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2010.01.31

アメリカの本意とマスコミの作意

今日、30日、日比谷の野音で、普天間飛行場の辺野古への移設計画に反対する集会が開催されて、沖縄から上京した100人以上の市民を始め、6000人を超える人たちが参加した。オムライス党のみずほたんは、「辺野古に基地を造ることは不可能だ。社民党が許さない。沖縄にこれ以上の負担は課さない。5月末に結論が出るまで渾身の力をこめて絶対に勝つ」って決意を語った。あたしは、お仕事で行けなかったけど、たくさんの人たちが参加して、すごく盛り上がったそうだ。

でも、これは、とってもおかしな話だ。だって、去年の衆院選で、「最低でも県外移設、できれば国外移設」っていう「公約」を連呼したハトポッポを支持して、沖縄の人たちは、4区すべてで民主党を始めとした野党の候補者を当選させたからだ。そして、政権交代が実現したんだから、あとは新政権に任しとけば、普天間基地の問題は、沖縄の人たちの「民意」の通リに解決するハズだった。それなのに、どうして、未だに市民が集会をしなきゃなんないんだろう? いくら市民が「基地反対」を叫んでも、沖縄の基地はいっこうになくならない。だから、沖縄の人たちは、「辺野古への移設反対」と「基地縮小」を「公約」に掲げた政党を支持したのに‥‥。

そして、念願の政権交代が実現して、もう4ヶ月も経つってのに、沖縄の人たちは、少しもホッとできない。それどころか、外務大臣のフランケン岡田の「完全にアメリカ側に立った発言」とか、官房長官のヌラリヒョン平野の「無神経なオトボケ発言」とか、防衛大臣のコシヌケ北沢の「周りに流されまくりの発言」とか、そして、何よりも、総理大臣のハトポッポの「煮えきらない優柔不断な発言」の数々によって、沖縄の人たちは、もうクタクタのヘトヘトだ。それぞれの閣僚が自分勝手な発言をするたびに、沖縄の人たちは一喜一憂して、ちっとも心が休まることがない。

ハトポッポは、去年の所信表明演説でも、昨日の施政方針演説でも、「国民」だの「命」だのって言葉を連呼して、ずいぶんご立派なことをノタマッてたけど、ホントに「国民」だの「命」だのを大切に思ってるなら、何よりも先に言うべきなのが、沖縄の人たちに対する「私が総理大臣に選ばれたからには、絶対に辺野古に基地は造らせない!」っていうヒトコトだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、この「普天間飛行場の移設問題」に関しては、沖縄の人たちを始め、去年の衆院選で野党に投票した多くの有権者が、政権交代後のハトポッポ内閣のだらしない態度に、もうガマンの限界を迎えてる。その上、カンジンの国会では、こうした国民の重要な問題はホッタラカシで、連日、どうでもいい小沢一郎の土地の問題なんかで貴重な時間を浪費してる。国民のほとんどは、「そんなことは検察に任せといて、国会議員は山積してる問題を議論しろ!」って怒ってるのに‥‥。

でも、ハトポッポ内閣の肩を持つワケじゃないけど、「普天間飛行場の移設問題」で、これほど国民を不安にさせてるのは、何も、フランケン岡田やヌラリヒョン平野たちの無責任発言だけに原因があるワケじゃない。何よりの原因は、マスコミによる偏向報道や捏造報道だ。アメリカ側はぜんぜん怒ってないのに、やれ「アメリカが激怒した」だの、やれ「日米同盟の危機」だのって、次から次へと大ウソのデマ報道を垂れ流すニポンのマスコミって、いったい誰からいくらもらってんだろう? たとえば、ニポンのマスコミは、今日もこんな記事を垂れ流した。


「「海兵隊の日本駐留は必要」ルース米大使が強調」(朝日新聞)

ルース駐日米大使は29日、東京都内の早稲田大学で講演し、沖縄に駐留する米海兵隊について、「全面的に日本から撤退すれば、機動性が損なわれる」と駐留継続の必要性を訴え、海兵隊の全面的なグアム移転を求める動きを牽制(けんせい)した。ルース氏は中国の軍拡路線や北朝鮮の核・ミサイル開発を挙げ、「日本の安全保障環境は(1989年の)ベルリンの壁の崩壊時と変わらず、複雑だ」と指摘。在日米軍は地域の安定と抑止を達成するために必要な規模と訴えた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設などの米軍再編については、日米両国が10年以上にわたって議論した結果、現行計画に至っていることを強調。「思いやり予算」と呼ばれる駐留経費の日本側負担を見直す動きに警戒感を示した。(2010年1月30日)
http://www.asahi.com/international/update/0130/TKY201001290515.html?ref=goo


これは「朝日新聞」の記事だけど、配給元がおんなじみたいで、他の新聞の記事も、ほとんどおんなじ内容だ。だから、他の新聞を読んでる人も、みんな、ルース大使がこうした発言をしたと思うだろう。つまり、アメリカを代表してニポンに来てるルース大使が、「海兵隊の全面的なグアム移転を求める動きを牽制した」って思うだろうし、「思いやり予算を見直す動きに警戒感を示した」って思うだろう。だけど、これらの記述は、ぜんぶニポンのマスコミの創作で、ルース大使は、実際には、こんなことは言ってないのだ。

「Peace Philosophy Centre」の聡子さんが、29日のエントリーで、ルース大使のスピーチの原文(英文)を引いて、ニポンのマスコミの報道の異常さにツッコミを入れてくれてる。ちょっとだけ引用させていただくと、「朝日新聞」には「全面的に日本から撤退すれば、機動性が損なわれる」と駐留継続の必要性を訴え、海兵隊の全面的なグアム移転を求める動きを牽制した。」って書かれてるけど、原文では「沖縄から海兵隊がいなくなったら次に近い戦闘部隊はハワイの陸軍になるので有事の際には距離的に遠くなるので対応が遅くなってしまう」って言ってるだけなのだ。

ようするに、ルース大使は、沖縄の海兵隊をすべてグアムへ移転させた場合の結果を事務的に話してるだけで、「だから沖縄には海兵隊が必要だ」とか、「だからグアムへの移転は良くない」とかってことには、まったく言及してない。どっちかって言うと、「有事の際には距離のぶんだけ対応が遅れてしまうが、それでもニポン側がグアムへの移転を望むのなら、それはそれで構わない」ってニュアンスだ。つまり、「牽制した」って部分は、ニポンのマスコミの創作ってことになる。

そして、「思いやり予算」に関しての記述も、聡子さんが「全く誤訳である」って断言してるように、ルース大使のスピーチの原文では、「この予算をどのように使っているのか疑問を持つ人が多いのは理解できる。だから2008年に受け入れ国負担の総合的な見直し作業をすることに合意した。日本の納税者が効率的な予算の使い方から受益できるようにする。」ってなってる。原文では「(2008年に)見直し作業をすることに合意した」って言ってるのに、いったいどんなふうにネジ曲げて訳せば、「見直す動きに警戒感を示した」ってことになっちゃうんだろう?

さらに言わせてもらえば、スピーチの原文を読めば分かるように、ルース大使は、「沖縄の基地問題」についての講演をしてるんじゃなくて、「日米同盟」についての講演をしてるワケで、沖縄の基地問題について話してるのは、全体の1割にも満たない。9割以上は、これまでの「日米同盟」の成り立ちや歴史から、北朝鮮の問題や核の抑止力についてなど、沖縄の基地問題とは関係のないことを話してる。それなのに、この長いスピーチの中から、全体の流れの中でチョコっとだけ出て来た沖縄の基地問題に関する部分だけを拾い上げて、それを大幅に脚色したり、意味を正反対に訳したりして記事にするなんて、ニポンのマスコミって完全に異常だと思う。

‥‥そんなワケで、ルース大使が早稲田大学で講演した29日には、防衛大臣のコシヌケ北沢も、防衛相で、グレグソン米国防次官補と会談した。で、こっちのほうも、マスコミの報道を紹介する。


「名護市移設、地元情勢は困難=「普天間」で米次官補と会談-北沢防衛相」(時事通信)

北沢俊美防衛相は29日、グレグソン米国防次官補(アジア・太平洋担当)と防衛省で会談し、沖縄県名護市長選で米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設受け入れ反対派が勝利したことに関し、「われわれとすれば、沖縄の人たちの気持ちはしっかり受け止めないといけない」と述べ、現行計画の実現が困難になりつつある地元情勢を説明した。グレグソン氏は「市民の決断を重く受け止めるのは当然のことだ」と応じた。市長選後、日米両政府の高官が普天間移設問題をめぐって会談したのは初めて。北沢氏は、今後の日本政府の対応について「平野博文官房長官の下で(政府・与党の)検討委員会をやっている。そこで案が出てくれば、それを検証して米側と擦り合わせるのは、防衛省の仕事だ」と説明した。(2010年1月29日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100129-00000312-jij-pol


マスコミの報道を信用してないあたしが、こうした記事だけを信用するのは都合がいいと思うけど、少なくとも、この問題に関するこれまでのマスコミの報道が、どれも偏向的に報じられて来た経緯から判断すれば、「事実より悪くは報じても、決して良くは報じない」ってことだけはハッキリしてる。だから、そんなマスコミが、こんなふうに報じたんだから、グレグソン次官補が「市民の決断を重く受け止めるのは当然のことだ」って言って、沖縄の民意に理解を示したことには間違いないだろう‥‥ってことになる。そして、さっきのルース大使のスピーチのほうも、原文を読むと、こんな一節が出て来る。


「The U.S. is mindful, however, of Okinawa's historic experience, and recognizes the need to balance the concerns of the people of Okinawa against the island's strategic importance.」

「アメリカは、沖縄の歴史や状況に十分に配慮した上で、基地の戦略的な重要性と、沖縄の人たちが基地に対して抱えている不安という相反するもののバランスをとっていく必要があります」


これは、2006年の米軍再編成の日米合意案に対するマクラとして発言してるんだけど、こうした言葉を聞いても、沖縄の基地問題に対するアメリカ側のスタンスが、「沖縄の人たちの負担を減らす」ってことを根幹にしてることが分かると思う。つまり、ルース大使は、「沖縄の基地は、戦略的には重要だけど、それとおんなじくらいに、沖縄の人たちの気持ちも重要だ」って言ってるワケだ。それなのに、ニポンのマスコミは、こうした部分はいっさい報じない。

ルース大使のスピーチの全文を読んでみると、確かに、北朝鮮を危険視してみたり、中国が軍事力を増強してることを懸念してみたり、核兵器による抑止力を力説してみたりって、いつものアメリカンテイストが散りばめられてるけど、こと、沖縄の基地問題に関しては、本心なのか外交的な作戦なのかは分からないけど、ものすごく言葉や表現を選んで、沖縄の人たちに配慮した言い方をしてる。決して、ニポンのマスコミが報じてるような言い方なんてしてないし、どっちかって言うと、「沖縄の問題の決定権はニポン政府にあるのだから、われわれアメリカはその決定に従うだけだ」って本意がベースになってて、その上で、「アメリカとしては、また最初からいろいろと決めるのは、手間と時間が掛かって大変だから、できれば現行案のままでやってくれるとアリガタイザーなんだけど」的なニュアンスで話してる。

‥‥そんなワケで、ぜんぶで14500文字もあるルース大使のスピーチの原稿の中から、わずか3%にしかあたらない500文字だけを抜き出した上に、それを偏向的に加筆したり、挙句の果てには正反対の意味に「故意に誤訳」して報じるなんて、ニポンのマスコミのデタラメぶりにも呆れ返っちゃうけど、それもこれも、いつまでも態度をハッキリさせないハトポッポ内閣の不甲斐なさが原因だろう。マスコミがどんなにデタラメな報道を繰り返したって、閣僚それぞれが好き勝手なことを言い散らかしたって、トップのハトポッポが「辺野古には基地は造らないし、もちろん県内移設も絶対にありません!」ってビシッと言ってくれれば、沖縄の人たちを始め、平和を愛する国民すべてが安心できて、日比谷の野音に集まらなくてもよくなるのに‥‥って思った今日この頃なのだ。


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2010.01.30

自民党の町村氏も政治資金で不動産購入

「自民党の町村氏も政治資金で不動産購入」(世田谷通信)

国会の答弁時間のほとんどを民主党の小沢一郎幹事長の土地問題の批判に費やしている自民党だが、その自民党の町村信孝元官房長官も、政治資金で不動産を購入していたことが分かった。町村氏自身が代表をつとめる政治資金管理団体「信友会」は、2001年に北海道江別市の不動産を1000万円で購入し、6年後の2007年に、この物件を町村氏本人に600万円で売却していた。つまり、自分の政治資金で1000万円の不動産を購入し、数年間だけ「信友会」の名義にしておき、その後、購入価格より400万円も安い価格で自分自身に転売していたのである。また、この不動産取引も、実際の取得日と収支報告書における記載日とが違っており、小沢幹事長のケースとまったく同一であることも分かった。購入から記載に至るまでの流れが小沢幹事長と同一なので、仮に東京地検特捜部が小沢幹事長を「政治資金規正法違反」で立件するのであれば、当然のことながら、町村氏のことも捜査、立件すべきであろう。さらには、自民党の杉浦正健前法相も、自身が代表をつとめる「杉浦正健後援会」の名義で1993年と1997年に愛知県岡崎市と西尾市の不動産を合計1726万円で購入していたことも分かった。自民党の森雅子参議院議員は、26日の参院予算委員会で、与党の閣僚全員に「政治資金で不動産を買うつもりはあるか」との質問をして、法律で規制される前でも政治資金で不動産を購入したことは政治家としてのモラルに反するという持論を展開して民主党を激しく批判したが、このような事実がある以上、国民からは民主党も自民党も大差ないように見えるのではないだろうか。(2010年1月30日)


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合体する日々

「合体」って言葉を聞くと、どうしても「釣りバカ日誌」が頭に浮かんじゃうあたしとしては、ハマちゃんとミチコさんが合体して鯉太郎くんが生まれるっていう、ものすごくシンプルな数式をイメージしちゃう。そして、「合体ロボ」の元祖的な「ゲッターロボ」にしても、イーグル号、ジャガー号、ベアー号っていう3機の乗り物があって、その3機がどんなふうに組み合わさるかによって、空中戦を得意とする「ゲッター1」、地上戦を得意とする「ゲッター2」、水中戦を得意とする「ゲッター3」っていう3種類のロボットになるだけだから、とってもシンプルだ。

だけど、アニメの「ゲッターロボ」で、イーグル号とジャガー号とベアー号が最初に合体してから35年が経ち、映画の「釣りバカ日誌」で、ハマちゃんとミチコさんが最初に合体してから22年が経った今では、あまりにも複雑な「合体」が炸裂しちゃってて、とてもじゃないけど理解できなくなっちゃった。たとえば、今、まさに、佳境を迎えてる「侍戦隊シンケンジャー」なんて、第1話からずっと観て来たのに、未だに分かんない。それぞれのメンバーが出す「折り紙」みたいな形の乗り物、「折神」は、獅子折神、龍折神、亀折神、熊折神、猿折神の5種類で、これがぜんぶ合体すると、大きなロボットの「シンケンオー」になる。そして、「シンケンオー」が兜折神を装備すると「カブトシンケンオー」になったり、舵木折神を装備すると「カジキシンケンオー」になったり、虎折神を装備すると「トラシンケンオー」になったりって、こうしたプラスアルファの合体が何パターンかあるのも分かる。

さらには、このプラスアルファ用の兜折神と舵木折神と虎折神だけが合体すると、戦闘機みたいな「ダイテンクウ」になるってことも分かるし、「シンケンオー」が、この「ダイテンクウ」と合体すると、空も飛べる「テンクウシンケンオー」になるってことも分かる。それから、シンケンゴールドが海老折神で作る「ダイカイオー」も分かるし、「シンケンオー」と「ダイカイオー」が合体して「ダイカイシンケンオー」になるのも分かる。だけど、あたしに分かるのは、これくらいまでで、「ダイカイオー」のバリエーションの「ダイカイオーヒガシ」だの「ダイカイオーニシ」だのはよく分かんないし、さらにいろんなものと合体する「シンケンダイゴヨウ」とか「サムライハオー」とかになると、いったいぜんたい何と何と何と何を合体させるんだか、あたしにはチンプンカンプンな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、いよいよ明日、映画の「侍戦隊シンケンジャー VS ゴーオンジャー 銀幕BANG!!」が公開されるから、1年ぶりに及川奈央ちゃんの「ケガレシア」をタンノーできる上に、奈央ちゃんは、ひと足先に公開されてた「仮面ライダー×仮面ライダーW & ディケイド MOVIE大戦2010」にも、ショッカーの怪人、「蜂女」の役でも出てたから、この2連発は、マニアにはたまんないだろう。あたしなんて、できることなら、「蜂女」と「ケガレシア」を合体させて「蜂レシア」ってのもやって欲しいくらいだ(笑)

だけど、マクラでも書いたように、最近は、こうしたシンプルな合体は流行らないみたいで、とにかく、ナンでもカンでもカタッパシから合体させちゃうのが今どきみたいだ。たとえば、この冬に上映してたウルトラマンの映画、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」では、正義の味方のウルトラマン一族に対して、悪の化身になっちゃったウルトラマンベリアルが、今まで歴代のウルトラマンたちが倒して来た100匹の怪獣と合体しちゃって、史上最強の超巨大怪獣「ベリュドラ」ってのになっちゃうのだ。

ちなみに、ウルトラマンベリアルが、どんな怪獣たちと合体するのかっていうと、宇宙怪獣ベムラー、変身怪獣ザラガス、彗星怪獣ドラコ、再生怪獣サラマンドラ、用心棒怪獣ブラックキング、宇宙大怪獣ベムスター、暗黒星人シャプレー星人、凶悪宇宙人ザラブ星人、三面怪人ダダ、幻覚宇宙人メトロン星人、暗殺宇宙人ナックル星人、暗黒星人ババルウ星人、変身怪人ゼットン星人、磁力怪獣アントラー、海獣キングゲスラ、古代怪獣ツインテール、地底怪獣マグラー、古代怪獣ゴメス、超力怪獣キングゴルドラス、剛力怪獣キングシルバゴン、地底怪獣グドン、宇宙有翼怪獣アリゲラ、宇宙恐竜ゼットン、宇宙忍者バルタン星人、宇宙怪獣エレキング、アースロボッドタイプビースト バンピーラ、奇獣ガンQ、双頭怪獣キングパンドン、ミサイル超獣ベロクロン、宇宙ロボットキングジョーブラック、どくろ怪獣レッドキング、火山怪鳥バードン、暴君怪獣タイラント、サーベル暴君マグマ星人、分身宇宙人ガッツ星人‥‥って、とてもじゃないけど書ききれない。

もちろん、これらの怪獣の名前は、この映画の解説をコピーさせてもらっただけで、あたしは、ほとんどの怪獣を知らない。あたしが知ってるのは、バルタン星人とか、メトロン星人とか、ダダとか、パチンコの「ウルトラマン」に出て来る怪獣だけだ。でも、バルタン星人やメトロン星人みたいに「○○星人」て名前の敵は、ようするに、他の惑星からやって来た宇宙人なワケで、これを「怪獣」って呼ぶのは失礼な気がする。さらに言えば、宇宙ロボットキングジョーブラックとかは、どんなのかは知らないけど、名前だけを見た限りは「ロボット」なんだと思うから、これを「怪獣」って呼ぶのも変な気がする。

とは言え、メカゴジラみたいに、怪獣の形をしたロボットなら、「怪獣」って呼んでもいいような気もするし‥‥って思ってたら、「アースロボッドタイプビースト バンピーラ」ってのが混じってた。これも、あたしは見たことも聞いたこともないけど、この名前だけから推測すれば、「ビースト型のロボット」ってことみたいだから、つまりは、メカゴジラみたいなタイプなんだと思う。ま、そんなことはいいとしても、とにかく、悪いウルトラマンのウルトラマンベリアルってのが、こうした、怪獣とか宇宙人とかロボットとか怪獣型ロボットとかをカタッパシから取り込んで「合体」しちゃうワケだから、そりゃあもう大騒ぎなんだろう。

‥‥そんなワケで、あまりにも「ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる」的な合体をしちゃったウルトラマンベリアルだけど、こんなヤミクモな合体で、ホントに効果があるんだろうか? たとえば、パワーが100のモンスターが2匹、合体したら、足し算的な合体だとしてもパワーは200になるし、掛け算的な合体ならパワーは1000になる。そして、キングコングとドラゴンが合体したら、キングコングの腕力とドラゴンの炎や飛行能力を合わせ持った怪物になる。これらは、メリットのある合体だ。

だけど、合体ってのは、双方の能力が合わさるワケだから、こうした「合体したほうがいいパターン」だけじゃなくて、逆のパターンもあると思う。まったくの正反対の能力を持ってるモンスター同士を合体させたら、その能力が打ち消し合っちゃって、ゼロになっちゃうケースもあると思う。口から「炎の息」を吐くドラゴンと、口から「冷凍の息」を吐くドラゴンを合体させたら、果たして、その2つの息をうまいこと吐き分けられるようになるんだろうか? あたしの予想だと、両方が混ざっちゃって、相手にとっては気持ちいいだけの「ちょうどいい温度の息」しか吐けなくなっちゃうような気がするのだ。

だから、あたしは、100匹もの怪獣を合体させたら、中には、こんなふうに、双方の能力を打ち消し合っちゃうケースも出て来ると思う。それに、おんなじ能力を持った2匹であっても、合体させたら逆効果になっちゃうケースもあると思う。たとえば、この一覧の中には、「暴君怪獣タイラント」ってのと、「サーベル暴君マグマ星人」てのが並んでるけど、この名前だけから判断すれば、どっちも「暴君」てことになる。そして、「暴君」と「暴君」を合体させたら、あたしは、2倍の「暴君」になるとは思えない。2つの「暴君」が自分を主張し合って、ぶつかり合って、潰し合っちゃうと思う。

だから、あたしは、何かと何かを合体させるなら、やっぱり、数は少ないほうがいいと思う。ケータイにしたって、電話の機能にメールやインターネットの機能が合体しただけで十分なのに、今のケータイは、カメラに動画にテレビにラジオに音楽にゲームに電卓にキッチンタイマーにスケジュール表にお財布まで合体してるから、とてもじゃないけど使いこなせない。

‥‥そんなワケで、あたしは、今日、100円ショップに日用品を買いに行ったんだけど、必要なものを4点ほどカゴに入れてレジに並んでたら、あたしの目の前に、「レジに並んでる人が、ついついカゴに入れちゃうお菓子」の棚があった。それで、あたしは、「こんなワナには引っかからないぞ!」って思いつつ眺めてたら、子供のころから見慣れてるハズの明治の「サイコロキャラメル」の様子がおかしい。「サイコロキャラメル」は、誰でも知ってるように、大きめのキャラメルが2粒入ったサイコロが、5個で1パックになってる。そして、普通は白いサイコロだけど、赤いサイコロもある。

だけど、あたしが目撃した「サイコロキャラメル」は、ナナナナナント! 青かったのだ!‥‥って、ガガーリンみたいになっちゃったけど、5個のサイコロのうち、3個はいつもの白いサイコロだったんだけど、残りの2個が青かった。でも、青だけじゃなくて、赤いのも黄色いのもあった。それで、青いのを手に取って見てみたら、2個のサイコロにまたがって、それぞれの面に動物のシルエットが描いてあった。カンガルーなら、2個のサイコロの、上の箱に上半身のシルエットと「かんが」の文字、下の箱に下半身のシルエットと「るー」の文字があって、2個を重ねてる状態で「かんがるー」になってるのだ。

それで、あたしは、最初は意味が分からなかったんだけど、どの動物も、おんなじようなシルエットで描かれてることから、「上半身と下半身を組み合わせて、ヘンテコな合体動物を作って遊ぶんじゃないか?」ってことに気づいた。そして、上のとこを見たら、「コんガらガっち」って書いてあった。ひらがなとカタカナが混じってるなんて、「トイザらス」か「すイエんサー」みたいだけど、とにかく、あたしは、久しぶりに「サイコロキャラメル」を食べてみたかったのと、この遊びが気になったので、まんまと「レジに並んでる人が、ついついカゴに入れちゃうお菓子」のワナに引っかかっちゃった。

それで、お家に帰って来てから、さっそく、キャラメルを食べながら遊んでみたら、これが、たまんないほど、あたしのツボだった。あたしが買ったのには、「かんがるー」と「となかい」と「てぃらのざうるす」と「むささび」が描いてあったんだけど、「かんがるー」は「かんが」と「るー」、「となかい」は「と」と「なかい」、「てぃらのざうるす」は「てぃら」と「のざうるす」、「むささび」は「む」と「ささび」に分かれてた。それで、上の箱を左に回すと、「かんがるー」の上半身と「むささび」の下半身が合体した「かんがささび」とか、「てぃらのざうるす」の上半身と「となかい」の下半身が合体した「てぃらなかい」とかが現われちゃって、もうサイコー♪


Sc1


すべての動物が、黒いシルエットで描かれてる上に、上の箱と下の箱とのツナギ目の部分の胴体の幅が、みんなおんなじになってるから、どんな組み合わせにしても、色も形もズレたりしないで、ピッタリと揃う。その上、箱を開けたとこのベロの部分に、それぞれの合体動物の特徴がヒトコトで書いてあって、これがまたツボだった。たとえば、「てぃらなかい」なら「年上にへつらう」って書いてあって、まるで、どっかのジャニタレの中年アイドルグループのリーダーみたいだった。


Sc3


それで、あたしは、しばらく1人でケラケラと笑いながら遊んでたんだけど、こんなに面白いんだから、きっと他にも、この遊びにハマってる人がいるんじゃないかと思って、インターネットで「コんガらガっち」で検索してみた。そしたら、本日2回目のナナナナナント! ちゃんと明治製菓のホームページに、専門のサイトが作られてて、4コマ漫画やルーレットで遊べるようになってた上に、何よりもビックル一気飲みだったのが、この「コんガらガっち」って、2年半も前の「2007年の夏」から導入されてたんだって!

‥‥そんなワケで、前回、「サイコロキャラメル」を買った時は普通のヤツだったから、あたしは、もう2年以上も買ってなかったんだ‥‥ってことに気づいた。そして、あたしが買ってない間に、こんなにも面白い遊びがついてたなんて、あまりにもウカツだった。とにかく、これからは、最低でも週に1回は「サイコロキャラメル」を買おうと思うんだけど、結局、知らなかったのはあたしだけってワケで、今、これを読んでる人のほとんどは、「今ごろ何言ってんの?」って感じだと思う。だから、あたしが今さら紹介するのも気が引けちゃうけど、もしも、万が一、まだ知らなかった人がいたら、この「コんガらガっち」のサイトで、とりあえず、「ルーレット」だけでもやってみて欲しい。ものすごく面白いし、あたしと合体したみたいな気分になれるから♪‥‥って感じの今日この頃なのだ(笑)


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2010.01.29

名前は一生モノ

昨日の日記は、官房長官のヌラリヒョン平野のバカ発言の数々に呆れ果てたあたしが、久しぶりに金魚亭きっこに変身して、落語のパロディーでツッコミ入れさせてもらったワケだけど、何人かの読者から、「井戸の茶碗」てタイトルなのに「井戸」も「茶碗」も出て来ない‥‥っていうメールをいただいた。だから、ちょっとだけ説明させてもらうと、この「井戸の茶碗」ていう落語は、とっても長い噺なのだ。それで、あたしがパロディーにしたのは前半の部分で、「井戸の茶碗」は後半に登場する。正確には「青井戸の茶碗」ていう高価なお茶碗のことで、何の価値もないと思って貧乏武士がお礼に渡した汚いお茶碗が、実は何百両もする名器、「青井戸の茶碗」だった‥‥っていう流れになってる。オリジナルを聴きたい人は、YOU TUBEで検索すると、三代目の古今亭志ん朝の名演を楽しむことができると思う。

で、落語と言えば、故人でも現役でも好きな噺家がたくさんいるけど、何度か書いてるように、あたしは、春風亭小朝が大好きだ。何と言っても、マクラから落語本編への導入が絶妙で、たいていの場合は、気づかないうちに本編が始まってたりする。ただ、これは、落語っていう話芸に関しての好みであって、ビジュアル的なことを言わせてもらうと、小朝の今の金髪だけはいただけない。だって、ぜんぜん似合ってないからだ。昔の小朝は、オシャレで可愛くてお坊ちゃま風で良かったのに、今は、どうしても、「金髪ブタ野郎」のイメージがついてまわっちゃう。

ま、泰葉が、春風亭小朝に対して言った「金髪ブタ野郎」ってのは、所詮は夫婦ゲンカの延長みたいなもんだし、結果的にはギャグにしちゃったんだから、何も問題にはならなかった。どっかのカルト教団のペテン師が、エックスジャパンのTOSHIに対して言った「化け物アゴ男」ってのも、所詮は洗脳する側と洗脳される側との間のことだし、言われてる最中は本人も納得してたんだから、これも別に問題にはならなかった。猿岩石の有吉が、品川庄司の品川に対して言った「おしゃべりクソ野郎」ってのも、所詮はギャグなんだし、言われたほうこそがオイシイ思いをしてるんだから、これまたぜんぜん問題にはならなかった。だけど、これらの呼び名って、時と場合と相手が違えば、その場でぶん殴られることウケアイだし、名誉毀損で訴えられる可能性だって十分に考えられると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、「金髪ブタ野郎」にしても、「化け物アゴ男」にしても、「おしゃべりクソ野郎」にしても、芸能人がテレビでネタみたいな感じで使ってるからシャレで済んでるワケだし、言われてる本人が怒ってないからこそ、シャレとして成り立ってるワケだ。だから、おんなじ芸能人や有名人だったとしても、金髪で太ってる某ヤンキー系の俳優に向かって「金髪ブタ野郎!」って言ったり、某有名プロレスラーに向かって「化け物アゴ男!」って言ったり、TBSの朝のワイドショーの某司会者に向かって「おしゃべりクソ野郎!」って言ったりしたら、たぶん、シャレじゃ済まないと思う。ようするに、こうした酷い呼び名やアダ名の場合は、どんなケースであっても、結局は「言われてる本人次第」ってワケで、ネタとしてオイシイ場合にしろ、洗脳されちゃってて感覚がマヒしてる場合にしろ、言われてる本人が、その酷い呼び名を許容してくれてるってことが大前提になる。

だけど、言われてるほうが、別にネタとしてオイシイこともなく、別に変な宗教に洗脳されてることもないのに、みんなから酷いアダ名で呼ばれてることを何とも思ってないようなケースもある。それが、「ど根性ガエル」の「ゴリライモ」と、「キテレツ大百科」の「ブタゴリラ」だ。両方とも「ドラえもん」における「ジャイアン」的な位置づけのキャラだけど、あまりにも酷いアダ名だと思う。普通の感覚なら、「ゴリライモ」にしても「ブタゴリラ」にしても、アダ名ってよりも悪口の部類だろう。だけど、2人とも、みんなからこのアダ名で呼ばれてるのに、ぜんぜん怒らない。「おい、鈴木!」って呼ぶのとおんなじ感覚で、「おい、ゴリライモ!」とか「おい、ブタゴリラ!」とかって呼ばれてるのに、ぜんぜん怒らない。

キャラ的に言えば、体の大きなガキ大将のジャンルなんだから、こんなアダ名で呼んだら、普通はソッコーでぶん殴られるようなイメージなのに、そんな感じはミジンもない。それどころか、2人とも、このアダ名が気に入ってるようにすら見える。それで、不思議に思ったあたしは、ずいぶん前に、この謎について調べたことがある。そしたら、ゴリライモにはゴリライモの、ブタゴリラにはブタゴリラの、それぞれちゃんとした理由があったのだ。

まず、「ど根性ガエル」の「ゴリライモ」だけど、これには、ビックル一気飲みの理由がある。それは、「ゴリライモ」の本名が、ナナナナナント! 「五利良イモ太郎」っていうのだ! 本名が「ゴリラ・イモタロウ」なんだから、それを縮めて「ゴリライモ」って呼んでるだけで、別に、外見がゴリラみたいだとかイモみたいだとかってことじゃなかったのだ。つまり、「木村拓哉」のことを「キムタク」、「深田恭子」のことを「フカキョン」て呼ぶようなもので、ぜんぜん悪口じゃなかったのだ。このパターンだと、「近藤睦夫」とか「近藤睦美」とかって名前の人のことを「コンドーム」って呼ぶのが、たぶん、唯一の嫌がらせで、これ以外は、ぜんぶOKだと思う。

で、「キテレツ大百科」の「ブタゴリラ」のほうは、もっとディープな理由があった。「ブタゴリラ」の本名は「熊田薫(かおる)」なんだけど、この「薫」って名前が女の子みたいで、本人は恥ずかしく思ってる。それで、本名で呼ばれたくないために、自分のほうから、みんなに「ブタゴリラ」って呼ぶように頼んでたのだ。でも、周りの誰かがつけたアダ名じゃなくて、自分のほうから呼ばせるなら、何も「ブタゴリラ」なんて酷いのにしなくてもいいのに‥‥。動物の名前を使うのなら、苗字が「熊田」なんだから、何も「ブタ」だの「ゴリラ」だのを持って来なくても、「クマちゃん」とかでいいのに‥‥って思う。

だけど、自分の苗字に「クマ」って動物の名前が入ってるのに、あえてそれは使わずに、普通の感覚だと悪口にしか聞こえないような「ブタ」と「ゴリラ」を合体ロボさせたアダ名をみんなに呼ばせるなんて、よほど「薫」って本名が嫌で、半ば自虐的になってのかもしれない。でも、ある日のこと、教室に父兄参観にやって来た八百屋さんのお父さんが、息子に「薫」って名前をつけたイキサツを話す。たしか、お父さんはとっても野菜を愛してて、最初の子供が生まれたら、男の子でも女の子でも「いつでも野菜の香りが感じられるように」って願いを込めて「薫」って名前をつけようと決めてた‥‥とかって話だった。そして、このお父さんの話を聞いたブタゴリラは、それまで嫌ってた自分の名前を好きになる。

‥‥そんなワケで、最近は、自分の子供のことをペットかオモチャか何かとカン違いしてるのか、とてもマトモとは思えないような変な名前をつけちゃう親が増殖してるから、あたしは、「こども店長」の名前が「加藤清史郎」だって知った時に、ミョ~に感心しちゃった。最近の親なら、もっと変なアニメの登場人物みたいな名前をつけてそうなのに、今どき「清史郎」だなんて、とってもカッコイイし、とっても男らしいし、大人になってからも堂々と自分の名前を名乗ることができる。病院で名前を呼ばれる時も、面接で名乗る時も、自分の名刺を渡す時も、恥ずかしい思いをしなくて済む。

あたしは、名前って、一生のものだと思ってるから、自分の子供の名前をつける時には、その子が大人になってからのことまでを考えて、つけるべきだと思ってる。ペットみたいな名前でも、子供がちっちゃいうちだけならいいかもしれないけど、小学校に上がれば恥ずかしい思いをするし、中学や高校では名前のことでイジメられるし、社会人になれば恥をかく。「薫」なんていう普通の名前でも、ブタゴリラみたいに辛い思いをしてる子供だっているんだから、ペットみたいな名前をつけられた子供は、一生、重い十字架を背負わされて生きてかなきゃなんない。

で、最近、増えて来た変な名前のことを「DQNネーム(ドキュンネーム)」って言うそうなんだけど、実際に子供たちがバカ親の被害に遭って変な名前をつけられちゃったケースを紹介してるサイト、「DQNネーム」を見てみたら、「戦争(せんそう)」とか「僕(しもべ)」とか「亜菜瑠(あなる)」とか「羽姫芽(わきが)」とかっていう信じられない名前の中に、「賢一郎(けんいちろう)」と「誠太郎(せいたろう)」っていう極めてマトモな名前が混じってた。それも、酷さのレベルで、第3位と第4位にランクインしてるので、あたしは、何でこんな普通の名前が「DQNネーム」に選ばれてるのかと思って、それぞれの解説を見てみた。

そしたら、呆れ返ったことに、この「賢一郎」と「誠太郎」は、2人とも女の子で、それも、姉妹だったのだ。解説によると、両親が、どうしても男の子が欲しかったそうで、女の子が生まれたのに、こんな名前をつけたそうだ。その上、2人とも頭をスポーツ刈りにさせられて、お洋服も男の子のものを着せられてるそうだ。コメントの中には、「ここまで来ると虐待じゃないの?」ってものもあったけど、あたしも同感だ。5才くらいまでならともかくとして、小学校に上がる時点で学校側だって困惑するだろうし、何よりも本人たちがかわいそうだ。大人になってからも、名前が原因でマトモな会社には就職できないだろうし、免許証やパスポートや保険証も困るだろうし、恋愛や結婚にも名前が障害になるだろう。

‥‥そんなワケで、あたしは、ブタゴリラの「薫」を始め、「博美(ひろみ)」とか「純(じゅん)」とか「優(ゆう)」とかみたいに、男性でも女性でも使える名前ならいいけど、誰がどう見ても完全に男性の名前としか思えない「賢一郎」や「誠太郎」を女の子につけるなんて、これは酷すぎると思う。男の子に「久美子」とか「美代子」とかって名前をつけるのとおんなじで、「本人が恥ずかしい思いをする」なんてレベルじゃなくて、生活してく上で、周り中に迷惑を掛けることになる。だから、あたしは、どっかのバカ親が自分の子供に「悪魔」って名前をつけようとした時に、役所が受理しなかったように、こうしたケースの場合も、行政側の判断で拒否できるようにすべきだと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.01.28

井戸の茶碗

えぇ~、何年も前のことなんでございますが、銀座のとあるデパートで、化粧直しのために、ウォータークローゼット、略して「W・C」に行きましたところ、中には誰もおらず、ふと見ると、洗面台の上に誰かのお財布が置いてありました。パンパンに膨らんでいる二つ折りのグッチのお財布で、お財布だけでも5万円以上はする高級品でございます。この膨らみ具合ですと、数十万円という大金が入っているかもしれません。

それで、あたくしは、すぐにおトイレの外を見回したのでございますが、持ち主らしき人は見当たりません。仕方なく、とりあえず自分の化粧直しを済ませてから、そのデパートの人に届けようかと思ったのですが、ここであたくしは、ふと考えました。デパートのおトイレの中で拾ったとは言え、高額なものなんだから、やはり交番に届けるべきなんじゃなかろうかと‥‥ってぇのは表向きの理由でして、本心はと言えば、ちゃんと交番に届けておかないと、中に大金が入っていた場合に、1割の謝礼がもらえなくなるんじゃないかと心配したのでございます。

これが、小市民の小市民たるユエンでしてぇ、そんな小市民の判断で、あたくしは、そのお財布を持ったままデパートを出て、最寄の交番へ届けたのでございます。交番のお巡りさんは、慣れた様子で書類を取り出して、あたくしに名前や住所を記入するようにと申しました。そして、あたくしの目の前でお財布をひらき、中のものを並べ始めたのでございますが、出て来るのは大量のレシートやスタンプカードばかりでして、現金は3000円しか入っておりませんでした。

3000円の1割は300円てぇワケでして、あたくしは、300円のために小1時間もムダにしたのでございます。それどころか、後日、落とし主が見つかったと連絡があったのですが、300円のために出掛けて行くこともできないので、結局、謝礼は受け取りませんでした。こんなことなら、最初に見つけた時に、お財布の中を見ておけば良かったと思ったのですが、まあ、昔から言われておりますように、「正直者は馬鹿を見る」ってぇことでございますなぁ‥‥なんてことを思いました今日この頃、皆さん、いかがお過ごしでございますか?


