« ゴロゴロ&ダラダラ | トップページ | 金杯で完敗?(笑) »

2010.01.03

金杯で乾杯♪

5日に開催される「金杯」の予想をしてみようと思ったら、いろんな新事実が分かったので、あたしはオロオロしてる。まず、何よりも驚いたのは、「金杯」って、東京の中山競馬場で開催される「日刊スポーツ賞 中山金杯」ってのと、京都競馬場で開催される「スポーツニッポン賞 京都金杯」ってのと、2つもあるってことだ。その上、おんなじレースを東と西で開催するワケじゃなくて、「中山金杯」が芝の2000mなのに対して、「京都金杯」は芝の1600mで、距離が違う。2年前にチョコっと予想してみた時には、たまたま手元のスポーツ新聞をひらいたとこに書いてあった「金杯」ってのを予想しただけで、こんなに複雑なシステムになってるなんてぜんぜん知らなかった。

ま、この点はいいとしても、あたしが一番困ってるのは、「金杯」がG1じゃなかったってことだ。あたしは、「競馬は2000円まで」ってことと、「競馬はG1だけ」ってことをマイルールにしてるのに、「中山金杯」も「京都金杯」も、両方ともG3だったのだ。別に、G2でもG3でも、予想して楽しむことはヤブサカじゃないんだけど、問題なのは、「エヴァンゲリオン予想」が通用しないんじゃないか?‥‥ってことなのだ。だって、今までずっと、G1レースにエヴァンゲリオンのストーリーを対応させて予想して来たんだから、第拾伍話「嘘と沈黙」が去年の最後のG1の「有馬記念」に対応してた以上、次の第拾六話「死に至る病、そして」は、今年の最初のG1に対応してるワケで、どんなに激しくコジツケを展開しても、「金杯」にはコジツカナイような気がする。

あたしは、「金杯」っていうおめでたいネーミングと言い、1年の最初に開催される記念的なレースだってことと言い、競馬に無知なあたしでも知ってるレースだってことと言い、何も考えずに漠然とG1なんだと思い込んでた。だから、去年の「有馬記念」の結果と、その後の「東京大賞典」の結果から、まだまだ「エヴァンゲリオン予想」の流れが続いてるって判断して、今回の「金杯」は「死に至る病、そして」の内容で予想するつもりでいた。だけど、カンジンの「金杯」がG1じゃなかったなんて、それも、1ランク下のG2ならともかく、2ランクも下のG3だったなんて、すごくオロオロしちゃってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、「金杯」の予想をする大前提として、まずは、あたしの続けて来た「エヴァンゲリオン予想」が、今回の「金杯」に対応してるのかどうかを予想しなきゃならないワケだし、その結果、「対応してる」ってことになったとしても、その次には、「中山金杯」と「京都金杯」のどっちに対応してるのかってことを予想しなきゃならないワケだし、レース自体の予想にたどり着くまでに何日も掛かっちゃって、こんなことしてたらレースが終わっちゃう。だから、今回は、ものすごく大づかみで行くけど、どっちの「金杯」かは後回しにして、とにかく、「金杯」にも「エヴァンゲリオン予想」が対応してるって仮定の上で話を進めてこうと思う。

で、まずは、第拾六話「死に至る病、そして」のストーリーのポイントだけど、何と言っても、第12使徒レリエルとシンジの初号機の戦いに尽きる。レリエルは、白と黒のシマシマの球体なんだけど、実は、この球体は影で、地面に映ってる影のほうが実体だっていうヤヤコシイ使徒だ。だから、空中にシマシマの球体が現われた時には、「パターンオレンジ、MAGIは判断を保留してます!」ってことになる。そして、レリエルの本体である「地面の影」が伸びて来て、シンジの初号機を飲み込み始めた時に、初めて「パターン青!使徒です!」ってことになる。

パチンコなら、影の中から初号機がジャンプして逃れて、レリエルを殲滅して大当たりって流れになるとこだけど、アニメのほうは、このまま飲み込まれちゃう。そして、レリエルの体内の虚空空間、「ディラックの海」に取り込まれちゃった初号きは、約16時間で生命維持の限界を迎えるから、それまでに救出しないとシンジが死んじまう‥‥ってことで、新年一発目のオヤジギャグを織り込みつつも、ゲンドウの留守中に赤木リツコがとった作戦は、零号機と弐号機を使って、レリエルの体内にN2爆雷を投げ込んで、その衝撃で「ディラックの海」に異常を発生させて、その隙間から初号機を救出するっていう、極めて成功率の低いものだった。

