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2009.07.09

しょっぱい話

これほど来る日も来る日も妊娠ばっかしてると、サスガに酸っぱいものが食べたくなって来る‥‥じゃなくて、これほど来る日も来る日も蒸し暑い日が続くと、サスガにしょっぱいものが食べたくなって来る。あたしの場合、冷たく冷やしたトマトを切って、それにお塩をパラパラとかけて、キンキンに冷やした「のどごし生」と一緒にいただく、とか、茎をキレイに切り揃えた谷中ショウガに、塩分のシッカリした白味噌を添えて、キンキンに冷やした「のどごし生」と一緒にいただく、とか、粗塩でよく揉んだ枝豆を硬めにサッと茹でて、お塩をパラパラとかけて、キンキンに冷やした「のどごし生」と一緒にいただく、とか、トウモロコシを硬めに茹でて、お醤油を塗りながら網で焼いて、キンキンに冷やした「のどごし生」と一緒にいただく、とか、よく冷やしてからスティック状に切ったキュウリに、お醤油とお味噌の中間みたいな「醤(ひしお)」をつけて、キンキンに冷やした「のどごし生」と一緒にいただく、とか、皮ごと茹でたジャガイモに十字の切り込みを入れて、そこにイカの塩辛をドバッと乗せて、キンキンに冷やした「のどごし生」と一緒にいただく、とか‥‥って、ぜんぶ、キンキンに冷やした「のどごし生」のためじゃん!(笑)

 

ま、そんなこたー置いといて、焼き鳥とビールとか、鶏の唐揚げとビールとか、餃子とビールとか、いろんな人がいると思うけど、お肉を食べないあたしとしては、やっぱり、オツマミにパンチが足りない。お魚料理ならいいんだけど、お野菜をオツマミにすると、どうしてもパンチが足りない。まあ、ビールくらいならいいんだけど、焼酎のロックとか冷酒とかを飲む時には、イタリアンサラダなんかじゃ物足りない。だけど、ここで、お塩とかお味噌とかを登場させると、単なるトマトでも、単なるキュウリでも、パンチのある立派なオツマミになっちゃう。これこそが、お酒のオツマミの正統派ってことで、2008年4月23日の日記、「イカすオツマミ天国」にも書いたけど、オツマミのことを指す「肴(さかな)」って言葉は、もともとは、お酒を飲む時のお惣菜を意味する「酒菜(さかな)」って言葉で、この言葉が生まれた奈良時代には、お塩やお味噌のことを「酒菜」って呼んでたのだ。つまり、奈良時代の人たちは、酒井若菜のDVDを観ながらお酒を飲んでた‥‥じゃなくて、お塩やお味噌を舐めながらお酒を飲んでた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、あたしは、お塩やお味噌を舐めながら「のどごし生」を飲もうかとも思ったんだけど、それじゃ、あまりにも侘しいから、三本杉陸橋のとこのサミットに向かった。漢字も読めないバカが、国民の税金を何億円もドブに捨ててイタリアのサミットに行くよりも、あたしが、自分のお金を持って三本杉のサミットに行くほうが、よっぽど世の中のためだからだ‥‥なんてことも言ってみつつ、最大のお目当てだった枝豆は、安心して食べられるニポンのものは、ちょっとした大きさで500円前後もするし、恐くて口にできない中国やタイの冷凍モノでも300円前後もした。

 

そして、2番目のお目当てだったトマトも、美味しそうなのは3個で300円前後からと、ちょっと手が出ない。トウモロコシも1本200円近くもするし、谷中ショウガは100円だったけど、1本しか入ってなかった。まあ、1本が3つくらいになるけど、それでも、せめて2~3本は欲しい。結局、あたしの予算で何とかなるのは、キュウリとジャガイモくらいだった。でも、あたしの体は、どうしても「塩味」を要求してて、お味噌や塩辛の気分じゃなかった。

 

