中国電力が住民を騙してブイ設置/上関原発
「中国電力が住民を騙してブイ設置/上関原発」(世田谷通信)
祝島の住民の9割が反対しているのにも関わらず、中国電力が強引に推し進めてきた上関原発(山口県)の建設問題で、29日未明、中国電力は9基を予定していたブイのうち、まだ未設だった7基を設置した。当初、中国電力は「住民の納得を得られるまで粘り強く説得を続けていく」とコメントしていたが、10月7日、現場に集まっていた住民らに対して「今日の作業は中止した」と伝え、その言葉を聞いて住民らが帰ったあとに、こっそりと2基のブイを設置するという卑怯な手段に出た。これによって、反対運動を続ける住民らの間には、さらに中国電力に対する疑念と怒りが噴出することになったが、今回は、まだ住民らが寝ている深夜のうちに、こっそりと残りのブイを設置するという卑劣極まりない暴挙に出た。「祝島島民の会」では、「中国電力は『今後も対話の努力を続けていく』などとマスコミ等に発表しておきながら、われわれ祝島の島民や上関市の反対派住民に対して何の説明もないまま、こうして卑劣な手段で工事を強行している。これは絶対に許されないことだ」と憤慨している。(2009年10月29日)
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10月7日のニュースです。
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