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2010.04.30

ロンギヌスの槍で「天皇賞」を殲滅!

いよいよ5月のG1ラッシュが始まるぞーーー!!‥‥ってワケで、その口火を切るのが5月2日の「天皇賞」だ。「天皇賞」は秋にもあるので、今回のレースは「春の天皇賞」ってことになるけど、競馬的なデータや常識はすべて無視して、コジツケだけで暴走し続ける「エヴァンゲリオン予想」としては、調子が良かったのは「高松宮記念」までで、その後の「桜花賞」と「皐月賞」を連敗してるから、ここが運命の分かれ道になる。だって、ここで的中すれば、ここ4レースの結果が「○××○」ってことになり、オセロなら大勝利になるけど、的中しなかったら「○×××」ってことになり、オセロどころか、オケラ街道の旅路が始まっちゃうからだ‥‥ってワケで、その運命を決める「天皇賞」の顔ぶれだ。


5月2日 京都10R
「天皇賞」(G1)
4歳上オープン 芝3200m

1枠1番  カネトシソレイユ/幸英明
1枠2番  エアジパング/岩田康誠
2枠3番  フォゲッタブル/内田博幸
2枠4番  メイショウドンタク/武幸四郎
3枠5番  フィールドベアー/秋山真一郎
3枠6番  トウカイトリック/藤田伸二
4枠7番  ナムラクレセント/小牧太
4枠8番  トーセンクラウン/江田照男
5枠9番  メインストリーム/川田将雅
5枠10番 テイエムアンコール/浜中俊
6枠11番 ミッキーペトラ/池添謙一
6枠12番 ジャガーメイル/C.ウィリアムズ
7枠13番 ジャミール/安藤勝己
7枠14番 メイショウベルーガ/福永祐一
7枠15番 エアシェイディ/戸崎圭太
8枠16番 マイネルキッツ/松岡正海
8枠17番 ゴールデンメイン/太宰啓介
8枠18番 ベルウッドローツェ/的場勇人


去年の「有馬記念」で、オケラ街道の正反対の夢の旅路へといざなってくれたドリームジャーニーは、今回は故障で出走を取り消した。だから、あたしの知ってる馬は、フォゲッタブル、メインストリーム、テイエムアンコール、エアシェイディ、マイネルキッツ、名前に見覚えがあるのが、メイショウドンタク、トーセンクラウン、メイショウベルーガ‥‥って感じの今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、先週、何人かの読者から、「4月25日のフローラSで、アスカトップレディに藤田伸二騎手が乗りますよ!」っていうメールをいただいた。アスカにシンジが乗るなんて、あまりにも美味しかったんだけど、このレースはG1じゃなくてG2なので「エヴァンゲリオン予想」は対応してない。だから、録画して観るだけってことにしてたんだけど、あたしは、アスカトップレディが来ないことが分かってた。

ナゼなら、先週の金曜日の「西日本横断ブログ旅」で、早希ちゃんは、シロイルカの親子を観たあとのサイコロタイムで、ヒサビサに「1」を出しちゃって、9万円以上も持ってた全財産を没収されちゃったからだ。その上、土曜日の深夜に関東エリアで放送してる「四国一周ブログ旅」のほうでも、高知の「とまんさいや」を出たあとのサイコロタイムで「1」を出しちゃって、たった14円しかなかった残金を没収されちゃった。つまり、島根県で無一文になった早希ちゃんと、高知県で無一文になった早希ちゃんを連続で観たあとのレースってワケで、この流れから「アスカ」の名を冠した馬が勝つシンクロ率は、ほとんどなかったのだ。

結局、アスカトップレディは5着で、健闘したけど力及ばずだった‥‥ってことで、そんなアスカにスポットを当てたのが、今回の「天皇賞」に対応してるエヴァンゲリオンの第弐拾弐話、「せめて、人間らしく」だ。アスカの幼いころの思い出って言うか、トラウマみたいな回想から始まり、それがシンクロテスト中のアスカの脳内のことみたいな流れになり、シンクロ率は下がるばかり。そして、地球の衛星軌道上に第15使徒アラエルが現れるんだけど、シンクロ率の下がってる弐号機は、ポジトロンライフルで狙いを定めるも、アラエルが発射した不思議な光線で精神汚染されちゃう。そして、レイが零号機でロンギヌスの槍を投げて殲滅する‥‥ってストーリーだ。

アスカは、アラエルにやられる前にも、第14使徒ゼルエルにボコボコにされてるから、この2連敗は、あたしの「桜花賞」と「皐月賞」の2連敗にも通じてるし、早希ちゃんの「西日本横断ブログ旅」と「四国一周ブログ旅」の2連敗にも通じてる。やっぱり、すべてはゼーレのシナリオ通りだったってワケで、つまり、「エヴァンゲリオン予想」ってのは、勝馬を的中させるための予想じゃなくて、あたしが的中するかどうか、あたしの運命を暗示してたのだ。そして、そう考えると、無理にストーリーにコダワルことや、あたしの好きなアスカにコダワルことよりも、純粋に「使徒 VS 人類」っていう視点から読み解くべきだと思った。今回の場合なら、ストーリーのほとんどを占めてるのはアスカだけど、最終的に使徒を倒したのは、レイであり零号機なんだから、レイや零号機に該当する馬を探し出すべきだってことになる。

だけど、あたしは、レイのことはほとんど知らない。もともと、4年前にパチンコの「セカパク(セカンドインパクト)」でエヴァンゲリオンていうアニメの存在を知ったんだけど、そのまま打ってても登場人物や演出の意味が分からなくて面白くないから、あくまでも「パチンコをより楽しく打つための情報補完計画」の一環として、テレビ版のアニメぜんぶと劇場版の2本をマトメて観てみた‥‥ってのが始まりだった。だから、興味のないレイに関しては、アニメの中でのことは知ってても、それ以外のことは何も知らなかった。声優に関しても、あたしは1人も知らなくて、早希ちゃんの「関西縦断ブログ旅」のゴール後に、アスカの声優の宮村優子さんて人がお祝いに駆けつけたシーンを見て、初めて名前を知ったほどだった。

こんなレベルのあたしだから、アニメの中のことは分かるけど、アニメを観ただけじゃじゃ分からないこと、たとえば、それぞれのキャラの生年月日だとかの細かい設定なんかは、ぜんぜん知らなかった。だけど、使徒の名前だけは、ワリと早い時期から把握してた。使徒それぞの名前は、アニメにはぜんぜん出て来ないけど、パチンコにはちゃんと「第14使徒ゼルエル」ってふうに表示される。だから、アニメを観るより前から、ある程度は覚えてた‥‥つてワケで、今回は、レイや零号機に該当する馬を探すために、まずは、レイのことを調べてみた。そしたら、お誕生日が「3月30日」だってことが分かった。

そして、ついでに、レイの声優の林原めぐみさんのことも調べてみたら、ナナナナナント! これが、レイとおんなじ「3月30日」だったのだ!そして、さらにビックル一気飲みだったのは、林原めぐみさんが、シンジのお母さんの碇ユイの声もやってた上に、その碇ユイのお誕生日も「3月30日」だったのだ! あと、林原めぐみさんが、ペンギンのペンペンの声もやってたことも分かったんだけど、これは別にいいとして、とにかく、レイとユイと林原めぐみさんのお誕生日が、すべて「3月30日」だったってことには驚いた。

ただ、エヴァンゲリオンの内容から推測すれば、ゲンドウから見たレイは、亡くなった奥さんのユイの分身みたいな位置づけになってるから、レイのお誕生日をユイとおんなじ日に設定したのも何となく分かる。そして、この2人の声をやってる林原めぐみさんのお誕生日もおんなじなのは、「たまたま偶然に一緒になった」って考えるよりも、「最初から林原めぐみさんの声をイメージしてレイやユイのキャラ設定をしてて、お誕生日もあえて林原めぐみさんと一緒にした」って考えたほうが現実味がある。つまり、この3人のお誕生日が「3月30日」なのは、不思議な「偶然」なんかじゃなくて、ゼーレのシナリオ通りの「必然」だったってワケだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、この「3月30日」こそが、今回の「エヴァンゲリオン予想」のキーワードになるって確信した。そして、1番の馬から生年月日を調べ始めたんだけど、1番のカネトシソレイユが、いきなり9月生まれだった。そう、外国産馬だ。前にも書いたけど、国産馬は、みんな春に生まれるけど、ニポンとは四季が反対の南半球で生まれた馬は、みんな秋の生まれになる。国産馬なら、みんな春の生まれだから、中には「3月30日」に生まれた馬もいるかも?‥‥って思ったのに、いきなり9月生まれとは、ヒザカックンを食らっちゃった気分だ。そして、気を取り直して次の馬を見たら、2番のエアジパングは3月27日だった。今度は、逆に惜しい!(笑)

で、順番に生年月日をチェキしてったら、10番のテイエムアンコールが、3月26日で、またまた惜しかった。だけど、この馬の場合には、あたしの大好きな芦毛だってことと、去年の「エリザベス女王杯」で夢をもたらせてくれたテイエムプリキュアに、「あの夢よ、もう一度」って言ってるみたいな名前なので、一応、候補にあげることにした。だけど、あたしが探してるのは、あくまでも「3月30日」に生まれた馬なのだ‥‥なんて言ってたら、おおっ! 14番のメイショウベルーガのお誕生日が「2005年3月30日」だった! その上、メイショウベルーガも芦毛だ! なんという巡り合わせだろう!

春に生まれる国産馬のお誕生日は、2月から6月までの5ヶ月間、約150日の間だから、18頭すべてが国産馬だとしたら、「3月30日」に生まれた馬が入ってる確率は、だいたい「150分の18」ってことになる。そして、秋に生まれた外国産馬も入れて計算すれば、確率はもっと低くなる。それなのに、たった18頭の中にピンポイントで「3月30日」に生まれた馬が入ってたなんて! そして、それが、あたしの大好きな芦毛だっただけでもミラクルなのに、芦毛と言えば白馬になる馬で、まさしく、レイのプラグスーツの色、零号機の色だ!

レイとおんなじお誕生日で、レイのシンボルカラーである白、これだけでも、すでにシンクロ率は100%なのに、ここで、もっと驚くべきことがある。それは、メイショウベルーガの「ベルーガ」ってのは、「シロイルカ」のことなのだ! そう、先週の「西日本横断ブログ旅」で、島根県の2つめの通過ポイントとして、早希ちゃんが「しまね海洋館アクアス」まで見学に行ったシロイルカだ! その上、あたしは、今、ミクシーのアプリの「サンシャイン深海」で、ベルーガを10頭も飼ってるのだ! もう、恐ろしくなって来るほどの偶然の連鎖! これでシンクロ率400%だぁーーー!!

そして、唯一のマイナス要因である「シロイルカを見たあとにサイコロで1を出して全額没収」ってのは、あくまでも先週のことだから、4月25日のフローラSで、アスカトップレディが敗れたことで相殺されてる。だから、今回の「天皇賞」には影響しない。そして、「天皇賞」に影響するゆうべの「西日本横断ブログ旅」では、一文無しになった早希ちゃんは、波子(はし)駅の近くの酒屋さんで飲んでた山藤(さんとう)さんていうお父さんにお世話になって、泊めてくれるお家を探してもらった。何軒も回って大変だったけど、何とか泊めてもらえるお家も見つかり、とっても親切なご家族にお世話になって、鶏の水炊きまでゴチソウになって、記念にお部屋の白い壁にサインまでして、元気に出発した。

そして、朝9時のサイコロタイム。前回が「1」だったから、ここでも「1」を出しちゃうと、「ふりだしへ戻る」ってワケで、兵庫県の有馬温泉へ戻らなきゃなんない。まさしく、「運命の分かれ道」ってワケで、今回の「天皇賞」を「運命の分かれ道」と考えてるあたしとおんなじ状況だ。そして、久しぶりに初号機サイコロを選んで振った早希ちゃんは、「3」を出してギリギリセーフ。暴走モード中なので、「3」でも「×0.1円」だけど、12070件もコメントをもらってたから、1207円を手にすることができた。一文無しだったから、これでも上出来だ。

‥‥そんなワケで、今回の「天皇賞」は、あまりにも高いシンクロ率からも分かるように、14番のメイショウベルーガがイチオシの本命だ。今までのレースとは違って、芝3200mっていう長距離なので、これは、まさしく、地球の衛星軌道上に出現した第15使徒アラエルまでの距離だと思う。弐号機のポジトロンライフルじゃ届かなかったけど、零号機のロンギヌスの槍なら目標をミゴトに撃ち抜くであろう。そして、レース直前の「ブログ旅」で早希ちゃんの出したサイコロの目の馬が来るっていう前例から、3番のフォゲッタブル、続いて、今回の「ブログ旅」が通算で「第七拾六話」(7+6=13)だったことと、今回の旅の「13日目」だったことから、13番のジャミール、あとは、もう1頭の芦毛、10番のテイエムアンコールと、石川喬司先生とおんなじ9月生まれ、1番のカネトシソレイユも気になってる。だから、あたしは、メイショウベルーガを軸にして、この4頭を中心に絡めてみようと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.04.29

パジャマで外出する人たち

世の中には、「これはこうするもの」って決まってるものが多い。たとえば、Tシャツとジーパンがあれば、Tシャツは上半身に着るもので、ジーパンは下半身に穿くものって決まってる。Tシャツを下半身に穿いても、別に法律には触れないけど、そんな人はいない。ふざけて穿いてみることはあるかもしれないけど、それは「Tシャツは上半身に着るもの」っていう常識があっての「ふざけて」であって、最初からシャツにもズボンにもなる「上下兼用服」ってものがあったとしたら、それなら下半身に穿いても「ふざけて」にはならないし面白くもない。

そして、上半身と下半身にちゃんとそれぞれのものを着てても、それがパジャマの場合には、普通は自宅の中だけで着るもので、パジャマのまま外へ出ることはない。立派な一戸建てに住んでる人なら、パジャマのまま庭に出たり、新聞を取りに行ったりするかもしれないけど、これは自宅の敷地の中の話で、そのまま玄関を出てお散歩に行ったりはしない。だけど、中国では、パジャマのまま外を歩いてる人がいるそうだ。もちろん、会社に行く時とか電車やバスに乗ってどこかに行く時には着替えるだろうけど、近所の商店街くらいまでなら、パジャマのまま出掛けちゃう人もいるみたいだ。で、中国政府は、5月1日からの上海万博に間に合わせるように、去年の7月下旬から、万博会場の周辺の住民に、パジャマのまま外を歩くことを禁止した。このニュースをテレビで見た人は、人がたくさんいる場所をホントにパジャマで歩いてる人が何人か混じってて、ケッコー驚いたと思う。そして、「ニポン人はこんなことしない」って思っただろう。

だけど、これにしても、よく考えてみると、ニポンにも似たような場所がある。それは、大きな総合病院だ。病院なら、入院してる患者さんたちは、みんなパジャマで歩き回ってるし、中庭をお散歩したり、屋上でタバコを吸ったりしてる。ま、ここまでは「病院内」だけど、病院を出たすぐのとこにコンビニがある場合なんかは、そこまでパジャマのままお買い物に行っちゃう人もいると思う。そして、あたしたちがコンビニでお買い物をしてて、そこにパジャマの人が入って来たとしても、そこが大きな病院の隣りで、その上、その人が足にギプスをして松葉杖をついてたりしたら、パジャマを着てることに違和感を覚えないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、人の服装って、その服装自体はおかしくなくても、場違いなとこを歩くとおかしくなる。たとえば、夏の海岸やプールなら水着でいるのが普通だけど、水着で山手線に乗ったり銀座を歩いたりしたら頭のおかしい人だと思われちゃう。海の家なら水着のまま食事をしても違和感ないけど、六本木のレストランに水着で入ったら追い出されちゃう。駅前のラーメン屋さんに入るのにぜんぜんおかしくないTシャツとジーパンでも、そのカッコで結婚式やお葬式に出たら浮きまくりだ。逆に、ウエディングドレスや文金高島田で駅前のラーメン屋さんに入ったら、店員さんやお客さんはみんな驚くだろう。

こうした例から考えれば、中国の人たちの中に、自宅の近所をパジャマでウロウロする人たちがいるのって、それほど驚くべきことでもないように思えて来る。裸が透けて見えるようなネグリジェや下着姿で外を歩くのは問題アリだけど、パジャマならギリギリセーフな感じがして来る。もちろん、あたしは絶対にできないけど、着るものに無頓着になったオジサンやオバサンがパジャマで歩いてても、そんなに気にならないと思う。で、上海の人たちもそう思ってるみたいで、「上海社会科学院社会発展研究所」ってとこが2006年に行なった世論調査では、「パジャマでよく外出する」と答えた人が16.5%、「パジャマで時々外出する」と答えた人が25%、合計で41.5%もの人たちがパジャマのまま外出することを何とも思ってなかったのだ。

だから、去年の7月に、政府が「パジャマ外出禁止令」を発令した時には、万博会場の周辺の人たちから激しい反発が相次いだ。この時に、上海のポータルサイトの「上海熱線」が「パジャマで外出する習慣について」のアンケートを実施したら、「非文化的な習慣だと思う」っていう否定的な人たちが42%だったのに対して、「便利なので良いと思っている」が34%もいた上に、「見たくないなら見るな!」っていうマイウェイな人たちも24%もいて、肯定派のほうが上回ったのだ。

そして、7月下旬から実際に「パジャマ外出禁止令」が施行されても、最初はなかなか従う人はいなかった。一応、各地の住民管理委員会に依頼されたボランティアで組織した「服装指導隊」ってのが、周辺の居住区の出入り口に立ってて、パジャマのまま外出した人に厳しく指導してるそうなんだけど、なかなか言うことを聞かなかったそうだ。そして、「パジャマ外出禁止令」が施行されてから3ヶ月後の10月下旬には、「レコードチャイナ」が、中国大手ポータルサイト「捜狐(Sohu)」のあるブログから、市民の不満の声を掲載した。一部、抜粋すると、こんなことが書かれてる。


「世界のどこの国が「パジャマ外出禁止令」を制定しているというのか?近くまでちょっと買い物に出かける時にパジャマで出かけるなど当たり前のこと。国家のイメージを損なうものではない。超ミニスカにヘソ出しルック、スーパーローライズといった服もあるではないか。政府は市民の自由に干渉するべきではない。」


もちろん、これが中国人全員の認識じゃないけど、先ほどの世論調査やアンケートの結果と照らし合わせてみると、少なくとも中国人の2人に1人か、3人に1人くらいは、「近くまでちょっと買い物に出かける時にパジャマで出かけるなど当たり前のこと」って思ってるんだと思う。そして、この人の書いた内容から分かるように、パジャマで外出することを「当たり前」と思ってる人たちの感覚としては、肌を見せることこそが恥ずかしい、はしたない、みっともない‥‥ってことみたいだ。だから、超ミニスカ、ヘソ出しルック、スーパーローライズよりも、ちゃんと肌を隠してるパジャマのほうが国家のイメージを損なわない‥‥って思ってるのだ。

つまり、服装に関する「恥ずかしい」とか「はしたない」とか「みっともない」ってことの基準が、あたしたちとは根本的に違うワケだ。だから、別に、脚もおヘソもお尻も出してないパジャマで歩いてるのに、何で政府から文句を言われなきゃいけないんだ!見たくないなら見なきゃいいだろ!‥‥ってことなんだろう。パジャマで外出できる感覚は理解できないけど、この「見たくないなら見なきゃいいだろ!」って感覚はよく分かる。だけど、当初は反発した市民たちも、住民管理委員会による根気強い指導で、少しずつ順応させられてった。そして、パジャマで出歩く人たちは、ジョジョに奇妙に減り始めて、今じゃまったく見かけなくなったそうだ。

‥‥そんなワケで、中国政府は、10ヶ月もかけて、何とか万博開催までにパジャマのまま外出する人たちをいなくさせたワケだけど、これは、市民の習慣を直したワケじゃないと思う。今までパジャマで出かけてた人たちは、「便利なので良いと思っている」とか「近くまでちょっと買い物に出かける時にパジャマで出かけるなど当たり前」とか思ってた人たちなんだし、何よりも長年の習慣だったんだから、「パジャマで外出することは国際的な感覚だと恥ずかしいこと」だなんて理解したワケじゃないだろう。監視の目が厳しいからガマンしてるだけで、万博が終わるまでの辛抱だと思ってるに違いない。

だけど、万博は、5月1日から半年間も続く。つまり、期間が長いだけじゃなくて、これから暑い夏が待ってるワケだ。そんな時期に、今まではパジャマのまま気楽にお買い物に行ってたオバサンたちが、メンドクサイ思いをしていちいち着替えなくちゃならない。去年の夏は、「パジャマ外出禁止令」が施行されたばかりで、まだそんなに厳しくなかっただろうから、守らない人たちもいた。だけど、今年の夏は、万博の本番なのだ。もしもパジャマで外出したとこを「服装指導隊」に見つかったら大変なことになる。だから、どんなに厚くても、どんなにメンドクサクても、いちいち着替えてからお買い物に行かなきゃなんない。これは、ソートーのストレスだろう。

その上、中国政府は、万博の開催期間中だけじゃなくて、万博が終わっても、中国が国際社会の仲間入りをするための一環として、この「パジャマ外出禁止令」を続けてく可能性だってある。そしたら、今までずっとパジャマで外出してた人たちにとっては、地獄のような日々が永遠に続くことになる。これは、「見たくないなら見なきゃいいだろ!」って感覚の人たちにとっては、ものすごい重荷になると思う。

そこで、あたしが考えたのが、近所の商店街どころか、電車に乗って渋谷に行ってセンター街を歩いても違和感のないようなデザインのパジャマを開発することだ。フォーマルな服装じゃないと入れないレストランとかは無理としても、Tシャツとジーパンで行けるようなとこなら、どこにでも行けるパジャマ。誰からも変な目で見られなくて、誰もがパジャマだと気づかないパジャマ。だけど、トレーナーやジャージの上下とは違うタイプ。だって、そうしなかったら、「それならトレーナーやジャージの上下をパジャマ代わりに着て寝ればいいじゃん」てことになっちゃうからだ。

パジャマと、トレーナーやジャージの上下との共通点は、上下がオソロになってる点だ。ほとんどのパジャマが、上も下もおんなじ色でおんなじ柄なのと同様に、トレーナーやジャージも上下がおんなじ色だ。そして、中学や高校の時のジャージの上下を着て、渋谷のセンター街を歩くのは恥ずかしいけど、下がジーパンで上だけがジャージなら、その恥ずかしさも半減する。何でかって言うと、これならファッションとして狙ってることになるからだ。つまり、パジャマの場合もこの方式を取り入れて、「上下がオソロ」っていうパジャマの概念を打ち破れば、パジャマっぽくなくなるってワケだ。

‥‥そんなワケで、あたしが考えたのは、上が無地の白で下がボルドーの細いストライプとか、上がブルーの濃淡のグラデーションで下が黒とか、とにかく、「いかにもパジャマ」っていう色や柄はぜんぶナシにして、普通のシャツやブラウスにある色や柄にすることと、上と下との組み合わせを普段の外出着のコーディネイトを参考にしたセットにすること。そして、エリやソデグチやスソやボタンのデザインもオシャレにすれば、マサカ、パジャマだとは思われないだろう。だけど、肌触りのいい素材と、ゆったりしたサイズはパジャマのままだから、着ててラクチンなのは従来通り。そして、何より最大の利点は、いくら外をウロウロしてても、「服装指導隊」に捕まらないってことだ。だから、中国の衣料品メーカーは、いつまでも海外ブランドのパクリばかりしてないで、こうしたオリジナル商品を売り出して欲しい。だって、これこそが、ホントの意味で、中国が国際社会の仲間入りをするための第一歩だと思う今日この頃だからだ。


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2010.04.28

自公の廃止の次は時効の廃止

殺人などの重大事件の時効廃止を盛り込んだ改正刑事訴訟法が、27日に成立したんだけど、成立と同時に即日交付、施行されるっていう異例の早ワザだった。何でかって言うと、15年前に岡山県倉敷市で起こった殺人放火事件の時効が、28日の午前0時に迫ってたから‥‥って理由を知って、あたしは「あれっ?」って思った。だって、普通、法律が改定された時って、施行された日から起こる事件や出来事に対して適用されるんじゃないの?‥‥って思ったからだ。

もちろん、あたしは、殺人事件の時効が廃止になったことには大賛成だし、コソコソと逃げ回ってる卑劣な殺人犯なんかを擁護するつもりは毛頭ない。倉敷市の事件の犯人を始め、昨日までは時効を心待ちにしながら逃げ回ってた全国373件もの事件の凶悪犯どもが、みんな逮捕されて厳罰を受ければいいと思ってる。だけど、こうした感情的なことは別にして、純粋に法律の問題として考えた場合に、今までの法律が改定されたり、新しい法律が施行された時って、過去にさかのぼらないで、その時点からアトに適用されなきゃおかしいからだ。

たとえば、小沢一郎のことばかり報じられてるけど、自民党の町村信孝や杉浦正健も、みんなの党の江田憲司も、政治資金で不動産を購入してた。だけど、これらは、まだ政治資金で不動産を買っても良かった時代のことだから、まったく問題になってない。小沢一郎にしても、政治資金で不動産を購入したことを問題視されてるんじゃなくて、政治資金報告書に記載した時期にズレがあることを問題視されてるだけだの話だ。だけど、もしも、改定された法律を過去にさかのぼって適用してもいいのなら、政治資金規正法が改定されて政治資金で不動産を購入しちゃいけないことになる前のこれらのケースをぜんぶ捜査して起訴しなきゃいけなくなる。あたしは、こんなおかしな話はないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、当然のことながら、高卒のあたしが難しい法律のことなんて分かるワケもなく、あたしに分かる法律と言えば、道交法だけだ。だから、今回の疑問も、法律を知らない無知な人間が、不思議に感じたことをそのまま書いてるだけなので、法律の専門家や、大学の法学部に通ってるような人たちから見れば、バカみたいに思われちゃうかもしれない。でも、無知は無知なりに、このムチムチのダイナマイトバディーを武器にして、感じたままを書いてこうと思う。だから、法律に詳しい人たちは、ここはひとつ、温かい目で見守って欲しい。

で、あたしが思ったのは、今回の「時効の廃止」が過去にもさかのぼって適用されるなら、事件のケースによっては、おかしなことが生じちゃうってことだ。少年犯罪の場合、「俺は少年だから人を殺しても少年法で守られてる」なんてセリフをよく耳にするけど、凶悪犯罪を犯すようなヤツラは、それなりに法律を知ってて、自分に都合よく利用するケースが多い。だから、カッとして反射的に手元にあった包丁で相手を刺しちゃったようなケースは別だけど、周到に計画して行われた保険金殺人のようなケースなら、当然、「人を殺しても25年で時効になる」ってことも知ってるワケで、その犯行には「25年逃げ切れば逮捕されなくなる」ってことが動機のひとつになってたかも知れないのだ。逆に言えば、犯行当時に「殺人罪には時効がない」ってことになってたら、サスガに死ぬまで逃亡生活を続けることなんてできないと思って、殺人の計画を取りやめにしてたかも知れないだろう。

つまり、昨日までに起きた殺人事件は、すべて「25年の時効」っていう法律のもとで起こったもので、373件の凶悪事件の犯人の中には、「25年の時効」があったからこそ犯行に踏み切ったってヤツだって何人かはいるかもしれないってことだ。それなのに、アトから改定された法律が過去にさかのぼって適用されちゃったら、「おいおいおいおい!話が違うじゃないか!それなら殺人なんかしなかったよ!」ってことになっちゃう。それに、法律が改定される前に事件を犯して、今、逃げ回ってる犯人の時効も消えるのなら、すでに時効が成立して、のうのうと暮らしてるヤツラも逮捕しなくちゃ不公平だと思う。

何年か前に、足立区の小学校の女性教師を殺して、自分の家の下に埋めて、時効が成立してから自首して無罪になった元用務員のジイサンがいたけど、年金もらってのうのうと暮らしてた上に、取材に行ったテレビ局のレポーターに逆ギレして殴りかかったりしてた。あたしは、過去の事件にも改定した法律を適用するのなら、こうしたヤツだって逮捕すべきだと思う。まあ、普通に考えたら、時効が成立した時点で、それまでの捜査資料だとか証拠品だとかを廃棄しちゃってるだろうから、すでに時効が成立してる上に犯人が特定できてない事件の場合は、新たに捜査を始めることは難しいだろう。だけど、この事件のケースみたいに、犯人が分かってるのにのうのうと暮らしてるのなんて、被害者のご遺族の気持ちを思うと絶対に許せなくなる。

‥‥そんなワケで、ここで、ひとつの仮説を立ててみる。それは、今回の改定とは反対に、「もしも時効が短くなったら?」っていう仮説だ。殺人罪の時効は25年だったけど、これが、たとえば「15年」に短縮されたとする。そしたら、この法律を過去にさかのぼって適用した場合、犯行から15年以上逃げ回ってて、25年の時効が来る前に逮捕されて、現在服役中の受刑者は、みんな釈放しなくちゃならなくなる。それどころか、犯行から15年以上逃げ回って逮捕されて、そして死刑になった犯人は、司法当局が責任を持って生き返らせなきゃならなくなる。そんなこと、できるワケないけど、改定した時効を過去にさかのぼって適用したら、こういうことになっちゃう。

今回、殺人などの最高刑が死刑の罪は、25年だった時効が「廃止」になったけど、強制わいせつ致死や強姦致死など最高刑が無期懲役の罪は、15年だった時効が30年に、傷害致死や危険運転致死など最高刑が懲役20年の罪は、10年だった時効が20年に、それぞれ2倍に延長された。そして、これらの「2倍に延長された罪」も、過去にさかのぼって適用される。だから、時効が「廃止」になった罪と、時効が短縮された仮説とを比較することは少し無理があるけど、時効が延長された罪となら、比較してもおかしくないと思う。ようするに、時効が延長された場合に過去にさかのぼって適用するのなら、今後、もしも時効が短縮されるような改定があった場合にも、同様に過去にさかのぼって適用しなくちゃおかしいってことになる。そして、その場合には、釈放しなくちゃならない服役者が出て来るってワケだ。

だけど、もしも時効が短縮されるようなことがあったとしても、絶対に過去にさかのぼっては適用しないと思う。だって、すでに刑が決まって服役してる受刑者を釈放するワケないと思うからだ。あたしは、コレって、おかしいと思う。改定した法律を過去にさかのぼって適用するのなら、時効が延長された場合も短縮された場合も、どちらもおんなじにしないとおかしいと思うからだ。それで、今回の適用を「あれっ?」って思ったあたしは、その疑問をツイッターでつぶやいてみた。そしたら、サスガ、ツイッター。すぐに、親切な人が、あたしとおんなじ疑問を持った人と、その人の質問に対する回答が掲載されてる「OK Wave」のページを教えてくださった。リンク先にアクセスできない人のために、こちらにも引用させてもらうけど、あまりにも的確に書かれてる。


