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2009.11.21

風雲免許更新録/前編

今日、「マイルCS」の枠順が発表になったので、さっき、帰って来てから見てみたら、ナナナナナント! サンダルフォンが8枠の18番ていう、あたしの恐れてた通リの結果になっちゃった。まさに「大外から第8使徒が襲来する!」って感じで、それを迎撃するエヴァズリクエストのほうは、正反対の1番だ。18頭のレースで、あたしが見た夢に関連する2頭が1番と18番の両端だなんて、あまりにも劇的だ。

だけど、夢であたしが乗ってたのも、早希ちゃんが助けに来てくれたのも、両方とも弐号機なのに、エヴァズリクエストは1番、つまり、シンジの初号機ってワケで、あたしの見た夢とは違った結果になった‥‥ってことは、エヴァズリクエストのことは無視して、「弐号機が2機」ってことで、2枠の2頭のワンツーなのか? そうすると、 マルカシェンクとカンパニーってことになる。そして、2機の弐号機に殲滅させられたサンダルフォンは3着なのか?‥‥ってことで、実際に夢を見たあたしも解読できないんだから、その話を聞いてる皆さん、特に、エヴァンゲリオンの「マグマダイバー」を観てない人には、チンプンカンプンだと思う。

そこで、どうしても気になる人は、コッソリとコレでも観て、あたしの見た夢の雰囲気だけでも味わってみて、それから、オノオノで判断してみて欲しい‥‥なんて、自民党の歴代の無責任総理みたいに丸投げしちゃったワケだけど、あたし自身、夢にサンダルフォンが出て来たから、競馬でもサンダルフォンが入賞するのか、それとも、夢でサンダルフォンを殲滅させたから、競馬でもサンダルフォンが負けちゃうのか、いったいどっちなんだか、なかやまきんに君の上腕二頭筋に聞いても分からないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、今日、朝から品川の天王洲アイルでお仕事をしてたんだけど、午後1時すぎから3時半すぎまで、約2時間半、空き時間ができた。それで、最初は、車の中でおにぎりを食べながら「サンシャイン牧場」に水撒きでもしようかと思ったんだけど、「ハッ!」っと気づいたのが、ここは鮫州のすぐ近くだってことだった。そう、免許の更新だ。あたしの場合、たぶん1時間の講習を受けるだけだから、午後イチの講習時間に間に合えば、楽勝で戻って来られる。それで、あたしは、この空き時間を使って、鮫州の試験場へ免許の更新に行ってみることにした。

で、実際には、12時45分に天王洲アイルを出発できて、1時前には鮫州の試験場に到着したので、車の中でダッシュでお化粧を直して、急いで中へ入った。そして、持ち歩いてたハガキを受付に出して、用紙をもらい、名前と生年月日と電話番号を書いて、隣りの部屋で視力検査をしてから写真を撮ってもらい、通路を奥へ進んで古い免許証に穴を開けてもらい、手前の窓口で4250円払って印紙を貼ってもらい、4ケタの暗証番号を設定して、2階へ行って講習の手続きをするまでに、約10分。そしたら、講習の手続きの係のおじさんが、教本の入った袋を差し出しながら、あたしにこう言った。


「2時間ですね」


えっ?‥‥あたしは、この3年間で、たった1点の「通行区分違反」で1回しか捕まってないんだから、1時間の講習じゃないの?‥‥ってワケで、聞いてみたら、「過去5年間」なんだって! あたしは、前回の更新の時、あと1ヶ月で更新だって時に、それまでずっと逃げ切って‥‥じゃなくて、それまでずっと交通違反をしないで来たのに、あまりにもバカバカしい「一時不停止」で捕まっちゃったのだ。だから、そのすごあとに免許を更新したのに、その時の違反がまだ残ってて、過去5年間に「軽微な違反が2回」ってことで、2時間の講習を受けなきゃなんなかったのだ。

午後イチの2時間講習は、1時20分からで、途中に10分の休憩が入るから、終わるのは3時半だ。講習が終わった時点で、ダッシュで戻ればお仕事に間に合うけど、新しい免許証の交付に時間が掛かったりしたら、ちょっとヤバイことになる。だけど、もうここまで来ちゃったんだから、覚悟を決めるしかない。ま、細かいことを言っちゃえば、あたしは、常に「30分前にはスタンバる」ってことをポリシーにしてるから、実際には4時までに戻ればノープロブレムってワケで、多少の余裕があった。

