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2009.10.06

ウメコの結婚

ウメコ、おめでと~♪‥‥ってワケで、戦隊ヒーローシリーズの中で、あたしの一番好きな「特捜戦隊デカレンジャー」の、ウメコこと、胡堂小梅(こどう こうめ)こと、デカピンクこと、菊地美香ちゃんが、結婚することになった! 美香ちゃんの今日のブログに報告があった。で、美香ちゃんのブログに書かれてるように、そのお相手ってのが、ずっと前の「激走戦隊カーレンジャー」の主役、レッドレーサーの陣内恭介をやってた岸祐二さんなんだって! つーことは、職場結婚?(笑)

とにかく、衆院選での自民党のボロ負けと言い、石原ジョンイル大将軍様がもくろんだ金権オリンピック召致の大失敗と言い、おめでたいこと続きの2009年に結婚するなんて、おめでたさも倍増だ。それにしても、「高速戦隊ターボレンジャー」や「炎神戦隊ゴーオンジャー」なんかとおんなじ自動車をモチーフにした戦隊ヒーローの中じゃ、一番デタラメで面白かった「激走戦隊カーレンジャー」のレッドがお相手とは、サスガ、ウメコの感覚はワンダホーだ。2人が出会ったのは、戦隊ヒーローシリーズじゃなくて、オトトシの舞台、「レ・ミゼラブル」での競演てことになってるんだけど、これはあくまでも表向きの演出で、実際には、ちゃんと戦隊ヒーローシリーズで出会ってるのだ。ま、この辺のことは、あとでタップリと書かせてもらうけど、とにかく、この戦隊ヒーローシリーズが、2人が付き合う大きなキッカケになったんだと思う。

何しろ、2人が12月に結婚式を挙げるのが、「東京ドームホテル」ってことで、ここは、歴代の戦隊ヒーローシリーズや仮面ライダーシリーズ、セーラームーンやプリキュアのシリーズなんかのショーを行なって来た後楽園遊園地の隣りにあるホテルだからだ。このホテルを選んだってことは、2人は絶対に戦隊ヒーロー的に気が合ったってワケで、お互いに地球の平和のために怪人たちと戦って来た正義の気持ちがビビッと来たんだと思う。だから、岸祐二さんと菊地美香ちゃんが結婚するってよりも、陣内恭介と胡堂小梅が結婚するって感じだし、さらに言えば、レッドレーサーとデカピンクが結婚するって感じの今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、いつも、「ありえる」のことを「アリエール」、「ありえない」のことを「アリエナイザー」って書いてるけど、書籍版の「きっこの日記」を読んでくれた人なら、巻末の「きっこ用語集」で、その語源を知ってると思う。「アリエール」は洗剤の名前が語源で、「アリエナイザー」は「特捜戦隊デカレンジャー」の敵の組織の名前が語源なのだ。戦隊ヒーローシリーズは、毎回、何かをモチーフにして作られるけど、この「特捜戦隊デカレンジャー」は、「警察」をモチーフにしてた。つまり、デカレンジャーの「デカ」は「刑事」って意味で、敵の「アリエナイザー」は、ありえないほどの重犯罪を犯した宇宙犯罪者の組織ってワケだ。

そんなデカレンジャーだけど、あたしは、木下あゆ美ちゃんが演じてたデカイエローの礼紋茉莉花(れいもんまりか)が大好きだった。茉莉花ってのはジャスミンのことなので、ニックネームは「ジャスミン」だったけど、あたし的には、茉莉花は「マリハナ」って読んで欲しかった(笑)‥‥なんてのも織り込みつつ、このデカレンジャーでは、ジャスミンとウメコ、デカイエローとデカピンクの女の子が活躍した回は、エンディング曲が、いつもの「ミッドナイトデカレンジャー」から、特別なものに変わる。ジャスミンが黄色のストラト、ウメコがピンクのストラトを持って歌う「girls in trouble!」だ。だから、あたしは、ジャスミンとウメコが活躍した回は、エンディング曲まで楽しくてワクワクしてた。

