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2009.10.31

夢の続きは妄想の続き

2~3日前、間に合わせのポンコツのパソコンの動作速度をチェキするために、無料でアニメが観られるホニャララサイトで「プリキュア5」の劇場版を観てた時に、「あたしって、何でこんなに、かれんちゃん(キュアアクア)のことが好きなのかな?」って思ったんだけど、答えは簡単、あたしは「ふたりはプリキュア」の時に、ほのかちゃんが好きだったからだ。プリキュアのことがぜんぜん分からない人のために説明すると、最初の「ふたりはプリキュア」と、その次の「ふたりはプリキュア Max Heart」では、プリキュアはボーイッシュな「なぎさちゃん」とガーリーな「ほのかちゃん」の2人だった。正確には、「Max Heart」からは、ひかりちゃん(シャイニールミナス)が加わって3人になるんだけど、プリキュアの名前を冠してる戦士は、なぎさちゃんとほのかちゃんの2人だけだ。

それで、あたしは、なぎさちゃんのことが大好きだったんだけど、なぎさちゃんが好きなのは、ほのかちゃんだから、あたしは、知らず知らずのうちに、ほのかちゃんに憧れるようになった。自分がほのかちゃんになれば、大好きななぎさちゃんと2人で、プリキュア戦士として助け合いながら戦えるからだ。ようするに、あたしが好きなのはなぎさちゃんだから、あたしは、なぎさちゃんと仲良しのほのかちゃんになりたい‥‥って思ったワケだ。「プリキュア」のシリーズの魅力は、なんと言っても「友情」であり、もはや「愛情」と言ってもいいほどの「友情を超えた友情」がパワーとなり、「相手を信じる気持ち」がパワーとなる。女の子同士で、こんなにも熱い友情を持てるなんて、相手のことを信じられるなんて、あたしは経験したことのない夢の世界だ。

で、ほのかちゃんと言えば、実際は濃いブルーの髪だけど、これは黒髪をイメージしてるワケで、イメージ的には、その後の「ふたりはプリキュア Splash Star」の舞ちゃん(キュアイーグレット)を経て、「プリキュア5」シリーズのかれんちゃん(キュアアクア)、現在の「フレッシュプリキュア」の美希ちゃん(キュアベリー)へと続いてるワケだ。さらに言えば、「プリキュア」のずっと前の「セーラームーン」シリーズのレイちゃん(セーラーマーズ)からの流れで、複数の女の子が主人公の場合に、必ず1人はいるキャラってワケだ。ちなみに、セーラーマーズは、あたしの大好きな「サクラ対戦」の神埼すみれちゃんとおんなじ、富沢美智恵さんが声をやってた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、現実にはメッタにアリエナイザーな「女の子同士の本物の友情」ってモノに憧れてる。そして、その友情が暴走して愛情の領域にまで足を踏み入れたりしちゃった日にゃあ、もう完全にハァハァしちゃう。今から6年前、2003年の夏のこと、愛するMAXの「LOVE SCREW」のPV撮影が行なわれたんだけど、この時、台本にも演出にもなかったのに、ノリノリになっちゃった玲奈ちゃんとりっちゃんが、流れで、つい、キスしちゃった。MAXの4人が、両手を鎖で縛られて捕らえられてるっていうシチュエーションなんだけど、りっちゃんの胸に顔を近づけた玲奈ちゃんが、そのまま顔を上げてって、流れでチュ~って、オーマイガー!

このシーンは、ちゃんとPVにも収められてて、あたしは、発狂しそうなほどハァハァしちゃった。あたしは玲奈ちゃんの大ファンだから、玲奈ちゃんになりたい‥‥だけど、大好きな玲奈ちゃんとキスするためには、あたしはりっちゃんにならなきゃダメだし‥‥でも、純粋に「キス」ってことだけで考えれば、りっちゃんのプルプルでセクシーなクチビルがたまんないから、やっぱり、あたしは玲奈ちゃんになって、りっちゃんとキスしたい‥‥いや待て、どうせなら、あたしはナナさんになって、玲奈ちゃんともりっちゃんともキスしちゃうってのはどうだろう?‥‥って、どのパターンもアリエナイザーなのに、あたしの妄想は果てしなく続いてって、毎晩のように「LOVE SCREW」の夢を観てモンモンとしてた。

