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2009.09.17

岡田外相が普天間問題を見直すと明言

「岡田外相が普天間問題を見直すと明言」(世田谷通信)

昨日発足した鳩山内閣の岡田克也外務相は、17日、外務省での就任会見において、沖縄県の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題が、地域住民の理解を得ないまま強引に進められて来たことに対し、「このまま現状を放置しておけば既成事実がどんどん積み重なっていく。議論を急がなければならない」と述べ、早急に見直しが必要であること、年内にも着手することなどを明言した。同時に見直しを求められている日米地位協定の問題もあるが、岡田外相は「地位協定の見直しは急がずにじっくりと取り組むべき案件であり、何よりも普天間の問題を優先する」との趣旨の発言をした。8月30日の衆院選では、沖縄県の4選挙区すべてで、米軍基地に反対している民主党、社民党、国民新党の候補者が当選し、基地推進派の自民党候補者は全員が落選している。今回の岡田外相の発言は、こうした選挙の結果を沖縄の民意として受け取ったものであり、また、普天間飛行場の移設に強く反対し続けて来た社民党の意向を汲んだものと思われる。国民の大きな期待を背負った新政権が、自公政権では決して叶わなかった平和への一歩を早くも踏み出してくれたようだ。(2009年9月17日)


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