タバコの増税は国の大減収
昨日、2010年度の税制改正に関しての各省庁からの要望に対して、ハトポッポが首相官邸で記者団の質問に答える形でコメントしてたけど、その中で、厚生労働省が要望してるタバコ税の大幅な引き上げに対してのコメントを聞いて、あたしは「はぁ?」って思っちゃった。だって、ハトポッポったら、こんなことをノタマッたんだよ。
「私は(タバコを)吸いませんし、環境、人間の体の面から見てどうだということで、それなりに増税という方向が、私はありうべしかなと思います」
おいおいおいおいおーーーーい! 「私は吸いませんし」ってのは、いったい何だよ? これじゃあまるで「私は吸わないから増税したってかまわない」って言ってるみたいじゃん! ほとんどの新聞は、最初の「私は吸いませんし」って部分をカットして、「環境、人間の体の面から」って部分からしか掲載してないけど、テレビで映像を見たら、ハッキリと「私は吸いませんし」って言ってたぞ!
もちろん、ハトポッポは本気で「私は吸わないから増税したってかまわない」って思ってるワケじゃないだろうし、仮に、そう思ってたとしても、こんなとこでそれを口にするほどバカじゃないだろう。これは、あくまでも、「私はタバコを吸いませんが」っていう前置きであって、あとに続く「増税するのはヤブサカじゃない」的なコメントとは何の因果関係もないつもりで口にしたんだと思う。だけど、このコメントを聞いて、あたしが「はぁ?」って思っちゃったように、多くの人たちは、ハトポッポが「私は吸わないから増税したってかまわない」って言ってるように解釈したと思う。
そして、こんな誤解を受けちゃうのも、四方八方に気を配りすぎて、結局、何が言いたいのかよく分からないような、激しく回りくどいような、奥歯にモノのはさまったような、このヘンテコな言い回しが原因なのだ。増税すべきだと思ってるなら、最初からハッキリとそう言えばいいワケで、「それなりに」とか「方向が」とか「ありうべし」とか「かな」とか、何なんだよ! このビビリまくった物言いは? アベシンゾーやフロッピー麻生とは違って、ちゃんと国民から選ばれて総理大臣になったんだから、もっと自信を持って、「八ッ場ダムの建設は誰が何と言っても絶対に中止します!」とか、「沖縄の普天間飛行場はアメリカが何を言って来ても絶対に海外移設します!」とか、何でもハッキリと言えばいいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、タバコ税の大幅な引き上げの問題だけど、まず、あたしのスタンスを言っとくと、あたし的には、タバコ税を上げようが下げようが別にどうでもいいと思ってる。あたしは、総理大臣じゃなくて一般市民だから、あくまでも「個人的な立場」からの意見だけど、タバコが500円になっても、あたしには何の影響もないからだ。あたしは、タバコは吸うけど、決してヘビースモーカーじゃなくて、1日に平均して5本くらいだし、1本も吸わない日もある。だいたい、1ヶ月に5~6箱くらいだし、それも、基本的にはパチンコの景品で取って来てるから、お金を払ってタバコを買うことはほとんどない。タバコが500円になろうと1000円になろうと、そのぶん、「スーパー海物語」の地中海のホニャララ台をキュンキュン言わせればいいだけの話だから、タバコ税が引き上げられても、あたしには何の影響もない。
それに、これまでの自民党政権だったら、ムダな公共工事や箱モノを造り続け、自分たちが潤うために国民の血税を好き勝手に使いまくってたから、タバコ税に限らず、すべての増税にあたしは大反対してたけど、今度の新政権は、あたしたち国民が選んだ政権だ。まだ発足して2ヶ月弱なのに、すでに、八ッ場ダムやアニメの殿堂を始めとした数々の「税金のムダ遣い」の中止を表明してくれたし、これからも次々とムダを見直してくだろう。そうした上での増税の提案なんだから、自民党政権の時みたいに、頭ごなしに反対すべきじゃないとも思ってる。