そして、あたしのモンモンも鎮まりかけて来た翌年、2004年の春、「ふたりはプリキュア」がスタートしたってワケだ。なぎさちゃんとほのかちゃんは、中学2年生の同級生だけど、ラクロス部のエースで、男っぷりが良くて、女の子からラブレターをもらっちゃうようなボーイッシュな女の子、なぎさちゃんと、勉強が得意で全科目が学年トップのほのかちゃんは、見た目も性格も正反対だ。ビアン的に言えば、完全に「タチ(男役)」と「ネコ(女役)」ってワケで、これは、「ふたりはプリキュア Splash Star」の二代目プリキュア、咲ちゃんと舞ちゃんにも共通してるキャラ設定だけど、より「タチ」と「ネコ」のイメージが明確なのが、初代プリキュアのなぎさちゃんとほのかちゃんなのだ。

だけど、続編の「ふたりはプリキュア Max Heart」になって、なぎさちゃんとほのかちゃんが3年生に進級すると、なぎさちゃんはラクロス部の部長になり、ほのかちゃんは科学部の部長になり、2人の友情は深みを増しつつも、シャイニールミナスのひかりちゃんが加わっちゃうから、1作目の「2人だけのラブラブ感」は薄れて来る。その代わり、「チームで助け合って戦う」っていうスタイル、つまり、プリキュア戦士の人数が増える、その後の「プリキュア5」や「フレッシュプリキュア」への布石みたいな雰囲気になって来る。それでも、ひかりちゃんを明確な「3人目のプリキュア戦士」として登場させるんじゃなくて、中学3年生になったなぎさちゃんとほのかちゃんに対して、ひかりちゃんは中学1年生の後輩だから、ふだんは2人の「妹分」的な存在で、2人のラブラブをジャマしたりはしない。2人がギュッと手をつなげば、1作目と同様に、友情のパワーが全開になる。

‥‥そんなワケで、あたしは、別にプリキュア戦士に変身できなくてもいいし、悪の組織と戦うのなんてメンドクサイからパスだし、普通の一般人のままでいいから、心の底から信じられる同世代の同性のお友達が欲しい。もちろん、美女でなきゃダメだし、スタイルがバツグンでなきゃダメだし、カッコ良くて、男っぷりが良くて‥‥って、細かい注文はいっぱいあるんだけど、こうしたあたしの細かい注文をすべてクリアした美女と、愛情の領域まで足を踏み入れた深い友情を築いて、なぎさちゃんとほのかちゃんみたいにギュッと手をつないでみたり、玲奈ちゃんとりっちゃんみたいに、ついウッカリとキスしちゃったりしてみたいって、ずっと思ってる。

で、今朝のこと、あたしは、明け方の5時までパソコンで作業をしてて、今日のお仕事はお昼からだったので、午前10時に目覚ましをセットして、5時間だけ寝ることにした。猫たちの朝ご飯は、他の人に頼んでたから、安心して熟睡することにした。そしたら、2~3日前に「プリキュア5」の劇場版を観た影響なのか、久しぶりに、プリキュアの夢を観た。だけど、これが、あまりにもあたしのツボで、たまんない内容だったのだ。あたしは、ベローネ学院の女子中等部の制服を着てて、3年桜組の生徒で、俳句部の部長をやってた。そして、クラスメートには、釣り部の部長をやってる児島玲子ちゃんがいた。つまり、1作目じゃなくて、続編の「ふたりはプリキュア Max Heart」のシチュエーションなワケだ。

玲子ちゃんは、なぎさちゃん以上にカッコ良くて、男っぷりが良くて、美しくて、スタイルがバツグンで、下駄箱には後輩の女の子たちからのラブレターがいっぱい入ってるし、お弁当は美味しそうにパクパクと食べるし、もう、ステキすぎてたまんない。そして、あたしは、そんな玲子ちゃんと2人でプリキュア戦士になることになっちゃうワケで、ものすごくハショッて書くと、それぞれがザケンナーを倒したあとに、最後のボス、ジャアクキングとの戦いになる。それで、お約束で、あたしも玲子ちゃんも一度はやられちゃう。敵の強力な攻撃に吹き飛ばされて、動けなくなったあたしと玲子ちゃん。だけど、最後の力をふりしぼって伸ばした手と手の指先が触れ合い、そこから新たなパワーが生まれて、2人でギュッと手をつないだまま立ち上がる。そして‥‥。


きっこ 「あたしは、絶対に許さない!」

玲子 「きっこ、行くわよ!」

きっこ 「うん!」

玲子 「ブラックサンダーーーッ!」

きっこ 「ホワイトサンダーーーッ!」

きっこ 「プリキュアの美しき魂が!」

玲子 「邪悪な心を打ち砕く!」

2人 「プリキュア・マーブル・スクリューーーッ!」

2人 「マックス・スパーーーク!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴーーー!!

ドカーーーン!!


