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2009.06.03

オカラを尋ねて三千里

もう、お肉を食べなくなってずいぶん経つあたしだけど、お魚はオッケーっていうマイルールな上に、ついウッカリとタマゴを使ってるタルタルソースの入ったフィレオフィッシュを食べちゃったり、「お野菜しか入ってないコンソメスープだから大丈夫」だなんて思って飲み終わってから、「コンソメってビーフかチキンのブイヨンぽいじゃん!」って気づいたりと、知らず知らずのうちに、お肉に由来したものを摂取しちゃってる。ま、最近はほとんどウッカリはなくなったけど、逆に、確信犯的な摂取のパターンがある。

たとえば、お米がなくなって、あと3日なんとかしようって思った時に、あたしは、パンを買って来て食べたり、インスタントラーメンを買って来て食べたりすることがある。で、5個で200円のバターロールやクロワッサンが、賞味期限ギリギリで半額の100円になってるのを買って来るんだけど、バターロールやクロワッサンにはタマゴが使われてる。インスタントラーメンも、スープの中にビーフやチキンのブイヨンが使われてる。ビーフとチキンだけに、「モ~ケッコ~」なんて言いたくなるほどメンドクサイ。

現実問題として、タマゴを使ってないマヨネーズとか、動物性のものをいっさい使ってないパンとかインスタントラーメンとか、ベジタリアン用の商品もあるんだけど、こういうのって、需要が少ないぶん単価が高くなってるワケで、結果として、「健康のためにはお金に糸目をつけないセレブなベジタリアン御用達」みたくなっちゃってる。あたしの場合は、1食の予算を100円て決めてるから、通常の食料品だってほとんど買えないのに、通常よりも高いものなんて買えるワケがない。で、多少はタマゴを使ってても、多少はビーフやチキンのブイヨンが使われてても、背に腹は代えられないってワケで、内容のポリシーよりも金額のポリシーのほうを優先しちゃってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、一応、ヘナチョコベジタリアンを自称してるから、後ろめたくてカミングアウトしてみたワケだけど、それでも、パンやインスタントラーメンを食べるのは、1ヶ月か2ヶ月に1回くらいだ。つまり、ヨホドのことがない限り、ちゃんとご飯を炊いて、お味噌汁を作って、メザシを焼いたり、納豆をマゼマゼしたり、サンマを焼いたり、イワシをショウガで煮たり、モヤシ魚肉ソーセージ炒めを作ったり、お豆腐のニンニクステーキを作ったり、ナスのピリカラ味噌炒めを作ったり、ゴボウが半額の時にはキンピラゴボウやゴボウとコンニャクのアマカラ煮を作ったりして、バラエティーに富んだワンダホーな食生活をタンノーしてる。

そして、あたしの場合は、お肉もお魚もいっさい食べない本格的なベジタリアンと違って、お魚はオッケーにしちゃってるから、それほどお肉を食べたくはならない。魚肉ソーセージを1センチくらいの輪切りにして、両面がキツネ色になるまでフライパンで焼いて、仕上げに軽く塩コショウすれば、ご飯のオカズとしてだけじゃなくて、キンキンに冷やした「のどごし生」のオツマミとしてもバッチリで、完全にお肉を食べてる気分になる。それから、あたしの得意なお豆腐のニンニクステーキも、両面がカリカリになるまで焼いたお豆腐に、ニンニクとオカカとお醤油の味つけがプラスされると、お肉を食べてるような気分になれる。

ま、あたしの場合は、もともとお肉はそんなに好きじゃなくて、お魚のほうが遥かに好きだった。だから、それほど食べたくならないんだと思うけど、長いことお肉のカタマリを食べてなかったら、もう、お肉を食べ物として見られなくなって来ちゃった。スーパーでスライスしてあるパック入りのお肉を見ると、次々と殺されてく牛や豚の泣き叫ぶ声が聞こえて来るようで、とても人間の口にするものとは思えなくなって来たのだ。だけど、これは、ビジュアル的な問題だから、挽肉になればそうでもない。ソース焼きそばでも、いかにも肉って感じの肉が入ってる普通の焼きそばは、見ただけで「食べられない」って意識が前面に出ちゃうけど、焼きそばパンなら、たいていは挽肉を使ってるから、「美味しそう」って思っちゃう。

そんなこんなもあって、あたしは、ビステキ(笑)とか、すき焼きとか、焼肉とかの、お肉そのものがドドーンとしてるメニューは、もう食べたくならなくなった。だけど、サスガに、これだけ長いことお肉を食べてないと、あるものが食べたくなって来た。それが、ハンバーグだ。ハンバーグの上に、黄身が半熟の目玉焼きが乗ってて、黄身をトロ~リと垂らしながら食べたら、すごく美味しそうだ。そう言えば、あたし、挽肉とチクワとモヤシを入れたソース焼きそばに、黄身が半熟の目玉焼きを乗せて、黄身をトロ~リってさせながら食べるのも大好きだったんだよな‥‥。

