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2009.07.24

麻生首相が山口の豪雨災害を政治利用

「麻生首相が山口の豪雨災害を政治利用」(世田谷通信)

精力的に遊説を続けている民主党の鳩山由紀夫代表とは正反対に、どこからもお呼びが掛からずに経団連などの団体まわりで面目を保っている麻生太郎首相だが、26日に、豪雨災害で多数の死者が出ている山口県へ視察に向かい、災害を利用して支持率を上げる作戦に出ることが分かった。23日、テレビ朝日の「スーパーモーニング」で、小泉純一郎元総理の首席秘書官だった飯島勲氏と作家の大下英治氏の対談が放送されたが、この対談の中で大下氏から「もし飯島さんが麻生総理を演出するとしたら?」と質問された飯島氏は「今、山口県で大変な大雨被害が出ている。選挙は二の次にして防災服を着て関係閣僚を連れて現地へ行き、安心しろ全部支援する、とやる。これがまつりごとだ」と、多数の死者が出た災害を自身の支持率アップに利用するのが政治家だと発言した。この番組を見ていた自民党の選対本部は、すぐに麻生首相に指示を出し、日程を調整し、26日に山口入りする予定を立てた。これは日曜日に現地入りをすれば、翌月曜日のテレビや新聞で大きく取り上げられるということを計算した上での日程で、現地で困っている人たちの感覚とはかけ離れている。本当に被災者のことを思っていたのであれば、組織票の取りまとめに奔走するよりも先に山口入りすべきであり、飯島氏の発言を聞いてからの後手後手のアピールが、果たして有権者の心に届くのであろうか。多数の死者が出た大災害までも選挙に利用するというなりふりかまわぬ最低の行為に、国民の批判が集中することは避けられないだろう。(2009年7月24日)


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