【質問】
遡及処罰の禁止、事後法の禁止に反しませんか?殺人罪の時効が廃止されることが検討されています。そして刑事訴訟法改正で廃止されたあとは、過去のものにも適用するという報道を見ました。これは遡及処罰の禁止、事後法の禁止に反するのではありませんか?刑法6条にも該当しません。反しないのであれば、その理由をお願いします。


【回答】
日本国憲法(以下「憲法」といいます。)は、事後法について全面的に禁止しているわけではありません。実際、法令を遡及適用することはよくあります。憲法で禁止しているのは、遡及処罰の禁止です。要するに、国民に有利なことは遡及してもよいが、不利なことは遡及してはいけないということです。

「憲法第39条 何人も、実行の時に【適法】であつた行為又は既に【無罪】とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。」

また、刑法第6条で規定しているのは「刑」であり「時効」ではありません。

「刑法第6条 犯罪後の法律によって【刑】の変更があったときは、その軽いものによる。」

要するに、刑罰に時効が含まれるかどうかが争点なのです。過去の例との整合性については、要するに、過去の例では、刑罰に時効が含まれるかどうかが分からないので、分からないのであれば「含まれる」と解して、過去の事件に適用することはしなかったのです。しかし、現在では「刑罰と時効は別」と考える人が多くなったことから、過去の事件にも適用しようという議論になっているのです。実際はどちらが正解なのかは、裁判所が個別具体的な訴訟事件の判決において判断します。だったら、とりあえず過去の事件にも適用しておけば、実際の裁判では必ずその点が争点となるでしょうから、その司法判断を待てばよいと、私は思います。


‥‥そんなワケで、これは、今から2ヶ月ほど前の質問と回答なので、まだ「検討されている」ってこととして書かれてるけど、今日からは現実の話になったってワケだ。あたしは、これを読んで、「遡及処罰の禁止」とか「事後法の禁止」とかって言葉を初めて知ったけど、いちいち調べなくても、読んで字のごとしってワケで、過去にさかのぼって処罰を与えちゃいけないってのが「遡及処罰の禁止」だろうし、その法律が施行される前の時例に新しくできた法律を適用しちゃいけないってのが「事後法の禁止」だろうと思った。

で、この質問は、まさしくあたしの疑問とおんなじで、この回答を読むと、「遡及処罰の禁止」は憲法で決まってるけど、「事後法の禁止」は禁止してないケースもあるって書かれてる。あたしの疑問は、改定された時効を過去にさかのぼって適用することの矛盾なんだから、後者の「事後法の禁止」にあたるワケで、憲法で全面的に禁止されてないのなら、今回の適用も憲法違反にはならないことになる。

ただ、ひとつだけ気になったのは、最初の「遡及処罰の禁止」の説明だ。ここには、「要するに、国民に有利なことは遡及してもよいが、不利なことは遡及してはいけないということです。」って書かれてる。今回の適用をこの「遡及処罰の禁止」で考えてみた場合、被害者やご遺族にとっては「国民に有利なこと」だから、過去にさかのぼるのは問題ないけど、逃げ回ってる犯人だって一応は国民なワケで、犯人側にしてみれば「国民に不利なこと」なあたる。そしたら、「遡及処罰の禁止」に抵触しちゃうことになる。

さらには、「刑法第6条」なんていう新たな使徒も攻めて来たから、あたしはますますチンプンカンプンになるかと思ったのもトコノマ、この人の回答の書き方がとっても分かりやすいので、無知なあたしにもちゃんと理解することができた。結局、この人が最後に書いてるように、とりあえず過去の事件にも適用しておいて、個々のケースについては、実際の裁判で個別に判断してくってことなんだろう。つまり、あたしが心配したように、これからは、過去にさかのぼって適用したケースで凶悪な殺人犯を逮捕した場合には、裁判で、「私は25年の時効があったから犯行に及んだ。時効がなければ一生逃げ切ることなどできないと思って犯行を思いとどまっていた」なんて弁明するヤツも現われるだろう。そして、その場合には、この言葉がホントでもウソでも、多少は減刑に作用すると思う。

‥‥そんなワケで、あたしは、凶悪犯罪の時効が廃止されたり延長されたりしたことについては大賛成だし、過去にさかのぼって適用されることについても大賛成だ。だけど、純粋な疑問として、短縮された場合には過去にさかのぼって適用できないものを延長した場合だけ適用するってのは、どこかに矛盾が生じてるんじゃないのか?‥‥って思ったことは事実だ。そして、もうひとつ、これは感情的なことだけど、すでに時効が成立して、のうのうと暮らしてるヤツラに何もできないってことが許せない。事件とは無関係なあたしでも、こんなに腹が立ってるんだから、被害者のご遺族にしてみたら、犯人が分かってるのに逮捕も処罰もできないなんて、これほどの苦しみはないだろう。足立区の事件の場合は、別の形で賠償金を請求したり、いろいろとできる限りのことをしたそうだけど、それでも、自分の愛する家族を残酷に殺した犯人が、刑務所にも行かずにのうのうと暮らしてることを想像したら、夜も眠れないほど悔しいと思う。だから、あたしは、こうした凶悪事件の場合は、刑事の時効だけじゃなくて、せめて、民事の時効も廃止にして欲しいと思う今日この頃なのだ。


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2010.04.27

検察審査会を仕分けしろ!

小沢一郎の政治資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、小沢一郎は「不起訴」になってたけど、謎の市民団体による告発を受けて、検察審査会が審査をして、「起訴相当」ってことになった。これは、不起訴処分を妥当とする「不起訴相当」、不起訴処分に疑問があるとする「不起訴不当」、不起訴処分は間違っているとする「起訴相当」の中の一番重い結果だ。これで、検察は、これからまた小沢一郎のことを捜査して、3ヶ月後までに起訴するかどうかの答えを出さなきゃいけなくなった。そして、もしもまた「不起訴」にした場合には、もう一度、検察審査会が召集されて、2回目の検察審査会でも「起訴相当」になったら、検察の見解は関係なく、小沢一郎は強制的に起訴される。

で、あたしの予想としては、「起訴相当」→「検察は新たな証拠を見つけられずにまた不起訴」→「2回目の検察審査会でも起訴相当」→「強制的に起訴」→「事件性を立証できるだけの証拠もないのに無意味な裁判が始まる」→「長い時間と莫大な税金が無駄に使われた挙句に結局は立証できずに無罪」っていう流れになると思う。だって、どんなことをしても小沢一郎を犯罪者にしたかった東京地検特捜部が、1年間も必死になって国策捜査をして来たのに、それでも何の証拠も見つからずに起訴を断念したんだよ。それなのに、これから3ヶ月で事件性を立証できるだけの証拠が見つかるワケはないし、そんな状況で起訴なんかしたら、裁判で大恥をかくのは検察だ。

だから、検察は起訴できないけど、有権者の中からクジ引きで決められたシロート集団、検察審査会の11人は、裁判で有罪にできるかどうかなんて関係ない。検察が意図的に作った調書を見せられて、そこに書かれてる内容と、これまでにマスコミが垂れ流して来た「検察リークの嘘ニュース」による先入観だけで、「不起訴相当」「不起訴不当」「起訴相当」の中からどれかを選ぶだけだ。つまり、裁判のことなんて考えずに、無責任に「起訴相当」って決めることもできる。だけど、強制的に起訴して裁判が始まれば、事件性を立証できるだけの証拠がないまま公判が続いてくワケだから、どんなことをしても有罪にはできない。つまり、最初から無罪判決になることが分かってる無意味な裁判が行なわれるワケで、こんなバカバカしいことに、あたしたちの血税がたくさん使われちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、小沢一郎の問題と一緒に告発されてたハトポッポの政治資金の問題は、検察審査会が「不起訴相当」にしてる。これを見ても、検察審査会ってのは、世論をそのまま反映してるようにも見える。ハトポッポの問題は、いくら1500万円もの大金を毎月もらってたからって、実のお母さんからもらってたワケだし、弟のクニポッポももらってたワケだし、「所詮は身内の話だから」って思ってる人が多いからだ。だけど、普通に考えたら、これほどの大金を何年間ももらってたのに、本人のハトポッポが「まったく知りませんでした」ってのは信じられないし、あとから贈与税を払ったからOK‥‥ってのは納得できない。

たとえば、「毎月1500万円もらってたことは知ってたけど、その管理をすべて秘書に任せてた」って言うのなら理解できるけど、ハトポッポの説明をそのまま信じられる人は少ないと思う。だから、検察審査会は、所詮は身内のお金だったってことや、問題の程度から、検察の「不起訴」の通りに「不起訴相当」としたワケだけど、「鳩山氏は、嘘の記載について知らず、母親からの莫大な資金が使われていたこともまったく知らなかったと言うが、素朴な国民感情として、このようなことは考えがたい。鳩山氏に対する検察の取り調べが行なわれていないこともあり、一方的な言い分にすぎない上申書の内容そのものに疑問を投げかける声が少なからずあった」って指摘した。つまり、ハトポッポの説明をそのまま信じて「不起訴相当」にしたワケじゃなくて、あくまでも、「起訴するほどの事例じゃない」って判断されただけなのだ。

だけど、小沢一郎の問題のほうは、検察の出した「不起訴」の結果を間違ってるとする「起訴相当」になった。検察が、それも特捜部が、1年間も徹底的に捜査をして、それでも起訴できるだけの証拠が見つからずに「不起訴」になった「無罪が確定した人間」に対して、クジ引きで選ばれた11人のシロート集団が、何の証拠もないのにも関わらず、マスコミの垂れ流して来たニュースによるイメージなどから、「あいつは怪しいから起訴すべきだ」って決めたワケだ‥‥ってことで、あたしを含めてほとんどの人が経験したことのない検察審査会の審査員だけど、いったいどんな感じなのか、実際に審査員をしたことのある人のツイッターでのつぶやきをご紹介する。


「イザヤ2さんのつぶやき」
http://twitter.com/Izaya2nd

私は10年ほど前に、検察審査員をしたことがあります。審査会では、警察官の書いた調書と、検事の書いた調書の両方を読みました。同じ件の取調べで、同じ事を被疑者は言っているのに、微妙に言葉のニュアンスが違う。警察官のと比べて、検事の調書は有罪の印象を強める言葉になっていることが多かった

又、警察官の調書では、「第3者の目撃者を発見できなかった」と明記されているのに、検事の調書では、その1文は削除されている・・・他の部分は全て警察官の調書から書き写したと思われるほどそっくりなのに・・・・・

全体として、警察官の調書は取り調べ内容を忠実に記録している印象が強かったです。それに対して、検事の調書は、”恣意的と思われる削除や追加”が散見されました。その恣意的追加や削除で、随分文章全体の印象が変わって、被疑者の有罪性を印象付けるようになっていました。

ある町の町長(自民党系)が公金を自分の選挙資金に不正流用した嫌疑の事件では、11人の審査員全員が「これは絶対起訴すべき」と断言するほど容疑は確かと思われるのに、検察は不起訴にしていた・・・やはり政治家がらみでは、検察は信頼できない。

審査員は検事の調書を頼りに事件を理解するので、検事の調書の影響が極めて大きいです。


‥‥そんなワケで、この検察審査会の審査員と似てるのが、こないだから始まった裁判員制度だけど、裁判員制度の場合には、無作為に選ばれた国民だけで結論を決めるんじゃなくて、プロの裁判官も含まれてる。そして、プロの裁判官のほうに比重があるから、シロートの感情だけでメチャクチャな判決になる確率は極めて低いだろう。だけど、検察審査会のほうは、11人のシロートだけの多数決で決めるんだから、個人の感情が結果を大きく左右すると思う。今回の小沢一郎のケースなら、11人は、1年間ずっとマスコミの垂れ流す「小沢一郎は黒だ」っていうニュースを目や耳にして来た上に、小沢一郎を有罪にするために恣意的に作成された東京地検特捜部のインチキ調書だけを読んで結論を迫られるんだから、インターネットで「正しい情報」を得てない限り、どうしてもマスコミが作り上げたイメージに誘導されちゃうだろう。

たとえば、自民党の議員たちが連呼してる「秘書が3人も逮捕、起訴されたのに」ってセリフにしても、民主党の中からも同様の声があがってることなんかをマスコミは大々的に報じて来たから、この問題をキチンと理解してない人たちは、「秘書が3人も逮捕されたのにボスの小沢は逃げきった」ってふうに思ってるだろう。実際には、「通常は最高でも在宅起訴が普通の微罪なのに、東京地検特捜部は何としてでも小沢一郎にダメージを与えたいために、なりふりかまわず暴挙に出た」ってことなのに、ここまで理解してる人は少ないと思う。そして、逮捕されようが起訴されようが、まだ「推定無罪」の人間だってことも、ちゃんと理解してる人は少ない。裁判で有罪が確定するまでは犯罪者でも前科者でもないのに、多くの人たちは、マスコミの垂れ流すネガティブキャンペーンに洗脳されてて、逮捕された秘書3人は当然として、「不起訴」になった小沢一郎のことまでも犯罪者みたいに思ってる。

「打倒民主」「反小沢」を宣言してる「サンケイ新聞」に至っては、今年の1月22日の大阪版の朝刊1面のトップで、逮捕も起訴もされてない小沢一郎のことを「小沢容疑者」って書いたほどだ。この件は、詳しくはココに書いてるけど、いくら発行部数の少ない三流新聞とは言え、仮にもマスコミのハシッコに並んでる新聞が、こともあろうに逮捕も起訴もされてない人間を容疑者扱いするなんて、これが「ウッカリミス」と言えるだろうか?どう考えても「ウッカリミスのフリをした意図的なネガティブキャンペーン」だろう。

そして、「打倒民主」を掲げる「サンケイ新聞」や「読売新聞」を始め、ほとんどの新聞やテレビが小沢一郎のイメージダウンに奔走して来た1年だったから、そんな末に11人のシロートを集めれば、どんな結果になるかは一目瞭然だ。それも、検察側の調書だけを見せて、小沢一郎側の弁護などはナシなんだから、言うなれば「欠席裁判」だ。これほど偏った方法で「起訴」か「不起訴」かを決めるなんて、あまりにも一方的だと思う。それに、この「クジ引きで選んだ11人」てのが、あまりにもアバウトだと思う。だって、今回の問題にしたって、たまたま選ばれた11人のうち、もしも6人以上が「反自民」や「民主党支持者」だったとしたら、正反対の結果になってたと思うからだ。

ようするに、これはギャンブルみたいなもので、政治家の事件の場合には、たまたま選ばれた11人の人たちの支持政党や政治的思想に偏りがあれば、公平な結論には達しないってことになる。これは、裁判員制度にも言えることで、女性が被害者の残酷なレイプ殺人のような事件の場合なら、裁判員に女性が多く選ばれるか男性が多く選ばれるかによって、その判断は微妙に違って来るからだ。そして、いくら「微妙」と言ったって、それが「死刑」か「無期懲役」だったら、ものすごく大きな違いになる。でも、裁判員制度の場合には、さっきも書いたように、プロの裁判官も一緒に判断するんだから、あまりにも極端に常識外れな判決にはならないと思う。だけど、11人のシロートだけで決める検察審査会には、裁判員制度におけるブロの裁判官のようなブレーキ役がいないんだから、どんな信条や思想の人たちが選ばれたかによって、真実とは真逆の結果になるケースもあると思う。

‥‥そんなワケで、現行の検察審査会は、これはこれで形だけは「民意の反映」なんだから、あたしは頭ごなしに否定するつもりはない。だけど、「クジ引きで選んだ11人」なんていうアバウトすぎる人たちだけで、この国の将来にも関わるような問題を決めさせてもいいんだろうか? たとえば、「クジ引きで選んだ11人」の他に、政治的にも思想的にも中立な立場の大学教授とかの有識者を何人か加えるべきだと思うし、判断材料にしても、検察が作成した調書だけじゃなくて、他の情報も開示して、もっと多角的に審査すべきなんじゃないのか?‥‥って思う。そうすれば、事件性を立証できるだけの証拠もなくて、絶対に無罪になることが分かってるのに、あたしたちの血税を使って無意味な裁判を行なうなんていうバカげたこともなくなるワケだ。だから、あたしは、この検察審査会っていうおかしな制度こそをレンホーに仕分けして欲しいと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.04.25

怒りの黄色いリボン

今日の「沖縄県民大会」は素晴らしかった。あたしは例によって日曜日はお仕事だったんだけど、1本目のお仕事が午後1時すぎに終わって、2本目のお仕事が夕方からだったので、何とかネット配信で観ることができた。ネットでは、「琉球新報」と「沖縄タイムズ」が生中継で配信する予定だった上に、会場のある読谷村の「FMよみたん」が1時から中継してくれるって言うので、オープニングイベントから観られると思って、すごく期待してた。何しろ、あたしのリスペクトしてる「沖縄のインディーズの母」、改め、「沖縄のエコ番長」のKEN子さんが司会だからだ。

今回の沖縄県民大会は、去年の衆院選の時に「最低でも県外、できれば国外」って約束したのに、未だに迷走を続けてる鳩山政権にイエローカードを出す!‥‥って意味から、参加者は、黄色いリボンとか、黄色いバンダナとか、黄色いシャツとか、黄色い帽子とか、みんな黄色いものを身につけて来るってことになってた。沖縄県民大会に合わせて全国各地で開催された同時アクションでも、大会やアクションに参加できない人たちも、気持ちをひとつにしてる人たちは、みんな黄色いものを身につけることになってた。だから、あたしは、ゆうべのうちにツイッターのアイコンを黄色い背景のものに替えて、今日は黄色のニットのワンピでお仕事に行った。

で、午後1時すぎに1本目のお仕事が終わったので、車の中で「FMよみたん」のサイトを見てみたんだけど、2つある画面の右側に会場が無音で映ってるだけで、まだ何も始まってない。時計を見ると1時10分だけど、あたしは「うちなータイム」なんだろうって思って、そのまま待ってた。実は、この時、ホントは3時からの大会だけを中継するハズだった「琉球新報」が、中継の準備が整ったので、すでに配信を始めてたのだ。でも、これを知ったのはアトからで、オープニングイベントは「FMよみたん」でしか配信しないと思ってたあたしは、そのまま待ち続けてた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、結局、「FMよみたん」で音が流れ始めたのは、DUTY FREE SHOPとカクマクシャカのコラボの途中からだった上に、カメラはステージを映してなくて、テントの放送ブースを映してるから、ステージの様子は音しか分からない。そして、ブースには東浜夏希さんがいたんだけど、すでに東浜夏希さんは歌い終わって、このブースに来てたってことが分かった。そして、あたしは、まだ「琉球新報」がステージの様子を中継してるってことに気づいてなかったから、そのままステージ上の演奏をBGMにして、「FMよみたん」の放送や東浜夏希さんのお話を聞いたりしてた。

ステージでは、胸にジーンと沁みる「非戦」を歌った村吉茜さんに続いて、テノール歌手の伊波惟行さんが迫力の歌声を響かせてた。だけど、画面に映ってるのは、ステージを映すカメラの調整が間に合わなくて困ってる「FMよみたん」の人たちで、そののんびりした様子が「ザ・沖縄」って感じで楽しかった‥‥と思ったのもトコノマ、画面が消えちゃった。それで、ツイッターを見てみたら、親切な人が「琉球新報」の中継が始まってるってことを教えてくれたので、すぐにアクセスした。そしたら、ちゃんとステージが映ってて、会沢芽美さんが澄んだ美しい声で、基地はいらないと言う子供たちの思いを代弁して歌ってた。

そして、小林流妙武館の子供たちによる可愛らしいけど勇ましい空手の演武と、勝連城十代目城主の「阿麻和利(あまわり)」の半生を演じる現代版組踊、「肝高(きむたか)の阿麻和利」がトリをつとめた。あたしは、こんなに素晴らしい伝統文化がある勝連の沖を埋め立てて巨大な人殺しのための基地を造ろうだなんて、計画するだけでもトンデモないことだって思った。で、オープニングイベントがすべて終わり、KEN子さんの「県民大会を盛り上げて行こーーー!!イエローカーーード!!」って掛け声に、広大な会場を埋め尽くした何万人もの人たちが「おおーーー!!」って応えて、いよいよ大会が始まった。

‥‥そんなワケで、約束の時間に1時間くらい遅れるのが当たり前の「うちなータイム」の沖縄で、3時ピッタリに大会が始まったってことが、すでに、この問題に対する県民の強い思いが全面に表われてたワケだけど、司会の読谷高校の女子高生が、プロの司会者も顔負けの素晴らしい進行をしてくれた。そして、まずは、共同代表の翁長(おなが)雄志那覇市長が開会の挨拶をした。翁長市長は、保守派も改革派も関係なく、超党派で集まったみんなが基地に反対してること、そして、保守派の仲井真弘多沖縄県知事までもが参加してくれたことに感謝を示し、「沖縄県民の心が、ここで、まさにひとつになった!」 「心をひとつにして沖縄の意思を発信して行こう!」 って言った。会場からは「おおーーー!」という歓声。

続いて、実行委員会の池間淳県議会議員が、決意表明してから、新聞やテレビやラジオで沖縄のメッセージを発信してくために、会場に集まった人たちにカンパのお願いをした。そして、共同代表の高嶺善伸(ぜんしん)県議会議長が、これまでに沖縄では米軍、米兵による事故や事件が「5634件」も起こって来たことから、政府案とされてる複数の県内移設先は、すべての場所の人たちが「NO!」と言ってること、北マリアナ連邦のテニアンでは「歓迎する」と言ってることなどをあげてから、国防長官だったラムズフェルド氏が「歓迎されない場所に基地は置かない」と明言したことを引いて、誰も歓迎してない沖縄ではなく、歓迎すると言っているテニアンにすべきだってことを示唆した。当然の理屈だ。高嶺議長の「これほど沖縄に米軍基地が集中しているのに、どうして普天間飛行場ひとつ返還できないのか!」って言葉には、会場から賛同の声があがった。

そして、会場のボルテージも上がって来たとこで、いよいよ、仲井真弘多沖縄県知事の登場。仲井真知事は、開口一番に、「私は日米安保を保持する立場ですが」って切り出して、それでも今回ばかりは黙っていられなかった、政府に言いたいことがあるから参加させていただいた、と話し始めた。会場からは大きな声援。仲井真知事は、政府に対する要望として、「政府は普天間飛行場の危険性を1日も早く除去すべき」&「沖縄だけに押しつけ続けてきた過剰な基地負担の抜本的な軽減」を訴えた。一応、条件付きで県内移設にも応じる構えを見せて来た仲井真知事だから、他の人たちのように「県内反対」とは明言しなかったし、民主党が「最低でも県外、できれば国外」ってことをマニフェストに掲げてないことを知った上で、あえて「鳩山首相は公約に沿ってネバーギブアップで進めて欲しい」っていう「逃げ場を作った物言い」にとどめた。だけど、それでも、最後には、「21世紀のビジョンは基地のない平和な沖縄を目指すことだ」って締めくくった。この決意表明は大きいだろう。

続いては、普天間基地のある宜野湾市の伊波洋一宜野湾市長が登場したんだけど、やっぱり、この人の演説が一番盛り上がった。伊波市長は、以前から、アメリカ側のロードマップを詳細に調べたり、実際にグアムの基地を視察したりして、在沖米軍の海兵隊のほとんどがグアムとテニアンに移転する計画になってることや、沖縄にヘリ部隊は残らないのに基地だけを造らせようとしてることなどを訴え続けて来た。だけど、ニポンの中央のマスコミは、伊波市長の訴えを封殺して、ガンとして報じないようにして来た。だから、この問題の本質を知らない人たちは、「沖縄から海兵隊がいなくなったら日本の防衛はどうするんだ?」なんてズレまくったことを言ってたワケだ。

だいたいからして、普天間飛行場は、沖縄に34ヶ所もある米軍施設の中のひとつに過ぎないのに、それが無くなって34ヶ所が33ヶ所になったら、トタンに防衛力や抑止力がゼロになるって言うのか?34ヶ所が33ヶ所になったら、トタンにヨソの国が攻撃して来るって言うのか?沖縄以外にも、ニポン全国にいくつもの米軍基地があるって言うのに、その中のたったひとつの施設を返還することが、どうして100かゼロかみたいに論じられなきゃならないのか?これほどおかしな話はない。ようするに、防衛利権に絡んでる残党どもが、沖縄の人たちを食い物にしてるだけの話なのだ。

伊波市長は、戦後65年も沖縄にたくさんの基地を押しつけておくことは、「日米両政府の沖縄差別」だって言った。そして、過去に政権交代した世界の国々で、政権交代後に新政権が駐留米軍を撤退させたのは、フィリピンやエクアドルなど、85%もあるって言った。それなのに、ニポンができないハズはない。鳩山首相、今こそリーダーシップを発揮して、沖縄の平和の第一歩を作った首相として、歴史に名前を残して欲しい‥‥って、あたしが、こないだ書いたこととおんなじことを言った。やっぱり、平和を愛する人たちは、みんな思ってることがおんなじなんだね。

‥‥そんなワケで、続いての稲嶺進名護市長は、選挙の時には民主党の鳩山代表が自ら「最低でも県外、できれば国外」と沖縄県民に約束しておきながら、今の迷走ぶりは「沖縄県民を愚弄するものだ!」と一括。そして、「新基地NO!県内移設NO!」と叫び、会場も盛り上がった。そして、次の島袋俊夫うるま市長は、念のために書いとくけど、「しまぶくろ」じゃなくて「しまぶく」って読む。沖縄には「島袋」って名字が多いけど、「しまぶくろ」って読む人がほとんどなのに対して、少しだけ「しまぶく」って読む人もいるのだ‥‥って、「きっこのプチ沖縄情報」も織り込みつつ、このまま進んでく。

島袋市長は、政府が苦し紛れに出して来た「ホワイトビーチ沖案(勝連沖案)」のうるま市の市長だから、怒りも大きい。この案は、かつて住民の反対で廃案になってる上に、現政権の各大臣たちの了解のもとに、勝連を漁業とレジャーとの2本柱で自立させてく計画を進めてる最中だってのに、これをすべてパーにして巨大な埋め立て基地を造るなんて冗談じゃない!って、カンカンになって怒ってた。当たり前の話だ。そして、島袋市長の「沖縄から忌まわしい基地を撤去して行こう!」の声に、会場からも大きな歓声と拍手が上がった。

次に登場したのは、勝連漁協組合の赤嶺博之組合長で、政府が埋め立て案を計画した場所が、勝連の「もずく」の60%を水揚げしてる他にも、沖縄の名産のいろんなお魚が獲れる大切な海だって話した。そして、赤嶺組合長に続いては、壇上に並んでる出席者の紹介が始まったんだけど、沖縄選出の衆議院議員は、オムライス党の照屋寛徳氏、民主党の玉城デニー氏と瑞慶覧長敏氏の3人が出席してて、国民新党の下地幹郎氏だけが欠席した。

他にも、オムライス党の阿部知子氏、山内徳信氏、服部良一氏、民主党の喜納昌吉氏、沖縄社会大衆党の糸数慶子氏、自民党の島尻安伊子氏、日本共産党の志位和夫氏、小池晃氏、仁比聡平氏を始め、他にも多くの議員が参加した。言っちゃ悪いけど、民意を無視して辺野古案を押しつけて来た自民党の議員までもが参加してるのに、沖縄選出の下地幹郎氏がバックレたのには開いた口がふさがらない。ま、沖縄選出のクセに、辺野古の陸上案をゴリ押しして、沖縄の人たちから「裏切り者!」って罵声を浴びた下地幹郎氏が、もしも出席なんかしてたら、「どのツラさげてやって来た!」って言われて、袋叩きにされてただろうけど。

‥‥そんなワケで、このあとに登場したのが、普天間高校の3年生の2人の女子高生だった。最初の子は、夢と希望を持って普天間高校に入学したのに、学校に通い始めてみたら、教室の厚さ6センチの防音ガラスの向こうに見えるのが、大きな軍用機の胴体だった‥‥って話し始めた。授業中でも試験中でもすべてを中断する騒音。頭の上のギリギリを飛び回る軍用機やヘリコプター。あまりの騒音に、軍用機に向かって「うるさい!」って怒鳴ったこともあった。

学校までの通学路は、延々と続く米軍基地のフェンス。このフェンスに囲まれているのは、基地なのか、私たちなのか、分からなくなって来る。1時間目の授業が始まるころには、基地から上がる大きな星条旗が目の前に見えて、ここは日本なのか?って思った。そして、2年生になるころには、無意識のうちに諦めてしまって、怒ることも忘れてしまって、こうした異常な状態を異常と思わなくなって来た。だけど、これじゃいけない。諦めちゃいけない。考えることを放棄しちゃいけない。私たち、ひとりひとりが考えれば、沖縄はきっと変わる!‥‥って感じのことを話した。あたしは、知らないうちに涙が止まらなくなってて、お化粧がボロボロになった。

ここで、あたしは、お仕事の時間になっちゃって、シューマッハでお化粧を直して、一時的に仕事場に戻ったんだけど、リトル予定が変更になったので、また車に戻り、続きを観た。ちょうど、会場で集まったカンパを発表してて、「500万5005円」だって言ってた。上から見ても下から見ても「5005005」って、ナニゲにスーパーラッキーな感じだ。それから、大会の参加者数は、八重山と宮古で同時開催した大会の参加者と、渋滞でまだ到着してない人たちも含めて、約9万3700人だって発表された。10万人を目標にしてたから、ちょっと足りない数だけど、それでも、全国各地で行なわれた同時アクションや、あたしみたいに参加できなくても黄色いものを身につけて心をひとつにしてた人たちが数え切れないほどいたんだから、すべてを合わせたら、ものすごい人数になると思う。

‥‥そんなワケで、大会は大成功した上に、保守派も革新派も関係なしに、国民新党の下地幹郎氏を除いて、すべての党派の議員が集まって「基地反対」を訴えたってことは、沖縄としても、ニポンとしても、歴史的な出来事だった。だから、沖縄のテレビはNHKも民放も生中継してたし、沖縄の新聞社もライブ映像を配信したり「速報」で報じたりした。そして、AFP通信も、ロイター通信も、AP通信も、すぐに世界へ発信したし、イギリスのBBCも、オーストラリアのSBSも、大会の詳しい内容をソッコーで報じた。さらには、イランのテレビやアルジャジーラまでもが大々的に報じたのだ。そして、世界中が注目してるこのニュースだけど、カンジンのニポンの報道がどうかと言えば、午後6時からのNHKのニュースを見たら、1~2分だけチョロっと報じただけで、そのあとには、「アラスカのおりこうなワンちゃん」の話題だの、「男性が通う料理教室」の話題だのをタップリと報じてたので、あたしは「ダメだこりゃ!」って思った。だけど、中央のマスコミがどんなに機能してなくても、もう、この流れは止められない。あとは、ハトポッポが、これほど大きな民意に後押しされて、「テニアン」という最善の英断をするだけだと思う今日この頃なのだ。


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★ 沖縄県民大会はこちらで録画が視聴できます!
   ↓
http://ow.ly/1CO83

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2010.04.24

4.25 沖縄県民大会と同時アクション!

