自由無責任党の懲りない面々
民主党のマニフェストに対して、いっせいにケチをつけ始めた自民党の懲りない面々を見てると、あまりにもおかしくて、飲んでたワカメのお味噌汁を噴き出しちゃった上に、ワカメが前歯にくっついてお歯黒みたいになっちゃったよ。だって、あの、3日ごとに言うことが変わるブレまくりのフロッピー麻生が、言うにことかいて、人のことを「ブレてる」とかノタマッちゃってるんだもん。このままのイキオイで言ったら、漢字の読み間違いをしても、フロッピー麻生から注意されちゃうかもね。歴代の自民党バカ総理の中で、「自分のことを棚に上げる」ってことをここまでミゴトに演じてくれたのは、アトにもサキにもフロッピー麻生がナンバーワンだろう。ホントに、どの口がそんなセリフを言ってるのかと思ってテレビのほうを見てみたら、いつものヒョットコみたいな口が、いつも以上にひん曲がってたよ。まるでキュウスだね。ついでに食後のお茶でもいれてくれよ(笑)
さらには、違法献金でオナジミの細田博之とか、違法献金でオナジミの甘利明とか、違法献金でオナジミの与謝野馨とかが、バカのひとつ覚えみたいに「財源は?」って合唱してたけど、これまた、よくもまあ言えたもんだよね。だって、自民党は、コイズミからフロッピー麻生までのわずか8年で、この国の借金を300兆円も増やしちゃったんだよ。それこそ財源もないのに、やれ景気対策だ、やれ公共事業の前倒しだって言って、癒着してる官僚や天下りや企業を太らせるために、ムダな道路やダムや箱モノを造り続けて、赤字が出るたびに湯水のごとく国債を発行して、毎年毎年、何十兆円もの借金を積み重ねて来て、わずか8年で国の借金を2倍近くに膨れ上がらせちゃったんだよ。
全国の生まれたばかりの赤ちゃんから寝たきりのお年寄りまで、すべての国民が1人あたり700万円とも800万円とも言われてる莫大な借金を背負わされたのは、すべて、財源を考えずに借金を重ねて来た自公政権の「サラ金政策」が原因なのに、これほどムダづかいを続けて来たヤツラが、よくもまあ人に向かって「財源は?」だなんて言えるよね。たとえば、民主党が政権をとってから、何の改革もやらずに、16兆円すべてを国の借金でまかなったとしても、それでも、毎年毎年30兆円以上もの借金を積み重ねて来た、これまでの自公政権と比べたら、あたしたち国民が背負わされる借金は半分で済む今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、民主党のマニフェストに対して、あまりにも見苦しい自民党の懲りない面々の難癖のつけ方だけど、ブレまくりのフロッピー麻生が「ブレてる」って言ったのに続いて、あたしが、もう一度、お味噌汁を噴き出しちゃったのが、アムウェイの広告塔でオナジミの野田聖子が、民主党のマニフェストに対して、「甘い言葉には裏がある」って批判したことだ。マルチ商法の広告塔をつとめながら消費者行政担当相をやってるだけでも噴飯モノなのに、まさかマルチ商法の広告塔の口から「甘い言葉には裏がある」なんてセリフが飛び出すとは、これまた、自分のことを棚に上げるにも保土ヶ谷バイパスだと思った。
アムウェイは、全国に数々あるマルチの中で、年間のクレーム数がダントツで、国民消費者センターには、毎年何千件ものクレームが被害者たちから寄せられてる。だけど、野田聖子は、国会で何度も何度もマルチ商法を擁護する発言を続けて来た。それもこれも、マルチ商法を取り締まる法律が作られちゃったら、自分がパーティー券を買ってもらったりしてるスポンサーのアムウェイがニポンで荒稼ぎできなくなっちゃうからだ。そして、このことを野党から追及された野田聖子は、「アムウェイが私のパーティー券を買っていたとは知らなかった」ってスットボケたんだよね。だけど、野田聖子って、何かあるたびにアムウェイ関連の施設を利用してる上に、2005年の10月にアムウェイ・コーポレーション会長のスティーブ・ヴァンアンデルが来日した時なんか、何人ものアムウェイの役員を引き連れて、わざわざ野田聖子のとこに表敬訪問してるんだよね。
アムウェイの会長がジキジキに表敬訪問し、アムウェイ関連の施設を利用しまくり、アムウェイにパーティー券を買ってもらってる上に、国会でマルチ商法を擁護する発言を繰り返して来た野田聖子なんかに、消費者行政担当相をやらせてるだけでも泥棒に金庫番をさせてるようなものなのに、こんなペテン師の手先みたいなバカ女が、民主党のマニフェストに対して「甘い言葉には裏がある」だなんて、そのセリフ、全国に数え切れないほどいるマルチ商法の被害者たちにこそ言うべきセリフなんじゃないの?‥‥って思う。
