小泉ジュニアが苦しい釈明
「小泉ジュニアが苦しい釈明」(世田谷通信)
神奈川11区から、小泉純一郎元首相の後を継いで衆院選に出馬する次男、小泉進次郎氏(28)が、5月24日に横須賀市内で行われたお祭りで、民主党から出馬する横粂勝仁(よこくめ かつひと)氏(27)から求められた握手を無視して立ち去る場面を撮影した映像がYOU TUBEにアップされ、わずか2カ月間で40万回近くも閲覧され、3000件にも及ぶコメントがつけられている。コメントの9割以上は「最低、七光りの上に傲慢とは」「よく恥ずかしげもなく立候補できますね」「親が馬鹿なら子は手のつけようがない馬鹿としか言いようが無い」「世間知らずの坊っちゃん」「こんな奴ばっかだから2世は馬鹿だって言われるんだろうね」「これで当選したらこの選挙区の有権者は無能です」「人を虫けらのように思うのは父親譲りだな」「こんな態度でもチヤホヤされるのが世襲制ということなんだろか」など、小泉進次郎氏の傲慢な態度を批判する意見ばかりだが、この問題に対して沈黙を続けて来た小泉進次郎氏が、初めて産経新聞の取材に応じ、「(対立候補よりも)有権者とふれ合いたかった。ひんしゅくを買ったとしたら大変残念です」などと苦しい釈明をした。しかし映像を観れば分かるように、横粂勝仁氏は小泉進次郎氏の活動のじゃまにならないように離れた場所でずっと待っており、その前を小泉進次郎氏が通り過ぎる時に手を差し出している。ここで握手をしても、小泉進次郎氏が有権者とふれ合うことの妨げにはならない。トラック運転手の息子として生まれ、東大法学部へ入り、卒業した年に司法試験に合格して弁護士になった努力家の横粂勝仁氏は、「日本を変えていく20代として握手をしたかったのですが、(無視されたのは)残念でした。(小泉進次郎氏が自民党の)古い体質を受け継がれているのならば、一緒に日本を変えるのではなく、(小泉進次郎氏も)変えていかなくてはいけない対象である、そう思いましたね」とコメントした。(2009年7月28日)
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