『米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し国外・県外移設を求める県民大会』


保守派である仲井真沖縄県知事までもが大会への出席を表明し、完全に「沖縄の民意」となった「国外・県外移設」ですが、25日の沖縄県民大会に合わせて、北海道から九州までの複数の都市で、また、ワシントンDCやハワイなどでも同時アクションが行なわれます。

参加できない人も、当日は、黄色いシャツ、黄色いバンダナ、黄色い帽子など、何か黄色いものを身につけて、意思表示をしてください。





※クリックすると大きく表示されます。


◆県民大会の詳しい情報はこちらへ!
 ↓
【うまんちゅ揃って県民大会!】
http://taikai425.ti-da.net/


◆13時からのライブに関する情報はこちらへ!
 ↓
【KEN子の黄昏日記】
http://kenkokenko.ti-da.net/e2723492.html


◆全国の同時アクションの詳細はこちらへ!
 ↓
【ちゅら海をまもれ!】
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/


◆25日13時からのライブステージを中継します!
 ↓
【FMよみたん 1】
http://www.fmyomitan.co.jp/

【FMよみたん 2】
http://www.ustream.tv/channel/fmyomitan-tv


◆25日15時から県民大会の様子を下記2サイトでライブ中継します!
 ↓
【琉球新報ライブ配信】
http://ryukyushimpo.jp/news/page-148.html

【沖縄タイムズライブ配信】
http://www.okinawatimes.co.jp/special/kenmintaikai_live/





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2010.04.23

米軍の準機関紙がテニアン移設案を好意的に報道

「米軍の準機関紙がテニアン移設案を好意的に報道」(世田谷通信)

米軍の準機関紙である「スター・アンド・ストライプス紙」が、21日付で、普天間飛行場のテニアン移設に好意的な内容の記事を掲載した。記事では、初めに「日本ではすべての場所が海兵隊普天間飛行場の移設を受け入れられないと言っているが、テニアン島では議員らが誘致のための推進運動をしている」と書かれ、北マリアナ諸島の上院議会で「沖縄の米国海兵隊航空部隊の移転先としてテニアンが最善の場所である」という決議を全会一致で可決したことを報じている。そして、テニアンの3分の2の土地がすでに米国防総省に賃貸されていることや、第二次世界大戦の時にテニアンがB29爆撃機の主要飛行場として利用されていたこと、海兵隊の司令部が置かれるグアムからわずか80マイルの距離であること、北マリアナ諸島の人々にとって海兵隊の誘致が大きな経済的利益につながることなどをあげている。一方、日本国内に関しては、当初の案であった辺野古が住民の反対によって実現不可能になったことや、水面下での政府案とされていた徳之島も住民の反対によって実現不可能になったことなどから、日本国内で移設先を探すことは極めて難しくなったと書かれている。(2010年4月23日)


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「Tinian Island makes a push to host Futenma operations」(Stars and Stripes)
http://www.stripes.com/m/article.asp?section=104&article=69453

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2010.04.22

ハトポッポがリーダーになる日

21日の党首討論で、ハトポッポが「確かに私は愚かな総理かもしれません」て言ったんだけど、例によって例のごとく、サンケイや読売を始めとした三流新聞が、前後の文脈をすべて無視して、この言葉だけを報じて、あたかもハトポッポが「自分が愚か者だと認めた」ってふうに捏造報道を炸裂させた。たとえば、読売の報道はこうだ。


「確かに私は、愚かな総理かもしれません」(読売新聞)

「確かに私は、愚かな総理かもしれません」21日の党首討論の冒頭、鳩山首相はこう語った。自民党の谷垣総裁が取り上げた米紙の報道を引いた言葉だったが、議場は野党議員らのヤジで騒然となった。首相は沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題でも「愚直」という言葉を使い、謙虚さをアピールしたが、口ぶりとは裏腹に、発言の内容は「開き直り」「責任転嫁」の連発だった。訪米中にオバマ米大統領と10分間の非公式会談しかできなかったことは、「政府の案が決まっていない段階で、あまり長い話をするよりも10分間が良いと、大統領が判断された」と、人ごとのように語った。「旧政権に任していれば普天間は返還されずに先延ばしされていた」と自民党政権に批判の矛先を向ける一方、自らの「腹案」については「控えさせていただく」の一点張りだった。谷垣氏は、首相が約束した「5月決着」に進退をかける覚悟を尋ねたが、首相は「すべての政策の実現に向けて、職を賭して頑張ることは言うまでもない」と一般論に逃げこんだ。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100421-OYT1T01142.htm


前後の文脈をすべてカットした上に、「謙虚さをアピールしたが、口ぶりとは裏腹に、発言の内容は「開き直り」「責任転嫁」の連発だった。」とか「人ごとのように語った。」とか「一点張りだった。」とか「一般論に逃げこんだ。」とか、この記事を書いた記者はハトポッポに個人的な恨みでもあるんじゃないか?‥‥って勘ぐりたくなるほどの書きようだ。そして、実際に党首討論を観てた人なら、この記事が完全にハトポッポの足を引っ張るために恣意的に書かれたものだってことが分かったと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしが説明するよりも、「百聞は一見にしかず」ってワケで、党首討論を観てない人は、まずは観て欲しい。いつもの「衆議院TV」にアクセスして、左のカレンダーの「4月21日」をクリックすると、この日に行なわれた会議名が並んでるから、上から5つめの「国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)」てとこをクリックする。そして、「谷垣禎一(自由民主党・改革クラブ) 」ってとこをクリックすればスタートするから、とりあえず観てみて欲しい。で、耳の不自由な人は、あたしが文字に起こしてるから、このまま読み進めて欲しい。

今回のハトポッポの「確かに私は愚かな総理かもしれません」ていう発言は、タニガキちゃんが先日のワシントンポスト紙のくだらないコラムなんかを引き合いに出して、昔から自民党と仲良しのコラムニストが書いた「鳩山は愚か者だ」っていう部分を取り上げたことに対する答弁だ。でも、ハトポッポの答弁の全文を読めば、この発言の意味が分かる。


「確かに私は愚かな総理かもしれません。昨年の12月において、もし、えいや!っと、辺野古という場所に、新たな普天間の移設先を決めていれば、どんなに楽であったか計り知れません。そして、そのことで、オバマ大統領との間で、日米関係が、一見、良くなったように見えたかもしれません。しかし、果たしてそうでしょうか。私はそうは思わなかった。決して、愚かだったから、愚直だったから、あるいはそうかもしれません。しかし、結果として、辺野古の海に、果たして工事が進んだでしょうか。結果として、あと数年間、何も動かなくなる。結果として、日米関係が、一見、良くなったのにも関わらず、結局は日米安保がおかしくなったね、あの結論は間違いだったじゃないか、そのように言われたかもしれない。私は、だからこそ、沖縄の県民の負担を、できるだけ、もっと少なくしていかなきゃいけない、今日までの沖縄の皆様方の大変なご負担を考えた時に、少しでもそれをやわらげることができたらと、愚直にそう思ったのは間違いでしょうか。私は、決して間違いだとは思っていない。私は、その思いのもとで、オバマ大統領に、核セキュリティーサミットの時に、むしろ私は日米安保を大事にしたい、日米同盟というものをさらに維持、発展して行きたい、そのためにも、沖縄の皆さんの負担をもっと軽減させる道はないか、今、その思いで、努力をしているところである。そのことが結果として、日米安保の将来にとっても、いいことになるはずだ。だから、5月末までに、必ず私として責任を持ちますから、ぜひオバマ大統領にも協力を願いたい、そのことをあの10分間、わざわざオバマ大統領が核セキュリティーサミットのワーキングディナーの冒頭の時間を鳩山に与えていただけたので、そのことを申し上げたのでございます。」


これを読めば分かるように、ハトポッポが「確かに私は愚かな総理かもしれません」て言ったのは、これだけ長い答弁の出だしの部分であって、そのあとには、「沖縄の人たちの長年の思いを無視して、自民党のように強引に辺野古に決めていれば、こんなに苦労することはなかった」っていう主旨の言葉が続いてるのだ。この論法を分かりやすく解説すると、まず、「ワシントンポスト紙に書かれているように私は愚かかもしれない」って意味の言葉で相手の批判を受け入れた形をとっておいて、そこから、「愚かでなければ民意を無視して辺野古に押しつけるというラクな方法を取っていた」って意味の「自民党に対する皮肉」を織り込み、そして、「こうした手段を選択しなかった私を愚かだと言う人もいるかもしれない。でも私はそうは思わなかった。何故なら、民意を無視して辺野古に押しつけても、この先、何年間も工事に着手することができずに、一見、良くなったかに見えた日米関係も、結果的には悪くなってしまうからだ」って流れになってる。

つまり、タニガキちゃんが、海外メディアのくだらない中傷コラムなんかを引き合いに出して、まるで全米がハトポッポのことを「愚か者」だって言ってるみたいに脚色して批判したことに対して、ハトポッポはストレートに「そんなことはありません」って返すんじゃなくて、あえて「その通りかもしれない」って受けといて、そこから、「何故なら、私は自民党のような『民意を無視した政治』ができないからだ」ってふうに持ってったのだ。それなのに、この答弁の最初の部分だけをピックアップして、まるでハトポッポが自分の愚かさを認めたかのように報じるなんて、この国のマスコミってどうかしてる。

今回、一番マシな書き方をしてた朝日新聞でさえも、「首相は「私は愚かな総理かもしれない」と認める一方で「辺野古の工事は進んだか。あとちょっとで普天間が返還できる状況ではなかった」と自公政権時代の取り組みを批判した。」って書き方をしてる。この答弁のどこをどう聞けば、ハトポッポが自分を愚かだって認めたことになるのか? 今どきの新聞記者って、小学生レベルの国語力もないのか? それとも、答弁の全文を理解していながら、何らかの意図があって、ワザと偏向的な書き方をしてるのか?

テレビのニュースでも、ハトポッポが「確かに私は愚かな総理かもしれません」て言ってる部分と、ずっとあとにタニガキちゃんが「もう一回愕然としましたよ。日本国総理大臣が、私は愚かだったかもしれない‥‥何ですか?それは?」ってオーバーに驚いてみせてる三文芝居の部分とをつなぎ合わせて、あたかもハトポッポが自分を愚かだって認めたかのように編集して報道してた。つまり、実際の党首討論を観てない人が、テレビのニュースだけを見たら、ハトポッポが自分を愚かだって認めて、それを聞いたタニガキちゃんが呆れ返った‥‥ってふうに思い込むワケだ。あたしが見たのは1局だけだったけど、どうせ他の局も似たような報じ方をしてただろう。

‥‥そんなワケで、タニガキちゃんが「もう一回愕然としましたよ。日本国総理大臣が、私は愚かだったかもしれない‥‥何ですか?それは?」って言ったのも、国語力が低くてハトポッポの答弁を理解できなかったのか、理解できたのにハトポッポの印象を悪くするためにワザと驚いたフリをしたのか、それはあたしには分からない。だけど、このハトポッポの答弁に対して、冒頭の「確かに私は愚かな総理かもしれません」て言葉だけをピックアップして幼稚なツッコミを入れたのは、各新聞の低能記事や各ニュース番組の低能編集とおんなじで、自分のバカさかげんを露呈する愚行でしかなかった。

ただ、ハトポッポにも悪いとこがあった。それは、最近、特に顕著になって来た「オドオドぶり」だ。ハトポッポって、選挙演説とか所信表明演説とかの時は、それなりにビシッとしてるのに、ぶらさがり会見とか国会の答弁とかになると、声は小さいし、目は泳いでるし、ヤタラとオドオドしてて、まるで下着ドロボウが警察官から職務質問されてるみたいにキョドってる。その上、「むしろ」だの「すなわち」だの「だからこそ」だのをヘンテコな場所に織り込んだり、具体的に言わずに「そのことを」って表現を多用するから、発言が明瞭じゃなくてボヤケた印象を受ける。

今回の党首討論での答弁も、本人は一生懸命にしゃべってたつもりだろうけど、ハタから見てると、まるで何かの謝罪会見でもやってるようなしゃべり方だった。だから、ひとつの作戦として「確かに私は愚かな総理かもしれません」て言ったのに、バカどもにこの部分だけを取り上げられちゃって、「総理が自分で愚か者だって認めたぞ~!」って大騒ぎされちゃったのだ。もっと堂々と大きな声で、自信タップリに答弁してたら、こんなことにはならなかったと思う。だいたいからして、ハトポッポって、アベシンゾーやフクダちゃんみたいに総理大臣なんか丸投げしちゃっても何ひとつ困らないんだし、何もしなくても死ぬまでゼイタクの限りを尽くして遊び呆けていられるほどの大金持ちなんだから、基本的にもっと堂々としてればいいのに、何でこんなにオドオドしてるんだろう?

ハトポッポを「支持しない」って言ってる人たちの一番の理由が「リーダーシップの無さ」なのに、この「オドオドぶり」は大きなマイナスだろう。世の中をメチャクチャにした元凶なのにも関わらず、未だにコイズミなんかに人気があるのは、コイズミがいつでも堂々としてたからだ。どんなに野党から攻撃されても、絶対に自分の非を認めずに、時には声を荒げ、時にはヘラヘラと笑い、時にはトンチンカンな屁理屈で煙に巻き、常に「自分こそが正しい!」ってスタイルを押し通した。だから、そうしたスタイルをリーダーシップとカン違いしてる「政治に無知な人たち」からは、今でも人気がある。

‥‥そんなワケで、今回の新聞やテレビの偏向報道は、あまりにも酷すぎるけど、ハトポッポのほうにも、こんなふうに報じられちゃう原因があるんだから、まずは、もうちょっと堂々とすべきだと思う。もしかしたら、あたしたち国民に対して、次から次へと公約を反故にしてる負い目を感じてて、それでオドオドしてるのかもしれないけど、多くの国民がリーダーを求めてる以上、せめて発言や態度だけでも堂々として欲しい。そして、自公政権が13年かけても何ひとつできなかった難題の普天間飛行場をバシッとテニアンに決めてくれれば、それこそ「本物のリーダー」の誕生だ。この国を真の平和の道へと導いた最初のリーダーとして、歴史に名を残すことになる。コイズミやアベシンゾーやフクダちゃんやフロッピー麻生のように「汚点」として歴史に名を残すんじゃなくて、ハイレ・セラシエやチェ・ゲバラのように、「本物のリーダー」として、「本物のヒーロー」として、ハトポッポの名前が後世へと語り継がれてくのだ。だから、普天間飛行場の問題は、長年、この問題を専門にやって来たオムライス党(社民党)にすべて任せといて、ハトポッポはオムライス党の決めた案をそのまま「政府案」にすればいいだけの今日この頃なのだ。


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普天間移設先は北マリアナが最適地と上院が可決

「普天間移設先は北マリアナが最適地と上院が可決」(世田谷通信)

サイパン島、ロタ島、テニアン島など14の島からなる北マリアナ連邦の上院議会は、16日、北マリアナを普天間飛行場の移設先の最適地として検討するように求める誘致決議を全会一致で可決した。上院議会の決議の内容は、普天間飛行場と在沖米海兵隊の移転先について北マリアナを「最適地」とし、「移設を心から歓迎している」と強調している。「最適地」とする理由については、(1)東南アジアにおける防衛戦略上、地理的に優位(2)自然環境が豊かで近代施設、娯楽施設も提供でき、在沖米海兵隊員や家族の生活に適している(3)テニアンは1999年、土地の3分の2を米国防総省と賃貸契約を結んでいる(4)志願兵の割合が高いなど米軍に対する協力体制ができている、などを挙げている。当初は上院と下院が同時に決議する予定であったが、下院議会の決議が27日に変更になったため、当初から北マリアナ移転案を主張して来た社民党の照屋寛徳議員(沖縄基地問題対策プロジェクトチーム座長)は、下院議会の決議後、官邸に対して北マリアナへの移設を本格的に検討するように重ねて求める方針。照屋氏は「北マリアナの皆さんがテニアンへの移設を強く望んでいることの表明です。より現実的で実効性のある案として真摯に受け止め、政府は移設先として本格的に検討してほしい」と話した。(2010年4月22日)


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2010.04.21

騙す人たちと騙される人たち

民主党の支持率回復パフォーマンス、「事業仕分け」の餌食にされることになった「独立行政法人」、略して「独法(どっぽう)」は、天下りの温床だとして目のカタキにされてるけど、何もしないで国民の血税を山分けしてるだけの寄生虫組織もあれば、ちゃんと国民のために働いてる組織もあるワケで、それこそ、「ヤクザの三下」、名づけて「チンピラ」だ‥‥じゃなくて、「ゴボウを笹ガキにして甘辛く炒めたお惣菜」、名づけて「キンピラ」だ‥‥じゃなくて、50代以上の人はご存知の「ピンキーとキラーズ」、略して「ピンキラ」だ‥‥じゃなくて、あまりにもシツコイからそろそろ正解を書くけど、「ピンからキリまで」、略して「ピンキリ」だ。

そんなピンキリな「独法」の中で、なかなかイイ仕事をしてくれてるのが、「国民生活センター」ってワケで、雨後のタケノコのように次から次へと出て来る悪質な業者をバッサバッサと斬り捨ててくれてる。今回は、ウサン臭いことでオナジミの「自宅のお風呂に入れるだけでラドン温泉、ラジウム温泉になる」っていう謳い文句で「単なる石」や「単なるセラミックボール」を売ってる業者に対して、ここ数年で消費者から苦情や相談が相次いでるってことから、「国民生活センター」が実際に10種類の商品を購入して、それらを詳しく検査して、そのすべての商品に効果がまったくなかったってことを公開してくれた。

その10種類の商品とは、オフィスティアンドエムの「ラジウム鉱石」(35000円)、株式会社オリジナルの「秋田命泉 玉川の鉱石」(10500円)、めたるの国夢工房の「バドガシュタイン鉱石」(21000円)、入浴剤屋の「天然バドガシュタイン産ラジウム鉱石」(22050円)、株式会社チエの「ラジウム温泉セット~ラジウムきぶん~」(4950円)、株式会社J・プランニングの「玉川の湯 癒」(84000円)、株式会社M・I・Tの「温泉名人セラミック温浴器」(198000円)、(株)エイ・シー・エムの「名泉の匠」(142800円)、(株)福寿縁の「ゆかりのくつろぎ」(198000円)、ミツル陶石(株)の「温浴の達人」(25000円)だ。これらの商品からは、ラドンもラジウムもほとんど発生してなかったことが分かった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、「国民生活センター」では、こうした商品を購入する人の多くが、インターネットの「楽天市場」と「ヤフーショッピング」を利用して購入してるって報告から、この2つのネットショッピングサイトで、「ラドン温泉」と「ラジウム温泉」で検索して、上位に表示された商品10点を購入したそうだ。つまり、この10種類の商品は、このジャンルだと「売れ筋商品」てことになるワケだけど、これらをぜんぶテストしたところ、驚くべき結果!‥‥って言うか、あたし的には想像通りの結果になった。以下、「国民生活センター」による報告を紹介するけど、「ラドン」と「ラジウム」に関して、こんな結果が出た。


「各銘柄を使用したときの風呂水のラドン濃度を調べたところ、全ての銘柄で温泉法の基準を大きく下回った」

「風呂水のラジウム濃度は全ての銘柄で検出できないほど低く、温泉法の基準を大きく下回った」


温泉法では、「ラドン温泉」を謳ってもいいのは、ラドンの含有量が1リットルあたり「74ベクレル以上」って決まってるんだけど、これら10種類の商品を説明書通りに使用してみたところ、すべての商品が「1ベクレル以下」で、これは、普通の水道水に含まれてるラドンの量と変わらなかったそうだ。そして、「ラジウム」に至っては、すべての商品が「検出できないほど低かった」って言うんだから、開いた口がふさがらない。

ようするに、これらの商品を買った人たちは、高いお金を払って「単なる石」を買ってたワケで、水道水を沸かしただけのお風呂と何ひとつ変わらないのに、ありがたがって浸かってたワケだ。こんなことなら、1袋100円の「温泉の素」のほうが百万倍もマシだったのだ。20万円もあれば「温泉の素」が2000個も買えたのに‥‥って言うか、何度も温泉旅行に行けたのに‥‥。

さらには、これら10種類の商品のうち6種類は、リュウマチ、喘息、アトピー性皮膚炎などに効果があるっていうウソの広告や表示をしてたので、「国民生活センター」では「薬事法上問題となるおそれがある」として、消費者庁に対して、監視や指導の徹底を要望した。他にも、訪問販売になると、もっと高額で、50万円から100万円前後のインチキ商品を売りつけて回ってる詐欺グループもあるそうだ。そして、そうしたヤツラは、「ガンが治る」だなんて大ウソをついて、何の効果もない「単なる石」で荒稼ぎしてる。

だけど、厳しい言い方をさせてもらえば、病気で苦しんでる人たちにツケ込んで騙すのは、昔から詐欺師の常套手段なんだから、騙されるほうにも問題がある。ワラにもすがりたい気持ちは分かるけど、石を入れたお風呂に入ってガンが治るなら、誰も苦労はしない。そして、ホントにそんな奇跡みたいな効果があるのなら、無責任なインターネットの通販や怪しげな訪問販売なんかじゃなくて、ちゃんとした医薬品メーカーや大企業が世界的に販売してるだろう。こうした販売形態を見ただけでも、身につけると幸せになるブレスレットなんかと同類のペテンだってことが一目瞭然だ。

だけど、これほどハッキリと「何の効果もない」ってことが証明されたのに、「国民生活センター」には何の権限もないから、消費者に対してホームページ上で注意を呼びかけたり、消費者庁に対して監視の強化を要望するくらいのことしかできないのが現状だ。今回も、誰も見ないようなホームページ上に、「消費者へのアドバイス」と「業界への要望」と「行政への要望」を掲載しただけだ。


「消費者へのアドバイス」
風呂に入れるだけで「ラドン(ラジウム)温泉になる」とうたって販売されている商品は、温泉の定義から外れるもので、使用した風呂水のラドン・ラジウム濃度も温泉法の基準には大きく及ばないものである。


「業界への要望」
風呂に入れるだけで「ラドン(ラジウム)温泉になる」とうたって販売されていたが、「温泉になる」旨の広告・表示が不適切である上、商品を使用した風呂水のラドン・ラジウムの濃度も温泉法の基準に大きく及ばないものであり、疾病の治療効果をうたった広告・表示も見受けられたため改善を要望する。


「行政への要望」
風呂に入れるだけで「ラドン(ラジウム)温泉になる」とうたって販売されていたが、「温泉になる」旨の広告・表示が不適切である上、商品を使用した風呂水のラドン・ラジウム濃度も温泉法の基準に大きく及ばないものであり、景品表示法上問題となるおそれがあるため、監視・指導の徹底を要望する。商品を使用することによって、疾病の治療効果などの効能効果がある旨の広告や表示をしている商品があり、薬事法上問題となるおそれがあるため、監視・指導の徹底を要望する。


もっと詳しい内容を知りたい人は、分かりやすくマトメてある「国民生活センター」の報告書(PDF資料)を見てもらうとして、とにかく、最近は、消費者の「健康」に対する関心を悪用したペテンがマカリ通ってる。1月12日の日記、「テレビによるコラーゲン詐欺」に詳しく書いたように、コラーゲンやヒアルロン酸は飲んだり食べたりしても何の効果もないのに、こうしたものを「売り」にしたインチキ健康食品が当たり前のように売られてる。ひと昔前は、週刊誌の広告なんかでヒッソリとやってたのに、最近はテレビで堂々と朝から晩までCMを流してて、お年寄りには絶対に見えないようなちっちゃな字で、画面のスミッコに「効果は人によって差があります」とか「個人の感想です」とかっていう免罪符を使ってる周到さ。

他にも、「エコ」を悪用した詐欺も横行してる。設置すると節電になって環境にもいいとかって謳い文句の「電子ブレーカー詐欺」しかり、車に取り付けると燃費が良くなって排ガスもクリーンになるとかって謳い文句の「燃費向上グッズ詐欺」しかり、通常の木の何倍もの速さで生長するっていう架空の木に出資させる「植林詐欺」しかり、古紙をまったく使ってないのに100%リサイクルだって言って騙す「再生紙詐欺」しかり、世の中はエコ詐欺だらけだ。そして、その最たるものが、電気を生産するまでに大量のCO2を排出するのにも関わらず、「CO2の排出量はゼロ」だって大ウソをついて、百害あって一利なしの原発なんかを推進してる「鳩山詐欺」だろう。

‥‥そんなワケで、あたしは、こうした詐欺には絶対に騙されない自信があるけど、未だに「振り込め詐欺」なんかに引っ掛かっちゃう人たちがいるのも現実だ。これほど全国的に、これほど何年間も話題になってて、銀行のATMには警察官や銀行員が立って注意をうながしてるのに、それでも騙されて振り込んじゃう人たちがいるんだから、インターネットの通販で堂々と販売してたり、テレビで有名な俳優を使ったCMを流してれば、多くの人たちが騙されちゃうのはジンジャエールなのかもしれない。そして、こんな単純な手法に騙されちゃう人たちには、あたしが科学的な説明をして「まったく効果がない」ってことをいくら話したとしても、どうせ分かってはもらえないと思う。だから、あたしは、これからも、自分が「おかしい」と思ったことをこの「きっこの日記」に書き続けてくだけで、あとはすべて読み手ひとりひとりの理解力と判断力にゆだねてくつもりの今日この頃なのだ。


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2010.04.20

世界で孤立するニポンのケータイ

以前から言ってるように、あたしはドコモが大っ嫌いなので、ずっとジェイフォンとツーカーを使い続けて来た‥‥って言うか、ジェイフォンはボーダフォンを経てソフトバンクに変わり、ツーカーはauに変わったけど、とにかく、あたしは、ずっとこの2種類のケータイを使い続けて来た。だけど、これまた以前にも書いたように、ジェイフォンの時もボーダフォンの時も一度も変な請求は来なかったのに、ソフトバンクに変わったトタンに、身に覚えのない高額の請求が来るようになった。ま、詳しくは、去年の11月11日と12日に2日続けて書いた「ケータイ会社から使徒襲来」の「前編」「後編」に書いてあるので、これを読めば、あたしがドコモを大っ嫌いになった理由も、ソフトバンクを大っ嫌いになった理由も分かると思う。

それで、あたしは、自分が利用した覚えのないデタラメな請求が来るようなケータイなんて恐くて使ってられないから、ソフトバンクを使うのはやめて、一番安心でサービスもいいauだけにすることにした。ただ、1台しかないと困るので、ソフトバンクをやめたら、auを1台増やすことにした。で、ソフトバンクと言えば、去年の夏ころから、「現在ご利用のケータイは来年3月末で使えなくなるのでお早めに交換してください」的なDMがしつこいくらいに届いてたので、そのままホッタラカシにしといて、使えなくなった時点でauを増やそうと思ってた。だって、ソフトバンクって、こっちから解約すると、法外な違約金を取られる場合があるって聞いてたからだ。

でも、いくらデタラメな請求をして来るソフトバンクだって、向こうの都合で使えなくなるんなら、サスガに違約金は取らないだろう。だから、あたしは、普通に使いつつ、そのまま自然に使えなくなるのを待ってたら、ホントに3月末で使えなくなったから、その足で、すぐにauのショップに行って、もう1台増やした。それも、「ソフトバンクをやめたのでauを増やしたい」ってことを伝えたら、ショップの人は大サービスしてくれて、ほとんどお金が掛からずに最新の機種までもらうことができた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、今、2台のauを使ってるんだけど、ふと気づいたら、パソコンデスクのハシッコに、使えなくなったソフトバンクのケータイが置きっぱなしになってた。今までは、機種変更するたびに、使えなくなった古いケータイは、タンスの中の袋に入れて来た。ホントは、古いケータイはリサイクルに出したほうがいいらしいんだけど、やっぱり、最低でも2~3年も使って来て、すごく愛着があるし、中には大切なメールが入ってたりするから、どうしてもリサイクルに出す気にはなれない。だから、この袋の中には、まだモノクロの画面だった時代のドコモのPナントカってのから、ジェイフォンやツーカーのちっちゃな画面のケータイ、初めてカメラがついたケータイなど、ぜんぶで10個くらいの歴代のケータイが入ってる。

それで、3月末で使えなくなったソフトバンクのケータイも、この袋に入れようと思ったんだけど、あたしは、ここで、ふと考えた。このケータイって、カメラやビデオはもちろんのこと、テレビやFMラジオもついてるんだから、電話やメールは使えなくなったけど、テレビやラジオとしてなら使えるんじゃないか?‥‥って。そこで、あたしは、使えなくなってから3週間もホッタラカシになってて、完全に電池が切れてたケータイを充電し直して、久しぶりに電源を入れてみた。そして、まずは、カメラやビデオを使ってみたら、ちゃんと撮影することができた。もちろん、撮影した画像や動画は、ケータイの中に保存されるだけで、ここから他へ転送することはできない。

で、次に、テレビが観られるかやってみた。そしたら、以前は、「テレビを起動」ってとこを押すと、まずはワンセグの選択画面が現われて、そこで「ワンセグ」を押すと、ようやくテレビが映ったんだけど、今は、ワンセグの選択画面は現われずに、そのままテレビが映った。だけど、映りの悪い粗い画面で、チャンネルを変えてみたら、そこそこキレイに映るチャンネルもあった。それで、いろいろとチャンネルを替えてるうちに、ようやく今の状況を理解することができた。以前はワンセグだったから、いつもは10チャンネルのテレビ朝日が5チャンネルになってたり、12チャンネルのテレビ東京が7チャンネルになってたりして、ものすごく分かりにくかった。

だけど、今は、5チャンネルや7チャンネルはザーッてなってるだけで、その代わりに、9チャンネルの隣りの「※印」のとこでテレビ朝日が映った。つまり、普通のアナログ放送が映ってるワケだから、場所によっては映りの悪いチャンネルもあるし、ワンセグは9チャンネルまでしかないから、もともと12チャンネルのテレビ東京は映らなくなっちゃったけど、来年の何月かにアナログ放送が終わるまでは、一応、テレビとして使えるってワケだ。

そして、次に、FMラジオをつけてみたら、これは何の問題もなく、今まで通リに使えた。だから、電話とメールは使えなくなっちゃったけど、テレビもそこそこ観られるし、FMラジオは普通に使えるし、中に入れてた音楽を聴いたり動画を観たりもできるし、他にも、懐中電灯やボイスレコーダーや電卓やカレンダーやメモやアラームやキッチンタイマーなどの付属機能もぜんぶ使える。動画を撮って確認したり、FMラジオを録音したりもできるんだから、言うなれば、小型で便利なガジェットってワケだ。その上、いくら使ってもソフトバンクから法外な請求が来ることもないんだから、こんなにアリガタイザーなことはない。

ニポンのケータイは、あまりにもいろんな機能がついてるから、すべてを使いこなしてる人なんてメッタにいないと思う。あたしの場合、今回のソフトバンクのケータイは、ボーダフォン時代のものをそのまま使ってたから、トータルで3年くらいは使ってたと思うけど、最後まで一度も使わなかった機能もたくさんあるし、使い方さえ分からなかった機能もたくさんある。だけど、あたしは、電話とメールがメインだったから、ぜんぜん困らなかった。そして、その電話とメールが使えなくなった今は、今までほとんど使わなかった「その他の機能」を満載したガジェットとして、新しい使い道が生まれたってワケだ。これって、ナニゲに皮肉なことだけど、ニポンのケータイは、世界じゃまったく相手にされてないので、せめてニポン人であるあたしが大切に使ってあげないと、これほど無駄なものもないと思う。

‥‥そんなワケで、2009年度のケータイ電話の販売台数は、全世界で約12億台で、世界シェアは、フィンランドのノキアが世界1位で36.4%、韓国のサムスンが2位で19.5%、同じく韓国のLGが3位で10.1%、アメリカのモトローラーが4位で4.8%、イギリスのソニーエリクソンが5位で4.5%‥‥って順位で、ニポンの東芝だの京セラだのパナソニックだのNECだのカシオだの富士通だのシャープだのっていうモロモロのメーカーは、それぞれ1%前後しかない。ようするに、ニポンのメーカーのケータイは、ニポン国内で売れてるだけで、世界ではまったく相手にされてないのだ。

一方、お隣りの韓国はと言うと、サムスンとLGの2社が世界2位と3位になってて、両方を足すと1位のノキアに迫るイキオイだ。そして、2位のサムスンが1位のノキアと逆転する日も近いって言われてる。何でかって言うと、ほんの5年前の2005年には、1位がノキア、2位がモトローラー、3位がサムスン、4位がLG、5位がドイツのシーメンスだったのだ。それも、ノキアは今とほとんど変わらない35.0%だったのに対して、サムスンは12.1%、LGは7.2%だった。それが、グングンと売り上げを伸ばして、2年後の2007年には、モトローラーを抜いて2位に躍り出ちゃったのだ。

韓国の2社は、ここ5年で、サムスンは12.1%から19.5%に、LGは7.2%から10.1%にと、順調に成長してる。逆に、アメリカのモトローラーは、2005年には17.8%ものシェアを誇ってたのに、今やわずか4.8%。世界1位のノキアにしても、2007年には40%を超えるまで売り上げを拡大したのに、2008年には38.6%、2009年には36.4%と、毎年2%ずつ下降してる。そして、サムスンとLGは、毎年少しずつ上昇してるのだ‥‥って、こんなに韓国のメーカーが大成功してるのに、どうしてニポンのメーカーは世界からソッポを向かれてるのか?