つまり、何が言いたいのかっていうと、あたしはタバコを吸う人間だけど、新政権のタバコ税に関する問題に対しては、反対でも賛成でもなく、中立の立場だってことだ。そして、世の中の人たちに対しても、中立の立場だと思ってる。あたしはタバコを吸うけど、人ゴミで歩きタバコをするバカ、タバコのポイ捨てをするバカ、禁煙場所でタバコを吸うバカとかは、後頭部に回し蹴りをぶち込んでやりたくなるほどムカついてる。こういうバカどもには、「お前らのセイで、あたしたちマナーを守ってる愛煙家までもが肩身の狭い思いをしてるんだよ!」って怒鳴りつけたくなる。そして、その一方で、まるで自分こそが「正義」だと言わんばかりに、嫌煙権を振りかざして、「伏流煙」だ何だとヒステリックに騒ぎまくってる神経過敏な異常者たちにもムカついてる。こういうバカどもには、「お前らは車に乗らないのか? 電気やガスを使わずに生活してるのか? 今までの人生で誰にもいっさい迷惑をかけずに生きて来たのか?」って問い詰めたくなる。
‥‥そんなワケで、タバコの問題に関しては、2007年3月25日の日記、「自分勝手な嫌煙権」で問題提起して、3日後の28日の「続・自分勝手な嫌煙権」と、29日の「続々・自分勝手な嫌煙権」で、読者から寄せられたいろんな意見を紹介しつつ、最終的には、世の中を「喫煙者」と「嫌煙者」とに分けて考えることこそが無意味だって結論に達した。タバコを吸う人たちの中にも、他人に迷惑をかけないようにマナーを守って吸ってる人たちがたくさんいるんだし、タバコを嫌ってる人たちの中にも、タバコのポイ捨てはしなくても、空き缶のポイ捨てをする人はたくさんいる。だから、喫煙者が「悪」で嫌煙者が「正義」ってふうにカテゴライズして考えるんじゃなくて、タバコを吸う吸わないに関わらず、常識や良識を持ってて、公共のマナーを守って生活してる人間と、他人に迷惑をかけることを何とも思わない無神経で非常識な人間とに分けて考えるべきだっていう結論だ。
だから、今回は、こうした感情論みたいな部分はスルーして、あくまでも中立の立場から、タバコの税金を大幅に引き上げるとどうなるのか?‥‥ってことを検証してこうと思う。何でかって言うと、新政権のやってることが、どうもフワフワとしてて、場当たり的に感じられたからだ。マクラの部分で挙げたように、総理大臣であるハトポッポは、「環境、人間の体の面から見てどうだということで、それなりに増税という方向が、私はありうべしかなと思います」っていう、激しくイライラしちゃう表現でコメントしたけど、ようするに、「タバコは環境にも健康にも悪いものだから」って前提で、増税の対象にすることを容認してるワケだ。
ハトポッポが言ってることは、「タバコは環境にも健康にも悪い」→「タバコ税を大幅に引き上げれば、タバコを吸う人が減る」ってことなワケで、その結果、「タバコによって病気になる人が減る」→「医療にかかる国の支出も減る」ってことなんだろう。あたしは、これはこれで一理あると思うし、これならこれで構わないと思ってる。政府が、国民の健康と医療費の軽減のためにタバコ税を引き上げるっていうのなら、一応はスジの通ってることだから、とりあえずは納得できるってことだ。
ところがどっこい、厚生労働省が政府税制調査会に提出した要望書には、タバコ税の引き上げを要求する理由として、「社会保障費などの財源確保のために」って書かれてる。厚生労働大臣の長妻ちゃんも、「財源の不足を補うために」って理由で、タバコの増税を申し出た。つまり、厚生労働省としては、足りない財源を補うための「税収のアップ」を見込んで、タバコ税の引き上げを要求してるのだ。厚生労働省の要望は、「タバコ1本あたり10円の増税」で、現行で1箱300円のタバコが500円になる。それでも、厚生労働省は、タバコを吸う人は減らずに、増税したぶんがソックリそのまま「税収のアップ」になるって見込んでるのだ。
