沖縄で米軍車両がひき逃げか
「沖縄で米軍車両がひき逃げか」(世田谷通信)
7日午後5時15分頃、沖縄県読谷村楚辺の道路沿いの雑木林で、頭から血を流して死亡している男性の遺体が発見されたが、その後、現場近くの自動車修理工場に、在日米軍関係者が使用する車両につけられるYナンバーの事故車両が修理に持ち込まれていたことが分かった。嘉手納署によると、該当車両はフロントガラスが割れており、人間のものと見られる毛髪や血液が付着していたため、県警ではDNA鑑定を急いでいる。死亡した男性は、近くに住んでいた外間政和さん(66)と判明し、司法解剖の結果、死因は頸椎骨折であることが分かった。県警では、DNA鑑定の結果が外間さんと一致した場合、車両の使用者をひき逃げの容疑で特定するとしている。しかし使用者が在日米軍関係者であった場合には、これまでの同様の事件や事故のように、アメリカ側が「日米地位協定」を悪用して犯人を保護し、被害者や遺族は泣き寝入りすることになるだろう。「日米地位協定の見直し」を公約に掲げている鳩山政権には、1日も早い公約の実現を目指して欲しい。(2009年11月9日)
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