たとえば、デジタルカメラの世界シェアなら、ニポンのキャノンが約20%で世界1位だし、ソニーやニコンも並んでる。ビデオカメラの世界シェアでも、ニポンのソニーが世界1位で約40%、2位のビクターが約20%、3位のパナソニックと4位のキャノンがそれぞれ約10%と、ニポンの4社だけで世界の8割を独占しちゃってる。それなのに、何でケータイはぜんぜんダメなのか? こうした分野って、本来はニポンのお家芸だったんじゃないのか?‥‥ってことで、ニポンのケータイが世界から相手にされてないのは、規格が違うからだ。

ニポンのケータイは、無用の長物だらけの今のアリサマを見れば分かるように、世界とは無関係にニポン国内だけでどんどん進化しちゃった。今回、あたしのソフトバンクのケータイが使えなくなったのも、何ひとつ困ってなかったのに、勝手に2G(第二世代)から3G(第三世代)に変わるとかで、こんなこと言われてもチンプンカンプンなあたしは、ケータイに掛かる重力でも変わるのかと思った。結局、テレビが地デジに変わるのと一緒で、どこかの守銭奴どもがお金儲けするだけの話なんだろうけど、いつまでも自転車操業を繰り返してるニポンと違って、世界はほとんど2Gのままだ。

特に、現在の主要需要国である中国、インド、中南米、アフリカは、みんな2Gのままだし、世界の210ヶ国と同様に、「GSM(Global System for Mobile)方式」を使ってる。だけど、ニポンの場合は、NTTが独自に開発した「PDC(Personal Digital Cellular)方式」を使ってたから、世界のほとんどの国と規格が違ってた。NTTには「NTT法」っていう規則があって、独自に開発した技術を海外へ広めちゃいけないそうだ。それで、このPDC方式も、海外へは広めずに、ニポン国内だけのマイナーな規格になっちゃったのだ。

だけど、飛ぶ鳥を落とすイキオイで、世界中でケータイを売りまくってる韓国も、韓国の国内では、ニポンとおんなじに、世界基準のGSM方式じゃなくて、「CDMA(Code Division Multiple Access)方式」っていうマイナーな規格を使ってる。つまり、今、世界中で何億台も売れてる韓国のサムスンとLGのケータイは、韓国の国内じゃ使えないのだ。ようするに、韓国では、自国のケータイとは別に、世界基準のGSM方式のケータイを次々と開発して、世界各国へ向けて販売を展開してたワケだ。そして、韓国のメーカーが世界へ目を向けて努力をしてる時に、ニポンのメーカーが何をしてたのかって言うと、世界のほとんどの国がGSM方式なのに、そんなことはお構いなしで、ニポン国内での売り上げ競争に明け暮れて、インターネットだカメラだラジオだテレビだと、機能の詰め込み合戦をしてたってワケだ。

今、ニポンには、東芝だの京セラだのパナソニックだのNECだのカシオだの富士通だのシャープだのって、ぜんぶで15社ものメーカーがケータイ電話を作ってるけど、名前を見れば分かるように、どこも世界的なメーカーだし、技術力では韓国のメーカーよりも上だろう。だから、このうちの1つのメーカーでも、くだらない国内の争いなんかしてないで、いち早く海外市場へと目を向けてれば、今ごろ、韓国のサムスンとLGとおんなじように、世界シェアを誇ってただろう。さらに言えば、ニポンのケータイの技術があれば、ノキアを抜いて世界一になってたかもしれない。デジタルカメラやビデオカメラで世界シェアを独占してることが、その証明だ。

誰の目にも明らかなように、完全に失敗したニポンのメーカーのケータイ戦略だけど、他のジャンルだってオチオチしてられない。ニポンのメーカーが世界シェアを独占してるデジタルカメラでも、2005年には9位だったサムスンは、翌年にはニポンのメーカーをゴボウ抜きにして5位に上がり、その翌年の2007年には3位にまで上がって来た。ビデオカメラでも、サムスンは5位まで上がって来た。それどころか、薄型テレビでは、ソニーを抜いて世界一になっちゃったし、フラッシュメモリーでも、東芝を抜いて世界一になっちゃった。だから、このまま行けば、ケータイも、デジタルカメラも、ビデオカメラも、あらゆるジャンルで、サムスンが世界一になる日が来るかもしれない。

‥‥そんなワケで、決して技術力が劣ってるワケじゃないし、それどころか優ってるハズのニポンの各メーカーが、ニポンの得意とする分野で、こうして次々と韓国のメーカーに追い抜かれてくのは、完全に目のつけどころが間違ってるからだ。人口が減少の一途をたどってるニポン国内にだけ目を向けて、限られた人数を相手に新製品を開発しまくったって、売れる数なんてタカが知れてるのに、それでもくだらない競争をやめないんだから、ホントに商売のセンスが欠落してると思う。こんなことをしてたら、最後には政府に泣きついて、「エコポイント」だの「エコ減税」だのをたかるような情けないことになることウケアイだと思う今日この頃なのだ。


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2010.04.19

カリカリ暫定内容量の削減

ちょっと前、いつものスーパーに行ったら、お惣菜コーナーが割り引きの日で、ふだんは130円のアジフライが80円になってた。それで、どうしても食べたくなって、一番大きく見えたのを1匹買った。あたしは、1食の予算を100円以内って決めてるんだけど、ご飯がお茶碗1杯35円、お味噌汁が具にもよるけどだいたい10円てことで計算してるから、オカズは50円から60円てことになっちゃう。でも、これは、3食ともゼイタクをした場合の話なので、朝はご飯とお味噌汁と納豆かメザシ、お昼は梅干しとオカカのおにぎりで済ませてるので、そのぶん、夜はゼイタクができるってスンポーだ。だから、ものすごくフランク・ザッパに、「夜はご飯とお味噌汁を計算に入れないで100円までOK」ってことにしてる。

そして、もっと正確に言うと、あたしは、「1食100円」じゃなくて、「1ヶ月の食費は1万円以内」って決めてるのだ。だから、1ヶ月が31日ある月が1食あたり107円てことで、30日の月なら1食あたり111円、28日しかない2月に至っては、1食あたり120円近くも使えるってワケだ。もちろん、無理して1万円を使いきろうとしてるワケじゃないから、食費用のポーチに、月の初めに1000円札を10枚入れて、そこからお買い物をしたり、自分のお財布からお買い物した時はこのポーチの中のお金とやりとりして、最終的にツジツマが合うようにしてる。そして、月末には、多い月で3000円近く、少ない月でも1000円前後は残ってるから、それを猫たちの貯金箱に入れる。

猫たちの貯金箱は、猫たちの毎日のご飯代の他に、去勢や避妊手術、三種混合ワクチン、ケガや病気の時に使うお金を貯めるためのものだけど、6匹のレギュラー猫たち+ゲスト猫たちの毎日2回の食費だけでも、あたしの食費を遥かに超えてるから、毎月、貯金箱に2万円入れてるんだけど、いつも足りなくなって補充してる。安いキャットフードに切り替えれば、月に1万5000円くらいで足りるんだけど、アメリカ産の狂牛肉やメチル水銀だらけのマグロを使った危険なキャットフードなんて食べさせられないから、国産メーカーがカツオを主原料にして作ってるそれなりに安全なものを選んでので、値段もそれなりな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、久しぶりにアジフライを買ったあたしは、あとはキャベツの千切りが必要だから、お野菜のコーナーに行った。キャベツの場合は、1個買って予算をオーバーしても、この日に千切りにして食べるのは4分の1くらいで、残りは、次の日にキャベツ炒めにしたり、次の次の日にキャベツ炒めにしたり、次の次の次の日にキャベツ炒めにしたり‥‥って、他にもお味噌汁の具にしたりもするけど、何日かに分けて食べるから、1日ぶんとしては大した出費にはならない‥‥と思ったのもトコノマ、お野菜のコーナーでキャベツを見たら、ナナナナナント! 1個250円! あたしは、何かの冗談かと思ったんだけど、何度見ても250円て書いてある。それも、いつもより小さいキャベツがだ。

いくら何日かに分けて食べるとしても、サスガに、こんな発狂したみたいに値段の高いキャベツなんて買えるワケないから、キャベツの千切りは諦めることにしようと思ったのもチョイノマ、もう一度、お惣菜のコーナーに行ったら、1人ぶんのキャベツの千切りを小さな袋に入れたのが50円で売られてた。あたしは、ものすごく悩んだんだけど、それを買うことにした。これはこれで法外な値段だけど、久しぶりにアジフライを食べるのに、キャベツの千切りがないのは悲しすぎるから、夜のホームラン王の清原のベッドから飛び降りたつもりになって、50円のキャベツの千切りをカゴに入れた。

せっかく、130円のアジフライが80円になってたのに、キャベツの千切りが50円もしたから、モトのモクアミだ。これに、ご飯とお味噌汁とタクアンをプラスしたら、1食180円! ほぼ2食ぶんの食費になっちゃう。だけど、「タマにはいいか!」ってことで、あたしは、後ろ髪を引っぱる罪悪感にイイワケしつつレジへと向かった。そして、トースターでアジフライを焼いてカリカリにして、からしとハチ公ソースで食べた。久しぶりに食べたアジフライは、とっても美味しくて、シッポまで食べちゃった。

‥‥そんなワケで、晩ご飯でちょっぴりゼイタクした次の日のこと、そろそろ猫たちのカリカリが無くなるので、お仕事の移動の途中に、いつもの量販店に買いに行った。そしたら、いつものカツオのカリカリが、50円も安くなってた。それで、あたしは、「ゆうべのアジフライとキャベツのぶんが戻って来た!」って思って喜んだのもイタノマ、よく見ると、今までと袋のデザインが違う。名前はおんなじだし色も似てるんだけど、猫の顔がちょっと大きくなってて、全体的にデザインが変わってる。それで、ひとつ手にとって見てみたら、本日2回目のナナナナナント! 今までは「1.5kg」だったのが「1.2kg」になってたのだ! さらに詳しく言えば、今までは300gの小袋が5つ入ってたのに、それが4つに減らされてたのだ!

今まで475円だったのが425円に値下がりしたのに、中身が1.5kgから1.2kgに減ったってことは、ケータイの電卓機能で計算したら、100gあたり31.6円だったのが35.4円になってるワケで、実際には1割以上もの値上げだったのだ。その上、あたしは、一度に7袋ずつ買ってたんだけど、内容量が2割も減っちゃったってことは、今度からは9袋ずつ買わないといけなくなったってワケだ。つまり、今までは1回に3300円ちょっとだったのが、これからは500円も多くて、3800円以上も必要になっちゃったワケで、これが月に3回だから、1500円も多く掛かるようになっちゃったワケだ。あとは、缶詰が値上がりしてないことを祈るだけだけど、缶詰はココよりも安い別のお店で買ってるから、まだどうなってるかは分からない。

結局、あたしは、自分の晩ご飯の予算が80円もオーバーしちゃった次の日に、猫たちのカリカリ代が500円もオーバーしちゃったのだ。そして、あたしの食費は削ることができるけど、猫たちのカリカリ代は削ることができないから、これからも、毎回500円ずつ多く掛かり続けてくってワケだ。ま、あたしが自分の食費を1ヶ月1万円以内って決めてるのも、猫たちに安全なご飯を食べさせてやりたいからだから、猫たちの食費が月に1500円多く掛かるようになったら、あたしの食費を8500円にすればいいだけの話で、まだまだ余裕はある。今まで通り、12匹で100円のメザシと、3個パックが2つで100円の納豆をメインにして、あとは、魚肉ソーセージとチクワとモヤシを中心にした食材でオカズを作れば、1食あたり70円から80円で済むから、十分に対応できる。

で、こんなことを考えつつ、この日の夜、前日のスーパーに行った。いただきもののビール券で、缶チューハイを買うためだ。そしたら、前日には250円だったキャベツが、あまりにも法外な値段でぜんぜん売れなかったらしくて、半分に切ったのがズラーッと並んでた。そして、それが、こともあろうに、1個150円! どうして250円のキャベツが半分で150円なんだよ! お前はフロッピー麻生か?‥‥ってツッコミを入れなくても、あたしだって、半分にしたらちょっと値段を高くして、その後ろに並んでる1個250円の丸ごとのキャベツを買ったほうがお得ですよ~ってコソクな作戦くらい分かってる。

だけど、今は、キャベツやレタスが高騰してて、庶民が困ってる時なんだから、こんなセコイことをして20円や30円を儲けようとするよりも、半分のキャベツを125円で売って、「庶民の味方の○○スーパーですよ」ってことをアピールしたほうが、先まで考えたら絶対に得策だろうが! まったく、商売センスのないスーパーだよな! あたしが経営者だったら、こんな時こそピンチをチャンスに変えて、高騰してるお野菜は儲けなしで原価で並べて、チラシをじゃんじゃん撒いて、それを目当てにやって来た新しいお客さんたちをリピーターにするような作戦を立てるのに。

ま、あたしは経営者じゃないからどうでもいいんだけど、何よりも迷惑なのは、ふだんはモヤシなんか買わないような奥様たちが、キャベツが値上がりしてるからって、ヤタラとモヤシばかり買うようになったことだ。あたしが遅い時間に行くと、いつもは必ず残ってるモヤシが、ここ数日は1個も残ってないのだ。だけど、あたしは、そんなことにはメゲズに、いただきもののおそばを茹でて、いただきもののワカメのメカブを刻んで、「メカブそば」にしていただいたり、大量に作って小分けして冷凍しといた野菜カレーをおそばのおつゆで割って、「野菜カレーそば」にしていただいたりしてる。これなら、美味しい上に節約になるからだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、「ガソリン暫定税率の廃止の廃止」に続いて、「カリカリ暫定内容量の削減」ていう大ダメージを受けたワケだけど、猫たちには何も罪はないんだから、今まで通リに、ちゃんと毎日2回、お腹いっぱいになるまで食べさせてあげるつもりだ。ただ、このまま不景気が続いてって、カリカリに続いて缶詰まで値上がりすることになると、あたしの節約生活も厳しくなって来る。マジで、お仕事を休んでパチンコを打ちに行かなきゃならなくなる。だから、ハトポッポにはもっとシッカリして欲しいんだけど、果たして、毎月1500万円ものお小遣いをもらってたことにも気づかなかったほどの大富豪が、猫たちのご飯代が毎月1500円多く掛かるようになって困ってる庶民の感覚に気づくだろうか?‥‥って、気づくわきゃないと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.04.18

ゼーレのシナリオ修正

負けたどぉ~~~!‥‥ってワケで、せっかく「高松宮記念」で勝った4000円の資金が、「桜花賞」で2000円、「皐月賞」で2000円、きれいサッパリ消えちゃった。それでも、あたしの競馬用の口座には、最初に入金した金額よりは多くのお金が入ってるし、10万円以上もする電動アシスト付き自転車を母さんにプレゼントしてるから、トータルでは十分すぎるくらい勝ってるんだけど、それでも、2レースも連続でハズレたのは初めてなので、ナニゲに「エヴァンゲリオン予想」に暗雲が立ち込めつつあるような気がしてる。

それも、前回の「桜花賞」の場合は、ちゃんとエヴァンゲリオンに対応してたのに、あたしの読み間違いだったワケだけど、今回の「皐月賞」は、1着のヴィクトワールピサは、まったくのノーマークだったし、ぜんぜんエヴァンゲリオンと関係ない。ヴィクトワールピサは、フランス語で「勝利の山」って意味なんだけど、いくらシリーズ最強の第14使徒ゼルエルを倒したあととは言え、あまりにもイメージが違いすぎる。ものすごく無理やりにコジツケれば、落馬事故でケガをした武豊騎手から、岩田康誠騎手に変更になったってことが、ネルフを去ったシンじの代わりに初号機に乗ろうとしたレイを思わせるけど、それは前回の「男の戦い」の話だし、レイもダミープラグも初号機に拒否されてる。

まあ、2着には、「男シンジ」の藤田伸二騎手のヒルノダムールが入ったけど、3着のエイシンフラッシュも、ヴィクトワールピサと同様に、エヴァンゲリオンの第弐拾話「心のかたち、人のかたち」とは関係ない。藤田伸二騎手が、前日の土曜日の中山の5、6、7レースで1着になったってことをツイッターで知り、もしかすると今回の5番、6番、7番ていう予想が、1日早く別の形で現われちゃったんじゃないか?‥‥とも思ったんだけど、それはアリエナイザーだ。そして、「エヴァンゲリオン予想」から導き出した3頭は、5番のローズキングダムが4着、6番のゲシュタルトが7着、7番のレッドスパークルが10着っていう結果で、それこそ、「心のかたち、人のかたち」の冒頭のセリフ、「われらゼーレのシナリオとは大きく違った出来事だよ」ってことになっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、この「われらゼーレのシナリオとは大きく違った出来事だよ」ってセリフに対して、ゼーレの別の老人が答えるのが、「この修正、容易ではないぞ」ってセリフなワケで、これも含めての「エヴァンゲリオン予想」だって考えれば、5回もある日曜日のすべてでG1が開催される5月を前にしての今回の結果は、ホントに修正が容易じゃない。だけど、修正しないワケには行かないから、とりあえず、これから先のシナリオを見てみると、2月21日の日記、「キッコゲリオン、部分的に沈黙」に書いたように、5月2日の「天皇賞」が第弐拾壱話「ネルフ、誕生」、5月9日の「NHKマイルカップ」が第弐拾弐話「せめて、人間らしく」、5月16日の「ヴィクトリアマイル」が第弐拾参話「涙」、5月23日の「オークス」が第弐拾四話「最後のシ者」、5月30日の「日本ダービー」が第弐拾伍話「終わる世界」、そして、6月6日の「安田記念」が最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」に対応してることになってる。

これは、エヴァンゲリオンの各話を順番にG1レースに対応させてったら、シンジのお誕生日である6月6日に開催される「安田記念」が、ちょうど最終話の「世界の中心でアイを叫んだけもの」に対応したことから、「これは間違いない!」って直感したものだ。だけど、今回の「皐月賞」が、第弐拾話「心のかたち、人のかたち」とぜんぜんシンクロしてなかった上に、冒頭のセリフの「われらゼーレのシナリオとは大きく違った出来事だよ」ってことから推測すれば、このシナリオは、当然、修正が必要になる。それで、あたしは、まずは第弐拾壱話「ネルフ、誕生」からのストーリーを追ってみた。そしたら、大変なことが分かったのだ。

今回の「皐月賞」に対応してたハズの「心のかたち、人のかたち」は、これまでの各話とは違って、使徒も攻めて来なければ、エヴァンゲリオンも活躍しないし、シンジなんてLCL溶液の中に溶けちゃってる。だから、これまでみたいな予想が困難だったワケだけど、続いての5月2日の「天皇賞」に対応してるハズの「ネルフ、誕生」も、最終話へ向かっての説明的な回で、ゲンドウとユイの出会いからネルフ誕生までを回想シーンで綴ってるだけで、使徒も攻めて来なければ、エヴァンゲリオンも活躍しない。

だけど、その次の「せめて、人間らしく」は、前半はアスカの子供のころの回想なんだけど、それが自然と現在のアスカへつながって行き、地球の衛星軌道上に現われた第15使徒アラエルの殲滅作戦へと移行する。つまり、これまでの通常のパターンに戻るワケだ。そして、弐号機がポジトロンライフルで狙いを定めると、不思議な光線で攻撃して来て、アスカは精神汚染されちゃう。結局、レイが零号機でロンギヌスの槍を投げて殲滅する。こんなストーリーだから、これまで通りの「エヴァンゲリオン予想」をすることができる。

次の「涙」も、第16使徒アルミサエルが攻めて来るし、その次の「最後のシ者」も、第18使徒タブリス、つまり、カヲル君が攻撃して来る。そして、最後の2話、「終わる世界」と「世界の中心でアイを叫んだけもの」では、外部から使徒は攻めて来ないけど、地球上にいる人類すべてが第18使徒リリンだった‥‥っていうオチになってる。だから、今回の「皐月賞」に対応させた「心のかたち、人のかたち」と、次の「天皇賞」に対応させた「ネルフ、誕生」だけが特別で、それ以降は、使徒が登場するいつものパターンに戻るってワケだ。

‥‥そんなワケで、初号機が覚醒して第14使徒ゼルエルを食べちゃって、S2機関を取り込んじゃったことから狂い始めたゼーレのシナリオだけど、これを修正するための重要なヒントが、石川喬司先生からのメールの中にあった。「皐月賞」の直前にいただいたメールの中に、次のような一節があったのだ。


「春のクラシックの戦いはこれからが本番ですね。そのクライマックスの日本ダービーですが‥‥」


あたしは競馬の初心者なので、G1はぜんぶおんなじものだと思ってた。F1の場合なら、年間のすべてのレースがおんなじ比重だから、それと一緒だと思ってた。だけど、競馬のG1には、比重の違い‥‥って言うか、レースの持つ重さの違いみたいなのがあって、春のクラシックレースのクライマックスが「日本ダービー」だったのだ‥‥ってことは、最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」は、「日本ダービー」に対応するんじゃないだろうか?

順番で行くと、最終話は、6月6日のシンジのお誕生日に開催される「安田記念」に対応してたから、あたしは「これだ!」って直感してたんだけど、春のクラシックレースのクライマックスが「日本ダービー」だってことは、このレースこそが最終話にふさわしい気がして来る。そして、最終話を5月30日の「日本ダービー」に対応させると、1話ずつ手前にスライドして来て、次のようになる。


5月2日「天皇賞」が第弐拾弐話「せめて、人間らしく」
5月9日「NHKマイルカップ」が第弐拾参話「涙」
5月16日「ヴィクトリアマイル」が第弐拾四話「最後のシ者」
5月23日「オークス」が第弐拾伍話「終わる世界」
5月30日「日本ダービー」が最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」


そして、使徒もエヴァンゲリオンも登場しない第弐拾壱話「ネルフ、誕生」は、対応するレースがないために消滅する。つまり、これから「日本ダービー」までのすべてのストーリーに使徒が登場するワケで、各話のストーリーから「エヴァンゲリオン予想」を展開して勝馬を導き出すことが可能になったのだ。あたしは、これこそが、狂ったゼーレのシナリオを修正したことになるんじゃないのかって思った。

‥‥そんなワケで、今回の「皐月賞」に対応させてた「心のかたち、人のかたち」と、その次の「ネルフ、誕生」」は、該当するレースがなくて消滅した。ようするに、ストーリーが2話ぶん消滅したワケだけど、「ストーリー2話ぶん」を「S2」って解釈すれば、初号機がゼルエルを食べてS2機関を取り込んだこととも合致する。だから、あたしは、5月2日の「天皇賞」を第弐拾弐話「せめて、人間らしく」に対応させて「エヴァンゲリオン予想」をしてみようと思う。「せめて、人間らしく」に登場する第15使徒アラエルは、「鳥」を象徴した使徒なので、この辺もキーワードになると思うし、ロンギヌスの槍で殲滅するってとこも意味が深い。さらに、「天皇」と言えば、もちろん石川先生の「魔法つかいの夏」ともシンクロしてるから、この修正はイケテルような気がしてる今日この頃なのだ。


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2010.04.17

滑る人たち

ここんとこ、寒くなったり暖かくなったりの繰り返しが続いてるけど、15日の木曜日には、真冬みたいに寒くなった上に雨まで降った。そして、この雨がなかなかやまなくて、次の日まで降り続いた。寒い上に雨なんだから、普通なら車で出掛けるとこだけど、金曜日は、ほんの数キロ先まで行くだけだったのと、大きな荷物もなかったので、できれば節約と環境のために原チャリで行きたいと思ってた。そしたら、出掛ける時間の午前10時に、パッと雨が上がって、雲の間から少しだけ青空が顔を出した。空の感じも、風の感じも、完全に晴れに向かってるって雰囲気で、また雨が降り出すような感じじゃなかった。それで、あたしは、盗んだバイクで天城越え‥‥じゃなくて、自分のバイクで多摩川を越えて行くことにした。

だけど、とにかく寒かったから、冬物の厚手のブルゾン、デニムパンツ、スニーカー、手袋、マフラーっていう完全防備にした上に、しばらく前に原チャリで出かけた時に、半キャップのヘルメットだったのに出先で土砂降りになって大変な目に遭ったから、今回は、ヘルメットもフルフェイスにした。そして、あたしは、元気よく出発して、ガソリンスタンドに寄ってから目的地へ向かおうと思ったワケだけど、5分も走らないうちに、大変なことになっちゃった。路地の交差点に停止線と「止マレ」の表示があったので、ブレーキをかけたら、原チャリがまっすぐな状態で軽くブレーキをかけただけなのに、突然、タイヤが左にツルッと滑って、あたしは、ワケが分からないまま、倒れた原チャリと一緒にザザーッて滑っちゃった。

雨がやんだばかりで路面が濡れてたから、「止マレ」のペイントでタイヤが滑っちゃったみたいで、あたしは、「盗んだバイクで天城越え」でもなく、「自分のバイクで多摩川越え」でもなく、「倒れたバイクで停止線越え」をしちゃったワケだ。そして、不思議なことに、原チャリは右に倒れたのに、原チャリと路面の間に挟まって打撲したのは左足の足首だったし、デニムパンツの右足のヒザは破けてないのに、中のヒザは擦りむけて流血してた。だけど、完全防備とフルフェイスのオカゲで、お仕事に使う両手も、小学生並みの脳みそも、美しすぎる顔も無事だった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、原チャリでコケたって聞くと、それなりに危ない状態を想像するかも知れないけど、今回は、路地だから20キロくらいしか出してなかったし、そこからブレーキをかけたから、コケた時には10キロくらいだったと思う。だから、猛スピードからキキーッて急ブレーキをかけてドカーン!ってぶつかったような事故じゃなくて、ほとんど止まってるような状態でツルッと滑ってコケたって感じで、ぜんぜん大したことはない。だから、原チャリは、右のミラーがアサッテの方向を向いちゃっただけで、どこも壊れなかったし、あたしも軽傷で済んだ。だけど、これは、単に完全防備をしてたからとか、ほとんどスピードが出てなかったからとかってだけじゃなくて、実は、ものすごい秘密があったのだ。

知ってる人は知ってるだろうけど、あたしの原チャリは、ホンダの「DIO」、そして、これは誰も知らないことだけど、あたしのフルフェイスの名前は「石仮面」‥‥ってワケで、これで多くの人がピンと来たように、あたしは、原チャリのタイヤがツルッと滑った瞬間に、「世界(ザ・ワールド)」を使って時間を止めたのだ。だけど、まだ修行が足りないあたしは、1~2秒しか時間を止めることができないから、完全に逃げることができなかった。左足のスニーカーが原チャリの後ろのキャリアに引っかかっちゃって、そのまま倒れ始めた。そして、その瞬間、本物のDIOが現われて、こう叫んだ。


「もうおそい!脱出不可能よッ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーッ!!」


それで、あたしは、左の足首を打撲して、右のヒザを擦りむいたってワケだ。そして、これは、あたしの思い上がった心が招いたケガでもあった。ナゼなら、あたしは、しばらく前に、信号でホンダのモンキーに乗ったお兄さんと並んだ時に、ついついライバル心を燃やしちゃって、青信号に変わると同時に一気に加速して、ミラーの中で小さくなってくモンキーのお兄さんを見ながら、こんなセリフを叫んだからだ。


「猿(モンキー)が人間に追いつけるかーッ!お前はこのディオにとってのモンキーなんだよジョジョォォォォーーッ!!」


こんなセリフを言っちゃうほど思い上がってたあたしは、自分の力を過信してて、ガソリンスタンドに着く前にスタンドを使うハメになっちゃった。そして、トッサに発動したスタンドのザ・ワールドも、あたしの能力不足から、完璧に操ることができなくて、結果、軽傷を負っちゃったってワケだ‥‥って、「何をアホなことを言ってるの?」って思われるかもしれないけど、ジョジョの14巻の第5話で、海の中から正体不明のスタンドに襲われた承太郎と家出少女が、船の上の花京院のスタンドに助けられたあと、この少女を謎のスタンドの使い手かも?って疑うシーンがある。そこで、アヴドゥルが、少女に向かって、「おい DIOの野郎は元気か?」ってカマをかける。すると、護身用のナイフをちらつかせながら、少女が叫ぶ。


「この田吾作どもッ!おれと話がしてーのか、それとも刺されてーのか、どっちだッ!ァアー?DIO?バイクの名かそれはァッ!」


ジョジョの宿敵、DIOの名前は、「ブラックサバス」のロニー・ジェイムス・ディオの名前と、彼のバンド「DIO」からの命名で、ホンダの原チャリとは関係ない。だけど、この少女のセリフが証明してるように、ジョジョの作者の偉大なる荒木飛呂彦先生が、自ら「DIO」はバイクの名前だって認識してるんだから、その「DIO」に乗ってるあたしが、「石仮面」と名づけたフルフェイスのヘルメットまでかぶれば、DIOのスタンド、ザ・ワールドの能力を使えるようになることは火を見るよりも明らかだろう。だけど、あたしのザ・ワールドは、本家のDIOみたいに、5秒以上も時間を止めることはできない。いいとこ1~2秒だから、今回、ケガしちゃったってワケだ。