一方、「ディラックの海」に飲み込まれてるシンジのほうは、ついに初号機のエネルギーがなくなって、エントリープラグの中の水も濁り始めて、死を覚悟する。そして、シンジは意識がなくなっちゃうんだけど、ここで、完全にエネルギーがなくなったハズの初号機が、シンジのお母さんのユイの意思なのか、突然、暴走を始めて、レリエルを内部からぶち破って生還する。ものすごい血しぶきを浴びながら生還した初号機は、まるで弐号機と見まごうばかりの真っ赤な機体で、「オオーーーン!」って咆哮する。そして、気を失ったシンジは救出されて、血まみれの初号機は巨大な洗車機みたいなので洗ってもらう‥‥ってストーリーだ。

パチンコなら、確率の高いリーチに使われてるシーンだから、初号機はレリエルの影からジャンプして逃げて、使徒殲滅でミゴトに大当たりって流れになるとこなんだけど、アニメのほうはジミに飲み込まれちゃう。ちなみに、「ディラックの海」ってのは、若干25才でノーベル物理学賞を受賞したイギリスの物理学者、ポール・ディラック博士の理論で使われてる言葉で、真空に負の電子が詰まった状態のことらしいんだけど、当然のことながら、あたしにはチンプンカンプンだ。そして、もう1人、チンプンカンプンな人がいる。


件名: ディラックの海
日時: 2010年01月02日
新年おめでとうございます。
お母様と水入らずの楽しいお正月をお過ごしのご様子、超万馬券そこのけの<心理的配当>と慶賀申し上げます。
さて金杯ですが、「ディラックの海」が話題になっていると聞き、昔、何度目かの来日で名古屋港にやってきたディラック博士にインタビューしたことを思い出しました。戦前に来日したときは大騒ぎだったと伝えられていますが、57年(?)の来日は私的なものだったらしく、出迎えたのは名古屋大学の理論物理学教授と、くっついて行った私くらい(私は事件記者失格-心中事件の現場で他社の連中は「三角関係のもつれらしい」という警察の発表を即座に本社に電話して別の事件に向かっているのに、私は何かを訴えているような生々しい死体が気になって紙面に載らない関係者の声を空しく聞いて回ったり、深夜の火事で消防手の一人が綺麗に髭を剃っているのをチェスタートンのブラウン神父ばりに不思議に思ったり-本来はせこくてズル賢い性格のくせにドジを踏んでばかりで、文化部の大学担当に回されていました)。そのとき名古屋港の近くに競馬場(土古という所在地からドンコの競馬場と呼ばれていました)があることを初めて知りました。競馬場を見たのも生まれて初めてで、のちにこの競馬場などで全国的に施行される<地方競馬・ダートの祭典>JBCの実行委員などを長く勤めるようになるなんて、夢にも想像しませんでした。それよりも近くにある売春防止法施行寸前の遊郭の眺めに目を奪われたりで、<ディラックの海>と聞くと、チンプンカンプンの量子力学ではなく、名古屋港と競馬場の眺めを連想するのです。
石川喬司


石川先生、いつも興味深いお話をありがとうございます♪‥‥ってワケで、あたしにとっては歴史上の人物みたいなディラック博士に、実際にお会いしてるなんて、サスガは石川先生、あまりにもビックル一気飲みだ。チョコっと調べてみたら、ディラック博士が来日したのは、一度目が1929年(昭和4年)、二度目が1935年(昭和10年)だったので、石川先生がディラック博士にお会いしたのは、三度目以降の来日だと思う。とにかく、東大を卒業して毎日新聞社に入社したばかりだった20代の石川先生は、名古屋港にディラック博士を迎えに行った時に、生まれて初めて「競馬場」を見たワケで、その後、競馬仲間になる手塚治虫さんや星新一さんから、「馬家(ばか)」なんていう名誉あるアダ名までつけられちゃうほど競馬にのめり込むことになろうとは、この時は、ぜんぜん思ってもなかったってワケだ。

そして、競馬と長い関わりのある石川先生が、「生まれて初めて競馬場を見た」ってことと、たとえG1じゃなくても、1年の最初を飾るレースである「金杯」とが、ナニゲにリンクして来る。そして、もう1つ、「金杯」にリンクしてるって感じるのが、やっぱり稲垣早希ちゃんだ。「有馬記念」の日にお誕生日を迎え、ミゴトにドリームジャーニーで「夢の旅路」を駆け抜けてくれた早希ちゃんだけど、大阪の毎日放送では、年末から新年にかけて、これまでのブログ旅の一挙放送をしてる。ダイジェスト版とか総集編とかじゃなくて、毎晩、深夜に、ドドーンとマトメて放送してるのだ。毎日続けて放送するなんて、サスガは「毎日放送」ってワケで、石川先生の「毎日新聞社」ともリンクしてる。で、早希ちゃんを応援してる人たちは、すでにご存知だと思うけど、早希ちゃんは、今年のお元日に、こんな書初めをした。


