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2009.10.09

新たなる旅の始まり

8ヶ月にも渡った「四国一周ブログ旅」が終わり、間髪入れずに先週からスタートした「目指せ!鹿児島 西日本横断ブログ旅」だけど、先週の放送は、新しい旅の新ルールを説明したりとかで、ぜんぜん進まずに終わった。サイコロに関しては、「1」が出たら全額没収、「2」が出たらコメント数×0.1円、「3~5」が出たらコメント数×1円、「6」が出たらコメント数×10円‥‥て部分は変わらないけど、何よりもヘビーなのが、今回からの新ルールで、「1」を2回続けて出したら、ナナナナナント! 「振り出しへ戻る」‥‥ってことで、たとえ、ゴールの鹿児島の一歩手前まで到達してても、そこで「1」を2回続けて出したら、スタート地点の兵庫県の有馬温泉に戻って来て、最初から、旅をやり直さなきゃならないのだ!

ただ、これだけじゃあまりにも早希ちゃんがかわいそうなので、今回は、お金がなくても寝床を確保してくれる3枚の「ネルカード」の他に、1枚だけ、「フルカード」ってのをもらえた。これは、長い旅の中で、一度だけ、サイコロを振り直すことができるカードなのだ。つまり、2回続けて「1」を出しちゃったら、1回だけは、この「フルカード」を使って、サイコロを振り直すことができるワケだ。ただ、あたしが心配なのは、これまでの早希ちゃんのパターン青だと、3回続けて「1」を出しちゃうこともアリエールなワケで、この「フルカード」を使ったのにも関わらず、振り直したサイコロも「1」なんてことも十分にありそうなのだ。

それに、今回は、すごく道中が長いから、2回続けて「1」を出しちゃうっていうピンチが、道中に1回だけとは限らない。最初のピンチで、たった1枚の「フルカード」を使っちゃったら、2回目の時には、スタート地点に戻るしかない。2回目のピンチは、絶対に1回目のピンチよりもゴールに近づいてる場所で起こるんだから、これは、ものすごく損をすることになる。だから、ピンチになったからって、短絡的に「フルカード」を使うことはできない。たとえば、兵庫県をスタートして、お隣りの岡山県に入ったとこで、2回続けて「1」を出しちゃったとする。そしたら、ここでたった1枚の「フルカード」を使うよりも、「フルカード」は今後の時のために残しといて、すぐにスタート地点に戻り、最初からやり直したほうがダメージは少ないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今回の新ルールは、過酷だ‥‥過酷だ‥‥あまりにも過酷だ‥‥ってワケで、あたしにお金と時間があったら、早希ちゃんの行く先々へ先回りして、ナニゲに通行人のフリをして、宿を探して困ってる早希ちゃんに、「いつも観てますよ!ちょうどこれから高級温泉旅館に行くとこなので、良かったら一緒にどうですか?」なんて言って、早希ちゃんと一緒に旅館に泊まって、早希ちゃんと一緒に温泉に入って、早希ちゃんと一緒に豪華なご飯を食べて、早希ちゃんと一緒にお酒を飲んで、早希ちゃんと一緒にお布団に入って‥‥オーマイガー!って感じなのに(笑)

で、そんな妄想をしてハァハァしつつも、今日の2回目の放送では、深夜に1人で噴き出しちゃった。だって、今回から、サイコロが、エヴァンゲリオンの初号機カラーと弐号機カラーの2個になって、好きなほうを振れることになったんだけど、同行スタッフから「どっちを使いますか?」って聞かれた早希ちゃんが、ソッコーで「そりゃあ弐号機でしょう!」って答えて、赤いほうのサイコロを持って、アスカのモノマネで「エヴァンゲリオン弐号機、発進!」って言ったら、エヴァンゲリオンが地下から地上へ発進する時の例のリフトに、弐号機カラーのサイコロが乗って、ギュイーンって出動しちゃったんだもん。オマケに、これまでは一度も出てこなかった初号機と弐号機のイラストも、「GAINAX Co., Ltd」のコピーライト付きで登場しちゃうし、サイコーに楽しかった♪

早希ちゃんは、エヴァンゲリオンを知らない人たちのために、このサイコロが弐号機カラーだってことを説明したくて、「今度、弐号機の絵をブログに載せますね!」って言ってた。だから、今回の「GAINAX Co., Ltd」のコピーライトと言い、きっと著作権の問題をクリアできたんだと思う‥‥ってワケで、姫路城の下で、気合いを入れて振った「西日本横断ブログ旅」の最初のサイコロは、ナナナナナント! 奇跡の「6」! コーフンして踊り出す早希ちゃん! 固唾を呑んで見守ってた周りの人たちから、いっせいに拍手が巻き起こる!