‥‥そんなワケで、くだらない妄想はこれくらいにしといて、マジメなことを書くけど、あたしは、どうしてコケたのか、今でも分からない。あたしは、原チャリには15年以上も乗ってるし、自慢じゃないけどウイリーで走れるほど運転には自信がある。その上、ツルツルだったタイヤも、ちょっと前に新品に交換したばかりで、前後ともにバッチリだ。もちろん、新品のタイヤでも、雨の日は滑ることくらい分かってるから、コーナーでは原チャリをなるべく寝かさないように曲がってるし、特に路面のペイントやマンホールのフタが滑りやすいってことも分かってる。だから、今回も、路面に大きな文字で「止マレ」って書いてあったから、原チャリをまっすぐにしたままブレーキを軽めにかけた。それなのに、そのままの状態で減速しながらペイントの上まで来たら、急に真横にツルッと滑ったのだ。

たとえば、ペイントの上でタイヤをロックさせたとか、ペイントの上で原チャリを寝かせたとかなら、雨で路面が濡れてれば、そのまま滑ってコケる可能性は高い。だけど、ペイントの手前からブレーキをかけて減速してって、原チャリがまっすぐな状態でペイントの上に乗ったのに、どうしてツルッと真横に滑ってコケたのか、あたしには理解できない。だけど、どんなに理解できなくても、実際に滑ってコケたことは事実なんだから、これから似たような路面の状況に遭遇した場合には、DIOのザ・ワールドには頼らずに、自分の運転技術で回避しなくちゃいけない。だって、今回は他に車や人がいない路地だったから良かったけど、これが交通量の多い交差点だったりしたら、大事故につながってたかも知れないからだ。

あたしが路面のペイントで滑ってコケたことをツイッターでつぶやいたら、たくさんの人が心配してくださったんだけど、バイクに乗ってる人たちからは、自分も雨の日に路面のペイントで滑って転倒したことがある、とか、コーナーの真ん中にマンホールのフタがあるから危ない、とか、いろんな体験のコメントをいただいた。あたしは、雨の日はほとんど車で、原チャリに乗るのは晴れの日ばかりだから、今までそんなに意識したことはなかったけど、いつもバイクに乗ってる人たちにとっては、雨の日のペイントやマンホールのフタは、まるで事故誘発のワナみたいなもんだってことが分かった。

ニポン全国の道路がおんなじ状態じゃないと思うし、雨の日にもタイヤが滑らないペイントとかも開発されてるとは思うけど、実際、どこにでもある普通のペイントであたしがコケたのは事実だし、他にもコケたり危ない目に遭った人はたくさんいるハズだ。中には、路面のペイントが原因で、大きな事故を起こした人もいるだろう。そして、そうした人たちのほとんど‥‥って言うか、全員が、あたしみたいにザ・ワールドを使って時間を止めることはできない。スタンドが使えなくても、せめて波紋が使えれば何とかなると思うけど、今のニポンには、リサリサ先生から波紋の指導を受けたのは、あたししかいない‥‥って、また、妄想モードに逆戻りしちゃったけど、とにかく、行政は、不必要な道路を造る予算があるのなら、その前に、全国のツルツル滑るペイントや、コーナーの真ん中にあるマンホールのフタを何とかして欲しい。

たとえば、ガソリン1リットルあたり約25円も課税されてる暫定税率にしても、自民党政権時代には、いくら30年以上も続いて来たとは言え、あくまでも「暫定税率」だったから、法的には、いつでも廃止にすることができた。そして、この暫定税率を廃止にするって公約を掲げたのが、今の政権与党の民主党だった。だけど、民主党は、政権交代したトタンに、次々と公約を反故にし始めて、このガソリン税の暫定税率にしても、廃止にするどころか、他の名目に書き換えちゃったのだ。つまり、もう「暫定」じゃないんだから、あたしたちドライバーは、この意味不明な税金を永久に巻き上げられ続けることになっちゃったのだ。

正直、こんなことになるくらいなら、今まで通りに「暫定税率」のままにしといてくれたほうがずっと良かった。結局は、あれほど「廃止します!」って連呼しちゃった手前、引くに引けなくなって、タテマエとして「暫定税率」って言う名前だけを廃止にしたってのがホントのとこなんだから、百歩ゆずっても詐欺かペテンとしか言いようがない。その上、ガソリン本体の価格に消費税が課税されるんじゃなくて、数々の税金が課税された価格に消費税が課税されてるっていう「税金の二重取り」に関しても、まったくノータッチ。これだけでも改善してくれたら、あたしたちドライバーの負担は軽くなるのに、こんな国家ぐるみの詐欺行為までバトンタッチするなら、政権交代した意味がない。

民主党の嘘つき議員たちは、苦し紛れに「ガソリンの価格が150円を超えたら課税をストップする」なんて、その場しのぎのイイワケをノタマッたけど、全面的に無料化するって公約してた高速料金にしたって、「社会実験」とかっていう意味不明な理屈で値上げをするそうだ。高速料金を無料化した場合の渋滞状況だの排ガスだのを調査するのなら、まずは段階的に安くしてくとか、部分的に無料にしてくのが普通なのに、今よりも値上げして、どうして無料化した場合の状況が分かるのか、あたしの高卒の脳みそじゃ理解不能だ。タバコ税の引き上げしかり、あたしから見ると、結局は「取りやすいとこから取る」っていう自民党方式とおんなじにしか見えない。挙句の果てに、まだ政権交代してから半年しか経ってないのにも関わらず、早くも消費税の引き上げの議論まで始める始末。次から次へと公約を破っておきながら、いったいぜんたい、どのツラを下げて「消費税の引き上げ」なんてセリフを口にできるんだろう?

あたしは、自民党政権時代から言い続けて来たように、頭ごなしに増税に反対してるワケじゃない。税金が引き上げられても、それがちゃんとあたしたち国民のために使われるのなら、ホントに困ってる人たちのために使われるのなら、何も文句はない。だけど、実際には、自民党と官僚と企業とが癒着して、あたしたちの血税を自分たちで山分けしてたから、国民の怒りは頂点に達して、政権交代へとつながったワケだ。それなのに、政権交代してみたら、民主党の掲げたマニフェストは「絵に描いたモチ」ばかりで、やってることと言えば、何の意味もない「事業仕分けパフォーマンス」だってんだから呆れ返る。公約を破ったどころか、公約と正反対のことをして、今まで「暫定」だった税率を恒久的なものにしちゃったんだから、せめて、その税金で、ニポン中の滑りやすい路面のペイントやマンホールのフタを何とかして欲しい。

‥‥そんなワケで、あたしは、いくら民主党が公約を破り続けても、自民党政権に逆戻りしたり、先物取引会社から巨額の迂回献金を受け取ってた渡辺善美が代表をつとめる「みんなの党」なんかが勢力を拡大するよりは、現政権のほうが遥かにマシだと思ってる。だから、子ども手当ても高校無償化も無関係で、ガソリン暫定税率の据え置きや高速料金の値上げやタバコ税の引き上げなど、あたしにとってはマイナスばかりの民主党だけど、それでも何とかガマンして見守ってるワケだ。だけど、これは、5月の末までの話で、ハトポッポが沖縄の人たちに対して「最低でも県外、できれば国外」って自分の口で何度も繰り返して約束したことを守らなかった場合には、あたしは民主党をバッサリと見捨てる。そして、徹底的に攻撃して、参院選でボロボロにしてやる。でも、これは、すべて民主党自身の責任だ。自分たちの掲げた公約の上で滑り続けてる民主党にしても、自分の言った言葉の上で滑り続けてるハトポッポにしても、こんなに滑りやすいペイントをしたのは自分たちなんだから、今になってペイントを塗り替えるなんてことは絶対に許されないと思う今日この頃なのだ。


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中国電力が住民無視の暴挙/上関原発

「中国電力が住民無視の暴挙/上関原発」(世田谷通信)

28年以上にも渡って地元住民らから猛反対されている上関原発(山口県)の建設計画だが、中国電力は地元住民に何の説明もせず、話し合いにも応じないまま、工事を強行的に開始した。15日午前9時頃、田ノ浦の建設予定地に、中国電力の社員、工事作業員、警備員ら総勢120名が一斉に現われ、現場で建設反対の座り込みをしていた漁村や農村のお年寄りたちに対して、初めこそ言葉をかけて退去を申し出たが、そのうち強行的にテントの撤去などを行ない始めた。住民の代表が「地元の理解を得なければ作業をしないで欲しい」と訴え、責任者との話し合いを求めたが、中国電力側は責任者を出さず、話し合いにも応じずに、数の暴力で作業を強行した。お年寄りたちはブルーシートに寝そべるなどして抵抗したが、作業員らは次々と鉄柵を運び込んで設置した。民主党は原発に関してマニフェストに「安全を第一として、国民の理解と信頼を得ながら、原子力利用について着実に取り組む。」と掲げているが、地元住民の反対の声を無視して工事を強行することが、果して国民の理解と信頼を得た上での建設と言えるだろうか。また鳩山由紀夫首相は昨年10月26日の所信表明演説で「政治は弱者のためにある」と発言しているが、果してこれが弱者のための政治と言えるだろうか。(2010年4月17日)


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2010.04.16

ゲシュタルト崩壊

ついに「サツキ賞」がやって来た!‥‥ってワケで、前回の「桜花賞」は、完全にエヴァンゲリオンの内容とシンクロしてたのに、あたしの読み違いでハズレちゃった。だから、今回は、少しでもシンクロ率を上げるために、エヴァンゲリオンぽく「サツキ賞」ってカタカナで書いてみた。こうすれば、ナニゲに「アスカ」や「ミサト」の仲間みたいな感じになる。で、「皐月賞」、改め、「サツキ賞」は、こんな顔ぶれになった。


4月18日 中山11R
「サツキ賞」(G1)
3歳オープン 芝2000m

1枠1番  リルダヴァル/福永祐一
1枠2番  ハンソデバンド/蛯名正義
2枠3番  トーセンアレス/田中勝春
2枠4番  ネオヴァンドーム/安藤勝己
3枠5番  ローズキングダム/小牧太
3枠6番  ゲシュタルト/勝浦正樹
4枠7番  レッドスパークル/秋山真一郎
4枠8番  バーディバーディ/松岡正海
5枠9番  サンディエゴシチー/浜中俊
5枠10番 シャイン/和田竜二
6枠11番 エイシンフラッシュ/内田博幸
6枠12番 エイシンアポロン/池添謙一
7枠13番 ヴィクトワールピサ/岩田康誠
7枠14番 レーヴドリアン/藤岡佑介
7枠15番 ダイワファルコン/北村宏司
8枠16番 ヒルノダムール/藤田伸二
8枠17番 ガルボ/後藤浩輝
8枠18番 アリゼオ/横山典弘


的中した「高松宮記念」、ハズレた「桜花賞」に続いて、これまた、7枠と8枠が3頭ずつの18頭のレースだけど、今回は「3歳」っていう年齢制限だけで、男の子も女の子も出走できる。でも、3歳の女の子は前回の「桜花賞」に出ちゃってるから、実質的には男の子だけのレースみたいなもんで、今回も、18番すべてが牡馬だ。そして、あたしの知ってる馬は、ローズキングダムとガルボの2頭、あと、サンディエゴシチーとシャインも名前を見たような記憶があるけど、ちょっと定かじゃない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今回の「サツキ賞」に対応してるエヴァンゲリオンの第弐拾話「心のかたち、人のかたち」は、使徒も攻めて来ないし、エヴァンゲリオンも活躍しない。前回、シリーズ最強の第14使徒ゼルエルとの戦いで、レイは肉体的に動けなくなってるし、アスカは精神的に動けなくなってるし、シンジに至っては溶けちゃってる。初号機が覚醒して、シンクロ率が400%を突破したシンジは、完全にエヴァンゲリオンに取り込まれちゃって、エントリープラグの中のLCL溶液に肉体が溶けちゃった。それで、リツコは、LCL溶液の中を漂ってる量子状態のシンジの成分をモトの肉体の形に戻して、そこにシンジの精神を定着させるっていう、ナニゲに「鋼の錬金術師」的なことを試みる‥‥ってストーリーだ。だから、ストーリーからは、どのキャラに該当する馬を探せばいいのかがハッキリしてない。だけど、ここで、こないだも紹介した冒頭のゼーレの老人たちの会話がカギになって来る。


「エヴァシリーズに生まれ出づるはずのないS2機関」

「まさか、かのような手段で自ら取り込むとはな」

「われらゼーレのシナリオとは大きく違った出来事だよ」

「この修正、容易ではないぞ」


つまり、ゼーレのシナリオから離れて考えてもいいってことになるワケで、アニメのストーリーとともに「エヴァンゲリオン予想」に大きな影響を与えてるのが、そう、稲垣早希ちゃんの「西日本ブログ旅」だ。そして、「西日本ブログ旅」は、2回のお休みと1回の総集編をはさんで、やっとゆうべ本編が再開した。ようするに、「サツキ賞」のための放送ってワケだ。ザックリと内容を説明すると、島根県の2つめの通過ポイントとして、白イルカの親子の写真を見せられた早希ちゃんは、その写真の中に排水溝らしきものが写ってたことから、これがどこかの水族館だと推理する。

だけど、19万円以上もの大金を持ってる早希ちゃんは、通過ポイントは後回しにして、まずはお金のあるうちに今夜の宿を確保しとこうと、松江の観光案内所へ行く。そして、3時のサイコロタイムで「1」でも出して「全額没収」になったらバカバカしいから、できるだけ高い宿に泊まることにして、ナナナナナント! 1泊6万円もするチョー高級旅館を選んじゃう。それが、宍道湖(しんじこ)にある「なにわ一水」の露天風呂付きの特別室だ。「宍道湖」だなんて、すでにシンジの名前が登場しちゃったけど、このあと、もっと驚くことになる。

で、まずは宍道湖温泉の「なにわ一水」へ向かい、サイコロタイムが来る前に宿泊代の6万円を先払いするんだけど、ここで、宿の人から、隠岐の松葉ガニのことを聞かされる。何でも、とっても貴重な上に高級で、活きたものは1匹5万円もすることもあるそうだ。そしたら、早希ちゃんてば、その活松葉ガニも注文しちゃった。活松葉ガニは3万4500円で、消費税を入れると3万6225円だ。だから、宿泊代を支払った時点で13万円台になってた所持金は、カニ代を払って、とうとう9万4200円になっちゃった。たった1泊で、10万円近くもの大ゼイタク!

そして、3時のサイコロタイムを迎えたんだけど、ここで奇跡が起こったのだ。過去最高の7716件ものコメントをもらった早希ちゃんは、暴走モード中の弐号機サイコロを振る前に、シンジと初号機のモノマネを披露したのだ。それも、前回の「桜花賞」で紹介した第拾九話「男の戰い」の中の「動け、動け、動け、動け、動いてよ!今動かなきゃ、今やらなきゃ、みんな死んじゃうんだ!もうそんなの嫌なんだよ!だから、動いてよーーー!」ってシーンから、初号機が覚醒して「オオーーーーン!!」って咆哮するとこまでだ。その上、画面にも、「第拾九話 男の戰い より シンジと暴走した時の初号機のモノマネ」ってタイトルまで出た。そして、振ったサイコロの目は「5」! これでミゴトに7716円を手に入れたので、早希ちゃんの所持金は、また10万円以上に戻った。

‥‥そんなワケで、ここから先は、通過ポイントの場所の聞き込み捜査をして、白イルカの親子がいるのが「しまね海洋館アクアス」だってことが分かったり、お部屋の露天風呂でヒサビサの入浴シーンを披露したり、お待ちかねの活松葉ガニをタンノーしたり、とっても可愛い浴衣ではしゃいだりって、もう、お腹いっぱい。1ヶ月も待たされたぶん、あまりにもワンダホーなサービス映像が満載だった‥‥ってワケで、まるで今回の「サツキ賞」に合わせたかのように放送された「西日本ブログ旅」の内容は、「シンジ湖」にある高級旅館に泊まり、ゼイタクの限りを尽くした早希ちゃんこそが、真の勝者だった。つまり、「シンジよりもアスカ」ってことになる。

そして、レースの直前の放送で早希ちゃんが出したサイコロの目の馬が1着になる‥‥っていうパターンから考えれば、当然、5番の馬ってことになる。5番のローズキングダムは、単に「ローズ」ってだけだから、「赤いバラ」には限定できないけど、やっぱり、バラと言えば「赤」を連想するし、それより何より、赤の3枠に入ってる。それに、3枠5番は、早希ちゃんの食べた活松葉ガニの値段の「約3万5千円」にもシンクロしてる。

だけど、ここであなどれないのが、ハッキリと「赤」を宣言してる7番のレッドスパークルだ。純粋に馬の名前だけで選べば、このレッドスパークルこそが、アスカや弐号機に対応してることになる。それで、このレッドスパークルのことを調べてみたら、本日2度目のナナナナナント! 5月22日生まれだったのだ! 5月22日と言えば、庵野秀明監督のお誕生日だ! 庵野監督とお誕生日が一緒で、名前に「レッド」がついてるなんて、これぞアスカ!

こうなって来ると、どっちの馬をアスカにしていいか悩んじゃうので、アスカのことはチャゲにでも聞いてみようかと思ったのもトコノマ、ここでハッと気づいたのが、今回の「心のかたち、人のかたち」の冒頭の会話だった。ゼーレの老人たちは、暴走した初号機が第14使徒ゼルエルをムシャムシャと食べちゃって、S2機関を取り込んじゃったことに危機を感じてる。S2機関てのは、人類には解明できない使徒の動力源のことで、「スーパーソレノイド機関」の略だ。つまり、「Super Solenoid」で「S」が2つあるから「S2」ってワケだから、これを「早希ちゃんが2人」の略って考えれば、5番のローズキングダムと7番のレッドスパークルを両方とも選ぶことができる。

‥‥そんなワケで、「1着と2着はこの2頭で決まり!オチャノコサイサイね!」なんて思ってたら、この2頭の間の6番に、これまたアスカを連想させるドイツ語っぽい名前の馬、ゲシュタルトがいた。それで、あたしは、どんな意味なのか調べてみたら、とんでもないことが分かったのだ。ゲシュタルト自体は、ドイツ語で「形」とか「形態」とか「状態」って意味なんだけど、これに関連して、こんな言葉が見つかったのだ。


「ゲシュタルト療法とは、パールズによって創始された心理療法で、ゲシュタルトとは 全体性とか全体のかたちを意味するドイツ語です。人間を理解するとき 「心と身体は一体である」という視点から、その人の語る言葉ばかりではなく、 声の調子、表情、姿勢、ジェスチェアー等、非言語的な表現も重視して、語る人を 深く全体的に理解しようとします。またグループ療法がより効果を発揮する 心理療法です。」


う~ん、ナニゲに「心のかたち、人のかたち」にシンクロしてんじゃん‥‥なんて思ってたら、もっとすごい言葉が見つかった!


「ゲシュタルト崩壊 (独: Gestaltzerfall)とは心理学における概念のひとつで、全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt: ドイツ語で形態)から全体性が失われ、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。」


おいおいおいおいおーーーーい! これこそがエントリープラグ内でバラバラの量子状態になっちゃって、LCL溶液の中を漂ってるシンジそのものじゃん!のわーーー!絶対に6番のゲシュタルトは外せなくなっちゃった!だけど、ぜんぶで18頭もいるのに、この中で、5番、6番、7番の馬が仲良く1着から3着を独占することなんてあるの?確率的には馬番は関係ないけど、こんなにキレイに数字が並ぶと、ものすごく当たらないような気がしちゃう。でも、今までの「3頭のうち2頭が的中する」っていう「エヴァンゲリオン予想」のパターンから考えれば、この3頭のうちの2頭と、他の馬との組み合わせになるワケで、そう思えば、すごく当たりそうな気もして来る。

‥‥そんなワケで、アレもコレもって言い出すとキリがないのは分かってるんだけど、今度こそ「男シンジ」の名にかけて、16番のヒルノダムールの藤田伸二騎手がやってくれそうな気もするし、唯一の芦毛、14番のレーヴドリアンも気になるし、唯一の青毛、17番のガルボも気になってる。だけど、データを度外視して、馬の名前と直感だけで選んで、これまで5割の的中率をキープして来た「エヴァンゲリオン予想」としては、これほどシンクロ率の高い馬が3頭もいるのに、アレもコレもと手を広げるワケには行かない。だから、あたしは、赤の3枠の2頭、5番のローズキングダムと6番のゲシュタルト、そして、4枠7番のレッドスパークルをメインにして、この3頭の3連複は当然として、3連単もすべての組み合わせを買おうと思う。そして、このうちの2頭だけが3着までに入ることを考えて、馬連や枠連、その他の馬への3連複なんかを散りばめてみようと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.04.15

火を噴くバット

数日前、車を運転しながらラジオを聴いてたら、宇宙飛行士の山崎直子さんのことを話してた。それで、「スペースシャトル」って言葉が出た時に、あたしは、ふと、「そう言えば、バドミントンのアレのこともシャトルって言うんだよな」って思った。たぶん、前日の夜に「報道ステーション」で、松岡修造がバドミントン選手のことを取り上げたのを観てたから、その影響だと思うんだけど、あたしの場合、何か思いつくと、どんどん妄想が膨らんでく。それで、あたしの頭の中のスクリーンには、地球を見下ろす宇宙空間で、宇宙服を着た巨大なバドミントン選手が2人、スペースシャトルを打ち合ってる映像が浮かび上がった。

そして、ここから思いついたのが、スペースシャトルの形をしたバドミントンのシャトルだ。もちろん、本格的なバドミントンじゃなくて、ラケットが2本とシャトルが2個くらいセットになってるヤツで、ドンキホーテとかで980円くらいで売ってるヤツ。あんな感じのお遊びのセットで、シャトルをスペースシャトルの形にして、ラケットもNASAっぽいデザインにして、1280円から1580円くらいで売り出したら、ケッコー売れるんじゃないか?って思った。それで、「お遊びなんだからラケットは楕円形じゃなくてもいいんだよな」とか、「NASAって文字を使うとマズイだろうから、中国のパクリ商品を見習ってNASUとかにしといたほうがいいな」とか、しょうもないことを考え始めた。

それから、「どこかに宇宙ステーションも使いたいな」って思って、宇宙ステーションとスペースシャトルを想像したら、ここで、あたしは、「スペースシャトルってサンダーバード4号に似てるよな」ってことに気づいた。サンダーバード4号は小型の潜水艦だから、空は飛ばないけど、宇宙ステーションとスペースシャトルを想像したら、サンダーバード5号と4号に似てるって思ったのだ。それで、あたしは、サンダーバードの形のシャトルのバドミントンのセットを作ったらどうだろう?って思って、それから、シャトルは1号と3号と4号にして、2号は楕円形っぽいからラケットにしたらどうだろう?‥‥って考えてるうちに、車は目的地に到着した今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、こんなふうに、ある言葉から変なことを考え始めると、それがどんどん膨らんでって、とんでもないとこまで発展しちゃう。そして、たいていの場合は、その時だけで終わっちゃうんだけど、長年、おんなじネタを考え続けてるケースもある。それが、スポーツニュースで、アナウンサーがプロ野球の結果を伝える時に、次から次へと登場する常套句の数々だ。どの放送局のどのニュース番組でも、プロ野球の結果を伝える時には、まるでマニュアルがあるんじゃないかって思うくらい、おんなじ表現を使ってる。

たとえば、ヒットを打った時に使う「バットが火を噴いた」とか、打てない時に使う「バットが湿りがち」とか、特によく使われる「反撃の狼煙(のろし)を上げる」とか、他にもいっぱいあるけど、あたしが子供のころから耳にして来た表現だ‥‥って言うか、あたしが生まれるずっと前から使われて来たと思う。ゴルフの場合も、「ガマンのゴルフ」なんていう常套句があるけど、野球の場合は数が多すぎる。そして、こうした常套句の数々は、どれも現実にはアリエナイザーなことばかりだ。ホントにバットが火を噴いたら大変なことになっちゃうし、いくらヒットが打てないからって、バットが水で湿ってるワケがない。そして、反撃するたびに狼煙をあげてたらシャレにならない。

そして、こうした使い古された常套句を耳にするたびに、あたしは、この悪しき伝統を何かに利用できないか?‥‥って、いつも思ってた。だけど、これは、モノじゃなくて言葉だから、バドミントンのシャトルみたいに商品化することもできないし、どうしたら有効に利用できるかって、いつも考えてた。だけど、コレと言って具体的なアイデアも出なくて、そのまま、長い長い年月が過ぎてった。たけど、とうとう、この「スポーツニュースのプロ野球の常套句」っていう無用の長物を生かすアイデアを思いついたのだ。

あたしは美女が好きなので、朝は中田有紀ちゃんを見るために「おはよん」を観ることが多い。それで、「今日のブラウス、ステキだな~」とか、「おおっ!美容院に行ったんだ!」とか思いながら、有紀ちゃんだけをウォッチしてる。そのため、他の人が担当してるお天気やスポーツのコーナーは、画面から目を離して音声だけを聴いてるんだけど、こないだ、前日のプロ野球の結果とサッカーの結果を続けて放送してた。ま、これはよくあることだけど、野球の「や」の字も知らないような女の子が、何十年間も使われ続けて来た「バットが火を噴いた」とか「反撃の狼煙をあげた」とかって、カビの生えた常套句を使ってるのを聴いて、いくら渡された原稿を棒読みしてるだけだとは言え、あたしは、何とも言えないブルーな気分になった。

そして、その次のサッカーの結果を聴いてる時に、「サッカーの場合はそんなに常套句は使わないのに、何で野球の時だけ、こんなにも耳障りな常套句を連発するんだろう?野球もサッカーみたいにサッパリとした表現をしてくれればいいのに‥‥」って思った。で、「野球もサッカーみたいに」って思った瞬間、あたしの頭の上で、100ワットの電球がパッと点灯して、ひとつの言葉が浮かんだ!


「少林サッカー」


そう、あの、とんでもない映画だ。あたしが、スポーツニュースのプロ野球の常套句を耳障りに感じてるのは、ドイツもコイツもバカのひとつ覚えみたいにおんなじ表現を繰り返してるからってだけじゃなくて、実際にはアリエナイザーな大ゲサな表現ばかりだから原辰徳‥‥じゃなくて、腹が立つのだ。だけど、映画にしてそれを実際にやっちゃったら、腹も立たなくなる。たとえば、強力な4番バッターがヒットを打ったら、ホントにバットから火が噴き出る。それなら、実況アナが「おおっと!○○選手のバットが火を噴いた~!」って言っても大ゲサじゃないし、翌日のスポーツニュースで女子アナが「バットが火を噴いた」って言っても問題はない。事実をありのままに伝えてるんだから、サンケイ新聞よりは遥かにマシだ。

だけど、ホントに火が噴き出るバットを作るのは大変だから、当然、「少林サッカー」みたいにCGを使う。5打席ノーヒットで「バットが湿りがち」な選手は、バットを雑巾みたいに絞ると、お水がボタボタと垂れる。負けてたチームが反撃する時には、ちゃんと狼煙をあげる。「弾丸ライナー」は、飛んでくボールが途中で「弾丸」に変わる。「ライトスタンドに突き刺さる特大アーチ」は、ホームランがアーチなってスタンドにバキバキと突き刺さる。「ランナーを2人背負ったピッチャーの○○は」って時には、ピッチャーがホントに2人の選手をおんぶしてる。「走者一掃のホームラン」なら、大きなホウキでランナーを掃いちゃう。「ピッチャーをマウンドから引きずりおろした」って時は、みんなでピッチャーの足を引っぱってズルズルと引きずりおろしちゃう。これはCGを使わなくてもできそうだ。

‥‥そんなワケで、あたしが思いついたのは、多くの人たちがウンザリしてるであろう常套句だらけのプロ野球ニュースの原稿の通りに、実際の試合のほうを作っちゃうって作戦だ。だけど、前日の試合を伝えるスポーツニュースのシチュエーションだと、迫力や臨場感に欠けるから、「常套句ばかり使うオリジナリティーの欠落した実況アナ」って設定にする。そして、「少林サッカー」みたいなノリの野球の試合の映像を作って、それを実況してるアナウンサーが常套句を口にするたびに、その言葉通りのことが実際に起こる‥‥ってワケだ。

こうすれば、聞き飽きた常套句に新鮮さが蘇るどころか、聞き飽きた常套句だからこその面白さが生まれる。それに、「アストロ球団」や「侍ジャイアンツ」みたいなアリエナイザーなプレーの数々が、いくらCGとは言え、マンガやアニメじゃなくて実際の人間がやるんだから、絶対に面白くなる‥‥って、今、思い出したけど、何年か前に、テレビ朝日で夜の11時くらいに、実写版の「アストロ球団」をやってたよな。アレも、ボールが燃えたり選手が燃えたりしてたけど、とにかく低予算だったみたいで、何から何までものすごく安っぽい作りだった。なんか、そこらのグラウンドで草野球みたいなノリでやってたし、変なカツラやメークの人ばかりで「忘年会」か「仮装大会」って感じだった。

「アストロ球団」にしても「侍ジャイアンツ」にしても、昔ならアニメじゃないと原作を再現できなかったけど、今のCG技術なら完璧に実写版で再現できるから、「少林サッカー」のレベルで制作したら、それなりにヒットすると思う。ちなみに、もしも「侍ジャイアンツ」の実写版を作るなら、番場蛮の役は段田男かな?(笑)‥‥なんてのも散りばめつつも、あたしが考えたのは、こうした架空の野球映画じゃない。あくまでも、実際のプロ野球の実況やスポーツニュースでの常套句に腹を立ててるんだから、実際のプロ野球の試合をベースにして作らないと意味がない。

だから、最近の巨人対阪神の打撃戦、たとえば、13日の試合みたいに、巨人の小笠原、亀井、ラミレスが爆発した上に押し出しまでもらって6点も先制したのに、阪神の鳥谷、新井、ブラゼル、桜井、マートンが爆発して大逆転‥‥って、こうした試合の実際の映像を編集して、1時間半くらいにマトメる。そして、これをベースにして、別録りで実況アナに数々の常套句を連呼させて、それに合わせて映像をCG処理する。そして、オマケとして、翌日の「おはよん」で女子アナが常套句を連呼するシーンも付け足す。もちろん、テレビの画面には、女子アナの読み上げてる原稿の通りに、ホントに火を噴いてるブラゼルのバットが映し出されてるってワケだ。これは絶対に面白いと思う。