‥‥そんなワケでしてぇ、いくら「正直者は馬鹿を見る」と言われましても、人様を騙したりタバカッたりするよりは、正直に生きて馬鹿を見たほうが気持ちのいいもんでしてぇ、こうした人間は昔からいたのでございます。さて、屑屋(くずや)の鳩兵衛(はとべえ)さんてぇ人も、それはそれは正直な人でして、「正直鳩兵衛」なんてぇアダ名がついているほどの正直者でした。屑屋さんてぇのは、ようするに「廃品回収業」の走りみたいなもんでしてぇ、今は見かけなくなりましたが、昭和の30年代ころまでは、たいていの町に屑屋さんがおりまして、「くずや~お払い」と言いながらリヤカーを引いて町内を回っおりました。そして、各家庭で不要になった廃品のたぐいを安く買い取っていたんですねぇ。

まあ、鳩兵衛さんの場合は江戸時代ですので、リヤカーなんて便利なものはなく、代わりに大きなカゴを背負って、海辺の貧しい村から立派なお屋敷が並ぶ城下町まで、とても広い範囲を1人で回っておりました。この日もいつものように朝早くから、まずは海辺の貧しい村から出発して、「くずや~お払い~くずや~お払い~」と声を出して歩いておりますってぇと、1軒の崩れそうなあばら家から、粗末な着物を着た娘が顔を出しました。


娘 「屑屋さん!屑屋さん!」

鳩兵衛 「へい!」

娘 「すみませんが、ちょっとこちらへ」

鳩兵衛 「へい!」

娘 「父上、屑屋さんを呼んでまいりました」

進之助 「おお、ご苦労であったな。屑屋さんか、こちらへお入り。実はな、お前さんに買ってもらいたいものがあるのじゃ」

鳩兵衛 「へい、ありがとうございます!」

進之助 「わしはな、今はこんな身なりをしておるが、稲峰進之助と申して、以前は貧乏武士であった。しかし、この海辺の村の民たちの心に触れたことがきっかけとなり、今はこの村の長(おさ)をつとめておる」

鳩兵衛 「そうなんですか」

進之助 「この村は貧しい。しかし、美しい海がある。だから、村の民たちの心も美しい」

鳩兵衛 「へい」

進之助 「だがな、ここのところ時化(しけ)で不漁が続いており、村の民たちは米も買えずに困っておるのじゃ」

鳩兵衛 「へい」

進之助 「それでな、お前さんにこの仏像を買ってもらいたいのじゃ」


進之助さんは、高さが一尺ほどの木彫りの仏像を取り出したんでございますが、それを見てギョギョッとしたのが「さかなクン」‥‥じゃなくて、鳩兵衛さんでございました。


鳩兵衛 「旦那様、それは骨董じゃありませんか!わたしは骨董には目が利きませんので、前にもえらい損したことがあるんです。申し訳ありませんが、骨董だけはご勘弁を‥‥」

進之助 「いやいや、これは我が家に先祖代々伝わる由緒正しき仏像だから、少なくとも二百文以上の価値はわしが保証する」

鳩兵衛 「そう言われましても‥‥」

進之助 「そこを何とか!」

鳩兵衛 「やめてくださいまし!頭をお上げください!」

進之助 「これは、村の民たちの願いなのじゃ!民意なのじゃ!何とか頼む!」

鳩兵衛 「わ、わかりました!そこまでおっしゃるのなら、二百文で買わせていただきます!」

進之助 「おお、そうか!かたじけない!これで村の民たちに米を配ってやることができる!」


こんな流れがありましてぇ、屑屋の鳩兵衛さんは、その仏像を買い取ることになり、代金の二百文を支払って、進之助さんの家をあとにしたのでございます。そして、その仏像を背中のカゴに入れたまま、城下町を抜けて、「くずや~お払い~くずや~お払い~」と歩いておりますってぇと、今度は、先ほどとは正反対の立派なお屋敷から声が掛かりました。鳩兵衛さんが、声を掛けられた門番に着いて屋敷の中へ入って行くと、溶けたアイスキャンディーのような顔をしたお侍が待っておりました。


平左衛門 「おい、屑屋!」

鳩兵衛 「へい!」

平左衛門 「そこの隅に屑が積んであるから、それを持って行ってくれ」

鳩兵衛 「へい!ありがとうございます!」


そして、鳩兵衛さんが屑の重さを秤(はかり)で量っていると、その様子を見ていた主人が、突然、大きな声を出しました。


平左衛門 「おい、屑屋!そのカゴに入っているものは何だ!」

鳩兵衛 「へい、これは仏像でございます」

平左衛門 「それは分かっておる!わしが聞いておるのは、何故お前が、こんな高価な仏像を持っているのかということじゃ!」

鳩兵衛 「へい、これは、今朝がた、海辺の村長(むらおさ)様に頼まれまして、二百文で買い取ったのでございます」

平左衛門 「なにぃ?二百文だと?これはどう見ても倍の四百文の価値はあるぞ!」

鳩兵衛 「そうなんですか?」

平左衛門 「わしを誰だと思っておる!わしは江戸幕府の老中、平野平左衛門だぞ!わしの目に狂いはない!」


老中と言えば、今の内閣官房長官のようなものですから、鳩兵衛さんは驚きました。そして、驚いている鳩兵衛さんをよそに、平左衛門さんは、その仏像を手に取り、上から下まで舐めるように見たのでございます。


平左衛門 「ずいぶん汚れているが、見れば見るほど良い仏像じゃ。おい、屑屋!これは、わしが買い取ろう」

鳩兵衛 「へい、それなら二百文で結構です」

平左衛門 「なにぃ?お前が二百文で買って来たものをわしが二百文で買っては、お前の儲けがないではないか?」

鳩兵衛 「いえいえ、わたしは儲けなどいりません。損さえしなければ構いません」

平左衛門 「何という正直者じゃ。だが、それではわしの立場がないではないか。よし、それではこうしよう。わしは、この仏像に四百文の価値があると見た。しかし、お前はこれを二百文で買って来た。だから、その間をとって三百文でわしが買い取るというのはどうじゃ?」

鳩兵衛 「そ、そんなにいただくことはできません!」

平左衛門 「何を申しておる。わしは四百文の仏像を三百文で買うのだから百文ほど得をする。お前も二百文で買って来た仏像が三百文で売れるのだから百文ほど得をする。これほど良い案はないではないか」

鳩兵衛 「でも旦那様、この仏像は、海辺の村の村長が、村の民たちを助けるために、民たちの気持ち、民意だと言ってわたしに売った大切な品なのです。そのようなもので儲けるなんて、わたしにはとてもできません」

平左衛門 「何が民意じゃ!そんなものは斟酌(しんしゃく)しなければならない理由はない!」

鳩兵衛 「でも、村の民たちが選んだ村長の言葉は、そのまま民の言葉でもあるのですよ」

平左衛門 「貴様!誰に向かって意見しておるのじゃ!」

鳩兵衛 「も、申し訳ございません!」

平左衛門 「ほれ、ここに三百文置くから、お前はこれを持ってとっとと立ち去れ!」

鳩兵衛 「へ、へい!」


鳩兵衛さんは、逃げるようにして平左衛門さんの屋敷をあとにしたのですが、さてさて困ってしまいました。実は、この鳩兵衛さんという屑屋さんは、本当は大変な大金持ちのドラ息子でして、毎月、母上様から千五百両もの大金をもらっていたのです。平左衛門さんの屋敷よりも立派な屋敷に住み、本来なら左ウチワで暮らして行けるほどの資産を持っていたのですが、何ぶんにも苦労したことが一度もないボンボンでして、それを心配した母上様が、社会勉強の一環として屑屋をやらせていたのです。

鳩兵衛さんは、毎朝、立派な屋敷の中で屑屋のボロボロの衣装に着替え、正体が分からないように顔を汚して、町人に見られないように裏口からこっそりと外へ出て、そして日が暮れるまで「くずや~お払い」と言いながら町を回っていたのでございます。そして、この修行をする上で、母上様からひとつだけ約束させられていたのが、「たとえ一文たりとも儲けてはいけない」ということでした。


鳩兵衛 「まいったな‥‥、一文どころか百文も儲けが出てしまうなんて、こんなことが母上に知れたら、毎月の千五百両がもらえなくなってしまう‥‥」


こんなことを考えながら、重い足取りでトボトボと歩いていた鳩兵衛さんの頭の上に、百文の‥‥じゃなくて、100ワットの電球がピカッと光ったのでございます。


鳩兵衛 「そうだ!今から村長の進之助様のところへ戻って、仏像が高く売れたことを伝えて、この百文を差し上げよう!これなら、きっと進之助様も喜んでくださると思うし、わたしは儲けがなくなるのだから、母上から叱られることもなくなる!」


そして、鳩兵衛さんは、足早に海辺の村へ向かったのでございました。


鳩兵衛 「ごめんください!ごめんください!」

進之助 「どなたかな?」

鳩兵衛 「あっ、進之助様!今朝がた仏像を買い取らせていただいた屑屋でございます」

進之助 「おお、今朝がたは世話になったな。どうかなさったか?」

鳩兵衛 「実は、あれからあの仏像が、平左衛門様というお武家様に三百文で売れましたので、儲けの百文をお届けにまいりました」

進之助 「何を言っておる?わしはお前に二百文で売ったのだから、それ以上の値段で売れたのならば、それはお前の取りぶんではないか」

鳩兵衛 「いえいえ、あの仏像は、進之助様が村の民たちのことをお思いになって手放された大切な品でございます。ですから、この百文も村の民たちのためにお使いになるのが道理でございます」

進之助 「お前は本当に正直者じゃな。だが、わしも元は武士。武士が一度二百文で売ったのだから、それ以上は、びた一文たりとも受け取る気はないぞ!」

鳩兵衛 「そんなことおっしゃらずに、どうか、この百文をお納めくださいませ!」

進之助 「いや、受け取らん!」

鳩兵衛 「そこを何とか!」

進之助 「駄目じゃ!絶対に受け取らん!」

鳩兵衛 「この通りですから!」

進之助 「受け取らんと言ったら受け取らん!」

鳩兵衛 「わたしを助けると思って!」

進之助 「わしが百文を受け取ると、どうしてお前が助かるのだ?」

鳩兵衛 「進之助様がこの百文を受け取ってくだされば、わたしには千五百両が‥‥じゃなかった、とにかく、村の民たちのために、どうか受け取ってくださいませ!」

進之助 「そうか、そこまで言うのならば、村の民たちのために、その百文を受け取ろうではないか。これで、また少しずつだが、皆に米を配ってやることができる」

鳩兵衛 「ありがとうございます!ありがとうございます!」


‥‥そんなワケでしてぇ、屑屋というのは世をしのぶ仮の姿、実際は大金持ちのボンボンの鳩兵衛さんにしてみれば、百文なんてハシタ金には興味などございませんが、このハシタ金のせいで千五百両のお小遣いがもらえなくなったら大変でございます。それで、鳩兵衛さんは、必死になって、何とかこのハシタ金を進之助さんに押しつけることに成功したワケでございますが、すべて丸く収まったと安心した鳩兵衛さんが、翌日、気分を一新して屑屋の修行を始めたころ、鳩兵衛さんから三百文で仏像を買った平左衛門さんのほうは、大変なことになっていたのでございます。

お気に入りの仏像を手に入れた平左衛門さんは、さっそく、下男にタライとお湯を用意させ、汚れていた仏像を丁寧に洗い始めました。すると、仏像の底の部分に何重にも貼ってあった和紙が剥がれ、ぽっかりと黒い穴が見えて来ました。不思議に思った平左衛門さんが、その穴を覗こうとすると、そこから黒い煙のようなものが立ち上り、平左衛門さんの目の前に、恐ろしい悪魔が現われたのでございます。白い肌、金色の髪、青い瞳、大きなワシ鼻、尖った耳、大きく裂けた口から覗く二本の鋭い牙、そして、先が矢印のようになったムチのような尻尾と、コウモリのような翼、どう見ても、メイド・イン・ニポンではなさそうでございます。そして、その悪魔は、腰を抜かしている平左衛門さんの前に仁王立ちして、ニヤリと笑いました。


サタン 「我が名はサタン!遥か西の彼方の大国より来たりし悪の王じゃ!この仏像の中に封じられていたのだが、貴様が封印を解いてくれたのか?」

平左衛門 「は、は、はい!」

サタン 「俺様の仕事は人間を殺すことじゃ。封印を解いてくれた礼に、貴様の望む相手を誰でも好きなだけ殺してやるぞ!」

平左衛門 「い、いえ!殺して欲しい相手などおりません!」

サタン 「何を言っておるか!この世のすべての生き物の中で、同族同士で殺し合いをしているのは、貴様ら人間だけではないか!」

平左衛門 「そ、そんなこと言われましても‥‥」

サタン 「まあいい。とにかく、俺様は急に封印が解かれたので慌ててしまい、人間を殺すための鎌を仏像の中に置いて来てしまった。今から取りに行って来るから、俺様が戻って来るまでに、殺して欲しい相手の名前を何人でもよいから考えておけ!」


そう言うと、サタンは、また黒い煙になり、スーッと仏像の穴の中へ消えて行きました。尻餅をついたまま、しばらくポカーンと口を開けていた平左衛門さんは、ハッと我に返り、その仏像を手に取ると、急いでタライのお湯に浮かんでいた和紙の切れ端を寄せ集め、仏像の穴をペタペタと塞いだのでございます。すると、ちょうどその時、表から聞き覚えのある声が近づいて来たのです。


鳩兵衛 「くずや~お払い~くずや~お払い~」

平左衛門 「おい!屑屋!」

鳩兵衛 「ああ、昨日の旦那様ですか」

平左衛門 「お前は、何というものをわしに売りつけたのじゃ!」

鳩兵衛 「へい?」

平左衛門 「この仏像の中にはな、恐ろしい西洋の悪魔が封印されておったんじゃ!」

鳩兵衛 「えっ?」

平左衛門 「わしは、仏像は買ったが、西洋の悪魔など買った覚えはない!」


頭から湯気を立てながらサタンのことを説明した平左衛門さんは、その仏像を鳩兵衛さんの背中のカゴへ放り込んでしまったのでございます。


平左衛門 「こんな恐ろしいものは返すぞ!」

鳩兵衛 「旦那様、それは困ります!中に恐ろしい悪魔が入っている仏像など、もう誰にも売ることはできませんし、かと言って、わたしが持っているのも嫌ですし‥‥」

平左衛門 「それならば、元の持ち主の進之助殿に返せばよいではないか!」

鳩兵衛 「でも、進之助様は、とても真面目なお方でして、昨日、百文を受け取っていただくだけでも、とても苦労したのです。この仏像をお返しするとなると、進之助様はわたしに二百文を返そうとするでしょうが、その二百文は村の民たちに米を買ってしまって残っていないと思います。あの真面目な進之助様が、お金を返さずに仏像だけを受け取るとは思えません」

平左衛門 「しかし、この仏像の中にいる西洋の悪魔は、人殺しが仕事だと言っておった。こんなに危険なものをこの城下町に置いておいたら、多くの町民が犠牲になってしまうだろう。やはり、こんなに危険なものは、海辺の村に押しつけるしかない」

鳩兵衛 「旦那様、それは酷すぎます!」

平左衛門 「それなら、こうしよう。ここにわしの金が百両あるから、これを一緒に持って行ってくれ」

鳩兵衛 「えっ?」

平左衛門 「進之助殿は、仏像の中に悪魔が封印されていたことを知らなかったから、お前に二百文で売ったのだろう。そこで、わしが仏像を洗っていたら、底の和紙が剥がれて、中からこの百両が出て来たことにするのじゃ。そして、わしが、三百文で買った仏像に百両が入っていたなんて、こんなものはとても受け取れません、お返ししますと伝えるのじゃ」

鳩兵衛 「それじゃあ、嫌なものを押しつける代わりに、大金を渡して誤魔化すということではありませんか!村の民たちのことは、どうでもよいのですか!」

平左衛門 「こんな時に村の民のことなど構っていられるか!とにかく、他に方法がないのだから、この仏像と百両を持って海辺の村へ行き、何とか進之助殿を説得してくれ!頼んだぞ!」


そう言うと、平左衛門さんは、さっさと屋敷の中へ引っ込んでしまいました。そして、またまた無理難題を押しつけられてしまい、困り果てた鳩兵衛さんは、仕方なく海辺の村へと向かったのでございます。


鳩兵衛 「ごめんください!ごめんください!」

進之助 「どなたかな?」

鳩兵衛 「あっ、進之助様!わたしです。屑屋の鳩兵衛でございます」

進之助 「またお前か。今度は何だ?」

鳩兵衛 「実はですね、平左衛門さんが仏像を洗ったところ、底の和紙が剥がれて、中から百両が出て来たのです」

進之助 「な、なにぃ!」

鳩兵衛 「それでですね、平左衛門さんは、自分は三百文しか払っていないのに、こんな大金は受け取れないから、仏像と一緒に進之助様にお返しして来いと‥‥」

進之助 「お前は本当に正直者じゃな。だが、わしも元は武士。武士が一度二百文で売り、そのあとに百文ももらったのだから、これ以上は、びた一文たりとも受け取る気はないぞ!」

鳩兵衛 「それ見ろ。言った通リになりやがった‥‥」

進之助 「何か言ったか!」

鳩兵衛 「い、いえ、何も!それよりも、どうか、この百両をお納めくださいませ!」

進之助 「いや、受け取らん!」

鳩兵衛 「そこを何とか!」

進之助 「駄目じゃ!絶対に受け取らん!」

鳩兵衛 「この通りですから!」

進之助 「受け取らんと言ったら受け取らん!」

鳩兵衛 「わたしを助けると思って!」

進之助 「わしが百両と仏像を受け取ると、どうしてお前が助かるのだ?」

鳩兵衛 「進之助様がこの百両と仏像を受け取ってくだされば、わたしどもの住んでいる城下町は安全になり‥‥じゃなかった、とにかく、村の民たちのために、どうか受け取ってくださいませ!」

進之助 「また、村の民たちのために‥‥か」

鳩兵衛 「へい、百両もあれば、村の民たちに腹いっぱい米を食べさせてやれるでしょう!」

進之助 「お前、わしの目が節穴だと思っておるのか?」

鳩兵衛 「えっ?」

進之助 「その百両を受け取ったら、米だけでなく、米軍という西洋の悪魔まで、わしらの村に押しつけるつもりだろう?そんな理不尽なことが通るとでも思っておるのか!民意の重さを知れ!」


‥‥そんなワケでしてぇ、すべてを見透かされていた鳩兵衛さんは、まるで鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして、その場にへたり込んでしまいました。そして、鳩兵衛さんは、西洋の悪魔の入った仏像を背中のカゴに入れたまま、平左衛門さんの屋敷へ戻るワケにもいかず、この海辺の村にとどまるワケにもいかず、何のアテもないまま、ウロウロとさまよい続けたのでございます。たぶん五月ころまで‥‥ってなワケでしてぇ、おアトがよろしいようで‥‥テケテンテンテンテン‥‥なんて感じの今日この頃でございます♪


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【金魚亭きっこのこれまでの演目】

「粗忽長屋」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060308

「転失気」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060904

「若返りの水」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20070605

「嘘つき村」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20080215

「後生うなぎ」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20080628

「道灌」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20090502

「天気屋」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20090628

「替り目」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20090812

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2010.01.27

「楽しみ」が「義務」に変わる時

あたしが、毎週、必ず観てるアニメは、「ちびまる子ちゃん」や「プリキュア」なんかの定番アニメの他は、土曜日の深夜の「犬夜叉」の完結編だけだった。だけど、去年の暮れくらいに、「GyaO」の画面がちょっとだけ大きくなるようになったから、また、「GyaO」のアニメも観るようになった。今は、木曜日更新の「テガミバチ」と「魔法騎士レイアース」、金曜日更新の「鋼の錬金術師」を観てる。で、「テガミバチ」と「鋼の錬金術師」は、テレビでも放送してるものをリトル遅れて配信してるみたいだから、毎週1話ずつの更新で、ちょっと時間があれば観ることができる。でも、「魔法騎士レイアース」は、昔のアニメの配信だから、毎週4話ずつの更新で、ぜんぶ観るには、ちょっと時間が掛かる。

たとえば、「蟲師」みたいなアニメなら、全編を貫く大きな流れはあっても、基本的には1話完結だから、毎週4話ずつの更新でも、更新された日に1話を観て、次の日に2話を観て‥‥ってふうに、ちょっとずつ観ることができる。「テガミバチ」なんかも、おんなじタイプだ。だけど、「魔法騎士レイアース」は、「鋼の錬金術師」みたくストーリーが続いてるし、その上、武器や防具が成長してくっていうRPG的な要素も持ってるアニメだから、1話を観たら2話が観たくなり、2話を観たら3話が観たくなる。さらには、あの「とま~ら~ない~未来を~目指して~♪」っていう田村直美の主題歌も大好きだから、ついつい最初から観ちゃう。

あたしの場合、「テガミバチ」や「鋼の錬金術師」は、たった1話だけの更新でも、主題歌は好きじゃないから、飛ばして本編だけを観てる。でも、「サクラ大戦」とか「起動新撰組 萌えよ剣」とか「魔法騎士レイアース」みたいに主題歌が好きなアニメだと、必ず主題歌から観てる。そして、好きな歌は何度でも聴きたいから、4話ずつ更新されたら、4回とも主題歌から観ちゃう。だから、そのぶん、さらに時間が掛かっちゃうのだ。でも、前にも書いた気がするけど、4話ずつ更新されるアニメを主題歌からちゃんと観ると、お酒を飲みながら楽しむのにちょうどいい「2時間弱」っていう時間になるから、それはそれで都合がいいと思ってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、毎週1話ずつのアニメなら、わざわざ「さあアニメを観るぞ!」なんて構えて観なくても、軽いノリで観ることができる。「テガミバチ」にしても、「鋼の錬金術師」にしても、晩ご飯を食べながら観たりしてる。だけど、「ちびまる子ちゃん」の場合には、朝早くお仕事に出掛けた日とかは、「シンケンジャー」「プリキュア」「みんなのKEIBA」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」の5本を録画してるから、「さあアニメを観るぞ!」っていう心構えが必要になる。さらには、前日の土曜日が忙しくて、土曜日に録画した「ウイニング競馬」と「ザ・フィッシング」と「釣りロマンを求めて」と「犬夜叉」も、まだ観てなかったりすると、大変なことになっちゃう。その上、木曜日の深夜の「西日本横断ブログ旅」まで届いていると、もう、何から観ればいいのか分かんなくなっちゃう。

で、オトトイの日曜日は、土曜日に録画した「ウイニング競馬」と「ザ・フィッシング」と「釣りロマンを求めて」と「犬夜叉」を観てない上に、「西日本横断ブログ旅」も観てなかったのに、早朝にはテレビ朝日の「秘湯ロマン」に春馬ゆかりちゃんが出る日だったし、夜のNHKの「龍馬伝」には及川奈央ちゃんが出る日だったし、コロコロと転がったドングリがお池にハマッちゃうよりも大変だった。そして、皆さん、ご存知のように、何よりも大切な名護市の市長選もあったし、競馬は「AJC杯」があったし、ホントに大変だった。

結局、あたしは、早起きして「秘湯ロマン」を観つつ、放送と同時進行で更新されてく春馬ゆかりちゃんのブログに感想の俳句を書き込み、放送が終わってから1時間半だけ寝直して、起きてから「シンケンジャー」と「仮面ライダー」の途中まで観ながら支度して、お仕事に行った。だから、この日は、「プリキュア」から録画してたワケだけど、帰って来た時のあたしは、何よりも「AJC杯」の結果を知りたかったから、「プリキュア」は飛ばして、先に「みんなのKEIBA」を観た。そして、その結果にガッカリしつつ、日記を書いてたら、もう「龍馬伝」の時間になっちゃったので、NHKをつけて、チョコっとしか出なかったけど、とってもセクシーな奈央ちゃんをタンノーした。

つまり、日曜日の深夜の時点で、あたしは、土曜日に録画した「ウイニング競馬」と「ザ・フィッシング」と「釣りロマンを求めて」と「犬夜叉」、木曜日の深夜の「西日本横断ブログ旅」、日曜日の「プリキュア」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」を観てなかった上に、「GyaO」でも金曜日に「鋼の錬金術師」が更新されてたから、とにかくカタッパシから観なきゃ‥‥って思った瞬間、木曜日に更新される「テガミバチ」も「魔法騎士レイアース」も観てなかったことに気づいたってワケだ。そして、「ウイニング競馬」は1時間番組だけど、それ以外はみんな30分以下だから、あたしはワリとノンキに構えてたんだけど、一度に4話も更新される「魔法騎士レイアース」があったってことに気づいたもんだから、トタンに汗リマクリスティーになっちゃった。

‥‥そんなワケで、溜まってた番組をマトメて観るとしても、あたしにはあたしのコダワリがあるワケで、アニメならアニメだけを観たくなる。どの番組も「観たい」からこそ録画してたんだけど、競馬、釣り、ブログ旅、アニメを連続して観ると、なんか、牛乳を飲みながらお寿司を食べてるみたいな感じになっちゃったて、マトマリがなくなっちゃう。ま、どっちにしても、こんなにたくさんの番組を連続して観る時間はないから、この中から何本かに絞らなきゃなんないんだけど、ひとつだけハッキリしてることは、あたしが録画した番組は「いつでも観られる」ってことと、「GyaO」で配信されてる番組は「翌週の更新日までに観ないと観られなくなっちゃう」ってことなのだ。

ま、細かいことを言えば、「GyaO」で観逃したとしても、他のホニャララで観ればいいだけの話なんだけど、なるたけ違法性のないとこで観るように心掛けてるあたしとしては、たとえ画面が小さくて観にくくても、たとえうっとうしいCMを強制的に流されても、それでも、「GyaO」で放送してるものは「GyaO」で観るようにしてる。だから、こんなにも溜まってたのに、あたしが最優先して観ることにしたのは、「魔法騎士レイアース」だった。最初にも書いたように、このアニメはストーリーが続いてるから、1話完結のアニメと違って、続きが気になっちゃうのだ。

知らない人のために説明しとくと、「魔法騎士」は、「まほうきし」じゃなくて「マジックナイト」って読む。で、例によって例のごとく「中学2年生」の女の子、光(ひかる)、海(うみ)、風(ふう)の3人が、それぞれ別々の学校に通ってたんだけど、たまたまおんなじ日に、東京タワーの社会見学に来てた。そしたら、この3人が、セフィーロっていう異世界を救うマジックナイトとして、とらわれの身になってるエメロード姫から召喚されちゃう。そして、巨大な「飛び魚」の背中に乗せられて、ワケの分かんない異世界に連れてかれちゃって、敵やモンスターと戦いつつ、必要なものを集めつつ、RPG的な冒険を続けてくってお話だ。

で、「セフィーロ」とか「エメロード」とかでピンと来た人もいると思うけど、このアニメでは、登場するネーミングが、みんな車の名前に由来してる。敵の名前は、ザガートとかランティスとかアルシオーネとかアスコットとかだし、他にも、フェリオとかプリメーラとかカルディナとかラファーガとか、今にしてみると懐かしい車の名前がたくさん出て来る‥‥ってワケで、主人公にアリガチな、背が低くて明るくて熱血な光ちゃんと、お嬢様でツンデレ系の海ちゃんと、メガネっ娘でおとなしい風ちゃんていう、あまりにも定番な3人組が、「プリキュア」の「シフォン」とかでもオナジミの、こうしたアニメにはなくてはならない存在の不思議な生物、「モコナ」の案内によって、旅を続けてくってスンポーだ。

当然、あたしは、海ちゃんが好きなワケだけど、テレビで放送してた時は、断片的にしか観てなかったから、今回は、キチンと観ようと思ってる。だけど、これ、ぜんぶで50話くらいまであるんだよね。毎週4話ずつの更新でも、終わるまでに3ヶ月も掛かっちゃうのだ。それでも、ぜんぶで100話以上もあった「幽遊白書」よりはマシだけど、あまりにも長いと、よほどストーリーが面白くないと、途中で観るのを挫折しちゃう。「幽遊白書」も、前に「GyaO」で観てたけど、面白かったのは半分くらいまでで、あとはおんなじことの繰り返しみたいになっちゃったから、途中で挫折しちゃった。

‥‥そんなワケで、あたしは、溜まりに溜まってた番組の中で、月曜日の深夜に、「魔法騎士レイアース」の9話から12話までと、「テガミバチ」の15話と、「犬夜叉」の17話を観て、力尽きた。でも、早く残りの番組も片づけちゃわないと、また次の更新日がやってきちゃうから、こんなに観たのに、まだ落ち着かない。でも、これじゃあ、楽しみで観てるんだか義務で観てるんだか分かんなくなってきちゃって、何となく本末転倒フレーバーが漂い始めちゃってるから、場合によっては、「テガミバチ」と「鋼の錬金術師」は観るのをやめて、「GyaO」で観るのは「魔法騎士レイアース」だけにしようかとも思ってる今日この頃なのだ。


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2010.01.26

国会を空転させる自民党に批判が相次ぐ

「国会を空転させる自民党に批判が相次ぐ」(世田谷通信)

今国会が始まって以来、自民党は政策を後回しにして民主党の鳩山由起夫代表や小沢一郎幹事長の政治資金問題ばかりを批判しているが、国民の間からは「いいかげんにして欲しい」という声が相次いでいる。25日の国会でも、自民党は持ち時間の3時間30分のうち、政策に関する質疑はわずか19分だけで、全体の9割以上にあたる3時間10分以上を鳩山代表や小沢幹事長の政治資金問題の批判に費やしていた。1日の開催に約2億円が掛かると言われている国会で、持ち時間の9割以上を政策とは無関係の敵対政党の批判に費やしている自民党に対して、国民の間からは批判や失望の声が相次いでいる。東京都港区のサラリーマン(51)は「自民党の鳩山邦夫さんも母親から同額の寄付を受けていたのに、それを棚に上げて鳩山首相を批判している谷垣さんを見ていると、もう自民党も終わりだなという気持ちが強くなりました」と語っていた。また世田谷区の生花業の女性(32)は「これまで数え切れないほどの違法献金問題を秘書のせいにして逃げてきた自民党が、どうして小沢さんを批判できるのでしょうか。結局、自民党は、国民のことよりも自分たちの選挙のことしか考えていないのですね」と語っていた。「自民党は、安倍さんが政権を丸投げした時も、福田さんが政権を丸投げした時も、麻生さんが政権にしがみついた時も、それぞれ1ヶ月以上も国会を空転させて、私たちの税金が100億円以上もドブに捨てられた。それなのに、また自民党が国会を空転させているなんて、私たち国民の我慢も限界だ」と憤慨しているのは、世田谷区経堂で居酒屋を営む男性(42)で、祖父の代から自民党支持だったのが、自民党が谷垣氏を総裁に選んだことに失望して、民主党支持に変更したそうだ。(2010年1月26日)


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民意の重さ

昨日の24日に投開票が行なわれた沖縄県名護市の市長選は、自民党とナンミョ~党による「期日前投票に身内を大量動員してインチキ票を集める」っていう薄汚いお家芸が炸裂したのにも関わらず、さらには、「辺野古への移設案をキープしときたい」って考えてる弱気なハトポッポ内閣が「民主党の推薦した候補者をあえて積極的には応援しなかった」っていうマイナス要因を抱えてたのにも関わらず、平和を愛する多くの人たちの心がひとつになって、「基地反対」を掲げた新人の稲嶺進さんを当選させることができた。

もともと、名護市の人たちの民意は「基地反対」だった。そりゃそうだろう。民有地の海岸を歩いてるだけで、アメリカ兵がニヤニヤ笑いながら銃口を向けてきたり、酷いケースになると、何もしてないのに殴られたり蹴られたりと、日ごろからキャンプ・シュワブのアメリカ兵たちによる傍若無人な暴力を受け続けてるからだ。そんなとこに、さらに新しい基地を造られたら、とてもじゃないけど暮らして行けない。だけど、13年前に、当時の売国自民党政権が、名護市の人たちに何の相談も説明もなく、勝手にアメリカ政府と「普天間飛行場の辺野古への移設」を合意しちゃった。そして、事後に合意を知らされた名護市の人たちが行なった当時の住民投票では、当然のことながら「反対」が過半数を超えた。

それなのに、その後の名護市の市長選では、選挙のたびに自民党とナンミョ~党による卑劣な「インチキ票集め工作」が繰り広げられて来た。基地建設の利権に群がる土建屋の関係者を投票所までマトメて送迎したりするのはブレックファースト前で、選挙が近づくと、急に名護市に住民票を移す数多くの某カルト教団の洗脳信者どもは、選挙で「基地賛成」の候補者に一票を投じたあと、すぐに消えてく。こんなインチキ選挙によって、民意に反した「基地容認派の市長」が当選して来た。だけど、今回の市長選では、度重なるハトポッポ政権の裏切り行為に堪忍袋の緒が切れた名護市の人たちが、「堪忍袋」の代わりに「島袋」っていう自民党のコシギンチャクを破り捨ててくれた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、24日の夜、選挙事務所で支援者たちと「当確」の報せを聞いた稲嶺さんは、「多くの市民のブリディーな選挙戦だった。これが市民の民意だと示すことができた」ってコメントした。「ブリディー」ってのは、沖縄の言葉で、「みんなの手」って意味だ。平和を愛する多くの人たちの手がつながって、大きな輪になったってワケで、「エヴァンゲリオン予想」的なコジツケで言えば、「大きな輪→沖縄」ってことになる。ま、「沖縄」を「大きな輪」にコジツケるのは、今に始まったワケじゃなくて、沖縄では「大きな輪」って銘打ったイベントも何度も行なわれてるし、レゲエやヒップホップやいろんなジャンルのミュージシャンが「大きな輪」を「沖縄」にカケた歌を歌ってる。大阪には「大きな輪」って名前の沖縄料理と泡盛のお店があるし、みんなが手と手をつないだ「大きな輪」は、昔から「沖縄」を表現する時の常套句でもある。

そんな「大きな輪」を民意としてハッキリと示したのが今回の市長選だったけど、沖縄の人たちが、この「普天間飛行場の移設問題」に対して民意を示したのは、これが始めてじゃない。去年の衆院選では、沖縄の4区すべてで、「基地反対」を公約に掲げた野党の候補者が当選して、政権交代への大きな推進力になった。もちろん、これは、民主党の代表のハトポッポが、選挙中に、何度も何度も「最低でも県外移設、できれば国外移設」っていう「公約」を連呼したからだ。だけど、こんな「公約」を連呼して衆院選に勝ったのに、ハトポッポ内閣は、政権交代を果たしたトタンに、雲行きが怪しくなり始めちゃった。

外務大臣に就任したフランケン岡田は「嘉手納基地に統合」とか言い出すし、防衛大臣に就任したコシヌケ北沢は「グアムはありえない」とか言い出すし、官房長官に就任したヌラリヒョン平野は「県内移設しかない」とか言い出すし、もうメチャクチャだった。それでも、あたしは、最初のうちは、やっと政権交代が実現したばかりなんだし、こうして閣僚がそれぞれ自由な発言をできるのも民主主義っぽくていいし‥‥って思ってた。閣僚それぞれが自由に発言しても、トップのハトポッポが「最低でも県外移設、できれば国外移設」って国民に約束してくれてたから、何かの機会にビシッと言ってくれると思ってた。

閣僚たちは自分の思ってることを自由に発言する。でも、トップのハトポッポが、内閣としての意見をビシッと言う。こうした形こそが、ホントの民主主義だと思うし、これなら、あたしたち国民も安心して政権を任せておける。ようするに、あたしたちは、ハトポッポに「リーダーシップ」を期待してたってワケだ。だけど、そんな国民の期待を裏切って、ハトポッポの口から出たのは、「沖縄の人たちの民意を聞いてから決めます」っていう信じがたい言葉だった。あたしは、この無責任な発言を聞いて、「はぁ?」って思った。

だって、沖縄の人たちの民意は、衆院選の結果として、トックに表われてたからだ。その民意を受けて政権交代が実現されたのに、その民意を受けて総理大臣に就任したのに、何を今さらトンチンカンなことを言い出したのか? 沖縄で、民主党を始めとした野党の候補者に一票を投じた人たちはたくさんいたけど、いったい誰が「高速道路の無料化」を望んで一票を投じたって言うのか? みんな、「普天間基地の県外国外移設」や「日米地位協定の抜本的見直し」を望んで一票を投じたに決まってんだろ! それなのに、今さら「沖縄の人たちの民意を聞いてから」だなんて、お前はバカか?‥‥って思った。

そして、この無責任発言を聞いた沖縄の人たちは、「それなら、もう一度、沖縄の民意を見せてやろうじゃないか!」って思って、11月8日に宜野湾公園で「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」を開催した。広大な会場に入りきれずに、公園の周りまで埋め尽くした何万人という人たちは、口々に「辺野古への移設」や「県内移設」に反対して、沖縄の民意を見せつけた。これは、ハトポッポが「沖縄の人たちの民意を聞いてから決めます」ってノタマッたことに対する、沖縄からの明確な答えだった。

だけど、これで、ハトポッポが、選挙中に自分が何度も連呼してた「公約」を思い出すと思ったのもトコノマ、次にハトポッポの口から飛び出したのは、「来年の5月までに決めます」っていう、時間稼ぎのゴマカシだった。どうして、ここで、沖縄の人たちの民意を正面から受け止められなかったのか? まあ、いろんな諸事情があったんだと思うけど、水面下でどんな動きがあったのかって言うと、閣僚の行動と発言がそれを表わしてた。

フランケン岡田は、さっそく沖縄入りして、生まれて始めて普天間基地を視察して、「こんなに危険な場所にある基地は1日も早く代替施設へ移さなきゃいけない」って言い出して、それと同時に、ヤタラと「日米合意の重要性」を口にし始めた。そして、コシヌケ北沢は、ハトポッポの命を受けてグアムを視察して、開口一番に「グアムは無理」って報告して、宜野湾市長やオムライス党が推してる「グアム移転案」の火消しに奔走した。こうした閣僚の行動や発言は、暗に「辺野古への移設もやむなし」っていうイメージを広げるための幼稚な根回しにしか思えなかった。

‥‥そんなワケで、沖縄の人たちは、去年の衆院選で民意を伝え、政権交代後の「県民大会」でも民意を伝え、今回の名護市の市長選でも民意を伝えたってワケだけど、この「民意3連発」を受けても、まだ、ハトポッポは、「それはそれとして、ひとつの意思だと受け止める必要があるが、(普天間飛行場の移設先に関しては)ゼロベースだ」ってノタマッた。そして、ヌラリヒョン平野に至っては、「名護市長選の結果はひとつの民意の表れだが、斟酌(しんしゃく)しなければならない理由はない」と来たもんだ。念のために、「斟酌」ってのは「相手の気持ちを思いやる心」って意味だから、ようするに、この国の官房長官が、「名護市の人たちの気持ちなんて考える必要はない」って言ったワケだ。

選挙は民主主義の根幹なんだから、その選挙で選ばれた市長が何よりも大きく掲げた「公約」ってものは、それこそ「民意」そのものなのに、それに対して「斟酌しなければならない理由はない」とは、民主主義ってものを根底から否定するほどの暴言であり、あたしは、久しぶりに、開いた口からエクトプラズムが出て来て幽体離脱しちゃいそうになったよ、まったく。ま、ヌラリヒョン平野に関しては、「内閣機密費」の時も「そんなものがあるんですか?」なんてスットボケてたほどの厚顔無恥だから、今さら何を言っても驚かないつもりでいたけど、ここまでバカだとは思ってなかった。

ま、今回のヌラリヒョン平野のセリフは、ハトポッポ内閣の「本音」みたいにも聞こえたし、実際、今回の市長選でも、民主党は稲峰さんのことを推薦してたクセに、ほとんど応援をしなかった。本来なら、大物議員を次々と応援に駆けつけさせたり、ハトポッポ自身が応援に駆けつけてもいいくらいの重要な選挙だったのに、不思議なことに、稲峰さんの応援に駆けつけたのは、オムライス党を始めとする「民主党以外の議員」ばかりだった。好意的に見れば、「ハトポッポは小沢一郎の問題で忙しいんだろう」ってことになるけど、自分が駆けつけないにしろ、代わりに大物議員を応援に行かせるくらいのことはできたハズだ。

‥‥そんなワケで、文句ばっかり言っててもジンジャエールだから、もっと建設的なことを書こうと思うんだけど、何が一番の問題なのかって言うと、ずっと沖縄にだけ基地を押しつけて来た売国自民党の悪政だった。利権のために全国に林立されてる危険極まりない原発しかり、自民党政権下では、大型の利権が絡む基地や原発などの「国民にとってのお荷物」を地方に押しつける際に、必ず「補助金」をバラ撒いて来た。ようするに、イヤなものを押しつける代わりに、コレといって主産業のない貧しい地域に対して、ノドから手が出るほど欲しい「現金」をバラ撒いて来たってワケだ。

「ジュゴンの見える丘」を歌ってる沖縄出身のCoccoは、ドキュメンタリー映画「大丈夫であるように~Cocco 終らない旅~」の中で、沖縄の基地や青森の六ヶ所村の核リサイクル施設のことを国による「飴とムチ」だって何度も繰り返してる。ホントは誰もが嫌がる危険なものを押しつけて、その代わりに「現金」や「仕事」という飴をバラ撒く政策。こんなものが、ホントに国民のことを考えた政策なんだろうか?‥‥って、わざわざ疑問形にするまでもなく、こんなもんは、とてもじゃないけど、マトモな政策とは呼べない。そして、その裏に、一部の政治家や大企業だけが大儲けできる利権が絡んでるんだから、なおさらだ。

基地でも、原発でも、ホントに心から賛成してるのなんて、何百キロも何千キロも離れた都市部の「安全な場所」に住んでる悪徳政治家や官僚や一部のお金持ちだけで、現地の住民はみんな苦しんでる。沖縄の基地の問題なら、名護市に限らず、ウチナンチューで、両手を挙げて基地に賛成してる人なんて1人もいないハズだ。基地に賛成してる人は、誰でもみんな、何らかの形で基地の恩恵にあずかってる人たちだけだ。それも、自分たちが生きてくための手段として、仕方なく基地に賛成してるだけで、沖縄がホントの意味で自立して、基地に依存しなくてもみんなが生きて行けるようになれば、ウチナンチューは1人残らず「基地反対」になるだろう。

‥‥そんなワケで、宜野湾市のど真ん中にある「世界一危険な基地」でオナジミの普天間基地だけど、あたしは、この普天間基地をニポンに返還する代わりに、その代替施設を造ってやるっていうニポン政府の考え方が、そもそも間違ってると思ってる。まず、ものすごく根本的なことを言うと、この普天間基地ってのは、戦争中に沖縄に上陸したアメリカ軍が、そこに住んでた民間人に銃を突きつけて、奪い取った土地に勝手に造った基地だ。だから、本来なら、北方領土とおんなじに、ニポン政府はアメリカに対して「無条件返還」を要求すべきものだってことだ。

だけど、アメリカの飼い犬になることを選択したニポン政府は、「無条件返還」を要求するどころか、アメリカが支払うべき土地代まで肩代わりして、あたしたちの血税から年間に60億円もの賃貸料を地主たちに支払い続けてるのだ。だから、土地を奪われた人たちも、一応はガマンしてるワケだけど、よく考えてみれば、自分の支払った税金が、自分が奪われた土地代として、自分に戻って来てるだけだってことに気づくだろう。

で、こんな「百害あって一利なし」の基地なのに、ニポン政府は、こんなものを正当化するために、バカのひとつ覚えの「抑止力」なんて言葉を連呼して来た。ようするに、「沖縄にアメリカの基地があるからこそ近隣国の侵略や攻撃を抑止することができる」っていう幼稚な理屈なんだけど、これほどの詭弁はないだろう。だって、普天間基地にいるアメリカの海兵隊ってのは、他国からの攻撃を迎撃するための部隊じゃなくて、他国を侵略するための部隊なんだから、たとえ、どっかの国がニポンを攻撃して来たとしたって、あたしたちを守ってはくれないからだ。

沖縄にいるアメリカの海兵隊の仕事は、皆さんご存知の通り、ベトナムの民間人を殺しに行ったり、イラクの民間人を殺しに行ったり、アフガンの民間人を殺しに行ったりっていう「侵略行為」であって、防衛なんかじゃない。そして、こんなことは、沖縄の人たちはみんな知ってるから、基地に賛成してる人たちだって、誰1人として「抑止力のために基地が必要」だなんて理由で賛成してる人なんていない。みんな、自分が生きていく上での「必要悪」として、仕方なく賛成してるだけなのだ。

そして、さらに言えば、現在の普天間飛行場にいる海兵隊のほとんどは、代替施設へ移動になるハズのヘリ部隊も含めて、2014年までに、みんなグアムへ移転することが決まってる。これは、去年の11月20日に発表されたアメリカ側のロードマップ、「沖縄からグアムおよび北マリアナ・テニアンへの海兵隊移転の環境影響評価/海外環境影響評価書ドラフト」にハッキリと書いてあることだ。だから、たとえ日米合意の通りに辺野古に基地を造ったって、どこか別の場所に造ったって、そこに海兵隊のヘリ部隊は常駐しない。

で、何が常駐するのかって言うと、数え切れないほどの墜落事故を起こしてる最悪の欠陥機、「オスプレイ」だ。ようするに、アメリカ軍は、常に墜落の危険と隣り合わせの欠陥機を身近に置きたくないから、ニポンに押しつけちゃえって考えてるだけなのだ。こんなもんに、ニポンを守る能力なんてアリエナイザーだし、それ以前に、海兵隊にニポンを守る意思なんてない。その証拠に、アメリカ軍の海兵隊の公式ホームページを見ても、沖縄に駐留する目的の中に、「ニポンを守る」なんて言葉はいっさい書かれてない。

‥‥そんなワケで、右に偏った人たちが、バカのひとつ覚えみたいに繰り返してる「抑止力」なんてものは、「単なる幻想」、もしくは、「アメリカ軍の人殺しを正当化するための詭弁」でしかない。アメリカ軍がニポンに駐留してるは、他国を侵略するための前線基地として便利だってことと、ニポンに駐留してると莫大な「おもいやり予算」がもらえるから、是が非でもニポンから離れたくないってのが「本音」なのだ。決して、ニポン人のことを守ってくれてるワケじゃないし、それどころか、ニポン人のことなんて思いっきり見下してる。だから、あたしは、ハトポッポ政権が自民党政権とは違うって言うのなら、自民党みたいにアメリカの飼い犬にならずに、沖縄の側に立って、沖縄の人たちの「民意」をアメリカに突きつけるべきだと思ってる。それでこそ、政権交代した意味があると思うし、何よりも、ハトポッポ自身が所信表明で明言した「対等な日米関係」への第一歩だと思う今日この頃なのだ。


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2010.01.25

おめでとう沖縄!

愛と平和と正義を愛する名護市の皆さん、このたびは良識ある投票を本当にありがとうございました!

期日前投票で、自民党と公明党が卑劣な手段を使っていましたが、それでも、良識ある皆さんの一票一票が大きな力となり、子供たちへと遺すべき「ちゅら海」を守るための一歩を踏み出すことができました。

あとは、鳩山首相が、選挙時に皆さんに何度も繰り返して約束した「最低でも県外移設、できれば国外移設」という「公約」を守るだけになりましたね。

名護市の皆さん、沖縄の皆さん、日本中の平和を愛する皆さん、本当におめでとう!

そして、ありがとう!


