マイルCSに使徒襲来?
15日の「エリザベス女王杯」の結果を日記に書いたトタンに、すごくたくさんの人から「次のマイルは何が来ますか?」ってメールが届いたので、あたしは、「マイルCS(マイルチャンピオンシップ)」っていうレースがあることを知った。それくらい競馬のことは何も知らないあたしだけど、1つだけ言えることは、そんなに都合よく予知夢を見たりするワケがないってことだ。それで、「やれやれ」なんて思いながら寝たのが、月曜日の深夜だった。
そしたら、メッタに見ることのない「エヴァンゲリオン」の夢を見た。あたしがアスカの役なんだけど、風船みたいに膨らむ耐熱用のプラグスーツを着て、同じく耐熱用の装備をした弐号機に乗り込み、浅間山の火口からマグマの中へ入ってく。そう、「マグマダイバー」だ。それも、何度もパチンコのリーチで見てるからなのか、両足を前後に広げて、「ジャイアントストロークエントリー」って言いながら入ってく。
夢のストーリー自体は、原作のアニメに忠実で、最初はマグマの中にいる使徒の繭(まゆ)を捕獲しに行ったんだけど、途中で使徒が孵化しちゃったから、急きょ、作戦を変更して、マグマの中で使徒と戦うことになった。で、あたしが苦戦してたら、もう1機のエヴァが助けに来てくれたんだけど、ここからがオリジナルのストーリーになって、あたしはアスカの役で弐号機に乗ってるのに、助けに来てくれたのも弐号機なのだ。そして、通信用のスクリーンに映ったのは、稲垣早希ちゃんだった。
早希ちゃんは、バッチリとアスカのコスプレをしてて、あたしに向かって、「あんたバカァ? アスカの役はあたしに決まってんでしょ!」って文句を言うんだけど、あたしは、大好きな早希ちゃんとお話ししてることが嬉しくて、使徒との戦いの最中だってのに、「早希ちゃん!ブログ旅、毎週観てるよ♪」なんてノンキなことを言っちゃう。その瞬間、使途があたしの弐号機に襲い掛かって来たんだけど、早希ちゃんの弐号機が、例のデカいカッターナイフみたいなヤツで使途をぶった斬ってくれて、無事に「殲滅!」ってことになった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、月曜日の夜に、こんなヘンテコな夢を見たんだけど、ナニゲに気になったから、火曜日の朝、目が覚めてから、インターネットで「マイルCS」のことを調べてみた。そしたら、「エリザベス女王杯」の時とおんなじで、「出走登録馬」の一覧表があったので、上から順に見てったら、おしまいのほうで、あたしは、完全に凍りついちゃった。そこには、こんな馬の名前が書いてあったのだ。
「サンダルフォン」
そう、あたしがさっきまでマグマの中で戦ってた第8使徒の名前だ! あたしは、ゾゾーッて寒気が走り、全身がチキン肌になり、サスガに怖くなって、どうしていいのか分からなくなった。ハッキリ言って、こんなのシャレにならない。だけど、誰かに言わないと怖くてしょうがないから、とりあえず、ミクシーの日記に、このことを書いた。そしたら、あるマイミクさんが、「エヴァズリクエストなんて馬もいますね(笑)」ってコメントを書き込んでくれたから、慌てて一覧表を見直してみたら、ホントだ! 外国の馬なので、別のワクの中に書いてあって、最初に見た時にはウッカリと見過ごしちゃったみたいだけど、確かに「エヴァズリクエスト」って名前の馬もいた!