‥‥そんなワケで、あたしには、資金力も技術力も行動力もないから、スペースシャトル型のバドミントンのシャトルも、ホントにバットが火を噴く巨人阪神戦の映像も、実際に作ることはできない。だけど、世の中には、一生かかっても使い切れないほどのお金を持ってる人たちもいるし、お金はなくても技術力や行動力のある人もたくさんいる。だから、そうした人たちの中で、タマにはヘンテコなことにチャレンジしてみるのも面白いかも?って思った人は、ぜひ、このアイデアを使って欲しい。ただし、あたしは、どんなに大ヒットしても1円もいらないけど、どんなに大損しても、いっさい責任は負わない今日この頃なのだ(笑)


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2010.04.14

男が先か女が先か

日曜日は暖かかったのに、月曜日は寒くなり、火曜日は暑いくらいになったと思ったら、水曜日は涼しくなった‥‥ってワケで、「三寒四温」ならぬ「一寒一温」て感じで、毎日の着るものに悩んじゃう日々が続いてる。テレビのお天気お姉さんも「今週いっぱいは寒暖の差が激しいでしょう」なんて言ってたけど、あたしは、ふと思った。なんで「寒暖」って言うんだろう?って。ま、今の時期なら、寒い冬から暑い夏へと向かう間の春なんだから、「寒」が先で「暖」が後でもおかしくない。だけど、これが、夏から冬へ向かう間の秋だとしたら、ホントなら「暖寒」て言わないと順序がおかしい。だけど、お天気お姉さんに「今週いっぱいはダンカンの差が激しいでしょう」なんて言われたら、たけし軍団のことかと思っちゃうから、仕方ないかもしれないけど。

で、この「寒暖」とおんなじに、反対の意味、対照的な意味の漢字を組み合わせた熟語って、すごく多い。パッと思いつくだけでも、「上下」「前後」「左右」「高低」「大小」「長短」「強弱」‥‥って、どんどん出て来る。そして、「上下」や「高低」の場合は、上から下への順番で漢字が並んでるし、「前後」の場合は前から後ろへの順番だし、「大小」や「長短」や「強弱」の場合は、大きいほう、長いほう、強いほうが先になってるから、これらは違和感はない。だけど、「左右」の場合は、どうして「左」が先なんだろう?‥‥って思ったら、これは音読みで「さゆう」って読む場合だけで、訓読みの場合は「右左(みぎひだり)」って言うことが多い。「ひだりみぎ」って言う場合もあるけど、たいていは「みぎひだり」って言う。

これは、世の中が「右利き」中心にできてるからなのか、ニポン語の文章を正式に縦書きした場合に「右から左へ」書くからなのか、ハタマタ、地図で見た場合の「右」にあたる「東」を優先して「東西」って言うことに準じてるのか、ちゃんとした理由は分からない。だけど、「東西」の例から考えれば、本来は「左右」も「右」を先に書くべきだと思う。だいたいからして、訓読みの場合は「右左」なのに、音読みになると「左右」になっちゃうのはおかしいと思う。でも、実際に訓読みも音読みも「右左」に統一しちゃうと、音読みの場合は「ゆうさ」とか「うさ」とかで発音しにくくなっちゃう。だから、結局は、発音しやすいように「左右(さゆう)」って言うようになったんじゃないかと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、たくさんあるこうした熟語だけど、あたしの推測では、「上下」とか「大小」みたいに、基本的には自然の流れに沿って順番が決まってるけど、発音しにくいものは、「左右」みたいに順番を入れ替えるケースもある‥‥ってことだと思う。それから、もうひとつ、発音しにくくなくても、他の言葉はまぎらわしいから、あえて順番を逆ににしてる熟語もあると思う。たとえば、「強弱」と似たような意味の熟語で「緩急」ってのがあるけど、これ、「強弱」に倣うなら「急緩」にしなくちゃおかしいと思う。たとえば、野球で、速い球と遅い球とを巧く使い分けてるピッチャーに対して、実況アナが「緩急をつけたピッチング」とかって言うけど、これにしたって、実際には速球をベースにしてて、時々スローボールを織り混ぜてるんだから、投球の組み立て方としては「急」のほうが基本になる。それなのに「緩急をつけた」って言うと、何だか緩いボールのほうが主体みたいなイメージになっちゃう。

だけど、これも、「寒暖の差」の「寒暖」とおんなじで、順番を逆にして「急緩」にしちゃうと、「休刊」なんだか「急患」なんだか分からなくなっちゃう‥‥って、今、気づいたんだけど、「寒暖」って、厳密に言うと、反対語の組み合わせじゃないぞ。一番最初に「日曜日は暖かかったのに、月曜日は寒くなり、火曜日は暑いくらいになったと思ったら、水曜日は涼しくなった」って書いたけど、これを見れば分かるように、「寒い」の反対は「暑い」で、「涼しい」の反対が「暖かい」だ。だから、反対の意味の漢字を組み合わせて熟語を作るなら、「寒」と「暑」、「涼」と「暖」の組み合わせで作らなきゃおかしい。それなのに、「寒暖」の場合は、人間にとって嬉しくない「寒」と、嬉しい「暖」とが組み合わさってる。

「三寒四温」の場合は、寒い冬から暖かい春へ向かう時に使う言葉だから、「寒」と「温」の組み合わせで意味が通る。だけど、「寒暖」の場合は、季節を限定してる言葉じゃないから、ちゃんと反対の意味の漢字を組み合わせなきゃおかしい‥‥って、また気づいたんだけど、そう言えば、海流って「寒流」と「暖流」って言うよね?そしたら、「寒」の反対は「暖」でいいのかな?

ま、その辺のことは置いといて、こうした熟語って、時々問題になることがある。「寒暖」が「暖寒」になって、「急緩」が「緩急」になっても、意味が分かりにくくなるだけで、別に大したことはない。だけど、これが、ある一定の集団を表わすような場合になると、「どっちが先か」ってことが問題になっちゃうのだ。たとえば、ニポンとアメリカの場合は「日米」だし、ニポンと中国の場合は「日中」だけど、これは、ニポンの中だけで言ってるから問題にはならない。だけど、おんなじニポンの中の場合だと、必ず文句を言う人が出て来る。

たとえば、東京と名古屋をつないでる「東名高速」は、東京のあたしは何とも思ってないけど、名古屋の人の中には、名古屋の「名」が後になってることを面白く思わない人も多いだろう。だけど、この場合は、ニポンの首都である東京の「東」が先になってるんだから、いくら面白くなくても、そうそう声を大にして文句を言うことはできないと思う。だけど、「名神高速」の場合は、名古屋と神戸っていう甲乙つけがたいレベルの都市を結んでるから、後にされた神戸の人たちは面白くないだろう。それに、「名神高速」は、大阪を通って隣りの神戸に行くんだから、神戸的には、大阪も含めて自分たちのほうが大きいっていう自負もあるだろうし、名古屋が先になってることに不満を持ってる人も多いと思う。

ただ、関西の人の多くは、名古屋じゃなくて東京にこそライバル心を持ってるから、やっぱり激しくコダワってるのが、東京との直接対決の時だ。たとえば、セ・リーグの「巨人阪神戦」なんて、関西の人は絶対に「阪神巨人戦」て言うよね。野球の場合は、高速道路の名前とは違って、実際にスポーツで対決するワケだから、敵対心も大きくなるんだと思う。東京六大学野球でも、早稲田大学と慶応大学の伝統の「早慶戦」のことを慶応大学の人たちは「慶早戦」って言うそうだ。ま、あたし的にき。「早慶戦」でも「慶早戦」でもどっちでもいいんだけど、ひとつだけ気をつけて欲しいのは、慶応大学と法政大学の試合の時だけは、必ず「慶法戦」て言って欲しい。逆だと下ネタになっちゃうからだ(笑)

‥‥そんなワケで、こうした熟語の場合、どうしても「先のほうが偉い」ってニュアンスがあるから、差別問題にまで発展しちゃうケースもある。田嶋陽子なんて、「男女」って表現は男が偉くて女が下っていう差別語だから、これからは「女男」にすべきだって言ってた。普通に考えたら、「男女」が差別なら「女男」も差別になっちゃうから、男と女を分けずに「人」とか「人間」とか言うしかないのに、この人の理屈って、あたしには理解できないことが多すぎる。もちろん、この「男女」を始め、「夫婦」にしたって、「父母」にしたって、こうした熟語の多くは、女よりも男のほうが偉い、一家の中ではお父さんが一番偉いっていう昔の思想から生まれたものだと思う。だけど、それを差別だって言うのなら、熟語を反対にして逆の差別を生み出そうとするのは本末転倒だ。

だけど、世の中には、こうした細かいことにイチイチ文句を言いたい人もいるみたいで、ずいぶん前のことだけど、あたしが日記の中で「父兄参観」て言葉を使ったら、「父兄は差別用語だから授業参観に直すべき」ってメールが来たことがある。事実、「父兄」って言葉は、差別用語にも放送禁止用語にも登録されてる。ようするに、戦前の家父長制の名残りがある言葉だから、差別にあたるってワケだ。だけど、あたしは、昨日の日記にも書いたように、どっかの誰かが勝手に決めた差別用語なんて無視してる。問題なのは、そこに誰かを差別する気持ちがあるかどうかで、言葉そのものには責任はないと思ってる。

あたしが子供の時は、「父兄参観」て言うのに、お父さんが来る人なんて1人か2人で、お兄さんが来る人なんてゼロで、ほとんどがお母さんだったから、「何で父兄参観て言うのかな?」って不思議に思ったことがある。ちなみに、あたしの場合は、母さんが働いてたから、たいていはおばあちゃんが見に来た。だから、大好きなおばあちゃんが来てくれた嬉しさよりも、クラスのみんなは若くてキレイなお母さんなのに、あたしだけおばあちゃんだってことが恥ずかしくて、何とも言えない居たたまれない気持ちになったことを覚えてる。

だから、実際にはお母さんが来ることが多いのに、それを「父兄参観」て呼ぶのはおかしいから、これからは「授業参観」に統一しましょう‥‥ってことなら、あたしも「なるほど!」って思える。だけど、「父兄」って言葉が差別用語だから「授業参観」にしろ!‥‥って言われても、あたしは別に誰のことも差別してるつもりはないから、まったく直す気にはならない。そして、「男女」にしても、「夫婦」にしても、「父母」にしても、あたしは差別用語だと思ってないし、そんな気持ちで使ったことは一度もないから、これからも普通に使ってくつもりだ。

あたしは、こうした熟語に対して、「先のほうが偉い」って考えること自体がくだらないことだと思ってる。そして、こんなくだらないことをイチイチ指摘して、わざわざ前後を入れ替えたりするなんて、あまりにも幼稚だと思う。なんか、お母さんはおんなじ大きさのハンバーグを作ったのに、自分のハンバーグがお兄ちゃんのより小さいって言って、ダダをこねて泣き叫んでる幼稚園児みたいだと思う。大の大人がこんなことにムキになるなんて、見てるほうが恥ずかしくなって来る。「男女」って熟語を見て、「男」が前になってることにムカついたとしても、「男は子供だから、おだてといたほうが扱いやすいから前にしてあげてるのよ」って思うのが大人の女だろう。「どんなに男が威張っても、所詮は女から生まれたんだから、あたしたち女こそがトリをつとめてるのよ」って思うのが大人の女だろう。

‥‥そんなワケで、あたしは、ニポンはまだまだ男性社会だから、女性が権利を主張することは大切だと思う。だけど、それは、「男女」って熟語の順番を入れ替えろ!だなんていう、こんなくだらない揚げ足取りみたいなこととは違うと思ってる。つーか、こんなくだらないことを言ってるから、ヨケイに女がバカにされるんだと思う。こんなことを言うなら、ゼブラーマンの「白黒つけてやる!」の「白黒」だって、黒より白のほうが偉い、黒人より白人のほうが偉いってことになっちゃうし、「東西」にしたって、西より東のほうが偉い、関西人より関東人のほうが偉いってことになっちゃうし、「上下」にしたって、下より上のほうが偉い、下田美馬より上田馬之助のほうが偉いってことになっちゃう。こんなこと言い出したらキリがないから、あたしは、これからも熟語にはケチをつけないで、熟語にケチをつける人にケチをつけてこうと思う今日この頃なのだ。


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2010.04.13

きっこは金のイルカだった!


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2010.04.12

トンチンカンな言葉狩り

前にも書いたことがあるけど、あたしは「無洗米」が嫌いだ‥‥つーか、「無洗米」ってネーミングが嫌いだ。だって、お米は「研ぐ」ものであって、「洗う」ものじゃないからだ。だから、「無研米」なら許せるけど、「無洗米」は許せない。だいたいからして、「洗う」ってのは、衣類にしても、食器にしても、自分の体にしても、汚れてるものを洗ってキレイにする場合に使う言葉だ。食材の場合なら、土や泥のついたジャガイモや長ネギは「洗う」でいいけど、お米を「洗う」なんて言ったら、まるでそのお米が汚れてるみたいじゃん。

もちろん、買って来たばかりのお米にだって、目に見えないレベルのホコリとかは混じってるかも知れないけど、お米を研ぐのは汚れを落とすことが目的じゃなくて、炊いた時のヌカ臭さとヨケイな粘りをなくすためだ。そして、ヌカは汚れじゃない。それなのに、お米を研ぐことを「洗う」なんて言ったら、まるでお米が汚いものみたいだし、「洗わなくてもいいお米」って意味の「無洗米」なんて名前のものを販売されたら、まるであたしの食べてる普通のお米は「洗わないと汚いお米」って言われてるみたいで、すごく不愉快になる。

その上、「全国無洗米協会」では、自分のとこの「無洗米」を売るために、普通のお米を食べてる人たちに向かって、こともあろうに、「排水に流したお米の研ぎ汁が環境を破壊してる」とかノタマッてるのだ。ようするに、「無洗米」なんていうファッキンなネーミングをつけて、遠まわしに普通のお米のことを「洗わないと汚いお米」みたいに印象づけてるだけじゃ飽き足らず、普通のお米のことを「環境を破壊してるお米」だって断言してるのだ。これほど不愉快なことはない。だから、あたしは、死ぬまで絶対に「無洗米」なんて買うつもりはないし、外食する時は、どんなお米を使ってるか聞いて、もしも「無洗米」だったら他のお店に行くことにしてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ずっと前にも書いたけど、世の中には、どっかの誰かが勝手に決めた「差別用語」だとか「放送禁止用語」ってものがある。だけど、これは、ものすごくおかしいもので、中には首を傾げちゃうような言葉もたくさん混じってる。たとえば、職業に関する差別用語の中には、「魚屋」「八百屋」「肉屋」「米屋」「酒屋」「本屋」「花屋」「おもちゃ屋」「文房具屋」「床屋」なんてのがズラーっと並んでる。ようするに、現代では、「○○屋」って言い方はすべて差別用語になってるのだ。そのため、「魚屋」は「鮮魚店」、「八百屋」は「青果店」、「肉屋」は「精肉店」、「米屋」は「精米店」、「酒屋」は「酒店」、「本屋」は「書店」、「花屋」は「生花店」、「おもちゃ屋」は「玩具店」、「文房具屋」は「文具店」、「床屋」は「理髪店」て言わなきゃいけないことになってる。

もちろん、ここに挙げたのはホンの一例で、ここになくても、「○○屋」って言い方をしてるものは、ぜんぶ差別用語になる。「本屋」がダメなのに「古本屋」はいい‥‥ってワケはなく、「古本屋」は「古書店」て言わなきゃダメなのだ。他にも、「乾物屋」「金物屋」「雑貨屋」「パチンコ屋」「居酒屋」「焼き鳥屋」「クレープ屋」「焼きいも屋」「たこ焼き屋」「竿竹屋」「ペンキ屋」「水道屋」「鍵屋」‥‥って、思いつくままに書いてっても次から次へと出て来るけど、これらがすべて差別用語だってんだから呆れ返る。

2007年2月9日の日記、「差別用語もTPO」と、翌日の日記、「続・差別用語もTPO」の中で取り上げてるけど、歌舞伎や浄瑠璃の演目として有名な「箱根霊験躄仇討(はこねれいげんいざりのあだうち)」は、「躄(いざり)」って言葉が差別用語にされたことによって、「箱根霊験誓仇討(はこねれいげんちかいのあだうち)」ってタイトルに変えられちゃった。あたしは、この「躄」って言葉の成り立ちを説明して、この言葉を差別用語にするのはおかしいって指摘したけど、こんなバカなことが続いてた、ニポンの伝統や文化はメチャクチャにされちゃう。

たとえば、古典落語には、「居酒屋」とか「紙屑屋」とか「宿屋の富」とかって、「屋」がつく職業を題材にした演目がいろいろあるけど、歌舞伎や浄瑠璃の演目名まで変えられちゃったんだから、こうした落語の演目だって、そのうち変えられちゃうかもしれない。だけど、「居酒屋」を「大衆酒場」に変えたり、「紙屑屋」を「古紙回収業」に変えたり、「宿屋の富」を「旅館の富」に変えたりして、果たして落語になるだろうか? 落語に限らず、古き良き小説や映画、絵画や音楽など、数え切れないほどの作品に影響が出るだろう。

だけど、こんなことを心配する以前に、まず、「魚屋」や「八百屋」や「肉屋」が差別用語だったなんて、今、初めて知った人もたくさんいるだろう。だいたいからして、お店のほうが自ら「八百源」とか「八百正」とかって看板を掲げてるとこもいっぱいあるのに、それなのに「八百屋」って言ったら差別になるなんて、あたしには1ピコグラムも理解できない。「世界に一つだけの花」の出だしの「花屋の店先に並んだ~♪」って部分にしても、このままじゃ差別用語を使ってるから、ホントなら「生花店の店先に並んだ~♪」って歌わなきゃいけないことになる。ちっちゃな子供がいるお母さんは、子供が話せるようになって来たら、言葉を教えたり絵本を読んであげたりするだろうけど、そこで「お花屋さん」なんて言ったら差別用語を教えたことになっちゃうから、「生花店」て教えなきゃなんない。そして、漢字どころか平仮名も読めない子供に、「生花店」と「青果店」の違いを教えなきゃなんないのだ。こんなバカな話ってある?

さらに言えば、この「子供」って表記にしても、「供」って字が「大人のお供をしてるような悪いイメージがある」って理由で、なるべく「子ども」って表記するように指導されてる。だから、民主党の「子供手当」は「子ども手当」って書かれてるのだ。これは、「障害者」の「害」の字のイメージが悪いから、なるべく「障がい者」って書くように‥‥ってのとおんなじことだけど、あたしは、あまりにもバカバカしいから無視してる。だって、「子供」の「供」は単なる複数形なワケで、別に「大人のお供」なんて意味じゃないし、「障害者」の「害」にしたって、「障害」っていう熟語の中の1字だけをピックアップして指摘するのはおかしいからだ。

‥‥そんなワケで、あまりにもトンチンカンなニポンの差別用語の規定だけど、「魚屋」や「八百屋」の他にも、たくさんの職業名が差別用語になってる。たとえば、「農夫」「漁夫」「工夫(こうふ)」「炭鉱夫」「潜水夫」みたいに、「夫」って字がつく職業はすべて差別用語だ。これは、「看護婦」って言葉が差別になるから「看護師」って言わなきゃいけなくなったのとおんなじ理由で、性別が分かる呼称はぜんぶ差別用語だから、「農夫」は「農民」、「漁夫」は「漁民」、「工夫」は「作業員」‥‥って言い直さなきゃいけない。つまり、現代のルールだと、「漁夫の利」は差別用語だから「漁民の利」って言わなきゃいけないのだ。だから、厳密に言うと、「女優」とか「女医」とか「女流棋士」なんてのも差別用語になっちゃう。どこのクルクルパーがこんなこと決めたのか知らないけど、もう、完全にバカ丸出しだ‥‥って、せっかくだから差別用語を使ってツッコミを入れてみた(笑)

で、「坊主」も差別用語だから「僧侶」って言わなきゃなんないし、「あんま」も差別用語だから「マッサージ師」って言わなきゃなんないし、「産婆」も差別用語だから「助産師」って言わなきゃなんない。あたしは、「坊主」も「あんま」も「産婆」も普通に使う言葉だし、別にその職業を差別なんてしてない。でも、現代のルールだと、「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた」って早口言葉を言うたびに、2回も差別用語を言ってることになっちゃうし、「坊主丸儲け」とか「坊主頭」とか「てるてる坊主」とか「坊主めくり」とかも差別用語だから使っちゃいけないのだ。さらには、ここで呆れ返るのが「助産師」だ。もともとは、「産婆」は差別用語だから、これからは「助産婦」って言えって決められて、ようやく世の中に「助産婦」って呼び名が定着して来たと思ったら、今度は「看護婦」とおんなじ理由で「助産師」って言わなきゃいけなくされたのだ。こんなバカバカしいことには付き合ってられないし、こんなこと言い出したらキリがないと思う。

そして、これだけでも開いた口がふさがらないのに、「芸人」て言葉まで差別用語になってるのだ。今はお笑いブームだから、テレビでも雑誌でも日常会話でも、「芸人」「お笑い芸人」「若手芸人」「人気芸人」なんて言葉が飛び交ってるけど、誰1人として差別用語だなんて思ってないだろう。だけど、現代のルールでは、これも立派な差別用語なのだ。たとえば、テレビ朝日の「アメトーーク」なら、毎週、「家電芸人」とか「ガンダム芸人」とかってククリでやってるから、毎回毎回、差別用語のオンパレードってことになっちゃう。そして、「女芸人」なんて言葉を口にしたら、もともと差別用語の「芸人」に、性差別の「女」までつけてるんだから、ダブルで差別をしてることになっちゃう。

‥‥そんなワケで、職業に関する差別用語だけでもこんなアリサマだから、他のジャンルも入れると、数え切れないほど、「何でこれが差別用語なの?」って思うような言葉がマウンテンだ。だから、実際には、ほとんどの人が無意識にたくさんの差別用語を使ってるのが現状だし、テレビのアナウンサーだって差別用語を連発してる。で、まったくもって意味不明な差別用語とは別に、あたしには目や耳にするたびに不愉快になる言葉がある。それが、マクラに書いた「無洗米」だ。「無洗米」は、もちろん、差別用語でも放送禁止用語でもないけど、あたしは、この言葉を目や耳にするたびに、「お前の食べてるお米は洗わないと食べられないほど汚いお米なんだろ?」って言われてるみたいで、差別されてるような気持ちになって、お腹の底からムカムカして来る。つまり、あたしにとっては、この「無洗米」こそが差別用語なのだ。ぜんぜん不愉快に感じない「米屋」なんかを差別用語にするよりも、こうした「人を不愉快にさせる言葉」こそを真っ先に差別用語に認定すべきだ。

そして、もう1つ、あたしが昔から大っ嫌いなのが、「使い捨て」って言葉だ。ただ、この「使い捨て」は、使い方によって嫌いになる言葉なので、あたし自身も使う場合がある。たとえば、「トヨタの工場が1万5000人もの派遣社員を使い捨てにした」とかってふうには使うし、ケース・バイ・ケースで使う。あたしが嫌いなのは、「使い捨てカメラ」とか「使い捨てライター」とかって言葉なのだ。いくら使い捨てるものだからって、商品の名前に「使い捨て」なんて言葉を乗せるなんて、これほどの差別用語は前代未聞だと思ってる。ある意味、「アホウ鳥」や「バカ貝」にも匹敵するほどの酷さだ。

正確に言えば、ホントに使い捨てなのはライターのほうだけで、カメラのほうはフィルム以外はリサイクルしてる。だから、正式名称は「レンズ付きフィルム」って言うと思ったけど、一般的には「使い捨てカメラ」って言ってる人のほうが圧倒的に多い。だけど、あたしは、物を大切にしないことが大っ嫌いだから、この「使い捨てカメラ」って呼び名も大っ嫌いで、周りのみんなが「使い捨てカメラ」って言ってた時に、あたしだけは意地を張って「写ルンです」っていう商品名で呼んでた。今は、みんなケータイのカメラで写すから、こうしたカメラを使う人は激減したけど、ケータイがなかったあたしの中学、高校時代は、クラスメートの多くが「写ルンです」を持ってた。もちろん、富士フィルムの「写ルンです」だけじゃなくて、コニカの「撮りっきりコニカ」とか、コダックのナントカとか、いろんなメーカーからいろんなカメラが出てたけど、あたしはぜんぶマトメて「写ルンです」って呼んでたし、相手にもそれで意味は伝わってた。

で、実際には使い捨てじゃない「使い捨てカメラ」と違って、ホントに使い捨てなのが「使い捨てライター」ってワケで、あたしは、これも、絶対に「使い捨てライター」とは呼ばない。常に「100円ライター」って呼び続けて来た。だけど、これが、あたしの悩みのタネなのだ。あたしがハタチのころは、ホントに1個100円だったから、この「100円ライター」って呼び方に何の抵抗も感じなかった。だけど、月日が経つと、量販店みたいなとこで、2個100円で売られるようになって来て、そのうち、100円ショップで、3個100円なんてのも登場するようになった。そして、今では、電子着火のオシャレなデザインのは、2個100円や3個100円だけど、初期の「チルチルミチル」みたいな使いにくいタイプのものなら、5個100円で買えるようになった。それどころか、いろんなとこでタダでもらえるので、お金を払って買うこともメッタになくなった。

だから、あたしの場合、平均すると、1個あたり10円くらいだと思うんだけど、果たして、これを「100円ライター」って呼び続けてもいいんだろうか?‥‥ってのが、最近のあたしの悩みなのだ。1個10円のライターを「100円ライター」って呼ぶのって、なんか、若干の罪悪感がある‥‥って言うか、あたしのそれなりの潔癖な部分が許さないのだ。でも、だからって、大っ嫌いな「使い捨てライター」って言葉だけは使いたくない。何しろ、あたしは、ガスが完全になくなっても、そのまま捨てるのはもったいないから、ラジオベンチで頭の部分を壊して、少し残ってる石を取り出して、それをピルケースに溜めといて、ジッポーの石がなくなった時に使ってるくらいだからだ。

だけど、最近のライターは、少しでも原材料費を安くするためなのか、昔よりも短い石を使うようになった。昔は、ほとんどのライターが、ガスがなくなっても、5ミリくらいの石が回収できた。だけど、最近は、良くても3ミリくらいだし、ヘタすると、まだガスが残ってるのに、石のほうが先になくなって火がつかなくなるものもある。だから、あたしは、こんな時のために、ガスがなくなったライターも、最低1個は分解しないで取っておくことにしてる。そして、ガスが残ってるのに石がなくなったライターを押して、シューっとガスを出しながら、そこにガスのなくなったライターを近づけてカチカチさせて、ボッ!と火をつけてる。この方法で火をつけたタバコを吸うと、なんだかとっても物を大切にしてる満足感に浸れて、いつもよりタバコがうまい(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、頭のおかしいどっかの誰かがヒステリックに「言葉狩り」して生み出し続けてる差別用語なんかは無視してるけど、あたしの感覚で「差別」だと感じた言葉だけは、必然がない限りは使わないように心がけてる。そして、ニポン語で日記を書いてる以上は、あたしはこれでいいと思ってる。だって、ニポン人の多くは、「国際差別用語」に指定されてる「ジプシー」だの「ボヘミアン」だの「インディアン」だの「エスキモー」だの「ツィゴイネル」だの「アイヌ系」だのって言葉を普通に使ってるからだ。こうした言葉を日常的に使ってるのに、「魚屋」や「八百屋」を使っちゃいけないなんて言われても、こんなトンチンカンな感覚には付き合ってられない今日この頃なのだ。


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2010.04.11

シナリオの読み違い

負けたどぉ~~~!‥‥ってワケで、日記が1日遅れになってるので、日付は土曜日だけど、あたしの「桜花賞」は、すでに桜の花とともに散っちゃった。今回は、藤田伸二騎手の騎乗したステラリードに絶対の自信を持ってたから、3連単も、3連複も、馬連も、単勝も、ちょっと弱気な複勝も、ぜんぶ12番のステラリードに絡めて買ってたので、あたしの2000円ぶんの馬券は、まったくカスリもしなかった。「エヴァンゲリオン予想」に乗っかった皆さん、ホントに申し訳ない。

これは、すべて、あたしの「読み違い」が原因だ。あたしは、今回の「桜花賞」に対応してるエヴァンゲリオンが、第拾九話「男の戰い」だってことから、「牝馬のレースだから馬じゃなくて騎手や調教師の名前がカギになる」って考えた。だけど、これが大きな間違いで、もっと単純に考えるべきだった。つまり、「男の戦い」をそのまま「女の戦い」に置き換えて考えれば良かったのだ。エヴァンゲリオンで「女の戦い」って言えば、アスカとレイを思い浮かべるけど、あれはアスカが一方的にレイにライバル意識を持って突っかかってるだけで、レイのほうはアスカを相手にしてない。それに、第拾九話「男の戰い」の中には、2人が言い争うシーンは登場しない。

今回の出走馬では、アスカに対応してたのがハワイの「赤い鳥」の名前であるアパパネで、レイに対応してたのが唯一の芦毛のサウンドバリアーだった。だけど、ストーリーの中にアスカとレイが言い争うシーンが登場しない以上、この2頭の争いはない。そこで考えられるのが、アスカと早希ちゃんとの争いだ。早希ちゃんはアスカのことが大好きだけど、本家本元のアスカと、そのモノマネをしてる早希ちゃんなんだから、ある意味、ライバルってことになる。そして、倫ちゃんが卒業して1人になっても「桜」っていうコンビ名を守り、「桜・稲垣早希」として活動してるんだから、「桜花賞」が戦いの舞台になることは簡単に予想できた。

つまり、アスカに対応してたアパパネと、早希ちゃんに対応してたオウケンサクラとが、「女の戦い」を繰り広げるってワケで、結果は、わずかの差で、本物にモノマネが届かなかった。そして、3着になったエーシンリターンズは、鉄道模型の「栄進堂」が馬主さんだから、電車で旅を続ける早希ちゃんを支える立場の馬ってことになる。だから、今回は、十分に予想できたのにも関わらず、あたしが根本的な部分を「読み違い」したのが敗因てワケで、あらためて2才牝馬のマツリダキッコの経験不足を痛感した今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、「エヴァンゲリオン予想」はハズレちゃったけど、今回ほどワクワクドキドキできたレースは初めてだった。今日は、別に競馬に合わせて予定を組んでたワケじゃないんだけど、2時くらいから時間ができたので、まずは「うどん」を食べて、そのあと、コンビニで買ってきた80円の「さくらまんじゅう」を食べた。これで、あたしの運気は完璧にアップしたハズで、あたしの頭の中のスクリーンには、ずっと後方にいたステラリードが、まるで暴走した初号機のように、最後の直線で大外から一気に前に出る‥‥っていう、第拾九話「男の戰い」のストーリーに沿ったレース展開が浮かんでた。

で、ワクワクしながらテレビを観てたら、阪神での「桜花賞」の前に、中山での「春雷ステークス」が放送されて、あたしが気にしてた第8使徒のサンダルフォンが殲滅した。そう、「マグマダイバー」に対応してた去年の「マイルCS」で殲滅した馬だ。これで、「桜花賞」でもエヴァンゲリオンの勝利を確信したあたしは、18頭中17番人気という完全に活動停止状態のステラリードが、男シンジの「動け!動け!動け!動けーー!」の声に反応して「オオーーーン!」って覚醒する姿をイメージした。だけど、パドックが映ったら、他の馬ばかりで、ステラリードがなかなか映らない。9番、10番、11番って映ってって、「次がステラリードだな!」って思うと、別の馬が映る。あたしは、ナニゲに「いや~んな雰囲気」を感じつつ、「12」の番号の馬を探し続けた。