ヘタクソなジュゴンの絵で申し訳ありませんが、今回の名護市長選のお祝いに、こんなものを作ってみました。

コピーして、縮小したり拡大したりして、皆さんのブログやホームページなどでご自由にお使いくださいね。


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エヴァンゲリオン予想、完全に沈黙‥‥

負けたどぉ~~!‥‥ってワケで、今日の「AJC杯」は、1着が9番のネヴァブション、2着が13番のシャドウゲイト、3着が2番のトウショウシロッコだったので、4番のキャプテントゥーレからアレコレと買ってたキッコゲリオン初号機としては、貴重な2000円がすべてパーになり、完全に沈黙しちゃった。で、今回、録画しといた競馬中継を観たら、最初に、「AJC杯」の1つ前の10レースの「若潮賞」ってのが始まった。あたしは、「AJC杯」以外はぜんぜん見てなかったから、どんなレースがあるのかも、どんな馬が出るのかも知らなかったんだけど、レースが始まってみたら、1頭の馬が集団から抜け出て、実況アナが「マヤノマヤが出ます!マヤノマヤが出ます!」って連呼し始めた。

それで、あたしは、「マヤが2つも入ってる馬がいたなんて、思いっきりエヴァンゲリオンぽいな~」って思って、インターネットで「若潮賞」の枠順を見てみたら、この「マヤノマヤ」の他に、「ミサトバレー」って馬もいた。そして、「これで、この2頭が1着、2着になったらサイサキがいいな~」って思いながら観てたんだけど、がんばって逃げてたマヤノマヤは、ゴールの手前で1番人気のリビアーモに抜かれて2着になり、3着には2番人気のソーマジックが入った。ようするに、1番人気と2番人気が1着と3着っていう組み合わせだったので、3連単でも8000円くらいしかつかない結果になった。

そして、直前のレースで、マヤもミサトもダメだったことで、ナニゲに雲行きが怪しくなって来つつも、いよいよ、待ちに待った「AJC杯」が始まった。で、まずは最初に書いとくけど、あたしは、「AJC杯」って、ずっと「アメリカンジョッキークラブカップ」だと思ってて、今までの日記にもそう書いて来た。でも、今日、テレビの録画を観て、初めて気づいたんだけど、「アメリカン」じゃなくて「アメリカ」だった。だけど、今までの日記をぜんぶ書き直すのは大変なので、これから書く場合だけ、ちゃんと「アメリカジョッキークラブカップ」って書いてこうと思ってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今日の「AJC杯」は、あたしが見たニフティーの一覧表では、7番のマイネルキッツが1番人気で、4番のキャプテントゥーレは2番人気になってた。他のサイトでも、マイネルキッツが1番人気で、キャプテントゥーレは3番人気になってるとこもあった。それなのに、テレビの「直前オッズ」では、キャプテントゥーレが1番人気になってた。「有馬記念」のドリームジャーニーしかり、「金杯」のアクシオンしかり、あたしは人気とかぜんぜん知らない状態で予想してるのに、どうしてあたしが選んだ馬は、次々と配当の少ない1番人気になっちゃうんだろう?‥‥って思った。

だけど、人気が高いってことは、勝つ可能性が高いってことだから、「ま、いっか!」ってワケで、そんな全国の皆さんの期待に応えるように、4番のキャプテントゥーレは、なかなかの好スタートを切った。スタート直後から、1馬身ほど前に出た展開になって、何だかイイ感じだった。だけど、ホワイトフォンテンみたいな逃げ馬じゃないんだから、前半でスタミナを使ったらマズイと思って、あたしは、「逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!‥‥」って言いながら応援した。だけど、途中から13番のシャドウゲイトが前に出て、最終コーナーでは、キャプテントゥーレは左右の馬にはさまれちゃって、最悪のポジションになっちゃった。そして、9番のネヴァブションが、ゴール手前でシャドウゲイトを差して、トウショウシロッコが3着に入るって結果になった。

あたしは、キャプテントゥーレからトウショウシロッコとドットコムへの3連単、4-2-5と4-5-2を200円ずつと、保険で2-4-5の3連複を200円。これがメインで、あとは、3着に違う馬が入った時のことを考えて、馬単の4-2、4-5を100円ずつ。それから、2着にぜんぜん違う馬が入った時のことを考えて、ヤマカンで馬単の4-1、4-3、4-6、4-9、4-11を100円ずつ。これで1300円になったので、残りの700円をキャプテントゥーレの単勝に賭けようと思ったんだけど、いつもメールをくださるHY子さんから、直前に、「名古屋=7・5・8」だったように「比呂人=1・6・10」なのでは?‥‥ってメールをいただいた。

それで、あたしは、半分お遊びで、1-6-10の3連単も100円だけ買っとくことにした。それから、今日は、沖縄の名護市の市長選もあるから、「名古屋=7・5・8」の方式で、「名護市=7・5・4」の3連単も100円だけ買っとこうと思ったんだけど、ここで気の弱さが出ちゃって、結局、1-6-10と4-5-7の3連複を100円ずつにした。そして、残りの500円をキャプテントゥーレの単勝に賭けた。で、あたしの2000円は、キレイサッパリと殲滅させられちゃったってワケだけど、いつもの「後出しジャンケン」で考えると、1着になったネヴァブションの「ネヴァ」は「エヴァ」っぽいし、2着になったシャドウゲイトの「シャドウ」は、「四人目の適格者」で、アメリカのネルフ第2支部を飲み込んだ「ディラックの海」の「影」に通じてる‥‥って思ってたら、さっそく、石川先生とHY子さんからメールが届いた。


件名: しまったどう!
日時: 2010年01月24日
きっこアンテナが鋭敏すぎ、情報収集力が抜群すぎて、はるか未来のゴールへオーバーラン! そんな結果でした。ここは単純素朴に、きっこさんと同姓の横山騎手騎乗のネヴァブションと、思い出のホワイトフォンテンを偲ばせるホワイトマズルを父に、ファビュラスターン(伝説回帰?)を母に持つシャドウゲイトを組み合わせればよかった‥‥って、これは後知恵の情けないコジツケかもしれませんね。
苦心して当たり馬券を避けて買い、のハズレ常習犯の私ごときが、名探偵キッコナンの予想の邪魔をしたことを、読者諸兄姉に深くお詫びしておいていただきたいと思います。
石川喬司


件名: きっこさん的にはどうなのか!?
お名前:HY子
コメント:きっこさん、本日のAJC杯ではトウショウシロッコの3着入着おめでとうございます!今回、きっこさんが最初にピンときた馬が見事に入着、しかも「キャプテントゥーレが灰色なのが不安だ」という点も見事に当たった訳ですが、きっこさん的には今日の結果はどうなんでしょうか?また、1着ネヴァブションの鞍上は、きっこさんと同姓の横山騎手で、しかも石川先生の「魔法使いの夏」が出版された1968年生まれ。そして、2着シャドウゲイトは父親がホワイトマズル、鞍上がS46(シロ)年生れの田中騎手、調教師の下の名前が「ゆきひろ(=比呂人のヒロ)」と今回のエヴァ予想のキーワードが出ておりますが、金杯の時の名古屋(758)ほど強烈ではないようが気が…。昨年は「隔週ごとに2頭が的中する」という流れがありましたが、今年に入ってからは「758馬券」という強烈なお告げがあったものの、大宇宙の意思が、どう動こうとしているのかがよく分かりません。ということで、本日の結果が、きっこさん的にはどうなのか?また、これからのきっこさんの競馬予想がどう展開されていくのか、気になる所です。


‥‥そんなワケで、あたしの「エヴァンゲリオン予想」は完全に沈黙しちゃったけど、石川先生とHY子さんのメールの内容がシンクロしてるってことがビックル一気飲みだ(笑)‥‥ってことも織り込みつつ、あたしは、このHY子さんのメールを読んで、こないだの「金杯」のことを思い出した。「中山金杯」は、「シンジ」の騎乗したアクシオンが制してて、「758馬券」が炸裂したのは、「京都金杯」のほうだった。

それで、あたしは、念のために、中山競馬場で開催された今回の「AJC杯」に対応する京都競馬場の11レースの結果を見てみた。そしたら、大変なことが分かったのだ。京都競馬場では、「平安ステークス」っていうG3が開催されてたんだけど、あたしが何度も早希ちゃんの「ブログ旅」にコジツケてた馬、ロールオブザダイスが1着になってた上に、それが「4枠4番」だったのだ。あたしが「AJC杯」でキャプテントゥーレを選んだのは、「四人目の適格者」にリンクしてる「4枠4番」だったからだけど、京都の11レースのほうで、この「4枠4番」の馬が1着になってたのだ。それも、ロールオブザダイスが。

さらに、2着には「4枠5番」のダイシンオレンジが入ってて、これは、「AJC杯」におけるドットコムの馬番だ。そして、3着には「5枠7番」のネイキッドが入ってて、騎乗してたのが赤木リツコと同姓の赤木高太郎騎手だった。で、こんな結果だったんだから、3連単は「4-5-7」ってことで、これは、あたしが、「名古屋=7・5・8」の方式で、「名護市=7・5・4」の3連複を買った「AJC杯」の裏返しになってる。つまり、あたしが、中山競馬場の「AJC杯」で買った馬券をそのまま京都競馬場の「平安ステークス」のほうで買ってれば、「予想した3頭のうち2頭が入賞する」っていう恒例のパターン青にもなってたワケだし、4番の単勝も4-5の馬単も当たってたワケだし、何よりも4-5-7の3連複が当たってたのだ。

こないだの「金杯」では、確かに「名古屋」っていうピンポイントのお告げがあったけど、「758馬券」が炸裂したのは、あくまでも「京都金杯」のほうだった。だから、G1の場合は、そのレースだけを対象に「絵ヴァンゲリオン予想」をすればいいけど、G2やG3の場合には、これからは、他の競馬場で開催されてる「裏のメインレース」にも目を向ける必要があるってことになる。

‥‥そんなワケで、ウジウジと「後出しジャンケン」をしてるだけなら見苦しいと思うけど、次の勝利へ結びつけるために、今回の敗因を考察することは、大いに意味のあることだ。去年の衆院選で歴史的惨敗を食らった自民党は、「民主党を徹底的に誹謗中傷する」っていう選挙の方法が、多くの有権者の「自民党離れ」の原因になったってのに、自らの敗因を1ピコグラムも理解しないまま今に至ってる。だから、自民党は、今の国会でも、多くの国民が望んでる政策や法案に対する議論なんてほとんどやらずに、貴重な時間の9割以上を無意味な「小沢叩き」や「鳩山叩き」に費やしてる。国民にしてみたら、「そんなことは検察に任せといて、お前ら政治家は政策を議論しろよ!」って思ってるし、献金問題で民主党を攻撃し続けてる自民党を見て、「お前らが言うなよ!」って思ってるのに‥‥ってワケで、あたしは、次の参院選で、これ以上は自民党の議席を減らして欲しくないと思ってるので、最後にちょっとだけ、自民党の今後を「エヴァンゲリオン予想」してみたんだけど、結果は、「このままだと殲滅必至」って出ちゃった今日この頃なのだ(笑)


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2010.01.24

【速報】名護市長選で基地反対の稲嶺氏に当確

「名護市長選で基地反対の稲嶺氏に当確」(世田谷通信)

24日投開票の沖縄県名護市の市長選で、現職で基地移設容認派の島袋吉和氏(自民・公明推薦)と、新人で基地移設反対派の稲嶺進氏(民主・社民・国民新・共産・沖縄社会大衆・そうぞう推薦)が争っていたが、開票と同時の午後8時に、早くも稲嶺氏に当確が出た。これで、普天間基地の辺野古への移設問題に関しては、完全に民意が示されたことになる。(2010年1月24日)


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元特捜部長が「検察は目茶苦茶」と批判

「元特捜部長が『検察は目茶苦茶』と批判」(世田谷通信)

1月17日に放送されたテレビ朝日「サンデープロジェクト」で、「小沢氏VS東京地検特捜部」と銘打って民主党の小沢一郎幹事長の問題を取り上げた際に、元検察官の郷原信郎弁護士が「反検察」の立場で発言をしていたのに対して、元東京地検特捜部長の宗像紀夫氏は一貫して特捜部のやり方を擁護する発言を続けていた。しかし、番組終了後に、宗像紀夫氏がジャーナリストの大谷昭宏氏に対して「私も実はあなたと意見は同じなんですよ。今回の検察のやり方は全く目茶苦茶です」と語っていたことが、ジャーナリストの高野孟氏の報告で分かった。放送中、宗像紀夫氏は、黒だと思った相手を立件するためなら、見込み捜査や別件捜査も構わない、別件逮捕で身柄を拘束してから厳しい取り調べで自白させればよい、というような主張を繰り返し、現在の特捜部のやり方を擁護し続けた。しかし、番組終了後に、放送中の発言を一転させて、現在の特捜部のやり方を「全く目茶苦茶」だと批判した宗像紀夫氏を見た高野孟氏は「ここで郷原と一緒になって検察批判をしたんでは番組として成り立たないという判断だったのだろう」と感想を述べている。放送中の宗像紀夫氏の発言が、番組プロデューサーの指示によるものか、本人の判断によるものかは定かではないが、少なくとも元東京地検特捜部長という肩書きの人物が、現在の特捜部のやり方を「全くの目茶苦茶」だと見ている事実は非常に重いだろう。この「小沢氏VS東京地検特捜部」は、24日の「サンデープロジェクト」で第2弾が放送されるが、視聴者はテレビから流れる情報だけを鵜呑みにせず、こうした「テレビの裏事情」も推測した上で放送を観るべきだろう。(2010年1月24日)


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2010.01.23

産経新聞が「小沢容疑者」と報道

「産経新聞が『小沢容疑者』と報道」(世田谷通信)

ふだんから「反民主党」のスタンスで偏向的な報道を続けている産経新聞が、22日付の朝刊の一面トップで、民主党の小沢一郎幹事長のことを「小沢容疑者」と表記していたことが分かった。問題の記事の見出しは「小沢氏の立件視野」「4億円不記載認識か」「石川容疑者、偽装認める」というもので、内容は今まで通りに東京地検特捜部のリークを元にした信憑性の薄い記事で、「特捜部が小沢氏本人の立件を視野に捜査を進めている」との憶測が書かれているが、この記事の中に「小沢容疑者が虚偽記載を認識し、収支報告書の提出を了承した疑いが強いとみている」と、まだ逮捕はおろか任意聴取も受けていない小沢幹事長のことを「小沢容疑者」と表記していた。東京版では「小沢氏」と訂正されたが、大阪版では訂正が間に合わず「小沢容疑者」と表記したままの新聞が出回った。またWEB版の産経新聞でも22日未明から訂正されるまでの数時間、「小沢容疑者」という表記の記事が公開され、少なくとも数万人が閲覧したものと思われる。産経新聞側は、あくまでもミスだと主張しているが、これまでも偏向記事や捏造記事で執拗に民主党叩きを繰り返してきた媒体であるだけに、有識者の間からは「確信犯なのでは」との声もあがっている。産経新聞に限らず、ほとんどの報道媒体が、検察が意図的にリークしている情報をその真偽も確かめずに右から左へ垂れ流している現状に、国民のマスコミ不信はさらに強まるだろう。(2010年1月23日)


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エヴァンゲリオン予想、発進!

ミサト 「AJC杯の枠順が発表になったようね」

マヤ 「パターン青!MAGIは対象レースを使徒と判断しました!」

ゲンドウ 「第一種戦闘配置」

マコト 「総員、第一種戦闘配置!」

ミサト 「エヴァンゲリオン予想、発進!」


‥‥ってなワケで、まずは枠順をご紹介しちゃうけど、今回のレースは、ぜんぶで13頭しか走らないので、1枠、2枠、3枠が、1頭ずつになってる。


「AJC杯」(中山 芝 2200m)

1枠1番  デルフォイ/藤岡佑介
2枠2番  トウショウシロッコ/吉田豊
3枠3番  ビエンナーレ/勝浦正樹
4枠4番  キャプテントゥーレ/C.ルメール
4枠5番  ドットコム/吉田隼人
5枠6番  ベルモントルパン/木幡初広
5枠7番  マイネルキッツ/松岡正海
6枠8番  ゴールデンダリア/柴田善臣
6枠9番  ネヴァブション/横山典弘
7枠10番 ダイワワイルドボア/北村宏司
7枠11番 アルコセニョーラ/武士沢友治
8枠12番 アドマイヤコマンド/後藤浩輝
8枠13番 シャドウゲイト/田中勝春


こんな感じで、「アメリカンジョッキークラブカップ」って名前のレースなのにも関わらず、12人のニポン人と1人のフランス人のジョッキーが戦うワケで、アメリカ人のジョッキーが1人もいない。だけど、これこそが、何よりも重要なポイントなのだ。このレースに対応してるエヴァンゲリオンの第拾七話「四人目の適格者」は、アメリカのネルフ第2支部が「ディラックの海」に飲み込まれて、エヴァンゲリオン四号機とともに、すべて消滅しちゃったって内容だ。だから、「アメリカ人のジョッキーが1人もいない」って状況は、まさしく、「エヴァンゲリオン予想」にピッタリだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、前回の日記で、あたしは、「今回は芦毛の馬が1頭もいない」ってことを書いたんだけど、そしたら、たくさんの人たちから、「キャプテントゥーレが芦毛ですよ」ってお知らせのメールをいただいた。教えてくださった皆さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってことで、唯一の芦毛、キャプテントゥーレは、「4枠4番」ていう、まさに「四人目の適格者」ってタイトルにピッタリの枠順になった。その上、このキャプテントゥーレには、唯一のフランス人のジョッキー、C.ルメール騎手が騎乗する。

「四人目の適格者」の英語のサブタイトルは、そのまんま「FOURTH CHILDREN」なんだけど、これを「4人目のCHILDREN」てことにすれば、略して「4C」ってことになる。そして、キャプテントゥーレを英語で表記すれば頭文字は「C」になるから、「4枠4番」に入った馬の名前が「C.トゥーレ」、騎手の名前が「C.ルメール」ってワケで、「4C」がダブルってことになる。

さらには、石川喬司先生の「五月の幽霊」にも通じてる。石川先生は、東京大学の文学部仏文学科を卒業されてるので、この短編の主人公の比呂人も、東京の「T大学」を舞台にしてて、いろんなフランス語のキーワードが文中に散りばめられてるのだ。そう考えると、唯一のフランス人であるC.ルメール騎手が、奇しくも「四人目の適格者」にピッタンコの「4枠4番」に入ったってことは、すでに「単なる偶然」じゃ片づけられないほどの意味を持ってるのだ。

ちなみに、キャプテントゥーレって名前は、おばあちゃんの弟のスキーキャプテンの「キャプテン」と、お母さんのエアトゥーレの「トゥーレ」を合体ロボさせた名前なので、この名前自体に深い意味はない。でも、「トゥーレ」のほうだけを見ると、ラテン語の「Thule」で、「ギリシャ神話」に出て来る「北の果ての理想郷」の元になってる言葉だ。直訳すれば「極北の地」って意味だけど、「Ultima Thule」で「世界の果て」って訳すように、必ずしも「北」とは限らない。で、驚いたのは、このキャプテントゥーレのお兄さんが、そのものズバリ、アルティマトゥーレって名前の馬だった。

だけど、お兄さんのアルティマトゥーレのほうは、鹿毛の茶色い馬で、ホワイトフォンテンとおんなじ芦毛の馬は、弟のキャプテントゥーレのほうだ。そして、ホワイトフォンテンに乗って、まだ府中競馬場で開催されてた1976年の「AJC杯」を逃げきったのは、高橋司騎手だった。4才だったあたしが、父さんに肩車されて観たのがこのレースで、あたしには、その白い馬が、翼の生えたペガサスに見えた。

‥‥そんなワケで、1979年度版の「競馬四季報」によると、高橋司騎手は、「忘れられないのは、なんといってもホワイトフォンテン。あんな馬にまた巡り合いたいものだな。1つ1つ大事に乗っていれば、いつかきっと‥‥そう信じて頑張ってるんです」って語ってたそうだ。だけど、病気がちだった高橋司騎手は、この「AJC杯」の前年の1975年の「毎日王冠」でも、病気のために騎乗できなくなり、蛯名信広騎手に交代してもらった。そして、蛯名信広騎手がホワイトフォンテンに騎乗して、この「毎日王冠」を逃げ切ったのだ。

でも、高橋司騎手は、ホワイトフォンテンのような馬と巡り合うことはなく、現役引退後は、地元の福島県で旅館を経営してたんだけど、病気のために、40代という若さで亡くなってしまったそうだ。そして、蛯名信広騎手は、引退後は調教師として活躍してたんだけど、去年の春に、調教中の馬に蹴られて、50代の若さで亡くなってしまった。

一方、みんなに夢を与えてくれたホワイトフォンテンも、「AJC杯」で優勝した年の秋の「天皇賞」で惨敗したことと、8才という年齢もあって、翌1977年の「AJC杯」を引退レースにするつもりだった。だけど、「AJC杯」の本場場へ入場する時に、様子がおかしいので調べたら、左前脚を骨折してたことが判明して、そのまま、レースを断念して引退したそうだ。そして、引退後は、骨折を直して、北海道の「隆栄牧場」で、種馬として暮らし、1996年3月3日、老衰のために27才の生涯を閉じた。あたしは、その時、おそば屋さんか定食屋さんかどこかで、たまたま置いてあったスポーツ新聞をパラパラと眺めてて、「白い逃亡者の呼び名で親しまれたホワイトフォンテンが亡くなった」っていうちっちゃな記事を目にした。そして、悲しいんだけど、懐かしいような、切ないような、何とも言えない気持ちになったことを覚えてる。

‥‥そんなワケで、あたしは、今日、今回の「AJC杯」の枠順を見るために、ニフティーの競馬サイトにアクセスしたら、「AJC杯を当てよう」とかってバナーがあって、そこに、白い競走馬の写真が使われてた。それから、ゆうべ、スーパーでもらって来た「東京くらしねっと」っていうフリーペーパーの1月号を読んでたら、最初のページに「伝えたい日本の伝統」っていう特集があって、1月は「おせち料理」、2月は「恵方巻き」、3月は「ひし餅」と「雛あられ」‥‥ってふうに、12月までの節句や食べ物について書かれてて、興味ある記事だったからぜんぶ読んだんだけど、最後に筆者の名前を見て、あたしはビックル一気飲みになった。そこには、こう書かれてたのだ。


「佛教大学教育学部教授 高橋司」


競馬のサイトにアクセスすれば、そこに「白い競走馬」の画像があっても珍しいことじゃないけど、競馬とは無関係のフリーペーパーを読んでて、たまたま、あたしの興味のあった記事を書いてたのが、ホワイトフォンテンのコンビだった高橋司騎手と同姓同名の大学教授だったなんて、あまりにも不思議な偶然だ‥‥ってことで、ここで、今回の「AJC杯」に出走する唯一の芦毛、キャプテントゥーレのことは置いといて、前回の日記で「ピンと来た」って書いてるトウショウシロッコについて、ちょっと書きたいと思う。

今回、2枠2番のトウショウシロッコに騎乗する吉田豊騎手は、4枠5番のドットコムに騎乗する吉田隼人騎手のお兄さんだ。それで、あたしは、この兄弟のことを調べてみた。何でかっていうと、今回の「エヴァンゲリオン予想」の鍵になってる石川喬司先生の「魔法つかいの夏」では、主人公の比呂人くんが、お兄さんのちょっとしたイジワルによって、不思議な予知能力を失っちゃうからだ。

ある日のこと、東京の大学から実家に帰省してたお兄さんが、その日の新聞を手で隠して、弟の比呂人くんに、「おい、天才、本日の我が軍の戦果当ててみいや」って言う。それで、比呂人くんは、「巡洋艦一隻撃沈、二隻中破‥‥」って答えるんだけど、意地の悪い笑みを浮かべながら、お兄さんが見せた紙面には、「日本軍の撤退」が報じられてたのだ。「勝ったか、負けたか」って質問するなら、ちゃんと言い当てることができたのに、こんな質問の仕方をするなんてペテンじゃないか‥‥って憤慨した比呂人くんは、このことショックで、以来、不思議な力が出せなくなっちゃったのだ。そして、そんなお兄さんも、お国の犠牲になり、亡くなってしまった。

こんな流れから、あたしは、吉田豊騎手と吉田隼人騎手に興味を持ったってワケだ。そしたら、いろんなことが分かった。まず、去年の11月21日、あたしのお誕生日の前日に開催された「福島記念」で、弟の隼人騎手のサニーサンデーが1着、兄の豊騎手のトウショウシロッコが2着に入るっていう兄弟ワンツーを炸裂させてた。そして、兄の豊騎手は、こないだの「中山金杯」でアクシオンに騎乗して1着になった藤田伸二騎手とは麻雀仲間で、「伸二」って書かれた腹帯を借りることがあって、メジロドーベルに騎乗して「エリザベス女王杯」で1着になった時にも、この腹帯をしてたそうだ。

あたしが、「中山金杯」でアクシオンを的中させたのも、藤田伸二騎手のニックネームが「シンジ」だったからで、いろんなことが連鎖し始めて来た。さらに、「魔法つかいの夏」の裏表紙には、石川先生のプロフィールが書かれてるんだけど、最後の部分には、こんなことが書かれてる。

「うちに人一倍のファイトを秘めながら性来の人徳によって温厚篤実の評ある筆者は、またジョークを愛しプロ級の審ストリップ眼と、玄人と自認するマージャンの腕とを誇るが、目下のところは意外性の追求、予知能力の鍛錬と称して真剣に競馬と取りくんでいる‥‥。」

‥‥そんなワケで、今回の「AJC杯」に対応してるエヴァンゲリオンの第拾七話「四人目の適格者」と、「中学2年生」「戦艦」「大本営」っていう複数のキーワードでシンクロしてるのが、石川先生の「魔法つかいの夏」だけど、その「魔法つかいの夏」に登場する「トロッコ」と、あたしが4才の時に観た「AJC杯」のホワイトフォンテンからイメージしたのがトウショウシロッコだったワケだ。そして、ここに、もう1つ、「兄弟」っていうキーワードが浮上したので、吉田兄弟のことを調べてみたら、あたしのお誕生日の前日に兄弟ワンツーを決めてるし、「シンジ」のニックネームを持つ藤田伸二騎手とは麻雀仲間だし、麻雀と言えば石川先生だし‥‥ってふうに、どんどん「不思議な偶然」の連鎖が始まっちゃった。

でも、ふと思ったんだけど、トウショウシロッコに騎乗するのは、お兄さんの吉田豊騎手のほうで、「魔法つかいの夏」の比呂人くんに当たるのは、弟の吉田隼人騎手のほうだ。それで、あたしは、もう一度、ニフティーの競馬サイトの詳しい一覧表を見てみたら、ものすごいことを発見しちゃったのだ! 弟の吉田隼人騎手が騎乗するドットコムの調教師が、戸田博文さんて人だったのだ!‥‥って言っても、説明しなきゃ分かんないだろうけど、調教師の名前の「博文」と、騎手の名前の「隼人」を足して2で割れば、ミゴトに「博人」になる。そう、「比呂人」だ。

競馬を始めたばかりのあたしが言っても説得力が自民党だけど、競馬って、馬だけがすごい血統や素質を持っててもダメだし、調教師だけが素晴らしい大ベテランでもダメだし、騎手だけが天才的な才能を持っててもダメなんだと思う。すごい素質を持った馬を素晴らしい調教師が育てて、それに天才的な騎手が乗って、初めて高成績を出せるんだと思う。そう考えると、こうして、調教師と騎手の名前を合体ロボさせることもアリだと思う。

そんなこんなで、今回のあたしの「エヴァンゲリオン予想」は、とにかく「芦毛」が勝つって信じてるから、まずは4枠4番のキャプテントゥーレだ。唯一の芦毛だってだけでも十分なのに、「四人目の適格者」にも完全にシンクロしてるし、石川先生の「五月の幽霊」にもシンクロしてるから、もはや「鉄板」だろう。さらに言えば、「不思議の国のアリス」をモチーフにした石川先生の短編、「アリスの不思議な旅」は、「アリス」が実はチューインガムの「ハリス」だったってオチだけど、キャプテントゥーレに騎乗するC.ルメール騎手の名前は、「クリストフ・パトリス・ルメール」っていう。「アリス」と「ハリス」に対して、「クリス」と「パトリス」ってワケで、韻の踏み方がおんなじなのだ。

そして、あとは、2枠2番のトウショウシロッコと、4枠5番のドットコムの吉田兄弟だ。あたしの予想は、この3頭だけだから、2番、4番、5番のすべての組み合わせの3連単を買っても、ぜんぶで6種類しかない。だけど、あたしは、白い馬が1着になるって信じてるから、すべての組み合わせの3連単を買うにしても、4番のキャプテントゥーレを1着にした「4-2-5」と「4-5-2」はリトル多めに、200円とか300円とか賭けて、その他の組み合わせを100円ずつにするつもりだ。そして、1着が当たっても、2着、3着が違うってパターンも考えて、キャプテントゥーレから、他の馬にも何点か馬連で流してみるつもりだ。

‥‥そんなワケで、こんなに自信タップリに決め打ちしちゃってるあたしだけど、たった1つだけ不安材料がある。それは、キャプテントゥーレが、まだ白馬じゃないってことだ。芦毛って、若いころは灰色で、年を取るに従って白くなってくので、競馬をやってる若いころは、オグリキャップみたいに「白馬になりかけのマダラ」ってパターンが多い。そして、現役を引退してから真っ白になる。だけど、あたしが4才の時に観たホワイトフォンテンは、当時7才馬だったってこともあるけど、それにしても、ほとんど白馬になりかけてた。そして、何よりも、真っ白で長い尻尾が印象的だった。だから、今回のキャプテントゥーレも、真っ白だったら完璧だったんだけど、まだ5才なので、残念なことに灰色なのだ。それも、せめてオグリキャップやタマモクロスくらいにマダラだったら良かったのに、全身が思いっきり灰色なのだ。だから、あたしが何度も感じてる「白いお馬さんが勝つ」っていう感覚とイマイチ合致してなくて、この点だけが心配な今日この頃なのだ。


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2010.01.22

海外メディアは検察を批判

売国自民党の飼い犬となって、連日、低次元のデマを垂れ流し続けてる「三流軽薄新聞」、略して「サンケイ新聞」の暴走が止まらない。「創作」も「捏造」も何でもアリの「サンケイ新聞」は、今日も、こんな爆笑記事を炸裂させちゃったのだ。


「“小沢氏の破滅”と英紙が論評 『首相は解任すべき』と助言」(サンケイ新聞)
英紙フィナンシャル・タイムズは20日付の社説で「小沢氏の破滅」と題し、1993年に政権交代を実現したものの、当時新生党代表幹事だった小沢一郎・現民主党幹事長に翻弄(ほんろう)され、9カ月という短命に終わった細川政権と同じ歴史を繰り返すべきではないと訴えた。同紙は「小沢氏が“壊し屋”として知られるのは故あってのことだ」と述べ、「選挙の神様」と呼ばれる小沢氏は先の総選挙を仕切り自民党を「破滅」に追い込んだが、今度は自らの金銭スキャンダルで民主党に「破滅」をもたらしつつあると指摘した。社説は民主党支持率がこの数カ月で70%から45%に急落したことにも言及。小沢氏には旧態依然とした金権政治の臭気がとりつき、民主党のイメージを大きく損なっているとした。そのうえで、「だからこそ、小沢氏は自らの潔白を証明するか、さもなければ政界から引退しなければならない」と、説明責任を果たさないまま政界にとどまる小沢氏を厳しく指弾した。鳩山政権についても外交では米軍普天間飛行場移設問題で同盟国の米国をいらだたせ、内政でも藤井裕久前財務相が辞任、連立を組む少数政党に金融政策を乗っ取られるなど混乱していると厳しい見方を示した。その民主党政権が延命を図るには「小沢氏の辞任か、さらに良い方法としては決断力に欠ける鳩山由紀夫首相が小沢氏を解任するしかない」と“助言”し、自民党の長期支配を終わらせ、政権交代を実現させた好機を生かすため、細川政権の轍(てつ)は絶対に踏んではならないと警鐘を鳴らしている。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100120/erp1001202146006-n1.htm


この記事を書いた記者って、ホントに「フィナンシャルタイムズ」の記事を読んで、こんなふうに訳してるなら、ものすごい「創作力」の持ち主だと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、この「サンケイ新聞」の記事が指してる「フィナンシャルタイムズ」の社説ってのは、19日付(ニポン時間で20日付)の「Ozawa destruction」って記事なんだけど、まず、タイトルからして大間違いだ。「Ozawa destruction」は、直訳すれば「小沢による破壊」ってことで、あくまでも、「小沢が何かを破壊する」って意味になる。たとえば、「Envirommental destruction (環境破壊)」みたいに、熟語としてなら、「destruction」がその前のものに掛かるケースもあるけど、「Ozawa destruction」なんて熟語はないんだから、この場合は「小沢が何かを破壊する」って訳すのが一般的で、「小沢自身が破滅する」って訳すなら、「Ozawa's destruction」て書いてなきゃムリがありすぎる。

で、この記事をぜんぶ読んでみると、小沢一郎がいくつもの政党を作っては壊して来たことが書かれてて、現在は、自身の問題で民主党政権が壊れそうな危機に直面してる‥‥ってふうに書かれてる。つまり、あたしの訳の通りで、ちょっとカッコイイ感じに訳すと、「小沢氏が次に壊すものは?」みたいな感じのタイトルになる。それなのに、これを「小沢氏の破滅」って訳すだなんて、この記者って、あまりにも英語力が低いのか、もしくは、あまりにも三流で軽薄な「サイケイ色」に染まりすぎちゃってんだか、どっちにしても意図が見え見えだ。

そして、何よりの問題点は、長い記事の中から、自分に都合のいい部分だけをピックアップして、偏向的に切り張りしてる点だ。たとえば、「フィナンシャルタイムズ」の記事の次の部分を見て欲しい。


(前略)
The so-called “God of Elections”, now secretary-general of the party he steered to victory in last August’s lower house elections, has become a liability. The DPJ’s popularity has slumped in just a few months from a 70 per cent approval rating to 45 per cent. That is in large measure because of the whiff of scandal surrounding Mr Ozawa and the perception that the 67-year-old political warhorse is secretly running the DPJ from behind the scenes.

Prosecutors, who began their investigation into Mr Ozawa’s fund-raising operations before the DPJ swept to power, have already arrested three of his current and former aides. The prosecutors’ use of the media to leak damaging stories about Mr Ozawa is disgraceful and supports the DPJ’s claim that real power in Japan still resides with unelected bureaucrats. But, by the same token, Mr Ozawa has always been associated with the old-style money politics that the DPJ supposedly wants to banish.

The stench around Mr Ozawa is damaging a party that has presented itself as clean, policy-based government. That is why Mr Ozawa must either prove his innocence or withdraw from the scene.
(後略)


この、最初のブロックをA、次のブロックをB、最後のブロックをCとすると、Aには「選挙の神様の異名をとる小沢氏のスキャンダルもあって、わずか数ヶ月で民主党の支持率は70%から45%まで下がってしまった」的なことが書いてある。そして、Cには「小沢氏を取り巻く臭気は、クリーンな政策を打ち出している政府に悪影響を与えている。そのため、小沢氏は、自身の潔白を証明するか、それができなければ自らが退かなくてはならない」的なことが書いてある。これが、「サンケイ新聞」の訳になると、「小沢氏には旧態依然とした金権政治の臭気がとりつき、民主党のイメージを大きく損なっているとした。そのうえで、「だからこそ、小沢氏は自らの潔白を証明するか、さもなければ政界から引退しなければならない」と、説明責任を果たさないまま政界にとどまる小沢氏を厳しく指弾した。」っていう劇画タッチになっちゃうんだけど、ま、この辺は別にいい。

あたしが問題だと思ってるのは、このAとCの真ん中にはさまってるBの部分だ。「サンケイ新聞」は、絶対に記事にしたくなかったみたいで、意図的にスルーしてるけど、あたしは、このBこそが訳すべき部分だと思う。どんなことが書いてあるかっていうと、こんなことが書かれてるのだ。


「検察は、小沢氏の資金調達の調査をするために、彼の側近3人を逮捕した。検察は、小沢氏にダメージを与えるためのストーリーを外部にリークしてメディアを利用している。これは「恥さらしな行為」であり、日本の政治の実権が、政治家ではなく官僚に握られているという民主党の主張を証明している。しかし、それと同時に、小沢氏は、民主党が排除しようとしている古い体質の金権政治に関係しているのだ。」


注目して欲しいのが、検察が外部にリークしてる内容を「damaging stories」って書いてる点だ。「アメージング・ストーリー」なら、変な顔のドラゴンが出て来る変な映画だけど、この「damaging stories」ってのは、「ダメージを与えるための作り話」って意味を持ってる。あたしは、公平性を保つために、あえて「ダメージを与えるためのストーリー」って訳したけど、「供述」とか「証言」て意味なら、普通は「story」じゃなくて「testimony」って書くハズなのだ。「story」の場合は、「創作した物語」って意味合いが強くなるから、こうした記事の場合には、普通は使わない。

つまり、この記事を書いた記者は、検察が外部にリークしてるのが、実際に容疑者が発言した供述じゃなくて、小沢一郎にダメージを与えるために検察が創作した「作り話」だって書いてるワケだ。そして、この部分をスッパリと割愛しちゃった「サンケイ新聞」は、この記事の最後に書いてある「マトメ」の一文も、ミゴトに割愛しちゃってる。


「Last year’s victory of the DPJ was a good thing for Japan. History must not be allowed to repeat itself.」

「昨年の民主党の勝利は、日本にとって良いことだった。 歴史は繰り返してはいけない。」


この最後の「マトメ」を見れば分かるように、この「フィナンシャルタイムズ」の社説は、半世紀にも及んだ自民党の金権政治や、政治家じゃなくて官僚が実権を握ってるニポンの今までの政治を批判してて、ニポンが政権交代したことを「良いこと」だって書いてるのだ。そして、小沢一郎の問題にしても、ニポンのマスコミのように、黒だと決めつけて報じてるんじゃなくて、「まだ白か黒か分からない」ってふうな書き方をしてる。一方、「サンケイ新聞」のほうは、こんなふうにマトメてる。


「その民主党政権が延命を図るには「小沢氏の辞任か、さらに良い方法としては決断力に欠ける鳩山由紀夫首相が小沢氏を解任するしかない」と“助言”し、自民党の長期支配を終わらせ、政権交代を実現させた好機を生かすため、細川政権の轍(てつ)は絶対に踏んではならないと警鐘を鳴らしている。」


「フィナンシャルタイムズ」の記事には、「解任するしかない」とは書いてないけど、たしかに「小沢氏が辞めるか、さらに良いのは、優柔不断な鳩山由紀夫首相が小沢氏を解任するという方法がある」とは書いてある。だけど、そのあとには、こんな一文が続いてる。


「こうした決断も必要だろう。鳩山氏自身の周りで起こっている政治資金スキャンダルもあるのだから。」


つまり、小沢一郎を解任することによって、「優柔不断」だと思われてる自分のマイナスイメージを払拭することは、自分も政治資金スキャンダルでダメージを受けてるハトポッポにとって、意味のあることだ‥‥って流れになってるのだ。この部分をスッポリと割愛しちゃって、何が何でも小沢一郎を辞めさせることだけが民主党の生き残りの道だみたいな切り張りをするなんて、あまりにも意図的すぎる。挙句の果てに、カンジンの「昨年の民主党の勝利は、日本にとって良いことだった」っていう結論まで割愛しちゃって、そのあとの「歴史は繰り返してはいけない」を「細川政権の轍は絶対に踏んではならないと警鐘を鳴らしている」にグレードアップしちゃうなんて、東京地検特捜部にも負けず劣らずの「創作者」だ。

‥‥そんなワケで、ずいぶんキツイ書き方をしちゃったけど、今回の「サンケイ新聞」の記事は、「サンケイ新聞」にしちゃマトモなほうだと思う。何しろ、「サンケイ新聞」の政治記者の十八番と言えば、自分が見てもいないことをあたかもその場で目撃してたかのように物語を創作しちゃうっていうウルトラCの大技だからだ。1ヶ月前にも、普天間飛行場に関するフランケン岡田とルース大使との会談の様子を「いつも温厚で知られるルース氏は、岡田克也外相と北沢俊美防衛相を前に顔を真っ赤にして大声を張り上げ、年内決着を先送りにする方針を伝えた日本側に怒りをあらわにした」ってふうに「まるで見てたかのような大ウソ」を垂れ流した。そして、フランケン岡田から、「(サンケイ新聞の記事は)まったくの創作だ。ルース大使が顔を真っ赤にしたとか、怒鳴ったなどという事実はまったくない。それ以前に、私と北沢防衛相とルース大使と通訳しかいない室内のことがなぜその場にいない記者に分かるのか」って意味のツッコミを入れられた。

ま、この辺のことは、去年の12月10日の日記、「海外の報道は正反対」に詳しく書いてるけど、この時の日記でも指摘してるように、「サンケイ新聞」のもう1つの十八番が、海外メディアの報道を自分たちの都合のいいようにワザと誤訳して伝えるっていう荒技だ。今回の記事もそうだけど、こんなことしたって、原典にあたれば「サンケイ新聞」の大ウソなんて一目瞭然なのに、悲しいかな、ニポン人の多くは、原典にあたらずに、テレビや新聞が垂れ流してる偏向報道や捏造報道をそのまま鵜呑みにしちゃう。だから、こないだの「漢方薬騒動」みたいなことが起こっちゃうワケだ。

で、今回の「フィナンシャルタイムズ」の記事で、「サンケイ新聞」が意図的に割愛した「ニポンの検察の酷さ」についてだけど、これは、海外のメディアも注目してて、「ニューヨークタイムズ」でも取り上げられてる。20日付の「Japan Stalls as Leaders Are Jolted by Old Guard」って記事で、「リーダーが旧勢力に狙われて日本は危機に直面している」って感じの意味のタイトルだ。ちなみに、この「旧勢力」ってのは、記事を読めば分かるけど、「ニポンの官僚制度と自民党」ってことになる。

この記事も、「ファイナンシャルタイムズ」とおんなじに小沢一郎の問題を取り上げつつも、全体的な論調としては、「ニポンでは半世紀ぶりにホントの政権交代が起こったのに、国民が選んだ新政権のリーダーを官僚制度という古い勢力がスキャンダルを利用して引きずり降ろそうとしてる」ってふうな書き方をしてる。そして、元検察官の郷原信郎さんの言葉を引いて、「Japan’s democracy in danger」、つまり、「ニポンの民主主義の危機」だって表現してる。つまり、海外メディアから見たニポンの今の「小沢問題」は、自民党と官僚っていう「古い勢力」が、半世紀ぶりに国民の手に戻った政治をまた奪い返そうとしてる‥‥ってふうに解釈してるってことだ。

‥‥そんなワケで、14日の日記、「チャンスを棒に振る自民党」にも書いたように、東京地検特捜部が、普通は絶対に逮捕なんかしないような微罪で、逃げも隠れもしてない元秘書たちを3人も逮捕しちゃったもんだから、東京地検特捜部のホントの狙いが、事件の解決や解明なんかじゃなくて、国民の手に戻った政治を自分たち官僚の手に奪い返すための「鳩山内閣潰し」だってことが全世界に知れ渡っちゃったワケだ。そして、ニポンの官僚と癒着してない海外メディアは、ニポンのマスコミとは違って、正直で正確な記事を書いてるってワケだ。普天間飛行場の問題にしたって、「アメリカが怒ってる」とか「アメリカは現行案しか認めない」なんて書いてるのはニポンのマスコミだけで、アメリカのメディアは「アメリカ政府は鳩山首相の決定に従う」って報じてる。だから、わざわざお金まで払って「偏向記事」や「捏造記事」を読まされてるのがバカバカしいと思った人は、ニポンの新聞を購読するのなんかトットとやめちゃって、そのお金で美味しいものでも食べたほうが百万倍もマシだと思う今日この頃なのだ。


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2010.01.21

東京地検特捜部がまたデマをリーク

「東京地検特捜部がまたデマをリーク」(世田谷通信)

民主党の小沢一郎幹事長の土地購入をめぐる問題で、20日午後5時頃、マスコミ各社はいっせいに「逮捕されている石川知裕容疑者が事件への小沢氏の関与を認める供述を始めた」と報じたが、これが事実無根のデマであったことが分かった。身柄を拘束されている石川氏と面会した安田好弘、岩井信両弁護士によると、石川氏は取り調べにおいてそのような供述はいっさいしておらず、これまで通リに潔白を主張しているという。東京地検特捜部は、石川氏を逮捕した時にも、石川氏が任意聴取で「これ以上は小沢先生に相談しないと話せない」と涙ながらに話した、という事実無根のデマをマスコミ各社にリークしたが、今回のデマも東京地検特捜部による捏造であるという。安田好弘、岩井信両弁護士は、マスコミ各社に対して、今回の報道内容を「完全な誤報」と指摘した文書をファクスで送ったが、マスコミ各社はインターネット上の配信記事などをこっそりと削除しただけで、謝罪や訂正などの記事はいっさい出していない。検察の言いなりになってデマを報道し続け、その内容が事実無根だと指摘されても訂正記事を出さないというマスコミ各社の対応を見れば、今回の異例の捜査や逮捕が「鳩山内閣のイメージダウン」を狙ったものであることは明らかだろう。(2010年1月20日)


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2010.01.20

もう1つ、お知らせです!

東京地検特捜部に対して、あたしの大好きな「ジャーナリズム界のしょこたん」こと、江川紹子さんが、19日付のエントリーで、素晴らしい「正論」を書かれています。

皆さん、ぜひ、お読みください。


「東京地検特捜部の判断は常に正しい、のか」(江川紹子ジャーナル)
http://www.egawashoko.com/c006/000315.html


それから、これは宣伝ですが、江川紹子さんとあたしの対談も収録されてる「きっこの日記 R/好き?好き?嫌い?編」(辰巳出版)も、どうぞヨロピク♪

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2010.01.19

AJC杯へ発進!

いよいよ、マチカネタンホイザ‥‥じゃなくて、お待ちかねの「アメリカンジョッキークラブカップ」、略して「AJC杯」がやって来るので、しばらく神秘のパワーを充電してたあたしは、モンローブロンドのような美しい脚でスックと立ち上がり、久しぶりの「エヴァンゲリオン予想」を楽しもうと思ってるんだけど、そんなマチカネタンホイザも1994年に優勝してる「AJC杯」は、あたしが4才馬だった時に、父さんに連れられて府中競馬場へ行き、あたしの「あの白いお馬さんがいい!」のヒトコトで、父さんにホワイトフォンテンの単勝を特券で獲らせた思い出のレースでもある。だからこそ、G1じゃないのに、あたしは、「エヴァンゲリオン予想」の対象として選んだってワケだ。

そして、前回の「金杯」が、第拾六話「死に至る病、そして」に対応してたので、今回の「AJC杯」は、当然、第拾七話「四人目の適格者」に対応してるってワケで、あたしは、オトトイの夜、この「四人目の適格者」を観てみた。そしたら、あまりにもモノスゴイコトが炸裂しちゃったのだ。

あたしは、パチンコの「エヴァンゲリオン」なら、新しい機種がリリースされるたびに打ってるけど、アニメの「エヴァンゲリオン」のほうは、数年前にインターネットで観ただけで、それ以来、一度も観てなかった。それで、去年の「エリザベス女王杯」から「エヴァンゲリオン予想」を始めたので、そのレースに対応してる回のアニメだけを観なおすようにして来た。で、今回の「四人目の適格者」は、そのタイトルから、シンジのクラスメートのトウジが、エヴァンゲリオン参号機のパイロットに選ばれたんだけど、使徒に乗っ取られちゃう。そして、トウジが乗ってることを知らされないまま、シンジが初号機で倒しちゃう。で、あとからトウジが乗ってたことを知らされたシンジは、激怒して初号機パイロットを辞めちゃう‥‥ってストーリーだと思ってた。

だけど、ゆうべ、何年ぶりかで観てみたら、トウジの乗った参号機が使徒に乗っ取られたり、それを初号機が倒したりするのは、次の第拾八話「命の選択を」になってからで、今回の「四人目の適格者」は、その前のとこで終わってた。ようするに、この2話で1つのストーリーになってて、前編と後編みたいな感じになってた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、別にもったいぶってるワケじゃないんだけど、何が「モノスゴイコト」なのかって言うと、何年ぶりかで第拾七話「四人目の適格者」を観始めて、それは、すぐに起こり始めた。最初は、前回の第12使徒レリエルとの戦いで、ディラックの海に飲み込まれちゃった初号機の件で、ゼーレに呼び出しを食らって尋問されてるミサトのシーンから始まる。

で、トウジが病院の妹をお見舞いするシーンと、ネルフでレイがゲンドウと話してるシーンをはさんで、シンジの中学校のシーンに変わるんだけど、ここで、シンジのクラスの戸の上の「2-A」っていう札が、しばらくの間、アップになる。それで、この時、あたしは、16日の日記、「馬の耳にSF」を書いたばかりだったので、石川喬司先生の「魔法つかいの夏」のことが頭をよぎり、「そういえば、比呂人くんも中学2年生だったよな」って思った。

そして、すぐに授業が始まって、先生が出席簿を見ながら、「今日の休みは、いつもの綾波と、相田か」って言う。パイロットのレイが休むのはいつものことだけど、相田ケンスケが休むのは珍しいので、シンジが後ろの席のトウジに「ケンスケ、どうしたの?」って聞くと、トウジは「新横須賀、今日も戦艦の追っかけや」って答える。ケンスケは軍事ヲタクだから、戦艦が寄港すると写真やビデオを撮りに行っちゃうのだ。そして、あたしは、ここでも、「魔法つかいの夏」のことが頭をよぎった。比呂人くんが、ラジオの「大本営発表」の内容を「軍艦を○隻、巡洋艦を○隻」って言い当てちゃうシーンだ。

それで、あたしは、何となく、「魔法つかいの夏」と「エヴァンゲリオン」との不思議なシンクロを予感しながら観続けてたんだけど、新しいエヴァンゲリオン参号機について、ミサトとリツコが話してるシーンになって、その予感は確信に変わったのだ。


ミサト 「何よ?改まって」

リツコ 「松代での参号機の起動実験、テストパイロットは4人目を使うわよ」

ミサト 「4人目?フォースチルドレンが見つかったの?」

リツコ 「昨日ね」


このシーンを観た瞬間に、あたしは、ヒサビサに背中に寒気が走った。「松代」と言えば、長野県の松代のことで、もちろん、戦争中に「大本営」があった場所だ。「中学2年生」「戦艦」「大本営」って、こんなにも共通点がある上に、大きな意味で言えば、お国の命令で人殺しのための毒ガスを作らされてた比呂人くんも、お国の命令でワケの分かんない使徒なんていう敵と戦わされてるシンジたちも、時代は違えど、みんな「大人の犠牲者」なのだ。

‥‥そんなワケで、これまでのレースを振り返ってみると、こないだの「金杯」の時は、あたしが、第拾六話「死に至る病、そして」の「ディラックの海」のことを書いたら、それを読んだ石川先生から、「ディラック博士が何度目かの来日をした時に、名古屋港まで迎えに行ったことがある」っていう内容のメールをいただいた。そして、50年も前のこの時に、石川先生は、生まれて初めて競馬場を見て、その競馬場は「名古屋競馬場」だったってことも書かれてた。そしたら、「京都金杯」は、「7-5-8 (なごや)」が入った。

そして、去年の暮れの「有馬記念」の時も、あたしがたまたま「ウグイスを見た」っていう日記を書いたら、それを読んだ石川先生から、ご自宅の木にウグイスが来てるって競馬の専門紙の配達のお兄さんが教えてくれたっていうメールをくださった。それで、あたしが、「それはウグイスじゃなくてメジロじゃないか?」って推測したことから、全出走馬の中で、唯一、「メジロ一族」の血を引くドリームジャーニーを予想して、ミゴトに1着になったのだ‥‥ってことで、ここで、「金杯」の直後にいただいた1通のメールをご紹介させていただく。


件名:やはり石川先生はゼーレだった!?
お名前:HY子
コメント:きっこさん、こんにちは。本日の石川先生のメールを読んで「やっぱり石川先生はゼーレだったのか!?」と思わず鳥肌が立ってしまいました。実は私も、3日に紹介された先生のメールに何回も出てくる地名「名古屋」が強烈に気になって「名古屋に何かヒントがあるのでは?」と思いつつ、そのままスルーしてしまったんです。でも、まさか「名古屋=758=3連単の数字」だったとは…!!正に「ゼーレのシナリオ通り」の結果だった事に驚愕いたしましたし、先生のメールの元になったのは、最初に「金杯のキーワードは『ディラックの海』だ!」と予想したきっこさんなのですから、恐るべしエヴァ予想!です。そして、このエヴァ予想ですが、どうも、きっこさんのこじつけ予想とは別に、日記そのものの中に、つまり、きっこさんが無意識に書かれている文章や石川先生のメールの中に、答やヒントが隠されている場合が多いみたいですね。このことに注意しながら、次回からのきっこさん予想を楽しんでいこうと思いますので、どうぞ宜しくお願いします!


