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2010.01.26

国会を空転させる自民党に批判が相次ぐ

「国会を空転させる自民党に批判が相次ぐ」(世田谷通信)

今国会が始まって以来、自民党は政策を後回しにして民主党の鳩山由起夫代表や小沢一郎幹事長の政治資金問題ばかりを批判しているが、国民の間からは「いいかげんにして欲しい」という声が相次いでいる。25日の国会でも、自民党は持ち時間の3時間30分のうち、政策に関する質疑はわずか19分だけで、全体の9割以上にあたる3時間10分以上を鳩山代表や小沢幹事長の政治資金問題の批判に費やしていた。1日の開催に約2億円が掛かると言われている国会で、持ち時間の9割以上を政策とは無関係の敵対政党の批判に費やしている自民党に対して、国民の間からは批判や失望の声が相次いでいる。東京都港区のサラリーマン(51)は「自民党の鳩山邦夫さんも母親から同額の寄付を受けていたのに、それを棚に上げて鳩山首相を批判している谷垣さんを見ていると、もう自民党も終わりだなという気持ちが強くなりました」と語っていた。また世田谷区の生花業の女性(32)は「これまで数え切れないほどの違法献金問題を秘書のせいにして逃げてきた自民党が、どうして小沢さんを批判できるのでしょうか。結局、自民党は、国民のことよりも自分たちの選挙のことしか考えていないのですね」と語っていた。「自民党は、安倍さんが政権を丸投げした時も、福田さんが政権を丸投げした時も、麻生さんが政権にしがみついた時も、それぞれ1ヶ月以上も国会を空転させて、私たちの税金が100億円以上もドブに捨てられた。それなのに、また自民党が国会を空転させているなんて、私たち国民の我慢も限界だ」と憤慨しているのは、世田谷区経堂で居酒屋を営む男性(42)で、祖父の代から自民党支持だったのが、自民党が谷垣氏を総裁に選んだことに失望して、民主党支持に変更したそうだ。(2010年1月26日)


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