これで、ちょっと古い表現で言うと、あたしの「ガクガクブルブル」も本格的になって来たワケだけど、これは火曜日の時点でのことで、まだサンダルフォンやエヴァズリクエストが出走するかどうかは分からない。それで、またまた石川喬司先生にお聞きしてみたところ、あたしが見た「出走登録馬」は37頭だったけど、このうちでレースに出られるのは18頭、つまり、半分以下だとのこと。そして、レースにはこれまでの獲得賞金の多い順に出られるんだけど、サンダルフォンは獲得賞金が18番目でギリギリだとのこと。
37頭の中から、抽選か何かで18頭が選ばれるなら、どの馬にも平等に出走できるチャンスがある。だけど、これまでの獲得賞金で決められるとなると、ようするに、強い馬から順に選ばれてくってことになる。だから、これまでの獲得賞金が19番目以下の馬は、上位の馬が何らかの理由で出走を辞退した時にだけ、繰り上げ当選するってことだ。獲得賞金が19番目や20番目の馬なら、少しは期待が持てるけど、30番目だの35番目だのになると、こないだの衆院選で自民党の比例区の後ろのほうに回されちゃった猪口邦子みたいに、最初っから当選する可能性はゼロに等しいってことになる。
で、カンジンのサンダルフォンだけど、獲得賞金が18番目ってことは、もしもギリギリで出走できたとしても、この18頭の中じゃ「一番弱い馬」ってことになる。それも、サンダルフォンが6歳なのに対して、もっと上位にいる馬たちは、3歳だったり4歳だったり5歳だったりするワケで、サンダルフォンよりも短い期間で多くの賞金を稼いでるってことになる。そう考えると、力の差は歴然だ‥‥ってワケで、ここで、あたしが思ったのは、「あたしは夢でエヴァに乗ってサンダルフォンを殲滅させたんだから、勝つのはエヴァズリクエストでサンダルフォンは負けるんじゃないのか?」ってことだった。
‥‥そんなワケで、あたしは、ヘンテコな夢を見るには見たんだけど、その「解読」の部分で悩んでたら、石川先生が次のデータを送ってくださった。
(前略)
参考までに出走予定馬の専門誌採点は次のようになっています。
カンパニー 97.5
アブソリュート 95.4
キャプテントゥーレ95.3
ファイングレイン 94.8
ザレマ 94.4
マルカシェンク 94.4
スマイルジャック 94.2
トライアンフマーチ93.8
エヴァズリクエスト93.6
サブレザ 93.5
フイフスベトル 93.2
スズカコーズウェイ92.9
サンダルフォンは評価外ですから楽しみ特大です。ちなみにエリザベス女王杯のブエナビスタは98.6。
テイエムプリキュアやクイーンスプマンテはやはり評価外でした。
(後略)
‥‥ってことで、18番目のギリギリで勝ち目はないと思ってたサンダルフォンだったけど、「エリザベス女王杯」で優勝したクイーンスプマンテも、2着になったテイエムプリキュアも、両方とも「評価外」だったってことを知って、また、あたしの気持ちは変わって来た。あたしは、こんな事前の評価があるなんてことを知らなかったから、「エリザベス女王杯」の時には、自分の見た夢に自信を持って「テイエムプリキュアが来る!」って言ってたけど、今になって振り返ると、激しく勝ち目のない馬の名前を挙げてたワケだ。
そう言えば、15日の夜の日記でメールを紹介させていただいたレイさんは、「以前にマツリダゴッホ、今年の天皇賞でカンパニーを当てたのは読んで知っているのですが、今回のテイエムプリキュアに関しましては、競馬を少しかじったことのある人なら「さすがに、それは・・・」ってみんな思ったと思います。」って書いてた。だから、あたしも、競馬を少しでもかじってて、専門誌の事前の評価とかにも目を通してたら、いくらプリキュアの夢を見たからって、「テイエムプリキュアが来る!」だなんて思わなかったかもしれない。
で、夢の内容とは別の問題として、ドシロートのあたしなりに、ちょっとだけ「予想」っぽいことを書かせてもらうと、あたしには、もう1頭、すごく気になってる馬がいる。こないだの秋の「天皇賞」で、あたしとおんなじ苗字の騎手が乗るってことと、8歳馬だって理由から応援してたら、ミゴトに優勝しちゃったカンパニーだ。カンパニーに騎乗する横山典弘騎手は、「エリザベス女王杯」の時にも、あたしがポイントの1つにしてた「ブルー」の枠、優勝したクイーンスプマンテとおんなじ4枠にいたから、すごく気になってた。だけど、何のお告げもなかったから、あえてそのことには触れなかった。アレもコレもって書き始めちゃうと、確率を高くするために手広く書いてるみたいに思われちゃうからだ。だけど、今回の「マイルCS」では、こないだの秋の「天皇賞」で優勝した馬、カンパニーに騎乗するんだから、「出走登録馬」の一覧表を見た時から、すごく気になってた。そしたら、石川先生が、こんなことを教えてくださった。
