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2010.02.26

沖縄・高江で住民無視の強行作業

「沖縄・高江で住民無視の強行作業」(世田谷通信)

沖縄の米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江区へのヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設で、沖縄防衛局は、建設中止を訴える住民の声を無視して工事を強行している。今回の強行工事は18日から始まったが、これはマスコミや国民の目がバンクーバーオリンピックに向いている期間を狙っての作業と見られている。今日25日には、早朝から50人もの作業員をN1ゲートに集結させ、建設反対の座り込みをしている住民らを力ずくで排除しようとし、数時間にも及ぶこう着状態が続いた。もともとこの移設計画は、住民側に事前の説明をいっさいせず、当時の自公政権が一方的に決定したもので、民家や小学校のすぐ近くにも危険なヘリパッドが造られるため、当初より住民側から反対の声があがっていた。しかし沖縄防衛局は、住民との話し合いの場を持つどころか、反対の座り込みをする住民らをビデオ撮影し、映っている者たちを工事のための通行妨害で訴えるという手段に出た。沖縄防衛局に訴えられた住民の中には、わずか8歳の子供も含まれていた。この訴訟は前自公政権下で起こされたもので、住民側は政権交代を機に申し立ての取り下げや本訴提起の断念を新政権に求めていた。しかし新政権は、選挙時には沖縄の住民のための政治を行なうと連呼していながら、政権交代が実現したとたんに、この移設計画や住民に対する訴訟をそのまま引き継ぎ、自公政権時代と何も変わらない圧政を続けている。国民の目がオリンピックに向いている間に強行工事を開始するという卑劣な政府のやり方は、普天間基地の移設問題に関する公約違反と同様に、沖縄の人たちの怒りに火をつけることになった。(2010年2月26日)


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「やんばる東村 高江の現状」
http://takae.ti-da.net/

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