石原都知事、職務より自公候補の応援を優先
「石原都知事、職務より自公候補の応援を優先」(世田谷通信)
東京都議選も中盤を迎えたが、石原慎太郎東京都知事は職務を後回しにして自民党候補者と公明党候補者の応援演説に駆けまわっているため、都庁には定例記者会見がある金曜日だけしか登庁していないことが分かった。5日は自民党の5候補、6日は自民党の3候補と公明党の1候補、7日は自民党の7候補と、本来の都知事としての職務を後回しにして与党候補者の応援演説に駆けまわっているのは、都民の声を無視して強引に推し進めて来た新銀行東京の1500億円を超える莫大な累積赤字の問題や、都民の7割が反対している東京オリンピックの招致など、石原独裁都政に反対している野党の力を封じ込めることが目的だと思われる。本来の職務を後回しにしてまで与党候補者の応援演説に駆けまわる石原都知事に対して、東京都の有権者からは「公私混同もはなはだしい」との声が相次いでいる。一方、都民の声など気にもかけない様子の石原都知事は、8日と9日も自民党と公明党の10候補の応援に駆けまわる予定だが、これで与党の候補者が大敗すれば、自公政権だけでなく、石原都知事もNOを突きつけられた形になるだろう。(2009年7月7日)
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