仰天!小池百合子氏が幸福実現党と共闘宣言
「仰天!小池百合子氏が幸福実現党と共闘宣言」(世田谷通信)
8月30日に迫った衆院選に向けて、自民党の候補者の多くが党とは別の独自のマニフェストを掲げたり、自民党を離党として無所属での立候補を模索したりと自分の保身に懸命になっているが、東京10区から出馬する自民党の小池百合子氏(57)は、民主党の候補、江端貴子氏(49)に大きく水をあけられていることを懸念してか、こともあろうに幸福実現党の泉聡彦氏(38)との共闘を宣言して周囲を驚かせた。自民党の小池百合子氏と幸福実現党の泉聡彦氏は、公示日を控えた前日の17日、2人そろって池袋で街頭演説をし、小池百合子氏は「今後は幸福実現党と拉致問題についてしっかりと協力していきます」と力強く語った。それを受けた泉聡彦氏も「北朝鮮にレンジャー部隊を送り込み、金正日を拘束して東京で裁判にかける」と応え、今後の共闘を宣言した。また泉聡彦氏は、幸福実現党の比例東京ブロックで出馬するドクター中松氏の「ミサイルUターン技術(北朝鮮から日本に向けて発射されたミサイルをUターンさせて北朝鮮を爆破させる発明)」について熱く語り、「小池さんはミサイルUターン技術にも理解を示されております」と続け、集まった聴衆や取材陣を驚かせた。幸福実現党の母体は新興宗教の「幸福の科学」であり、自民党と連立を組む公明党の母体である「創価学会」とは政治的主張も正反対で敵対した関係にある。その幸福実現党と共闘するということは、小池氏は公明党の選挙協力を自ら切り捨てたということであり、この判断が吉と出るか凶と出るかは東京10区の有権者の良識に委ねられた。(2009年8月18日)
| 固定リンク