で、このジャスミンとウメコ、デカイエローとデカピンクっていう女の子のコンビは、「ツインカムエンジェル」って呼ばれてるんだけど、これは、「ツインカムエンジン」にカケてあるワケで、ナニゲに、ウメコのお相手の岸祐二さんが出てた「激走戦隊カーレンジャー」に通じてる。何しろ、カーレンジャーってのは、町の小さな自動車工場で働いてる若者たちが、変な宇宙人にムリヤリに戦隊ヒーローにさせられちゃって、イヤイヤ地球を守るっていうストーリーだからだ。岸祐二さんが演じてた陣内恭介なんて、「税込みで月給19万3000円しかもらってないオレが、何で地球の平和まで守らなきゃなんないワケ?」とかって、ブーブー文句を言ってたもんね(笑)

‥‥そんなワケで、菊地美香ちゃんがウメコを演じてた「特捜戦隊デカレンジャー」の最終回に、実は、岸祐二さんがゲスト出演してたってことは、あたしレベルのデカレンジャーファンじゃないと知らないマニアックな情報だ。それも、岸祐二さんは、敵であるアリエナイザーの怪人をやってたんだから‥‥って言うか、正確には、アリエナイザーの怪人の「声」をやってたのだ。だから、今回の結婚は、デカレンジャーの隊員とアリエナイザーの怪人との結婚てワケで、それこそ、アリエナイザーな話だったワケだ。で、スポーツ新聞とかには、2人がオトトシの舞台「レ・ミゼラブル」で出会ったって書いてるし、本人たちもそう言ってるみたいだけど、これは、そうしといたほうがビューティホーだからであって、あたしの検証では、2人は、それより前に、デカレンジャーの最終回の音入れの時に、録音スタジオで顔を合わせてる。

このデカレンジャーの最終回だけど、最終回だから出て来る敵もゴージャスで、レイン星人のアブレラってボスが、ゲド星人のウニーガ、ドラグ星人のガニメデ、ギモ星人のアンゴール、ジャーゴ星人のスキーラっていう4人の宇宙犯罪者を従えて登場しちゃう。正確に言うと、前回のエピソード49から登場してて、アンゴールは前回に倒しちゃった。だから、この最終回に出て来るのは、ボスのアブレラと、ウニーガ、ガニメデ、ジャーゴの3人だ。

ちなみに、レイン星人だから「アンブレラ」をもじった名前だとか、「ウニ」をモチーフにしたウニーガは、トゲを逆にして濁点を増やした「ゲド星人」だとか、そうした細かいことをぜんぶ書いてると先へ進まないから、あとは勝手に想像して欲しい。とにかく、この4人の敵が襲って来るワケで、この中のドラグ星人のガニメデってのが、岸祐二さんが「声」をやってたのだ。ガニメデも、当然、「ガニメデ星雲」と「カニ」とをカケてるワケだけど、これは、普通のカニじゃなくて、「シオマネキ」をモチーフにしてる。だから、カニっぽいってだけじゃなくて、片方のハサミが異様に大きくて、もう片方はすごくちっちゃい。だけど、最終エピソードに登場するくらいだから、他の3人と同様に、最凶アリエナイザーの1人って言われてる強敵だ。

敵は4人で、デカブレイクも入れればデカレンジャーは6人なんだから、普通に考えれば、4対6で乱闘して一気にケリがつく‥‥なんてことはない。そんなことしたらもったいないから、今までのパターンから考えても、1対1のプチバトルが何度か繰り広げられて、最後に敵のボスを全員で倒すってパターンに決まってる。そして、この最終回も、もちろん、そうしたパターンで進んでったんだけど、何よりのポイントが、敵のガニメデと戦ったのが、そう、ウメコなのだ。それも、変身したデカピンクが戦ったのなら、デカピンクの中の人は美香ちゃんじゃないけど、変身してないウメコが戦ったんだから、美香ちゃんそのものなのだ。

もっと詳しく言うと、デカレンジャーたちの基地「デカベース」は、巨大な「デカベースロボ」に変身するんだけど、その基地をアブレラ率いる敵たちに乗っ取られちゃって、アブレラがデカベースロボを好き勝手に動かしてたのだ。それを取り返すために、デカブレイクのテツが外で足止めして、デカレンジャーの5人がデカベースロボに侵入する。だけど、アブレラが変身装置を操作して、デカレンジャーたちの変身を解いちゃう。つまり、5人は、人間に戻っちゃったのだ。