それで、あたしは、トットと教室に入り、後ろから2番目の席に座り、講習が始まるのを待った。ちょっと小さめの教室は、もう半分くらいの席が埋まってて、例によって例のごとく、前のほうは空いてた。だけど、講習が始まる5分前の1時15分くらいになると、ゾロゾロと人が入って来て、ほぼ満席になった。そして、時間ピッタリに担当の講師が入って来たんだけど、珍しいことにおばさんだった。メガネの痩せたおばさんで、60代くらいの感じの人だった。あたしは、今までに6回、免許の更新をしてて、今回が7回目なんだけど、このうちの3回は無違反だったから近所の警察署でやって、鮫州の試験場に来るのは4回目だ。今までの3回は、ぜんぶおじさんの講師で、おばさんの講師は今回が初めてだった。

‥‥そんなワケで、いよいよ講習がスタートしたんだけど、最初に結論を言っちゃうと、いつもはメンドクサイと思ってる講習なのに、今回だけは、ホントに受講して良かったと思った。だって、この3年間で、道交法は大幅に変更になってて、あたしのぜんぜん知らないことがマウンテンだったのだ。ほぼ毎日、車が原チャリの運転をしてるあたしなのに、こんなに知らないことだらけだったなんて、大ゲサじゃなくて、ホントにビックル一気飲みだった。

おばさん講師は、まずは黒板に貼ってある4種類のマークの説明を始めたんだけど、あたしには、オナジミの「初心者マーク」と、お年寄りの「もみじマーク」しか分からなかった。その下に貼ってあったのは、四角い2つのマークで、1つがグリーン地に黄色のチョウチョのマーク、もう1つが今のプリキュアのマーク、あの、4つのハートが四葉のクローバーみたいにくっついてるマークだった。そしたら、チョウチョのマークが聴覚障害者のマークで、プリキュアのマークが身体障害者のマークだった。あたしは、「身体障害者のマークって、確か、車椅子のマークじゃなかったっけ?」って思ったんだけど、それだと、あまりにも直接的すぎるから、このマークに変更になったそうだ。

以前の車椅子のマークのシールは、暴力団とかが大量にニセモノを作って、「どこに駐車してもキップを切られないシール」として、1枚2万円とか3万円とかで売りさばいてたから、今度のプリキュアのマークのシールも、すでに暴力団がニセモノを作ってるかもしれない。だけど、そうした人間のクズどものことは置いといて、純粋にマークのデザインとして考えると、身体障害者を表わすのに、車椅子よりは四葉のクローバーのほうが遥かにいいと思うし、聴覚障害者を表わすのにチョウチョを使ったのも、とってもステキな感覚だと思った。

だけど、あたしが気になったのは、お年寄りの「もみじマーク」のことだ。2~3日前に、ネットのニュースで、今の「もみじマーク」が不人気だから、新しい高齢者ドライバー用のマークを一般公募するってことを知ったからだ。そしたら、今日、あたしがもらって来た教本は、「平成21年10月改定」、つまり、先月に改定されたばっかの新しいものなのに、「もみじマーク」が新しくなったら、その部分だけのために、すぐにまた1冊丸ごと作り直すってことになる。

ただでさえ、ヤタラと無意味な多色刷りにして、紙も高級なものを使い、1冊で済むものをワザワザ3冊にしてる「更新時の教本」は、莫大な税金で作られてる。ドライバーに教えなきゃならないホントに重要なポイントだけをマトメて、2色か3色で刷れば、教本は1冊で済むし、費用は10分の1で済む。だけど、この教本を作るための関連団体や関連企業に、ものすごい数の天下りがいるから、その天下りたちに法外なお給料を支払うために、ムダな教本を作り続けて‥‥って、ま、今日はやめとこう(笑)

‥‥そんなワケで、ほぼ毎日、運転してるあたしが、現行で使われてる4種類のマークのうち、2種類しか認識してなかったワケだけど、このあと、さらに驚くことになった。飲酒運転の点数が大幅に引き上げになったり、免許取り消しの欠格期間が延長になったっていうのは、お酒を飲んだら運転はしないあたしには無関係なことだから、聞かされても「へぇ~」って感じだったけど、そんなことじゃなくて、あたしの免許そのものが、この3年の間に、別の免許になってたのだ!

