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2009.07.13

マジで政権交代する5秒前?

Ab2石原ジョンイル大将軍様の独裁政治に苦しみ続けて来た東京都民の皆さ~ん、心からおめでと~♪ そして、この国をマトモな国にするために、政権交代に期待してる全国の皆さ~ん、心からおめでと~♪‥‥ってワケで、今朝、早起きしたあたしは、1時間半ほど「ドラクエ9」をやってから、教会にお祈りに行って、それから、都議選の投票に行って来た。投票所の小学校は、正門の横に、高さが7~8メートルくらいありそうな高い金網のフェンスがあって、一番上まで、ムラサキ色の鮮やかなアサガオが何十って咲き誇ってた。

Ab4それから、あたしは、お仕事に行くまで、まだ時間がタップリとあったから、愛車のフェラーリF2004(ママチャリ)に乗って、母校の高校の様子を見に行った。ここも投票所になってるんだけど、駅前から高校にかけて、そこら中が再開発でメチャクチャにされてて、ホントに悲しくなった。学校から多摩川のほうを見ると、昔は視界の限りの広い青空が広がってのに、今は、地元で「フールズタワー(愚者の塔)」って呼ばれてるリバービューの高層マンションが住民たちの視界を遮ってる。お天気のいい日には、自宅の窓から富士山が見えてた多くの人たちが、今は、目障りな「フールズタワー」に視界を遮られて、富士山の姿を楽しむことができなくなった。

自民党の癒着議員どもと、東急グループの守銭奴どもがグルになって、再開発という名の自然破壊行為を炸裂させるために、何代にも渡って商店を営んで来た地元の人たちが、カタッパシから立ち退きに遭った。あたしが中学生の時、母さんが時々買って来てくれた安くて美味しいケーキ屋さんも、みんなに愛されてた定食屋さんも、高校時代から通ってたおそば屋さんも、すごくやさしいおじいちゃんがやってたうなぎ屋さんも、地元の人たちの憩いの場だった焼き鳥屋さんも、他にもたくさんの歴史ある商店が、カタッパシから立ち退きに遭った。

自民党の茶坊主、そのまんま東は、「宮崎を土建化せんといかん!」て叫んでマンマと県知事になったみたいだけど、土建屋と暴力団と自民党による「悪魔のトライアングル」は、宮崎県だけじゃなく、あたしの地元のニコタマでも、容赦ない破壊活動を繰り広げてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしが2ヶ所の投票所を見た限りだと、いつもの「人がポツポツ」って感じじゃなくて、朝イチだってのに、ずいぶん活気があった。それで、あたしは、「こりゃあ、投票率が伸びて、自民党が惨敗しそうだな~♪」って、朝からアサガオ‥‥じゃなくて、朝からスガシカオ‥‥じゃなくて、朝からスガスガシイ気分になった。「水戸黄門」にしても、「遠山の金さん」にしても、どんなにマンネリと言われようが、一番気分がいいのは、越後屋と癒着してた悪代官がひれ伏すシーンで、アレを見るたびに、あたしは、現実の世界にも黄門さまや金さんがいてくれたらな~って思い続けて来た。

だけど、現実の世界では、経団連の守銭奴どもと癒着した自民党の悪代官どもは、ナンでもカンでもやりたい放題。いつか正義の味方が現われて、悪行三昧を続けて来た自民党に天罰を食らわせてくれるなんて、そんなの、夢の中だけの話だった。だって、現実の世界で自民党に天罰を食らわせられるのって、あたしたち有権者の「1票」だけだったからだ。そして、大企業からワイロをタンマリともらって、政治資金だけはどこにも負けない自民党は、「自分の脳みそでモノゴトの良し悪しを判断することができないB層の有権者どもを言葉巧みに騙す」っていう卑劣な手段を使って、長年、政権を維持し続けて来た。

そして、史上最悪の売国奴、コイズミが登場して、ニポン人の財産をアメリカへと献上し始めたころから、B層の中でも、ちょっとはマシな人たちが、「自民党はおかしいぞ?」って気づき始めて来た。2002年、コイズミは、「いざなみ景気」っていう虚構の好景気を演出して、「景気は回復した!」って叫び続けた。だけど、サラリーマンはどんどんリストラされ、リストラを免れた人たちもお給料は大幅カットでボーナスはゼロ。中小企業はバタバタと倒産し続け、生活苦による一家心中が全国で相次ぎ、戦後最大の「第三次自殺ブーム」が巻き起こった。それでも、コイズミは、この状況を「好景気」と断言し続け、その裏で、福祉を始めとした予算を次々とカットし続けた。