細かいことを言えば、キュウリにお味噌をつけないで、塩もみにするって手もあるし、ジャガイモにもお塩をつけて食べるって手もある。でも、キュウリの塩もみは、しょっぱすぎたら美味しくないから、お塩の量は適量にしなきゃなんない。茹でたジャガイモの場合なら、塩辛も一応は塩味みたいなもんだし、しょっぱいことはしょっぱい。でも、あたしは、もっと純粋なお塩のしょっぱさが欲しかった。だからって、茹でたジャガイモにお塩をかけても、味がワンパターン過ぎちゃって飽きて来そうだ。それに、オツマミに不可欠な「歯応え」がない。

 

で、あたしは、「しょっぱくて歯応えのあるもの」を探し、探し求めてぇ~えええ、1人、1人さまよえ~ば~、行けど切ない棚ばかり、ああああ~~長崎は~~今日も~~ダメだった~~って、ココは長崎屋じゃなくてサミットだった(笑)‥‥なんてのも織り込みつつ、ふと乾物コーナーの棚の下のほうを見たら、桃屋のビン詰がセールになってて、あたしの大好物の「ザーサイ」と「やわらかメンマ」が165円になってたのだ!

 

これを見た瞬間、あたしは、「これだ!」って思った。桃屋のザーサイなら、十分にしょっばいし、歯応えもあるし、オマケに辛い。これほど、今の気分にピッタリのオツマミは他にないだろう。それにしても、何でこんなに安くなってるんだろう? いつものスーパーなら、ふだんは220円くらいで、タマに安くなってても190円が関の山だ。それが、こともあろうに165円だなんて、あたしにとっては、午後2時からフィレオフィシュが100円になることよりも嬉しいよ。そう言えば、あたしは、桃屋のザーサイが大好きなのに、ここんとこ、半年くらい食べてなかった。それもこれも、すべては、都民から巻き上げた税金で豪遊を繰り返すワンダホーな都知事のオカゲで、東京が「世界一生活費の高い都市」に認定されちゃったからだ。

 

都心に行くと、単なる駐車場が、1ヶ月で12万円だの15万円だのは当たり前、狭い2部屋のマンションでも1ヶ月で25万円からスタートで、家賃の平均は35万円くらいだから、普通の人の月収だ。都心から離れた神奈川県との県境のあたしの地元でも、駅の近くの駐車場は1ヶ月5万円もする。家賃にしたって、あたしの地元の平均は、狭い1ルームで10万円前後、2Kだと15万円前後、2DKだと25万円から40万円、一番高いマンションは、パチンコ屋さんの並びに1ヶ月の家賃が200万円てとこもある。地方に住んでる人には冗談にしか聞こえないだろうけど、これが東京の現実だ。

 

だから、東京で人並みの生活をしようと思ったら、最低でも月に30万円以上は稼がないとやってけないし、それだって、収入の8割以上が家賃や光熱費なんかで消えちゃうから、爪に火を灯すようなギリギリの生活だ。もちろん、都心に出るのに時間の掛かる下町のほうへ行ったり、23区以外に行けば、風呂なしで5万円以下のアパートもあるし、もっと少ない収入でも生活できる地域もある。だけど、それは、地方在住の人が「東京」をイメージした場合の生活とはまったく違うものだ。周りは畑だらけだし、ガスもプロパンだし、ハッキリ言って、そのまま地方に住んでるのと大差ない。

 

‥‥そんなワケで、あたしが、1食の食費を100円以内に収めてる、とか、1日のオヤツ代は100円までにしてる、とか、ガスや水道を止められた、とか、原チャリの前輪がツルツルになったからウイリーで走ってる、とか書くと、何%かの人は、「どうせ大ゲサに言ってんだろう」って思うみたいだ。もちろん、「原チャリの前輪がツルツルになったからウイリーで走ってる」ってのは、話を面白くするために大ゲサに書いてるワケで、いくら「世田谷のアンジェリーナ・ジョリー」の名を欲しいままにしてるあたしでも、公道ではウイリーはしない。あたしがウイリーするのは、道交法が適用されない私道とか河川敷とかだけだ。