「横山騎手が乗る天皇賞馬カンパニーはマイルチャンピオンシップをラストランに引退する予定です。」
ええ~! そうなんですか~!‥‥ってワケで、あたしがカンパニーにこだわってる理由は、もう1つある。「マイルCS」が開催される今度の日曜日は、あたしのお誕生日なのだ。「エリザベス女王杯」の時も、「京都11R」で「芝2200m」っていうとこから、あたしのお誕生日の11月22日を連想したけど、今度は、そのお誕生日の当日に行なわれるレースなのだ。だから、あたしは、あたしとおんなじ苗字の騎手に、運命的なものを感じてた。だから、それが、カンパニーの引退レースともなれば、運命的なものも二乗になっちゃう。
‥‥そんなワケで、今、この日記を書いてるのは、木曜日の深夜なので、もう、出走馬が決まってる。さっきインターネットで見たら、評価の高いカンパニーやエヴァズリクエストはもちろんとして、獲得賞金でギリギリだったサンダルフォンの名前もあった。今は、まだ枠順が決まってないから何とも言えないけど、枠順が発表された時に、もしもサンダルフォンが「8番」だったり「8枠」だったりしたら、まさに「第8使徒」ってワケだ。そして、エヴァズリクエストが「2番」だったり、「赤」の「3枠」だったりしたら、まさに「弐号機」ってワケだ。
石川先生は、「横山騎手が乗るカンパニーが、このレースではブエナヴィスタ的存在なのも興味深いところです。」っておっしゃってるから、「エリザベス女王杯」とおんなじ展開になるとしたら、1着がエヴァズリクエスト、2着がサンダルフォン、3着がカンパニーってことになる。これなら、エヴァはサンダルフォンに勝つワケだし、カンパニーはブエナビスタ的な役割を果たしたことになる。それに、「東京アンダーグラウンド」っていうアニメに出て来る「カンパニー」は、「エヴァンゲリオン」における「ゼーレ」みたいな位置づけだし、あたしのお告げを聞いて「さすがに、それは・・・」って思ったレイさんも、苗字が「綾波」なのかもしれない。
ま、これは、お告げでも予知能力でも何でもなくて、あたしの十八番の「妄想」なんだけど、こんなふうにいろいろと妄想してみるのも、競馬の楽しみ方の1つなのかもしれない。「エリザベス女王杯」の結果に対して、レイさんは「こんなレースは何年かに1回しかないですし~」って言ってたから、確率的に言えば、何年かに1回しかないような展開が、2回も続くワケはない。それに、ここまで書いて来て、皆さんをガッカリさせて申し訳ないんだけど、今回は、前回みたいな「お告げ感」を感じてないのだ。
前回は、あたしの意思とは無関係に、どこからか「エリザベス女王杯」のことが頭に流れ込んで来て、目が覚めたあとも、ものすごく「エリザベス女王杯」のことが気になった。だから、プリキュアの夢を見たことも、目が覚めてからインターネットで出走登録馬の一覧表を見たことも、すべてに一貫した流れを感じたし、あたし以外の何らかの不思議な力が働いてるってことがビンビン感じられた。だけど、今回は、寝る前に何の映像も浮かばなかったし、「マイルCS」のことは頭に流れ込んで来なかった。朝、目が覚めてからインターネットで出走登録馬を調べたのだって、前回のことがあったから、気になっただけだ。
そこで、「サンダルフォン」なんて名前の馬を発見して、さらには「エヴァズリクエスト」なんて名前の馬までいたもんだから、あたしの中の「不思議ちゃん」がヌッと顔を出しちゃっただけで、あたしの肌感覚で言うと、今回の弐号機の夢は、完全に「単なる偶然」だ。もしも、ホントに予知夢だったとしたら、もっとビンビンと感じるハズだからだ。昔から「柳の下に2匹目のドジョウはいない」なんて言葉があるように、おいしい思いが2回も続くワケはない。これは、ただの格言じゃなくて、ちゃんと確率論に裏づけされた言葉だ。
‥‥そんなワケで、あたしがアスカになって、弐号機に乗って、マグマの中で第8使徒のサンダルフォンと戦った夢を見たのは事実だけど、残念ながら、この夢は「マイルCS」とは関係ないような気がする。もちろん、これも、例の「大勢(たいせい)に影響が出ないようにする」ための大宇宙の操作なのかもしれないし、あたしには何とも言えない。だから、「マイルCS」の馬券を買おうと思ってる人は、あたしの怪しげな「予知能力もどき」なんかに惑わされないで、ちゃんと自分の予想で買って欲しい。ただ、どうしても気になる人は、自分の予想でシッカリと買った上で、あくまでも「お遊び」として、今日の日記を参考にした馬券を100円とか200円とか、負けても困らない範囲で買い足してみると、レースを観戦する時のワクワク度やドキドキ度がアップするかもしれないと思う今日この頃なのだ。
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