それで、5人は、センちゃん(デカグリーン)とジャスミン、バン(デカレッド)とホージー(デカグリーン)とウメコっていう組み合わせで、二手に分かれてデカベースロボの中を移動する。ジャスミンが、ボスからの伝言で鉄工所の犬小屋の中に秘密のスイッチがあることを知り、暗号でバンたちに伝える。そのスイッチさえ切れば、アブレラに乗っ取られてるデカベースロボの動きを止めることができるのだ。それで、バンとホージーとウメコの3人が、鉄工所の犬小屋を目指すんだけど、ここに、ガニメデが現われちゃう。

3人のうち、1人でも犬小屋に行けばいいワケだから、ここは、誰か1人がガニメデを足止めして、残りの2人が先を目指すってのが王道で、その足止め役を買って出たのが、ウメコだったのだ。ガニメデがシャッターを開けると、そこには白いバスタブがあって、ウメコが鼻歌を歌いながら泡のお風呂に入ってる。セクシーに脚を伸ばしたりしてるもんだから、最凶アリエナイザーのガニメデはオロオロしちゃう。


ウメコ 「ちゅっちゅっちゅ~あわあわ~♪ ちゅっちゅっちゅ~あわあわ~♪」

ガニメデ 「こ、これは!?」

ウメコ 「あれ、どうしたの?」

ガニメデ 「ヘイユー!なぜバスタイムなのだ?」

ウメコ 「え?けっこう汗かいちゃったし~」

ガニメデ 「普通は、こんな状況じゃ入らないでしょう?」

ウメコ 「え~そう?そうかな~?そんなことないと思うけど」

ガニメデ 「正直に言うね!何たくらんでる?」

ウメコ 「え~?何もたくらんでないよ~」


なんてことをやってる間に、バンとホージーはガニメデに見つからないように先へと進む。そして、ウメコは、「いいもの見せてあげる」って言って、泡のお風呂の中に沈んだかと思うと、バスタブを覗き込んだガニメデに泡をぶっかけて、アッと言う間にガニメデの頭の上に乗っかっちゃう。もちろん、ハダカじゃなくて、一瞬のうちに、ちゃんとユニフォームを着てる。そして、デカピンクに変身してない状態なのに、勇敢にも、ガニメデと1対1で戦うのだ‥‥って言っても、あまりにもトートツなシチュエーションで、戦隊ヒーローシリーズを観たことのない人には想像もできないと思うので、どうしても気になる人は、コッソリとココをクリックしてみてちゃぶだい。

‥‥そんなワケで、先へ進んだ2人の前に、今度はウニーガが現われちゃう。で、今度はホージーがウニーガと戦って、その隙にバンが1人で先へと進み、ザコを倒して、何とか犬小屋のスイッチを切ることに成功する。さあ、これで、デカベースロボの動きを止めることができたし、操縦権はアブレラからこっちに移ったんだから、みんな、変身できるぞ!‥‥ってワケで、ガニメデと戦ってたウメコも、他の敵と戦ってた他のメンバーも、みんな、いっせいにデカレンジャーに変身して、形勢逆転だ!

そんなこんなもありつつ、あたしが言いたかったことは、ガニメデの気ぐるみの中に入ってた人は岸祐二さんじゃないけど、その「声」をやってたのは岸祐二さんなんだから、さっきのお風呂のシーンの音入れをした時には、録音スタジオには、美香ちゃんと岸祐二さんが並んで立ってたってことなのだ。そして、この最終回が放送されたのは、2005年2月6日なんだから、2005年の1月上旬には音入れをしてたのだ。美香ちゃんは、2007年の舞台の「レ・ミゼラブル」での競演が出会いだなんて言ってるし、スポーツ新聞の取材にも、「初めて彼に会ったのは2006年11月の稽古です。岸さんがコゼットの父のバルジャンの代役として、練習に付き合ってフォローしてくれたんです」なんて言ってる。だけど、あたしの検証によれば、ホントは、その1年10ヶ月も前に、2人は出会ってたのだ。そして、スポーツ新聞には、こんなことも書いてあった。


「菊地は04年放送のテレビ朝日系「デカレンジャー」のデカピンクとして活躍し、一方の岸は96年放送の同局系「カーレンジャー」のレッドレーサー役でおなじみ。互いが出演した戦隊DVDを鑑賞する自宅デートで愛をはぐくみ、昨年10月22日に岸がプロポーズ。岸が出演ミュージカル「ミス・サイゴン」の千秋楽後、「結婚してください」と求愛したという。」


