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2010.01.12

一発ツモの女

ラス親でマイナス2000の2着につけてたあたしは、配牌とツモに恵まれて、7順目には、九ピンのアンコと、マンズとソーズの1、2、3のシュンツが出来て、ドラの九萬とイーピンのシャボ待ちの純チャンを面前で張ったので、そのままダマで回してたら、すぐにリャンピンを引いて来たから、0.1秒でイーピンを切ってペンサンピン待ちでリーチをかけたら、一発目で九ピンをツモっちゃって、それを暗カンしたら、ミゴトにカンドラが九ピンになった上に、リンシャンからツモって来たのがサンピンてワケで、カンチャンなら「ズッポシ」だけど、ペンチャンの場合はどんな効果音を言えばいいか分かんないから、その場の思いつきで「ペンチャン、ペンペン!」とか言ってみつつ、手牌を倒して、「リーチ一発リンシャンツモ純チャン三色ドラ6で数え役満!1万6000オール!」って言ったら、トイメンのオッサンが「姉さん、リンシャンでツモったら一発はつかないぜ」とか抜かしたもんだから、そんなもんイーハンくらい、ついたってつかなくたって数え役満に変わりないのに、男のクセに細かいことをグチグチといいやがって‥‥って思って、「お前はイシモチか?」って言葉がノドまで出かかったんだけど、そこをグッとガマンして、「オッサン、背中が煤けてるぜ」って「哭きの竜」みたいに言ってみたら、「姉さん、前から見てるのにどうして背中が見えるんだい?」って揚げ足を取られちゃって、タジタジしつつも、とにかくラス親で逆転した上に連チャンしたんだから、あとは誰かに安い手で上がってもらえばあたしのトップはゆるぎないってワケで、いつでも降りられるように安全牌をキープした手なりで打ち回してたら、安全牌のつもりで持ってた東や南や西や北が次々とトイツになっちゃって、手の内に「プチスーシー」が出来ちゃったもんだから、ここは一丁、「ショースーシー」でも狙ってみるか‥‥って思ったのもトコノマ、場を見たら、すでに東も南も2枚ずつ切られてたからガッカリしたら、他の安全牌の白や発もトイツになっちゃて、気がつけば「プチ三元」まで出来そうじゃん‥‥なんて思ってたら、最後の1枚の中をツモって来て「プチ三元」が完成しちゃったもんだから、あたしは元気に手牌を倒して「ツモ! プチスーシー、プチ三元で数え役満!1万6000オール!」って言ったら、またまたトイメンのオッサンが「姉さん、そりゃあツーイーソーのチートイだろう?」って言われちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ヒサビサにマクラの一気書きをしてみたワケだけど、麻雀を知らない人にはチンプンカンプンなワケで、さらには、「男のクセに細かいことをグチグチといいやがって」から「お前はイシモチか?」にかけての流れは、イシモチっていうお魚は釣り上げるとグーグー鳴いて「まるで愚痴を言ってるみたい」だってことから、一部の地域では「グチ」って名前で呼ばれてる‥‥ってことを知ってる人にしか通じないワケだ。つまり、このマクラは、麻雀と釣りが好きな人にしか分からないワケだけど、昨日の日記が、競馬とF1が好きな人にしか分からない内容だったから、これでも、それなりにバラエティーを持たせて書いてるってワケだ。

で、あたしは、麻雀が好きなのに、麻雀はパチンコや競馬みたいに自分1人じゃできないから、なかなか実際の麻雀を打つ機会に恵まれない。時間とお金があれば、町の雀荘に打ちに行けばいいんだけど、見ず知らずの人たちと打つのは怖いし、風速(賭け金)が低すぎるのも高すぎるのもイヤだから、分かり合えてる麻雀仲間としか打ちたくない。それに、町の雀荘だと、たとえお金を賭けずに打ってても、深夜0時を過ぎて警察に踏み込まれると、マンガ家の蛭子さんみたいにパクられちゃうから、安心して楽しむことができない。

だから、あたしは、もっぱら、パソコンの麻雀ゲームでガマンしてる。それも、半チャンなんて打ってる時間はないから、1局だけだ。朝、お家を出る前に、時間に余裕のある時は1局だけ打って、その日の「ツキ」を見るのに利用してる。たとえば、カンチャンでリーチをかけて一発でツモったり、裏ドラが2枚も乗ったりしたら、その日はツイてることになる。逆に、3面チャンでリーチをかけたのに、親に振り込んじゃったりすると、その日はツキがないことになる。

朝って、テレビ各局のワイドショーで星占いみたいのをやってるけど、占いを1ピコグラムも信用してないあたしは、まったく興味がない。だいたいからして、ニポン中の人たちをたった12種類の星座に分けて運勢を決めつけるなんて、あまりにもフランク・ザッパすぎる。ニポンの人口を約1億2000万人とすれば、それぞれの星座の人は約1000万人ずついるワケで、その1000万人が、全員、おんなじ運勢のワケがない。たとえば、あたしはサソリ座だけど、北海道から沖縄まで、全国にいる1000万人のサソリ座の老若男女が、全員、その日は「ピンク」がラッキーカラーで、ピンクのものを身につけてると恋愛運が上昇して、ステキな相手と巡り合えるなんて、そんなバカなことはアリエナイザーだ。