そんなコイズミの化けの皮がはがれ始めたのが、2005年の7月、前回の都議選だった。このころには、B層の中でも半分くらいの人たちが「コイズミは口先だけのペテン師だ」ってことに気づき始めてたから、民主党は大きく議席を伸ばし、東京の第二党に躍進した。それまでは、自民党、ナンミョ~党、民主党の順番だったけど、民主党が34議席を勝ち取り、第二党になったのだ。そして、コイズミのペテンがバレ始めてた自民党は、それまでの53議席から、5議席を失い、48議席にとどまった。これが、前回の都議選だ。

Ab5だけど、生まれながらのペテン師、コイズミは、この2ヶ月後、イチかバチかの大勝負に出た。そう、郵政解散だ。半数くらいの国民に、今までついて来た大ウソがバレ始めてたコイズミは、このままじゃ自民党がヤバイと思い、自民党を救うために、「オレが自民党をぶっ壊す!」って叫んだのだ。「反自民」の国民が増えて来て、このままじゃ自民党が危ないって思ったからこそ、あえて国民の側に立ったフリをして、「郵政民営化に賛成か?反対か?」って連呼して、またまた自分の脳みそでモノゴトの良し悪しを判断することができないB層の有権者たちを騙したってワケだ。

その結果は、皆さん、ご存知の通り、コイズミ自民党は歴史的な大勝利を収め、「小泉チルドレン」ていう国会の生ゴミを大量に生み出したのだ。当時、この選挙結果に対して、精神科医の香山リカさんは、「精神科医としての立場から言うと、さんざん苦しめられて来た国民たちが、小泉さんから有無を言わさずに○か×かと問われて、何も分からないままに○のほうに投票してしまった結果だ」って分析してた。そして、自民党に投票した多くの国民が、自分の判断が間違ってたってことに気づいたのは、それから1年後、「自民党をぶっ壊す!」って叫んでたコイズミが、実は自民党じゃなくて「国民の生活」をぶっ壊したってことに気づいた時だった。

‥‥そんなワケで、7月に都議選があって、そこでは民主党が躍進したものの、今一歩、自民党には届かず、その2ヶ月後の衆院選で、多くの有権者がコイズミのペテンに騙されて、自民党が大勝利しちゃった‥‥っていう2005年の思い出話はココまでにしといて、さて、今日の都議選で、民主党が大勝利したワケだから、次に考えられるのは、自民党内の「麻生おろし」の大合唱にブチ切れたフロッピー麻生が、「オレが自民党をぶっ壊す!」って叫んで解散しちゃうことだ。

そうなってくれたら、去年の9月から、ずっと総選挙の「オアズケ」を食らったままの国民としては、こんなに嬉しいことはない。だけど、残念ながら、史上最低の無能総理、フロッピー麻生には、解散する権限なんてない。だって、総理大臣でありながら、内閣の人事の権限すらないんだから、解散なんてできるワケがない。国内じゃ小学生からもバカにされ、自民党の中じゃお荷物扱い、今回の都議選でも8割以上の自民党候補から「応援に来ないで欲しい」って言われ、サミットに行けば各国の首脳全員からシカト‥‥って、ボーフラにも劣る無能ぶりをイカンなく発揮してるフロッピー麻生だから、去年の就任後、すぐに解散してるのが、一番ボロが出なくて良かったってワケだ。

そして、これほど無能なフロッピー麻生よりも、さらに知能が低いのが、自民党の幹事長の細田博之と、官房長官の河村建夫、この「ハ虫類コンビ」だ。2人とも、気持ち悪いトカゲみたいな顔をして、口から出て来るのは、先が2つに割れた舌‥‥じゃなくて、民主党の悪口ばかり。今は、口をひらけば鳩山由紀夫の献金問題ばっか繰り返してるけど、国民のほとんどが、もうウンザリしてることに、どうして気がつかないんだろう? たとえば、企業献金を1円たりとも受け取ってないオムライス党(社民党)みたいな清廉潔白な政党が、小沢一郎や鳩山由紀夫のことを批判するのなら、まだ国民は納得するだろう。だけど、民主党の何万倍も企業からの迂回献金にドップリと漬かってるドス黒い自民党なんかが批判したって、国民のほとんどは、「お前が言うな!」って思ってる。

