日本が『今日の化石賞』で世界2位
「日本が『今日の化石賞』で世界2位」(世田谷通信)
麻生太郎首相は、10日、2020年の温室効果ガス削減目標(中期目標)について、「2005年比15%減」を打ち出し「日本が世界のリーダーシップを示す」と選挙に向けて国民に強くアピールした。しかしドイツのボンで開催されている「国連気候変動枠組み条約特別作業部会」において、環境非政府組織(NGO)は、麻生首相の打ち出した「2005年比15%減」という数値目標を「他国と比べて非常に見劣りする」として、地球温暖化対策に消極的な国に贈る「今日の化石賞」の2位を日本に決定した。ちなみに1位は、まだ中期目標を決めていないロシアだったことから、中期目標を打ち出した国々の中では、日本がもっとも地球温暖化対策に消極的な国だということが決まってしまった。国際的に見れば「世界最低」の目標しか打ち出していない麻生首相が何を根拠に「日本が世界のリーダーシップを示す」と発言しているのかは分からないが、この不名誉な受賞の意味を真摯に受け止めるべきだろう。(2009年6月11日)
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