Y子さん、いつもありがとうございます♪‥‥ってことで、あたしもY子さんが書かれてるように、あたしが無意識に書いてる文章や、石川先生のメールの中に答やヒントが隠されているような気がしてならないのだ。それで、あたしは、第拾七話「四人目の適格者」を観終わったコーフンを引きずりつつ、次の日に、ソッコーで図書館へ欽ちゃん走りして、懐かしい装丁の「魔法つかいの夏」を借りて来た。そして、タイトルの「魔法つかいの夏」を読み始めてしばらくしたら、石川先生からメールが届いた。あたしが、16日の日記、「馬の耳にSF」に、石川先生の本について書いたことをメールでお伝えしておいたので、そのお返事だった。


件名: 恥じ入っています
日時: 2010年01月18日
身をすくめながら日記を拝読しました。
きっこさんの才能はホンモノ、私は小器用なディレッタント、との思いが強くあり、望外のご評価にひたすら赤面しています。
昨年刊行された『日本SF全集・1』に私の『五月の幽霊』という短篇が収録されていますが、これは処女短編集『魔法つかいの夏』を文庫化するさいに「SFではない」という独断で割愛した作品で、ここらあたりに以後の路線の分岐点があったかと思います。
私の過去の仕事で比較的マトモなのは、ミステリー評論集『極楽の鬼』(講談社・あの超辛口の谷沢永一氏に「文化勲章に値いする」と過褒されました)と、きっこさんにも認めていただいた『SFの時代』の二冊の下世話的評論集くらいではないか、と考えております。
別の話題になりますが、競馬関係のアンソロジーでは、日本ペンクラブ編・山口瞳選『競馬読本』(福武文庫)、同・石川喬司選『一攫千金の夢』(集英社文庫)あたりが面白いかと思います。ホワイトフォンテンが出てくる『旅路の果て』をはじめとする寺山修司の競馬エッセイ・シリーズ(新書館)はもちろん。
石川喬司


シャコープレシャス‥‥じゃなくて、社交辞令だってことは知りつつも、大御所の石川先生に持ち上げてもらって、キョーシュクしまくりのあたしとしては、借りて来たばかりの「魔法つかいの夏」を手に取って、すぐに目次を見たら、そこには「五月の幽霊」があった。先生のお話では、「文庫化するさいに割愛した作品」てことだったから、あたしの借りて来たペーパーバックには掲載されてたのだ。それで、「魔法つかいの夏」を読み始めたとこだったけど、とりあえず、その「五月の幽霊」の頭の部分だけでもと思って、チョコっと読んでみたら、あたしは、2ページ目で凍りついた。そこには、こう書かれていたのだ。


「比呂人がそのビラを受け取ったのは、エス・マルモン氏のロンサール購読の時間だった。」


「五月の幽霊」は、ある夫婦の、それぞれの過去の回想シーンを対比させながら、複雑なストーリーを編み上げて行くって感じの実験的な短編で、うまく表現できないけど、「精神的なタイムトラベル」って感じの作品だ。そして、その主な背景は、学生運動が盛んだった時代の大学だ。だから、「魔法つかいの夏」の比呂人と、この「五月の幽霊」の比呂人とが、同一人物なのかどうかは分からないけど、「魔法つかいの夏」の中学2年生の比呂人が、戦時中の四国を舞台にしてて、「五月の幽霊」の大学生の比呂人が、東京の「T大学」を舞台にしてることから、愛媛県の出身で、東京大学の文学部仏文学科を卒業されてる石川先生ご自身が、両方の比呂人のモデルになってることが分かる。

‥‥そんなワケで、「あたしが何かを日記に書く」→「それを読んだ石川先生からメールが届く」→「その内容がエヴァンゲリオン予想にリンクしてる」っていう「不思議な偶然」の連鎖は、山本リンダにも、山田パンダにも、もう誰にも止められない。あたしの一番古い父さんとの思い出のレース、「AJC杯」に、石川先生の古い思い出が散りばめられてる「魔法つかいの夏」と「五月の幽霊」とがリンクして、今回の「エヴァンゲリオン予想」は、ペガサスのように加速してく。

で、あたしの記憶の中で、完全にペガサスへと昇華してるホワイトフォンテンは、背中に生えた真っ白な翼でゴールのずっと先まで飛んでったけど、そんなことを思いながら、録画しといた昨日の「日経新春杯」を観た。あたしは、馬券は買ってないから、純粋にレースを観戦するだけだったけど、テイエムプリキュアが出ることだけは知ってたから、テイエムプリキュアを応援するつもりでいた。でも、パドックを回る馬たちを見てたら、1頭だけ、真っ白な馬がいた。メイショウベルーガっていう馬だった。

あたしは、この瞬間、「あっ、この馬が勝つ!」って直感した。30年以上も前に、父さんに肩車されて、ホワイトフォンテンを見た時に感じたのとおんなじ感覚だった。そして、そのまま「日経新春杯」を見てたら、ずっと後ろのほうにいたメイショウベルーガが、最後のコーナーを回ったあたりから少しずつ前に出て来て、直線で大外からグングン加速して、アッと言う間にトップに躍り出て、そのままゴールを駆け抜けちゃった。

そんなこんなもありつつ、今回の「AJC杯」の「エヴァンゲリオン予想」は、まだ出走馬の名前しか分かってないから、詳しいことまでは書けない。だけど、現時点で、あたしがすごく引っかかってるのが、エヴァンゲリオンの第拾七話「四人目の適格者」にも、石川先生の「魔法つかいの夏」にも共通してる「大本営」、つまり、「松代」なのだ。「まつしろ」→「まっしろ」ってことで、あたしの思い出のホワイトフォンテンについては、石川先生のメールの中にも書かれてるし、昨日のメイショウベルーガも芦毛の白馬だった。そして、そんなことを考えながら「AJC杯」の出走馬を見てたら、芦毛は1頭もいなかったけど、「白」を含んだ名前の馬がいた。


「トウショウシロッコ」


こないだの「金杯」で、2着になった馬だ。ちなみに、「シロッコ」ってのは、ワーゲンの車名にもあるけど、イタリアの南風のことだ。だけど、あたしは、この名前を見た瞬間、またまた「魔法つかいの夏」を思い出した。中学2年生の比呂人くんは、船で港に運ばれて来たボーキサイトとかの原料を「トロッコ」に乗せて工場まで運ぶ仕事をさせられてたからだ。そして、これとは別に、1~2日前に、何の番組か忘れちゃったし、誰が言ってたのかも忘れちゃったけど、テレビで誰かが「トロッコに乗ってみたい」ってことを言ってたのが頭の中に残ってて、ナゼだか、ずっと「トロッコ」って言葉が気になってたのだ。

「トウショウシロッコ」は、縮めれば「トロッコ」になるし、「松代」を「真っ白」にカケれば、「シロッコ」を「白いトロッコ」って読み解くこともできる。そして、「トウショウ一族」と言えば、トウショウボーイが有名だけど、トウショウボーイは、「天馬」って呼ばれてたそうだ。そう、ペガサスの和名だ。さらに言えば、トウショウシロッコの最初の3文字の「トウシ」は、「四人目の適格者」でエヴァンゲリオン参号機のパイロットに選ばれた「鈴原トウジ」の「トウジ」にリンクしてる。

‥‥そんなワケで、今日のとこは「壮大な前置き」ってことで、これから、「魔法つかいの夏」と「五月の幽霊」をジックリと読み直して、石川先生とのシンクロ率を極限まで高めた上で、木曜日か金曜日あたりに枠順が発表されるのを待って、具体的な「エヴァンゲリオン予想」を発表したいと思う。だから、皆さんも、それぞれの予想を楽しんで欲しい。たとえば、「AJC杯なんだから、AとJとCに関係した馬が1、2、3着になるんじゃないか?」とか、「ビエンナーレはイタリア語で『2年に一度』って意味だから、2年ぶりに勝つんじゃないか?」とか、「『出る杭(くい)は打たれる』って言うから、デルフォイも打たれるんじゃないか?」とか、こんなギャグみたいなので的中したら楽しさも倍増だと思う今日この頃なのだ♪


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2010.01.18

ツイッター炎上!

この「きっこの日記」を読みに来てくれてる人なら、今までに何度か書いて来たから、あたしが何ヶ月も前から「ツイッター」に登録してることを知ってると思うし、何のために登録してるのかって言うと、大好きなF1の情報を得るために、バリチェロやバトンを始めとした数人のドライバーの「ツイッター」をフォローするためだってことも知ってると思う。ちなみに、「ツイッター」ってのは、アメリカだかどこかの外国で始まった簡易版のブログみたいなインターネットのサービスで、最大140文字までの短文を発信することができる。それで、あたしがバリチェロの「ツイッター」を閲覧できるように登録することを「フォローする」って言って、あたしの「ツイッター」が誰かに登録されたことを「フォローされた」って言うみたいだ。たぶん。

そして、ナニゴトもなく何ヶ月も過ぎて来たんだけど、17日の夜のこと、メールボックスに、1000通を超えるメールが届いてるのを発見した。数時間前に見た時には2~3通だったし、エロメールは自動的にゴミ箱に直行するように設定してるし、仮に自動削除をかいくぐったエロメールだったとしても、こんな短時間で1000通も届くワケはないから、あたしは「新手のイタズラだ!」って思って、すぐに受信箱を見た。そしたら、ズラーッと並んだメールのタイトルが、ぜんぶ「ツイッター」からのもので、いつものように文字化けしてて読めなかった。

誰かがあたしの「ツイッター」をフォローすると、自動的に送られて来るお知らせのメールみたいなんだけど、ほとんど文字化けしてるから、意味がよく分からない。それで、自分の「ツイッター」を見てみたら、数時間前までは数人にしかフォローされてなかったのに、突然、1000人を超える人にフォローされてた。それで、あたしは、きっとどっかの誰かが、あたしの「ツイッター」のIDを北朝鮮掲示板あたりに貼って回って、嫌がらせをしてるんだろうと思って、まずは、大量のメールをコツコツと削除しはじめた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしのメールボックスは、1ページに25通のメールが表示されるので、「ツイッター」「ツイッター」「ツイッター」「ツイッター」‥‥って並んでる件名の横の四角を上から順にチェキしてって、25通のメールにマークをつけたとこで「削除」をクリック。そうすると、次の25通のメールが表示されるから、また、「ツイッター」「ツイッター」「ツイッター」「ツイッター」‥‥って並んでる件名の横の四角を上から順にチェキしてって、25通のメールにマークをつけたとこで「削除」をクリック。そうすると、次の25通のメールが表示されるから、また、「ツイッター」「ツイッター」「ツイッター」「ツイッター」‥‥って並んでる件名が表われて、あたしは、気が遠くなった。

あたしは、1件1件にチェキするのも大変なので、受信箱の中をいろいろと調べて見たら、どうやら、件名の一番上の四角をチェキすると、そのページの25通のメールにいっぺんにマークがつくってことを発見した。あたしは、「おおっ!」って思って、そこからは、その方式で、25通ずつマトメて削除してったんだけど、何ページか削除したとこで、左上に表示されてる「受信メール」の数が、ぜんぜん減ってないことに気づいた。「受信メール」が800件台になってる時に、25通ずつ4回削除すれば、100件減って700件台になるハズなのに、削除しても削除しても「受信メール」の数が減らない。

それで、ちょっと様子を見てみたら、あたしが25通ずつ削除するよりも速いスピードで、新たなメールが届き続けてたってことに気づいた。それで、あわてて自分の「ツイッター」を見に行ってみたら、さっき1000人だったのが、もう1700人になってた。だから、あたしは、現在進行形で、どっかの誰かがあたしのIDを貼りまくってんだろうと思って、「負けてたまるか!」って思って、さらにスピードアップしてメールの削除を続けた。だけど、削除しても削除してもメールが減らないどころか、1100件、1200件、1300件‥‥って、ジョジョに奇妙に「受信メール」の数が増えてくアリサマで、もう、お手上げだ。

そんなこんなで、あたしは、「ツイッター」のほうで、誰にもフォローされないようにブロックすることはできないか、調べてみることにした。それで、今まで一度も見たことのなかった「ツイッター」の「設定」ってとこを見てみたら、ナナナナナント! そこには、「お知らせメールを受け取るかどうか」的な設問みたいなのがあって、あたしはぜんぜん身に覚えがないのに、「受け取る」のほうにシルシがついてたのだ。それで、あたしは、シューマッハでそのシルシを外した。

もう、この時点では、2000人を超える人にフォローされてて、あたしの受信箱には、1500通を超えるメールがマウンテンになってたけど、とりあえず、大迷惑な文字化けメールの攻撃を止めることはできた。そして、それから、貴重な時間を1時間もかけて、この1500通を超える「ツイッター」からのお知らせメールを削除した。これだけで、あたしはクタクタになったから、あたしに対する嫌がらせをしたどっかの誰かは、その目的を果たせたことになる。あー悔しい!

‥‥そんなワケで、あたしは、この無意味な作業をしつつ、ミクシーの「ボイス」っていう「ツイッター」とおんなじような機能で、この騒動をコメントしたら、マイミクさんの中で「ツイッター」を利用してる人が、ちょっと調べてくれた。で、その人の報告によると、「ツイッター」の中に、不特定多数の人が書き込んだり閲覧したりできる掲示板みたいなのがあるみたいなんだけど、そこで、「ツイッターのきっこは本物か偽者か?」って話題で盛り上がってたみたいなのだ。なんだこりゃ?

ようするに、最初、どっかの誰かが、「きっこがツイッターを始めた」とかって情報を垂れ流したみたいで、それを読んだ人たちが「本物か偽者か」って騒ぎ出して、掲示板みたいなとこに書き込んで、一気に騒ぎが広まったみたいだ。それにしても、半年以上も前からやってるのに、何で突然?‥‥って疑問もあるし、だいたいからして、この「きっこの日記」を読んでる人なら、あたしが「ツイッター」に登録してることを何ヶ月も前から知ってるワケだし、ようするに、ふだんは「きっこの日記」を読んでもいない人たちが、野次馬的に騒ぎ出したってことになる。

ま、何千人にフォローされたとこで、あたしには何の実害もないと思うし、何か実害があったとしたら、トットと削除して別のIDで登録しなおせばいいだけだから、別にどうでもいいんだけど、とにかく、あたしは、「ツイッター」の使い方がぜんぜん分からない。最初に登録した時、チョコっと説明を読んでみたけど、英語を自動翻訳したみたいなヘンテコなニポン語で書かれてるから、意味不明だった。でも、バリチェロやバトンのコメントは読めるようになったから、それだけで十分で、そのまま何ヶ月も利用して来た。

バリチェロに関して言えば、ポルトガル語でつぶやかれてもチンプンカンプンなので、バトンを始めとした英語圏のお友達と会話してる時しか読めないんだけど、それでも、海外のモータースポーツ紙にも載ってないような情報が発信されることもあるから、なかなか楽しませてもらってる。ようするに、あたしは、自分が何かを発信するために「ツイッター」を利用してるんじゃなくて、数人のF1ドライバーのコメントを読むために登録してるだけだった。

だから、あたしの「ツイッター」をフォローしても何の意味もないし、実際、あたしの「ツイッター」をフォローしてるのは、10人もいなかった。それでも、知り合いでも何でもない見ず知らずの人が、ある日、突然、あたしのことをフォローしてるから、ちょっと気味悪かったんだけど、別に実害もないから、そのままホッタラカシにしてた。それが、何の前ぶれもなく、突然、何千人もにフォローされちゃったんだから、まさに晴天のヘキレキだった。

そして、その原因が、「ツイッターのきっこは本物か偽者か?」って話題だってことが分かったから、とりあえず、あたしは、自分が本物だってことを証明するために、次にアップする「きっこの日記」の内容を簡単に書き込んでみた。そして、その6時間後に、その通リの日記をアップした。あたしは、別に、偽者だと思われてても困らないし、ホントはどうでも良かったんだけど、何年か前に、ミクシーで、見ず知らずのキチガイから、「お前は偽者のきっこだろう?」ってメールが何度も届いて、すごくメンドクサイ思いをしたことがあった。それに、「ツイッター」に、あたしの偽者が現われて、無責任なことでも垂れ流されたら困る。

ハトポッポだって、「ツイッター」で偽者にデタラメなことを垂れ流されて大迷惑してたみたいだし、バリチェロが「ツイッター」を始めたのだって、偽者にデマを流されて迷惑をこうむったのが発端だ。バトンにしても、何人もの偽者に迷惑をかけられたことに激怒して、自分のIDを「The_Real_JB」、つまり、「オレが本物のジェンソン・バトンだ!」ってのにしてる。だから、あたしも、偽者の被害に遭う前に、自分が本物だってことをハッキリさせといたほうがいいと思った。だから、一応、ここにも書いとくけど、あたしの「ツイッター」の現在のIDは、「kikko_no_blog」で、これは、「きっこのブログ」の読者用のメールアドレスと一緒のものだ。だから、これ以外のIDで、あたしのフリをしてる人がいたとしたら、それは偽者のナリスマシってことになる。

で、せっかく何千人もの人がフォローしてくれたんだから、あたしは、自分が本物だってことを証明してから、ちょっとだけ、ブログの宣伝も書き込んでみた。でも、あたしが一方的に書き込んだことを垂れ流してるだけで、それを読んだ人たちの反応が分からないから、何だか無意味なことをやってる感が強くて、すぐに飽きちゃった。だから、今後も、基本的には、F1ドライバーのコメントを読むために利用してく予定で、コレといって何かを発信するつもりはない。だって、あたしが書きたいことは、この「きっこの日記」に書いてるし、何よりも、あたしは、ケータイではいっさいインターネットをやってないから、出先から「ツイッター」に書き込みをするには、いちいちノートをケータイにつながなきゃならない。忙しいのに、こんなメンドクサイこと、とてもじゃないけどやってられない。

‥‥そんなワケで、未だに使い方が分からないあたしの「ツイッター」は、わずか数時間で、4000人を超える人にフォローされたんだけど、この4000人を超える人たちは、いったいぜんたい、あたしに何を期待してるんだろうか? 「みんなあたしのファンなのね♪」って、能天気なほどポジティブに考えときゃいいのか、ハタマタ、「あたしに無言の圧力をかけるための工作員の集団だろう」って、病的なほどネガティブに考えたほうがいいのか、これは永遠の謎だ。とにかく、「ツイッター」で何かを発信するとしても、こっちから一方的に垂れ流すだけで、4000人を超える人たちのリアクションは分からないんだから、「ま、いっか!」って感じの今日この頃なのだ。


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自民党の河村元官房長官を背任容疑で告発

「自民党の河村元官房長官を背任容疑で告発」(世田谷通信)

前麻生内閣の官房長官だった自民党の河村建夫衆院議員(67)が、昨年の衆院選で自民党が歴史的惨敗をした2日後の9月1日に、内閣機密費2億5000万円を引き出した上に、その使途をいっさい明らかにしなかった問題で、大阪市の市民団体「公金の違法な使用をただす会」(小林君夫代表)が、18日付で、河村氏に対して「背任容疑」などで東京地検に告発状を提出した。「公金の違法な使用をただす会」の小林代表によると、内閣機密費(官房機密費)はその内閣が政権の座にあって、初めて使うことができる予算であるのにもかかわらず、自民党は衆院選で大敗し、すでに政権与党の座から下野することが決定した後に、通常の月の2.5倍にもあたる2億5000万円もの支出を受けていた。これは完全に本来の目的以外の用途に使用したことが明白であり、国と国民に莫大な損害を与えたことになる。この2億5000万円はわれわれ国民の税金であり、それを一政党が私物化したことは、極めて悪質な「公金横領」といえる。東京地検は、単なる「記載漏れ」という微罪で民主党の小沢一郎幹事長を厳しく追及しているが、こうした悪質な「公金横領」こそ、徹底的に追及すべきであろう。(2010年1月18日)


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検察が石川氏逮捕のために嘘の供述をリーク

「検察が石川氏逮捕のために嘘の供述をリーク」(世田谷通信)

民主党の石川知裕衆院議員(36)が東京地検特捜部に異例の逮捕をされた問題で、産経新聞をはじめとした一部のメディアは、15日付で、石川容疑者が「これ以上は小沢先生に相談しないと話せない」と涙ながらに語ったとの報道を行なったが、この報道に対して、石川容疑者の弁護人が「そのような事実はない」と全面的に否定した。弁護人によると、石川容疑者は東京地検特捜部から打診された16日の任意聴取を快諾していたのにもかかわらず、その前日の15日夜に緊急逮捕された。弁護人は「18日から始まる国会での逮捕許諾請求の手続きを避けるための強引な逮捕だ」と批判した上で、「特捜部は検察内部で石川容疑者の逮捕の了解を得るために、任意聴取で(石川容疑者が)『これ以上は小沢先生に相談しないと話せない』と涙ながらに話した、などという嘘の供述をでっちあげた」と指摘した。つまり、本来は在宅のまま取り調べる「記載漏れ」という軽微な事件であるため、それを是が非でも逮捕するための口実として、検察が嘘の供述をでっちあげてマスコミ各社へリークしたということである。なお、このニュースは、16日のTBS「報道特集NEXT」で実際の弁護人の発言が放送され、番組サイトに記事も掲載されたが、不思議なことに、わずか数時間で記事が削除され、内容が大幅に変更された記事と差し替えられた。(2010年1月18日)


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2010.01.17

馬の耳にSF

猫たちが、ご飯の時間に全員集合するってことはメッタにないんだけど、どんな顔ぶれの時も、絶対に顔を出してたもんじゃが、4日前から顔を見せなくなった。もんじゃは、妊娠した時に顔を見せなくなっただけで、それ以外は、必ずご飯を食べに来てた。たとえば、朝は顔を見せなくても、夜はやって来るとか、1日に1回は必ず顔を見せてた。そんなもんじゃが、突然、朝も夜も顔を見せなくなったので、あたしは心配になり、いつももんじゃが遊んでる空き地を見に行ったりもしたんだけど、どこにも姿がない。マンションの人たちに聞いても、誰も見てないって言う。

それで、あたしは、5日目になってももんじゃが現われなかったら、「もんじゃ捜索隊」を結成して、本格的に探すことにした‥‥って言っても、隊長があたしで、あとはマンションの小学生たち3~4人を隊員にするだけなんだけど‥‥って思ってたら、今朝、猫たちにご飯をあげるために駐車場に降りてくと、ナニゴトもなかったかのように、もんじゃが現われた。それも、4日ぶりに顔を出したってのに、どこでどんなに美味しいものを食べてたのか、4日前と変わらずに丸々と太ってた。少しくらい痩せてれば、心配した甲斐もあるのに、コロコロに太ったまんまで、普通に登場するもんだから、あたしは、ホッとした反面、心の中で「おいおいおいおーーーーい!」って思っちゃった。

ま、とにかく、無事で安心したんだけど、実は、もんじゃが顔を見せなかった3日間、ずっと前に数回だけ目撃したことのあった「チェシャ猫」が、ご飯を食べに来てたのだ。シマシマの猫って、トラ猫も、サバ猫も、キジトラも、みんな「細いシマシマ」なのに、この「チェシャ猫」は、胴体が、幅5センチくらいの太い黒と茶色のシマシマになってて、お魚で言うと、イシダイみたいな感じなのだ。ただ、イシダイみたいに白黒じゃないし、ディズニーの「不思議の国のアリス」のチェシャ猫みたいらピンクとムラサキのワケもなく、黒と茶色っていうジミに色のシマシマで、それも、茶色の部分が「こげ茶」だから、薄暗いとこで見るとシマシマが分からない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、子供のころからディズニーの「不思議の国のアリス」が大好きで、小学校の高学年で原作も読んで、ますます好きになった。でも、ディズニーのアニメの「不思議の国のアリス」と原作とは、すごいギャップがあって、とてもおんなじ作品とは思えなかった。ま、この辺のことは、2009年2月8日の日記、「チェシャ猫は実在した!」に詳しく書いてあるけど、「不思議の国のアリス」しかり、「マザーグース」しかり、時代が時代だから、原作はケッコーおどろおどろしかったりする。

だから、あたしは、「不思議の国のアリス」は大好きなんだけど、ディズニーのアニメはアニメとして好きで、原作は原作として好きで、別々の作品としてとらえてる感じで、好きなポイントが違ってたりもする。チェシャ猫にしても、あたしが好きなのはディズニーのアニメのほうのチェシャ猫で、原作のほうの挿絵のチェシャ猫は、ちょっと不気味すぎる。ま、それでも、物語の中では一番好きなキャラで、ハンプティーダンプティーの不気味さに比べたら、遥かに可愛く感じられる。そして、小学校の高学年で初めて読んだ時には、ヤタラと怖かった原作だけど、中学生になってから読み返した時には、その不思議な世界観に魅了されちゃって、いつしか、ディズニーのアニメよりも原作のほうが好きになってた。

だから、続編の「鏡の国のアリス」に対するガッカリ感も人一倍で、「こんな内容なら続編なんか作らなきゃ良かったのに」って思ったほどだった。そして、「鏡の国のアリス」を読んでガッカリした気持ちを晴らすためってワケでもないんだけど、図書館で見つけた「アリスの不思議な旅」っていう文庫本を中身も確かめないで借りた。表紙は、クジラの上に大きな目覚まし時計が乗ってて、そこにアリスとおぼしき女の子と、三月うさぎとおぼしきウサギが描いてあったので、あたしは、「不思議の国のアリス」の番外編みたいなお話なのかと思って借りたのだ。

でも、読み始めてみたら、中は短編集になってて、その中の1つのお話が「アリスの不思議な旅」だった。雰囲気としては、星新一さんのショートショートに、筒井康隆さんのぶっ飛び具合をプラスしたみたいな感じで、ハチャメチャなノリの「不思議の国のアリス」だった。登場するのは、アリスやウサギなどの「不思議の国のアリス」のキャラなんだけど、パロディーとも違って、「不思議の国のアリス」の完全ギャグバージョンみたいな感じだった。何しろ、全裸で外へ放り出されちゃったアリスが、本家さながらのヘンテコな旅をするんだけど、それが実は「人体」で、ちっちゃくなったアリスは、人間の口から肛門までを旅してたってお話だった。

それも、アリスは、実は「アリス」じゃなくて「ハリス」だったのだ。「ハリス」ってのは、あたしが生まれるずっと前にあったチューインガムのメーカーで、後に現在のカネボウに吸収合併した会社だそうだ。で、どんなことなのかって言うと、カレシが、ハリスのチューインガムを噛みなから、カノジョとキスをした。その時に、噛んでたガムがカノジョの口に入り、カノジョはそれを飲み込んじゃった。そして、そのガムが、「アリス」だったってことなのだ。ようするに、カノジョに飲み込まれたガムを「アリス」って女の子に擬人化したワケで、最初は包み紙を取ってガムを噛むワケだから、物語のアリスはお洋服を脱がされて全裸で旅に出たってワケだ。

‥‥そんなワケで、あまりにもハチャメチャなノリの「アリスの不思議な旅」だったけど、いろんな短編が収まってる中の1編だったから、毎日のようにいろんな本を読んでたあたしは、このお話を読んだことも忘れてたし、作者の名前も忘れてた。だけど、最近になって、大変なことが発覚しちゃったのだ。あたしの大切なメル友で、今や競馬の「エヴァンゲリオン予想」には、なくてはならない存在の師匠、石川喬司先生から、一番初めにメールをいただいた2年ちょっと前のこと、あたしは、「石川喬司」という署名を見て、すぐに、中学生の時に読んで、とっても印象的だった不思議な短編、「魔法つかいの夏」の作者だってことが分かった。

だけど、何しろ20年以上も前のことだから、もしも、あたしの記憶違いだったらマズイと思って、石川先生に返信する前に、一応、「石川喬司」の名義で出版されてる本の一覧を調べてみた。そしたら、「魔法つかいの夏」は、あたしの記憶の通りに石川先生の著作だったんだけど、それとともに、作者名を覚えてなかった「アリスの不思議な旅」も、石川先生の著作だったってことが分かったのだ。そう言われてみれば、「アリスの不思議な旅」の中に、未来のことが分かるメガネを手に入れた人が、そのメガネを使って近い未来の競馬の結果を覗いて、それで馬券を買うとかって短編も収められてたから、競馬が大好きな石川先生の著作だってことが分かる。

だけど、タイトルにもなってる「アリスの不思議な旅」だけに関して言えば、ダジャレから不条理からデタラメまで、完全に「何でもアリ」のハチャメチャな内容で、こんな表現をしたらホントに申し訳ないけど、酔っ払ったイキオイで書いたような短編なのだ。それに対して、あたしの大好きな「魔法つかいの夏」は、一応は「SF」のジャンルの作品てことになってるけど、一般的に「SF」って聞いて思い浮かべるものとは大きく違ってて、あたしの感覚だと、純文学とか青春小説とかってジャンルに入る。文体も「アリスの不思議な旅」とはまったくの別人のもので、無限の泉のように湧き出て来る情景描写の表現力なんか、村上春樹を超えてると思った。

敗戦が濃厚ミルクな太平洋戦争末期の四国が舞台で、学徒動員で毒ガス工場で働かされてる中学2年生の比呂人くんが主人公だ。そして、2才年上の葉子ちゃんとの甘くて酸っぱい恋愛ストーリーをベースにしながらも、比呂人くんの持ってる不思議な超能力に関するちっちゃなお話が散りばめられてて、その向こう側に、戦争という巨大な悲劇が見え隠れしてる。ホントに、ヒトコトじゃ言い表せないようなジャンルの小説で、それでもヒトコトで表現しろって言われたら、あたしは、「文学」としか言いようがない。

比呂人くんの超能力は、物に触れずに動かしたり、空中に浮かんだり、A地点からB地点にテレポートしたりっていう、こうしたハデな超能力じゃない。ラジオから「大本営発表」の合図の軍艦マーチが流れ出すと、アナウンサーが何も言わないうちに、比呂人くんが「相手の軍艦を○隻、巡洋艦を○隻、撃沈した」って言う。そして、そのままラジオを聴いてると、比呂人くんの言った通りのことをアナウンサーがしゃべるのだ。当時の一銭とか五銭とかのコインを裏返して並べといて、比呂人くんが「昭和○年」って言ってからひっくり返すと、言った通りの製造年が書いてある。見ず知らずの人のお誕生日を言い当てたりもする。こんな超能力だ。

だから、「超能力」って言っても、あたしの「予知能力モドキ」に近いレベルで、それほどSFチックじゃない。それどころか、比呂人くんは、こんなにジミな超能力なのにも関わらず、あることをキッカケにして、その力を失っちゃう。そして、超能力を失った比呂人くんは、自分には、もともと、そんな不思議な力なんかなかったんじゃないかって思い始める。たとえば、コインの製造年なら、たまたま最初の1枚が偶然に当たっただけなのに、幼かった比呂人くんを喜ばせるために、家族が大ゲサに驚いたフリをしたんじゃないのか。そして、そうした家族のリアクションを見て、ホントに自分に不思議な力が宿ってるんだと思い込んじゃったために、そのカン違いから来る集中力によって、普通の人なら見過ごすような小さな情報にも目が行くようになり、その結果、次のコインの製造年も言い当てることができたんじゃないのか‥‥って思い始める。

ようするに、自分に不思議な力があるって思い込んだことによって、普通の人の何倍もの集中力や観察力を発揮するようになり、昨日、お母さんと買い物した時のお釣りのコインの製造年を一瞬のうちに記憶してたり、どこかで目にしたその人の生年月日を記憶してたり、または、複数の記憶や情報から「正解」を推測したりって、こうしたことができるようになったんじゃないのか。そして、そのカラクリを知らない人たちには、比呂人くんに超能力があるように見えたんじゃないのか‥‥ってことだ。これは、とっても鋭い考察で、あたしの「予知能力モドキ」にも通じてると思った。別に、あたしに何か特別な能力があるワケじゃなくて、たまたまの偶然が重なったり、どこかで目にしてたのに自分じゃ覚えてなかった情報が間接的に浮かんだり、こうしたことが連鎖してるって言われれば、そんな気持ちにもなって来る。

‥‥そんなワケで、この「魔法つかいの夏」も、今になって思えば、競馬を題材にした短編がいくつも収められてた。そして、その中でも印象深かったのが、大穴を的中させる不思議な女性が登場する短編だった。あとから調べたら、「ダービー異聞」ていうタイトルの短編SFだったんだけど、主人公は、確か新聞記者だったから、石川先生自身がモデルなんだと思う。その新聞記者が、ある日、馬券売り場で、絶対に来そうもない「1-1」の馬券を買ってる黒髪の女性を見かけた。それで、「そんな馬券が当たるワケないよ」って思ってたら、そのレースは、こないだの11日の中山の第4レースみたいに、ゴールの手前で他の馬が次々と落馬しちゃって、1枠の2頭だけがゴールして、その女性の買ってた「1-1」はチョー万馬券になっちゃった。

競輪でも、競艇でも、ゴールの手前で本命や対抗が次々と事故を起こして、その女性の買った車券や舟券が大穴で的中した。それで、主人公の新聞記者は、次の「日本ダービー」で、その女性とおんなじ馬券に全財産を賭けてみようとするのだが‥‥ってお話だ。だから、それぞれ本のタイトルになってる「魔法つかいの夏」と「アリスの不思議な旅」は、とても同一人物が書いたとは思えないほど印象の違う作品なのに、競馬の短編に関して言えば、「魔法つかいの夏」に収められてるこの作品も、「アリスの不思議な旅」に納められてる未来が見えるメガネの作品も、「事前にレースの結果を知って大儲けをしたい」って部分はおんなじで、それを超能力に頼るか、不思議な道具に頼るか‥‥って部分が違うだけだ。

だから、当時のあたしが、もっと競馬に興味があれば、この2冊がおんなじ作者の作品だってこと、石川先生の著作だってことを覚えてたと思う。だけど、たまにテレビで競馬を観ることはあっても、まだ馬券も買えなかった中学生のあたしは、ゲーセンのUFOキャッチャーで苦労して取ったタマモクロスのぬいぐるみを大切にしてたくらいで、競馬の小説に夢中になるような年齢じゃなかった。だから、面白い短編の1つとして記憶してるくらいで、やっぱり、本のタイトルになってる「魔法つかいの夏」や「アリスの不思議な旅」のほうが、内容も覚えてるし、印象にも残ってた。

‥‥そんなワケで、あたしは、石川先生の著作だと、この「魔法つかいの夏」と「アリスの不思議な旅」の他には、「絵のない絵葉書」っていう短編集が楽しかった記憶がある。それから、SFの創世記の入門書として高く評価されてる「IF(イフ)の世界」も、とっても興味深く読ませていただいた。だけど、競馬に関する作品は、SFの短編集に収められてる作品しか読んだことがなかったので、せっかく競馬を始めたんだから、これからは、競馬ファンにはオナジミの石川先生の名作、「馬家物語」や「ホース紳士」のシリーズも、順番に読んでみようと思ってる。そして、さらに「予知能力モドキ」に磨きをかけて、次々と大穴を的中させちゃう黒髪の女性を目指そうと思ってる。ただ、「ダービー異聞」に登場する不思議な女性は、最後には、人間の姿から本来の馬の姿に戻っちゃうってオチだから、あたしも、2才牝馬のマツリダキッコとして、残りの人生を馬家馬家と歩いてくことになりそうな予感がする今日この頃なのだ(笑)


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検察が石川議員に自白を強要

「検察が石川議員に自白を強要」(世田谷通信)

通常は在宅のまま取り調べる「記載漏れ」という軽微な政治資金規正法違反の容疑であるのにも関わらず、東京地検特捜部に異例の逮捕、拘束をされている石川知裕衆院議員(36)の弁護人、安田好弘、岩井信両弁護士は、17日、石川議員が任意聴取の段階で検事らから「容疑を認めないと自宅に帰さない」などと、自白を強要されていたと発表した。安田弁護士らは「全面可視化が自白の強要や冤罪を防ぐのに不可欠である」として、地検、最高検、東京高検、法務省に対して、石川容疑者に対する取り調べの全過程の録音、録画(全面可視化)を求める申し入れ書を送付した。また、取り調べをしている特捜部が「石川容疑者の供述」として外部のマスコミに事実無根の内容をリークし続けている疑惑に対して、有識者の間からは東京地検の佐久間達哉特捜部長を国家公務員法違反の容疑で刑事告発する動きも起こっている。(2010年1月17日)


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2010.01.16

お猪口の中の海

今は「寒の内」だから、寒いのは文字通リで当たり前なんだけど、昼間はともかくとして、とにかく夜が寒すぎる。お風呂で温まってる時と、湯たんぽと電気毛布のダブル保温でお布団にくるまってる時だけはいいんだけど、リビングのソファーに座って本を読んでたり、パソコンで日記を書いてたり、インターネットでアニメを観てたりすると、どんなに着膨れてても、このまま凍死するんじゃないかと思うほど寒い。それで、あたしは、体を温めるために、焼酎のお湯割りの梅干し入りを飲みながら、本を読んだり日記を書いたりアニメを観たりしてるんだけど、あまりにもお部屋が寒いから、お湯割りが熱いのは最初のうちだけで、すぐにぬるくなっちゃう。コーヒーをいれて飲んでても、5分もしないうちにアイスコーヒーになっちゃうほど寒い。

こないだなんか、お酒を飲みすぎちゃって、しまいにはお部屋の寒さも分からないほど酔っ払っちゃったから、何を考えたんだか、グラスに氷を入れてウイスキーのロックを飲んじゃった。それで、グラスとかみんな出しっぱなしで、深夜の2時か3時ころに寝たんだけど、朝の7時半に起きたら、大きいままの氷が、ほとんど融けずにグラスに残ってた。4時間か5時間くらい経過してるのに、グラスの中の氷がほとんど融けてないなんて、あたしのお部屋は冷凍庫か!‥‥って、自分でツッコミを入れちゃったほどだ。

だから、焼酎のお湯割りを飲んでても、半分くらい飲んだとこで、一度、電子レンジでチンして、熱くしなおしてから飲んでる。だけど、たいていは、ヒザとか肩とかに電器毛布を掛けて飲んでるから、いちいち立ち上がって、さらに寒いキッチンまで行くのもメンドクサイし、何よりも、電子レンジの前でガタガタと震えながら、1分とか1分30秒とかガマンして待ってるのがつらい。それで、あたしは、いろいろと考えた結果、ニポン酒の熱燗を飲んでみることにした。あたしは、ニポン酒の場合は、辛口を冷やで飲むのが一番好きなんだけど、ここまで寒いと、ヤケドするくらいの熱燗をクイクイと飲んで、体を内側から温めるのが最善策なんじゃないかと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしの大好きな「銀嶺立山」は、お燗なんかにしたらモッタイナイから、安いお酒を買って来ることにした。それで、お仕事の帰りにスーパーに寄って、いろいろと並んでた1.8リットルの紙パックのニポン酒の中から、1100円の純米酒を選んだ。一番安いのは、800円弱の合成酒があったんだけど、せめて純米酒くらいは飲みたかったから、純米酒の中で一番安いのを選んだってワケだ。それでも、1食の食費を100円て決めてるあたしにとって、1100円のお酒を買うのはスサマジイほどのゼイタクなワケで、棚の前で15分ほど悩んじゃった。

でも、今年になってから、「金杯」の馬券を買った以外には、まだ1円も自分のゼイタクのために使ってなかったから、自分への「お年玉」ってことにして、この純米酒を買った。何しろ、あたしは、お元日に神社で「お賽銭」と「お御籤」にお金を使った他には、新年初めてのお買い物である「買初め」が、こともあろうに、原チャリの「2サイクルオイル」だったのだ。3日の日に原チャリに乗ったら、オイルのランプが点滅してて、買い置きのオイルを入れようとしたら、もうなくなってた。それで、バイクの部品の量販店まで行って、一番安い525円の「2サイクルオイル」を買って、自分で入れた。そして、まだ半分くらいは入ってたけど、ついでセルフのガソリンスタンドに寄って、自分でレギュラーを2リッターくらい入れた。

だから、あたしの今年の「買初め」は「2サイクルオイル」で、次に買ったのが「レギュラーガソリン」で、次に買ったのが「馬券」で、それから今日までに食品とかも買ったけど、次に買った個人的なものは、今回の「ニポン酒」ってことになる。女性なら、オシャレなファッション関係の「福袋」とかが「買初め」で、他にもお正月にはキラキラしたものをいろいろと買うのが普通なのに、あたしの場合は、完全にオヤジ街道まっしぐらだ(笑)

で、話をクルリンパと戻して、買って来た純米酒だけど、せっかくだから、メッタに使うことがない、とっておきの「徳利(とっくり)」と「ぐい呑み」を使うことにした。あたしは、お茶碗やお皿やコーヒーカップには興味がなくて、ほとんどが100円ショップで買ったものを使ってるし、一番高価なマグカップも、「ドンキホーテ」の環七店で買ったマリファナ模様の350円のものだ。だけど、徳利とお猪口とぐい呑みに関しては、そこそこ高価なものを持ってる。

もちろん、何万円もするものは持ってないけど、一番高いのが、8000円の徳利とお猪口2個のセットだ。他にも、5000円くらいのセットを2組持ってるし、徳利の単品だと、揺れる舟の上でも倒れないようなドッシリとした形になってる「舟徳利」も持ってる。これは、3500円くらいした。あと、お猪口とぐい呑みは、ぜんぶで10組くらい持ってて、安いものは2個で1000円くらいのものから、高いものは2個で5000円くらいのものまで、値段はいろいろだけど、ほとんどが益子焼だ。

‥‥そんなワケで、あたしは、独立して車を買った10年ちょい前、秋に1人でドライブして、茨城県まで「袋田の滝」を見に行ったことがある。冬になると凍るっていうから、ホントは凍った滝が見たかったんだけど、この時は11月の頭だったから、まだ凍ってなかった。だけど、独立したばかりで、ものすごいストレスを感じて悩んでた時期だったから、「袋田の滝」を見て、モヤモヤしてた気持ちがスッキリとリフレッシュできただけじゃなくて、いっぱいパワーをもらうこともできた。

それで、帰りに益子町を通ったら、ちょうど「秋の焼物市」をやってたので、寄ってみることにした。街道沿いのいろんなとこに赤いノボリが立ってて、あっちでもこっちでも市をやってたから、あたしは、順番に見て回った。だけど、あまりにも量が多すぎて、ぜんぶを見ることなんて不可能だし、人手もすごかったから、落ち着いて見ることができなかった。それで、何も買わずに市をあとにしたら、ちょっと離れたとこに、ポツンと1軒のお店があった。益子の町は、街道沿いに、ポツン、ポツンと、小さな個人のギャラリーみたいな焼物屋さんが点在してるのだ。

