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2009.11.05

工事ミスでトリチウムを24年間も放出/柏崎原発

「工事ミスでトリチウムを24年間も放出/柏崎原発」(世田谷通信)

東京電力は、5日、柏崎刈羽原発(新潟県)の1号機で、本来は施設外へ排出してはいけない放射性物質トリチウムを含んだ水を24年間にもわたって海へ放出していたと発表した。調査によると、1985年の運転開始前の工事を請け負った東芝の関連会社が、原子炉格納容器内の装置と廃液処理用タンクを結ぶ配管を間違えて接続したため、1年間に約2500ミリリットルの放射性物質トリチウムを含んだ水を現在まで24年間も海へ放出し続けてきたという。東京電力では「放射性物質は微量で外部環境への影響はない」とお決まりのコメントをしているが、柏崎刈羽原発の付近の漁師や釣り人からは20年ほど前から「柏崎刈羽原発周辺の魚は異常に大きいか奇形の魚ばかりだ」という声があがっている。他にも市民団体「サクラ調査ネットワーク」の調査によると、柏崎刈羽原発の周辺で奇形の花弁のサクラが大量に発生する「サクラの大異常」が報告されている。また今回、同様の工事ミスによるトリチウムの排出が福島第二原子力発電所第1号機からも見つかっており、あらためて原発工事のずさんな実態を知らされることになった。(2009年11月5日)


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