これは、ハトポッポが言ってることと正反対だ。おんなじ「タバコ税の増税」の話なのに、政府に要求してる厚生労働省サイドは「税収のアップ」を見込んでて、政府のトップのハトポッポは「喫煙者の削減」を見込んでる。だから、あたしは、新政権のやってることが、どうもフワフワとしてて、場当たり的に感じられちゃうのだ。これは、「結論さえ一緒なら、過程はバラバラでもいいのか?」っていう青臭い精神論なんかじゃなくて、ハッキリと白黒がついちゃうゼブラーマン的な見地からの不安感だ。だって、タバコ税を大幅に引き上げた結果、ハトポッポが思ってる通りに喫煙者が減っちゃったら、確かに健康な人は増えるだろうし、医療にかかる国の支出も減るだろうけど、厚生労働省がアテにしてた「財源不足の補填」にはつながらないどころか、完全に逆効果になっちゃうからだ。
広い意味で言えば、厚生労働省がタバコ税の増税の目的としてる「社会保障費などの財源確保」ってことも、ハトポッポが考えてる「喫煙者の減少による医療費負担の削減」も、おんなじようなもんだ。だけど、現実には、タバコ税を充ててるのは、タバコが原因で病気になった人たちだけじゃない。他にもいろんな社会保障にタバコ税を充ててるんだから、これが減収になれば、困る人たちが出て来ることは事実だ。だからこそ、厚生労働省は、少しでも社会保障を充実させるためにタバコ税の増税を要望してるワケで、ハトポッポが考えてるように税収が減っちゃったら、本末転倒なのだ。
‥‥そんなワケで、あたしは、今朝から、愛煙家に対するアンケート、「タバコが1箱500円になったら?」ってのを実施してみたワケだけど、まずは、現行のタバコの税収について、フランク・ザッパに説明しとこうと思う。タバコは、ほとんどが1箱300円で、そのうち約200円が税金だ。ようするに、全国の愛煙家は、本来は100円のタバコを3倍の値段で買わされてるワケで、タバコを1本吸うたびに、国に10円ずつ巻き上げられ続けて来たってワケだ。全国で、今、この瞬間に、タバコを吸ってる人は数え切れないほどいると思うし、中には、一服しながら、この「きっこの日記」を読んでる人もいるだろう。そうした人たちが、全員、10円ずつ巻き上げられてるんだから、10万人がタバコを吸ってれば100万円、100万人がタバコを吸ってれば1000万円てワケで、この一瞬だけで、ものすごいボロ儲けだ。
で、こうしたタバコのよる税収は、年間に約2兆3000億円ほどだ。1箱あたり200円が税金なんだから、この2兆3000億円を200円で割れば、1年間に売れてるタバコの数が出るワケで、その答えが、111億5000万個だ。ついでに、これを365日で割ってみたら、約3055万個だった。つまり、今のニポンでは、毎日、約3055万個のタバコが売られてて、これがぜんぶ煙になってるってワケだ。タバコを吸うあたしでさえも、想像しただけでノドがイガイガしてきちゃう‥‥ってワケで、現在、31日の夜7時を過ぎたあたりだけど、今、アンケートを見てみたら、ちょうど3000人に到達したとこだったので、とりあえず、ここまでの結果で検証してみようと思う。
まずは、アンケートに協力してくださった皆さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってワケで、あたしが嬉しかったのは、この3000人ていうリアルな人数だ。いつものアンケートなら、内容にもよるけど、朝から夜までで、だいたい5000人から8000人くらいの人が協力してくれる。だけど、今回は、「愛煙家の皆さんだけに質問です」ってことだったから、いつもの3割か4割くらいになるだろうって予想してた。そして、その通リの人数になったんだから、あたしの日記を読んでくださってる人たちは、自分が「愛煙家」に該当しないのに、冷やかしで投票するような非常識な人はほとんどいなかったってことになる。これは、とっても嬉しいことだし、このアンケートの結果の信頼度にもつながると思う。