‥‥そんなワケで、ソース焼きそばに挽肉は入れなくてもいいんだけど、黄身が半熟の目玉焼きはどうしても乗せたいし、マヨネーズやタルタルソースをガマンするのも大変だから、ヒヨコが生まれない無精卵なら食べてもいいってことにしちゃおうかな?‥‥って、新たなるヘナチョコさが頭をもたげて来たけど、この問題は後日ゆっくりと考えるとして、今回は、ハンバーグだ。黄身が半熟の目玉焼きは、今の段階では乗せられないけど、本体のハンバーグのほうだけは何とかしたい。

で、作ってみました♪‥‥ってワケで、お肉をいっさい使わずに、それでいて、お魚を使うとイメージが変わっちゃうから、お肉もお魚も使わないハンバーグにチャレンジしてみた。どんなのかって言うと、「オカラとお豆腐のハンバーグ」だ。オカラのハンバーグにしても、お豆腐のハンバーグにしても、両方とも挽肉を混ぜる。ようするに、本来は挽肉がほとんどのハンバーグをオカラやお豆腐で水増しして、カロリーを抑えてヘルシーにするって考え方だ。

だけど、あたしの場合、挽肉を入れたら意味がない。それなら、最初から普通のハンバーグを食べてもおんなじことだ。だからって、挽肉を使わずに、オカラだけでハンバーグを作ったり、お豆腐だけでハンバーグを作ったりすると、単なる「オカラを楕円形にして焼いたもの」や「お豆腐を楕円形にして焼いたもの」になりそうで、いくら形はハンバーグっぽくても、カンジンの味のほうが離れすぎちゃう気がしたのだ。そこで、あたしが考えついたのが、オカラとお豆腐を半々に混ぜて作ってみるって作戦だった。ようするに、オカラのハンバーグの挽肉の部分をお豆腐が補ってて、お豆腐のハンバーグの挽肉の部分をオカラが補ってるって考え方なのだ。

深呼吸して、冷静になって考えてみれば、「そんなワケねーだろ!」って自分にツッコミを入れたくなっちゃうようなアイデアなんだけど、思い立ったが吉日ってワケで、あたしは、この作戦を決行してみることにした。だけど、悲しいかな、あたしの地元にはお豆腐屋さんがない。昔はあったんだけど、コイズミと竹中平蔵の売国奴コンビが推し進めた規制緩和によって、老舗のうなぎ屋さんや魚屋さん、ケーキ屋さんや乾物屋さんと一緒に、潰されちゃったのだ。だから、ホントならタダでもらえるハズのオカラなのに、お金を払って買わなきゃなんない。その上、そこらのスーパーで売られてるオカラは、ニンジンとかヒジキとかが入ってる完成されたお惣菜であって、あたしの探し求めてる「その前のオカラ」じゃない。

‥‥そんなワケで、あたしのハンバーグ計画は、脳みその片隅にチョコンと置かれたまま、数日が過ぎて行った‥‥のもトコノマ、ゆうべ、スーパーへ「のどごし生」を買いに行ったら、ナナナナナント! お豆腐や納豆の売り場のとこに、普段は目にしない「ビニール袋に入れられたオカラ」が並んでて、「ご自由にお持ちください」って書いてあったのだ! 1つが500グラムくらいだったから、あたしは、遠慮なく1つカゴに入れた。そして、お豆腐も買おうと思ったんだけど、一番安いのでも105円だったから、お豆腐はヨソで買うことにした。もう1軒のスーパーなら、2丁で100円のセール中なのだ。

で、何も買わずにオカラだけもらって出て来るのは申し訳ないけど、今回は「のどごし生」を買うっていう、あたしにしちゃ大金を使うイベント日だったから、何の引け目も感じずにオカラをもらうことができた。そして、お酒売り場に「のどごし生」を取りに行って、500が6本で900円になってるヤツをカゴに入れたら、横にいたお姉さんに声を掛けられた。キリンビールの会社から派遣されて来てる人で、笑顔で「キリンの商品をお買い上げくださり、どうもありがとうございます」って言われて、「よかったらこちらをどうぞ」って、粗品をくれた。「KIRIN LOVERS SOCCER」って書いてある4色ボールペンで、首から提げるようにヒモもついてて、なかなか可愛い粗品だった。

Bp2あたしの頭の中では、小さいきっこたちが計算を始めて、「オカラとボールペンをもらったから、オカラを20円、ボールペンを100円てことにすると、1本150円ののどごし生が、1本130円くらいの感じになったぞ! ひゃっほ~!」って踊り始めた。そして、あたしは、900円払って外に出て、もう1軒のスーパーへ2丁で100円のお豆腐を買いに行った。1丁はハンバーグに使うから木綿豆腐にして、もう1丁は冷奴やお味噌汁に使おうと思ったから絹ごしにした。

