仙台市長に奥山氏が当選
「仙台市長に奥山氏が当選」(世田谷通信)
26日に投開票された仙台市長選で、民主党や社民党が県連レベルで支援した無所属新人で前副市長の奥山恵美子氏(58)が初当選を果たした。政令指定都市、県庁所在地の市長に女性が就任するのは全国で初めてだ。衆院解散後の初の大型地方選挙となる今回の市長選では、自民、公明両党が支持していた現職の梅原克彦氏(55)に、タクシー券の不正利用問題が発覚し、出馬を断念した。そのため自民、公明両党は支持する候補者を絞ることができずに、与党と野党との対決の構図には至らなかった。しかし、明確な支持を表明した民主党や社民党に対して、候補者を絞ることもできなかった自民、公明両党の姿こそが、来たる8月30日に迫った衆院選の縮図のようにも思える。名古屋市長選、さいたま市長選、千葉市長選、静岡県知事選、東京都議選、そして今回の仙台市長選と、野党が大差で連戦連勝を続けている様子を見ると、国民の間には完全に政権交代への風が吹いているようだ。(2009年7月26日)
| 固定リンク