で、この「タバコが1箱500円になったら?」っていうアンケートの、総数が3000人に到達した時点での結果だけど、1の「今までと変わらず吸い続ける」が657人で21%、2の「本数を減らして吸い続ける」が780人で26%、3の「この機会にタバコをやめる」が1563人で53%だった。だから、この結果をモトにして、もしもタバコが1箱500円になった場合の税収の変化を試算してみようと思う。
もちろん、個人個人のタバコの消費量はいろいろで、1日に3箱も4箱も吸うヘビースモーカーもいれば、あたしみたいに4~5日に1箱しか吸わないへナチョコスモーカーもいる。だから、「今までと変わらず吸い続ける」って答えた657人が全員ヘビースモーカーだったり、「この機会にタバコをやめる」って答えた1563人が全員へナチョコスモーカーだったとしたら、トータルの数字に誤差が出て来る。だけど、統計学的には、アンケートの総数が2000人を超えれば、こうした両極端なケースは淘汰されるって言われてる。だから、今回のアンケートなら、総数が3000人なんだから、「1日1箱」っていう平均的な人たちの回答として、十分に信頼できるデータになってると思う。
‥‥そんなワケで、前バリを剥がしたら痒くなっちゃったけど‥‥じゃなくて、前置きが長くなっちゃったけど、タバコが1箱500円になるってことは、現状で1箱に200円かかってるタバコ税が、2倍の400円になるってことだ。だから、すべての愛煙家が、値上げになっても今まで通りに吸い続けるのなら、税収は現状の2兆3000億円が、2倍の4兆6000億円になる。厚生労働省としては、きっと、「値上げによって、ある程度のタバコ離れはあるものの、トータルでは増収になる」って考えたんだと思う。そこで、実際にはどうなるのか、今回のアンケート結果から試算してみると、まず、全体の53%の人たちが「この機会にタバコをやめる」って回答してるんだから、この時点で、すでに税収は半分以下だ。つまり、せっかく税金を2倍にしたのに、この時点では本末転倒ってことになる。
そして、「本数を減らして吸い続ける」って答えた26%の人たちについてだけど、これは、あたしの推測になっちゃうけど、たぶん、「今までの3分の2」くらいの量に減らすんだと思う。今までは、タバコを3個買っても1000円でお釣りが来たけど、これからは2個で1000円になる‥‥ってワケで、ここがポイントなのだ。一部の企業を儲けさせるためと、国民の個人情報を集めて警察や検察へ垂れ流すために、「タスポ」っていうバカ丸出しのカードが作られたけど、未だに普及率は3割台で、完全に大失敗した。そして、このアホカードのオカゲで、全国のタバコの自販機の売り上げは激減して、自販機の収入だけに頼ってたタバコ屋さんは、軒並み潰れちゃった。
一方、「タスポ」なんて持ってない7割近くの愛煙家たちは、そのほとんどが、コンビニでタバコを買うようになった。そして、その買い方は、「1000円で3個」が一番多いそうだ。これまで、自販機で自由に買えてた時は、必要な時に1個ずつ買ってたんだけど、わざわざレジに行って店員とやりとりしなきゃならないコンビニの場合は、何度も行くのがメンドクサイから、「1000円で3個」っていう買い方をするようになったのだ。だから、タバコが500円に値上げされれば、「1500円で3個」なんて買い方をするワケはなく、ほとんどの人が、これからは「1000円で2個」って買い方をするだろう。そして、その買い方に合わせた吸い方をするようになるだろう。
1ヶ月のタバコ代を決めてる人たちにしても、たとえば、1ヶ月のタバコ代が6000円の人なら、今までは月に20箱買えてたのが、これからは12箱になるんだから、だいたい3分の2になる計算だ。ただし、これらのケースは、厚生労働省的に見れば、若干の増収になる。20個買ってたタバコを半分の10個にするのなら、税金が2倍になっても税収は変わらないけど、半分よりはリトル多いんだから、このぶんの差が増収になるってワケだ。細かく計算すると、300円のタバコを20個買ってた時は、月に4000円の税金を払ってたことになるけど、500円のタバコを12個買うようになると、税金は4800円になる。