‥‥そんなワケで、構想3日、あたしのハンバーグ計画はスタートしたんだけど、まずは、お豆腐に重しをして水切りをしつつ、タマネギ1個をミジン切りして、フライパンで炒めつつ、ニンジン1本もミジン切りして、あとからフライパンに加えて、タマネギと一緒に炒めた。そして、お豆腐が350グラムだったから、オカラも350グラムぶんを計って、ボウルに入れた。そこに、水切りしたお豆腐を手でちぎりながら入れて、とりあえず、よくこねてみた。そして、粗熱が取れたタマネギとニンジンのミジン切りを加えて、また、こねてみた。

何のレシピもなくて、すべてはあたしの動物的なカンだけで作ってるから、現役時代の長嶋茂雄のタイムリーとおんなじくらいアバウトなワケで、軽く塩コショウも振ってみたんだけど、小さじ1杯とか2杯とかは分かんない。イメージ的に、「ほとんど味がつかない程度」って感じだ。ようするに、ソースの味で食べるワケだけど、ハンバーグ本体にも軽く味がついてないとソースとのギャップが大きくなっちゃうから、隠し味みたいな感じで塩コショウを振ったってワケだ。

それから、このままだと、何のツナギも入ってないから、焼いたら絶対にボロボロになっちゃいそうなので、片栗粉か小麦粉を足してみようと思った。ホントなら、タマゴでも入れれば間違いないんだけど、あたしがタマゴを食べられるようになるのは、ヒヨコが生まれない無精卵なら食べてもいいかどうかを考える後日を過ぎてからだから、今は、まだダメなのだ。それで、あたしは、無難な線で、小麦粉を入れることにした。すでにネタが水っぽかったから、大さじに2~3杯くらいの小麦粉を入れながら混ぜてったら、それなりのマトマリが出て来た。

他にも何か入れようか考えたんだけど、今回が初チャレンジなので、ヘタにあれこれ入れないで、できるだけシンプルに作ってみることにした。あとは、食べてみた上で、何か足りないって感じたら、次回の課題にすればいい。だから、今回は、この状態でオッケーってことにして、ハンバーグの形を作り始めた。何しろ、ヤタラと量があるから、どうせ一度には焼けないし、中途半端に残っちゃって、最後の1個だけが小さくなるのってイヤだから、あたしは、最初から小型のハンバーグを作ることにした。で、ショートホープの箱くらいの大きさのミニハンバーグを作ってったら、まるで緻密な計算をしたかのように、ピッタリ10個できた。そして、5個ずつ2回に分けて焼いて、最初に焼いた5個と、あとから焼いた2個はキープぶん、あとから焼いた3個を今食べるぶんてことにした。

あとはソースだけど、フライパンに肉汁が出てないから、そのぶんコクが足りないと思って、通常のハンバーグソースじゃ使わないバターを1カケ入れてみた。あとは、いつもの順番で、ケチャップを入れて、ハチ公ソースの中濃を入れて、業務用の赤ワインを垂らして、赤ワインのアルコールを飛ばしてから、最後に牛乳で伸ばした。割合としては、ケチャップ2、ソース2、赤ワイン1、牛乳2‥‥って感じだ。もちろん、アバウトだけど(笑)

でも、これ、ちゃんとした挽肉のハンバーグを焼いたフライパンでやると、本物のデミグラスソースみたいな味になるんだよね。スライスしたマッシュルームなんか入れちゃったら、まるで高級レストラン‥‥とかフォローしつつも、出来上がった「オカラとお豆腐のハンバーグ」を食べてみたら、意外にもなかなか美味しかった。ただ、正直に言うと、これ、デミグラスソースよりも、大根おろしとお醤油とかで食べたほうがいいと思った。焼いたハンバーグの上に、タップリの大根おろしを乗せて、ハンバーグを焼いたフライパンに、お醤油とチョコっとミリンを垂らして、サッと火を通してから、ハンバーグにかける。そして、かいわれ大根か何かを添えちゃう。このほうが合う。

‥‥そんなワケで、2日目の今日は、この大根おろし方式を試してみたかったんだけど、今、大根は高い。それで、あたしが考えたのは、「甘酢あんかけ」だった。中華の肉ダンゴ風に、お酢にお砂糖とお醤油で味つけして、最後に水溶き片栗粉を加えて温めれば、「甘酢あん」ができる。で、これをかけてみたら、なかなかどうして美味しい一品になった。ご飯にもピッタリだし、お肉はまったく使ってないのに、いかにも「お肉を食べました」って感じの満足感が得られた。だから、これからは、この「オカラとお豆腐のハンバーグ」をもっともっと改良してって、あたしのメニューの中の不動の一品になるまで磨き上げて行こうと思った今日この頃なのだ。


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