たまたま立ち寄った焼物屋さんは、市の人手とはウラハラに、お客はあたし1人で、ゆっくりと見ることができた。このお店は、若手の陶芸家の作品を中心に扱ってるとのことで、1つ1つの作品に、作者のプロフィールが添えてあった。あたしは、最初は、母さんに湯呑みを買ってこうと思ってたんだけど、これといってピンと来るものがなかった。それで、他のコーナーも見てみたら、徳利とお猪口のセットが何点か並んでて、どれもステキなデザインだった。でも、安いものでも1万円前後、高いものは3万円くらいで、とても手が出ない。

そんな時、ふと見たら、大きめのお猪口って言うか、小さめのぐい呑みって言うか、ちょうどいい大きさの器が2個並んでた。他の作品は、どれも、徳利が1つとお猪口が2つのセットなのに、これは、お猪口だけだった。手にとって見たら、内側が細かいヒビワレの上に透明な釉薬が掛かってて、海の中みたいなブルーになってて、ホントに海を覗いてるみたいな気分になった。こんなちっちゃい器なのに、覗いてると海みたいに感じられるなんて、子供の時に、青いビー玉を目にくっつけて空を見てた時のことを思い出した。それで、あたしは、このお猪口がどうしても欲しくなったんだけど、2個で5000円もしたから、しばらく悩んで、買わずにお店を出た。

このお店のご主人は、当時、まだ40代くらいの若い男性で、こっちから質問しない限り、ずっと静かに座ってるだけで、あれこれと押し売りはして来ないし、すごくイイ感じの人だった。だから、何も買わずに帰るのは申し訳なかったんだけど、まだお仕事が軌道に乗ってなくて、ここまで来るのも節約して、高速を使わずに一般道を走って来たくらいだったから、すごく欲しかったけどガマンしたのだ。だけど、お店を出て、車で走り出したら、ものすごい力で後ろ髪を引かれちゃった。そして、あたしの左肩の上に小さい「黒きっこ」が現われて、右肩の上に小さい「白きっこ」が現われて、交互に囁き始めた。


「あれば一点物なんだから、今、買わなかったら、もう二度と手に入らないわよ」

「今月の光熱費もギリギリなのに、不必要なものに5000円も使うなんて考えられないわ」


いつもなら、絶対に「白きっこ」の言うことを聞くあたしなのに、この時は、後ろ髪の引かれ方がハンパじゃなかった。車を運転して、そのお店からどんどんと離れてく自分が、まるで、恋人と別れて離れてくみたいに感じられて、このまま別れたら、二度と会えなくなるような気がした。結局、あたしは、30分ほど走ったとこで、道沿いの駐車スペースに車を入れてUターンして、そのお店へと戻った。お店に着くまでの30分は、ただ単に「お猪口を買いに行く」ってだけのことなのに、ヤタラと心臓がドキドキして、不思議な感覚にとらわれたことを覚えてる。

1時間前に、何も買わずに帰ったお客が、また戻って来て、さっき、手にとってずっと眺めてたお猪口をレジのとこに持って来たもんだから、お店のご主人は、あたしがそのお猪口をよっぽど欲しかったんだろうと分かったみたいだった。だからって、お愛想を振りまくワケでもなく、饒舌に何かをしゃべるワケでもなく、一度だけニコッと微笑んだだけだった。そして、ハッと何かを思い出したような顔をして、「あの、もし失礼でなければ‥‥」って言って、後ろの棚の下のほうから小箱を取り、「これ、いりますか?」って言って、その箱から徳利を取り出した。

一瞬で、あたしの脳裏に焼きついた、お猪口の中のブルーとおんなじ色が全体に流れてる美しい徳利で、このお猪口とセットの徳利だってことは、説明されなくても、ひと目で分かった。そして、あたしは、いったい何が起こったのか理解できずに、キツネにつままれたみたいな顔をしてると、ご主人は、その徳利の口の部分を指差して、こう言った。


「ここが少しだけ欠けてしまったので、もう売り物にならないので下げていたんです。もし、こんなものでよろしければ、差し上げますので使ってください」


欠けてるって言っても、口の外側の部分が、長さ1ミリ、深さ0.5ミリくらい削れてただけで、虫メガネで見ないと分からないほどだった。あたしから見れば、十分に売り物として通用するレベルで、定価はマズイとしても、半額くらいの価値はあると思った。そして、他のセットの値段から考えても、お猪口が2個で5000円なら、そのセットの徳利は1万円くらいはするのが普通だったから、いくら欠けてるとは言え、こんなに高価なものはいただけないと思い、あたしは、その通りの気持ちを伝えた。そしたら、ご主人は、こう言ったのだ。


「あなたは、さっきいらした時、この猪口をずっと見つめていました。とても気に入っているように見えました。でも、買わずに帰られた。私は、あなたは必ず戻って来ると直感しました。それで、もしあなたが戻って来て、この猪口を買われたら、この徳利を差し上げようと決めていたんです」


あたしは、自分の気持ちをすべて見透かされてたように感じて、ちょっと恥ずかしくなった。でも、とっても嬉しかった。それで、心からのお礼を言って、大切に使うと約束して、その徳利をいただいた。あたしは、益子焼に限らず、1個何千円もする高価な焼物なんて買うのは初めてだったから、この時のことは、昨日のことのように覚えてる。

‥‥そんなワケで、あたしは、ワクワクしながらお家に帰り、ワクワクしながら使ってみた。紙パックの安物のニポン酒を徳利に入れて、冷やのまま、お猪口に注いだら、トクトクトクトク‥‥って、何とも言えないステキな音がして、気持ちがすごく落ち着いた。そして、お猪口の中を覗いたら、何も入ってない時はブルーだった底の色が、ほんの少しだけグリーン掛かって、ますます海を覗いてるみたいに感じられた。

お猪口は、ロクロじゃなくて手びねりなので、フチのラインや厚みにビミョ~な強弱があって、口をあてた時に、シックリ来る部分とそうじゃない部分があることが分かった。それで、あたしは、2つのお猪口をいろんな位置から飲んでみて、こっちのお猪口はこの場所、もう1つのお猪口はこの場所‥‥って、それぞれのベストの位置を決めたりもした。とっても楽しかった。

だけど、しばらく楽しんでたら、徳利の下のテーブルが濡れてることに気づいた。テーブルと徳利の底を布巾で拭いたんだけど、しばらくすると、また濡れて来た。どうやら、徳利から漏れてるらしい。それで、あたしは、口が欠けた時に、底の部分にもヒビが入ったのかと思って、すごくガッカリした。こんなにステキな徳利なのに、せっかくご好意でいただいたのに、使えないなんてホントに残念だ。それに、「大切に使います」って約束したのに‥‥って思って、あたしは、そのお店に電話した。もちろん、何か直す方法はないか聞くためだ。

そしたら、ご主人は、「益子焼は粗い土を使っているものが多いので、自然にお酒が染み出てしまう徳利も多い。何度も使っているうちに、お酒の糖分が隙間を埋めて行き、漏れなくなって行く」ってことを教えてくださった。つまり、これは、ヒビワレしてる不良品なんかじゃなくて、益子焼の特徴だったのだ。それで、あたしは、ニポン酒を飲むたびに、この徳利を使うようにしてたら、10回も使わないうちに漏れなくなった。そして、それからは、「ここ一番」の時とか、大好きな「銀嶺立山」が手に入った時とかに、大切に使ってるんだけど、10年以上が過ぎて、何とも言えない味わいが出て来た。

‥‥そんなワケで、益子焼の市は、毎年、5月のゴールデンウィークと11月の頭に行なわれてるので、それから、あたしは、毎年11月の市に行って、自分のお誕生日のプレゼントとして、チョコチョコと買うようになった。猪口だけに(笑)‥‥ってことで、ここ数年は、節約生活を続けてるからお休みしてたけど、母さんの具合も良くなって来たし、生活も少しずつ安定して来たから、今年くらいから、また、11月に益子を訪ねてみようかと思ってる。もちろん、母さんと一緒に、滝を見たり、温泉に入ったりするのが目的で、焼物を買うのはオマケだけど、それでも、ずっと病気でつらい思いをして来た母さんの「心のヒビワレ」に、少しでも楽しい思い出が染み込んでくように、あたしの最大のライフワークである「親孝行」に邁進したいと思う。久しぶりに、お猪口の中のブルーの海を眺めてたら、改めてこんなことを思っちゃった今日この頃なのだ。


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2010.01.15

チャンスを棒に振る自民党

アホの集団、東京地検特捜部が、とうとうボロを出しちゃった。そう、小沢一郎の秘書だった石川知裕議員と、その後任の会計担当者だった池田光智氏を逮捕して、西松建設の事件で起訴されてる大久保隆規被告の逮捕状もとったのだ。これで、東京地検特捜部のホントの狙いが、事件の解決や解明なんかじゃなくて、完全に「鳩山内閣潰し」だってことが全世界に知れ渡っちゃった。ホント、東京地検特捜部って、頭が悪いよね。やることなすこと、ぜんぶ逆効果だ(笑)

石川議員も池田氏も、これまで、東京地検特捜部の任意の事情聴取にはすべて応じて来てるし、大久保被告だって、別件で起訴されてるんだから、逃げるワケがない。それに、今回の問題は、いくら金額が大きいとは言え、所詮は単なる「虚偽記載」で、普通は逮捕なんかする事例じゃない。これまでの自民党政権時代に、自民党の総理大臣から閣僚から一般の議員に至るまで、みんなそろってやってたことだ。たとえば、フロッピー麻生の内閣の時も、アベシンゾーの内閣の時も、閣僚の9割が政治資金の「虚偽記載」はおろか、遥かに罪の重い「違法献金」までもが発覚してたヤツもいたのに、誰1人として、逮捕どころか、事情聴取すらされなかった。

今回の異例の逮捕について、東京地検特捜部は、「金額が大きいから悪質」ってことと、「証拠隠滅のおそれがある」ってことを理由にあげてるけど、1万円盗んでも1億円盗んでも「窃盗」の罰則に変わりがないように、政治資金の「虚偽記載」にしても、4万円でも4億円でも何も変わらない。4万円ならウソの記載をしても良くて、4億円ならダメってことにはならない。そして、「証拠隠滅のおそれがある」って理由にしても、すでに強制捜査をして証拠品はすべて押収してる上に、本人も任意の事情聴取にすべて応じてるんだから、まったくもって理由になってない。

百歩ゆずって、事情聴取に応じない小沢一郎を逮捕するってのなら分かるけど、通常国会が始まるこのタイミングで、普通は絶対に逮捕なんかしない事例で、何日も前から飼い犬のマスコミを総動員して大宣伝して、バカ丸出しの捕り物芝居を披露するなんて、東京地検特捜部って、あまりにも分かりやすいアホの集団だと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、今回の三文芝居を見てて、軽いデジャブ感を感じてた。1年前、西松建設の事件で、大久保隆規氏を逮捕した時とソックリだからだ。あの時は、2月に、自民党の財務大臣だった故・中川昭一が、ヘベレケの酔っ払い会見をやって、低空飛行してた麻生内閣の支持率をさらに急落させた直後だった。そして、東京地検特捜部は、西松建設の献金問題で、モリヨシローや二階博俊を始めとした自民党の議員を全員スルーして、民主党の小沢一郎にだけ執拗な攻撃を繰り返した。

で、どんなふうにソックリなのかって言うと、前回も今回も、実際に逮捕される何週間も前から、連日のように、マスコミ総出で、まだ「推定無罪」の人間に対して、まるで「有罪が確定」したかのような報道を繰り返したってことだ。それも、すべて「関係者の話」っていう、あまりにもウサン臭い方法でだ。

当時の日記、2009年3月5日の「「関係者」という透明人間」に詳しく書いてるけど、本来なら絶対に外部に漏れるハズがない「取調べの上での供述」とかが、次々と「関係者によると」って形で報道され続けた。それも、事実とは正反対の内容ばかりだった。過去ログを読んでもらえれば一目瞭然だけど、当時のマスコミ各社は、「関係者の話」として、「小沢一郎の秘書の大久保隆規容疑者が、西松建設側へ請求書を送りつけて献金を要求していた」ってことをいっせいに報じた。

だけど、大久保被告本人は、そんな供述はしてなかった。そして、このニュースを新聞やテレビが大々的に報じまくった次の日に、東京地検特捜部は、コッソリと「請求書を送りつけていたという事実はなかった」って発表したのだ。それも、誰も気づかないほど小さな声で。

ようするに、東京地検特捜部は、自分たちがやってる卑劣な職権乱用行為を正当化するために、ワザとウソの情報をマスコミにリークして、新聞やテレビで大ゲサに報じさせて、「小沢一郎は悪いことをしてる」「それを捜査してる自分たちは正義だ」ってふうに世論を操作してるってワケだ。じゃなかったら、わざわざ自分のほうから重要な情報を外部に漏らすワケがないし、そんなことをしたら、それこそ「証拠隠滅」をされちゃうだろう。

つまり、東京地検特捜部のホントの目的は、事件の解決や解明なんかじゃなくて、鳩山内閣のイメージを悪くすることなのだ。次の参院選で、少しでも自民党が有利になるように、国家権力を悪用した壮大なネガティブキャンペーンを繰り広げてるってワケだ。ま、フロッピー麻生を始めとした自民党の歴代の総裁とツーカーの仲で、マスコミ各社の「民主党批判」の記事を書いてる記者たちとも懇意にしてる佐久間達哉特捜部長が陣頭指揮をとって捜査してるんだから、最初からバレバレだけどね(笑)

だからこそ、何人もの捜査員たちが、小沢一郎の事務所や関係各所にゾロゾロと入ってく強制捜査の様子が、ぜんぶテレビで生中継されるんだよね。ホントなら、こうした強制捜査は、絶対に秘密に行なわないと意味がないのに、わざわざ事前にマスコミ各社に連絡して、「何日の何時何分にやる」って知らせて、テレビカメラや記者たちを集めとくんだよね。何でかって言うと、ホントの目的が、事件の解決や解明なんかじゃなくて、ただ単に「ターゲットのイメージダウン」だからだ。

‥‥そんなワケで、あまりにも分かりやすい国策捜査が、2年連続で繰り広げられるっていう茶番を見せてくれた東京地検特捜部だけど、こんなこと、ほとんどの国民は周知の事実だから、今さら気にする必要もない。多くの国民は、「お前ら、他に仕事はないのかよ?」って思って失笑してるだけだろう。そんなことよりも、カンジンなのは、これに対する自民党の対応だ。あたしは、1月9日の日記、「がんばれ!自民党」にも書いたように、自民党には、是が非でも立ち直って欲しいと思ってる。

だけど、今の雰囲気からすると、未だに自分たちが選挙で惨敗した理由を1ピコグラムも分かってない自民党の面々は、どう考えても、国会が始まるやいなや、この問題で、鳩山内閣を攻めて来るに決まってる。それも、半世紀にも渡る自分たちの数え切れないほどの違法献金問題はすべて棚の上に上げて、まるで鬼の首をとったかのようなイキオイで、やれ「説明責任」だの、やれ「証人喚問」だの、やれ「辞職しろ」だのって、次から次へと連発して来ることウケアイだ。

そして、対する民主党のほうは、ハトポッポがオドオドしながら「現在は捜査中ですので‥‥」って言葉を繰り返すだけで、1日の開催に約2億円もかかるって言われてる国会が、どんどんムダに流れてくのだ。5日で10億円、10日で20億円‥‥って、あたしたちの血税が、あたしたち国民の生活とは無関係の「政治家自身の問題」なんかのセイで、湯水のごとくにムダ遣いされてくのだ。あたしたち国民のほとんどは、国会が開催されたら、すぐにでも山積みになってる重要な問題を与野党で議論して、優先順位の高い法案から1日も早く通してって欲しいって思ってるのに、そんな国民の気持ちなんてぜんぜんお構いなしに、何の意味もないバカバカしい政治資金の問題なんかで、貴重な国会が空転してくのだ。

百歩ゆずって‥‥は、さっき言っちゃったから、今度は二百歩ゆずって、仮に政治資金の問題を議論するにしても、ホントに「政治とカネ」の問題を解決するために、建設的な議論をするんなら意味があることだ。たとえば、フロッピー麻生を始めとした自民党のほとんどの議員がやってる「迂回献金」にしても、各議員がダミーの政党支部を自由に作っていいなんてことにしてるから、みんなが日常的にやってるワケだ。こんなことを認めてるんだから、せっかく「企業から政治家個人への献金は禁止」ってルールを作ったのに、まったく意味がない。みんな、自分が代表をつとめるダミーの政党支部で受け取って、それを個人の政治資金管理団体へ横流しして、ぜんぶポケットに入れちゃってる。

フロッピー麻生なんて、毎年3億5000万円もの企業献金を迂回させてポケットに入れ続けてるし、森田健作みたいな三流議員でも、1億5000万円もの企業献金を迂回させて私物化して来た。こんな現状で、小沢一郎の4億円だけが「金額が大きいから悪質」ってのは、どう見てもおかしすぎる‥‥って、この話は置いといて、1日2億円もかかる国会の貴重な時間を潰してまで「政治とカネ」の問題なんかを取り上げるんなら、こうした根本的な部分にまで踏み込んで与野党で建設的に議論して、今後、こうした問題が起こらないような法整備をして欲しい。

だけど、そんな法整備なんかしちゃったら、困るのは迂回献金まみれの自民党の議員たちだろう。だから、自民党としては、現状の法律に触る気持ちなんてミジンもなく、ただ単に、民主党の支持率を下げるためだけに、今回の問題を追及するだけなのだ。つまりは、小沢一郎やハトポッポに対する誹謗中傷だけで貴重な時間が潰されてくってだけで、あたしたち国民には何のメリットもないどころか、逆に、山積みの問題がすべて後回しにされるっていうデメリットしかないのだ。

で、未だに自分たちが国民から見捨てられた理由をまったく理解してない自民党の懲りない面々なんかに、こんなことを言っても激しくムダだと思うけど、これは、自民党にとって、千載一遇の「再生」の大チャンスなのだ。このまま通常国会が始まっても、小沢一郎やハトポッポの「政治とカネ」の問題にはいっさい触れずに、山積みの問題を解決するために、いろんな分野で建設的な議論をすれば、多くの国民は自民党のことを見直すだろう。それも、小沢一郎やハトポッポの「政治とカネ」の問題が出てる時なんだから、その効果は絶大だ。去年の衆院選では、世の中のムードでついつい民主党に投票しちゃった無党派層は、半数以上が現在の民主党に疑問を持ち始めてるんだから、ここで「自分たちの選挙のことよりも国民のことを考えてる」ってアピールすることは、何よりも支持率アップにつながる。

‥‥そんなワケで、今まで自民党がやって来た下品で幼稚な中傷攻撃は、民主党の傷を攻撃して、自分たちの支持率まで民主党の支持率を引き下げようとする低次元なものだったけど、そんなことしたって逆効果だってことは、衆院選で証明されただろう。相手の傷が分かってても、あえてそこは攻撃せずに、正々堂々と政策で勝負すれば、多くの国民は自民党を見直すし、自民党の支持率を民主党の支持率まで引き上げることにもつながる。これこそが、ホントの意味で、自民党が「再生」するための唯一の道なのだ‥‥って言っても、相手の傷を攻撃するしか能がない小学生レベルの自民党のバカどもには、どうせ分かんないだろうな‥‥って確信してる今日この頃なのだ。


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2010.01.14

あたしの持ちネタ

人間、37年も生きてると、ちょっとした飲み会の席とかで、ちょっとした芸を披露する機会が、1年に1回くらい巡って来る。もちろん、強制的にやらされるワケじゃないから、イヤなら断ればいいだけの話なんだけど、せっかく盛り上がりかけてるとこに水を差すのも無粋だし、こっちも酔ってるし、何よりも、あたしもキライじゃないから、ちょっとしたネタでウケたいと思っちゃう。でも、広い宴会場とかで、カラオケや衣装が用意されてるような本格的な場じゃなくて、隣りのテーブルで見ず知らずの人たちが飲んでるようなお店とかの場合は、その場で立ち上がることもハバカラレちゃう。だから、座ったままで、チョコっとできるモノマネがいいんだけど、あたしの場合、こうしたモノマネのレパートリーが激しく少ない。

前にも書いたことがあると思うけど、自信があるのは、AMラジオとFMラジオの交通情報のマネと、「風の谷のナウシカ」の大ババ様のマネくらいで、他にはコレといってない。だけど、今から新しいレパートリーを増やすのも大変だから、あたしは、もともとの持ちネタを発展させることにした。どんなのかって言うと、今までは、ラジオで交通情報を伝えるお姉さんの、AMラジオとFMラジオの違いをやったり、交通情報の口調でF1の実況をしたりってネタだったんだけど、今度は、スタジオから呼びかけるとこから始めることにしたのだ。で、スタジオから呼びかけるのは、TOKYO FMの「Diary」のチグサちゃんだ。

チグサちゃんは帰国子女だから、タイトルの「Diary」からして、あたしたち国産女子の発音とは違う。かと言って、「コスモポップスベスト10」のFilizのしゃべり方みたいに、ニポン語でしゃべってる中の横文字の部分だけを本格的な英語の発音でしゃべる、変な違和感があるアレとも違って、独特のイントネーションだ。しいて言えば、宇都宮まきが「ブログ旅」のタイトルコールをする時に、「四国一周ブログ、旅~~!」って、「ブログ」で一度切ってから「旅~~!」って言うヘンテコな感覚に似てる。チグサちゃんは、決して早口じゃないし、分かりやすくキチンとしゃべってるんだけど、何て言うか、独特の「間(ま)」がある。もともとのしゃべり方なのか、オシャレな雰囲気を出そうと思って狙ってるのか分かんないけど、とにかく、抑揚のつけ方が芝居じみてて特徴があるから、モノマネをするにはウッテツケな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、しゃべり方が芝居じみてるって言うと、誰よりも真っ先に思い浮かぶのが、何といっても、真矢みきさんだ。宝塚出身の女優さんは、みんな、最初のころは芝居じみた大ゲサなセリフ回しだけど、半年くらいで普通に戻る。だけど、真矢みきさんの場合は、ドラマのセリフは当然として、CMでもバラエティーでも、すべてのしゃべり方が、未だに「宝塚」のまんまだ。もちろん、最初のころよりは多少は落ち着いたけど、それでも、「そんなことありませんよ」って言うとしたら、「そ~んなことあ~りませんよ~ほ~~!」って感じで、大ゲサに両手まで広げちゃいそうなイキオイだ。

今のナントカ石鹸のCMでも、普通にしゃべってるつもりなんだろうけど、どうしても、ビミョ~な「溜め」とか、独特の抑揚とか、少しでもイイ声を出すように調整しながらしゃべってるみたいに感じられちゃうとことか、全般的に「宝塚」の名残りが散りばめられてるから、あたしは、真矢みきさんの表情やしゃべり方ばかりに目が行っちゃって、カンジンの石鹸の名前すら覚えられない。ま、そんなこたーどうでもいいんだけど、とにかく、あたしは、他の出演者たちが、みんなボソボソと普通の感じでセリフをしゃべってるドラマで、真矢みきさんだけが宝塚仕込みのオーバーな抑揚でセリフを回してる「浮き具合」が大好きなので、真矢みきさんだけに注目してるうちに、ドラマのストーリーがぜんぜん分かんなくなる。

そんなこんなで、この真矢みきさんの大ゲサなしゃべり方を5分の1くらいに抑えた感じなのが、TOKYO FMの「Diary」のチグサちゃんのしゃべり方なのだ。もちろん、普段、お友達とかとしゃべる時は、ごく普通のしゃべり方だと思うから、スタジオに入ってマイクに向かった時だけ、この「ラジオ用」のしゃべり方になるんだと思うけど、ビミョ~に宝塚チックな抑揚だけじゃなくて、独特の「溜め」と「間」がたまんない。だけど、こればっかりは、こうして文章で説明することができないから、とっても歯痒い思いをしてる。

‥‥そんなワケで、モノマネの基本は、その人の特徴をオーバーにマネすることだと思うんだけど、チグサちゃんのしゃべり方の特徴をオーバーにマネすると、真矢みきさんになっちゃうのだ。ずっと前に、カラオケでMISIAの「Everything」を歌った時に、酔ったイキオイで、MISIAの声マネで歌ってみたことがある。そしたら、あたしは我ながらケッコー似てると思ったのに、その場にいた全員から、「MISIAって言うよりも田中真紀子に似てるよ」って言われちゃったのだ。そう、MISIAの声の特徴をオーバーにすると、田中真紀子になっちゃうのだ。

だから、チグサちゃんのしゃべり方のモノマネをするのも難しい。実際とおんなじようにマネすると、モノマネしてることが伝わらないだろうし、だからって、特徴をオーバーにマネすると真矢みきさんになっちゃうから、そのサジ加減が難しい。そして、問題は、これだけじゃない。チグサちゃんが「Diary」で「交通情報センターの○○さ~ん!」って呼びかける中で、一番、しゃべり方に特徴があるのが「佐々木さん」なんだけど、この「佐々木さん」のモノマネも、オーバーにマネしちゃうと別の人になっちゃうのだ。それは、NHKのベテラン女子アナの藤井彩子アナだ。

NHKの総合テレビの夜遅い時間のニュースとかに出て来る人で、昭和30年代のエレベーターガールみたいな、鼻にかかった独特のしゃべり方をするから、ニュースを聞いてるうちに、何十年も前の映画を見てるような気分になって来る。なかなかの美人だし、なかなかのナイスバディなんだけど、顔立ちもヘアメイクも昭和風味だし、ファッションも昭和風味で、平山三紀とか黛ジュンとかの時代のノリなのだ。知らない人は、ココで見てみて欲しい。

で、この藤井彩子アナの声やしゃべり方の特徴を5分の1くらいに抑えた感じなのが、道路交通情報センターの「佐々木さん」なのだ。だから、そのままマネしても面白くないのに、オーバーにマネすると藤井彩子アナになっちゃうから、そのサジ加減が難しい。2人とも似せようと思ってオーバーにやっちゃうと、チグサちゃんが佐々木さんに呼びかけてるシーンなのに、真矢みきさんが藤井彩子アナに呼びかけてるシーンになっちゃうのだ。だから、あたしは、車の運転中に「Diary」を聴くたびに、チグサちゃんの呼びかけと佐々木さんのしゃべり方のモノマネを練習してるんだけど、なかなか「コレだ!」ってものが掴めないでいる。

‥‥そんなワケで、あたしのもう1つのレパートリー、「風の谷のナウシカ」の大ババ様は、最初は、「その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし‥‥古き言い伝えは誠であった‥‥」ってセリフだけだったんだけど、今は、もっと長くなって、1人でユパ様もナウシカもやるようになった。早希ちゃんが1人で、アスカとレイとシンジの3人のモノマネをするのを見て、あたしもチャレンジしてみたってワケだ。


ユパ様 「オームの攻撃色が消えて行く!」

大ババ様 「大気から怒りが消えた‥‥」

村人A 「オームが止まったぞ!」

子供A 「姫ねえさまが!」

子供B 「姫ねえさま、死んじゃった!」

大ババ様 「身をもってオームの怒りを鎮めてくだされたのじゃ‥‥あの子は谷を守ったのじゃ‥‥」


数秒の間(ま)。


村人B 「見ろ!」

ユパ様 「おおっ!」

村人A 「何だ、この光は!」

ナウシカ 「テト‥‥良かった‥‥オーム、ありがとう‥‥ありがとう‥‥」

大ババ様 「奇跡じゃ‥‥何といういたわりと友愛じゃ‥‥オームが心を開いておる‥‥子供たちよ、わしのめしいた目の代わりに、よく見ておくれ‥‥」

子供A 「姫ねえさま、真っ青な異国の服を着てるの。まるで金色の草原を歩いているみたい!」

大ババ様 「おおっ!その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし‥‥」

子供B 「ババ様!」

大ババ様 「古き言い伝えは誠であった‥‥」

子供A 「見て!メーヴェだ!」

子供B 「風だ!風が戻って来た!わーい!」


こんな流れなんだけど、あたしが自信を持ってるのは、大ババ様のセリフだけで、あとはぜんぜん似てない。でも、大ババ様のセリフは、ちゃんと「そ~の~も~の~あ~お~き~こ~ろ~も~を~ま~と~い~て~」ってやるから、それなりにウケたりしてる。そして、誰が手伝ってくれる人がいる場合には、ナウシカが目を覚ますシーンのとこで、例の「ラン、ランララ、ランランラン♪ ラン、ランララ、ランランラン♪」ていう物悲しいメロディーをハミングしてもらう。これで完璧だ。

でも、すでに気づいた人もいると思うけど、大ババ様のセリフの中に、「何といういたわりと友愛じゃ」ってのが出て来る。今は、「友愛」と言えば「ハトポッポ」ってワケだから、この次、このネタをやる時には、オリジナルのセリフに変更してみたらどうかと思ってる。たとえば、こんな感じだ。


ユパ様 「ジミンの議席数が減って行く!」

大ババ様 「国民から怒りが消えた‥‥」

村人A 「ジミンが終わったぞ!」

子供A 「小沢様が!」

子供B 「小沢様、強制捜査されちゃった!」

大ババ様 「身をもってジミンの卑劣な攻撃を引き受けてくだされたのじゃ‥‥あの子は国を守ったのじゃ‥‥」


数秒の間(ま)。


村人B 「見ろ!」

ユパ様 「おおっ!」

村人A 「何だ、この光は!」

ナウシカ 「ハト‥‥良かった‥‥小沢様、ありがとう‥‥ありがとう‥‥」

大ババ様 「奇跡じゃ‥‥何といういたわりと友愛じゃ‥‥ジミンが次々と消えてゆく‥‥子供たちよ、わしのめしいた目の代わりに、よく見ておくれ‥‥」

子供A 「ジミンの人たち、真っ青な顔色をしてるの。まるで次の参院選でも惨敗したみたい!」

大ババ様 「おおっ!その者、青き顔色をして、下の野に降り立つべし‥‥」

子供B 「ババ様!」

大ババ様 「古き言い伝えは誠であった‥‥」

子供A 「見て!年金だ!」

子供B 「年金だ!年金が戻って来た!わーい!」


‥‥そんなワケで、こうなって来ると、もはや、「風の谷のナウシカ」がモトだってことも分からなくなっちゃいそうだから、ここまで大幅には変更できくないけど、せっかく「友愛」って言葉が出て来るんだから、部分的にチョコっとは変えてみたい。そして、いつどこで「ちょっとした芸を披露する機会」が巡って来たとしても、すぐにできるように、普段から練習しとこうと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.01.13

テレビによるコラーゲン詐欺

テレビを見てるとバカになるから、テレビのことを「バカ製造機」だなんて呼ぶ人もいるけど、あたしが何よりも「テレビの害悪」だと思ってるのは、大ウソを垂れ流して国民を騙した上に、それを金儲けに利用してる点だ。テレビの垂れ流す大ウソって、数え上げたらキリがないから、何から何まで指摘してるヒマはないけど、最近、特に目にするのは、「コラーゲン」とか「ヒアルロン酸」に関する大ウソと、その関連商品だ。たとえば、「スッポン鍋」を食べたらコラーゲンでお肌がツヤツヤになったとか、最近では、そのものズバリの「コラーゲン鍋」なんてものまで出来たりして、アホな女子アナあたりが実際に食べに行き、「お肌がツヤツヤのプリプリで~す♪」とかノタマッてるけど、あれほどの大ウソは見たこともない。

コラーゲンてのは、20種類のアミノ酸が連なった「大きなタンパク質」なんだから、食べたり飲んだりしたら、胃や腸で消化されて、20種類のアミノ酸に戻っちゃう。そして、体の中で、その種類のアミノ酸が不足してるとこへ運ばれるだけの話で、お肌がツヤツヤになったりはしない。ヒアルロン酸にしても、単糖がつながった多糖なんだから、食べたり飲んだりしたら、小腸から吸収される時点で、すでに単糖に戻ってる。ようするに、コラーゲンやヒアルロン酸を謳い文句にした食品や飲料やサプリを飲もうとも、普通の食事をしようとも、何ひとつ変わらないのだ。

化粧品にしても、どんなにコラーゲンやヒアルロン酸が入ってても、それを顔に塗ったからって、そのコラーゲンやヒアルロン酸が皮膚に浸透してって、皮下の真皮にとどまってお肌をプリプリにしてくれるワケがない。こんな非科学的で魔法みたいなことができるのなら、脂肪を溶かした液体をバストに塗り続けてれば、どんどんバストが大きくなっちゃうワケで、豊胸手術なんか必要なくなっちゃう。コラーゲンにしてもヒアルロン酸にしても、ホントに効果を期待するのなら、皮膚に直接、注射器で注入してくしかないワケで、食べたり飲んだりしたって、塗りたくってみたって、何の効果もないことは一目瞭然な今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、タマにテレビを見ると、コラーゲンやヒアルロン酸を含有してることを売り物にした健康食品みたいな商品のCMをやってるけど、まさに公共の電波を使った大掛かりな詐欺だと思う。そして、こうした怪しげな商品に引っかかる消費者がアトを絶たないのは、ワイドショーやニュース番組の中で、「スッポン鍋」だの「フカヒレ」だの「コラーゲン鍋」だのを紹介して、バカな女子アナやタレントが「お肌プリプリ~♪」とか大ウソをついてることが原因だ。ようするに、番組とCMとがグルになって消費者を騙してるってことになる。

若い女性のお肌がツヤツヤでプリプリなのは、皮膚の真皮にあるコラーゲンが柔軟だからだけど、年をとるに従って、コラーゲンは「交差結合」を始める。そのため、ジョジョに奇妙に硬くなってって、ツヤや張りがなくなってく。だから、そこに新しいコラーゲンを注入すれば、また弾力は蘇る。これは、コラーゲンの注射をしたことのある人なら自分で体験してるだろうし、理にもかなってる。だけど、これにしても、所詮は「一時的な効果」しかない。コラーゲンに限らず、人間の体を形成してるすべてのタンパク質は、その人間の遺伝子っていう「設計図」を元にして、その人間の体内で生産される。ヒアルロン酸にしても、その人間の「設計図」で作られたタンパク質から作られるものだから、別の「設計図」で作られた別のコラーゲンやヒアルロン酸を注射しても、一定の時間が経過したら働かなくなる。

それなりに効果のある注射でも、こんなアリサマなんだから、どんなに大量のコラーゲンを食べたり飲んだりしたって、それがそのまま分解されずに顔まで行って、真皮のコラーゲンを増やしたりはしない。食べたり飲んだりしたコラーゲンは、すべて「元のアミノ酸」に戻るんだから、一般の食品を食べてるのとおんなじで、何の効果もない。それも、その人間の「設計図」で作られたものじゃなくて、スッポンだのお魚だの、人間とはホド遠い動物のコラーゲンなんだから、まったく意味がない。

それでも、「ゆうべ、スッポン鍋を食べたから、今日はお肌がプリプリだわ♪」なんてノタマッてるオメデタイ人たちは、みんな「プラシーボ効果」によるものだ。具合の悪い人に、「これは特効薬だ」って言って、薬でも何でもないものを飲ませたりすると、ナニゲにちょっと気分が良くなったりする。これが「プラシーボ効果」で、ようするに、思い込みによる効果ってワケだ。もちろん、こうした「プラシーボ効果」にも、それなりの力はあるワケで、心の底から「絶対に効き目がある!」って信じ込んでスッポン鍋を食べ続けてれば、1ピコグラムくらいは奇跡が起こって真皮のコラーゲンが増えるかもしれない。

‥‥そんなワケで、科学的な根拠がゼロの健康食品でも、絶対に効き目があるって信じ込んで飲み続けてれば、何となく効いてるような気がしてくる場合がある。たとえば、科学に無知な消費者を騙すために、「低分子コラーゲン」だの「マイクロコラーゲン」だのって言葉を使ってる商品もあるけど、こうした、ナニゲに専門的っぽい言葉を見ただけで、効き目がありそうって思っちゃうのが世の中の大多数の人たちだ。だけど、最初に説明したように、コラーゲンてのは20種類のアミノ酸が連なった「大きなタンパク質」なんだから、それを細かくしたら「ただのアミノ酸」になっちゃうワケで、すでにコラーゲンとは呼べないシロモノだ。だから、「低分子コラーゲン」や「マイクロコラーゲン」は、食べても飲んでも無意味だけど、注射しても無意味なのだ。

そして、こうしたインチキ商品のもう1つの問題は、消費者に「絶対に効き目がある」って信じ込ませるために、それなりに高価な値段に設定してるってことだ。おんなじサプリや健康食品でも、1ビン200円て言われると、ぜんぜん効きそうに感じないけど、1ビン8000円て言われると、ナニゲに効きそうに感じちゃう。これが、多くの人の感覚だろう。多くの人たちは、商品の内容よりも、値段とパッケージで判断する。だから、中身は原価が数百円のインチキなものでも、立派な容器や箱に入れて、8000円だの1万円だのって値段をつければ、いくらでも騙すことができるってスンポーだ。

だけど、あたしは、お金の有り余ってる人が、こうしたインチキ商品を買って、ホントに効果があると信じて飲み続けてることに関しては、別に何も言うことはない。本人には「騙されてる」って自覚がないワケだし、それなりの「プラシーボ効果」もあるワケだし、何よりも、お金が有り余ってるんだから、あたしがトヤカク言うことじゃない。だけど、わずかな年金だけで、爪に火を灯すような生活をしてるお年寄りとか、ホントに病気で苦しんでて、ワラにもすがる思いで買ってるような人たちには、ヒトコト言いたくなっちゃう。「騙されてますよーーー!」って。

美容外科で使用してる、ちゃんとした大手メーカーのコラーゲンやヒアルロン酸でも、そのパッケージや説明書には、たったの1行も「効果」は謳ってない。これは、効果のないものに対して「効果がある」って表示すると、「薬事法違反」になっちゃうからだ。ちゃんとした大手のメーカーの製品でも、こんなふうに「効果」を謳わずに販売してるんだから、そこらの健康食品のメーカーなんかが販売してるウサン臭い商品なんて、何の効果もないことは火を見るよりも明らかだ。だけど、そうした健康食品のメーカーが、摘発を覚悟で「ウソの効果」を謳わなくても、テレビのバカ番組が、次から次へと「コラーゲンを食べて、お肌がプリプリ~♪」とかってやってくれてるから、メーカー側は何の苦労もしなくていい。ただ単に「コラーゲンが入ってます」「ヒアルロン酸が入ってます」って言うだけで、ほっといても、バカな消費者が飛びついてくれる。

‥‥そんなワケで、あたしは、一応は業界の関係者なので、最後にザックリとフォローしとくけど、いろんな化粧品メーカーから出てるコラーゲンやヒアルロン酸の入った高級化粧品は、それなりに効果がある。もちろん、コラーゲンやヒアルロン酸が皮膚に浸透して、真皮を若返らせることなんて、そんな魔法みたいなことは絶対にアリエナイザーだけど、こうした高級化粧品は保湿能力が優れてるから、コラーゲンやヒアルロン酸とは関係なしに、それなりの効果があるってワケだ‥‥って、あんまりフォローにはなってないけど、とにかく、コラーゲンやヒアルロン酸を食べたり飲んだりしただけで、真皮のコラーゲンやヒアルロン酸が増えてお肌が若返るなんて非科学的なことが起こるのなら、牛乳やカルピスばかり飲んでれば、アッと言う間にお肌が白くなっちゃうと思う今日この頃なのだ(笑)


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2010.01.12

一発ツモの女

ラス親でマイナス2000の2着につけてたあたしは、配牌とツモに恵まれて、7順目には、九ピンのアンコと、マンズとソーズの1、2、3のシュンツが出来て、ドラの九萬とイーピンのシャボ待ちの純チャンを面前で張ったので、そのままダマで回してたら、すぐにリャンピンを引いて来たから、0.1秒でイーピンを切ってペンサンピン待ちでリーチをかけたら、一発目で九ピンをツモっちゃって、それを暗カンしたら、ミゴトにカンドラが九ピンになった上に、リンシャンからツモって来たのがサンピンてワケで、カンチャンなら「ズッポシ」だけど、ペンチャンの場合はどんな効果音を言えばいいか分かんないから、その場の思いつきで「ペンチャン、ペンペン!」とか言ってみつつ、手牌を倒して、「リーチ一発リンシャンツモ純チャン三色ドラ6で数え役満!1万6000オール!」って言ったら、トイメンのオッサンが「姉さん、リンシャンでツモったら一発はつかないぜ」とか抜かしたもんだから、そんなもんイーハンくらい、ついたってつかなくたって数え役満に変わりないのに、男のクセに細かいことをグチグチといいやがって‥‥って思って、「お前はイシモチか?」って言葉がノドまで出かかったんだけど、そこをグッとガマンして、「オッサン、背中が煤けてるぜ」って「哭きの竜」みたいに言ってみたら、「姉さん、前から見てるのにどうして背中が見えるんだい?」って揚げ足を取られちゃって、タジタジしつつも、とにかくラス親で逆転した上に連チャンしたんだから、あとは誰かに安い手で上がってもらえばあたしのトップはゆるぎないってワケで、いつでも降りられるように安全牌をキープした手なりで打ち回してたら、安全牌のつもりで持ってた東や南や西や北が次々とトイツになっちゃって、手の内に「プチスーシー」が出来ちゃったもんだから、ここは一丁、「ショースーシー」でも狙ってみるか‥‥って思ったのもトコノマ、場を見たら、すでに東も南も2枚ずつ切られてたからガッカリしたら、他の安全牌の白や発もトイツになっちゃて、気がつけば「プチ三元」まで出来そうじゃん‥‥なんて思ってたら、最後の1枚の中をツモって来て「プチ三元」が完成しちゃったもんだから、あたしは元気に手牌を倒して「ツモ! プチスーシー、プチ三元で数え役満!1万6000オール!」って言ったら、またまたトイメンのオッサンが「姉さん、そりゃあツーイーソーのチートイだろう?」って言われちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ヒサビサにマクラの一気書きをしてみたワケだけど、麻雀を知らない人にはチンプンカンプンなワケで、さらには、「男のクセに細かいことをグチグチといいやがって」から「お前はイシモチか?」にかけての流れは、イシモチっていうお魚は釣り上げるとグーグー鳴いて「まるで愚痴を言ってるみたい」だってことから、一部の地域では「グチ」って名前で呼ばれてる‥‥ってことを知ってる人にしか通じないワケだ。つまり、このマクラは、麻雀と釣りが好きな人にしか分からないワケだけど、昨日の日記が、競馬とF1が好きな人にしか分からない内容だったから、これでも、それなりにバラエティーを持たせて書いてるってワケだ。

で、あたしは、麻雀が好きなのに、麻雀はパチンコや競馬みたいに自分1人じゃできないから、なかなか実際の麻雀を打つ機会に恵まれない。時間とお金があれば、町の雀荘に打ちに行けばいいんだけど、見ず知らずの人たちと打つのは怖いし、風速(賭け金)が低すぎるのも高すぎるのもイヤだから、分かり合えてる麻雀仲間としか打ちたくない。それに、町の雀荘だと、たとえお金を賭けずに打ってても、深夜0時を過ぎて警察に踏み込まれると、マンガ家の蛭子さんみたいにパクられちゃうから、安心して楽しむことができない。

だから、あたしは、もっぱら、パソコンの麻雀ゲームでガマンしてる。それも、半チャンなんて打ってる時間はないから、1局だけだ。朝、お家を出る前に、時間に余裕のある時は1局だけ打って、その日の「ツキ」を見るのに利用してる。たとえば、カンチャンでリーチをかけて一発でツモったり、裏ドラが2枚も乗ったりしたら、その日はツイてることになる。逆に、3面チャンでリーチをかけたのに、親に振り込んじゃったりすると、その日はツキがないことになる。

朝って、テレビ各局のワイドショーで星占いみたいのをやってるけど、占いを1ピコグラムも信用してないあたしは、まったく興味がない。だいたいからして、ニポン中の人たちをたった12種類の星座に分けて運勢を決めつけるなんて、あまりにもフランク・ザッパすぎる。ニポンの人口を約1億2000万人とすれば、それぞれの星座の人は約1000万人ずついるワケで、その1000万人が、全員、おんなじ運勢のワケがない。たとえば、あたしはサソリ座だけど、北海道から沖縄まで、全国にいる1000万人のサソリ座の老若男女が、全員、その日は「ピンク」がラッキーカラーで、ピンクのものを身につけてると恋愛運が上昇して、ステキな相手と巡り合えるなんて、そんなバカなことはアリエナイザーだ。

さらに言えば、たった4種類しかない血液型占いなんて、愚の骨頂だ。ニポン中の1億2000万人の人たちをたった4種類の運勢に区分けしちゃうなんて、あまりにも乱暴すぎる。たとえば、お相撲にしろ、ボクシングにしろ、その他のスポーツにしろ、1対1で戦う格闘技は、勝敗がハッキリと分かれるものが多いけど、血液型が4種類しかない以上、戦う2人が両方ともおんなじ血液型ってケースもたくさんあるだろう。そんな時、相手をノックアウトして新チャンピオンになったボクサーと、ノックアウトされてチャンピオンベルトを奪われたボクサーとでは、これ以上の例はないほど正反対の運命なのに、血液型占いでは、まったくおんなじ運勢なのだ。

競馬にしたって、18頭の馬に18人の騎手が乗ってレースをしてるんだから、この18人の騎手の中には、おんなじ血液型の人が何人もいるハズだ。そして、1着になった騎手とおんなじの血液型なのに、着外になった騎手もたくさんいるだろう。さらに言えば、1着になった騎手とおんなじ血液型で、おんなじ星座なのに、それでも着外になった騎手もいるだろう。つまり、星座占いも血液型占いも「信頼性ゼロ」ってことになる。だけど、あたしは、こうしたインチキ占いや、「あなたのオーラは緑色です」とか「あなたの前世は中世のフランスの鍛冶屋です」なんて口からデマカセを言って荒稼ぎしてるペテン師のことはぜんぜん信じてないけど、科学で解明できない不思議なことがありそうだってことだけは実感してる。

あたし自身、UFOも何度も見てるし、葉巻型の母船からちっちゃい子供のUFOが何機も出て来たとこも何人もで見てるし、それを写真にも撮ったことがある。幽霊も見たことがあるし、お友達のお部屋で、その幽霊の話をし始めたら、誰も触ってないのに、ステレオのボリュームが大きくなったり小さくなったりしてビックル一気飲みだったこともある。ま、こうした「ムー」的なことは置いといても、人間には体調の良し悪しとおんなじように、ヤタラとカンが当たる時期と、ぜんぜんカンが当たらなくなる時期があって、それがバイオリズムみたいに波のように繰り返される‥‥ってことを実感してる。

だから、何の信憑性もないインチキ占いなんかを見るよりは、朝、パソコンで1局だけ麻雀を打ってみて、その結果で、その日の自分の「ツキ」や「運」の具合を見てみるってほうが、遥かに現実的だと思ってる。たとえば、あたしがカンチャンでリーチをかけたら、待ち牌は1種類しかない。麻雀の牌は、おんなじものは4枚しかないから、場に2枚捨てられてれば、残りは2枚しかない。そして、その2枚だって、残りの山の中にあるとは限らなくて、誰かが使ってる可能性もあるし、山の中にあったとしても、ツモれない場所にある可能性だってある。そんな時に、リーチをかけて一発でツモったりすると、ものすごくツイてることになる。

だけど、ツイてない時は、チートイのドラドラで、場に2枚出てる「西」の単騎でリーチして、「これなら誰が引いても捨てるだろうな」って思って、余裕をぶっこいてると、いつまで経っても誰も振ってくれない。そして、そのうちに、親に追っかけリーチをかけられて、一発でロン牌を掴まされちゃたりする。で、親が和了(あが)って裏ドラが開くと、そこに、あたしが待ってた最後の1枚の「西」がいたりする。その上、親は裏ドラの「北」がアンコで、役もないクセに、リーチ一発ドラ3で親マンになっちゃったりする。そして、こんな日は、下ろしたての白のフレアスカートを車のドアに挟んじゃったりする。大切なルブタンのヒールを歩道の継ぎ目に挟んじゃったりする。渋滞を避けて抜け道に入ると、いつもの抜け道が工事をしてて抜けられなくなってたりする。

‥‥そんなワケで、あたしは、他力本願な星座占いよりも、自力で自分のバイオリズムを判断する麻雀占いのほうを信じてるワケで、今朝は、バラバラだった配牌が、アッと言う間にチャンタに仕上がった。チーチャだったから、どっちも役にならないけど、「西」と「北」のシャボで、場には「北」が1枚出てるだけだったので、当然、テンパイ即リーした。そしたら、リーチ2順目に、カミチャがポロッと「北」を捨ててくれた上に、裏ドラが1枚乗って、リーチチャンタドラ1で親マンを和了ることができた。そしたら、今日、30分ほどだったお仕事の待ち時間が、相手の都合で1時間半になって、ちょうど目の前にパチンコ屋さんがあったから、チョコっと「沖縄」に座ってみたら、わずか3回転目にハイビスカスが「キュイーン!」てワケで、隣りのオッサンに睨まれつつも、4箱半ほど出すことができて、あたしの500円は2万円ちょいになった今日この頃なのだ♪


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2010.01.11

F1とG1の日々

今年になって初めての「目指せ鹿児島!西日本横断ブログ旅」は、1月5日に「金杯」があって、その2日後の1月7日の深夜‥‥っていうか、7日の夜の11時55分から始まったから、ほぼ8日に放送された。で、あたしが住んでる東京では放送してないから、リアルタイムには見ることができなくて、いつものようにホニャララをホニャララして、8日の夜に見た。そしたら、現在、鳥取県をさまよってる早希ちゃんは、新年最初の放送だってのに、信頼してる弐号機サイコロを使ったってのに、この旅で初めての「1」を炸裂させちゃって、全財産をボッシュートにスーパーひとし君になっちゃった‥‥って、途中から「世界ふしぎ発見!」になっちゃったけど、とにかく、早希ちゃんは、一文無しになっちゃったのだ!

