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2009.06.16

温泉を科学した夜

普通、寝違えるって言うと、たいていは首だと思うんだけど、あたしの場合、肩甲骨を寝違えることが多い。多いって言っても、そんなにヒンパンに寝違えてるワケじゃなくて、3ヶ月に1回くらい、1年に4~5回くらいだから、たぶん世の中の平均くらいだと思う。だけど、そのうちのほとんどが、首じゃなくて肩甲骨なのだ。たとえば、1年に5回だとすると、首を寝違えるのが1回で、残りの4回はぜんぶ肩甲骨なのだ。それも、必ず、左の肩甲骨を寝違える。

これは、マクラの高さが合ってないのか、ベッドのマットの硬さが悪いのか、はたまた、あたしの寝相に問題があるのかは分からないんだけど、とにかく、あたしが寝違えるのは、ほとんど左の肩甲骨なのだ。だけど、3ヶ月に1回くらい、忘れたころにやって来るだけだし、あたしの場合、寝違えてもそんなに重症にはならない。お仕事には支障をきたさない程度の痛みだし、ほっとけばそのうちに治っちゃう。だから、今までちゃんと考えたことがなかった。毎週のように寝違えて、そのたびに苦労してるんだったらキチンと対策も考えるんだけど、タマにしか起こらないし、大したことじゃないから、あたしにとっては、髪の寝グセとおんなじくらいのレベルのことだった。

だけど、とうとう、ちゃんと考えなきゃならない日がやって来たのだ。今朝、目が覚めたら、ものすごく久しぶりに寝違えちゃってて、左の肩甲骨が痛かった。それで、最初のうちは、懐かしいお友達に会ったくらいの感覚でいたんだけど、車の運転をしても、お仕事をしても、何をしても自然には治らないどころか、ジョジョに奇妙に痛みが増して来て、夜、お家に帰って来た時には、脱いだパンプスを下駄箱に仕舞うために体を曲げるのも辛いほど酷くなってた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、何の根拠もないんだけど、お風呂に温泉の素を入れてゆっくりと温まれば、肩甲骨の痛みが消えるような気がした。暖かくなって来てからは、ガス代と水道代を節約するために、ほとんどシャワーだけで済ませてて、ゆっくり湯舟に浸かるのは週末だけって決めてた。そして、湯舟にお湯を沸かして浸かる週末も、温泉の素は入れずに、単なるお湯に浸かってた。温泉の素は、ずいぶん前に読者がプレゼントしてくれた「登別カルルス」がたくさんあるんだけど、「夏に温泉の素を使うのはゼイタク」っていう感覚が脳みそに刷り込まれてるあたしとしては、もったいなくて使えなかったのだ。

それで、今日は、肩甲骨が痛いってことの他に、ワリと疲れが溜まってたこととか、気温が低くて体が冷えちゃったってことなんかもあって、久しぶりに温泉の素を入れたお風呂にゆっくりと浸かろうと思った。ようするに、「肩甲骨が痛い」ってことは、夏に温泉の素を使うゼイタクに対する大義名分みたいなもんで、実際のとこは、「久しぶりに温泉の素を入れたお風呂にゆっくり浸かりた~い!」って感じだった。それにしても、1回ぶんの温泉の素なんて、だいたい50円くらいだし、それもいただき物なんだから、使いたい時に使っちゃえばいいのに、それでも「夏に温泉の素を使うのはゼイタク」って考えて、こんなふうに自分にイイワケをしないと使えないなんて、あたしの貧乏性もスジガネ入りだと思う。

だけど、書籍版「きっこの日記 R」の書き下ろしの「リトマス人生」の中に書いたように、あたしが子供のころ、母さんは、バスクリンを秘密の場所に隠してて、週末だけ「今日はバスクリンの日だよ~」って言って、あたしに入れさせてくれてた。だから、あたしは、お風呂に温泉の素や入浴剤を入れるのは「週に一度のゼイタク」ってふうに、子供のころから教え込まれてて、どうしても日常的には使えないのだ。日用品なの日常的に使えないなんて、ホントに貧乏性なんだな~って思う。

‥‥そんなワケで、あたしは、ものすごく久しぶりに、大好きな「登別カルルス」のお風呂に入ったんだけど、これが、効果絶大だった。最後に「登別カルルス」のお風呂に入ったのが2月だったから、今日は約4ヶ月ぶりってワケで、最初は、あまりにも気持ちが良くて、夢心地になっちゃった。それで、10分くらいはボケーッとしてたんだけど、体が芯から温まったから、それからは、お湯の中で、上半身をゆっくりと左右にストレッチして、痛い肩甲骨の部分を伸ばすようにしてみた。

それから、湯舟から出て髪を洗ったりして、また湯舟に入って、ゆっくりとストレッチをした。結局、湯舟には合計で30分くらい浸かってた。そしたら、お風呂から上がったら、肩甲骨の痛みが半分くらいまで軽くなってたのだ。それで、あたしは、1時間くらい用事をしてから、もう一度、お風呂に入った。今度は、大義名分なんかじゃなくて、ホントに肩甲骨の痛みを取るのが目的だから、堂々と入ったワケだけど、5分ほど追い焚きしたら、とっても気持ちいい温度になった。そして、さっきとおんなじに、10分ほど温まってから、上半身をゆっくりとストレッチした。今度は、20分くらいで出た。

