金庫を開ける方法
オトトイの日記、「米子の中心で愛を叫ぶ」の中で、俳人の岩淵喜代子さんが書かれた「頂上の石鼎」(深夜叢書社)っていう本の中から、次の一節を紹介した。
「尋ね歩いているうちに境港までゆきついた。米子はそんな小さな町なのである。境港は妖怪漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の出生地。現在(2006年)でも、作者の水木しげるが住んでいる。町には「鬼太郎ロード」なるものがあって、ゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪のモニュメントが鋪道に並んでいた。」
そしたら、読んでくださった人から、こんなメールをいただいた。
件名:水木さんのお住まい
お名前:HM
コメント:こんばんは。何度かメールを送らせていただいております、Hです。職場の息抜きに、ちょいちょい覗いていたりするワルです。今回の俳句やブログ旅~妖怪編~、楽しく拝見しました。私も妖怪が好きで境港へ行ったことがあるので、風景を思い浮かべながら楽しみました。28日の日記で水木しげるさんが境港市在住となっていますが、実は昭和34年から現在まで東京都調布市にお住まいになっております。ブログだけならと見過ごそうかと思ったのですが、石鼎に関する書籍を記した著者さんも間違えておられるようなので、重版になった時に修正された方がよいなぁと思い、お節介ながらメールさせていただきました。これからも話題豊富なきっこの日記を楽しみにしております。
HMさん、どうもありがとうございました♪‥‥ってことで、ここを見てるとは思えないけど、一応、岩淵喜代子さ~ん! だそうですよ~!‥‥ってワケで、米子の中心で愛を叫ぶ前に、日記のマクラで岩淵喜代子さんに向かって叫んでみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、オトトイの日記に続いて、今度は昨日の日記、「フォローミー」で、「ツイッターの自分のつぶやきへの返信を読む方法が分からない」ってことを書いたら、ナナナナナント! わずか数時間のうちに、ものすごくたくさん人が、「自分宛てのコメントを読む方法」をメールで教えてくださった。なゆかさん、哲昭さん、hokomaruさん、スーパーサウスポーあさちゃんさん、shinsukeさん、圭吾さんを始め、親切に教えてくださった皆さん、どうもありがとうございました♪
あたしの他にも分からない人がいると思うから、一応、書いとくけど、ツイッターの自分のホームの右のずっと下のほうにある自分のID、あたしなら「@kikko_no_blog」って表示されてるとこをクリックすると、自分宛てのコメントの一覧が表示されるってことだった‥‥って、こんなこと分かるワケないじゃん!「つぶやきへの返信」とか「返信一覧」とか書いてあれば分かるけど、何の説明もなく、ポツンと自分のIDがあるだけなんだから、普通、気づきもしないよ。実際、あたしは、ツイッターを始めたのは去年の秋ころだから、もう半年近く経ってるけど、こんなとこに自分のIDが表示されてたことすら知らなかった。
で、さっそく、そこをクリックしてみたら、うおおおおおおお‥‥ものすごい数の返信がマウンテンになってた! 今まで、あたしは、自分が好き勝手につぶやいてるだけで、あたしのつぶやきに対して返信してくれるのは、お互いにフォローし合ってる5人の知り合いやお友達だけだと思ってたのに、あたしをフォローしてくれてるたくさんの人たちが、あたしのつぶやきに対して、いろんなコメントを返信してくれてたのだ! これぞ、ビックル一気飲み!