あたしの免許は「普通免許」って言って、その名の通り、ニポンで1番「普通」の免許だ。乗用車なら、軽自動車からフェラーリまで運転できるし、トラックなら4トントラックとかまで運転できるし、マイクロバスなら9人乗りのものまで運転できるし、オマケに原チャリにも乗れる。で、5トン以上のトラックを運転する時には「大型免許」が必要になるし、10人乗り以上のバスを運転する時には「大型二種免許」が必要になる‥‥って思ってた。ようするに、「普通免許」の上は「大型免許」って思ってた。

そしたら、あたしの知らない間に、「普通免許」と「大型免許」の間に、「中型免許」ってのが新設されてたのだ。いろいろと細かく分かれてるんだけど、分かりやすいとこでザクッと言えば、今までは普通免許で運転することができた4トントラックが、今の普通免許じゃ運転できなくなったのだ。今の普通免許で運転できるのは3トントラックまでで、4トントラックを運転するためには、普通免許の上に新設された中型免許を取らなきゃなんなくなったのだ。

あたしは、こんな話、初耳だったし、真っ先に思ったのは、「普通免許で4トントラックを運転してるプロドライバーたちは、みんなお仕事ができなくなっちゃうじゃん」ってことだった。そしたら、おばさん講師が説明してくれたんだけど、この中型免許が新設されたのは平成19年の6月で、それ以前に免許を取得してる人は、これまで通りに、4トントラックを運転することができる。これが適用されるのは、平成19年6月以降に免許を取った人だけだ‥‥ってことだった。つまり、おんなじ普通免許でも、平成19年6月より前に免許を取った人たちと、以降に取った人たちとでは、運転できる車の上限が違うってワケだ。

で、この違いをハッキリとさせるために、新しく免許を取った人たちの免許証には、区分のとこに「普通」って書かれるんだけど、平成19年6月以降に免許を取ってるあたしとかは、今までは「普通」って書いてあったのに、これからは「中型」って書かれるのだ。だけど、今までの普通免許が新設の中型免許に繰り上がったワケじゃなくて、あくまでも、今まで通りの車を運転できるってだけだから、免許証の区分には「中型」って書かれながらも、条件のとこに「8トンまでに限る」っていう但し書きがつく。「8トン」てのは、車両重量を含めた重さだから、ようするに、4トントラックのことだ。

‥‥そんなワケで、前回、あたしが免許の更新をしたのは、3年前、平成18年の11月だから、あたしが免許の更新をした半年後に、この中型免許ってのが新設されたワケだ。それなのに、あたしは、今日までまったく知らなかった。聴覚障害者のチョウチョのマークも、平成20年6月に導入されたそうだから、もう1年半も経つのに、あたしは今日まで知らなかった。コレって、あたしのアンテナが鈍感だったってことじゃなくて、行政的に広報が行き届いてないってことじゃないの?

あたしは、ほぼ毎日、都内や川崎や横浜を走りまわってるんだから、たぶん、どこかで、この聴覚障害者のチョウチョのマークや、身体障害者のプリキュアのマークをつけた車を目にしてたハズだ。だけど、あたしがぜんぜん覚えてないのは、これらが何かの意味を持ったマークだとは気づかなかったからだろう。さっき書いたように、これらのマークは、デザインとしては優れてる。車椅子のマークみたいにダイレクトじゃないから、自分の車に貼る人たちも抵抗感が少ないと思う。だけど、逆に言えば、これらのマークの意味を知らない人たちにとっては、何のことだかピンと来ない。車椅子のマークが貼ってあれば、10人が10人ともピンと来るだろうけど、チョウチョのマークやプリキュアのマークじゃ、その車のドライバーが趣味で貼ってるステッカーだと思っちゃう。

だから、あたしは、こうしたことは、広報こそが重要で、いくらステキなマークを導入したって、すべてのドライバーが認知しなかったら意味がないと思う‥‥ってワケで、全国のドライバーの皆さん、正方形でグリーン地に黄色いチョウチョのマークを貼ってる車を見かけたら、聴覚障害者の人が運転してる車だから、クラクションを鳴らしても聞こえない場合もあるし、できるだけフォローするような運転を心がけて欲しい。そして、4つのハートが四葉のクローバーみたいになってるマークを貼ってる車を見かけたら、それは「プリキュアのマニア」じゃなくて、身体障害者用の車両だから、できるだけフォローするような運転を心がけて欲しい。

‥‥そんなワケで、行政の不備を「きっこの日記」がフォローしたワケだけど、今回の「ちびまる子ちゃん」の教本は、「ちびまる子ちゃん」的にはイマイチで、あんまりツッコミドコロが見当たらない。前回の教本は、思わず「ププッ!」って噴き出しちゃうボケとかもあったのに、今回は、ヒロシが「他人の迷惑になる行為はダメだぞ」とか言ってて、「お前が言うな!」ってツッコミを入れるくらいだった。友蔵もぜんぜんボケてくれないし、まる子もお姉ちゃんもお母さんも、みんな優等生的なセリフしか言ってない。