そしたら、実況の馬場鉄志アナが、突然、「ワタクシゴトですが、このレースを持ちまして、競馬実況にピリオドを打ちたいと思います。三十有余年に渡る叱咤激励、どうもありがとうございました」って挨拶した。あたしは何も知らなかったから、驚いて胸がドキドキして来た。だって、馬場アナは、あたしが競馬を始めるキッカケになった去年の「エリザベス女王杯」の実況をしただからだ。最後の直線で、十馬身以上も離して逃げ続けるクィーンスプマンテとテイエムプリキュアに、集団を抜け出したブエナビスタがグングン迫ったけど、鼻の差で届かなかった‥‥っていう、あの大コーフンのシーン。


「クィーンスプマンテとテイエムプリキュアが粘っている!ブエナビスタは届くのか!とんでもない波乱になるのか!これが競馬だ!これが競馬の恐ろしさ!ブエナビスタ猛追!ブエナビスタ猛追!しかし!しかし!クィーンスプマンテーーー!!」


ああ、思い出しただけでもコーフンしちゃうけど、もっとコーフンしたい人は、もう一度、去年の「エリザベス女王杯」を観てもらうとして、あたしは、このレースで100円が10万円以上になり、ここから「エヴァンゲリオン予想」がスタートしたってワケだ。だから、馬場アナは、あたしが競馬を始めるキッカケを作ったアナウンサーって意味もあるし、「馬場」っていう名前からして、すでに競馬の実況をするためにアナウンサーになったような人だと思う。関西テレビのアナウンサーなので、西の競馬以外には東京のあたしにはナジミがなかったけど、関西ではF1の実況もやってたそうで、マシンがクラッシュした時には、思わず口をついて出たのか狙ったのかは分からないけど、「おおっと!1頭落馬!」って実況したそうだ。

そんな馬場アナが、今回の「桜花賞」で競馬の実況を引退しちゃなんて、あたしは運命的なものを感じた。そして、あたしの頭の中には、馬場アナによる「大外からステラリード!大外からステラリード!これが競馬だ!これが競馬の恐ろしさーー!」っていう実況が聞こえて来た。だけど、カンジンのステラリードの姿は、どこにも見あたらない。パドックから本馬場に入り、各ジョッキーが乗った馬が1番から順番に映り、馬場アナが解説を始めたんだけど、これまたパドックの時とおんなじで、9番、10番、11番って映ってって、「次がステラリードだな!」って思ったのもトコノマ、別の馬が映っちゃった。

そして、やっとステラリードが映ったんだけど、馬だけがポツンと映っただけで、藤田騎手は乗ってない。他の馬たちは、すでにレース前のウォーミングアップの「返し馬」を始めてるのに、ステラリードは騎乗もしてない。あたしは、藤田騎手が直前のブログで「気性の勝った性格の馬らしいので…当日のテンションが気になるね~巧く誘導できたらええな~」って書いてたことを思い出して、「もしかしたら、馬の機嫌が悪くて、人が乗ることを嫌がってるんじゃないか?」って思った。そして、ポツンと佇むステラリードが、シンジがネルフを去ったあとにレイやダミープラグを拒否した格納庫の初号機とオーバーラップした。

‥‥そんなワケで、期待と不安が入り混じる中、いよいよファンファーレが鳴って、歴史あるクラシック‥‥って、ナニゲに「馬に乗馬」風味になっちゃったけど、第70回の「桜花賞」がスタートした。そしたら、心配してたステラリードは、すごく機嫌がいいみたいで、ぜんぜん嫌がらずにゲートに入った。そして、レースが始まったら、オウケンサクラとアパパネが先頭で、ステラリードは後ろから2番目で、まさに人気の通りの展開になった。あたしは、「男の戦い」のストーリー通りの展開をイメージしてたから、後方に下がったステラリードを見て、「よし!」って思った。これで、あとは、最終コーナーで大外に出て、直線で覚醒して一気に暴走するだけだ。

だけど、世の中、そんなアニメみたいなことがチョイチョイと起こるワケもなく、いったん少し下がったアパパネが、最後にまた前に出て来て、オウケンサクラと女の意地の張り合いをしつつ、そのままゴールした。あたしの予想してたステラリードは14着。18頭中の17番人気で結果が14着だなんて、何だかホンダ時代のバリチェロみたいなパッとしない結果になっちゃったけど、藤田騎手は与えられた馬で最善のレースをしたんだから、よくがんばったと思う。そして、あたしの2000円はパーになっちゃったけど、もともとは前回の「高松宮記念」の勝ちぶんだし、パチンコでスルーの釘がガチガチの回らない台を打ってると、タバコ1本吸い終わらないうちに1000円が消えちゃったりするから、そう考えると、たった2000円でこんなに楽しめたんだから、費用対効果としては、映画館に映画を観に行くよりもワンダホーな娯楽だと思った‥‥ってことで、アパパネが勝った瞬間からのあたしのつぶやきをご紹介する。


「動け!動け!動け!動け!動け!動け!動いてよー!‥‥‥‥動かなかった。」

「エヴァンゲリオン初号機、活動限界です。」

「1着は1番人気のアスカの弐号機(アパパネ=ハワイの赤い鳥)、2着は早希ちゃん(オウケンサクラ)、「男の戦い」じゃなくて「女の戦い」だったのか。」

「時、すでにお寿司。」


「ステラリードが1着になって万馬券が的中する→配当金が振り込まれるのは明日だけど手持ちのお金でお寿司を買って帰る→的中することを想定して冷やしておいた「のどごし生」とお寿司で祝杯をあげる‥‥っていう予定がパーになったので今夜はいつものようにメザシをあぶってヤケ酒です。」

そしたら、この中の「時、すでにお寿司」が意外とウケちゃって、たくさんの人が爆笑してくれた。あたしがこれまでにつぶやいたギャグだと、「キャタピラなぎさ」と「同情するならカニ送れ!」が人気があったんだけど、この「時、すでにお寿司」も殿堂入りギャグになった。で、このつぶやきを見れば分かるように、あたしは、「男の戦い」を「女の戦い」に置き換えて予想しなかったことを後悔したんだけど、ここで思い出したのが、直前にいただいた石川喬司先生からのメールだった。


Subject: 桜花賞史に残る超特大ホームラン出現?
Date: Sat, 10 Apr 2010 17:41:43
桜花賞がスタートすると向こう正面の風景が縮んで見えるーーという虫明亜呂無さんの名セリフを思い出しています。
体調が微妙に狂いやすい春先の乙女たちの多頭数のシビアな戦い。
「当日のパドックでじっくりと確かめてからでないと馬券には手を出せない」などと能書きを垂れながら、「まあ馬券を離れても、うら若い乙女のオールヌードをかぶりつきで鑑賞できるわけですね」などと笑っていた懐かしい馬仲間です。
超大穴を当てて宝塚に別宅を!などと放送局の中継席で夢見た夜は、オケラ仲間を集めて「ゴールの見えない長距離レース、つまり徹夜麻雀」に耽ったものでした。
きっこさんのエヴァンゲリオン予想を、過去の寺山・虫明・石川トリオに披露して、楽しい夢を見せてやりたい‥‥。
私は正攻法予想を中心に、きっこ風味を加えて楽しむつもりでいます。
石川喬司


石川先生、いつもありがとうございます♪‥‥ってことで、実は、あたしは、石川先生とは「gooメール」でやりとりしてたんだけど、こないだ「gooメール」が全面リニューアルしてから、ものすごく調子が悪くなった。受信してるメールが表示されるまでに時間が掛かるし、変な空メールがヒンパンに届くようになった。それで、「gooメール」でやりとりしてたお仕事関係の人たちには別のアドレスを送ったりと順番に対応してたんだけど、石川先生には用件だけじゃなくて、ちゃんとしたメールを送りたかったので、一番最後にゆっくりと「桜花賞」の予想も書いてメールした。だから、石川先生からの返信も「桜花賞」の直前になり、今回の「エヴァンゲリオン予想」には、いつものように先生からのメールの内容を反映することができなかった。

このメールの内容から、今回のレースが「女の戦い」であることは一目瞭然なワケで、あたしは、アスカに対応してたアパパネと、早希ちゃんに対応してたオウケンサクラがゴールを駆け抜けた瞬間に、「そうだったのか‥‥」って気づいた。だけど、気づいた時にはアトのマツリダゴッホってワケで、ここが本家のマツリダゴッホと2才牝馬のマツリダキッコとの経験の差だったのだ。

そして、今日の「桜花賞」のコーフンも覚めやらぬまま、今度の日曜日は「皐月賞」だ。そして、「皐月賞」は、第弐拾話「心のかたち、人のかたち」に対応してるから、これは予想だにできない大波乱になる。何しろ、今回の「男の戰い」のラストで、初号機が使徒を食ってS2機関を取り込んじゃったことに対して、「心のかたち、人のかたち」の冒頭では、ゼーレの老人たちが、こんなことを言ってるからだ。


「エヴァシリーズに生まれ出づるはずのないS2機関」

「まさか、かのような手段で自ら取り込むとはな」

「われらゼーレのシナリオとは大きく違った出来事だよ」

「この修正、容易ではないぞ」


‥‥そんなワケで、ゼーレのシナリオとは違った流れになる今度の「皐月賞」で、「エヴァンゲリオン予想」は奇跡の復活を遂げるのか?そして、今回の「桜花賞」のハズレが、「隔週で的中する」という「エヴァンゲリオン予想」のパターンとしての「必然」と位置づけられるのか?ハタマタ、「オーマイガー!なギャンブル運」で紹介したゲッターズ飯田さんの占いの結果の通り、あたしはギャンブルに「そもそも向いてません」、あたしはギャンブルを「やらないほうがいいです」ってことで、これから8年間も負け続けるのだろうか? この謎が解明されるのが今度の「皐月賞」だから、あたしは、じっくりと第弐拾話「心のかたち、人のかたち」を観直して、石川先生のメールの内容も反映させて、全身全霊を傾けた「エヴァンゲリオン予想」を炸裂させようと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.04.10

品格があるのに人望のない女(笑)

4週に渡ってお届けして来た、ゲッターズ飯田さんに占っていただいてる「きっこの運命シリーズ」(勝手に命名)も、第1回目の■きっこの基本性格■、第2回目の■きっこの恋愛運■、第3回目の■きっこのギャンブル運■と続いて来て、とうとう最終回を迎えた。で、最初はあたしの「仕事運」を占っていただく予定だったんだけど、仕事に関することは、最初の「基本性格」の中でも触れてるので、最終回の今回は、ゲッターズ飯田さんのオリジナルの占い、「五星三心」で、あたしの「星」を見つけていただき、そこから総合的なアドバイスをしていただくことになった。

これまでの3回は、あたしの「生年月日」「名前」「人相」「手相」で占っていただいたから、今回は違った結果が出るかもしれない。「恋愛運」だけはまあまあだったけど、「基本性格」では「人望がない」ってヘビーなことを言われ、「ギャンブル運」では「そもそもギャンブルに向いてない」ってミもフタもないことを言われ、限りなく透明に近いブルーな気分になりつつあるあたしとしては、最後にはパッとサイデリアなことを言っていただき、村上龍と小林亜星の12分の1スケールのフィギュアを製作して、すでに飾ってある小倉久寛のフィギュアの両側に飾りたいと思う‥‥って、ウソをついてまで無意味に「昭和」のフレーバーを漂わせてみちゃったけど、とにかく、まずは、ゲッターズ飯田さんからいただいた動画を観てみよう。




おお~!あたしの中心の星は「品格」なのか~!‥‥って、まずは、ゲッターズ飯田さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってことで、あたしの中心の星が「品格」だってことは、朝青龍よりも、朝青龍を批判してた人たちよりも、あたしのほうが上なのか(笑)‥‥なんて思ってみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、自分で言うのもアレだけど、あたしは「品格」には自信がある。少なくとも、「女性の品格」(PHP新書)っていうベストセラーを書いた坂東眞理子さんよりは、あたしのほうが遥かに「品格」があると思ってる。だって、「女性の品格」が大ヒットした時に、どこかのワイドショーでレポーターが坂東眞理子さんの自宅を訪ねたら、玄関にはフンが片付けてない猫のトイレがホッタラカシで、お部屋に上がれば床はホコリだらけで、タンスはお洋服がハミ出したまま閉めてあったんだよ。それも、アポ無しの突撃レポートじゃなくて、ちゃんと事前に「何日の何時に伺います」って伝えてるんだから、あまりにも無神経すぎる。

推理が好きなあたしは、ふだんはタンスも開けっ放しの生活をしてて、テレビの取材の呼び鈴を聞いてから大慌てで閉めたから、お洋服がハミ出してるんだって思った。それから、床のホコリも、電気のコードには大きなワタボコリまで絡まりついてたから、少なくとも数ヶ月はお掃除してないと読んだ。それで、あたしは、「こんなにだらしない生活をしてる人が『女性の品格』について書いたのか‥‥」って思って、呆れ果ててテレビを観てたんだけど、他にもあたしとおんなじに思った人がいたみたいで、それから2ヶ月後くらいの「テレビブロス」の巻末の「ピピピクラブ」に、この放送を観て、お部屋の汚さに呆れ返ったっていう読者からの投稿が紹介されてた。

だから、別にテレビの取材が来なくても、いつでも玄関もキッチンもリビングもバスルームもおトイレもキレイにしてて、仕事場兼寝室だけが少しだけゴチャゴチャしてる程度のあたしは、それまでは自分のことを「普通」だと思ってたんだけど、この放送を観て以来、「あたしには品格がある」って思うようになったのだ。その上、あたしは、公式プロフィールの「自慢なこと」の中にも書いてるように、ナゼだか昔から安いものを着てても高級品に見られることが多い。

たとえば、つい最近も、ニッセンのバーゲンで買った490円のブラウスを着てたのに、イタリアの高級ブランドの3万円クラスのブラウスだと思われた。それも、プロのスタイリストが、オベンチャラとかじゃなくて、本気で間違えたのだ。だから、あたしは持ったことがないけど、もしもエルメスやヴィトンのコピー品のバッグを持てば、きっと周りの人たちから本物だと思われると思う。そして、これは、きっと、あたしの「品格」のなせる業(わざ)なのだ。「品格」って言うと語弊があるかもしれないけど、ようするに「品」があるワケで、逆に言えば、「品」のない人が本物の高級ブランドのお洋服を着てても、本物の高級ブランドのバッグを持ってても、偽物にしか見えないってことだ。

‥‥そんなワケで、久しぶりに自画自賛してたら恥ずかしくなって来たので、ここらでクルリンパと話を戻すけど、ゲッターズ飯田さんの「五星三心」によると、あたしの中心の星は「品格」で、それに「真面目」「刺激」「遊び」って星があって、あと大きな星として「女優」ってのが出てるそうだ。これは、言葉だけをとらえれば「おおっ!」って嬉しくなっちゃうけど、ゲッターズ飯田さんの言い方のニュアンスから察すれば、「女優のように美人」ていってるワケじゃないことは猫でも分かる。これは、良く言えば「人によって自分を演じ分けてる」ってことだろうし、悪く言えば「多重人格」ってことだろう。

ま、あたしの場合、古今東西、一番好きなロックバンドが「THE WHO」で、一番好きなロックドラマーが「THE WHO」のキース・ムーンで、一番好きなロックアルバムが「THE WHO」の「Quadrophenia (四重人格)」だから、きっと、多重人格っぽいとこがあるのかもしれない。それに、あたしは、今みたいにコスプレが市民権を得るようになるずっと前に、1人でコッソリとコスプレして楽しんでた‥‥って言っても、あたしの場合は、ナースとOLの2種類だけだけど、深夜にナース服を着て、大きな病院の近くにあるコンビニにお買い物に行ってみたり、自宅でお仕事をする時には、OLの制服に着替えてみたりって、最近はやってないけど、30代の前半までは楽しんでた。

ようするに、「自分とは違う人を演じる」ってことが楽しくて、ほんの数時間でも、いつもと違う自分になれると、すごくスッキリできるのだ。だから、これはコスプレとは違うけど、今でもパチンコを打ちに行く時には、ロングのウイッグをつけて、ふだんとはメークも変えて、ガラッと変わったファッションにして、お仕事の時とは違う自分を演じて楽しんでる。そして、これは、ゲッターズ飯田さんの言う「女優」の星だけじゃなくて、「刺激」や「遊び」の星にも通じてるような気がする。

それから、続いて出て来た「麺類」の「うどん」と、「和菓子」の「まんじゅう」に関しては、どっちもそれほど好きじゃない。特に「うどん」に関しては、ほとんど食べない。あたしは、とにかくおそばが好きなので、大好きな「ゆで太郎」に行った時はもちろん、普通のおそば屋さんに行った時も、絶対におそばを注文する。たとえば、おそばもおうどんも選べるキツネやタヌキの場合は、当然、おそばを選ぶけど、一般的にはおうどんが主流になってる「カレーうどん」の場合でも、あたしは「カレーそば」にしてもらってる。唯一、鍋焼きうどんの時だけは、おそばにしてもらうと腰がなくなりそうだから、そのままおうどんでいただくけど、こんな感じだから、あたしが食べてるおそばとおうどんの割合は、たぶん、100対1くらいだと思う。

そして、「まんじゅう」に関しても、あたしは、そんなに好きなワケでもないので、自分でお金を払って買うことはメッタにない。それに、あたしがお金を払って買うのは、どこかに旅行に行った時に、誰かへのお土産として買うくらいだから、自分は食べない。で、あたしが食べるのは、逆に誰かからお土産としていただいた時くらいだから、やっぱりメッタにない。ハッキリとは覚えてないけど、今年になってからだと、知り合いのお家に行った時に、お茶請けに出していただいたくらいで、他には思い当たらないから、4ヶ月で1個しか食べてない。

だけど、あたしは、和菓子は好きだから、桜餅とか、うぐいす餅とか、かしわ餅とか、いちご大福とか、みたらし団子とか、モナカとか、水ようかんとか、人形焼とか、鯛焼きとか、大判焼きとか、こうしたものはそれなりに食べてる。お仕事で銀座に行った時に、たまたま美味しい和菓子屋さんの前を通ったら、母さんと一緒に食べようと思って、その時の気分に何か2つ買って来ることもある。だけど、おまんじゅうは買わない。これは、おまんじゅうよりも他の美味しそうな和菓子に目が行っちゃうからだと思う。

‥‥そんなワケで、ゲッターズ飯田さんの話によると、これは、あたしが「うどん」や「まんじゅう」を好きだって言ってるワケじゃなくて、「うどん」や「まんじゅう」を食べると「運気」が上がるってことなんだから、とってもワンダホーなことだ。だって、占いの結果が「おそば」や「ガリガリ君」だったとしたら、もともとよく食べてるんだから、今のあたしの状態が運気の上がってる状態ってワケで、これ以上は良くならないからだ。そして、実際の占いの結果は、ふだんはメッタに食べることがない「うどん」や「まんじゅう」だったんだから、今のあたしの状態は、運気が上がる幅がタップリと残されてる状態なのだ。これから、「うどん」や「まんじゅう」を積極的に食べるようにすれば、食べたら食べただけグングンと運気が上がってくってスンポーだ。

だけど、「品格」「真面目」「刺激」「遊び」「女優」、そして、「うどん」「まんじゅう」と続いて来た、あたしの星を読んだゲッターズ飯田さんからの結論は、「人望がなくて人が集まらない」って、またまた「人望がない」なのかーーー!!あたしは、「生年月日」で占っても、「名前」で占っても、「人相」で占っても、「手相」で占っても「人望がない」上に、ゲッターズ飯田さんのオリジナルの「五星三心」で占っても「人望がない」ってことなのかーーー!! つまり、あたしは、完璧に人望がないワケで、徹底的に人望がないワケで、完膚なきまでに人望がないワケで、徹頭徹尾に人望がないワケで、一挙手一投足に人望がないワケだ‥‥。

でも、自分に起こりうるすべての出来事を自分に都合よく解釈しちゃうあたしだから、このあとにゲッターズ飯田さんが言った「合理的」な特性を生かして、この人望のなさを克服することにした。それは、明日から「うどん」と「まんじゅう」だけを食べ続ける大作戦だ。でも、サスガにこれは無理だから、週に1回は「うどん」と「まんじゅう」を食べる小作戦に切り替えた。やっぱり、こうしたことは、無理なく続けることが大切だから、冷静に考えてみたら、このくらいの頻度にしとかないと難しい。2日に1回だの3日に1回だのってことにしちゃうと、精神的にストレスになっちゃって、たぶん逆効果っぽいと思う。

だけど、たとえ週1回でも、食べ続ければ絶対に効果がある。それは、占いうんぬんじゃなくて、「プラシーボ効果」によるものだ。ようするに、「頭痛に効く薬」だって言われてお医者さまから渡されれば、実際には何の効果もない飴玉でも、舐めてるうちに頭痛が軽くなって来たような気がする‥‥ってことで、思い込みによる精神的なホニャララだ。ちなみに、あたしはよく分かんないから、「ホニャララ」ってことにしておいた。とにかく、雑誌の占いページに十羽一絡げで書いてある占いじゃなくて、ゲッターズ飯田さんがあたし個人を占ってくださった結果、運気を上げる食べ物が「うどん」と「まんじゅう」なんだから、そう考えれば、「プラシーボ効果」的にはヒジョ~に大きい。

‥‥そんなワケで、あたしは、この「うどん」と「まんじゅう」の小作戦で、これから自分の欠点の「人望がない」って部分を克服する予定だけど、あまりにも行き当たりばったりなこの作戦が、吉と出るか凶と出るかは、占ってみないと分からない‥‥って、それじゃあ本末転倒だけど、ゲッターズ飯田さんによると、あたしは、良く言えば「知的」で、悪く言えば「おっちょこちょい」ってことだから、後者にならないように、知的に「うどん」と「まんじゅう」を食べようと思う。そして、明日の日曜日は待ちに待った「桜花賞」だから、レースが始まるまでに「うどん」か「まんじゅう」のどっちかを食べて、まずは「ギャンブル運」だけでもアップさせとこうと思う‥‥って感じの今日この頃なのだ。

ゲッターズ飯田さん、4週に渡っての楽しい占い、どうもありがとうございました♪


★ゲッターズ飯田さんのオリジナルの占い、「五星三心」が無料で楽しめるサイトです!

前回、占ってみた人も、占いの結果は更新されてるので、また楽しんでみてくださいね♪
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2010.04.09

女の競演は男の戦い

いつもなら出走登録馬が分かった月曜日か火曜日に「エヴァンゲリオン予想」がアップされるのに、今回は遅いな~って思ってた皆さん、どうもお待たせしました!‥‥ってワケで、今回の「桜花賞」は、3才牝馬のレースなのにも関わらず、エヴァンゲリオンの第拾九話「男の戰い」に対応してるから、前にも言ったように、馬の名前は関係ない。騎手や調教師の名前だけで予想するから、枠順が発表になってからじゃないと予想できなかったのだ。

競馬に詳しい人なら、馬の名前から騎手や調教師の名前が分かるだろうけど、あたしは初心者なので、登録馬を1頭1頭調べないと分からない。それで、枠順が発表になってからなら、ぜんぶ一覧表に書いてあるから、それまでマツコ・デラックスにしてみたってスンポーだ。だから、今回は、騎手のあとに調教師の名前も書くことにした。


4月11日 阪神10R
「桜花賞」(G1)
3歳オープン 芝1600m

1枠1番  ショウリュウムーン/佐藤哲三/佐々木晶三
1枠2番  ギンザボナンザ/北村宏司/池上昌弘
2枠3番  アプリコットフィズ/横山典弘/小島太
2枠4番  コスモネモシン/石橋脩/清水英克
3枠5番  モトヒメ/大野拓弥/松永康利
3枠6番  ワイルドラズベリー/浜中俊/中尾秀正
4枠7番  タガノエリザベート/川田将雅/松田博資
4枠8番  オウケンサクラ/安藤勝己/音無秀孝
5枠9番  アパパネ/蛯名正義/国枝栄
5枠10番 レディアルバローザ/和田竜二/池江泰郎
6枠11番 エーシンリターンズ/福永祐一/坂口正則
6枠12番 ステラリード/藤田伸二/森秀行
7枠13番 アニメイトバイオ/内田博幸/牧光二
7枠14番 ジュエルオブナイル/幸英明/荒川義之
7枠15番 サウンドバリアー/渡辺薫彦/安達昭夫
8枠16番 ラナンキュラス/四位洋文/矢作芳人
8枠17番 シンメイフジ/岩田康誠/安田隆行
8枠18番 プリンセスメモリー/勝浦正樹/高橋義博


おおっ!今回も7枠と8枠が3頭ずつの計18頭だし、みんな若い女の子だから賑やかだし、その上、あたしも知ってる馬が、アパパネ、アニメイトバイオ、ジュエルオブナイル‥‥って、3頭もいる! でも、今回は、女の子の馬たちはまったく関係ない「男の戰い」だから、騎手同士の戦い、調教師同士の戦いってことになる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、前回の「高松宮記念」では、枠順も分からない出走登録馬の段階で、1着のキンシャサノキセキと2着のビービーガルダンを完璧に予想して的中させた「エヴァンゲリオン予想」だけど、今回の「桜花賞」も、1ヶ月も前から予言してた通り、あたしのイチオシは「藤田伸二騎手の騎乗する馬」、つまり、6枠12番のステラリードだ。とにかく、この馬が1着になる‥‥ってことで、まずは、今回のレースを暗示してる「男の戰い」のストーリーをおさらいしてみる。

前話で、親友のトウジが乗ってることを知らされないまま、使徒に乗っ取られたエヴァンゲリオン参号機を攻撃してしまったシンジは、自分の手で親友を殺してしまうところだった怒りから、ゲンドウに歯向かい、初号機から強制的に回収されてしまう。そして、エヴァンゲリオンに乗ることを拒否し、ネルフを出て行く。そんな時、シリーズ最強の第14使徒ゼルエルが現われる。アスカが弐号機で迎え撃つも、すべての武器が効果なく、ゼルエルの帯状の腕に弐号機の両腕は根本から切断され、次の攻撃で頭部も吹き飛ばされてしまった。シンジの避難していたシェルターに、弐号機の頭部が飛んで来る。それを見て、たまらない気持ちになるシンジ。

ゲンドウは、初号機にレイを乗せて出動させようとするが、初号機がレイを拒否。レイの代わりにダミープラグを使ってみるが、これも拒否。仕方なく戦闘力の低い零号機でレイを出動させるが、レイは敵の強さを直感的に察知したのか、N2爆雷を持ったまま突進し、ゼルエルのコアにN2爆雷を押しつけて自爆する。しかし、それでもゼルエルは倒れず、ネルフへと侵入して来る。使徒がネルフの地下のアダムと接触してしまえば、サードインパクトが起こって人類は滅亡してしまう。そして、アスカもレイも倒され、ゼルエルが司令部まで迫り、もう後がないと言う時、加持の「君には君にしかできない、君にならできることがあるはずだ」って言葉で目が覚めたシンジが、初号機の前に戻って来た。


シンジ 「乗せてください!僕を、僕をこの初号機に乗せてください!‥‥父さん」

ゲンドウ 「なぜここにいる‥‥」

シンジ 「僕は‥‥僕は、エヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです!」


プラグスーツに着替える時間もなく緊急発進した初号機は、司令部に襲い掛かろうとしていたゼルエルをタッチの差でカバー。そして、ゼルエルを押さえつけたままエヴァンゲリオンの発射台に乗り、ミサトとの連携プレーで地上へと発射。しかし、初号機は、最初こそ優位に戦っていたが、すぐに活動限界を迎えてしまった。動けなくなった初号機を帯状の腕で執拗に攻撃して来るゼルエル。このままでは、シンジもアスカやレイのようにやられてしまう。でも、ここで自分がやられてしまったら、数え切れないほどの人たちが殺されてしまう。もう、誰も犠牲にしたくない。


マヤ 「初号機、活動限界です!予備も動きません!」

ミサト 「シンジ君‥‥」

シンジ 「動け、動け、動け!動け、動いてよ!今動かなきゃ、何にもならないんだ!」

ミサト 「あれは‥‥」

シンジ 「動け、動け、動け!動け、動け、動け、動け、動け、動け、動け、動け、動いてよ!今動かなきゃ、今やらなきゃ、みんな死んじゃうんだ!もうそんなの嫌なんだよ!だから、動いてよーーー!」


ドコーーン!

‥‥ドク‥‥ドク‥‥ドク‥‥ドク‥‥

オオーーーーン!!