ジャアクキング 「うおおおおーーー!」


‥‥ってことで、普通のアニメなら、敵のボスを倒したとこで終わるワケだけど、これは、あたしの妄想と願望によって、あたしの脳内シアターで上映されてる壮大で自分勝手な夢だから、ここからが本番みたいなもんだった。2人で力を合わせて平和を守ることができたあたしと玲子ちゃんは、これまで以上に気持ちが通じ合い、平和で楽しい中学生活を満喫してくのだ。それも、単なる中学生活じゃなくて、最後に使った必殺技、「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス・スパーク」の名前から、どうしてもMAXの「LOVE SCREW」のPVを連想しちゃって、玲奈ちゃんとりっちゃんのキスシーンが流れ込んで来て、とても中学生とは思えないような、濃厚なラブラブ生活が繰り広げられてく。

あたしと玲子ちゃんの代わりに、なぎさちゃんとほのかちゃんにやってもらうと、こんな感じだ。もう、盆と正月とクリスマスとお誕生日が一緒にやって来たほどの幸せの絶頂で、夢だからこそのやりたい放題だ。そして、こんな「夢のような夢の世界」にドップリと浸かって、ふだんの乾ききった生活に潤いを与えてたら、あまりにもやりたい放題で楽しみすぎちゃったセイなのか、10時に目覚ましをセットしてたのに、1時間も早い9時にパッと目が覚めちゃった。

それで、あたしは、ものすごく楽しかった夢の余韻を引きずりつつも、いくら夢とは言え、玲子ちゃんに変な役をやらせちゃったことを後ろめたく思いつつ、目を覚ますために、コーヒーをいれることにした。そして、キッチンへ行って、ヤカンを火にかけて、ラジオのスイッチを入れた。そしたら、ずっとセットしたままのTOKYO FMから、朝のパーソナリティー、望月理恵さんの美しい声が流れ出した。


「今日のノエビア、カラー・オブ・ハピネスは、男性ばかりの『釣り』という世界で活躍中のアイドル、プロの釣り師、プロアングラーの児島玲子さんです」


この瞬間、あたしは、お尻からジェット噴射して、マンションの屋根を突き破って、一度、大気圏外まで飛び出してから、何とか無事に戻って来ることができた。玲子ちゃんの出る番組や雑誌は、すべてチェキしてるつもりだったのに、この放送は見落としてた。それなのに、玲子ちゃんとラブラブになる夢を観て、たまたま1時間早く目が覚めて、たまたまラジオのスイッチを入れたら、玲子ちゃんのゲストの回の放送がちょうど始まったのだ。こんな偶然てある? まるで、玲子ちゃんがテレパシーで起こしてくれて、ラジオをつけるように知らせてくれたみたいに感じられて、あたしは、夢の続きを観てるようで、胸がジーンとした。

その上、コーヒーを飲みながら放送を聴いてたら、「児島さんは、好きな女性、目標としている女性、尊敬している女性はいますか?」って質問に対して、「伊達公子さんです。私は、がんばってる女性が好きなんです」って答えたもんだから、あたしの妄想は発動しちゃった。雑誌の記事とかに「伊達公子さんです」って書いてあれば、この情報は視覚的に入って来るワケだから、あたしの妄想は発動しない。だけど、今回はラジオだから、この情報は「ダテキミコさんです」って音声として聴覚的に入って来たワケで、あたしの頭の中には、玲子ちゃんの声で「キミコさんです‥‥キミコさんです‥‥キミコさんです‥‥」って永遠のエネループが炸裂しちゃって、もう、朝から大変なことになっちゃった(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、もともと妄想が発動する回数がヤタラと多い上に、妄想が発動しちゃうとなかなか止まらなくなるタイプだから、ふだんは夢の中だけで楽しむようにしてる。だけど、こんなふうに、現実の世界にまで引きずって来ちゃうことがタマにある。今回の場合は、偶然に偶然が重なって、起きてすぐに玲子ちゃんの声を聴いちゃったもんだから、発動すべくして発動した妄想なワケだけど、それでも、目が覚めたら、夢の世界から現実の世界へと頭を切り替えなきゃいけないワケで、ここからの妄想は鎮めるのに時間が掛かっちゃう。さっきまで夢の中で楽しんでた、あんなことやこんなこと、そんなことが、まるでダイジェスト版のように次から次へと再上映されてく上に、今度は目が覚めた状態だから、ヤタラと現実味がある。自分のヒザに手をやれば、ビクン!ってしちゃうワケで、脳内だけで感じてた夢の世界とは違って、実際の皮膚感覚がともなった妄想だから収拾がつかない。それで、あたしは、9時に起きたってしいうのに、お昼からのお仕事に、あとちょっとで遅刻しちゃうとこだった今日この頃なのだ。


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