それで、とてもぜんぶに目を通すことはできなかったんだけど、とりあえず、一番新しいものから100件くらい読んでみた。そしたら、何よりもヒザカックンになっちゃったのが、昨日のブログを読んでくれた人たちから、「自分宛てのコメントを読む方法」を教えてくれる返信がたくさん寄せられてたことだ。あたしへの返信が読めないって言ってるのに、あたしへの返信を読む方法をあたしへの返信で教えてくれても、あたしはその返信が読めないじゃん(笑)そして、あたしがその返信を読める状態になった時には、もう、あたしは返信を読む方法が分かった時なのだ。ようするに、金庫の開け方を書いたメモが金庫の中にしまってあるようなもので、いくら不二子ちゃ~んみたいなダイナマイトバディのあたしでも、ルパ~ンがいなかったら開けることはできない。
あたしは、なんか、キーをつけたまま車を降りて、ドアをロックしちゃった時みたいな気分がした。キーを持ってないから、車のドアを開けることができない。でも、キーは車の中にあるんだから、ドアを開けることができれば、そのキーを取ることができる。だけど、今は、ドアを開けるためにキーが欲しいんだから、ドアが開いたら、もうキーは必要ない。この、何とも言えないパラドックス。そして、ミョ~なパラドックスを感じつつ、他の返信を読んでくと、フォローが1万人になったお祝いのコメントとか、「フォローしましたのでよろしく」的なご挨拶とか、あたしのつぶやきに対しての賛同や反論など、いろんなコメントが寄せられてた。それで、あたしは、リアルタイムに読めなかったことを申し訳なく思った。リアルタイムに読めてたら、全員にはムリでも、何人かには返信できたのに‥‥って思った。
だけど、1ページ、2ページと読み進んで行くうちに、「えっ?」って思うような返信が2~3件あった。頭のおかしい人なのか、あたしのつぶやきの内容とは無関係で、一方的に変なことが書いてある。そのうちの1件なんて、あたしにケンカを売ってるようなものだった。あたしを呼び捨てにしてて、悪口の最後に「w」までつけてる。自分で個人的につぶやくのなら、たとえあたしの悪口をつぶやいたって自由だけど、あたしのつぶやきに返信の形であたしを不快にさせるコメントを送って来るってことは、完全に嫌がらせだよね?‥‥つーか、あたしのことが嫌いなのに、何であたしのことをフォローしてんの? 普通に考えたら、あたしに嫌がらせのコメントを送る目的で、あたしのことをフォローしたって思うよね。それとも、変態ストーカーなの? これじゃあ、人間のクズが集まってるどっかの北朝鮮掲示板とおんなじじゃん!
‥‥ってことで、サスガ、痒いとこに猫の手が届く「きっこの日記」の愛読者の皆さんは、ホントにアリガタイザーだ。自分宛てのコメントを読む方法を教えてくださったメールの中に、ここまで気遣ってくださったメールがあった。
件名:Twitterはじめられたんですね
お名前:hokomaru
コメント:フォローミー読みました。Twitterのおもしろさを感じて頂けたようで幸いです。と言っても、自分は江川紹子さんをフォローしていましたので、バンクーバーオリンピックできっこさんと盛り上がってる様子を拝見して、きっこさんもフォローさせて頂きました。ブログ中で自分宛のツィートが見れないとお困りのようでしたが、(ここに自分宛てのコメントを読む方法の説明) ご自身宛のツィートを見られると思います。ですが、ご注意を、きっこさんほどの人ですと気分を害されるツィートも「mention」上に表示される可能性があります。その場合、少し気分が悪いですが、相手のアドレスかアイコンを押して、その人のタイムラインに移ります。そうすると真ん中上部に「リスト」と「歯車のようなマーク」がありますので、「歯車のようなマーク」を押して、メニューを出し「~をブロック」を選びますと、その人のツィートは表示されなくなります。それでは良きtwitterライフが送れるようお祈りしております。
ちょっと長かったので、「自分宛てのコメントを読む方法」の部分は中略させていただいたけど、本日2度目のhokomaruさん、どうもありがとうございました♪ 膨大な過去のコメントをぜんぶチェキすることはできないけど、ここ数日ぶんの中でムカつくものは、メンドクサイけど、hokomaruさんの教えてくれた方法で、ブロックしようと思う。
‥‥そんなワケで、どんどん「自分宛てのコメントを読む方法」のメールが届き続けてるので、この日記はアセリ気味にアップするけど、とりあえず、今までツイッターのあたしのつぶやきに返信してくださった皆さん、ずっと読めなくてすみませんでした。今日からは、読む方法が分かったので、届いたものにはちゃんと目を通しますし、余裕があれば返信させていただきます‥‥ってことで、ようやく、これで、Fカップの胸をホッとなでおろすことができた今日この頃なのだ。
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