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2009.07.12

都議選、前回を大きく上回る投票率

「都議選、前回を大きく上回る投票率」(世田谷通信)

221人の立候補者が定数127を争う東京都議会議員選挙は、12日午前7時から投票が始まったが、正午の投票率は18.58%で前回(2005年)の同時刻を3.32ポイント上回り、午後2時の投票率は25.81%で前回の同時刻を4.72ポイントも上回っている。期日前投票も前回の1.5倍から2倍を超える地域もあり、最終的には前回を15ポイント前後も上回る高い投票率が予想される。麻生太郎首相は「都議選は地方選挙の1つに過ぎず国政とは関係ない」と、結果が出る前から自民党が敗北したことを想定した弱気の発言をしているが、今回の都議選が来たる衆院選の前哨戦と位置づけられていることは周知の事実であり、そのために麻生内閣も全閣僚を総動員しての応援演説を繰り広げて来た。今回の都議選は、自民、公明が64議席以上の過半数を死守できるかどうかが焦点だが、投票率の増加がそのまま野党候補者の得票となり、自公が惨敗した静岡県知事選に続き、東京でも与野党の大逆転が起こる可能性が極めて高い。新銀行東京の莫大な累積赤字を始め、石原慎太郎東京都知事が強引に推し進めて来たワンマン都政に対しても、都民の多くが不満を爆発させており、国政と都政の両方に対する有権者の怒りが、今回の高い投票率につながった。まだ投票に行っていない人は、午後8時まで受け付けているので、ぜひ投票所へと足を運び、「自分の1票がこの国を変えた」という実感を味わって欲しい。(2009年7月12日)


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