「1」を出したら全財産を没収ってのは、最初の旅からのルールだけど、今回の旅からは、それにプラスして、2回続けて「1」を出すと、「振り出しへ戻る」っていう悪魔のルールが加わった。だから、今回の旅では、「1」を出した場合、その場で全財産を没収されて路頭に迷うっていう試練の他に、次のサイコロタイムで「1」を出したらシャレになんない‥‥っていう恐怖までもが訪れちゃうのだ。前回までの旅なら、「1」を出して全財産を没収された次のサイコロタイムでは、たとえ「1」を出しても没収されるお金を持ってないから、ワリと気楽にサイコロを振ることができた。だけど、今度は、そうは行かないのだ。

ハッキリ言って、まだ兵庫県をスタートしてから3県目なので、ここでスタート地点に戻っても、死ぬほどは過酷じゃない。やっとのことで九州に渡って、各県に2ヶ所ずつある通過ポイントを必死にクリアして、ゴールの鹿児島県まであと一歩‥‥って時に、2回続けて「1」を出して「振り出しへ戻る」になっちゃったら、泣きたくなるほど過酷だと思う。ま、早希ちゃんには申し訳ないけど、早希ちゃんのことが大好きで、毎週のブログ旅を何よりの楽しみにしてるあたし的には、せっかく作った新ルールなんだから、ゴール直前とは言わないけど、広島県あたりで2回続けて「1」を出してくれると、そのぶん長く放送を見ることができるので、それはそれで「アリ」だと思ってる。だけど、苦労して旅を続けてる早希ちゃんにしてみれば、たとえ3県目の鳥取県でも、スタート地点に戻るのはイヤだろう。つまり、アスカといえば「チャ~ンス!」がオナジミだけど、今回の早希ちゃんは、正反対の「ピ~ンチ!」になっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、最初に書いたように、今回の放送は、1月7日の深夜にオンエアされて、あたしが見たのは8日の夜だった。そして、その翌日の9日から11日までの3日間、競馬が開催された。いつもは土曜日と日曜日の2日間だけど、今回は3日間の開催で、あたしは、早希ちゃんがピンチになった直後の競馬だから、何かヨカラヌコトが起こるような気がして心配してた。そしたら、今日、11日の中山の第4レースの新馬戦で、16頭のうち9頭が落馬するっていう大アクシデントが起こっちゃって、内田博幸騎手が左腕を骨折しちゃったのだ! 内田博幸騎手といえば、2009年のリーディングジョッキー(最多勝騎手)で、名実ともにニポンイチの騎手だ。そんな騎手が重傷を負っちゃうなんて、新年早々、今年のリーディングジョッキーは厳しくなった。でも、そんなタイトルのことよりも、とにかく、早く良くなって欲しい。

今回の事故は、最終の第4コーナーで、ほしのあきとウワサのあった三浦皇成騎手が騎乗するノボプロジェクトの後ろ脚が外にふれて、ナナメ後ろにいたフォルメンに接触して、フォルメンに騎乗してた勝浦正樹騎手が落馬したことがキッカケなんだけど、最終コーナーで各馬が固まってたから、次々と落馬が連鎖した。結局、フォルメンの勝浦正樹騎手の他に、ジュアンレパンの蛯名正義騎手、シルクメガリスの松岡正海騎手、バルビゾンの後藤浩輝騎手、バトルスウィーパーの中舘英二騎手、ローレルデパールの北村宏司騎手、トラストフウジンの柴山雄一騎手、ライラックパンチの内田博幸騎手、オンワードオルデンの小林久晃騎手の合計9人が落馬して、この中で内田博幸騎手が重傷を負っちゃったのだ。

そして、大事故のキッカケを作った三浦皇成騎手のノボプロジェクトは、1着でゴールしたんだけど、当然のことながら失格になり、2着以下が繰り上がった。つまり、ぜんぶで16頭のうち、9頭が落馬、1頭が失格ってワケで、ちゃんと走れたのは6頭だけだった。これは、中央競馬会が設立されてから最大の落馬事故で、落馬が多い「障害レース」でも、こんなにたくさんの馬が事故を起こしたことはないそうだ。



16頭のうち、ちゃんと走れたのが6頭だけなんて聞くと、あたしは、F1の2005年のアメリカGPを思い出す。当時は、まだ、タイヤがブリヂストンのワンメイクじゃなくて、ブリヂストンとミシュランの2種類があった。それで、ミシュランのデタラメに激怒したユーザーチームの全マシンが、フォーメーションラップ後にピットに戻ってレースをボイコットしちゃって、実際にレースを走ったのは、ブリヂストンを履いてたフェラーリ、ジョーダン、ミナルディの3チーム、6台のマシンだけだった。F1の規定では、マシンが12台以下だとレースが成立しないんだけど、フォーメーションラップを走ったあとのボイコットは「リタイア」になるため、全マシンがレースに参加したことになる。それで、実際に走ったのは6台だけなのに、レースは成立しちゃったのだ。

ま、詳しくは、当時の日記、2005年6月19日の「石橋を叩き忘れたミシュラン」を読んでもらうとして、あの時は、怒り狂った観客が、レース中の敷地内にペットボトルや空缶を投げ込んで、まるでプロ野球の阪神戦を見てるようなノリだった。そして、何よりも凄かったのが、たった3チーム、たった6台のマシンしか走ってないのに、それでも、ミナルディの2台、アルバースとフリーザッハーが、5位と6位になったことだ。

いくら遅さに定評があったミナルディでも、たった6台しか走ってないんだから、せめて、どっちか1台くらいは、3位までに入って表彰台に上がって欲しかったのに、ミナルディは、最後の最後まで、「万年テールエンダー」の名にふさわしい「ミナルディらしさ」を炸裂させて、ファンを楽しませてくれた。そして、この年で、ミナルディは20年の歴史に終止符を打ち、チームはトトロック‥‥じゃなくて、トロロッソに売却された。

‥‥そんなワケで、あたしは、今から心配してるんだけど、3月からF1が始まって、日曜日にF1とG1がバッティングしちゃったら、この「きっこの日記」、どうしたらいいんだろう? 今、競馬をやってるだけでも、「予想」と「結果」で、1週間のうち最低でも2日は競馬のことを書いてるのに、これでF1が始まっちゃったら、とてもじゃないけど回らなくなっちゃう。だって、タイヤメーカーはブリヂストンが撤退を決めたし、ニポンのチームはホンダに続いてトヨタも撤退したし、他にもいろんなチームが撤退した上に、その穴を埋めるために、ロータスだのカンボスだのヴァージンだのって新しいチームがいくつも参戦する。

そして、バトンがマクラーレンに移籍したり、シューマッハ兄が元ブラウンGPのメルセデスで復帰することになったり、アロンソがフェラーリのライコネンのシートをゲットしたり、トゥルーリとコバライネンがロータス入りしたり、ウィリアムズでバリチェロと一緒に走るのが、ニコ・ヒュルケンベルグって言って、ニコ・ロズベルグに限りなく似てる名前だったり、そのニコ・ロズベルグはシューマッハ兄と一緒にメルセデスで走ることになったり、セナの甥っ子のブルーノがカンボスで走ることになったり、他にも書かなきゃいけないことがマウンテンだ。

その上、あたしは、バリチェロとバトンとニコ・ロズベルグとブルーノ・セナの「ツイッター」をフォローしてるから、海外のモータースポーツ誌にも載ってない情報もチラホラと耳に入って来てる。何しろ、伝聞じゃなくて本人が書いてることだから、どんなメディアの報道よりも信頼性がある。ま、バリチェロのポルトガル語は読めないけど(笑)‥‥ってワケで、去年までとはチームもドライバーも大幅に変更になる上に、レギュレーションも、「レース途中の給油禁止」を始め、点数のつけ方まで変更になっちゃったし、民主党よりも大問題がマウンテンだ。

だから、あたしは、3月の開幕戦の前に、一度、フランク・ザッパに解説しといて、あとの細かいことは、レースのたびに少しずつ解説してく方式を取ろうと思ってた。だけど、F1のオフシーズンの間に競馬を始めちゃって、なかなか楽しんでるあたしとしては、F1もG1も日曜日だってことまでは考えてなかった。それで、心配性のあたしは、今年のF1のススケジュールとG1のスケジュールを重ね合わせてみたら、大変なことが発覚しちゃったのだ。3月14日のF1の開幕戦の日は、競馬のG1はないからいいんだけど、3月28日の2戦目、オーストラリアGPの日には、G1の「高松宮記念」が開催される。そして、4月18日の中国GPの日には「皐月賞」が開催される。

でも、ここまでは、1ヶ月に1回のバッティングだから、まだ何とかなると思う。問題なのは、次の5月だ。5月は、F1が3戦もある上に、競馬は毎週G1がある。だから、5月9日のスペインGPの日には「NHKマイルカップ」、16日のモナコGPの日には「ヴィクトリアマイル」、30日のトルコGPの日には「日本ダービー」がバッティングしてる上に、F1のない2日は「天皇賞」、23日は「オークス」が開催される。つまり、1ヶ月に5回の日曜日があって、その5回ぜんぶで競馬のG1が開催されて、そのうち3回はF1がかぶってるのだ。競馬のG1が5回あるだけでも、毎週、「予想」「結果」「予想」「結果1」「予想」「結果」‥‥って書いてきゃなんないから大変なのに、ここに3回もF1がかぶってたら、あたしも小さいきっこたちもみんなでパニックになっちゃう。

それなのに、嗚呼それなのに、それなのに‥‥って、五七五の俳句調で嘆いてみたけど、5月はこんなに大変なのに、6月になると、27日のヨーロッパGPの日に「宝塚記念」があるだけで、これを最後に、7月、8月、9月と、3ヶ月間も競馬のG1は開催されないのだ。そして、10月に入ると、24日の韓国GPの日に「菊花賞」があって、11月14日の最終戦、アブダビGPの日に、あたしが本格的に競馬を始めた記念すべき「エリザベス女王杯」が開催される。そして、この「エリザベス女王杯」を皮切りに、「マイルチャンピオンシップ」「ジャパンカップ」「ジャパンカップダート」「阪神ジュべナイルフィリーズ」「朝日杯フューチュリティステークス」って、毎週G1が続いてって、12月25日のクリスマスに、最後の「有馬記念」が開催されるってスンポーだ。

‥‥そんなワケで、1年を通して競馬をするのが初めてのあたしは、マサカ、こんなふうにG1の日程が決まってるとは夢にも思わなかった。中央競馬のG1は、1年間に22回行なわれるから、普通に考えたら、1ヶ月に2回くらいの計算になる。だけど、去年の「エリザベス女王杯」から競馬を始めて、毎週ずっとG1があったことを知ってたから、あたしは、これは年末だけの大サービスなんだと思ってた。そして、年末に、こんなに連続してG1を開催してるってことは、他の月に振り分けるぶんが少なくなるから、きっと、毎月1回なんだと思ってた。「エリザベス女王杯」から「有馬記念」までの7レースを22回から引けば、残りは15レースだから、1月に1回、2月に1回、3月に1回‥‥って開催してって、7月と8月は夏休みだから2回にするとかして、これでちょうど22回になるって感じを想像してた。

だけど、実際のスケジュールを見たら、5月に5回もある上に、7月、8月、9月は1回もないっていう、激しく偏った配分になってた。だから、あたしは、一瞬、「夏は暑いから競馬をすると馬に負担が掛かるのかな?」って思ったんだけど、これはG1だけの話で、G2やG3や他のレースは、夏でも普通に行なわれてるんだから、夏に馬を走らせちゃマズイってことでもないと思った。つまり、何でこんなふうに配分されてるのかは、今のところ「謎」ってワケだ。ま、こうしたことも、競馬を楽しんでるうちに、ジョジョに奇妙に知ってくことになると思うけど、とにかく、あたしが最優先して解決しなきゃならない大問題は、5月のF1ラッシュ&G1ラッシュだ。

さらに、5月と言えば、ハトポッポが普天間飛行場の移設先をアメリカに回答する期限だから、来る日も来る日もF1とG1のことばかり書いてるワケにも行かない。もし、ハトポッポが、あたしたち国民を裏切って、「最低でも県外移設、できれば国外移設」っていう公約を破ったら、あたしは、7月の参院選で民主党がボロ負けするように、連日、徹底的に批判しまくってやるつもりだ。そして、その時は、民主党を守るためにオオヤケにして来なかった「あのネタ」とか「このネタ」とか「そのネタ」とかも、ぜんぶ暴露してやるつもりだ。だから、F1とG1のことだけでも死ぬほど忙しくなるあたしをこれ以上は困らせないように、ハトポッポはちゃんと「普天間飛行場はアメリカにお返ししますので、グアムでもハワイでもお好きなとこへどうぞ」って回答して欲しい。

‥‥そんなワケで、お仕事をカケモチして忙しかった経験はたくさんあるけど、楽しいことが重なって忙しくなる経験なんてしたことがないあたしは、今から5月が来るのが恐ろしい。ま、5月になったらなったで、「火事場の馬鹿力」的な、「窮鼠猫を噛む」的な、何らかのアイデアが浮かんで、それなりにうまいこと行っちゃうような気がしてる。たとえば、1日の日記に、F1のこととG1のことを合体ロボさせて書くって方式だ。「第4コーナーを回ったところで、バリチェロの騎乗したニシノウィリアムズが、バトンの騎乗したマツリダマクラーレンをインから抜いたのに、ホームストレートでシューマッハ兄の騎乗するトウショウメルセデスが大外から差して来て、3連単は2-4-11で24800円だった。」ってふうに書けば、F1とG1の結果を一度で書くことができる‥‥って、サスガに、これはムチャだけど、とにかく、F1のオーストラリアGPとG1の「高松宮記念」がバッティングしてる3月28日に、軽く肩慣らししとこうと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.01.10

がんばれ!自民党

あたしは自民党のことが大っ嫌いだから、以前は何かあるたびにボロクソに書いて来た。だけど、誰が見ても明らかなように、自民党は、もう完全に終わっちゃった。いくら大っ嫌いな相手とは言え、ミジメなほどボロボロになって、あとは消えてくだけの負け犬を背中から罵倒するのは、ニポンの伝統的な武士道の精神に反する。だから、あたしは、去年の衆院選以降は、自民党を批判するのはやめた。すでに眼中にもない負け犬なんかを罵倒するよりも、新政権の動向を厳しく監視するほうが、遥かに建設的で意味のあることだと思ったからだ。

で、ハトポッポ新政権は、オムライス党のみずほたんがシッカリとブレーキ役をつとめてくれてるオカゲで、何とか大脱線だけはしないでヨロヨロと走ってくれてるし、国民の多くは、マスコミの垂れ流す偏向報道やデマ報道に踊らされて一喜一憂することもなく、「自分たちの選んだ政権なんだから、もう少し長い目で見守ろう」って雰囲気になってるから、あたしも安心してる。あとは、最大のネック、普天間飛行場の移設問題で、外圧や内圧なんかに負けずに、ちゃんとグアムへの全面移転を断行してくれれば、ハトポッポは、間違いなく歴史に名前を残すリーダーになるだろう。

そして、最後に気の弱さが出ちゃって、沖縄のナントカ島かどこかでお茶を濁すようなことをしたら、ハトポッポは、任期を待たずに参院選のタイミングで代表交代→国民の信を得てない人物が総理大臣になる→民主党の支持率はガタ落ち→民主党は内部分裂→自民党からの分派や知事らが立ち上げた新政党、お金にモノを言わせたカルト教団の政党などが次々と旗揚げして、「二大政党制」どころか、ワケの分からないミニ政党が乱立する「戦国時代」へと突入して、ニポンはメチャクチャになることウケアイだ。

つまり、普天間飛行場の移設問題で、ハトポッポが、どこまでリーダーシップを発揮できるかにすべてが懸かってるワケだ。ハトポッポが、選挙中にあれほど連呼してた「国民との約束」をキチンと守ることができるか、それとも、政権交代後に浮上した「国民以外からの圧力」に負けちゃうか、この一点に、ニポンの将来がすべて懸かってると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ハトポッポ新政権に関しては、今後も動向を見守ってくしかないワケで、今、あーだこーだと言うことは何もない。そこで、今日は、「敵に塩を送る」って意味も込めて、半世紀も栄華を誇ってた自民党が、今や風前のトモシビになっちゃった原因について、あたしなりの考察を書かせてもらう。現政権を応援してるあたしとしても、自民党が再生して「二大政党制」を確立してくれないと困るから、自民党の関係者は、ちゃんと最後まで読んで、自分たちの知能の低さとKY度を再確認して、ホントの意味での再生へ向けて、第一歩を踏み出して欲しいと思う。

で、唐突だけど、街頭インタビューとかで、「今の自民党の総裁の名前は?」って質問をすると、ちゃんと「谷垣禎一」って回答できる人は1割くらいしかいないだろう。苗字の「谷垣」だけなら、たぶん3割くらいの人が答えられると思うけど、名前の「禎一」まで正しく書ける人は、ヘタしたら1割にも届かないと思う。さらに言えば、今、こうして、「谷垣禎一」って正解を書いてても、「タニガキ サダカズ」って読むのか、「タニガキ テイイチ」って読むのか、読み方が分からない人も多いと思う。

一方、フロッピー麻生が自民党の総裁に選ばれた時には、アッと言う間に国民に認知されたし、「麻生太郎」って名前も、多くの人が書けたと思う。その前の「福田康夫」も、その前の「安倍晋三」も、その前の「小泉純一郎」も、多くの国民に認知されてた。良くも悪くも、これまでの自民党の総裁は、それなりに個性があったし、フロッピー麻生の言葉を借りれば、「キャラが立ってる」ってことだった。

でも、現在の総裁のタニガキちゃんの場合は、キャラもぜんぜん立ってないし、何ひとつ特徴がないから、総裁に就任して4ヶ月も過ぎたのに、未だに名前すら覚えてもらえない。もちろん、これは、自民党が国民から見放されて、野党に下野したことで、「自民党の総裁=総理大臣」ていう図式が崩れ、それにともなって、メディアへの露出が激減したことも一因だろう。だげど、逆に言えば、こうした状況になったからこそ、キャラが立ってる総裁が必要だったんじゃないかって思う。

‥‥そんなワケで、総選挙でボロ負けした自民党が、さらにここまでガケップチに立たされちゃったのは、タニガキちゃんなんかを総裁に選んだことが最大の原因だ。だって、タニガキちゃんて、もともとは、「麻生太郎」と「谷垣禎一」と「福田康夫」と「安倍晋三」の名前から一文字ずつとって、「麻垣康三」なんて呼び名で4人マトメて呼ばれてたほどの人物なのに、「安倍晋三」が1年で政権を丸投げして、「福田康夫」も1年で政権を丸投げして、「麻生太郎」が1年で政権の座から引きずりおろされたあとに、残りの1人を総裁にするなんて、「再生」でも「新生」でも何でもないじゃん。

ハッキリ言って、自民党が再生するためには、河野太郎を総裁にするしか道はなかった。河野太郎を総裁にして、影で自民党を操って来たモリヨシローを始めとしたジイサンたちをカタッパシに切り捨てれば、何とか再生することはできただろう。また、時代の流れに逆行しても、完全に「保守政党」としての看板を確立して、国民の2~3割しかいない時代錯誤の人たちだけを取り込むのなら、石破ちゃんを総裁にするって手もあった。つまり、河野太郎を総裁にして、党のイメージを一新して、「新しい自民党」を国民に広くアピールしてくか、石破ちゃんを総裁にして、ウヨク色を強くして、「古い自民党」を国民の一部にだけ狭くアピールしてくか、この2つしか道はなかったってワケだ。

それなのに、自民党が選択した道は、そのどちらでもなかった。「麻垣康三」の「麻」と「康」と「三」がダメだったから残り者の「垣」を選ぶっていう、あまりにも愚かな選択だった。それも、党内がバラバラで、みんな自分のことしか考えてないのがバレバレで、ジイサンたちが圧力をかけて河野太郎を排除した裏工作まで国民に筒抜けになっちゃったから、この時点で、多くの国民は、「ダメだこりゃ!」って思ったハズだ。その上、こんな薄汚いデキレースで総裁に選ばれたタニガキちゃんは、総裁就任の会見で、こんなアホなセリフをノタマッちゃった。


「私は捨て石になります」


おいおいおいおいおーーーーい!‥‥って感じで、このセリフには、自民党の内部からも、数少ない自民党の支持者からも、激しいツッコミが炸裂した。総裁に選ばれた就任の会見で、こともあろうに、選ばれた自分のことを「捨て石」だなんて、新総裁が自ら自民党の消滅を示唆するようなセリフを口にするなんて、もう、スタートからしてダメダメだった。さらに、タニガキちゃんは、党内がバラバラなのをゴマカスためと、前任のフロッピー麻生に負けないような「自分のキャラ」を作るために、こんなセリフまでノタマッちゃった。


「みんなでやろうぜ!」


これまた、おいおいおいおいおーーーーい!‥‥って感じで、もはや、ツッコミを入れることすら恥ずかしくなるほどのKY発言だろう。それでも、タニガキちゃんは、国民の冷めた視線がぜんぜん分からないのか、どうしてもこのキャッチフレーズを流行らせたいみたいで、自分のおまんじゅうが発売になったら、「みんなで食べようぜ!」とかって言い出すもんだから、あたしは、あまりの寒さで鳥肌実になりそうだった。

そんなこんなで、堕ちるとこまで堕ちた自民党は、あの非国民のバカ息子、コイズミジュニアなんかを唯一の看板にして、「みんなで行こうぜ!」とかってタイトルのアホツアーまで始める始末。そして、政治的なことに使用しちゃいけないって自衛隊法で決まってる横須賀の基地内で、コイズミジュニアに民主党批判の演説をさせたんだよね。その上、今度は、「みんなで行こうぜ!」の第2弾として、「小池百合子と池袋にラーメンを食べに行くツアー」を計画中なんだって。で、何で「ラーメン」なのかって言うと、「オバケのQ太郎」の「ラーメン大好き小池さん」を「小池百合子」にカケてるんだって。もう、ここまで来ると、見てるのが悲しくなって来るほど悲惨だよね。

‥‥そんなワケで、時計の針を1年半ほど巻き戻して、フロッピー麻生が自民党の総裁に選ばれた時のことを思い出すと、最初、フロッピー麻生は、「すぐに解散総選挙をする」ってことで、選挙の看板として総裁になったハズだった。フロッピー麻生自身も、月刊誌に寄稿した原稿に、そう書いてた。だけど、長年の夢だった総理大臣になれたトタンに、「もうちょっと総理大臣のイスに座ってたい」っていう欲が出ちゃった。フロッピー麻生は、混迷する社会状況に疲弊する国民のことはホッタラカシで、数々のKY発言を連発して自分の無知を晒しながら、ズルズルと解散を引き伸ばし続けた。

その結果、全国各地の市議選や知事選で自民党は次々と惨敗し続け、夏の東京都議選で歴史的大敗をした挙句に、秋の衆院選で息の根を止められたってワケだ。ハッキリ言って、フロッピー麻生が、最初の約束通りに、就任後、すぐに解散総選挙をやってれば、負けたとしても、これほど議席数を減らすことはなかったハズだし、うまく戦えば、まだ勝ち目はあった。そして、時期は遅かったとしても、東京都議選で惨敗した直後に、すぐにフロッピー麻生のクビを切って、イメージだけに踊らされるバカな国民を騙すにはウッテツケの小池百合子あたりを新総裁にして衆院選へと突入すれば、ここまでの惨敗は避けられたハズだ。

だけど、自民党がやったことは、国民から徹底的に嫌われちゃったフロッピー麻生なんかを担いだまま、半ばヤケクソ状態で衆院選を戦ったのだ。そして、何よりの敗因が、「自分のことを棚に上げた民主党批判」の連発だった。衆院選の時の自民党のキャッチフレーズは「責任力」だったけど、たった1年で政権を丸投げした無責任総理が2人も続いたあとに、やることなすこと無責任の極みみたいなフロッピー麻生が、言うにことかいて「責任力」だなんて、多くの国民は失笑しただろう。

そして、敗色が濃厚ミルクになった衆院選の後半には、自民党のホームページで、えげつない誹謗中傷のアニメを流したり、カルト団体か右翼団体のビラかと間違えるほどの誹謗中傷のビラを無差別で配り始めた。工作員たちが、各家庭の郵便受けにポスティングして回っただけならともかく、民主党の候補者が街頭演説してるとこにまでやって来て、民主党を応援してる支持者たちにも、そのえげつない中傷ビラを配って回ってた。そして、その中傷ビラの幼稚で下品な内容は、自民党の支持者たちからも批判され、支持率はさらに急落した。

「コカコーラ」の缶を踏んずけて「ペプシコーラ」を買う子供のCMなんかが普通に流れてるアメリカなら、「相手を批判する」「相手を罵る」「相手を中傷する」ってことが、まるで当たり前の「権利」みたいに認識されてるから、選挙になれば、自分の主張よりも相手の中傷を連呼する候補者も多い。オトトシから1年間行なわれた大統領選でも、オバマに対するマケインの誹謗中傷は凄まじかった。だけど、キチンと名乗りをあげてから正々堂々と戦って、勝負がついたら勝っても負けても相手に礼をつくすニポンの武士道の精神からすると、こうした中傷合戦は、見るに耐えないものがある。

分かりやすい例をあげるなら、柔道の試合で、相手の選手が左足をケガしてたとすると、そこを狙わないように戦うのが武士道の精神だ。今は、ニポン人の多くが欧米化しちゃったから、いろんな格闘技を見てると、相手のケガしてる部分を狙って攻撃するような選手も目にするようになって来たけど、正しい指導者から武道を学んで来た人なら、こうした攻撃をする選手を「ヒキョ~者」と見る。オリンピックの柔道の決勝戦で、相手の外国の選手が左足をケガしてて、それに対するニポンの選手が、そのケガしてるとこに何度も何度も大外刈りとかで蹴りを入れて、そのたびに外国の選手が苦しそうな顔をして、それで最終的に勝って金メダルを獲ったとしても、あたしたちニポン人は素直に喜べない。そして、逆に、相手のケガしてるとこを狙わないようにして戦って、それでも勝てば心から祝福できるし、負けたとしても「立派だった」と心から拍手を送れる。これが、ニポン人の精神だし、ニポン人なら誰にでも流れてる血なんだと思う。

何でも合理的に考えるアングロサクソンなら、「相手の弱点を攻撃しないなんて考えられない」って思うだろうけど、あたしたちニポン人には、ニポン独特の「美意識」があるワケで、たとえ正当な理由があったとしても、相手を必要以上に批判したり攻撃したりすることを「美しい」とは思えないのだ。だから、衆院選で自民党がやった民主党に対する誹謗中傷の数々は、自民党の支持者からも嫌われた。その上、自民党が繰り返してた批判は、そのすべてが、自分たちにも言えることばかりだった。

たとえば、自民党が作った幼稚なアニメで、ハトポッポや小沢一郎たち4人のシルエットを並べて、発言がブレまくる「ブレフォー」とかいうのがあったけど、発言の「ブレ」に関して言えば、フロッピー麻生の右に出る者はいないだろう。解散総選挙の度重なる先延ばしから、「定額給付金」に関する連日の発言変更に至るまで、「この人って三歩歩いたら自分の言ったことも忘れちゃうニワトリ並みの記憶力しかないの?」って思えるほど、ブレにブレまくった1年間だった。それなのに、そんな人間が、よくもまあ相手のことを「ブレてる」なんて言えたもんだって、ニポン中の人たちが思っただろう。

これは、現在の自民党にも言えることで、「みんなで民主党を罵ろうぜ!」とばかりに、口をひらけば批判や中傷だけしか能がないタニガキちゃん以下、自民党の面々だけど、彼らが口にする民主党への批判は、すべて自分たちにも言えることばかりで、聞いてるほうが恥ずかしくなって来る。たとえば、西松建設の献金問題で、執拗に小沢一郎のことを攻撃してるけど、自民党の二階博俊なんて、西松建設とおんなじビルに事務所を作って、何から何までベッタリ癒着してたワケだし、他にも、モリヨシローを筆頭に、分かってるだけでも十数人の議員が違法献金を受け取ってたんだよ。金額で言えば小沢一郎のほうが大きいけど、人数で言えば自民党のほうが多いんだよ。そんな政党のヤツラが、よくもまあ相手のことを攻撃できるもんだ。それでも西松建設の献金問題で民主党を攻撃したいのなら、まずは、自民党で西松建設からの献金を受け取ってたヤツラを全員クビにして、それからだろう。

ハトポッポがママから何億円ももらってたって問題にしても、タニガキちゃんは「今すぐに辞職しろ!」って言ってたけど、自分のとこのハトポッポ弟も同額のお金をもらってたって分かったら、ただ単に役職を解いただけなんだよね。まるで鬼の首でもとったかのイキオイで、「辞職しろ!」「辞職しろ!」って連呼してたんだから、まずは、自分のとこのハトポッポ弟を議員辞職させるほうが先じゃないの? まずは、ハトポッポ弟を議員辞職させて、それから、ハトポッポに対して「辞職しろ!」って言うのがスジなんじゃないの? それなのに、タニガキちゃんたら、自分のとこのハトポッポ弟には徹底的に甘い上に、急にこの問題について口にしなくなっちゃった。これは、自分のとこのアベシンゾーや小渕優子も、親から何億円も非課税でもらってたことが分かったから、一気にフェードアウトしたんだろうけど、ホント、分かりやすいよね。

他にも、ハトポッポが小沢一郎の操り人形だなんて批判も出てるけど、それを言うなら、誰が総理大臣になっても、すべてモリヨシローの言いなりだった自分たち自民党はどうだって言うのか。タニガキちゃんを総裁にしたのだって、すべてモリヨシローの指示によるもので、自民党の古い体質は何ひとつ変わってないじゃん。「ガソリン暫定税の廃止」とかで、新政権が公約を果たせなかったことに対しても、口角泡を飛ばすイキオイで攻撃してたけど、お宅のコイズミは、公約を1つも守らなかったことを責められた時に、「公約を守らないことなんか大したことじゃない」ってノタマッて、ヘラヘラと笑ってたじゃん。もう忘れたの? アベシンゾーだって、総理大臣に就任した時の所信表明で、北朝鮮の拉致問題に関して、「すべての拉致被害者が帰国し、家族をしっかりと抱きしめる日が来るまで、ワタクチは鉄の意志を持って立ち向かいまつ!」って公約を掲げたのに、まったく手をつけずに、一度も北朝鮮に行かずに、ぜんぶ丸投げしちゃったじゃん。

その上、「消えた年金問題」に関しても、「ワタクチは、ワタクチの内閣におきまちて、最後の1人まで、最後の1円まで、すべて責任を持ってお支払いすると国民の皆さまにお約束いたちまつ!」って公約に掲げたのに、「最後の1人まで」どころか、「最初の1人」すら解明しないで、ぜんぶ丸投げしちゃったじゃん。そして、次のフクダちゃんに対して、民主党が「安倍前総理が年金問題を丸投げしたのは公約違反だ」って批判したら、フクダちゃんはニヤニヤと笑いながら、「公約違反と言うほど大ゲサなものかな?」ってノタマッたんだよ。タニガキちゃんてば、自分も「麻垣康三」のメンバーなのに、これも忘れちゃったの?

最近では、民主党の藤井裕久財務大臣が体調不良で辞任することに対して、タニガキちゃんを始め自民党の面々は、いっせいに口汚く罵った。特に、大島理森なんて、「予算を決めた財務大臣が予算委員会を前にして辞任するなんて前代未聞の無責任だ」ってノタマッてた。自民党の尻拭いをするために、身を粉にしてがんばって来た高齢の藤井大臣が、ムリしすぎて体調を崩して仕方なく辞任するってのに、どうしたら、こんなにも酷い言葉を吐けるんだろう?‥‥っていうか、まだ50代の若さなのに、ちょっとお腹が痛くなっただけで政権を丸投げしたアベシンゾーのことを完全に棚に上げてるよね。あの時は、アベシンゾー1人のワガママで、1ヶ月以上も国会が空転して、あたしたちの血税が100億円以上もドブに捨てられたんだよ。その上、アベシンゾーって、国民に対してこれほどの裏切り行為をしておきながら、恥も外聞もなく、未だに政治家をやってるんだから呆れ返っちゃうよ、まったく。

‥‥そんなワケで、民主党の献金問題とか、民主党の公約違反とか、民主党のいろんなテイタラクに対して、批判をしたり文句を言ったりしていいのは、あたしたち国民だけなんだよ。自民党のヤツラが、自分たちのことを棚に上げて批判するなんて百万年も早いし、あたしたち国民から見たら、「お前らが言うな!」ってことなんだよ。だけど、どうして自分たちが選挙で惨敗したのか、どうして自分たちが国民からアイソをつかされたのか、まったく理解してない自民党は、未だに「自分たちのことを棚に上げた批判」を繰り返してる。

自民党の空気が読めない面々は、衆院選の敗因の1つとも言える幼稚な中傷アニメや中傷ビラにしても、そうした攻撃が完全に逆効果だったってことが、未だに分かってない。その証拠に、最近スタートした自民党のインターネットテレビでも、自民党の支持者までをもウンザリさせた民主党への中傷を繰り返してる。自分が自民党から立候補するまで、一度も選挙に行ったことがなかった天然記念物女、丸川珠代なんかをキャスターにして、低次元の批判を繰り返した挙句に、「永田町てんき予報」とか言って、「日本経済はどしゃぶりの天気になるでしょう。気温もお財布も冷え込むことが予想されます。」だなんて、まるで、ハトポッポ政権のセイで景気が悪くなったってふうに揶揄してるのだ。まるで、小学校の低学年の子が、「お前の母ちゃんデ~ベ~ソ~!」って言ってるようなレベルだ。

日本経済をどしゃぶりの天気にしたのは、お前ら自民党だろが? 新政権は、その尻拭いをしてるんだろが? 今の自民党のやってることって、自分たちが犬の散歩をしてて、その犬のウンチをアチコチに放ったまま行っちゃったあとに、そのウンチを片づけてる民主党の議員たちに対して、「早く片づけろよ!」って怒鳴りつけてるようなもんだ。どうして国民が自民党を見放したのか、どうして民主党に任せてみようと思ったのか、まったく分かってない。

自民党がホントに再生しようと思ってるなら、新政権を批判するんじゃなくて、まずは、自分の犬のウンチを自分で片づけることから始めるべきだと思う。ニポン中を犬のウンチだらけにしておいて、それを一生懸命に片づけてる新政権を批判するなんて、こんなことで自分たちの支持率が上がるとでも思ってるの? 衆院選の失敗がまったく生かされてないどころか、おんなじワダチを踏みまくりじゃん。国民の多くは、「新政権に多少の問題があっても、とりあえず、しばらくは見守ろう」って流れになってるんだから、国民から見捨てられた自民党が、新政権のやることなすことにケチをつけるのは、自分たちの支持率を下げることはあっても、決して上げることにはつながらない。

‥‥そんなワケで、今の自民党は、離党する議員はあとを絶たないし、党の批判をする議員もあとを絶たないし、早くも「ポスト谷垣」なんて言葉まで出てるし、みんな自分の選挙のことしか考えてなくて、誰から見ても党内がバラバラだ。誰にくっついておくのが選挙の時に有利か、そんなことばかり考えてて、国民のことなんてぜんぜん考えてない議員ばっかりだ。こんな状況なのに、人の批判なんかしてる場合じゃないだろう。それなのに、今の自民党は、自分たちの支持率を低下させるだけの新政権批判とか、コイズミのバカ息子なんかに頼った人気取りとか、自分の首を自分で絞めるようなことばかり連発してる。半世紀に渡ってニポンを牛耳って来た天下の自民党が、あんな売国奴のバカ息子なんかに頼るしかないなんて、自分のほうから「自民党は終わりました」って宣言してるのと変わらない。それこそ、「溺れる者はワラをも掴む」ってコトワザをそのまま見てるようで、心の底から悲しくなって来る。だから、今からじゃ完全に遅いけど、それでも、少しでも傷を浅くしたいのなら、今すぐに河野太郎を総裁にして、モリヨシローを始めとしたジイサンたちを全員クビにして、総裁経験者も全員クビにして、カビの生えた保守的な思想を改めて、時代の流れに沿った「若くて新しい自民党」へ車線変更しないと、夏の参院選でもボロ負けして、自民党はニポンから消滅しちゃうと思う今日この頃なのだ。


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2010.01.09

荏原町純情商店街

今日は、荏原町に打ち合わせに行ったので、大井町線に乗ってった‥‥って言っても、東京以外の人にはチンプンカンプンだと思うから、軽く説明すると、あたしが住んでるニコタマは、渋谷まで10分ほどで出られる新玉川線と、品川区の大井町まで30分弱で行ける大井町線がある。で、この大井町線てのは、自由が丘も通るから、自由が丘と渋谷に用事がある時とかは、大井町線で自由が丘へ行ってから、東横線で渋谷へ出たりする。

でも、たくさんの人が通勤に使ってる新玉川線は、通称「新玉線(しんたません)」ていう略称があるほどメジャーで、それぞれの駅も大きいし、車両の数も多いのに対して、ジモティーがお買い物にに行くのに使う感じの大井町線は、全線の距離も短いし、駅と駅の間隔も短いし、駅によっては電車の長さよりもホームの長さが短くて一番後ろの車両のドアが開かなかったりするし、各駅停車しかなくて速度もノロノロだし、とってもコジンマリしたアットホームな電車だった。

まあ、電車を表現するのに「アットホーム」ってのも変だけど、電車だけに「ホーム」ってことも踏まえてもらうとして、こんなユルキャラな大井町線だったけど、何年か前には、ニコタマより3駅伸びて溝口(みぞのくち)駅まで行くようになったし、去年の春には、ナナナナナント!「急行」ができちゃったのだ! 全線が30分弱のプチ電車なのに、何で急行なんかが必要なのかって言うと、世田谷区のニコタマだった終点が、多摩川を渉った神奈川県の溝口駅になったことで、立川のほうとかから大井町方面に通勤してる人たちのために、乗り換えの手間ほ省いた上に、「1分1秒でも早く着くように」って考えたんだと思う。

実際、急行に乗ったって、大井町駅に到着するのは、各駅停車より、たった6分早いだけだ。だから、あたしなら、のんびりと各駅停車に揺られてくとこなんだけど、1分1秒を争ってる現代のビジネスマンにとっては、この6分が貴重なんだと思う。たかが6分、されど6分てワケで、ウルトラマンなら怪獣を2匹も倒せる時間だし、キッコーマンの「うちのごはん」なら「もやしのねぎ味噌炒め」と「鶏そぼろ甘辛しょうゆ味」を作れちゃうと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしが下駄代わりに使ってる大井町線の説明も終わったとこで、今日なんだけど、午後1時ころにニコタマの駅に着いて、長いエスカレーターでホームへ上がってったら、右に新玉線、左に大井町線が停まってて、ちょうど新玉線が発車するとこだった。それで、あたしは、小走りで大井町線に乗ったんだけど、これが急行だった。急行だと、あたしの目的地の荏原町駅には停まらないから、自由が丘とか大岡山とかで降りて、各駅停車に乗り換えなきゃなんない。でも、全線が30分弱のプチ電車だから、ハッキリ言って、どの駅で降りても似たようなもんで、最初から時間に余裕を持って行動してるあたし的には、自由が丘で降りるのも自由だし、大岡山で降りるのも大岡裁きって感じだった。

でも、車内はガラガラで、あたしの好きなハシッコの席に座れたから、ギリギリの旗の台まで行くことにした。旗の台で降りて各駅停車に乗り換えれば、次の駅が荏原町だから、水曜日の「ちい散歩」なら歩いちゃう距離だ。だから、あたしも、旗の台から「きっこ散歩」してみようかと思ったんだけど、電車が駅に到着したら、目の前に各駅停車が停まって待っててくれた。その上、運転手さんが若い女性だった。それで、あたしは、そのまま各駅停車に乗って、1分後には目的地の荏原町へ降り立ったってワケだ。つまり、サラッと振り返ってみると、電車の時間なんてぜんぜん気にしないでお家を出たのに、ニコタマの駅に到着したら急行が待っててくれて、急行を降りたら各駅停車が待っててくれて、「待ち時間が0秒」で目的地に着いちゃったってワケだ。

東京は、電車の数がムヤミヤタラに多いから、たとえば、JR山手線の渋谷駅のホームに行けば、朝でも昼でも夜でもどんな時間でも、2分の1の確率で電車が来てる。そして、電車が来てなくても、最高に待っても5分以内に電車が来る。だから、都心の駅で、電車を10分以上も待つことなんてメッタにない。だけど、あたしが乗った大井町線は、そうしたアワタダシイ都心の電車とは違って、ちょっと自由が丘までパンを買いに行く時とかに使う下駄みたいな電車だ。自由が丘でお買い物した帰りに、ちょっと等々力(とどろき)で途中下車して、等々力渓谷をお散歩したりしてから駅に戻って来ると、ホームのベンチで10分くらい電車を待つことがあった。

だから、あたしは、大井町線のそんなユルキャラな部分も踏まえた上で、タップリと余裕を持ってお家を出ることにしてる。駅までの道で顔見知りの猫とバッタリ会った時のこと、電車が10分以上も来なかった時のこと、目的の駅に着いてから目的地が分からなくて道に迷った時のこと、そうしたすべての状況を考えた上で、それでも30分前には到着するように、タップリと余裕を持ってお家を出る。だけど、今日は、顔見知りの猫にも出会わなかったし、電車は待たずに乗れた上な急行だったし、乗り換えも待たずに済んだし‥‥ってことで、1時間近くも早く着いちゃった。

