敦賀市長がもんじゅの運転で根回し
「敦賀市長がもんじゅの運転で根回し」(世田谷通信)
その危険性が多方面から指摘されているのにも関わらず、原発利権に絡んだ民主党と自民党の議員が強引に推し進めている高速増殖炉「もんじゅ」だが、その「もんじゅ」がある福井県敦賀市の河瀬一治市長(58)が、もんじゅを運営する「日本原子力研究開発機構」の下請けをしている地元の企業2社に、長年に渡って高額のパーティー券を買ってもらっていたことが分かった。河瀬市長のパーティー券を買っていた地元の企業は、福井県敦賀市の「高速炉技術サービス(FTEC)」と「TAS」の2社で、河瀬市長が代表をつとめる政治資金管理団体「グローバルビジョン」の政治資金収支報告書によると、市長は2004から2008年までの5年間に複数回の政治資金パーティーを開催し、そのすべてのパーティーで、「もんじゅ」の下請けを主な事業としている「高速炉技術サービス」と「TAS」の2社に、合計で222万円ものパーティー券を買ってもらっていた。さらには、この「TAS」の社長は、もともとは「もんじゅ」の所長代理をしていた人物であり、その後「高速炉技術サービス」の役員を歴任した上で「TAS」の社長になっていたことも判明した。「TAS」の社長は、河瀬市長のパーティー券を買い続けてきたことに関して「購入枚数分の人数がパーティーに出席しているわけではない。市長の市政運営全般をサポートしようと購入した」と、事実上の献金であったことを示唆する発言をし、危険を指摘されている「もんじゅ」の運転再開に支障をきたさないための政治的な根回しであったことを裏づけた。(2010年3月3日)
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