前回の「四国一周ブログ旅」が終わってから、少し空白期間があったことと、午後3時のコメントってことで、コメント数は2000件ちょいだったけど、それでも2万円以上もの資金を手に入れた早希ちゃんは、15000円もする宿をGET MY LOVE!した。それも、高級旅館の専務が「ロケみつ」を観てて、早希ちゃんのことを知ってたオカゲで、とても15000円じゃ泊まれない最高級のお部屋を用意してくれた! そんなこんなで、今回の旅は、スタートしたその日から早希ちゃんの入浴シーンか?‥‥と思われたとこで、一瞬だけ入浴シーンを映したのもトコノマ、悪魔の「続きは来週」が炸裂した。

でも、ハッキリ言わせてもらうけど、あたしたちファンが観たいのは、入浴シーンじゃないんだよね。エヴァンゲリオンやコスプレ文化を理解してない制作サイドは、「早希ちゃんの人気が出て来た」→「入浴シーンを増やせば視聴者が喜ぶ」って短絡的に考えたんだと思うし、だからこそ、スタートする前に「バスローブ」を渡したんだと思うけど、コレって、昭和のオッサンの感覚なんだよね。アスカのコスプレで旅をしてる早希ちゃんのことを応援してるあたしたちとしては、入浴シーンなんかよりも、「四国一周ブログ旅」の「宇和米博物館」でのプラグスーツ姿のほうが、何倍もハァハァできたんだよね。

確かに、アニメの「エヴァンゲリオン」の中には、アスカがバスローブ姿になるシーンがある。シンジとのユニゾンを完成させるために、共同生活して特訓する中で、アスカが先にお風呂に入り、湯上りにバスローブ姿でシンジをからかうシーンだ。だけど、こうした姿ってのは、「アスカならでは」じゃない。お風呂上りにバスローブを羽織るキャラはたくさんいるから、これをマネされても、そんなにアスカっぽいイメージにならない。たとえば、シンジ役の男の子もいて、早希ちゃんと2人であのシーンを再現するとかなら別だけど、単にバスローブを羽織るだけだと、コスプレをしてるって印象は受けない。

だから、今回は、バスローブなんかじゃなくて、アスカが登場するシーンで着てる黄色いサマードレスを渡して欲しかった。アスカの衣装と言えば、早希ちゃんの定番の制服と、雑巾がけの時に初めて着た赤いプラグスーツと、そして、この黄色いサマードレスだ。現に、早希ちゃんは、サンテレビの「アニメナビu」で、すでにこのコスプレ姿を披露してるのだ。アスカと言えば、幼児期を回想するシーンを除けば、この3着の衣装が定番なんだし、これから寒くなることを考えれば、早希ちゃんにはできるだけ暖かいうちに黄色いサマードレス姿を披露して欲しいと思う。

‥‥そんなワケで、早希ちゃんは、アニメの「エヴァンゲリオン」を知ってる人が見れば、誰でもが「アスカのコスプレだ」って分かるカッコをして旅を続けてる。それは、アニメの中で、アスカやレイやシンジが通ってる東京第壱中学校の女子の制服を着てて、アスカのウイッグをつけてる上に、本来はプラグスーツの時にしかつけないインターフェイスまで、ダメ押しでつけてるからだ。だけど、実際には、早希ちゃんが旅の途中で出会う人たちは、アニメの「エヴァンゲリオン」を知らない人たちのほうが圧倒的に多い。だから、初めて早希ちゃんを見た人たちの多くが、「セーラームーンのカッコをした女の子」って思ってる。

東京第壱中学校の女子の制服は、セーラー服じゃないし、セーラームーンとはぜんぜん違う。だから、こうしたカン違いをする人たちは、エヴァンゲリオンのことをぜんぜん知らないだけじゃなくて、セーラームーンのこともちゃんとは知らないワケだ。なんか、ハデなセーラー服みたいなカッコをして、オレンジ色のウイッグをかぶってるから、たぶんセーラームーンとか言うマンガのマネをしてるんじゃないか?‥‥って程度の認識なのだ。そして、これが、世の中の大多数の人たちの感覚ってことだ。

それでも、早希ちゃんが、何かのキャラのコスプレをしてるってことだけは、多くの人たちに伝わってる。それは、早希ちゃんが着てる制服が、現実の制服にはありそうもない水色だってことと、オレンジ色のウイッグのオカゲだ。だから、早希ちゃんが、たとえば「犬夜叉」のかごめのコスプレをして旅をしたらどうなるか? かごめも、アスカやレイたちとおんなじ中学生って設定だけど、普通のセーラー服で、普通の黒髪で、何の特徴もない。つまり、早希ちゃんに限らず、若い女の子が「犬夜叉」のかごめのコスプレをしたら、単なる普通の中学生や高校生に見られちゃうだけで、ほとんどの人が、何かのキャラのコスプレをしてるってこと自体に気づかないと思う。