それで、あたしは、荏原町の駅前のパチンコ屋さん、「Ships」で、たった2台しかない「機動新撰組 萌えよ剣~疾風怒濤編~」のスルーの釘が甘いほうの台を打って、お座り一発で確変を引いたから、キリのいいとこでやめて、踏切を渡ったとこにある立ち呑みの焼き鳥屋さん、「きむきむ」のノレンをくぐって、パチンコで勝ったお金で、昼間っから焼酎ダブルのホッピーを飲んだ‥‥てのはウソで、近くの公園で日向ぽっこをして時間をつぶした。

‥‥そんなワケで、あたしの住んでるニコタマは、東急グループの再開発でメチャクチャにされちゃってるし、すでに「ニコタマ」っていうブランドで集客してるお店だらけになっちゃったから、地元の人たちのためのお店ってのがほとんどない。あたしたちジモティーが愛用してた安くて美味しいお店は、カタッパシから立ち退きに遭った。大好きだった銭湯も、魚屋さんも、八百屋さんも、うなぎ屋さんも、ケーキ屋さんも、居酒屋さんも、定食屋さんも、みんな立ち退きに遭った。そして、新しくできたのは、わざわざニコタマまでお買い物に来る人たちをターゲットにしたお店ばかりで、どこも高くてまずい。だから、あたしたちジモティーは、ニコタマではお買い物をしなくなった。

何しろ、ニコタマの駅の中にあるおそば屋さんまでもが、とても「駅そば」とは呼べないようなノリだからだ。普通、「駅そば」って言ったら、小田急線の「箱根そば」に代表されるように、「安くて早くて美味しい」ってのが鉄則だろう。かけそばが200円台で、何か具を乗せて、初めて300円台前半になるのが当たり前だ。そして、「箱根そば」なら、カレー味のコロッケか、チクワの磯部揚げっぽい天ぷらを乗せるのがツーの食べ方だ‥‥って、ま、「箱根そば」のことは置いといて、これは「駅そば」じゃないけど、あたしの大好きな「ゆで太郎」だって、もりそばやかけそばは260円で、タヌキやキツネにして、初めて330円になる。

それなのに、ニコタマの駅構内になる「しぶそば」は、ふざけたことに、基本のかけそばが、すでに300円もするのだ。その上、タヌキやキツネにすると、90円も上乗せになって390円になっちゃう。「ゆで太郎」より60円も高くなるのだ。天カスを散らしただけで90円だなんて、1食の予算を100円に設定してるあたしから見ると、にわかには信じがたい現実だ。さらに言わせてもらえば、「ゆで太郎」なら、立派な掻揚げを乗せてもらっても380円だ。そう、「しぶそば」のたぬきそばよりも、「ゆで太郎」の掻揚げそばのほうが安いのだ。

その上、「しぶそば」は、オシャレ度を演出するためなのか、従業員がみんな女性なのだ。駅構内の立ち食いそば屋には、おばちゃんが働いてるとこもあるけど、ニコタマの「しぶそば」は、そういうおばちゃんじゃなくて、それなりに若い女性たちが、それなりにオシャレなユニフォームを着て働いてて、ムリに「今どき度」をアピールしてる。もちろん、あたしは、そうしたことに異論はない。どんなお店でも、「安くて早くて美味しい」のなら、「駅そば」として合格だと思ってる。でも、他の「駅そば」や「立ち食いそば屋」の平均値よりも、すべてのメニューが50円前後も高い上に、カンジンの味がイマイチなのだ。

10点満点で点数をつけるとすると、「ゆで太郎」が9点、「箱根そば」が8点、「富士そば」が7点‥‥て感じなのに対して、「しぶそば」は6点くらいだ。もちろん、こうしたお店は、店舗によって味やサービスに差があるから、「ゆで太郎」でもイマイチのお店もあるし、「富士そば」でもなかなか美味しいお店もある。だから、この点数は、あたしが食べたことのある数店舗の平均点てワケだ。

たとえば、「ゆで太郎」なら、あたしのイチオシの新橋の2店舗は、どっちも10点満点だ。だけど、渋谷の宮益坂の「ゆで太郎」は、時間にもよるけど、いい時で9点、悪い時で8.5点くらいだ。そして、他の「ゆで太郎」の点数も合わせて、その平均が9点てワケだ。渋谷の「富士そば」なら、センター街を入ってって、左に曲がったとこにあるお店が有名だけど、あたしの場合、もっと先まで行って、東急ハンズのとこにあるほうのお店に行く。その理由は、センター街の「富士そば」が7点なのに対して、東急ハンズのとこの「富士そば」は7.5点だからだ。

「富士そば」に関して言えば、去年の秋ころにオープンした大井町の2号店、大井町駅の東口を出て左へ行ったとこのお店がなかなか美味しいけど、それでも8点弱って感じだ。何でかって言うと、「富士そば」は、かけそばが280円だからだ。「ゆで太郎」は260円なのに、そばの茹で方もうまいし、茹でたあとのシメ方もうまいし、おつゆの濃さもちょうどいいし、すべての面において段違いに美味しい。一方、「富士そば」は、7割方のお店が「15秒ほど茹ですぎ」なのと、洗い方が甘いのと、おつゆが濃すぎる。それで20円も高いんだから、この点数は仕方ない。

そして、天下の「富士そば」に対しても、これほど厳しい点数をつけちゃうあたしだから、50円も高い上に、味もイマイチの「しぶそば」は、どう転んでも6点しかあげられない。「しぶそば」の関係者で、この点数に不満がある人がいたら、新橋の「ゆで太郎」へ行って、「茹で立てでお願いします」って言って、260円のかけそばを食べてみるといい。完全に「立ち食いそば」のレベルを超えた美味しさに、ガクゼンとするハズだ。ま、2店舗のうち1店舗はテーブル席だから、正確には「立ち食い」じゃないけど(笑)

‥‥そんなワケで、ニコタマは、「駅そば」でさえもこのアリサマだから、地元じゃメッタに外食する気にならないあたしだけど、久しぶりに荏原町へ行ったら、古き良き駅前の風景が広がってて、思わず外食をしたくなっちゃった。もちろん、お家でお昼ご飯を食べてから出て来たから、ムダなお金は1円たりとも使わないけど、荏原町駅の改札の前は、1つの建物が細かく仕切られてて、間口の狭いお店が長屋みたいに並んでるのだ。カウンター席だけのおそば屋さんやラーメン屋さんなんかが4~5軒並んでる上に、ラーメン屋さんにしても、今どきの偉そうなラーメン屋さんじゃなくて、札幌ラーメンの「どさんこ」だ。

東京のラーメン屋さんて、あたしが子供のころは、3割くらいが昔からある東京ラーメンの個人商店で、7割くらいが札幌ラーメンのチェーン店だった。名前も、「道産子」だったり「どさん子」だったり「どさんこ」だったりと表記はマチマチだったし、「どさんこ」以外の名前のお店もあったけど、とにかく、太い麺で、醤油と塩と味噌があって、バターだのコーンだの、北海道チックなトッピングがあった。だから、鶏ガラと煮干しのアッサリしたスープで、細めの縮れ麺で、メンマとホウレン草とチャーシューとナルトのシンプルなトッピングの東京ラーメンに慣れてたあたしには、太い麺とコッテリしたスープに山盛りのモヤシを乗せた札幌ラーメンは、ビジュアル的にも衝撃だった。

そして、東京中に広まった札幌ラーメンも、時代の流れとともに減少してって、その代わりに台頭して来たのが、「つけ麺大王」を始めとする「つけ麺」のチェーン店だった。今まで「どさんこ」だったお店が、知らないうちに「つけ麺大王」に代わったとこもたくさんあった。だけど、札幌ラーメンもつけ麺も口に合わなかったあたしには、どうでもよかった。やっぱり、あたしは、ラーメンならアッサリした東京ラーメンが好きだし、何よりも江戸のおそばが好きだから、こうしたフランク・ザッパな麺類には興味がない。

だけど、東京中どこへ行っても、駅前に必ずあった札幌ラーメンのチェーン店を見かけなくなって長いこと経つから、今日、荏原町の駅前で見た「どさんこ」の看板は、とっても懐かしかった。そして、正面にあるパチンコ屋さんの「Ships」も、託児所まで完備した今どきの大ホールじゃなくて、昔ながらの小さなホールで、台と台との間隔も狭いし、1つの機種がズラーッと並んでなくて、お店全体がバラエティーコーナーみたいで、温泉地のスマートボール場みたいな風情だった。

商店街の道幅も狭い上に、田んぼの畦道をそのまま道路にしたようなクネクネした道で、温泉宿の浴衣と下駄で歩きたくなっちゃうような雰囲気だった。浴衣のままパチンコを打って、そのまま踏切を渡って、三角形の土地にムリして建てたみたいな立ち呑みの焼き鳥屋さん、「きむきむ」のノレンをくぐって、早い時間からホッピーを飲む。そして、宿に戻ったら、また温泉に入る‥‥って感じの町並みだった。

あたしの愛する地元、ニコタマは、東急グループの再開発でメチャクチャにされてる。ジモティーたちから笑いものにされてる「フールズタワー(愚者の塔)」の林立しかり、駅から直接、高島屋へ行けるようにする工事しかり、すべてはヨソ者のための開発で、あたしたち地元の住人は大迷惑してる。辺野古で暮らす人たちのことを1ピコグラムも考えずに、自分たちのお金儲けの都合だけで普天間飛行場の移設計画をゴリ押しして来た自民党の守銭奴どもとおんなじで、ニコタマで暮らしてるあたしたちジモティーのことなんて1ピコグラムも考えてないのがよく分かる。

‥‥そんなワケで、ニコタマは酷いアリサマになっちゃったけど、大井町線沿いに移動すれば、まだまだ捨てたもんじゃない町並みが散見できる。人情味あふれる町かどうかは、住んでみないと分からないけど、少なくとも、ヨソ者のためじゃなくて、地元の人たちのための商店が並んでることだけは確実だったから、1週間に1回くらいは外食してみようって気持ちにもなりそうだと思った。とにかく、10年前は、安くて美味しいお店がいっぱいあったのに、再開発の波に押されて、今や、高くてまずくて見かけだけオシャレなお店ばかりになっちゃったニコタマは、どんどん住みにくくなって来たと思う今日この頃なのだ。


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2010.01.07

空を見上げて

今年のお正月は、大雪が降ってる地方が多いみたいで、特に、ニポン海に面した県の中には、あまりの大雪で交通がマヒしちゃったとこもあるみたいだ。だけど、大雪で大変な思いをしてる人たちには申し訳ないけど、東京は、お元日から今日まで、毎日ずっとお天気がいい。それも、お日様が眩しくて、サングラスを掛けないと車の運転ができないほどの快晴が続いてる。

あたしの住んでるニコタマからは、晴れてても空気が澄んでないと富士山が見えないんだけど、お元日、2日、3日、4日、6日、7日と、真っ白に雪化粧した富士山が、黒々とした丹沢山系の上にハッキリと見えた。空気が濁ってて、ボンヤリとしか見えなかったのは、5日だけだった。4日なんて、天気予報では雨が降るって言ってたのに、夜の間にちょっと降っただけで、翌日の朝にはお日様が出た。

この日、あたしは、お仕事で横浜のホテルへ行ったんだけど、行きも帰りもお天気が良かったから、サンルーフを半分くらい開けて運転したほどだ。だけど、帰って来てから、録画しといた「金杯」のビデオを見たら、中山競馬場の空はドンヨリしてて、実況のアナウンサーも「冷たい風が肌を刺すようです」なんて言ってたから、あたしは「えっ?」って思った。中山競馬場は、千葉県の船橋市にあるんだけど、地図で見れば分かるように、東京に隣接してる。その上、「東京湾に近い」っていう条件も、ニコタマとおんなじだ。

あたしの住んでるニコタマは、東京湾から15キロくらいの海に近い場所なので、西のほうから雨雲が迫って来ても、海から上って来た風が雨雲を押し戻してくれることがある。だから、西東京が雨でも、海に近い世田谷区や大田区や品川区は晴れてたりすることが多い。それで、あたしは、ニコタマよりも東京湾に近い中山競馬場は、絶対に青空が広がってると思ってた。それなのに、ニコタマは晴れてたのに中山競馬場は曇ってたなんて、これもゼーレのシナリオなのか?‥‥なんて思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、季節的な条件や立地的な条件だけじゃなくて、お正月の1週間は、都内を走る車の数が減るからなのか、ヤタラと空気が澄んでて、空か青く見える。あたしは、夜の雲を見るのが大好きで、1時間くらい夜空を見上げてることもあるんだけど、ここ数日は、あまりにも空がキレイだったから、昼間の雲を見ることが多かった。地上はそんなに風が吹いてないのに、上空は風が強いみたいで、雲の形がどんどん変わってくので、見てるのが楽しかった。

すごくおかしかったのは、「金杯」の前日の4日に見た雲だ。午後1時ころだったと思うけど、お仕事の休憩時間に、近くの公園のベンチでおにぎりを食べてたら、西の空にキリンの形の雲が見えた。キリンて言っても、首の長いホントのキリンじゃなくて、中国の神話に出て来る「麒麟」で、キリンビールのラベルに描いてあるヤツだ。ウルトラマン的に言えば「ドドンゴ」ってワケで、全体的には「頭の大きな馬」って感じなんだけど、頭や首や脚にあたる部分から、風の作用で細かいヒゲみたいな雲が何本も流れてて、そのセイで、キリンぽく見えたのだ。

それで、その雲を見ながらおにぎりを食べてたら、上空の風が強くなったのか弱くなったのか、そのヒゲみたいな雲が消えて、頭も少し細長くなって、馬の形になった。それも、「走ってる馬」の形だ。それで、あたしは、「もしかしたら、明日の金杯の暗示かも?」って思って、その雲をずっと見てた。雲の形が変化して、「金杯」のヒントが得られるかもしれないと思ったからだ。そしたら、まず初めに、頭の部分が、お辞儀をするみたいにだんだんに下がって来て、それから、下へ伸びてた前足と後ろ足が正座をするみたいに折れて来た。

あたしは、「どこかで見たことある形だな」って思ったんだけど、すぐに分かった。インターネットの掲示板とかでよく目にする「orz」の形だったのだ。有名だから誰でも知ってると思うけど、念のために説明しとくと、アルファベットの小文字の「o」と「r」と「z」を組み合わせることで、「o」が頭、「r」が地面に手をついた胴体、「z」が折り曲げた脚になって、地面に手をついてガックリとうなだれてる人間の姿を表現してる。

それで、あたしは、「金杯のエヴァンゲリオン予想がハズレてガックリとうなだれる‥‥ってことなのかな?」って思ってイヤ~な雰囲気を感じつつも、あまりに雲の形が面白かったから、急いでバッグからケータイを取り出して、写真を撮っとくことにした。だけど、あたしの座ってたベンチからだと、電線がジャマだったから、ちょっと位置を移動したりしてるうちに、雲の形はジョジョに奇妙に変化してった。

そして、あたしがようやく写メした時には、頭の部分はもっと下へ移動してて、地面についた手にあたる部分はもっと前のほうへ伸びてて、まるで「土下座してる人」みたいな形になっちゃってたのだ。「orz」の形なら、競馬の予想がハズレても、あたしだけがガックリするって感じなのに、「土下座してる人」になっちゃったら、あたしの予想でたくさんの人が大損して、あたしが皆々様に土下座して謝らなくちゃならないみたいで、さっきの「イヤ~な雰囲気」が一気に倍増しちゃった(笑)

‥‥そんなワケで、「中山金杯」の結果は、「ディラックの海」を象徴する2枠に取り込まれたシンジが優勝してくれたし、「京都金杯」の結果は、石川喬司先生がディラック博士をお迎えした「名古屋」→「7-5-8」ってことで、あたしはそこまで読み切れなかったけど、終わってみれば、尾張名古屋は城で持つってことで、ちゃんとエヴァンゲリオンのストーリーとシンクロしてた。だから、あたしは、土下座しないで済んだんだってワケだ。

そして、「金杯」の次の日の6日は、これまた西の空に、富士山に向かって飛んでるみたいな感じに、巨大なフランスパンみたいな形の長い雲が浮かんでた。雲の浮いてるあたりは、向かって左から右へ強い風が吹いてたみたいで、長い雲の右の端から、少しずつ、ちぎれてった。そして、小さなお団子がいくつも並んでるような感じになったんだけど、最初にちぎれた雲から、順番に風で削れて小さくなってったので、右端のお団子が一番大きくて、その隣りのお団子がひとまわり小さくて、そのまた隣りのお団子がひとまわり小さくて‥‥ってふうに、10個以上の雲のお団子が、大きいのから小さいのまで、順番に並んだのだ。

その上、ずっと左の上のほうにお日様があったから、それぞれの雲のお団子の右から下にかけて影が出来てて、とってもキレイだった。空は真っ青だし、雲は真っ白だし、一番大きなお団子を先頭にして等間隔に並んでて、まるで「中山金杯」のゴールシーンみたいだった。それで、あたしは、「やっぱり、体の大きなアクシオンが1着だったしな~」なんて思ったりもした。

秋の雲は、イワシ雲だったり、ウロコ雲だったり、ヒツジ雲だったりって、キレイなことはキレイなんだけど、ワンパターンの模様が空を覆ってて、何かの形に見える雲は少ない。だけど、今の時期の雲は、いろんな形に見える上に、どんどん形が変わってくから、ずっと見てても飽きない。少なくとも、最近のくだらないテレビなんか見てるよりは、空を見てたほうがずっと楽しい。

ただ、子供ならともかく、いい年こいた大人が、ボケーッと空なんか見上げてると、完全にアホだと思われちゃう。それも、あたしの場合は、知らず知らずのうちに口が半開きになってたりするから、アホっぽさも満点だ。だから、サスガに、渋谷のスクランブル交差点の真ん中で空を見上げたりはしないけど、車を運転してる時は、ちょっと路肩に停めて、サンルーフを開けて空を見上げることはある。

‥‥そんなワケで、あたしは、夜の星空を見上げるのも好きだし、夜の雲を眺めてるのも好きだけど、バードウォッチングも好きだし、水槽のお魚を眺めてるのも好きだ。だから、お部屋で1人でお酒を飲む時は、電気をぜんぶ消して、水槽の照明だけ点けて、ラジオも音楽も何もかけないで、ずっとお魚だけを眺めながら飲むことも多い。それでも、これが、立派な水槽で、色とりどりの熱帯魚でも飼ってて、バスローブでも羽織って高級ワインでも飲んでるなら、それなりにオシャレなんだけど、皆さん、ご存知のように、あたしの水槽は60センチのちっちゃな水槽だし、飼ってるお魚はジミな黒メダカとクチボソだ。その上、ジャージの上下を着て、焼酎のお湯割りに梅干しを入れて飲んでる。でも、これが、あたしの好きなスタイルだし、ずっと見てるうちに、あたしもお魚になって、みんなと一緒に泳いでるような気分になってきちゃうのだ。だから、これからは、もっともっと空や水槽を見て楽しむクセをつけといて、来年になってテレビが映らなくなる日のために備えとこうと思う今日この頃なのだ。


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2010.01.06

あたしのササヤカな夢

玲奈ちゃん、お誕生日おめでと~~~♪‥‥ってワケで、今日、1月6日は、MAXの玲奈ちゃんのお誕生日だ。MAXのメンバー、ナナ、レイナ、リナ、ミーナの4人は、全員が沖縄出身で、玲奈ちゃんとりっちゃんは中学校から仲良しだった。だから、今でも、玲奈ちゃんを始めMAXのメンバーは、「秘密のケンミンショー」には「沖縄県代表」として出演してる。だけど、ここだけの話、ホントは、玲奈ちゃんは沖縄生まれじゃないのだ。玲奈ちゃんは、あたしの住んでる東京都の世田谷区で生まれて、ちっちゃいころは東京に住んでた。

小田急線の「梅が丘駅」の近くで、あたしの梅の木がある「羽根木公園」と線路をはさんで反対側、駅前に商店街のあるほうの住宅街だ。で、玲奈ちゃんは、梅が丘の幼稚園に通ってたんだけど、そのあと、ご両親の都合で沖縄に引越した。だから、東京での記憶よりも沖縄での思い出のほうが遥かにたくさんあるし、今も実家は沖縄なんだから、「沖縄出身」て言ってることにウソはないんだけど、正確に言えば「東京出身」てことになる。だから、あたしとしては、あたしのテリトリーの世田谷区出身てことで、大好きな玲奈ちゃんに、より親近感を感じちゃう。世田谷通リが渋滞してる時に、世田谷区の複雑な住宅街の裏道を抜けて、小田急線の「経堂駅」から「梅が丘駅」へと抜けて環七へ出たりする時に、いつも、「この辺に玲奈ちゃんが住んでたんだな~」って思ったりしてる。

そして、あたしがオバサンになったら、沖縄に移住して、老後はずっと沖縄で暮らしたいと思ってる‥‥なんて書くと、「すでにオバサンだろ?」ってツッコミを入れられそうだけど、残念なことに、あたしはオバサンじゃない。あたしは「キレイなお姉さん」だ。ま、「キレイな」は、あたしが勝手にくっつけたんだけど、うちのマンションに住んでる小学生3人に、あたしのことをお姉さんと思うかオバサンと思うかって聞いてみたら、2人が「お姉さん」、1人が「オバサン」て答えた。ハッキリ言って、この子たちのお母さんよりも、あたしのほうが年上なんだから、「オバサン」て言われて当たり前の年齢なのに、それでも3人のうち2人が「お姉さん」て回答した今回の世論調査の結果によって、あたしは、自他ともに認める「キレイなお姉さん」てことが決定した今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、去年のお正月は、アメリカをバックにつけたイスラエル軍によるパレスチナのガザ地区への空爆が続いてて、お正月から悲しい日記を書き続けなくちゃならなくて、ホントにつらかった。そして、今年も、アメリカの殺人軍隊によるアフガンの民間人の虐殺が続いてるし、その殺人軍隊を送り出してるのがニポンの沖縄の基地だから、あたしは加害者の1人として、ホントにつらい思いをしてる。だけど、新年早々、悲しい話題を書くのはイヤだったから、今日までガマンしてた。そして、昨日までの5日間、お正月気分を味あわせてもらったので、今日からは、ヘビーなことも目をそらさずに書いてくことにする。

あたしが、この残酷なニュースを知ったのは、1月1日のお元日だった。イギリスの「タイムズ紙」の去年の大晦日の記事で、「Western troops accused of executing 10 Afghan civilians, including children」っていう見出しなので、直訳すれば「子供を含んだ10人のアフガン民間人を処刑したために起訴された西洋の軍隊」って意味だけど、内容を読めば、これが「アメリカ軍」だってことがハッキリと書かれてる。

で、どんな内容なのかっていうと、イラクと同様に、アフガンでも民間人を殺しまくってるアメリカ軍の殺人部隊のキチガイ兵士どもが、アフガンのクナール地区の東にある村の民家を深夜に襲撃して、11才から17才までの少年8人を含む計10人をその場で射殺したのだ。アメリカ側は、この10人がアルカイダのテロリストだって言ってるんだけど、たとえ、百歩ゆずってアルカイダだったとしても、無抵抗の上に手錠で拘束した少年たちをその場で射殺するなんて、あまりにも残酷だ。そして、この村の学校の校長先生は、「タイムズ紙」の取材に対して、次のように証言してる。


「アメリカ兵たちが襲撃して来た時、犠牲者たちは3つの部屋に分かれて眠っていました。7人の学生が1つの部屋で寝ていて、もう1人の学生は、訪ねて来たお客と一緒に客室で寝ていました。そして、この家の夫婦が別の部屋で寝ていました。アメリカ兵たちは、まず客室を襲撃して、寝ていた学生とお客の2人を射殺しました。それから、7人の学生が寝ている部屋へ行き、全員に手錠を掛けて連行して来て、その場で射殺しました。そして、銃声を聞いてやって来た、この家の主のアブドゥルさんのことも射殺しました。殺された8人の学生は、6人が高校生で、2人が小学生でした。この村は小さな村なので、私の学校の生徒は全員が私の甥っ子なのです。殺された8人の学生も、すべて私の甥っ子でした。そして、訪ねて来ていて殺されたお客も、12才の羊飼いの少年だったのです。」


つまり、被害者は、「11才から17才までの少年8人を含む計10人」てことになってるけど、「少年8人」の他の2人も、1人は大人だけど、もう1人は12才の少年だったのだ。16才や17才の高校生になれば、大人と間違われることもあるかもしれないけど、11才や12才の子供をテロリストだって決めつけて射殺するなんて、あまりにも酷すぎる。それに、アメリカ軍から兵士たちへの指令は、「アルカイダのテロリストを捕まえて連行して来い」ってもので、「その場で射殺しろ」ってものじゃなかったのだ。

たとえば、襲撃した民家が実際にアルカイダのアジトで、そこにいたテロリストたちと銃撃戦にでもなったっていうのなら、何人かの犠牲者が出ても仕方ないと思う。だけど、相手は、何も知らずに寝てた子供たちで、さらに、手錠までして拘束したんだから、殺す必要なんてまったくなかったのだ。それなのに、軍の指令にもそむいて、何の罪もない民間人の子供たちを射殺するなんて、完全に頭がイカレてる殺人鬼としか思えない。アフガン政府の捜査官で、この事件を調査して来た元州知事のアサドゥラー・ワファさんは、次のように言ってる。


「殺された被害者たちは、みんな子供でした。民間人でした。アルカイダであるはずがありません。彼らは潔白でした。私はこの虐殺に対して断固抗議します。」


ワファさんは、校長先生の証言も含んだ調査結果を持って、アフガンのカルザイ大統領と面会して、この、あまりにも残酷な「民間人の虐殺」を報告した。そして、アフガン政府は、12月30日付でアメリカ軍を起訴したのだ。アフガンの首都、カブールでは、街をあげての抗議デモが起こった。人々は、殺された子供たちの写真や、「外国の軍隊はアフガンから出て行け!」「われわれ民間人を殺すな!」って書いたプラカードを手にして、アメリカの無差別殺人に抗議した。アフガンの東部で最大の都市、ジャララバードでも、大規模な抗議デモが行われて、集まった人たちは、「オバマへの死」と「外国軍への死」って歌を歌ってから、星条旗とオバマの人形を焼き払った。

ニポンの沖縄の基地を飛び立って行ったアメリカ軍の兵士たちが、あたしたちニポン人の税金の一部で買った銃弾で、何の罪もないアフガンの子供たちを虐殺した。そして、アフガンの人たちは、その残酷な犯罪に抗議するために各地でデモを行なってたワケだけど、その時、その殺人鬼どもに基地と銃弾を与え続けてるあたしたちニポン人が何をしてたのかって言うと、ノンキに年越そばを食べて、ノンキに「紅白歌合戦」を見てたってワケだ。

ベトナムしかり、イラクしかり、アフガンしかり、アメリカ軍の殺人鬼どもが、何の罪もない他国の民間人たちをカタッパシから虐殺してることは周知の事実だし、あたしは、アメリカ兵に家族を殺された人たちの証言を何度も取り上げて来た。上官からの命令で何の罪もない民間人を射殺した兵士の証言や、日ごろのストレス発散のために、休日に現地の民家を襲撃して、男はその場で射殺して、女は強姦してから射殺した兵士の証言など、アメリカ軍の帰還兵たちの証言も取り上げて来た。

そして、今年の夏、こうしたアメリカ軍の帰還兵たちの証言を集めた本、「冬の兵士」が、有志の努力でニポン語に翻訳されて、とうとうニポンでも発売された。この貴重な一冊によって、アメリカ軍のキチガイ兵士どもの凶悪犯罪の実態が明らかになったワケだし、こうした殺人鬼どもを送り出してるのが、ニポンの沖縄の基地だってことも全世界に知れ渡ったワケだ。そして、アメリカ軍の実態だけじゃなくて、ニポンの政府やマスコミが、何十年にも渡って、どれほど大ウソを垂れ流して来たのかってことも知れ渡ったワケだ。

‥‥そんなワケで、沖縄のオジィやオバァたちが、「これ以上、沖縄を『加害者の島』にしたくないから、アメリカ軍には出て行って欲しい」って言い続けて来たことからも分かるように、ニポンにアメリカ軍の基地がある限り、イラクの人たちから見ても、アフガンの人たちから見ても、あたしたちニポン人は、アメリカ軍の無差別殺人に協力してる殺人鬼の一員なのだ。だから、あたしは言いたい。何が「日米安保」だ!何が「抑止力」だ!何の罪もない子供たちを平気で殺すような凶悪な殺人鬼どもを門の前に並べとかないと守れない平和なんて、ホントの平和じゃない!アメリカの軍事力に依存するってことは、暴力団に大金を払って守ってもらうのとおんなじことで、最低のクズ野郎がやることだ! だから、アメリカの殺人鬼どもは、今すぐにニポンから出てけ!お前らが出てかないと、「沖縄で余生を送る」っていう、あたしのササヤカな夢が叶えられないんだよ!‥‥って思ってる今日この頃なのだ。


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2010.01.05

四人目の適格者は?

獲ったどぉ~~~!‥‥って、1年の幕開けの「金杯」だから、景気づけに叫んでみたけど、とても「獲ったどぉ~~~!」とは言えないようなお粗末な結果だった。まずは、レースの結果だけど、「中山金杯」のほうは、1着が4番のアクシオン、2着が12番のトウショウシロッコ、3着が9番のトウショウウェイヴ、「京都金杯」のほうは、1着が7番のライブコンサート、2着が5番のスマートギア、3着が8番のレインダンスだった。

で、あたしが何よりもガックリしちゃったのは、騎手の名前が「シンジ」だし、馬の名前が量子力学だし、第12使徒レリエルを表わす「黒」の2枠に飲み込まれたことから、「鉄板」のコジツケ度が炸裂して、自信マンマンで選んでたアクシオンが、こともあろうに、1番人気の馬だったってことだ。先入観は「エヴァンゲリオン予想」の天敵だから、あたしは、○とか×とか△とかが書いてある一覧表は見ないようにしてるし、オッズも見ないようにしてる。だから、テレビを見るまでは、どの馬が人気なのか分からないんだけど、今回、録画しといた競馬番組を見たら、レースが始まる直前のオッズで、あたしの選んでたアクシオンが1番人気で、単勝が3、2倍とかって出たもんだから、全身が脱力しちゃった。

「有馬記念」の時も、あたしは、ドリームジャーニーが人気のある馬だなんてぜんぜん知らなくて、「エヴァンゲリオン予想」の結果だけで「1着になる」って予想した。そしたら、予想したあとに2番人気だってことを知って、「あらららら‥‥」ってなっちゃった。ま、それでも、生まれて初めて3連単も的中したし、馬連も枠連も単勝も的中したから、1年のシメククリとしては大満足の結果だった。だけど、今回の「中山金杯」は、1着を当てたことは当てたけど、1番人気の馬の1着を当てたんだから、結果的には、何も「エヴァンゲリオン予想」のATフィールドを展開させる必要なんてなかった。これなら、普通にスポーツ紙を見て、普通にシルシがついてる馬を買ったのと何も変わらないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、書くのも気が引けるんだけど、あたしが買ったのは、「中山金杯」のほうが、4番のアクシオン、8番のヒカルカザブエ、10番のシェーンヴァルトの3頭で、4-8-10と4-10-8の3連単と、4-8-10の3連複を100円ずつ。あとは、ピンと来た馬がいなかったから、アクシオンの2枠から枠連で流すことにして、使徒の血で真っ赤に染まった初号機のイメージから「赤」の3枠、「パターン青」から「青」の4枠、早希ちゃんが全面「6」のサイコロを作ったことから6枠、「パターンオレンジ」から7枠ってことで、2-3、2-4、2-6、2-7を100円ずつ。そして、ここまでで700円なので、残りの300円をアクシオンの単勝に賭けた。で、結局、3連単も3連複も全滅で、当たったのは、枠連の2-6と、単勝の4だけだった。

それから、「京都金杯」のほうは、6番のヤマニンエマイユを軸にして、13番のタマモサポートを対抗にして、1番のトレノジュビリー、5番のスマートギア、9番のアーリーロブスト、10番のグッドキララの4頭に、3連複で流した。1-6-13、5-6-13、6-9-13、6-10-13を100円ずつってワケだ。それから、こっちも、ヤマニンエマイユの3枠から枠連で、4枠、6枠、7枠へ100円ずつ流した。そして、残りの300円をヤマニンエマイユの単勝に賭けた。結局、こっちも3連複は全滅だったけど、ヤマニンエマイユが1着になると思って買っといた3-4の枠連が、ヤマニンエマイユと同枠のスマートギアが2着に入賞したことで、タナボタで的中しちゃった。

配当のほうは、「中山金杯」の枠連の2-6が2270円、単勝の4が320円で、300円買ってたから960円、「京都金杯」の枠連の3-4が1400円で、トータルで4630円になった。2000円の投資で4630円の配当だから、ギャンブル的には勝ちは勝ちだし、一応、元手が2倍以上にはなったワケだけど、あたしの予定では、3連単や3連複がスパーンと当たって、何万円も儲かって、1年のスタートをゴージャスに飾るつもりだった。だから、拍子抜けしちゃった‥‥つーか、配当の大小じゃないんだよね。たとえ、もっと配当が少なかったとしても、たとえ、負けたとしても、「エヴァンゲリオン予想」がディープに食い込んでくれてたら、気分的には爽快だったと思う。

1着だけが当たって、2着と3着がノーマークだったっていうおんなじ結果でも、たとえば、1着になったアクシオンが1番人気じゃなくて、ぜんぜん人気のない下位の馬だったとする。そしたら、あたしは、1着しか当てられなくても、自分の「エヴァンゲリオン予想」に対して「おおっ!」って思えるし、「当てた感」を強く感じることができたと思う。だけど、今回、「中山金杯」のほうは、1着になって当然の1番人気の馬だったワケだし、「京都金杯」に至っては、単なるタナボタの的中なんだから、「エヴァンゲリオン予想」としては、やっぱり、「金杯で完敗」ってことになっちゃう。

‥‥そんなワケで、今回のレースを振り返ってみると、「中山金杯」のほうは、1着アクシオン、2着トウショウシロッコ、3着トウショウウェイヴ、4着デルフォイ、5着シェーンヴァルト、6着サニーサンデー、7着ヒカルカザブエ‥‥ってことで、あたしが選んだ3頭は、1着、5着、7着っていう、何とも中途半端な配列になっちゃった。だけど、テレビで見た限り、たくさんの馬がひとかたまりになってゴールに突っ込んでて、タイム的には、ほとんど差はなかったように思った。レース結果にも、1着と2着は「クビ差」で、2着から5着までは「ハナ差」で、その後ろも「半馬身差」になってた。つまり、ほんのちょっとの差で、あたしの予想が的中してた可能性もある「惜しい負け」だったワケで、何でこんなことになったのかと思ったら、こんなメールをいただいた。


件名:金杯の新事実
お名前:琵琶の落ち鮎
コメント:きっこさん、こんにちは。毎日楽しく拝見させていただいておりますが、特に最近の競馬絡みの記事は、職業柄もあってとりわけ興味深く眺めているところです。頭が固かった一昔前であれば『無茶な予想だ』と一笑に付したところですが、現役を退いた今は『こういった競馬の楽しみ方もあるんだ』と、「目からウーロン茶」ならぬ「目から鱗」といった心境です。考えてみれば、競馬評論家の大先生にしても(持っている物差しの数の違いはあるにせよ)競馬の予想なんて結局は「持論へのこじ付け」で、実際に走るのはウマであり、特に競馬は「ゲタを履くまで判らない」のが事実なのでしょう。そんな中、「エヴァンゲリオン予想」で次々と好結果を演出されている「きっこさんのこじ付け」は底抜けに面白く、こういった話題で競馬が取り上げられるのはとても新鮮なことだと感謝している次第です。「ヒトとヒトの間には絆があり、ウマとヒトの間には手綱がある」などと申しますが、皆さんからのメールを拝見しておりますと、競馬への絆がますます強まっているようで嬉しくなります。前置きが長くなりましたが、「金杯」は、「ハンデキャッパー」という競走馬の能力分析を行う専門家が、出走馬の能力を均一にする目的で重量を決定している「ハンデ戦」なのです。ゴールラインで出走馬が横一線となることを理想として、ハンデキャッパーは出走各馬の負担重量を「強い馬は重く弱い馬は軽く」調整しています。なかなか理想どおりには行かないのが常ですが、会心のレースとして紹介したいのは平成5年の「京都金杯」です。2着から8着までの着差が「ハナ・同着・ハナ・ハナ・ハナ・ハナ」の同タイムで、13頭が0.5秒差に入るまさに大混戦のゴールシーンでした。気の利いたマスコミからは、『真の勝利者は、勝ち馬のエルカーサリバーではなくJRAのハンデキャッパーだろう』との賛辞がありました。さてさて、長いメールになって恐縮ですが、きっこさんの「エヴァンゲリオン予想」が果たして「ハンデキャップ競走」に通用するのか、興味津津で観戦したいと思います。


琵琶の落ち鮎さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってワケで、琵琶の落ち鮎さんのメールを読んで、あたしは、今回の「金杯」の一覧表に「ハンデ」とか「57(kg)」とか書いてあった意味を理解できた。そして、今回の「中山金杯」も、優秀なハンデキャッパーが演出した好レースだったってことを理解できて、グッと気分が良くなった。そして、石川喬司先生からお祝いのメールをいただき、今回の「不思議な偶然」の謎が、すべて氷解した。


件名: 初戦出塁に乾杯!
日時: 2010年01月05日
きっこさん、お目出度うございます。
苛酷なG1戦線で鮮烈な奇蹟的戦績を残してきた美貌の戦士が年の初めに優雅な遊びを披露してみた--。これが東西金杯キッコ予想に便乗した私の感想です。まず東のアクシオンの完勝ぶり。ゴール前があんなにゴチャつかなければ2着にヒカルカザブエが突っ込んできたと思います。そして西の金杯。ディラックの海の暗示で名古屋を思い出した私は、ナゴヤ(758)馬券、つまり758の三連単と578の三連複を買いました! というのはウソで、実際は三連複100円と7枠5枠8枠の枠連を100円ずつ、それにキッコ予想便乗馬券、というセコイ投資をして3万円ほどプラスになりましたが、なぜストレートに三連単を買わなかったのか、と深く後悔、当分のキンパイ(禁牌)を自分に申し渡した次第です。
明日はJRA馬事文化賞の選考委員会、明後日はNAR(地方競馬全国協会)の表彰馬選定委員会に出席、それが終われば待望の三日間連チャン競馬。競馬漬けのこの後期高齢ボケ老人に、なにとぞ名探偵キッコナン光明予想のお導きを!
石川喬司


石川先生、おめでとうございます♪‥‥ってワケで、あたしは、あれほど「名古屋港」だの「名古屋競馬場」だのって何度も何度も書いてたのに、その「名古屋」を「7-5-8」って数字に置き換えて考えるまでに至らなかったのだ。「有馬記念」の時の「メジロ」のように、石川先生からいただいたキーワードをストレートに解釈してれば、5-7-8の3連複でも3万1060円、7-5-8の3連単なら100円が19万3260円になってたのだ! つまり、あたしの「エヴァンゲリオン予想」は、間違ってなかったのだ! ただ、あたしの解読が浅かっただけで、もっと素直に読み解いてれば、十分に「正解」にたどり着くことができたのだ!のだ!のだ!野田聖子がパー券の売り上げを政治資金報告書に書かずにポケットに入れてたのだ!(笑)

今回は、「1年の計は金杯にあり」って言われてることもあって、「競馬はG1だけ」っていうマイルールを劇場版してみた‥‥じゃなくて、「破」ってみたワケだけど、その結果、レースのグレードに関係なく、「エヴァンゲリオン予想」には不思議な力があるってことが分かった‥‥ってことにしちゃうけど、そうなると、問題なのは「次のレース」だ。今月はG2とG3しかなくて、今年最初のG1は、2月21日の「フェブラリーステークス」なんだけど、それまで1ヶ月半もある。こんなに離れちゃうと、これまで続いて来たエヴァンゲリオンのストーリーが途切れちゃうようで、「不思議な偶然」が起こらなくなっちゃうような気がする。

‥‥そんなワケで、あたしは、2月21日の「フェブラリーステークス」までに開催されるレースの中から、第拾七話「四人目の適格者」に該当するのがどのレースなのか、ネルフ第2支部とともに消滅したエヴァンゲリオン四号機はどの馬なのか、マルドゥック機関によって選ばれたエヴァンゲリオン参号機のパイロットはどの騎手なのか、それを見極めることにした。今度の日曜日の「シンザン記念」(G3)、その次の日曜日の「京成杯」(G3)と「日経新春杯」(G2)、その次の日曜日の「AJC杯」(G2)と「平安S」(G3)‥‥ってふうに、次の日曜日のG2とG3の出走登録馬が発表になるたびに、「四人目の適格者」のストーリーに該当した馬がいるかどうかをチェキしてって、「おおっ!」って思えるレースを見つけるってワケだ。でも、そんなことしなくても、あたしは、ウスウスと気づいてる。ホワイトフォンテンがペガサスになって飛んだレース、1月24日の「AJC杯」が、そのレースじゃないかってことを。だから、念のために他のG2とG3もチェキしながらも、あたしの「エヴァンゲリオン予想」の照準は、すでに「AJC杯」へと向いてる感じの今日この頃なのだ。


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2010.01.04

金杯で完敗?(笑)

明日の「金杯」の枠順が分かったので、さっそく具体的な「エヴァンゲリオン予想」をしてみようと思うんだけど、「中山金杯」も「京都金杯」も、驚くべきことになっちゃった。


「中山金杯」
1枠1番  マイネルグラシュー/三浦皇成
1枠2番  ホッコーパドゥシャ/江田照男
2枠3番  ブルーマーテル/田中博康
2枠4番  アクシオン/藤田伸二
3枠5番  ゴールデンダリア/内田博幸
3枠6番  ダイワワイルドボア/田中勝春
4枠7番  マヤノライジン/石橋脩
4枠8番  ヒカルカザブエ/横山典弘
5枠9番  トウショウウェイヴ/中舘英二
5枠10番 シェーンヴァルト/北村友一
6枠11番 ワンモアチャッター/小林淳一
6枠12番 トウショウシロッコ/吉田豊
7枠13番 アスクデピュティ/武士沢友治
7枠14番 デルフォイ/藤岡佑介
8枠15番 サニーサンデー/吉田隼人
8枠16番 レオマイスター/北村宏司


「京都金杯」
1枠1番  トレノジュビリー/小牧太
1枠2番  ティアップゴールド/池添謙一
2枠3番  クラウンプリンセス/太宰啓介
2枠4番  サンレイジャスパー/難波剛健
3枠5番  スマートギア/武豊
3枠6番  ヤマニンエマイユ/赤木高太郎
4枠7番  ライブコンサート/岩田康誠
4枠8番  レインダンス/藤岡康太
5枠9番  アーリーロブスト/武幸四郎
5枠10番 グッドキララ/四位洋文
6枠11番 ブラボーデイジー/川田将雅
6枠12番 マイネルファルケ/和田竜二
7枠13番 タマモサポート/津村明秀
7枠14番 ドラゴンファング/浜中俊
8枠15番 マイネルレーニア/佐藤哲三
8枠16番 フィールドベアー/秋山真一郎


で、念のために書いとくけど、1枠が白、2枠が黒、3枠が赤、4枠が青、5枠が黄色、6枠が緑、7枠がオレンジ、8枠がピンクってことになってる今日この頃、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、昨日の日記で、「中山金杯」は「1枠と2枠は来ない」って書いたけど、「シンジ」ってニックネームの藤田伸二騎手が騎乗するアクシオンが、2枠の4番になっちゃった。つまり、黒の2枠に取り込まれたってワケで、これこそが、第12使徒レリエルの「ディラックの海」に飲み込まれた初号機そのものってワケだ。そして、「京都金杯」のほうは、赤木高太郎騎手が騎乗するヤマニンエマイユが、赤の3枠の上に、早希ちゃんが熱望してる「6」の馬番になった。つまり、これで、「中山金杯」は2枠4番のアクシオン、「京都金杯」は3枠6番のヤマニンエマイユが動かなくなったってワケだ。

「競馬は2000円まで」っていう弱気なマイルールのあたしとしては、今回は一度に2つの「金杯」があるから、1つのレースに1000円ずつしか賭けられない。だから、アレもコレもって手を広げられないので、今回は、徹底的に絞りまくって勝負しようと思ってる。そのため、強力なコジツケが必要だったんだけど、この2頭のコジツケは完璧だ。

で、まずは、「中山金杯」のほうから行くけど、藤田伸二騎手のニックネームは「男」と「シンジ」で、「死に至る病、そして」では、今までウジウジしてたシンジが、ミサトに褒められてヤタラと「男」をアピールする。そして、それがアダとなって、レリエルの「ディラックの海」に飲み込まれちゃうのだ。そんなシンジを投影したようなニックネームを持つ藤田伸二騎手が、「夜」を象徴する天使から名づけられた使徒レリエルを反映したような黒の2枠に入っただなんて、ホントにエヴァンゲリオンのストーリー通りの展開だ。

そして、そんな藤田伸二騎手が騎乗する馬、アクシオンは、これまた何の偶然か、量子力学における現在未発見の素粒子の名前なのだ。物理がチンプンカンプンのあたしには、ディラックの海とアクシオンとの関係は分からないけど、とにかく、量子力学つながりってことだけでもミラクルだと思う。その上、メジロ一族の血を引くドリームジャーニーが優勝した「有馬記念」の時には、石川喬司先生のお宅のモチの木にメジロが舞い降りたっていう偶然を考えれば、50年も前に石川先生が生まれて初めて競馬場を見たのが、来日したディラック博士を名古屋港にお迎えに行った時だっていう、まさに運命的な偶然が炸裂してる今回の「エヴァンゲリオン予想」は、コジツケ度だけで言えば「鉄板」だ。