さらに言えば、たった4種類しかない血液型占いなんて、愚の骨頂だ。ニポン中の1億2000万人の人たちをたった4種類の運勢に区分けしちゃうなんて、あまりにも乱暴すぎる。たとえば、お相撲にしろ、ボクシングにしろ、その他のスポーツにしろ、1対1で戦う格闘技は、勝敗がハッキリと分かれるものが多いけど、血液型が4種類しかない以上、戦う2人が両方ともおんなじ血液型ってケースもたくさんあるだろう。そんな時、相手をノックアウトして新チャンピオンになったボクサーと、ノックアウトされてチャンピオンベルトを奪われたボクサーとでは、これ以上の例はないほど正反対の運命なのに、血液型占いでは、まったくおんなじ運勢なのだ。

競馬にしたって、18頭の馬に18人の騎手が乗ってレースをしてるんだから、この18人の騎手の中には、おんなじ血液型の人が何人もいるハズだ。そして、1着になった騎手とおんなじの血液型なのに、着外になった騎手もたくさんいるだろう。さらに言えば、1着になった騎手とおんなじ血液型で、おんなじ星座なのに、それでも着外になった騎手もいるだろう。つまり、星座占いも血液型占いも「信頼性ゼロ」ってことになる。だけど、あたしは、こうしたインチキ占いや、「あなたのオーラは緑色です」とか「あなたの前世は中世のフランスの鍛冶屋です」なんて口からデマカセを言って荒稼ぎしてるペテン師のことはぜんぜん信じてないけど、科学で解明できない不思議なことがありそうだってことだけは実感してる。

あたし自身、UFOも何度も見てるし、葉巻型の母船からちっちゃい子供のUFOが何機も出て来たとこも何人もで見てるし、それを写真にも撮ったことがある。幽霊も見たことがあるし、お友達のお部屋で、その幽霊の話をし始めたら、誰も触ってないのに、ステレオのボリュームが大きくなったり小さくなったりしてビックル一気飲みだったこともある。ま、こうした「ムー」的なことは置いといても、人間には体調の良し悪しとおんなじように、ヤタラとカンが当たる時期と、ぜんぜんカンが当たらなくなる時期があって、それがバイオリズムみたいに波のように繰り返される‥‥ってことを実感してる。

だから、何の信憑性もないインチキ占いなんかを見るよりは、朝、パソコンで1局だけ麻雀を打ってみて、その結果で、その日の自分の「ツキ」や「運」の具合を見てみるってほうが、遥かに現実的だと思ってる。たとえば、あたしがカンチャンでリーチをかけたら、待ち牌は1種類しかない。麻雀の牌は、おんなじものは4枚しかないから、場に2枚捨てられてれば、残りは2枚しかない。そして、その2枚だって、残りの山の中にあるとは限らなくて、誰かが使ってる可能性もあるし、山の中にあったとしても、ツモれない場所にある可能性だってある。そんな時に、リーチをかけて一発でツモったりすると、ものすごくツイてることになる。

だけど、ツイてない時は、チートイのドラドラで、場に2枚出てる「西」の単騎でリーチして、「これなら誰が引いても捨てるだろうな」って思って、余裕をぶっこいてると、いつまで経っても誰も振ってくれない。そして、そのうちに、親に追っかけリーチをかけられて、一発でロン牌を掴まされちゃたりする。で、親が和了(あが)って裏ドラが開くと、そこに、あたしが待ってた最後の1枚の「西」がいたりする。その上、親は裏ドラの「北」がアンコで、役もないクセに、リーチ一発ドラ3で親マンになっちゃったりする。そして、こんな日は、下ろしたての白のフレアスカートを車のドアに挟んじゃったりする。大切なルブタンのヒールを歩道の継ぎ目に挟んじゃったりする。渋滞を避けて抜け道に入ると、いつもの抜け道が工事をしてて抜けられなくなってたりする。

‥‥そんなワケで、あたしは、他力本願な星座占いよりも、自力で自分のバイオリズムを判断する麻雀占いのほうを信じてるワケで、今朝は、バラバラだった配牌が、アッと言う間にチャンタに仕上がった。チーチャだったから、どっちも役にならないけど、「西」と「北」のシャボで、場には「北」が1枚出てるだけだったので、当然、テンパイ即リーした。そしたら、リーチ2順目に、カミチャがポロッと「北」を捨ててくれた上に、裏ドラが1枚乗って、リーチチャンタドラ1で親マンを和了ることができた。そしたら、今日、30分ほどだったお仕事の待ち時間が、相手の都合で1時間半になって、ちょうど目の前にパチンコ屋さんがあったから、チョコっと「沖縄」に座ってみたら、わずか3回転目にハイビスカスが「キュイーン!」てワケで、隣りのオッサンに睨まれつつも、4箱半ほど出すことができて、あたしの500円は2万円ちょいになった今日この頃なのだ♪


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