だいたいからして、「犬夜叉」を大好きなあたしが見たって、服装とヘアスタイルだけじゃ、かごめのコスプレなんて分からない。最低でも、破魔の弓矢を持っててくれなきゃ、単なる普通の女子中学生か女子高生だと思っちゃう‥‥ってワケで、先週の土曜日から、ついにスタートした「犬夜叉」の完結編だけど、待ちに待ってただけのことはあって、第1回目の放送はサイコーだった。犬夜叉に付き合って学校を休んでばかりのかごめが、教室に1人だけ居残りして補習の問題を解いてる時に、真っ青な顔をして、「分からない‥‥もはや何が分からないかすらも分からない‥‥」って心でつぶやくのを聞いて、あたしは大爆笑しちゃった(笑)

そして、本線のほうは、犬夜叉の前に白童子が現われて、かごめの持ってた四魂のかけらを奪って逃げちゃうとこからスタートする。それと平行して、奈落に命じられて強い妖怪を狩ってる琥珀、奈落から逃れるために琥珀を利用しようとする神楽‥‥って流れがありつつ、別の場所では、殺生丸が旅を続けておりーの、魍魎丸と戦ってる鋼牙がありーの、その鋼牙を助けるために破魔の矢を放つ瀕死の桔梗がありーの、白童子が魍魎丸に四魂のかけらを渡してパワーアップしーの、対峙する神楽と琥珀のとこに白童子が現われて神楽と白童子との戦いに発展しーの、間一髪で犬夜叉が駆けつけて神楽を助けーの、かごめが犬夜叉にとつぎーの‥‥って、とつぎゃしないけど、とにかく、次から次へと山場が押し寄せて来る展開に、あたしはコーフンしまくった。

今年は、春から始まったアニメが駄作揃いで、たったの1作も面白いのがなかったし、この秋から始まるアニメも駄作揃いで、あたしの触手はまったく動かなかった。特に、ここ1~2年は、流行なのか知らないけど、個性のない似たような美少女が出て来るイカ臭いアニメとか、薄っぺらでチャラチャラした内容のないアニメとかが台頭して来て、深夜にテレビをつけると、こうした軽薄なアニメばっかり垂れ流されてる。アニメファンの知能が低くなったのか、制作サイドの知能が低くなったのか、はたまた両方なのか‥‥って、そんな中で、「ミチコとハッチン」だけが気合いの入った優れた作品だったので、あたしは、毎週ずっとワクワクしながら観ることができた。

そして、「ミチコとハッチン」が終わっちゃってから、1つもワクワクできるアニメに巡り合えないあたしは、仕方なく、GyaOで昔のアニメを観てた。それなのに、今度は、GyaOがヤフーなんかに合併されちゃったセイで、画面は大きくできなくなったし、コンテンツや更新状況は分かりにくくなったし、ぜんぜん使いもんにならなくなった。それで、あたしは、ずっと利用して来たGyaOに見切りをつけたとこだったから、今回の「犬夜叉」の完結編のスタートには、ものすごく期待してた。ただ、今回から深夜ワクになることで、他の深夜アニメみたいに、低レベルになっちゃうかもしれないっていう不安もあった。だけど、先週の第1話を観てみたら、すべての面において完璧で、「犬夜叉」が好きで好きでたまんないあたしとしては、全身の痒いとこに孫の手が届きまくっちゃうほどの出来ばえだった。観終わった時には、深夜の3時だってのに、小さいきっこたちが全員でスタンディングオベーション、いつまでも鳴り止まない拍手と歓声に、ニコタマの夜は更けて行くのであった。

‥‥そんなワケで、「エヴァンゲリオン」のアスカのコスプレで、兵庫県の有馬温泉をスタートして、九州の鹿児島を目指してる早希ちゃんの「西日本横断ブログ旅」に対抗して、あたしは、「犬夜叉」のかごめのコスプレで、ニコタマからどこかを目指して旅立ってみようかと思った。かごめと言えばママチャリだから、36才でセーラー服を着ても、ママチャリで走ればそんなに恥ずかしくない。あとは、かごめのコスプレだってことをアピールするために、早希ちゃんのインターフェイスと同様に、ママチャリのカゴに雲母の代わりにもんじゃを入れとくっていう小ワザを使えば、1万人のうち1人くらいは、あたしが「犬夜叉」のかごめのコスプレをしてるってことに気づいてくれるかもしれないと思う今日この頃なのだ(笑)


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