で、コジツケ度が「鉄板」のアクシオンを軸にして、どの馬を対抗にしようかってことだけど、あたしは、4枠8番のヒカルカザブエと、5枠10番のシェーンヴァルトを選びたい。この2頭はジャングルポケットの子供なんだけど、ジャングルポケットと言えば、石川先生からいただいたメールに名前があったので、よく覚えてる。そして、そのジャングルポケットのことを調べてみたら、ナナナナナント! 藤田伸二騎手が騎乗して、2002年の「有馬記念」に出走して、7着に敗れて引退してたのだ。つまり、ジャングルポケットの無念を2頭の子供が晴らすストーリーってワケで、あたしは、4-8-10と4-10-8の3連単を500円ずつ‥‥って勇気はないから、とりあえず、4-8-10の3連複を100円と、あとは、4から何通りかに流そうと思ってる。

‥‥そんなワケで、続いては「京都金杯」だけど、こっちは、3枠6番のヤマニンエマイユを軸にして、「目指せ鹿児島!西日本横断ブログ旅」ってことで、鹿児島出身の小牧太騎手と四位洋文騎手が騎乗する1枠1番のトレノジュビリーと5枠10番のグッドキララを対抗にするのがA作戦。鹿児島の薩摩藩士の子孫の武豊騎手と武幸四郎騎手の騎乗する3枠5番のスマートギアと5枠9番のアーリーロブストを対抗にするのがB作戦。そして、この2つの作戦の他に、どうしても気になってるのが、7枠13番のタマモサポートなのだ。

あたしは、4才か5才の時に、父さんに連れられてった府中競馬場のパドックで、他の馬よりもひとまわり小さな白い馬を指差して、「あの白いお馬さんがいい!」って言った。それで、父さんは、その馬の単勝を1000円買った。そしたら、その白い馬が、他の馬たちをうんと引き離して1着でゴール駆け抜けてって、父さんの1000円は7万円になり、あたしは帰りにチョコレートパフェを食べさせてもらった。あたしが、初めて競馬の予想を的中させた記念日だ。あたしが俵万智なら、「あの白いお馬がいいと言ったから一月二十五日は競馬記念日」とかって詠んじゃいそうなイキオイだ(笑)

これが、「AJC杯」でのホワイトフォンテンで、あたしが生まれた年にデビューした馬だ。そして、ホワイトフォンテンのニックネームは「白い逃亡者」、寺山修二さんの命名だ。ちなみに、この日の府中競馬場には、石川喬司先生が、競馬仲間の寺山修司さんや虫明亜呂無さんたちと一緒に観戦に来てて、このレースも観戦してたのだ。だから、もしかしたら、人ゴミの中で、父さんに連れられたあたしは、石川先生とすれ違ってたかもしれないのだ。

これが、あたしの一番古い競馬場の記憶なんだけど、もう1つ、小学校に上がってからの記憶がある。小学1年生か2年生のお正月に、父さんに連れられて、電車をいくつも乗り継いで、中山競馬場へ行った。ハッキリした記憶はないんだけど、千葉県のほうに行ったから、たぶん中山競馬場だったと思う。それで、この時も、シッポのふさふさした白い馬が勝ったんだけど、これが「中山金杯」で、優勝したのはシービークロスだったんじゃないかって思ってる。あたしは、小学校に上がる年に重い病気をして、半年くらい入退院を繰り返してて、みんなより1年遅れて小学校に上がった。それで計算してみると、1979年1月5日の「中山金杯」で、「白い稲妻」のニックネームで呼ばれてたシービークロスが優勝してるから、あたしが見たのは、このレースだったんじゃないかと思ってる。

そして、それからずっとして、あたしの母さんは父さんと離婚して、あたしは中学生になった。そのころ、オグリキャップの人気で競馬ブームが起こってて、ゲーセンのUFOキャッチャーにも、可愛い競走馬のぬいぐるみが置かれるようになった。あたしは、おんなじ芦毛でも、オグリキャップよりもタマモクロスのほうが欲しくて、新聞配達で稼いだ貴重なお金を2000円近くも使って、タマモクロスのぬいぐるみを取った。父さんと一緒に見たシービークロスの子供のタマモクロスのぬいぐるみが、どうしても欲しかったからだ。

そんなタマモクロスも、やっぱり「京都金杯」で優勝して、その子供のタマモサポートも、去年の「京都金杯」で優勝した。東と西の違いはあるけど、3代に渡って「金杯」を制してるのだ。だから、今回の出走は、別にリベンジってワケでもないし、すでに持ってるタイトルだから、勝てなくても関係ない。だけど、あたしは、30年前に父さんと一緒に見た「白いお馬さん」の孫をどうしても応援したい。タマモクロスのぬいぐるみが、どうしても欲しかったように。

‥‥そんなワケで、これじゃあ「エヴァンゲリオン予想」にならないから、最後にムリヤリにコジツケちゃうけど、あたしは、タマモサポートがオレンジの7枠に入ってる点に注目してみた。そう、「死に至る病、そして」では、最初に使徒レリエルが現われた時、影のほうの球体を本体だと思っちゃったから、MAGIは判断を保留して「パターンオレンジ」を出したのだ。そして、本体である影のほうが初号機の足元に迫ってから、初めて「パターン青」を表示した。つまり、MAGIが「パターンオレンジ」を表示しなければ、初号機はディラックの海に飲み込まれることはなかったかもしれないワケで、今回のストーリーでは、強攻策を取る赤木リツコと同様に、このMAGIの判断も重要になって来る。そして、MAGIがリツコのお母さんの赤木ナオコ博士の分身だって考えれば、ここにも深い「親子関係」がある。シービークロス、タマモクロス、タマモサポートという親子関係、そして、父さんとあたしとの親子関係‥‥ってワケで、「京都金杯」のほうは、3枠6番のヤマニンエマイユを軸にして、7枠13番のタマモサポートを対抗にして、あとは、1枠1番のトレノジュビリー、3枠5番のスマートギア、5枠9番のアーリーロブスト、5枠10番のグッドキララの鹿児島関連の騎手が騎乗する馬に流してみようと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.01.03

金杯で乾杯♪

5日に開催される「金杯」の予想をしてみようと思ったら、いろんな新事実が分かったので、あたしはオロオロしてる。まず、何よりも驚いたのは、「金杯」って、東京の中山競馬場で開催される「日刊スポーツ賞 中山金杯」ってのと、京都競馬場で開催される「スポーツニッポン賞 京都金杯」ってのと、2つもあるってことだ。その上、おんなじレースを東と西で開催するワケじゃなくて、「中山金杯」が芝の2000mなのに対して、「京都金杯」は芝の1600mで、距離が違う。2年前にチョコっと予想してみた時には、たまたま手元のスポーツ新聞をひらいたとこに書いてあった「金杯」ってのを予想しただけで、こんなに複雑なシステムになってるなんてぜんぜん知らなかった。

ま、この点はいいとしても、あたしが一番困ってるのは、「金杯」がG1じゃなかったってことだ。あたしは、「競馬は2000円まで」ってことと、「競馬はG1だけ」ってことをマイルールにしてるのに、「中山金杯」も「京都金杯」も、両方ともG3だったのだ。別に、G2でもG3でも、予想して楽しむことはヤブサカじゃないんだけど、問題なのは、「エヴァンゲリオン予想」が通用しないんじゃないか?‥‥ってことなのだ。だって、今までずっと、G1レースにエヴァンゲリオンのストーリーを対応させて予想して来たんだから、第拾伍話「嘘と沈黙」が去年の最後のG1の「有馬記念」に対応してた以上、次の第拾六話「死に至る病、そして」は、今年の最初のG1に対応してるワケで、どんなに激しくコジツケを展開しても、「金杯」にはコジツカナイような気がする。

あたしは、「金杯」っていうおめでたいネーミングと言い、1年の最初に開催される記念的なレースだってことと言い、競馬に無知なあたしでも知ってるレースだってことと言い、何も考えずに漠然とG1なんだと思い込んでた。だから、去年の「有馬記念」の結果と、その後の「東京大賞典」の結果から、まだまだ「エヴァンゲリオン予想」の流れが続いてるって判断して、今回の「金杯」は「死に至る病、そして」の内容で予想するつもりでいた。だけど、カンジンの「金杯」がG1じゃなかったなんて、それも、1ランク下のG2ならともかく、2ランクも下のG3だったなんて、すごくオロオロしちゃってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、「金杯」の予想をする大前提として、まずは、あたしの続けて来た「エヴァンゲリオン予想」が、今回の「金杯」に対応してるのかどうかを予想しなきゃならないワケだし、その結果、「対応してる」ってことになったとしても、その次には、「中山金杯」と「京都金杯」のどっちに対応してるのかってことを予想しなきゃならないワケだし、レース自体の予想にたどり着くまでに何日も掛かっちゃって、こんなことしてたらレースが終わっちゃう。だから、今回は、ものすごく大づかみで行くけど、どっちの「金杯」かは後回しにして、とにかく、「金杯」にも「エヴァンゲリオン予想」が対応してるって仮定の上で話を進めてこうと思う。

で、まずは、第拾六話「死に至る病、そして」のストーリーのポイントだけど、何と言っても、第12使徒レリエルとシンジの初号機の戦いに尽きる。レリエルは、白と黒のシマシマの球体なんだけど、実は、この球体は影で、地面に映ってる影のほうが実体だっていうヤヤコシイ使徒だ。だから、空中にシマシマの球体が現われた時には、「パターンオレンジ、MAGIは判断を保留してます!」ってことになる。そして、レリエルの本体である「地面の影」が伸びて来て、シンジの初号機を飲み込み始めた時に、初めて「パターン青!使徒です!」ってことになる。

パチンコなら、影の中から初号機がジャンプして逃れて、レリエルを殲滅して大当たりって流れになるとこだけど、アニメのほうは、このまま飲み込まれちゃう。そして、レリエルの体内の虚空空間、「ディラックの海」に取り込まれちゃった初号きは、約16時間で生命維持の限界を迎えるから、それまでに救出しないとシンジが死んじまう‥‥ってことで、新年一発目のオヤジギャグを織り込みつつも、ゲンドウの留守中に赤木リツコがとった作戦は、零号機と弐号機を使って、レリエルの体内にN2爆雷を投げ込んで、その衝撃で「ディラックの海」に異常を発生させて、その隙間から初号機を救出するっていう、極めて成功率の低いものだった。

一方、「ディラックの海」に飲み込まれてるシンジのほうは、ついに初号機のエネルギーがなくなって、エントリープラグの中の水も濁り始めて、死を覚悟する。そして、シンジは意識がなくなっちゃうんだけど、ここで、完全にエネルギーがなくなったハズの初号機が、シンジのお母さんのユイの意思なのか、突然、暴走を始めて、レリエルを内部からぶち破って生還する。ものすごい血しぶきを浴びながら生還した初号機は、まるで弐号機と見まごうばかりの真っ赤な機体で、「オオーーーン!」って咆哮する。そして、気を失ったシンジは救出されて、血まみれの初号機は巨大な洗車機みたいなので洗ってもらう‥‥ってストーリーだ。

パチンコなら、確率の高いリーチに使われてるシーンだから、初号機はレリエルの影からジャンプして逃げて、使徒殲滅でミゴトに大当たりって流れになるとこなんだけど、アニメのほうはジミに飲み込まれちゃう。ちなみに、「ディラックの海」ってのは、若干25才でノーベル物理学賞を受賞したイギリスの物理学者、ポール・ディラック博士の理論で使われてる言葉で、真空に負の電子が詰まった状態のことらしいんだけど、当然のことながら、あたしにはチンプンカンプンだ。そして、もう1人、チンプンカンプンな人がいる。


件名: ディラックの海
日時: 2010年01月02日
新年おめでとうございます。
お母様と水入らずの楽しいお正月をお過ごしのご様子、超万馬券そこのけの<心理的配当>と慶賀申し上げます。
さて金杯ですが、「ディラックの海」が話題になっていると聞き、昔、何度目かの来日で名古屋港にやってきたディラック博士にインタビューしたことを思い出しました。戦前に来日したときは大騒ぎだったと伝えられていますが、57年(?)の来日は私的なものだったらしく、出迎えたのは名古屋大学の理論物理学教授と、くっついて行った私くらい(私は事件記者失格-心中事件の現場で他社の連中は「三角関係のもつれらしい」という警察の発表を即座に本社に電話して別の事件に向かっているのに、私は何かを訴えているような生々しい死体が気になって紙面に載らない関係者の声を空しく聞いて回ったり、深夜の火事で消防手の一人が綺麗に髭を剃っているのをチェスタートンのブラウン神父ばりに不思議に思ったり-本来はせこくてズル賢い性格のくせにドジを踏んでばかりで、文化部の大学担当に回されていました)。そのとき名古屋港の近くに競馬場(土古という所在地からドンコの競馬場と呼ばれていました)があることを初めて知りました。競馬場を見たのも生まれて初めてで、のちにこの競馬場などで全国的に施行される<地方競馬・ダートの祭典>JBCの実行委員などを長く勤めるようになるなんて、夢にも想像しませんでした。それよりも近くにある売春防止法施行寸前の遊郭の眺めに目を奪われたりで、<ディラックの海>と聞くと、チンプンカンプンの量子力学ではなく、名古屋港と競馬場の眺めを連想するのです。
石川喬司


石川先生、いつも興味深いお話をありがとうございます♪‥‥ってワケで、あたしにとっては歴史上の人物みたいなディラック博士に、実際にお会いしてるなんて、サスガは石川先生、あまりにもビックル一気飲みだ。チョコっと調べてみたら、ディラック博士が来日したのは、一度目が1929年(昭和4年)、二度目が1935年(昭和10年)だったので、石川先生がディラック博士にお会いしたのは、三度目以降の来日だと思う。とにかく、東大を卒業して毎日新聞社に入社したばかりだった20代の石川先生は、名古屋港にディラック博士を迎えに行った時に、生まれて初めて「競馬場」を見たワケで、その後、競馬仲間になる手塚治虫さんや星新一さんから、「馬家(ばか)」なんていう名誉あるアダ名までつけられちゃうほど競馬にのめり込むことになろうとは、この時は、ぜんぜん思ってもなかったってワケだ。

そして、競馬と長い関わりのある石川先生が、「生まれて初めて競馬場を見た」ってことと、たとえG1じゃなくても、1年の最初を飾るレースである「金杯」とが、ナニゲにリンクして来る。そして、もう1つ、「金杯」にリンクしてるって感じるのが、やっぱり稲垣早希ちゃんだ。「有馬記念」の日にお誕生日を迎え、ミゴトにドリームジャーニーで「夢の旅路」を駆け抜けてくれた早希ちゃんだけど、大阪の毎日放送では、年末から新年にかけて、これまでのブログ旅の一挙放送をしてる。ダイジェスト版とか総集編とかじゃなくて、毎晩、深夜に、ドドーンとマトメて放送してるのだ。毎日続けて放送するなんて、サスガは「毎日放送」ってワケで、石川先生の「毎日新聞社」ともリンクしてる。で、早希ちゃんを応援してる人たちは、すでにご存知だと思うけど、早希ちゃんは、今年のお元日に、こんな書初めをした。


「目指せ鹿児島」

「西日本横断ブログ」

「旅」

「今年は「1」は出しません」

「ついでに「2」も出しません」


そして、早希ちゃんは、3日の今日は、「全面が6のサイコロ」を粘土で自作した。これは、右のリンクから「西日本横断ブログ旅」のブログを見てもらえれば、ちゃんと写真で確認することができるけど、サイコロで「1」を出したら全額没収、「2」を出したらコメント数×0.1円、「3」から「5」までがコメント数×1円、「6」がコメント数×10円てことからの「今年の抱負」みたいなもんだ‥‥ってことで、これらの早希ちゃんの願望を競馬にあてはめて考えると、「1枠と2枠は来ない」ってことで、1枠は「白」、2枠は「黒」で、第12使徒レリエルの色そのものになる。そして、「全面が6のサイコロ」を6番の馬だとすれば、3枠の「赤」になる。これは、レリエルの血で真っ赤に染まった初号機そのものだ。

さらに、早希ちゃんは、この第拾六話「死に至る病、そして」がすごく気に入ってるみたいで、よくネタにしてる。1人で、アスカとレイとシンジの3人のモノマネをするこのネタもオナジミだけど、お風呂が熱すぎてキレたアスカがシンジを罵倒する冒頭のシーンのモノマネもよくやってる。つまり、早希ちゃんと「死に至る病、そして」とのシンクロ率が高い上に、その早希ちゃんが新年ならではの「書初め」をしたってことは、この内容が、G1じゃなくても新年最初の「金杯」に対応してるって推測するのが自然だと思う。

だから、まだ枠順が分からない3日の時点でも、「1枠と2枠は来ない」ってことと、「6番の馬が来る」ってことだけは予想できる。そして、「パターンオレンジからパターン青に変わった」ってことも気になって来る。で、出走馬の一覧を見てみたら、「中山金杯」でアクシオンに騎乗する藤田伸二騎手の愛称が、「男」「シンジ」って書いてあった。今回の「死に至る病、そして」では、シンクロテストで好成績を出したシンジが、嫉妬して皮肉ばかり言うアスカに対して、「戦いは男の仕事!」って言って挑発するシーンも登場するから、この藤田伸二騎手はピンポイントだ。だから、アクシオンが6番になるか「赤」の3枠に入ったら無敵だろう。それから、伊吹マヤを思わせるマヤノライジンていう馬も出る。

そして、「京都金杯」のほうは、ヤマニンエマイユに騎乗する赤木高太郎騎手が、赤木リツコとおんなじ苗字だし、赤木騎手は、岡山県出身で元兵庫県競馬組合所属だった。つまり、兵庫県の「有馬温泉」をスタートして、最初に岡山県に向かった「西日本横断ブログ旅」ともリンクしてることになる。そして、「西日本横断ブログ旅」と言えば、最初に「目指せ鹿児島!」ってついてるように、目指すゴールは鹿児島県だ‥‥ってワケで、「中山金杯」と「京都金杯」に出るすべての騎手の出身地を調べてみたら、鹿児島出身なのは、「京都金杯」でグッドキララに騎乗する四位洋文騎手と、トレノジュビリーに騎乗する小牧太騎手の2人だけだった。

でも、もうちょっと念入りに調べてみたら、「京都金杯」でスマートギアに騎乗する武豊騎手と、アーリーロブストに騎乗する武幸四郎騎手の兄弟が、鹿児島に深く関係してることが分かった。武豊さんのお父さんは、「ターフの魔術師」って呼ばれてた元騎手で元調教師の武邦彦さんで、祖父の武芳彦さんは馬主協会元会長で、おじの武平三さんは元調教師で、その息子の武永祥さんも元騎手で、孫の武英智さんも騎手っていう、ニポン有数の競馬一族なんだけど、この「武一族」は、もともとは鹿児島の薩摩藩士で、西郷隆盛も縁戚だったそうだ。

‥‥そんなワケで、第拾六話「死に至る病、そして」のストーリー、石川先生とディラック博士との接点、早希ちゃんの書初めや工作から総合的に推測すると、今回の「金杯」は、鹿児島の出身者が1人もいない「中山金杯」のほうは、「1枠と2枠を捨てて、6番の馬、もしくは、赤の3枠の2頭に注目」ってことと、「藤田伸二騎手が騎乗するアクシオンに注目」ってことになる。そして、「京都金杯」のほうは、赤木リツコにリンクしてる上に、今回の要注意カラーの「赤」が名前に入ってる赤木高太郎騎手が騎乗するヤマニンエマイユ、鹿児島出身の騎手が騎乗するグッドキララとトレノジュビリー、鹿児島に深い関わりがある武兄弟が騎乗するスマートギアとアーリーロブストあたりに注目って流れになった。あとは、枠順が発表になってからジックリと予想して、4日の夜の日記に書こうと思う今日この頃なのだ。


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2010.01.02

ゴロゴロ&ダラダラ

大晦日は、夕方まですっとお掃除をしてたので、昼間は働いてたようなもんだけど、昨日のお元日と今日の2日間は、完全にのんびりとお休みさせてもらった。昨日は、朝、母さんと一緒に近所の神社に初詣に行っただけで、あとはずっとお家の中でゴロゴロしてた。母さんが炊いた「黒豆」、近所の農家のおばあちゃんがくれたサツマイモで作った「栗きんとんモドキ」、俳句仲間が送ってくださったダイコンで作ったナマス代わりの「ダイコンのコールスロー」、あとは、大分県のNさんが送ってくださった寒ブリの半身を「お刺身」と「ブリの照り焼き」にした。「ダイコンとブリがあるんだからブリ大根にすればいいのに」って思うかもしれないけど、ブリはお刺身用の立派なもので、煮ちゃったらもったいなかったのだ。

あと、どうしても食べたくて、ムリして買っておいたカナダ産の450円のカズノコは、塩抜きしてから薄口醤油に漬けといたので、小鉢に入れて一味唐辛子とオカカをかけた。そして、これまた俳句仲間が送ってくださった白菜、長ネギ、水菜、お餅で、お雑煮を作った。うちのお雑煮、お餅の他にはホウレン草だけしか入ってないお醤油味なんだけど、今回は、いろんなお野菜をいただいたので、ホウレン草は買わずに、いただいたもので作ってみた。水菜は、煮てもやわらかくならないからどうかと思ったんだけど、トロトロになったお餅との相性が良くて、なかなか美味しかった。

母さんは、お医者さまから、少しくらいならお酒を飲んでもOKって言われてたので、一緒にお屠蘇を飲んだ。もちろん、あたしの大好きな「銀嶺立山」だ。これ、たまたま通りかかったスーパーが閉店セールをやってて、お酒をすべて半額で売ってたので、いつもは1升2200円くらいするのに、1000円ちょいで買うことができた。それで、お正月に飲もうと思って、ずっと大切にとっておいたってワケだ。で、母さんの黒豆は、まさにお正月を象徴するような味わいだし、ブリのお刺身は、お醤油を弾いちゃうくらい脂が乗ってるし、久しぶりに食べたカズノコは、たまらない歯応えだし、お酒が進むの何のって、お昼すぎには1升ビンがカラになっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、昨日は、昼間から酔っ払ってゴロゴロしてたし、今日も、朝イチで母さんと別の神社に行って、それから多摩川の土手まで富士山を見に行って、あと、近所の公園でブランコに乗った他は、ずっとお家でゴロゴロしていた。ケチャップに、摩り下ろしたニンニクとタマネギのみじん切りを混ぜて、それを焼いたお餅にタップリと塗って、その上にとろけるチーズを乗せて、オーブントースターで軽く焼いて、お餅のピザを作ってみた。そしたら、これがなかなか美味しくて、母さんもあたしも4個ずつ食べちゃった。

あたしは、朝から「のどごし生」を飲んでたんだけど、お餅を4個も食べたからか、500を2本飲んだらお腹が苦しくなってきちゃったので、焼酎のロックに切り替えた。母さんは、最初はお茶を飲んでたんだけど、あたしが美味しそうに焼酎を飲んでるのを見て、「1杯だけ飲もうかな」って言って、焼酎のお湯割りの梅干し入りを作って飲み始めた。これが、午前11時ころの状況だ。そして、母さんは、登別カルルスのお風呂に入ったり、あたしのマッサージチェアでモミモミしたりしてて、あたしは、ソファーでお昼寝した。

2時間くらいして目を覚ましたら、母さんは勝手にビデオで映画を見てたから、あたしはパソコンの電源を入れた。メールの受信箱を見たら、ものすごくいっぱいメールが届いてたけど、目を通し始めるとキリがなくなっちゃうから、後回しにした。それで、ミクシーの「サンシャイン牧場」や「サンシャイン深海」や「みんなの農園」や「カイブツライフ」や「ハッピーアクアリウム」をチャチャッと片づけてから、ふとブックマークを見たら、もう2ヶ月くらい「ツイッター」をホッタラカシにしてたことを思い出した。それで、久しぶりにアクセスして、あたしがフォローしてるバリチェロやバトンのコメントを見てみた。バリチェロは、文中に「2010」って書いてあったから、きっと新年のアイサツをしてるんだろうけど、相変わらずポルトガル語だからチンプンカンプンだった(笑)

でも、バリチェロって、バトンとやりとりする時は英語なんだよね。だから、去年のシーズン後に、各ドライバーの動向が気になってた時は、チョコチョコと覗いてた。何万人もフォローしてるのに、バリチェロとかバトンとかって、海外のモータースポーツ専門誌も公表してないような重大なことを平気で垂れ流してるんだよね。たとえば、どこそこのチームのマネージャーと水面下で交渉してるとか。

ちなみに、あたしは、今、バリチェロとバトンの他に、ニコ・ロズベルグとネルソン・ピケ・ジュニア、あとは、モントーヤと、セナの甥っ子のブルーノの「ツイッター」をフォローしてる。ホントは、ライコネンが「ツイッター」をやっててくれたら良かったんだけど、検索してみたら、20人くらいライコネンが見つかって、全員、成りすましだった。よく考えてみたら、バリチェロやバトンが「ツイッター」をやり始めたのだって、自分の成りすましがデタラメな情報を垂れ流してたことにムカついたからだ。そして、ライコネンなら、こんな無意味な遊びをやってる時間があれば、その時間に飲みに行くほうを選ぶだろう。

で、話はクルリンパと戻るけど、バリチェロの新年のアイサツはポルトガル語だったからチンプンカンプンだったけど、バトンのほうは、英語だから読めた。バトンは、ハワイで新年を迎えて、ゴキゲンに飛ばしてた。それで、あたしは、どうせ道端ジェシカとラブラブなんだろうと思って、道端ジェシカの「ツイッター」も覗いてみたら、想像通りに、これまたハワイからハイテンションなメッセージを飛ばしてた。だから、あたしは、F1ファンを代表して、「ハワイで姫始めかよ!」って画面にツッコミを入れといた(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、「ツイッター」ってものの存在理由が理解できないし、存在価値も理解できない。説明によると、「今、自分が、どこにいるかつぶやいてみよう」って書いてあるんだけど、不特定多数の人たちに対して、自分の現在地をチクイチ報告するなんて、これほど危険なことはない。いったいぜんたい、何のためにそんなことをするのか、あたしにはまったく理解できない。だから、あたしは、あくまでも、F1ドライバーの情報を得るための手段の1つとして登録してるだけで、自分がコメントを書き込んだことは一度もない。

それなのに、約2ヶ月ぶりに「ツイッター」にアクセスしてみたら、ビックル一気飲みだった。一度もコメントを書き込んだことがなくて、誰にも知られないようにヒッソリと「覗き見」だけしてたあたしなのに、知らないうちに、8人もの人があたしをフォローしてたのだ。もちろん、知り合いでも何でもない「アカの他人」がだ。いっさいコメントを発してないのに、どうしてあたしを見つけたのか、何であたしをフォローしてるのか、質問するのもメンドクサイからそのままにしてるけど、不思議で仕方ない。

ミクシーにも、最近、この「ツイッター」と似たような「ボイス」って機能ができて、短い文章をリアルタイムで垂れ流せるようになったんだけど、これは、自分のマイミクさんだけに公開されるから、安心できる。ようするに、どこの誰かも分からない人たちに発信するんじゃなくて、最初から知ってる人たちだけに発信するワケで、安心感がぜんぜん違う。たぶん、「ツイッター」にも、知り合いだけにしか公開しないような設定とかもあるのかもしれないけど、自動翻訳機で英語をニポン語に変換したみたいなヘンテコな説明文は分かりにくくて、ぜんぜん設定の仕方が分からない。どっちにしても、あたしは、「WEB日記」や「ブログ」にのんびりと長文を書くのが好きなワケで、思いついたことを無責任に垂れ流すような趣味はないから、これからも「ツイッター」は「覗き見」にしか使わないと思う。

‥‥そんなワケで、朝からずっとダラダラと過ごしてたあたしは、夜の7時からは母さんとNHKの教育テレビの歌舞伎の中継、「こいつぁ春から」を見ることにしてたから、ブリの照り焼きをオツマミにして、また飲み始めちゃったワケだ。だけど、完全中継だと思って楽しみにしてたら、歌舞伎座は老朽化による建て替えのために、今年の春に一時的に閉館になるので、今までの歴史を振り返ったりするコーナーとかが織り込んであった。ま、それはそれで興味はあったけど、せっかく母さんと一緒にお正月を過ごしてるんだから、もっと演目をやって欲しかった。でも、母さんは、「なりこまや!」なんて声をかけながら楽しんでたし、あたしも初春の気分を満喫できたので、お休みのシメククリとしては良かったと思う今日この頃なのだ♪


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2010.01.01

皆さんにお年玉です♪

お元日から読みに来てくださった皆さんに、あたしから「きっこパズル」のお年玉です♪



※ 空白のマスに隣接したピースをクリックすると、そのピースが空白の場所へスライドします。

※ 左下の「リセット」をクリックするとシャッフルされます。

※ 難しい場合は、左下の「番号オン」というとこをクリックすると、すべてのピースに番号が表示されます。
左上から右に向かって、1、2、3、4‥‥というように並べてくださいね。

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寅さんの啖呵

皆さん、明けましておめでとうございまっくす♪‥‥ってワケで、ゆうべ、1年のシメククリを書こうと思ってたんだけど、久しぶりに大晦日にお仕事をお休みにしたので、夕方から母さんと一緒に過ごしてて、一緒に年越しそばを食べたり、一緒に登別カルルスの年湯に入ったり、お風呂上りに母さんにマッサージしてあげたり、なんやかんやで、TOKYO FMを聴いてるうちに、気がついたら2010年になってた(笑)‥‥ってことで、まずは、今年の「歳旦三つ物」を披露しちゃう。


 歳旦三つ物

 寅さんの啖呵きこゆる恵方かな

 競馬とんとん歌留多そこそこ

 山さくら風は天へと昇るらむ

 きっこ


毎年のことだけど、大晦日のテレビは、「ドラえもん」くらいしか見たいと思う番組がないのに、その「ドラえもん」も、今の変な声の人に代わってからは、ぜんぜん見なくなった。やっぱり、子供のころからずっと見て来た「ドラえもん」と声が違うから、違和感がありすぎて、どうしてもナジメないからだ。「サザエさん」の場合は、カツオやワカメの声が変わっても、似た声のタイプの人に代わるから、しばらく見てるうちに慣れて来る。だけど、「ドラえもん」の場合は、まったく違う声の人に代わっちゃったから、1年経っても2年経ってもぜんぜん慣れて来ない。それで、ゆうべは、TOKYO FMを聴きながら、母さんと花札で「こいこい」をしたり、「しりとり俳句」をしたり、「歳旦三つ物」を詠んだりして遊んでた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、新年の幕開けを彩る「歳旦三つ物(さいたんみつもの)」は、俳句や連句をやってない人にはリトル難しい決まりごとがある。最初の五七五の「発句(ほっく)」は、新年の季語を入れて、「や」「けり」「かな」のどれかの切れ字を使う‥‥とか、2番目の七七の「脇」は、新年の季語を入れて、最後を体言止めにする‥‥とか、最後の五七五の「第三」は、春の季語を入れるか無季にして、最後を「て」「に」「にて」「らむ」「もなし」のどれかで止める‥‥とかだ。詳しいことは、2006年1月2日の日記、「歳旦三つ物」に書いてあるけど、新しい年を迎えるのにピッタリの楽しい遊びだ。

で、自分の句の意味を解説するのって、俳句や連句の世界では「もっとも恥ずかしいこと」なんだけど、「センター試験」を目前にして、お正月をお正月気分で過ごしてない受験生のために、今日は、あたしの詠んだ「歳旦三つ物」を解説しちゃう。これを読めば、「古文」の点数がチョコっと上がるかもしれないので、サラッと読み流して欲しい‥‥ってことで、まずは「発句」の「寅さんの啖呵きこゆる恵方かな」についてだ。

「寅さん」てのは、もちろん、今年が「寅年」だから登場してもらったワケだけど、「啖呵(たんか)」ってのは、「てやんでえ、べらぼうめ!すっとこどっこい、おとついきやがれってんだ!」って啖呵を切ってるワケじゃない。寅さんの商売である「啖呵売(たんかばい)」の口上(こうじょう)が聞えて来たってワケだ。つまり、例の「けっこう毛だらけ猫灰だらけ、ケツのまわりはクソだらけ」ってヤツだ。ちなみに、「啖呵売」については、2004年11月18日の日記、「七味唐辛子売り」に詳しく書いてるし、あたしの考えた口上も紹介してるので、興味のある人は読んでみてちゃぶだい。

これで、「寅さんの啖呵」までは分かったと思うけど、続いての「きこゆる」は、「聞こゆる」ってことで、ここがこの句のポイントになってる。現代語で「聞こえる」にしちゃうと、ただ単に「聞こえる」ってだけで、味もソッケもない上に、死んだ寅さんの声が聞こえて来るワケはないんだから、ウソになっちゃう。その上、「蛇足」にもなっちゃう。俳句は、言わなくても伝わる言葉はすべて削るのが基本だから、俳句を詠んでる時の脳内には、レンホーを始めとした仕分け人たちが勢ぞろいしてて、ムダな言葉を徹底的に削減してる。

たとえば、「犬がわんわんと吠えた」って文章があれば、イの一番に「吠えた」を削る。動詞は「状況を説明するためのもの」で、俳句は「説明を嫌う」から、まずは「動詞を削る」ってことが基本になる。「犬がわんわん」だけでも、吠えてることは十分に伝わるだろう。つまり、「寅さんの啖呵」だけで、「聞こえる」は言わなくてもいい言葉ってことになる。だから、現代語で「寅さんの啖呵きこえる恵方かな」って詠んだとしたら、とても皆さんに披露できるようなレベルの句じゃなくなっちゃう。

じゃあ、何で「きこゆる」ならOKなのかっていうと、この表現なら、「詠嘆」が加味されるからだ。現代の「聞こえる」は、「聞こえ/聞こえ/聞こえる/聞こえる/聞こえれば/聞こえろ」って、ぜんぶ「え」になってる一段活用で、ただ単に状況を説明するだけの動詞でしかない。でも、昔の「聞こゆる」は、「聞こえ/聞こえ/聞こゆ/聞こゆる/聞こゆれ/聞こえよ」って、「え」と「ゆ」の二段活用になってる。ヤ行の下二段活用だ。そして、ただ単に「耳に音が聞こえた」っていう意味だけじゃなくて、「ああ、聞こえてきたなあ‥‥」っていう「詠嘆」の意味も含まれてる。だから、実際には聞こえなくても、「心に聞こえた」って感じの表現にも使われる。

あたしが「きこゆる」ってひらがなにしたのは、漢字で書くよりも「ほのか」にしたかったからだ。俳句では、おんなじ言葉でも、漢字で書くと強調されて、ひらがなで書くと弱くなる。つまり、ひらがなで書くことによって、実際に聞こえたんじゃなくて、「心に聞こえた」とか「聞こえたような気がした」とかってイメージにしたかったワケだ。それから、正式に縦書きにした時の視覚的なバランスも考えてる。「啖呵聞こゆる」って書いちゃうと、漢字が連続することによって、「啖呵」って単語が引き立たなくなっちゃうのだ。

そして、最後の「恵方(えほう)」が、新年の季語だ。セブンイレブンでも「恵方巻き」を売るようになったから、この言葉もメジャーになって来たみたいだけど、その年の神様がやって来る方角のことだ。今年は「寅年」だけど、これは、干支(えと)を構成してる「十二支(じゅうにし)」のほうが「寅」だってことで、「十干(じっかん)」のほうは「庚(かのえ)」になる。だから、今年の干支は「庚寅(かのえとら)」ってワケで、恵方は「西南西」になる‥‥ってことで、発句の「寅さんの啖呵きこゆる恵方かな」は、「どこか遠くで寅さんの口上が聞こえるような気がして、ふと、その方向を見たら、今年の恵方だった」って意味になる。

‥‥そんなワケで、「脇」の「競馬とんとん歌留多そこそこ」は、ホントは、「花札とんとん歌留多そこそこ」にしたかった。実際に、母さんと花札で「こいこい」をして遊んだからだ。だけど、そうすると「字余り」になっちゃうので、去年は競馬を覚えて楽しんだことから、ここは「競馬」にした。ただ、これでも、発句に「トラ」が登場して、脇に「ウマ」が登場して、動物が重複しちゃうっていう傷になる。だけど、発句の「寅さん」は、動物のトラじゃないので、連句的にはギリギリセーフだし、「歳旦三つ物」の場合には、発句と脇とをベッタリ寄り添わせるっていう決まりがあるので、多少は許される。

それに、「字余り」じゃなかったとしても、脇に「花札」を登場させちゃうと、第三の「さくら」と重複しちゃうから、これは大問題だ。脇と第三とは大きく離さないとNGなので、もしも脇に「花札」を登場させるのなら、第三はぜんぜん違う句を詠まなきゃならなくなる。そうなると、「寅さん」と「さくら」でマトメたかったあたしのモクロミがオジャンになっちゃうから、ここは多少の傷を負っても「競馬」にしてみたってワケだ。

で、新年の季語は「歌留多(かるた)」なんだけど、「歌留多そこそこ」ってのは、歌留多の勝負の結果がそこそこだったって意味だけじゃない。「歌留多」といえば、「恋歌留多」なんてのもあるように、「恋」って本意を内蔵してるから、「恋愛もそこそこ」って意味になる。歌留多の札に隠して、寅さんの思いを底流させてみたワケだ。そして、前半の「競馬とんとん」で、「負け続けるギャンブルみたいな寅さんの恋愛だけど、最後にはリリーと結ばれてトントンになった」っていう流れを含ませてみた。

そして、「第三」の「山さくら風は天へと昇るらむ」で、発句と脇の「人事」の世界から、「自然」の景へと大きく飛躍させた。「山さくら」は、ホントは「山桜」って書くべきだし、ひらがなで書くなら「ざくら」って濁音にならなきゃいけないんだけど、どうしても妹の「さくら」を詠み込みたかったので、ちょっとインチキをした。「釣りバカ日誌」のハマちゃんが、「ハマザキ君」って呼ばれるたびに、「私はハマザキじゃなくてハマサキです!濁らないんです!」って言ってるから、その方式を使わせてもらって、「ヤマサクラ」にさせてもらった。

あたしは、何よりも「梅」が大好きなので、一気に咲いて一気に散る「桜」は嫌いだ。だけど、それは、「染井吉野」を始めとした観賞用の品種が嫌いなだけで、長く愛でることができる「山桜」は好きだ。もともとは、「花」と言えば「梅」のことで、それが、平安時代に「山桜」のことになり、ずっとして「観賞用の桜」のことになったんだけど、あたしは、「花」と言えば「山桜」のことを指してた時代の歌が一番好きだ。

そんなこんなで、その「山桜」を背景にして「風は天へと昇るらむ」ってワケだけど、これは、渥美清さんが俳句を詠む時の俳号だった「風天(ふうてん)」を詠み込んだ。つまり、表面上の意味は、発句と脇の流れから大きく飛躍した第三だけど、「さくら」や「風天」でシッカリと繋がってるってワケだ。そして、この句のポイントは、最後の「昇るらむ」にある。

「らむ」ってのは、志葉玲さんの奥さんの増山麗奈さんがデモ行進をする時のコスプレのことじゃなくて、推量の助動詞だ。「見ゆらむ」なら「見えるだろう」、「昇るらむ」なら「昇るだろう」って意味で、自分が実際に見たワケじゃなくて、人から聞いたり想像したりして「推量」してることになる。さらに言えば、この「らむ」は「現在推量」なので、「今」のことになる。つまり、作者であるあたしは、山桜の咲いてる場所にいるワケじゃなくて、自分のお家とかにいて、その場所のことを思い浮かべてるってことなのだ。

あたしは、東京にいて、街の桜並木とかを見ながら、山桜のことを思い浮かべてる。谷から山肌に沿って風が空へと吹き上げて、その中にわずかな山桜の花びらも舞い上がってくって景を思い浮かべながら、かつて、和歌に詠まれた山桜の世界を楽しんでる。これが、表面上の意味で、そこに、天国へ行った寅さんのもとに、いつか妹のさくらも昇ってって、雲の上で再会するんだろうな‥‥って意味を含ませてる。


 ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ  紀友則


「百人一首」でオナジミの歌だけど、この「散るらむ」の「らむ」もおんなじだ。友則自身は、山桜を見てるワケじゃなくて、自分のお家かどこかにいて、久しぶりに穏やかになった暖かい春の日差しを感じてる。そして、「今ごろ、山の桜も散ってるだろうな」って想像してるワケだ。そして、それは、しばらく前に誰かから「吉野の山の桜が咲いてますよ」って話を聞いたか、2~3日前に誰かから「吉野の山の桜が散り始めましたよ」って話を聞いたからだ。どうして、そんなことが分かるのかっていうと、この「らむ」は、「らむ」っていう連体形で用いた場合には、「伝聞による現在推量」になるからだ。つまり、単なる空想じゃなくて、誰かから聞いた話を元にして、現在の状況を想像してるってことになる。

‥‥そんなワケで、こうした想像上のこと言う場合には、現代語よりも古語のほうが遥かに優秀だ。推量の助動詞1つを見ても、ここからジョジョに奇妙にお勉強モードになってくけど、この「らむ」の他に、「む」「けむ」「らし」「めり」「なり」「まし」「べし」「べらなり」って、たくさんの推量の助動詞があって、どれもビミョ~にニュアンスが違ってる。「けむ」は毛虫の「ケムンパス」、「べし」はカエルの「べし」、「べらなり」はクマの「ベラマッチャ」‥‥じゃなくて、みんなちゃんとしたニポン語だ。

たとえば、「む」は、推量に「自分の意思」や「希望」がブラスされるから、「そうなったらいいな」って感じのニュアンスになる。だから、「明日は風邪をひきそうだ」とか「試験に落ちそうだ」とかっていう悪い出来事には使わない。さっき、「らむ」は「伝聞による現在推量」って書いたけど、この「らむ」の過去形が「けむ」で、「伝聞による過去推量」ってことになる。分かりやすく例をあげると、「散るらむ」は「散っているだろう」で、「散りけむ」は「散っていただろう」ってことだ。

一方、「らし」の場合は、目の前で起こってることを見て、その結果を推量する場合に使う。たとえば、目の前に山桜が咲いてて、花の時期も終わりに近づいてて、今にも散りそうだって思った時に、「散るらし」って使う。そして、この「らし」とおんなじように自分が見てることでも、もっと傍観的に使うのが「めり」だ。桜が散ることに対して、それほど思い入れもなく、フクダちゃんのように「他人ゴト」みたいな感じで、「もうじき散るだろうな」ってのが「散るめり」だ。

つまり、「む」は自分の「希望」による推量で、「らむ」と「けむ」は「伝聞」による推量で、「らし」と「めり」は「視覚情報」による推量ってワケだけど、続いての「なり」は、「聴覚情報」による推量になる。たとえば、自分はお部屋の中にいて、強い風の音を聞いた時に、「こんなに強い風が吹いたから、きっと山の桜は散っただろうな」って思ったら、「散るなり」ってことになる‥‥ってワケで、ここからは、もっと複雑になってくんだけど、最初の「む」が自分の「希望」だったのに対して、「まし」の場合は、「もしも○○だったら××になるだろう」ってふうに、もっと具体的になる。これは、「~ば、~まし」っていうセットで使うんだけど、例をあげると、「古今集」にこんな歌がある。


 命だに心にかなふものならば何か別れの悲しからまし  白女(しろめ)


「もしも私の命が私の思い通りになるのなら、(いつかまた会えるのだから)、あなたとの別れも悲しくないわ」って意味のとっても切ない歌だ。「もしも自分の命をコントロールできて、何があっても死なずに済むことができたのならば」っていう「ムリな仮定」を前提として、「恋人との別れも悲しくないだろう」ってことを推量してるんだから、ホントはものすごく悲しいのだ。もちろん、「ムリな仮定」じゃなくて、現実的に可能な仮定でも使われる文法なので、最後が「まし」で終わってる和歌が出題されたら、まずは前半の「ば」で終わってる部分を探して、その「ば」までが「仮定」、そのあとの「まし」までが「推量」ってふうに読めばいい。そして、もしも「ば」がなかったら、「は」の場合もあるので、「ば」か「は」を探せばいい。

そして、続いての「べし」は、今でも、オードリーの春日が「行くべし!」とかって使ってるから、面白がって使ってる子供もいそうだけど、春日の根拠のない自信を見ても分かるように、推量は推量でも「そうなるのが当然だ」っていう強い意思が働いてる。そして、この「べし」の「べ」に接尾語の「ら」と助動詞の「なり」を合体ロボさせたのが「べらなり」で、これは、誰かが「そうなるのが当然だ」と思って推量してる様子を第三者的に見てる自分が「~するそうだ」って感じで使う。

‥‥そんなワケで、昔は、こんなにたくさんあった推量の助動詞だけど、この中で、現代語でも使われてるのって、「らし」が変化した「らしい」だけだ。そして、その意味も、昔は「自分が実際に見たことの先を推量する」っていうピンポイントな使い方だったのに対して、現代では、人から聞いたことでも、自分が想像したことでも、ナンでもカンでも「~らしい」だけで済ませちゃってる。時代の流れや人口の増加に合わせて、言語を単純化してく必要性も理解できるけど、あたしは、あまりにもフランク・ザッパだと思う。そして、こうしたニポン語特有のビミョ~なニュアンスを表現する言葉が消えてくのと一緒に、ニポン人特有のビミョ~な感性も消えてくように感じてる。だから、あたしは、「古文」だけじゃなくて、「俳句」や「和歌」も義務教育でキチンと教えるようにして、すべてのニポン人が、ちゃんとした古語を使った俳句や和歌を日常的に詠むようになればいいのにな‥‥って、現代語にはない「希望を含んだ推量」で願ってる今日この頃なのだ(笑)


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