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2009.06.06

柏崎刈羽原発で早くも放射能漏れ

「柏崎刈羽原発で早くも放射能漏れ」(世田谷通信)

9度にも及ぶ火災や耐震強度の偽装を隠ぺいしていた問題、漏洩した大量の放射性廃棄物を14年間も放置していた事故など、数々の問題点をそのままにして運転再開を決めた東京電力の柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市)だが、試運転中の7号機の出力を100%に上げた5日午後から約20時間後の6日午後1時ころ、放射能を含んだ湯気が漏洩していたことが分かった。漏洩が確認されたのは7号機のタービン建屋内で、地下1階のタービン駆動原子炉給水ポンプを操作する弁の上ぶた付近だという。湯気を発見した巡視点検中の係員が上ぶたを閉め直し、午後2時40分ころに漏洩は止まったと報告された。柏崎刈羽原発広報部では「ポンプ内部が高温高圧になったために弁が緩んだようだ。漏れた放射能は微量で外部には影響ない」としているが、内部が高圧になるたびに弁が緩んで放射能漏れを起こすのであれば基本的な設計の見直しが必要であろう。中越沖地震後に設立された「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」のメンバーで元原子炉設計技術者の田中三彦氏は、7号機原子炉圧力容器の底部にある再循環ポンプのモーター容器について、以前から「冷却水漏れにつながる重要な機器なのに、基準地震動に対する余裕が小さい。東電は目視点検だけで安全と主張し、国や県技術委でも突っ込んだ議論がない。いま起動試験を認めるには問題がある」と主張し続けて来たが、今回の事故は田中氏の指摘が早くも実証された結果と言えよう。(2009年6月6日)


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