イラク・ファルージャで出生異常が多発
「イラク・ファルージャで出生異常が多発」(世田谷通信)
イギリスのBBC放送が、4日、イラク戦争でアメリカ軍による劣化ウラン弾が多用されたイラクの首都バグダッドの西郊、ファルージャで、出生異常が相次いでいる現状を報道した。現地を取材したBBC放送の記者によると、毎日2~3例ずつ、手や足の指が6本以ある赤ちゃん、指が異常に変形している赤ちゃん、腕や足が途中から欠損している赤ちゃん、脳障害を持った赤ちゃんなどが生まれ続けているという。現地の医師はアメリカ軍が使用した最新式の兵器が原因だと見ているが、アメリカ政府は否定している。しかし、劣化ウラン弾が人体に及ぼす危険性については、2006年の時点で、すでに北アリゾナ大学のダイアン・スターンズ博士の研究チームがつきとめている。スターンズ博士の報告によると、劣化ウラン弾の恐ろしさは、放射性物質ではなくウランそのものだという。人間が劣化ウラン弾の粉塵を吸い込んだり、粉塵に汚染された水を飲んだりした場合、放射能の有無に関係無く、ウランという金属そのものの特性として、人間の細胞を突然変異させてDNAのコードを書き換えてしまう。そのため、吸い込んだ本人は高い確率でガンや白血病を発症し、その人から生まれた子供にも異常が発生するのである。なお、この劣化ウラン弾は、自民党政権下に安倍晋三官房長官(当時)の指示によって日本国内に秘密裏に持ち込まれ、現在も沖縄の嘉手納基地に約40万発も保管されている。(2010年3月4日)
「BBCのニュース映像」
(出生異常の赤ちゃんたちの映像が映りますので、苦手な人は見ないでください)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/8548707.stm
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