そう言えば、自民党には、自らがアムウェイのダイヤモンド・ディストリビューターになり、「吉田ダイヤモンドグループ」っていう自分のマルチ組織まで作り、荒稼ぎしてる吉田六左エ門ていう議員もいるし、フロッピー麻生の個人事務所の中にも、アムウェイの高額な空気清浄機を始め、数々のアムウェイ商品が並んでるんだよね。ま、総裁から下々の議員に至るまで、これほどマルチと癒着してれば、サスガに自民党はマルチを取り締まる法案なんて提出できないワケだし、「マルチに騙される国民はバカなだけ。オレ様たち雲の上の人間は、マルチと組んで甘い汁を吸うだけさ」なんてセリフが、あのキュウスみたいな口から聞こえて来そうだ。
‥‥そんなワケで、民主党のマニフェストに対して、ブレまくりのフロッピー麻生が「ブレてる」と言い、アムウェイの広告塔の野田聖子が「甘い言葉には裏がある」と言い、財源も考えずに毎年30兆円以上ものバラマキを続けて来た自民党の面々が「財源はどうする」「バラマキだ」と言い、あまりにもワンダホーな「自分のことは棚の上」を披露してるワケだけど、こうした文句の内容以前に、あたしが何よりもふざけてると思うのは、未だに自分たちのマニフェストも発表できないぶんざいで、他党のマニフェストにケチをつけてる点だ。
対抗する政党のマニフェストにケチをつけるのはいいけど、それは、自分たちもマニフェストを出して、おんなじ土俵に上ってからの話だろう。今の自民党がやってることは、マワシをしめて土俵に上がってる鳩山由紀夫を始めとした民主党の議員たちに対して、まだマワシもしめられずにオロオロしてる自民党の議員たちが、土俵の下から野次を飛ばしてるってだけだからだ。これほどヒキョ~なことはないし、これほどみっともないことはない。こうした自民党の懲りない面々の見苦しい態度に対して、鳩山由紀夫は「後出しじゃんけんで勝とうと思う根性は好ましくない」って批判したけど、ホント、その通りだと思う。
だいたいからして、自民党は、自分のほうから「政策で勝負だ」とかって言っときながら、党内が完全にバラバラで、いつまでもマニフェストを1本化することができずに、ここまで引き延ばしになったんだよね。だから、今週末にようやく発表されるマニフェストにしたって、こないだの衆参両院懇談会の茶番劇みたいに、不満を持ってる議員がたくさんいる状況で、ムリヤリに1本化したものになることウケアイだ。つまりは、自民党のマニフェストを掲げて出馬する候補者の多くが、そのマニフェストに賛同してないっていう「党内ねじれ現象」が起こっちゃうってワケだ。フクダちゃんにしても、フロッピー麻生にしても、衆院と参院とで与野党が逆転してる「ねじれ現象」に苦しめられて追い込まれて来たし、「参院選の結果」という国民の総意に対して文句を言い続けて来た。だけど、今、その「ねじれ現象」が、沈没して行く自民党丸の中で起こってるのだ!のだ!のだ!野田聖子!(笑)
‥‥そんなワケで、重要な予算委員会で、鼻の穴をおっぴろげて爆睡してるようなバカ女のことは置いといて、民主党の鳩山由紀夫は、もしも政権交代が実現した場合には、公約を守れなかったら責任をとって政治家を辞職するって断言した。あたしは、この言葉ひとつで、説得力は十分だと思った。だって、今までの自民党の総理大臣の中で、公約を守らなかった責任をとって辞任した人間なんて1人もいないからだ。それどころか、自分が掲げた公約を1つも守らなかったことに対して、ヘラヘラと笑いながら「公約を守らないことくらい別に大したことじゃないでしょう」ってノタマッたコイズミしかり、ニヤニヤと笑いながら「公約違反というほど大ゲサなものかな?」ってノタマッたフクダちゃんしかり、自民党の懲りない面々は、「公約」ってものに対する責任感が皆無なのだ。
それどころか、アベシンゾーやフクダちゃんのように、たった1年で何もしないまま政権を丸投げしたような無責任のカタマリが、未だに当たり前のように国会議員をやってて、あたしたちの税金の中から何千万円もの収入を得てることが信じられない。アベシンゾーに至っては、また総理大臣を目指すとか抜かしてるんだから、何をかいわんやだ。あれほどの醜態を晒した上に、自分のワガママで1ヶ月以上も国会を空転させて、100億円以上もの税金をドブに捨てておきながら、未だに国民にヒトコトの謝罪もしてないクセに、いったいどのオチョボグチが「もう一度、総理を」だなんて言わせてんだろう?
