麻生首相は長崎に来るな!と被爆者らが激怒
「麻生首相は長崎に来るな!と被爆者らが激怒」(世田谷通信)
麻生太郎首相は、8月6日の広島での「平和祈念式典」において「私は改めて日本が今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申し上げます」と事務方の用意した原稿を棒読みしたが、その直後の会見では主張を一転させ「日本はアメリカの核の傘が必要だ」という自論を展開した。この発言に対して、9日に「平和祈念式典」を迎える長崎の被爆者団体などから「麻生首相は長崎に来るな!」「麻生首相は二枚舌だ!」「原爆が投下された日に投下された場所で口にする発言か?デリカシーのかけらもない!」など多くの批判の声があがっている。現在も被曝の後遺症に苦しむ長崎市のAさん(76)は「麻生首相はこれまでも日本の核武装を推進する発言を繰り返して来たが、このような認識の首相には式典に出席する資格はない」と憤慨していた。長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄会長は「アメリカでオバマ大統領が誕生し、核兵器廃絶への機運と期待が高まっている時に、被爆国の総理大臣が流れに逆行する発言をしたことは理解できず、強く抗議したい。核兵器と人類は共存できず、そのような考えなら長崎の式典には来るなと言いたい」と厳しく批判した。また長崎県被爆者手帳友愛会の中島正徳会長は「式典では『核兵器の廃絶を目指す』といいことを言って、会見ではまったく違う内容を言った。いくらそう思っていたとしても、人の心があれば8月6日に広島でする発言ではないはず。まったく被爆者をバカにしている。絶対に撤回を求めたい」と強く批判した。長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は「長崎原爆の日に麻生総理大臣と被爆者5団体が会うことになっているが、このまま会っていいのかどうか、ほかの被爆者団体と相談したい。会う場合には、総理の発言はどちらが本心なのかを聞き、アメリカの核の傘が必要だという発言の撤回を求めたい」とコメントした。(2009年8月7日)
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