だけど、そのぶん、あたしを楽しませてくれたのが、例のおばさん講師だった。おばさん講師は、なしくずし的に授業をしてるんじゃなくて、心の底から交通安全を願ってるみたいで、ヤタラと使命感に燃えてて、ヤタラと本気だった。「本気と書いてマジと読む」ってノリで、最初こそ静かにスタートしたんだけど、10分、20分と話し続けてくうちに、ジョジョに奇妙に脳内麻薬が分泌して来たのか、だんだんにボルテージが上がって来て、声に変な抑揚をつけたり、ヤタラと動きまわって自分の立ち位置を変えてみたり、自分が大事だと思ってることを何度も早口で繰り返してみたり、挙句の果てには、ウトウトしてる人のとこまで小走りに行って起こしたりしてた。たとえば、運転中のドライバーの脳みそと手足との動きを説明する時なんて、こんな感じだった。


「皆さん!皆さんが運転している時に、何を考えてますか? 仕事のこととか趣味のこととか夕飯こととか、いろんなことを考えてますよね? でもぉ~~~、こうした考えとは別にぃ~~~、皆さんの脳と体はぁ~~~、認知・判断・伝達・操作ということを瞬時に繰り返しているのです! 認知・判断・伝達・操作!認知・判断・伝達・操作!認知・判断・伝達・操作!認知・判断・伝達・操作!これが頭の中を~~~、グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグル~~~っとぉ~~~ねぇ~~~!」


あたしは死ぬほどツボだったのに、他の人たちはみんなシーンとしてて、今さらながら、「あたしって普通の人たちと笑いのツボが違うんだな~」って再確認しちゃった。とにかく、あたしには、そのおばさん講師の一挙手一投足がツボだったから、一瞬でも見逃さないように注目してたんだけど、今回は、ただ面白がるだけじゃなくて、話の内容もちゃんと聞いとかなきゃいけない大切なことも混じったから、なかなか大変だった。吉田照美よりもやる気マンマンなおばさん講師は、3冊の教本をまんべんなく平行して使ってくのだ。


「はい!それでは次は『交通の教則』の5ページ、飲酒運転の罰則ですが、東京都の『安全運転のしおり』の38ページを見てください!こちらにもあるように、罰則が引き上げられました!『人にやさしい安全運転』の25ページにも飲酒運転による危険性が書いてありますが~」


すべてがこんな感じだから、こっちは、3冊の教本のページを順番にひらくだけでも大変で、ちょっとでも気を抜くと、今、どの本のどのページをやってんだか分からなくなっちゃう。実際、あたしは、「人にやさしい安全運転」をひらいた時に、事故が起こった時の応急処置のページをひらいちゃったんだけど、そこにあった、仰向けに倒れてるグリーンのシャツの男性と、その男性に「大丈夫ですか?」って声をかけてるブルーのシャツの男性のイラストが目に入った。それで、その先のことが気になって、つい、ページをめくってみたら、ブルーのシャツの男性が、グリーンのシャツの男性のアゴを持ち上げて気道を確保したり、口に耳を近づけて呼吸を確認したりするイラストが続いてる。

ま、ここまではいいんだけど、その次のページを見て、あたしはブッ飛んだ。ブルーのシャツの男性が、グリーンのシャツの男性とディープキス風味の人工呼吸をしてるんだけど、ナゼだか、グリーンのシャツの男性だけが、突然、裸になってるのだ! それも、わざわざ赤い矢印を使って、ブルーのシャツの男性が、裸の男性の股間のほうを凝視してるように描かれてるのだ! これは、胸の動きを見て、ちゃんと空気が肺に送られてるかどうかを確認しながら人工呼吸をしろっていう説明なんだけど、4コマ漫画みたいにイラストだけを見て来たあたしとしては、どうしても、「救護をしてるうちに愛が芽生えちゃった2人」にしか見えなくて、笑いをこらえるのが大変だった。そして、「ハッ!」っと気づいた時には、いったいぜんたい、どの教本のどのページをやってんだか、ぜんぜん分からなくなっちゃってたのだ。

‥‥そんなワケで、ようやく最初の1時間の講習が終わり、10分間の休憩に突入したとこで、ちょうど時間となりました‥‥ってワケで、思いつくままに無計画に書いてたら、あまりにも長くなっちゃったので、「ちびまる子ちゃん」的に、「後半へ続く」ってことにした今日この頃なのだ♪


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