鳩山由紀夫は、「一度、総理大臣を経験した国会議員は、総理大臣を辞めたあとは議員辞職すべきだ」って言って、自分もそのつもりだって言った。これは、モリヨシローやコイズミのような総理経験者が、いつまでも党内に居座って幅を効かせ、陰で現在の総理や内閣を操ることを避けるためで、「まずは政権与党の中をクリーンにすべき」っていう国民の声に応えた発言だろう。だいたいからして、モリヨシローって、フロッピー麻生にも負けず劣らずの失言キングで、口をひらくたびに支持率が下がりまくり、誰からも相手にされなくなって総理大臣を辞めたのに、これほど国民から批判されてる大バカが、未だに自民党内だけで大きな力を持ってて、現内閣の人事にまで口出ししてるってことがおかしいんだよね。
たとえば、今度の選挙で、100年に一度のミゾウユウの奇跡でも起こって、自民党が政権を維持したとする。そうすると、国民は「麻生内閣」を支持したことになるけど、その実権を握ってるのは、今までとおんなじにモリヨシローなのだ。つまり、自民党に投票した人たちは、モリヨシローに投票したことになる。これじゃあ、誰が総理大臣になろうと、実権は変わらないんだから、あたしたちの生活は何ひとつ変わらない。これからの4年間も、これまで通りに、官僚や天下り、一部のお金持ちや大企業だけを優遇し、9割以上の国民が、その尻拭いをさせられる悪政が続いてくってワケだ。
25日の日記、「自民党のマニフェスト詐欺に注意せよ!」に詳しく書いたけど、自民党がこれまで選挙のたびに発表して来たマニフェストなんて、すべては有権者を騙すためのエサであり、選挙が終わり自民党政権が続いたあとには、マニフェストの9割以上は無視されて来た。そして、歴代の総理大臣は、何の責任もとらずに、涼しい顔をして来た。コイズミのように「公約を守らないことくらい別に大したことじゃないでしょう」ってアジのヒラキナオリを炸裂させた恥知らずもいれば、アベシンゾーのようにコソコソと逃げ回って未だに説明も謝罪もしてないヒキョ~者もいる。
‥‥そんなワケで、こうしたこれまでの自民党のお家芸を見れ来れば、今回のマニフェストにしたって、自民党は実行する気なんてサラサラなくて、ただ単に国民にウケることだけを列挙しといて、選挙が終わったらスットボケルに決まってる。だからこそ、フロッピー麻生は、「命をかけて選挙戦を戦う!」とは言っても、決して自分の進退に関することには言及してないのだ。ホントに命をかけて戦う気があるのなら、「選挙に負けたら議員を辞職する!」くらいのことを言うべきだろう。そうすれば、バラバラの党内をもう少しはマトメることもできただろうけど、腰抜けのフロッピー麻生には、そんな根性もない。一方、鳩山由紀夫は、「政権交代が実現しても、公約を守れなかったら議員を辞職する」って断言したのだ。つまり、選挙に勝ったとしても、国民に約束した公約が守れなかったら、その責任をとるって言ったのだ。自らの政治生命をかけたこの言葉は、何よりも重いと思う。自民党のアオブダイ、こと、石破茂は、民主党のマニフェストに対して「できもしないこと」って批判したけど、これまでの自民党のマニフェストは、「できもしないこと」どころか、有権者を騙すために「やる気もないこと」を列挙しただけのものだった。歴代の総理大臣の誰1人として、公約を守らなかったことに対して責任をとって来なかった事実こそが、自民党のマニフェストが「絵に描いたモチ」であること、そして、自民党という政党が有権者をバカにはしまくってることを証明してるだろう。つまり、今回の選挙は、「マニフェスト対決」でも「政策対決」でもなくて、与党と野党のどちらが「国民に対して責任をとれるのか」っていう「責任対決」だと思う今日この頃なのだ。
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