辛いのが好きなあたしの分量なので、辛いのが苦手な人は、ラー油の量を加減して欲しい。あとは、お好みで、白ゴマを入れてみたり、ニンニクやショウガのミジン切りを入れてみたり、長ネギのミジン切りを入れてみたりって、いろいろと工夫できる。カツオのタタキに使う時なんかは、ニンニクのミジン切りを入れたら合いそうだ。
‥‥そんなワケで、詰め合わせを手配してくださったソネットの担当者さん、素晴らしいセレクトをしてくださった山根さんに心から感謝するとともに、あたしは、お魚たちにも、母なる海にも感謝したいと思う。そして、皆さんにも、「ココ釣りマスター」でレア魚を釣り上げて、山根さんセレクトの産地直送の美味しいお魚を食べて欲しいと思う。ゲームの釣りで本物のお魚が手に入るなんて、なかなか画期的なことだからだ‥‥ってことで、ミゴトにレア魚を釣り上げたら、届いた新鮮なお魚の身を薄くスライスして、ピリ辛の中華風ドレッシングをかけて、お祝いにキンキンに冷やした第3のビールでも飲んで欲しいと思う今日この頃なのだ♪
「ココ釣りマスター」
http://www.so-net.ne.jp/kokotsuri/
| 固定リンク