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2009.07.31

自民党がヤラセの記者会見

「自民党がヤラセの記者会見」(世田谷通信)

自民党は、31日にマニフェストを発表したが、この記者会見で、自民党の息のかかった記者クラブの記者以外は、すべて自民党広報部から取材拒否をされていたことが分かった。インターネットメディアの「THE JOURNAL」が事前に取材の申し込みを行なったところ、自民党広報部から拒否され、「質問はしない。映像の撮影だけでいい」と言っても、やはり拒否されたというのだ。結局、31日の自民党の記者会見は、ネットメディアやフリージャーナリストなどはすべて締め出され、自民党が認めた一部の記者だけしか参加させず、自民党にとって都合の良い質問だけしか行なわないという暗黙の了解の上で実施されたヤラセの記者会見であった。一方、27日に行なわれた民主党のマニフェストに関する記者会見では、ネットメディアやフリージャーナリスト、地方紙の記者や外国メディアの記者も数多く出席し、誰でも自由に質問することができた。「THE JOURNAL」の担当記者は「民主党の記者会見のやり方こそが世界の民主主義国の標準形態であり、自民党の閉鎖的な記者会見は、他の民主主義国では例をみない。民主党はこういった自民党のやり方を問題視しており、政権交代後には即座に世界標準の記者クラブを誕生させることを公言している」とした上で「自民党のマニフェスト発表会は、自民党が許可したメディアと記者しか参加できないことから、決して記者会見ではない。それはあくまでも自民党主催の政策発表会であり自民党の広告宣伝活動である」と強く批判している。こうした記者会見の方法ひとつを見ても、国民にひらかれた民主党に対して、今までと変わらずに閉鎖的な自民党という対象的な構図が、すでに衆院選の結果を予言しているように感じる有権者も多いであろう。(2009年7月31日)

「THE JOURNAL」
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/07/post_337.html


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