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2009.10.06

リオデジャネイロが石原都知事を批判

「リオデジャネイロが石原都知事を批判」(世田谷通信)

2016年のオリンピック開催都市に選ばれたブラジルのリオデジャネイロが、5日、石原慎太郎東京都知事を批判する声明を発表した。声明では「日本の石原知事が報道陣に対してIOC(国際オリンピック委員会)の選定について不適切な発言をした」と指摘しているが、どのような発言なのかは具体的に明言していない。しかし、東京が負けたことを石原都知事は「政治的な動きがあった」とし「ブラジルの大統領がアフリカの人にかなり思い切った約束をしたようだ。サルコジ大統領もフランスの戦闘機を買ってくれるならブラジルを支持すると約束したとか」などと発言したことが、海外メディアでは批判的に報じられているため、この発言を指しているものと思われる。この一連の石原都知事の発言は「東京が負けたのは私が悪いのではなく水面下でブラジルが他国と裏取引をしたからだ」という趣旨のものであり、今後、国際問題に発展することは避けられないだろう。声明では「石原知事の発言はまことに遺憾であり、IOCのルールにも違反している。我々は石原知事の無礼な態度に失望しており、IOCには6日付で正式に報告する」とされている。石原知事の周りには「次の2020年の召致を目指そう」などという声もあるようだが、開催都市からこのようなクレームを受けるようでは、何度やっても召致などできないだろう。また石原都知事はコペンハーゲンからの帰りのチャーター機の中で「泣いた」と発言しているが、都民の間からは「都知事1人のわがままで莫大な血税を無駄遣いされたのだから、泣きたいのは都民のほうだ」という声も出ている。(2009年10月6日)


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