細田博之なんて、自分の運転手を受け皿にして、何年間にも渡って「日本道路興運」から3000万円を超える闇献金を受け取ってたし、「道路運送経営研究会」からも違法献金を受け取ってる。これらは、小沢一郎や鳩山由紀夫なんかの「記載の問題」とはぜんぜん違って、どんな形でも受け取ること自体が禁止されてる違法献金なのだ。それなのに、よくもまあ、人のことが言えるもんだよ。細田博之みたいな違法献金野郎が、小沢一郎や鳩山由紀夫のことを批判するなんて、ハッキリ言って、凶悪な強盗殺人犯が、100円のパンを1個だけ万引きした中学生に説教してるようなもんだ。

つーか、それ以前に、もうウンザリなんだよね。自民党にしても、民主党にしても、こんなどうでもいい、お前らの内輪の献金問題なんかで、足の引っ張り合いをしてる醜態を見せられることが。あたしら国民は、アベシンゾーが総理大臣の時に、「ワタクチの内閣で、最後の1人まで、最後の1円まで、必ずお調べして国民の皆さまにお支払いすることをお約束いたちまつ!」って公約に掲げたのにも関わらず、「最初の1人」すら調べないまま丸投げして、もう3年も経つのに、まだぜんぜん解決してない「年金問題」を始めとして、「後期高齢者医療制度」だの、「障害者自立支援法」だの、「生活保護家庭への老齢加算や母子加算の廃止」だの、今すぐに見直してもらわないと困る「コイズミ改革の負の遺産」がマウンテンなんだよね。

だから、国民としては、1分1秒でも早く、こうした累積してる問題に対する対応策を示してもらって、1分1秒でも早く、総選挙をやって欲しいんだよね。ペテン師のコイズミの次は、大ウソつきのアベシンゾー、その次は他人事のフクダちゃん、その次はマンガしか読まないフロッピー麻生って、どんどん劣化してくのもお笑いだけど、ガスが無くなったら新しいのに替える100円ライターじゃあるまいし、1年おきに看板を掛け替えるなんて、どんだけ国民をバカにすれば気が済むんだろう? たとえ、1年おきに総理大臣が代わったとしても、その都度、ちゃんと選挙をして国民の信を得てるんなら構わないけど、何年間も一度も選挙をやらずに、ただ単にバカからバカへ総理大臣のイスをバトンタッチしてるだけって、アホか?

今日の都議選には、こうした自民党のやり方に堪忍袋の緒が切れた多くの人たちが参加したワケで、その結果が、前回よりも10ポイントも高い投票率だった。これは、1993年以降の16年間で、最高の投票率だった。そして、その結果と言えば、絵に描いたような民主党の大勝利だった。7ヶ所ある「1人区」では、今まではそのうちの5ヶ所が自民党だったのに、昭和34年からずっと自民党が支配してた青梅市を始め、千代田区や中央区など、長年、自民党の独壇場だった選挙区で、軒並み、民主党が勝利を収めた。7ヶ所のうち6ヶ所で民主党が勝ち、自民党の地盤を奪ったのだ。結局、34議席から54議席へと大躍進した民主党に対して、48議席から38議席へと急落した自民党ってワケで、これが、コイズミ、アベシンゾー、フクダちゃん、フロッピー麻生、そして、石原慎太郎に対する、あたしたち東京都民の総意ってことだ!

Ab3‥‥そんなワケで、最後に、あたしの住んでる世田谷区の結果についてリトル詳しく書くけど、世田谷区では、定数8に対して、11人が立候補してて、そのうちの3人が自民党、3人が民主党だった。だから、自民党を3人落選させられたらサイコーだったんだけど、この中の1人は、東京オリンピック招致委員会で副委員長をしてるクソ野郎で、石原ジョンイルがテコ入れしてて、何とか当選しちゃった。だけど、残りの2人は、ミゴトに落選させることができたのだ。一方、民主党はと言えば、関口太一さん、山口拓さん、花輪智史さんの3候補が、得票数でも1位、2位、3位を独占した。そして、あたしが「命の1票」を投じた東京生活者ネットワークの西崎光子さんも、ミゴトに当選した。あたしは、民主党の3人は、ほっといても当選することが分かってたから、あたしの支持政党であるオムライス党が推薦してた西崎光子さんに、貴重な1票を投じたのだ。西崎光子さんの集めた28577票のうちの1票は、あたしの「石原独裁から都民の手に都政を取り戻して欲しい!」っていう願いが込められてる。だから、西崎光子さん、あたしの1票をムダにしないように、まずは東京オリンピックっていう莫大な税金のムダづかいを絶対に阻止してください!‥‥って、最後に念を押してみた今日この頃なのだ(笑)


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