「目指せ鹿児島」

「西日本横断ブログ」

「旅」

「今年は「1」は出しません」

「ついでに「2」も出しません」


そして、早希ちゃんは、3日の今日は、「全面が6のサイコロ」を粘土で自作した。これは、右のリンクから「西日本横断ブログ旅」のブログを見てもらえれば、ちゃんと写真で確認することができるけど、サイコロで「1」を出したら全額没収、「2」を出したらコメント数×0.1円、「3」から「5」までがコメント数×1円、「6」がコメント数×10円てことからの「今年の抱負」みたいなもんだ‥‥ってことで、これらの早希ちゃんの願望を競馬にあてはめて考えると、「1枠と2枠は来ない」ってことで、1枠は「白」、2枠は「黒」で、第12使徒レリエルの色そのものになる。そして、「全面が6のサイコロ」を6番の馬だとすれば、3枠の「赤」になる。これは、レリエルの血で真っ赤に染まった初号機そのものだ。

さらに、早希ちゃんは、この第拾六話「死に至る病、そして」がすごく気に入ってるみたいで、よくネタにしてる。1人で、アスカとレイとシンジの3人のモノマネをするこのネタもオナジミだけど、お風呂が熱すぎてキレたアスカがシンジを罵倒する冒頭のシーンのモノマネもよくやってる。つまり、早希ちゃんと「死に至る病、そして」とのシンクロ率が高い上に、その早希ちゃんが新年ならではの「書初め」をしたってことは、この内容が、G1じゃなくても新年最初の「金杯」に対応してるって推測するのが自然だと思う。

だから、まだ枠順が分からない3日の時点でも、「1枠と2枠は来ない」ってことと、「6番の馬が来る」ってことだけは予想できる。そして、「パターンオレンジからパターン青に変わった」ってことも気になって来る。で、出走馬の一覧を見てみたら、「中山金杯」でアクシオンに騎乗する藤田伸二騎手の愛称が、「男」「シンジ」って書いてあった。今回の「死に至る病、そして」では、シンクロテストで好成績を出したシンジが、嫉妬して皮肉ばかり言うアスカに対して、「戦いは男の仕事!」って言って挑発するシーンも登場するから、この藤田伸二騎手はピンポイントだ。だから、アクシオンが6番になるか「赤」の3枠に入ったら無敵だろう。それから、伊吹マヤを思わせるマヤノライジンていう馬も出る。

そして、「京都金杯」のほうは、ヤマニンエマイユに騎乗する赤木高太郎騎手が、赤木リツコとおんなじ苗字だし、赤木騎手は、岡山県出身で元兵庫県競馬組合所属だった。つまり、兵庫県の「有馬温泉」をスタートして、最初に岡山県に向かった「西日本横断ブログ旅」ともリンクしてることになる。そして、「西日本横断ブログ旅」と言えば、最初に「目指せ鹿児島!」ってついてるように、目指すゴールは鹿児島県だ‥‥ってワケで、「中山金杯」と「京都金杯」に出るすべての騎手の出身地を調べてみたら、鹿児島出身なのは、「京都金杯」でグッドキララに騎乗する四位洋文騎手と、トレノジュビリーに騎乗する小牧太騎手の2人だけだった。

でも、もうちょっと念入りに調べてみたら、「京都金杯」でスマートギアに騎乗する武豊騎手と、アーリーロブストに騎乗する武幸四郎騎手の兄弟が、鹿児島に深く関係してることが分かった。武豊さんのお父さんは、「ターフの魔術師」って呼ばれてた元騎手で元調教師の武邦彦さんで、祖父の武芳彦さんは馬主協会元会長で、おじの武平三さんは元調教師で、その息子の武永祥さんも元騎手で、孫の武英智さんも騎手っていう、ニポン有数の競馬一族なんだけど、この「武一族」は、もともとは鹿児島の薩摩藩士で、西郷隆盛も縁戚だったそうだ。

‥‥そんなワケで、第拾六話「死に至る病、そして」のストーリー、石川先生とディラック博士との接点、早希ちゃんの書初めや工作から総合的に推測すると、今回の「金杯」は、鹿児島の出身者が1人もいない「中山金杯」のほうは、「1枠と2枠を捨てて、6番の馬、もしくは、赤の3枠の2頭に注目」ってことと、「藤田伸二騎手が騎乗するアクシオンに注目」ってことになる。そして、「京都金杯」のほうは、赤木リツコにリンクしてる上に、今回の要注意カラーの「赤」が名前に入ってる赤木高太郎騎手が騎乗するヤマニンエマイユ、鹿児島出身の騎手が騎乗するグッドキララとトレノジュビリー、鹿児島に深い関わりがある武兄弟が騎乗するスマートギアとアーリーロブストあたりに注目って流れになった。あとは、枠順が発表になってからジックリと予想して、4日の夜の日記に書こうと思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう!
★ 今年も応援のクリックをよろしくお願いしま~す♪
  ↓


|

« ゴロゴロ&ダラダラ | トップページ | 金杯で完敗?(笑) »