そう、「互いが出演した戦隊DVDを鑑賞する自宅デートで愛をはぐくみ」ってワケで、それなら、このデカレンジャーのウメコの入浴シーンも2人で観てるワケで、そしたら、もしも岸祐二さんがガニメデの「声」をやったことをド忘れしてたとしても、このシーンを観た時に思い出したハズだ。そして、このシーンの音入れの時に、一緒にスタジオに入ってたことだって思い出したハズだ。それなのに、美香ちゃんは、「初めて彼に会ったのは2006年11月の稽古です」だなんてウソをついてる。さらには、この時のことを「松田聖子さんの言葉をお借りすれば、初めて彼に会った時に『ビビビッ』ときて結婚するかもと思っていました」って言ってる。

でも、初めて会ったのは、2006年11月の稽古じゃなくて、2005年1月のスタジオなのだ。そこで「ビビビッ」と来なかったんだから、この一連のコメントは、すべて、この出会いや結婚を美化するためのマスコミ向けの演出ってことになる。ま、おめでたいことだから、あんまりクドクドと書くつもりもないし、こういうウソは悪いウソじゃないとは思うけど、美香ちゃんの入浴シーンを観ながら2人で一緒にセリフを入れるなんていうワンダホーなお仕事で初競演したんだから、そのまま正直に話したほうが何倍も良かったのに‥‥。

ま、2人のナレソメに関しては、外野のあたしが口出すことじゃないと思うけど、せっかくだから、もう1つヨケイなことを書いちゃおうと思う。実は、岸祐二さんは、美香ちゃんと出会うずっと前に、別の女性からプロポーズされてたのだ。岸祐二さんが主役の陣内恭介をやってた「激走戦隊カーレンジャー」は、歴代の戦隊ヒーローシリーズの中でも、イチニを争うギャグ系で、毎回毎回デタラメさが炸裂してて、とにかく笑える内容だった。敵は、宇宙暴走族の「ボーゾック」で、総長のガイナモと戦闘隊長のゼルモダがメインの2人で、ここにアイドル的存在のセクシー姉ちゃん、ゾンネットちゃんてのがいた。ようするに、暴走族の頭が連れ歩いてるヤンキー姉ちゃんみたいな位置づけで、胸元をアラワにしたセクシーコスチュームに身を包んでた。

で、このゾンネットちゃんは、敵なのに、レッドレーサーに一目惚れしちゃうのだ。そして、一緒にいた「ボーゾック」の怪人は、「オレはピンクがいい~♪」とか言いながら、ピンクレーサーを追いかけまわしちゃうのだ。それで、ゾンネットちゃんは、胸からハートを出してレッドに思いを打ち明けるんだけど、レッドのほうもマンザラじゃなくて、「じゃあ最初はお友達から!」なんて答えちゃう。結局、レッドがゾンネットちゃんを助けて、故郷のファンベル星に帰してあげたんだけど、遠く離れたファンベル星で、ゾンネットちゃんはレッドのことを思い続けるのであった‥‥とかってストーリーだった。だから、あたしは、2人の結婚を心からお祝いしてるけど、岸祐二さんは、遠いファンベル星であなたのことを思い続けてるゾンネットちゃん、人間の名前で言えば、元AV女優の七瀬理香ちゃんのことを忘れずにいて欲しいと思う。

‥‥そんなワケで、岸祐二さんは、デカレンジャーのピンク、菊地美香ちゃんを選んだから良かったけど、自分が出演してたカーレンジャーのほうのピンクを選んでたら、ヤッカイなことになってたと思う。だって、カーレンジャーのピンクって、来栖あつこだったからだ。来栖あつこと言えば、ホンの何ヶ月か前に、公式ブログに精神を病んでる的なおかしな書き込みをして騒ぎになったけど、結局、それまで付き合ってた今間卓也とかいう年下の俳優から、いろいろ酷いことをされてて、それが原因で精神的におかしくなっちゃったって話だった。今間卓也に何百万円もお金を貸してたのに、ぜんぜん返してくれないとか、裏切られるようなことをいっぱいされたとかで、来栖あつこは何度も自殺未遂をしたとかしないとか‥‥ようするに、男と女のバカバカしいホニャララってワケで、こんなことなら、来栖あつこは、年下のホストに毛が生えたみたいな男なんかと付き合わないで、カーレンジャーの時に追いかけまわされてた「ボーゾック」の怪人とでも付き合ってたほうがマシだったと思う今日この頃なのだ(笑)


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