そしたら、さっきよりもさらに痛みが軽くなって、ほとんど気にならないくらいになった。だけど、明日になったら、湯舟のお湯は冷めちゃって、温めるのにガス代が掛かる。だから、できるだけ今日のうちに入っといたほうが節約になると思って、1時間後に、もう一度入った。そして、また5分ほど追い焚きして、ゆっくりと温まって、ストレッチもした。でも、サスガに、4回も5回も入るワケにはいかないから、これを最後にしようと思って、さっきより長めに30分くらい浸かってた。

結局、湯舟に浸かってた時間は、30分+20分+30分=80分‥‥ってワケなんだけど、驚いたことに、これで、あたしの肩甲骨の痛みは、完全になくなった。朝、目が覚めた時から、夜の9時ころまで、12時間以上も痛かった上に、痛みは酷くなって来てた。それなのに、お風呂で温まって軽くストレッチしただけで、こんなにも簡単に治っちゃうなんて、これは、どう考えても「登別カルルス」の効果だと思った。だって、この「登別カルルス」を始めとした「日本の名湯シリーズ」は、そんじょそこらの温泉の素とは違って、なんたって「温泉を科学する」って宣言しちゃってるツムラライフサイエンス社が、全国各地の源泉の温泉分析表に基づいて作ったものなんだから、実際に北海道の登別まで行って本物の温泉に入ったのとおんなじ効果が期待できるからだ。

さらに言えば、実際の登別カルルス温泉は「無色透明」なのに、この「登別カルルス」は、雰囲気を出すために白く濁ってる。それは、まるでカルピスのようで、言うなれば「登別カルピス」ってワケだ。つまり、ツムラの「登別カルルス」は、実際の登別カルルス温泉とおんなじ成分で作られてる上に、実際の登別カルルス温泉にはない「色」までついてるんだから、こっちのほうが上ってことになる。ずいぶん前に小耳にはさんだ話だと、実際の登別カルルス温泉に行った人の多くが、「なんだ本物は白くないの?」って言うそうだ。

‥‥そんなワケで、何はともあれ、あたしの肩甲骨の痛みは消えたワケだから、何らかの成分が効いたってワケだろう。それで、この「登別カルルス」の成分を見てみたら、こんなふうに書いてあった。


「有効成分」
乾燥硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、塩化カリウム、沈降炭酸カルシウム

「その他の成分」
デキストリン、酸化チタン、無水ケイ酸、香料


化学が苦手なあたしは、とりあえず、「有効成分」のとこに書いてある4種類を調べてみた。そしたら、「乾燥硫酸ナトリウム」は、皮膚の表面のタンパク質と結合して薄い膜を作って、体の熱を外に逃がさないようにする効果があるってことが分かった。お風呂上りに湯冷めしにくいのは、この「乾燥硫酸ナトリウム」のオカゲだったってワケだ。その上、皮膚の組織を活性化させたり、傷んだ皮膚を修復する効果もあるそうで、アセモ、ヒビ、アカギレなんかに効くそうだ。だから、他の温泉の素にも必ず入ってるんだろう。

それから、「炭酸水素ナトリウム」ってのは、「重曹」のことだった。「重曹」は、オイルに混ぜてフェイスマッサージに使ったりもするから、お肌にいいことは分かるけど、水に溶かすとカルシウムやマグネシウムと結合して、水をやわらかくしてくれる効果があるそうだ。「塩化カリウム」にも、水をやわらかくする効果があって、他にも、温熱効果や清浄効果を高めてくれるそうだ。そして、「沈降炭酸カルシウム」は、簡単に言えば、石灰岩を細かくしたもので、これにも、水をやわらかくする効果や温熱効果があるそうだけど、「登別カルルス」に入ってる一番の目的は、売り物である「白い色」を作るためらしい。ようするに、あたしの大好きな白い色は、石灰岩の色だったのだ。

‥‥そんなワケで、これらの成分の効果を見ても、どこにも「寝違えた肩甲骨に効く」なんてことは書いてなかったし、効きそうな感じもしなかった。だけど、あたしは、実際に痛みが消えたワケだから、何らかの効き目があったってワケだ。普通に考えたら、「患部を温めたことが良かった」ってことになりそうなんだけど、それじゃあ「登別カルルス」を入れなくても良かったワケだし、「登別カルルス」の立場がなくなっちゃう。だから、あたしは、ムリヤリにでも「登別カルルスのオカゲ」って思いたいワケで、思い当たるフシを考えてみたら、「約4ヶ月ぶりに登別カルルスのお風呂に入った」って点に行きついた。すごく久しぶりに入ったからこそ、ものすごく気持ち良かったワケだし、普通の人の何倍もアリガタイザーな気分になれたワケで、その精神的な満足感が、肩甲骨の痛みまで治癒してくれたってことになる。こんな非科学的なコジツケじゃ、天下のツムラライフサイエンス社の「温泉を科学する」って姿勢には太刀打ちできないけど、とりあえず、「終わり良ければすべて良し」ってことで、お湯を濁そう‥‥じゃなくて、お茶を濁そうと思う今日この頃なのだ。


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