だから、今回のアンケートで、「本数を減らして吸い続ける」って答えた26%の人たちは、これまで通りのタバコ代を使い続けるとすれば、支払う税金は2割ほど増えることになる。そして、「今までと変わらず吸い続ける」って答えた21%の人たちは、今までの2倍の税金を支払うことになる。つまり、全体の53%の人たちがタバコをやめてタバコ税を支払わなくなり、26%の人たちが2割ほど多く税金を支払うようになり、21%の人たちが2倍の税金を支払うことなる。
これらをぜんぶ計算するワケだけど、簡単に言えば、「この機会にタバコをやめる」って言ってる53%の人たちについては、これからはタバコ税を1円も支払わなくなるワケだから、計算する必要はない。「本数を減らして吸い続ける」って答えた26%の人たちの支払うタバコ税と、「今までと変わらず吸い続ける」って答えた21%の人たちの支払うタバコ税を足し算するだけで答えが出る。つまり、現在の税収の2兆3000億円の26%を2割増しにして、21%を2倍にして、その2つの数字を足せばいいワケだ。
2兆3000億円の26%は5980億円だから、これを1.2倍にすると7176億円だ。それから、2兆3000億円の21%は4830億円だから、これを2倍にすると9660億円だ。そして、この2つの数字を足すと、1兆6836億円になるワケで、これが、タバコを500円に値上げした場合の年間の税収ってことだ。現状の税収が2兆3000億円なんだから、6164億円の大減収ってことになる。
もちろん、これは、「この機会にタバコをやめる」って言ってる53%の人たちが、ホントにタバコをやめたと仮定しての試算であって、中には、やめられない人も出て来るだろう。だけど、逆に、「今までと変わらず吸い続ける」って答えた21%の人たちの中にだって、これまで月に1万円使ってたタバコ代が、2倍の2万円になったことが厳しくて、少しだけ本数を減らして、月に1万5000円くらいにする人だって出て来るかもしれない。だから、この辺のことも、3000人ていう総数によって、統計学的に淘汰されてるワケで、ソックリこのままの数字にはならないとしても、そこそこは当たると思う。
‥‥そんなワケで、厚生労働省の人たちが、いったいぜんたい何を根拠にして、タバコ税を2倍にすれば税収が増えて「社会保障費などの財源確保」になるって考えたのかは知らないけど、どこの新聞やテレビの世論調査よりも信頼度が高いことでオナジミの「きっこのブログ」のアンケートによれば、ご覧の通りの結果になった。だから、ハトポッポが言ってるように、たとえ税収が減っても、環境や健康のために喫煙者を減らしたい‥‥ってことなら、タバコ税の大幅な引き上げは効果があるけど、増収を見込んでるんだとしたら、完全に正反対のオッペケペーな愚策ってことになる。せっかくだから、あたしがジキジキに厚生労働省の人たちにアドバイスしてあげるけど、あたしだったら、300円のタバコをビミョ~に330円に値上げする。これなら、ほとんどの人がタバコをやめないし、「1000円で3個」っていう買い方も変わらないから、値上げしたぶんの30円が、そのまま増収になる。さっきも書いたけど、年間に売られてるタバコは111億5000万個なんだから、カケる30円てことで、3345億円の増収になる。ま、こんな「商売の常識」も、人に言われなきゃ気づかないようなお役人たちには、何を言ってもムダだと思うけど‥‥なんて、最後にちょっとだけ皮肉を散りばめてみた今日この頃なのだ(笑)
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