 

だけど、その他のことは、ぜんぶホントのことだ。1ヶ月の食費を1万円以下に抑えるために、1日300円、1食100円てのは、もう何年も続けてるし、今よりも生活が厳しかった時は、1日に1食、それも、オニギリ1個とか、缶ジュース1本とかでしのいだ時もあった。だから、少し生活がラクになった今でも、決してゼイタクはできない。年金を払うこともできないあたしは、自分の貯蓄だけで老後を生きてかなきゃなんないし、その前に、母さんのことがある。だから、それこそ、1円単位、10円単位で節約して生活してる。

 

それもこれも、すべてはコイズミによる社会的弱者をカタッパシから切り捨てた売国政策と、公私の区別もつけられない北朝鮮な都知事による福祉の切り捨てが原因だ。コイツラさえいなければ、あたしは、「たった1人の肉親である母さんと一緒に暮らす」っていう夢を5年前には叶えることができてたのだ。弟の七光で都知事のイスに居座り続けてる北朝鮮な都知事は、「お年寄りのシルバーパスの全面有料化」「寝たきり高齢者への老人福祉手当の段階的廃止」「障害者への医療費助成の縮小」「特別養護老人ホームへの補助を85%削減」「難病医療費助成の対象から慢性肝炎を除外」「盲導犬の飼育代の廃止」「盲ろう者のための通訳者養成講座の廃止」などを始めとして、次から次へとお年寄りや障害者への切り捨て政策を断行し続けて来た。もちろん、これは、北朝鮮な都知事が断行して来た数々の悪行の中のホンの一部だけど、この独裁者は、よほど障害者のことが嫌いらしい。

 

 

お名前:とみん
コメント:きっこさん、こんにちは。私は東京に住むHN「とみん」という者です。いつもブログを拝見させていただき、時には笑い、時には涙し、時には深く考えさせられたりしています。きっこさんに是非知っていただきたいことがあります。それは、障害児学校の「寄宿舎」という、障害や家族の諸事情のために通学が困難な子ども達の通学を保障するための施設の話です。寄宿舎は、その障害や社会環境の不備のために、学校と家の往復ばかりでなかなか社会経験や人との関わりが広がりにくい子ども達にとってかけがえのない場所です。東京都には、12校の障害児学校に寄宿舎が設置されていましたが、現在は9校、そして将来的には5校にまで減らす計画を石原都知事が出しています。今年度で、唯一の聴覚障害の「立川ろう学校」の寄宿舎が閉舎される予定です。寄宿舎を必要としているろう学校の生徒は、ナナナナナナナント!西から東のはずれの視覚障害の「葛飾盲学校」の寄宿舎に入舎することになる、というのです。8日に、それぞれの寄宿舎に入舎している子ども達の保護者が、東京都教育庁に「寄宿舎をなくさないで!」という悲痛な願いを要請に行きました。そこで、ろう学校に通わせている保護者が「聴覚障害の子どもと視覚障害の子どもが一緒にいて何かいいことがあるのか?」と教育庁の役人に尋ねたところ、担当者が「いろんな障害を持つ子と一緒に暮らす中で、いろんな交流やコミュニケーションを図ることがプラスになる」と回答しました。会場は失笑が漏れるどことかあふれ出し、その保護者が「方や手話でコミュニケーションを図ろうとしても、相手方はその手話を見ることができず、方や話しかけても、相手方はその声を聴くことができない。どうやってコミュニケーションを図れるのですか?そんなことが不可能なのは誰でもわかることですよ!」と返すと、その役人は、苦笑いをしながら「そういう難しい人間関係があるということが分かるだけでも大事だ」と、聴覚障害や視覚障害のある子ども達を持つ親の前で、堂々と言ってのけました。もはや怒りを通り越して呆れるばかりです。子どものための教育行政ではありません。仮にも「教育」という名の下で仕事をしている役人が、納税者たる保護者にデリカシーのかけらもない発言をするなんて…。石原都知事の偏った思想がこんなところにも浸透していて、もはや役に立つ「役人」ではなく、厄をまき散らす「厄人」としか言いようがありません。そうやって福祉や教育の予算がどんどん削られて、その予算が「東京にオリンピックを!」というくだらないポスターやチラシ、のぼりや横断幕に化けて街中にあふれているのを見ると誰のための都政で、誰のためのオリンピックなのか、訳が分からなくなります。石原都知事は、東京オリンピック招致の理由に「○兆円の経済効果があるから」と言ってますが、果たしてその○兆円の経済効果がどれだけガマンや負担を強いられている社会的弱者に還元されるのか…。おそらく、ほとんどが一部の大企業や「厄人」、政治家に分配されるだけでしょう。きっこさん、これからもお母様を大切に。ご自愛くださいませ。

 

 

‥‥そんなワケで、過去にも取り上げたけど、北朝鮮な都知事は、障害者のことがジャマでジャマで仕方ないと思ってるのだ。障害者など安楽死させればいいと思ってるのだ。自分の花道として招致したくてたまんないオリンピックに、パラリンピックがセットになってるから、今は大きな声では言わないように気をつけてるみたいだけど、この独裁者は、障害者など人間だとは思ってない。

 

1999年9月18日に、重度の知的障害者や身体障害者の施設、「府中療育センター」を視察した都知事は、視察後の会見で、知的障害者に対して、「ああいう人ってのは人格があるのかね?」ってノタマッたのだ。そして、早朝から深夜まで愛情を持って働いてる医療スタッフやボランティアに対して、「こんなこと(重度の知的障害者に対するケア)をやってるのは日本だけでしょうな。人から見たら(医療スタッフやボランティアを)素晴らしいと思うかも知れないが、おそらく西洋人なら(知的障害者など)切り捨てちゃうんじゃないかと思う」とまで言い放った。その上、重度の知的障害者は「安楽死」させたほうがいいって意味にも取れるような暴言まで吐いたため、記者から問い詰められたら、急に表現を車線変更して、「(重度の知的障害者を見たら)安楽死につなげて考える人もいるだろう、と言っただけで、安楽死させろと言ったわけじゃない!」って怒鳴り散らしたのだ。

 

これが、この男の本性だ。だからこそ、自分のバカ息子の三流絵描きには好きなだけ税金を使わせても、自分が強引に推し進めてる売国銀行には何百億円も補填しても、都民の7割が反対してるオリンピックなんかに4000億円も投入しても、わずか数億円の予算の障害者施設を次々と閉鎖させて来たのだ。わずか数十億円の障害者への医療費助成を削り続けて来たのだ。

 

年間にわずか60億円の生活保護家庭の母子加算を廃止して、その一方で117億円もかけてアニメの殿堂をおっ建てようとしてるフロッピー麻生と、まったくおんなじ脳みその構造だ。コイツラのカラッポのオツムの中には、都民や国民の生活のことなんて1ピコグラムもない。自分が一線を退いたあとに、銀座のクラブのお姉ちゃんたちに、「あの建物はオレが建てたんだよ」とか、「あのオリンピックはオレが招致したんだよ」って、得意満面に自慢したいだけなのだ。どこまで知能の低いゾウリムシどもなんだろう?

 

‥‥そんなワケで、毎晩のようにタイコモチどもを引き連れて、高級料亭だの高級フレンチだのに通いまくり、納税者から巻き上げた税金で何十万円もの豪遊を続けてる厚顔無恥な都知事には、220円の桃屋のザーサイが190円になってもガマンして、165円になって初めて買うことができる庶民の気持ちなんて、生まれてから一度だって想像したこともないだろう。だけど、こうした庶民の小さな1票が、たくさん集まって大きな元気玉になって、図に乗ってるお前に引導を渡してやるから、12日の都議選でイヤってほど思い知れ!‥‥だなんて、ザーサイよりもしょっぱいことを言ってみた今日この頃なのだ(笑)

 

 

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