パチンコの「エヴァンゲリオン」を打ったことがある人なら、「1・3・5」のチャンス目からの例のシーン、そう、誰もが心の中だけで静かに狂喜乱舞する「暴走モード」だ。そして、一気にシンクロ率が400%を超えた初号機は、ゼルエルに切断された左腕を再生させ、自らの拘束具をも跳ね飛ばしてしまうほどの圧倒的なパワーで、ゼルエルを瞬殺してムシャムシャと食ってしまう。


加持 「初号機の覚醒と開放。ゼーレが黙っちゃいませんな。これもシナリオの内ですか?碇司令」

冬月 「始まったな‥‥」

ゲンドウ 「ああ、全てはこれからだ‥‥」


‥‥そんなワケで、これが、エヴァンゲリオンの第拾九話「男の戰い」だ。だから、G1レースがゼーレのシナリオ通りに進んでるのであれば、今回の「桜花賞」で勝つのは、「男」と「シンジ」という2つのニックネームを持ってる藤田伸二騎手しかアリエナイザーなのだ。その上、調教師の名前が「森秀行」。この「秀行」は、エヴァンゲリオンの庵野秀明監督の「秀明」と、作画の貞本義行の「義行」を足して2で割った名前だ。もう、これだけでもパーフェクトなのに、まだまだシンクロ率は上昇してく。

これまでのレースを振り返ってみると、「エヴァンゲリオン予想」は、稲垣早希ちゃんの「ブログ旅」ともシンクロしてて、「東」よりも「西」のレースで的中してる。で、この藤田騎手が騎乗するステラリードは「西」の馬だし、今回のレースは「阪神競馬場」で開催される。これだけでも、「エヴァンゲリオン予想」としては必中パターンなのに、さらには、早希ちゃんの「ブログ旅」が、先週と先々週、番組編成期のためにお休みで、昨日の放送が3週間ぶりだったんだけど、これが、前回からの続きじゃなくて、「西日本横断ブログ旅」のこれまでの総集編だったのだ。

アニメのほうは初号機が覚醒して新たなステージヘの扉を開け、「ブログ旅」のほうは1回目の総集編を迎えて新たなステージへの扉を開けた。そして、前回の「高松宮記念」で「暴走モード」へ突入したあたしの「エヴァンゲリオン予想」も、今回の「桜花賞」で覚醒して新たなステージヘの扉を開ける‥‥ことになるのか?‥‥ってことで、ここで、いつもメールをくださる福岡県のHY子さんからのメールをご紹介する。


Subject: ギャンブル運と桜花賞の件
Date: Mon, 5 Apr 2010
きっこさん、こんばんは♪
ゲッターズ飯田さんによるギャンブル運はオーマイガー!な結果でしたが、エヴァ予想の場合、昨今のつまらないTVより余程面白く、口先だけの政治家と違って多くの人々に実益をもたらし、もはやギャンブルの域を超えて「娯楽」と「他者への奉仕」が見事に一体化したものとなっているので、オーマイガー!なのは、あくまでも「きっこさん個人のギャンブル運」であって、ゼーレがシナリオを作っているエヴァ予想は、その影響を受けないのでは?と思っております。
ところで、本日、ここ福岡の紀伊国屋で藤田伸二騎手のサイン会(『騎手・藤田伸二20年の男道』の刊行記念)が開かれたので、仕事帰りに覗いてきました!オラオラで威勢のいい雰囲気かと思いきや、意外と静かに黙々とサインをされていました。藤田騎手は桜花賞でステラリードに騎乗するそうなので、「桜花賞GET!」と、きっこさんの分まで念を送ってきました(笑)
『男・伸二』が『男の戦い』を前にして『九州男児』の地で『20年の男道』という本の発売記念のサイン会を開く…この『男』の四の字固め(?)を目の当たりにして、きっこさんの直感通り、今度の桜花賞の主役は藤田騎手かもしれない、とチョッピリ胸が高鳴りました。
ただ、気がかりなのは馬のステラリードの戦績が全体的に今一つな点で、彼女がエリ女の時のテイエムプリキュアのような結果を見せてくれるのか、はたまた馬群に沈む運命になるのか、ド素人の私には皆目、見当がつきません。また、昨年は「隔週ごとに2頭が的中する」という流れがあり、桜花賞は高松宮記念から中1週空くとはいえ、予想自体は連投になるので、この辺も気になります。
しかし、今年に入ってのエヴァ予想は『758馬券』『裏レースに対応』『ゼーレのシナリオが1Pずれていた』『王道の2頭的中・復活劇』と毎回必ずドラマが起こっているので、今回もゼーレが何らかのシナリオを打ってくるのは必至。せっかく国花「桜」の名を冠したおめでたいレースなわけですし、石川先生ときっこさんの名コンビで、多くの人の顔がほころぶ結果になることを期待しております♪
HY子


Y子さん、いつもありがとうございます♪‥‥ってことで、Y子さんはサイン会の写真も送ってくださったので、「きっこのブログ」のほうにアップしておく。で、藤田騎手と言えば、北海道出身なのに早希ちゃんとおんなじ関西弁で、早希ちゃんが目指してる九州でサイン会をしたんだから、さらにシンクロ率は上昇だ。その上、藤田騎手の趣味は、ブログの更新と麻雀とパチスロ。パチスロとパチンコが違うだけで、ほとんどあたしと一緒だ。そして、あたしとおんなじ愛煙家だし、好きなビールもあたしとおんなじアサヒのスーパードライだ。なんてワンダホーなシンクロ率なんだろう♪

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カンジンの競馬のほうも、今年の幕開けの「金杯」では、あたしの予想通りに藤田騎手の騎乗したアクシオンが1着になったのが「中山金杯」で、石川喬司先生の「758馬券」が炸裂したのが「京都金杯」だった。それから、あしが「暴走モード」に突入した前回の「高松宮記念」は、去年は藤田騎手の騎乗したローレルゲレイロが1着になってる。調べれば調べるほど、シンクロ率がウナギのぼりだ。で、そんな藤田騎手のブログ、「藤田伸二の男道」を見てみたら、こんなことが書いてあった。


今週は桜花賞
ステラリードに騎乗
あまり人気はないけど、頑張りますわ~
気性の勝った性格の馬らしいので…当日のテンションが気になるね~
巧く誘導できたらええな~


‥‥そんなワケで、この後には、いろんなお笑い芸人とのツーショットが紹介されてたけど、そっちは関係ない。何よりもあたしが歓喜したのは、この「あまり人気はないけど」って部分だ。あたしは、人気とか成績とかいっさい関係なく予想してるから、あたしが「エヴァンゲリオン予想」から導き出した馬が1番人気や2番人気だったりするとガッカリする。だって、配当が少ないからだ。だけど、今回の本命のステラリードは、Y子さんも「戦績が全体的に今一つ」って言ってるし、騎乗する本人も「あまり人気はない」って言ってるんだから、こりゃあ高額配当が期待できる。その上、「気性の勝った性格の馬らしいので…当日のテンションが気になるね~」だなんて、まさしく、「オオーーーーン!!」という咆哮とともに「暴走モード」へ突入する初号機を連想させる。もう、間違いない!

とにかく、1着が12番のステラリードってことは微動だにしない結論だから、あとは2着と3着を予想するワケで、それぞれの騎手の出身地を調べてみたら、佐藤哲三は福岡県、北村宏司は長野県、横山典弘は茨城県、石橋脩は東京都、大野拓弥は埼玉県、浜中俊は福岡県、川田将雅は佐賀県、安藤勝己は愛知県、蛯名正義は北海道、和田竜二は滋賀県、福永祐一は滋賀県、内田博幸は福岡県、幸英明は鹿児島県、渡辺薫彦は滋賀県、四位洋文は鹿児島県、岩田康誠は兵庫県、勝浦正樹は千葉県だった。それで、「エヴァンゲリオン予想」的に匂うのは、藤田騎手がサイン会をした「福岡県」の佐藤哲三と浜中俊と内田博幸‥‥って思うのは浅すぎる。

ここは、やっぱり、早希ちゃんの「ブログ旅」の正式なタイトルが「目指せ鹿児島!西日本ブログ旅」ってことからも分かるように、早希ちゃんが目指してるコールの「鹿児島県」こそがポイントってワケで、幸英明と四位洋文の2人、つまり、14番のジュエルオブナイルと16番のラナンキュラスだ。そして、昨日の放送がスタートから現在までの総集編だったってことから、今回の旅のスタート地点である「兵庫県」の岩田康誠、つまり、17番のシンメイフジも次点にあげられる。それから、ものすごくマニアックな情報なんだけど、早希ちゃんは4月20日に琵琶湖の競艇場でトークショーの営業をするので、「滋賀県」の和田竜二と福永祐一と渡辺薫彦‥‥って、こんなこと言ってたら、ほとんど全員が候補になっちゃう(笑)

‥‥そんなワケで、今回の「エヴァンゲリオン予想」は、無責任かもしれないけど、あたしが断言できるのは、「藤田騎手が騎乗するステラリードが1着になる」ってことだけだ。そして、この予想も、去年の「エリザベス女王杯」や前回の「高松宮記念」のパターンからすると、「あたしのイチオシは鼻の差で2着になる」ってことが十分に考えられる。だから、あたしの「エヴァンゲリオン予想」に乗るにしても、安易に「ステラリードの単勝を1000円だけ」なんて買い方をするんじゃなくて、いろんなパターンを踏まえた上で、それぞれの予想を楽しんで欲しいと思う。ちなみに、あたしは、ステラリードを頭にした3連単を5点くらい、ステラリードを含めた3連複を5点くらい、ステラリードともう1頭との馬連を5点くらい、残りの500円でステラリードの単勝と複勝を買うつもりだから、ステラリードが来なかったら全滅だ。だけど、こういう買い方こそが「男の戰い」だと思う今日この頃なのだ!オオーーーーン!!(笑)


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2010.04.08

許されざる故意

半世紀にも渡ってニポン海をワガモノ顔に暴走し続けて来た売国船の自民党丸だけど、海図どころか漢字すら読めない大バカのフロッピー麻生なんかを船長にしちゃったもんだから、去年の衆院選で激しく座礁しちゃった。そして、そのアトガマの船長が、何で自民党丸が座礁したのか1ピコグラムも分かってない「学習能力ゼロ」の谷垣ちゃんだから、「みんなでやろうぜ!」って連呼し続けたのもトコノマ、あまりの無能さに党内から巻き起こる谷垣批判&執行部批判。その上、次から次へと乗組員が逃げ出す始末。

だけど、自民党の議員たちって、ホントに無責任だよね。だって、谷垣ちゃんを総裁に選んだのって、自分たちじゃん。自分たちが「自民党の再生」を賭けて谷垣ちゃんを選んだのに、わずか半年で手のひらを返して批判し始めるなんて、これほど無責任なことはない。フロッピー麻生の時だって、自分たちが「選挙の顔」として総裁に担ぎ上げたのに、十分に予測できた「数々の失言」と「無能な政策」で支持率が急落したら、手のひらを返したように批判する議員が続出した。自分たちで選んでおきながら、結果がダメだったら批判するなんて、まるで、自分が予想して買った馬券が当たらなかったからって、その馬と騎手に石を投げつけるようなもんだ。

そして、自民党に残ってる議員だって、今こそチャンスとばかりに総裁の座を狙ってる火事場ドロボウみたいなマスゾエちゃんだの、常に権力者に取り入ることしか考えてないタイコモチの山本一太だの、数々の政党を渡り歩いた挙句にとうとうカルト教団との共闘まで叫び始めちゃった右翼おばさんの小池百合子だの、ニポンをメチャクチャにしたA級戦犯コイズミのバカ息子だの、自分のことしか考えてない無責任議員ばかりだ。ようするに、自民党を離党した議員たちが自分のことしか考えてないのはもちろんだけど、自民党に残ってる議員たちだって、国民のためじゃなくて、みんな自分のために残ってるってワケだ。そして、自民党に残ってる議員たちも、誰にくっついてたら自分のためになるか、それぞれが戦々恐々としてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、もう完全に手遅れの自民党だけど、何が手遅れかって、さっきも言ったように、谷垣ちゃんを始め執行部全員が「学習能力ゼロ」だからだ。どうして去年の衆院選で惨敗したのか、どうして民主党の支持率が下がってるのに自民党の支持率は上がらないのか、一年中ずっと選挙のことしか考えてない人たちなのに、有権者の気持ちがまったく分かってない。政治家が釣り人で、有権者が魚なら、狙ってる魚の食性も習性も何ひとつ分かってないのに、その魚を釣ろうとしてるのが自民党の釣り人たちだ。去年の釣り大会でボウズを食らったのに、またおんなじ仕掛けとエサで次の大会に出ようとしてんだから、結果も前回とおんなじだろう。

で、魚の気持ちをまったく理解してない自民党の釣り人たちが、今度のサンインセン釣り大会で使う仕掛けが、またまたいつもの「タレント候補」ってワケだ。それも、今度は「三原じゅん子」だと。あたしは、三原じゅん子のことは、別に好きでも嫌いでもなかった。だけど、自民党なんかから出馬するってことで、今は完全に大っ嫌いになった。だって、政官財の癒着のシステムを作り、国民から巻き上げた税金を好き勝手に分配し、庶民の生活や福祉をメチャクチャにした元凶が自民党だってのに、いったいぜんたい何を考えてるのか。タレントなんだから政治に無知なのは仕方ないとしても、オファーを受ければどんな腐った政党からでも出馬するなんて、無知にも保土ヶ谷バイパスだ。

三原じゅん子は、15年前にお父さんが倒れて、その介護をするお母さんを見てきたことや、自分自身も子宮頸ガンになって介護された経験があるため、「介護」ってことに興味を持ったそうだ。それで、1年半前から計画して、今年の3月1日、東京の三鷹市に介護施設「だんらんの家 三鷹」をオープンした。そして、この施設を経営するとともに、いろいろな介護施設を訪問したりもしてる。だから、あたしは、こうした活動は素晴らしいことだと思ってる。だけど、あたしが呆れ返ったのは、彼女のブログの内容だ。自民党からの出馬が内定したトタンに、三原じゅん子のブログには、ハトポッポの名前を挙げての民主党批判が書き込まれるようになったんだけど、それがトンチンカンすぎるのだ。たとえば、3月17日のブログには、こんなことが書いてある。


2010年03月17日(水)
「防災」
札幌のグループホーム
火災で亡くなった方々には心よりご冥福をお祈りいたします。
ワイドショー等で、火災予防設備の不備や、夜間勤務の職員が1名しかいなかったとか、、、、かなりたたかれていました。
私としては、同じ経営者目線で考えますと、致し方ない部分もあるか、と胸が痛みます。
スプリンクラの設置を義務付けられたら、小規模の介護施設はかなりな割合で倒産するでしょう。
厚生労働省は09年4月からスプリンクラの設置に関して1平方㍍につき9千円の補助金を出しています。(275平方㍍以上の施設)しかし実際スプリンクラを設置するには数百万円かかるのですよ。
我々のような小規模な介護施設は、社会福祉法人のような税制の優遇措置はなく、しかも09年度の介護報酬改定で夜間対応を強化さたと言っても加算額は利用者1人あたり250円(1日)ですよ
08年度に都道府県から指定を取り消された介護サービス事業所は全国で116ヶ所に上るのです。
仕方ないよ
それほど、経営はどこも火の車なのでは?
なんにせよ、政権交代後は期待を大きく裏切られました。
職員に対する報酬の補助金も雀の涙程しか上がらず、大変な仕事をしてくれているスタッフの給料はとても低いまま。
助成金制度が現実的でなく支給額はきわめて少ない。
政府にこちらを見て貰いたい!!
子育て支援、、、、高校授業料無償化?
あのさー、もっと先に見直すべき事が多々あるはず!!
仕事もなく、今日をも暮らせず苦しんでいる方々が沢山いるのに。
どこを見てるんだろう、、、、鳩山政権
しっかりしてくれ~(怒)

http://ameblo.jp/juncomihara/page-28.html#main


ちなみに、原文は、「アメブロ」のバカタレントにありがちな「無意味な改行」が炸裂してるけど、ここでは割愛した。で、さっそくツッコミを入れさせてもらうけど、三原じゅん子って、介護の現場で働いてる人たちのお給料が安いのは、いったい誰のセイだと思ってんの? 今から5年前、当時の総理大臣のコイズミが「痛みをともなう改革」だって言って、お医者さんたちの診療報酬を引き下げたり、生活保護の給付水準を圧縮したり、母子加算も削減したりする「社会的弱者の切り捨て法案」の一環として、介護に関しても、介護される側の人たちの自己負担割合を引き上げたり、介護の現場で働いてる人たちの介護報酬を引き下げたりする法案を次々と連発したからなんだよ。

コイズミは、わずか5年の間に、二度にも渡る「介護保険料引き上げ」を筆頭に、「老人医療費の改悪」「生活保護老齢加算廃止」「生活保護生活扶助基準額引き下げ」「老年者控除の廃止」「厚生年金・共済年金保険料引き上げ」「国民年金保険料引き上げ」など、まだまだ挙げたらキリがないけど、ぜんぶで20項目を超える「社会的弱者の切り捨て法案」の数々を連発した。中でも、全国の障害者やその家族を冷酷に切り捨てた「障害者自立支援法」や、お年寄りの自殺が相次いだ「後期高齢者医療制度」、そして、必死にリハビリを続けてる人たちを絶望させた「リハビリ打ち切り制度」はオナジミだろう。

そして、こうした悪法の数々は、コイズミからアベシンゾーへとバトンタッチされても、自民党と公明党の「数の暴力」によって、次々と強行採決されてった。「障害者自立支援法」の採決の時なんて、全国から車椅子の障害者や家族が何百人も集まって、国会議事堂の前で泣き叫びながら「反対!」って訴え続けたのに、民主党、オムライス党(社民党)、共産党の「議論が足りない」の声を無視して、自民党と公明党が強行採決したんだよ。ようするに、自民党と公明党は、障害者や介護を必要とする国民を切り捨てたんだよ。

現政権は、自民党と公明党が強行採決して来たこれらの悪法について、「障害者自立支援法」は「廃止した上で応能負担へ切り替えて行く」って言ってるし、「後期高齢者医療制度」や「リハビリ打ち切り制度」は「見直す」って言ってるんだよ。だけど、これらの法案をゴリ押しした自民党が政権与党に返り咲いたら、これらの悪法はなくならないんだよ。つまり、三原じゅん子は、これらの悪法を支持してるってことになるんだよ。それとも、三原じゅん子って、こんなことも知らずに立候補するの?

2009年度の「介護報酬改定」にしたって、厚生労働省の発表だと職員1人あたり月額9000円ほどのアップだけど、実際には施設がピンハネしてて、職員のお給料に反映されてないとこもたくさんある。だけど、これって、自民党と公明党が政権与党だった時のことじゃん。ようするに、すべては自公政権が蒔いた種なのに、それに対する批判が、「なんにせよ、政権交代後は期待を大きく裏切られました。」って、お前はアホか? 自公政権が何年間にも渡って切り捨てて来た福祉なのに、それが政権交代したトタンに、まるで魔法みたいに一瞬でパッと良くなるとでも思ってたのかよ? いくら定時制高校中退でも、義務教育の中学は出てるんだから、このくらいのこと普通は分かるだろう。

この国の福祉制度をメチャクチャにした自民党を批判するならともかく、自民党の悪政の後始末を一生懸命にやってる現政権を批判するなんて、トンチンカンとはこのことだ。これほど無知なんだから、今の鳩山内閣が打ち出してる介護に関する政策もぜんぜん知らないと思うけど、現政権では、2009年度の「介護報酬改定」の見直しを規定の2012年から1年前倒しして2011年に行なうことにしてる。それも、報酬の改定だけじゃなくて、介護制度そのものの見直しも行なうことになってる。つまり、三原じゅん子が「雀の涙」って言ってる自公政権が決めた「介護報酬改定」じゃ現場の人たちはたまらないから、規定よりも1年早く見直しをする上に、すべての人たちに正しく反映されるように制度自体も見直すってワケだ。

いくら三原じゅん子が政治に無知でも、現在の制度を改定するためには、手順を踏まなきゃいけないことくらい分かるだろう。そして、現政権は、手順を踏んでやってるワケだ。それなのに、こうした事実を何も知らずに、「なんにせよ、政権交代後は期待を大きく裏切られました。」とは開いた口がふさがらない。本来なら、2年後まで見直しすることもできないのに、それを無理に1年前倒しして改善してくれるって言ってんだから、評価こそすれ、批判するのはオカド違いだ。ま、他にもツッコミたいことがあるから、このエントリーに関してはココまでにして、あたしが呆れ返ったもう1つのエントリーを紹介する。


2010年03月24日(水)
「ブレない」
私は何事もブレない事は凄くパワーが必要だと思います。
私の尊敬する野田聖子先生しかり、
橋下大阪知事しかり、
お二方とも、誰に何を言われようと、それが、どれ程巨大な組織であろうが、脅威な国であろうが、、、、、、
動じない
ブレない
カッコイイよな~
一度、頭の中と胸の中を見させてもらいたいな~
立派だと私は思います

http://ameblo.jp/juncomihara/page-19.html#main


おいおいおいおいおーーーーい! そりゃあ確かに野田聖子の「反コイズミ」「反郵政民営化」って姿勢は一貫しててブレてないけど、それならどうして自民党にいるんだよ!「反コイズミ」「反郵政民営化」を掲げてるのは国民新党だろが!現政権が「反コイズミ」「反郵政民営化」の政策を進めてる時に、それに反対してる自民党にいること自体がブレまくりじゃん! 大阪の「こども店長」ならぬ「こども知事」にしたって、「知事選に立候補することは2万パーセントありません!」って断言した翌日の出馬表明。これほどの大ブレも前代未聞だろう。

つーか、そんなことよりも、前政権下で「消費者行政担当大臣」だった時に「アムウェイ担当大臣」って別名で呼ばれてたほどのマルチ商法擁護者の野田聖子なんかを尊敬してるだなんて、これまた無知にも保土ヶ谷バイパスだ。野田聖子って、アムウェイを始めとした複数のマルチ商法の業者に、発覚してるだけでも2000年からずっとパーティー券を買ってもらってて、国会の答弁ではマルチ商法を推進しまくって、完全に便宜供与してたクセに、「アムウェイにパーティー券を買ってもらっていたかどうかは調べてみないと分かりません」だなんてスットボケを炸裂させた大ウソつきなのに。実際、野田聖子が国会でマルチ商法を推進するような発言をしたのは1996年なんだから、もっと前から癒着してたんだよね。ちなみに、野田聖子が国会でどんな答弁をしたのかって言うと、全文を知りたい人は2008年10月16日の日記、「マルチ商法を擁護する野田聖子」を読んでもらうとして、ここでは問題の部分だけ紹介する。


「(前略)最近の日本の国における産業政策、これはまあ大臣も所信でおっしゃっておられましたけれども、やはり今までの産業構造では行き詰まってしまうから、新たに抜本的に変えていこうという意見が大であります。そんな中で、ベンチャービジネスとかアントレプレナーを育成していこうということに力点が置かれています。私はここで、訪問販売、これは連鎖販売取引の形をとっているものが多いわけですけれども、この業界こそいわゆるベンチャービジネスのさきがけとして存在しているのではないか。そうであれば、今までの連鎖販売取引イコール悪であるというような考え方を大きく転換しまして、この際、日本の次代の産業を支えるいわゆるベンチャービジネスの一つ、新産業としての認知をし、かつその業界の健全な発展を支援するというふうな立場で、これからはこの法律を通じて国は取り組んでいくのではないかということを考えております。」


どう?これ。数え切れないほどの人たちが被害に遭ってるマルチ商法なのに、「今までの連鎖販売取引イコール悪であるというような考え方を大きく転換」して、「日本の次代の産業を支えるいわゆるベンチャービジネスの一つ、新産業としての認知」をして、国で支援して行くべきだってノタマッてんだよ。それも、純粋に心からそう思って言ってるならともかく、複数のマルチ業者から献金をもらってる見返りとしてこんな発言をしてたんだから、完全に犯罪者だよ。

ちなみに、複数のマルチ業者に長年パーティー券を買ってもらってたことが発覚した時、野田聖子は、最後まで「自分は知らなかった」「事務所の人間が勝手にやってた」って、政治家の十八番を繰り返してたけど、それなら、2005年の10月に、アムウェイの会長のスティーブ・ヴァンアンデルが来日した時に、何でわざわざ野田聖子のとこに表敬訪問に来たの? それから、野田聖子を「消費者行政担当大臣」に任命したフロッピー麻生の事務所には、何でアムウェイの高価な空気清浄機が設置してあるの?アムウェイの商品は、一般の店舗じゃ売ってないから、会員から買うしかないんだよね?

その上、野田聖子って、2005年には、国民消費者センターに苦情が相次いでる名古屋の悪質なマルチ業者を訪問して、その業者に対する宣伝発言までしてんだよ。現職の国会議員、それも、テレビとかで顔や名前が売れてる野田聖子が宣伝してるからって、この業者を信じて騙された人たちがたくさんいるんだよ。こんな「消費者の敵」みたいな議員が、後に「消費者行政担当大臣」になるなんて、これほどのブラックジョークもないと思う。

‥‥そんなワケで、三原じゅん子って、こんな「消費者の敵」「国民の敵」みたいな野田聖子をよりによって「尊敬」してるだなんて、すでに、この時点で、政治家になる資質はゼロだけど、何よりも残念なのが、やっぱり「自民党から出馬する」ってことだろう。コイズミの郵政民営化に反対してる野田聖子が、コイズミの郵政民営化に反対してる現政権を批判してるのとおんなじで、介護報酬の低さを問題視してる三原じゅん子が、介護報酬を引き下げた自民党から出馬する上に、低すぎる介護報酬を引き上げようとがんばってる現政権を批判するなんて、いくら政治に無知とは言え、これほどのオッペケペーは前代未聞だ。三原じゅん子の理念からすれば、もっとも近い政策を打ち出してるのが共産党で、その次がオムライス党(社民党)だろう。だから、このどちらかの政党から出馬するのなら理解できるけど、こともあろうに、この国の福祉を切り捨て続けて来た元凶の政党から出馬するなんて、「セクシーナイト~気まぐれな~故意もたまにはいいじゃない?」なんて言われても、故意でも過失でも有権者は絶対に許さないと思う今日この頃なのだ。


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2010.04.07

アメリカ兵による無差別殺人

アフガニスタンで、タリバンとは無関係の一般市民を殺し続けてるアメリカ軍だけど、4月5日付のイギリスの「タイムズ紙」の記事を読んで、あたしは愕然とした。今までも、少年や少女、果ては赤ちゃんまで、どう考えても「タリバンと間違えて射殺した」なんて理屈は通らないような残酷な殺戮が繰り返されて来たけど、今回、発覚したのは、アメリカ軍が一般市民を射殺した上に、証拠を隠滅して事件をもみ消してたと言うのだ。

「タイムズ紙」の記事、「US special forces 'tried to cover-up' botched Khataba raid in Afghanistan」、直訳すれば「アメリカの特殊部隊はアフガニスタンのハタバ村の襲撃の失敗をもみ消そうとした」って意味の見出しだけど、この記事によると、今年の2月12日の夜、アフガニスタン東部のガルデス郊外のハタバ村の一軒のお家では、生まれたばかりの赤ちゃんの命名をお祝いするために、3人の音楽家と25人以上のお客を招待して、パーティーが行なわれてた。もちろん、タリバンとは無関係の一般市民たちだ。そして、新たな命の誕生をみんなでお祝いしてるところに、アメリカ軍の特殊部隊が突入して来て、ダレカレ構わずに銃を乱射した。

その結果、2人の妊婦さんと、十代の少女と、現地人の警察官と、その警察官の兄弟が射殺された。つまり、妊婦さんのお腹の赤ちゃんも含めて、7人の一般市民が殺されたのだ。そして、驚くべきことは、ここから先だ。タリバンの隠れ家と間違えて一般宅を襲撃したことに気づいたアメリカ兵たちは、その場で射殺した人たちの遺体から銃の弾丸を抜き取って回収して、傷口をアルコールで洗って、自分たちが誤射した証拠を隠滅した。そして、アメリカ兵たちは全員で口裏を合わせ、カブール本部に戻ると、「我々が到着した時には、民家にいた女性たちは、すでに何者かに撃たれて死んでいた。死後、数時間たっていた」って、スタンリー司令官に大ウソの報告をしたのだ。


‥‥そんなワケで、内容が内容だから、今日も「いかがお過ごしですか?」はナシにしてくけど、アメリカ軍によるイラクやアフガニスタンでの民間人殺害事件は、あまりにも残酷すぎる。今回、発覚したケースでも、新しい命の誕生をお祝いしてたパーティーの席が、一瞬のうちに血の海に染まった惨状になったから、それこそ「天国から地獄」だけど、アメリカ軍は、イラクでも、民間人の結婚式を武装勢力の集会と間違えて攻撃して、新郎と新婦を含む多くの人たちを殺害したことがあった。

だけど、アメリカのイラク戦争やアフガニスタン侵攻を支持して、全面的に協力して来たニポン政府としては、こうしたニュースを国民の耳に入れるワケには行かない。だから、これまでもほとんど報じられて来なかったけど、あたしは、海外メディアの報道をチェキして、できる限り「世田谷通信」で配信して来た。だから、今回のニュースも、最初は「世田谷通信」で取り上げるつもりだった。だけど、今回のケースは、民間人を殺害しただけじゃなくて、現場のアメリカ兵たちが、その証拠を隠滅して、上官にウソの報告をしてたってんだから、まるで高知県警や愛媛県警みたいなデタラメが炸裂してる。だから、ただ単に「起こった出来事」を伝えるだけじゃなくて、あたしの個人的な思いも含めて、「日記」のエントリーとして書くことにした。

で、まず最初に説明しとくけど、アフガニスタンでタリバンの掃討作戦を行なってるのは、アメリカ軍じゃなくてNATO(北大西洋条約機構)軍だ。だけど、このNATO軍てのは、アメリカ軍が中心になってて、司令官もスポークスマンもアメリカ軍の軍人で、作戦もアメリカが立ててる。そして、タリバンの隠れ家を襲撃して、間違えて民間人を殺し続けてるのも、みんなアメリカ軍の特殊部隊だ。だから、あたしは、分かりやすいように「アメリカ軍」て言葉を使ってる‥‥ってことで、これまでに「世田谷通信」でお伝えして来た事件だけを抜き出してみる。


2009年12月26日、11才から17才までの少年8人を含む計10人の民間人を射殺。(クナール州の村)

2010年1月30日、赤ん坊を含む5人の民間人を射殺。(ウルヅガン州の村)

2010年2月14日、アメリカ軍のロケット弾が民家を直撃、民間人12人が死亡。(ヘルマンド州の村)

2010年2月15日、道路工事中の作業員をタリバンと間違えて空爆、民間人5人が死亡。(カンダハル州の道路)

2010年3月21日、自宅にいた高齢者の男性を射殺。(ワーダック州の村)


もちろん、これは氷山の一角で、公式に発表されてるだけでも、アメリカ兵に殺された民間人の数は、アフガニスタンだけでも年間に400人以上、これまでに1000人以上が犠牲になってる。こちらのサイトに、去年1年間のアメリカ軍による民間人殺害事件がマトメてあるので、ぜひ見て欲しい。あまりの酷さに言葉を失うハズだ。そして、今回、発覚した2月12日の事件は、卑劣で残酷なアメリカ兵たちによってもみ消されてて、2ヶ月も経ってからようやく発覚したんだから、おんなじようにもみ消されたまま、未だに発覚してない事件もたくさんあるだろう。

‥‥そんなワケで、こうした無差別殺人を続けてるアメリカ軍に対して、ニポンは莫大な支援を続けてるんだから、あたしたちの税金が海の向こうの国の人たちを殺し続けてるってことになる。アメリカ軍に基地を提供し、気が狂うほどの爆音や流れ弾に耐え続け、アメリカ兵やその家族による数え切れないほどの凶悪犯罪にも目をつぶり、莫大な「おもいやり予算」を上納し続け、そして何が行なわれてるのかって言えば、他国の何の罪もない女性や子供やお年寄りを殺し続けてるだ。だけど、多くのニポン人には、そんな自覚はない。それは、実際の現場を見てないからだと思う。

だから、今日は、アメリカ兵が民間人を射殺する実際の映像を紹介する。これは、2007年7月、イラクのバグダッド郊外で、アメリカ軍のアパッチヘリコプターが、イラクの民間人やジャーナリストたちを低空から機関銃で射殺する衝撃映像だ。先に状況を説明しとくと、ロイター通信のイラク人のフォトジャーナリストが2人、現地の民間人を路上で取材してるんだけど、そのジャーナリストの持ってるカメラを武器だとカン違いしたヘリコプターのアメリカ兵が、ロクに確認もしないで機関銃を乱射するってものだ。

そして、1人のジャーナリストはその場で死亡し、負傷して路上に倒れてるもう1人のジャーナリストは、現地の人たちに助けられて運ばれたんだけど、ワゴン車に乗せられるとこで、また銃撃される。結局、この2人のジャーナリストの他に、現地の民間人も10人以上が射殺された。この映像は、軍の内部の人間が、真実を訴えるために持ち出して流出させたものだけど、アメリカ軍も事実だって認めてて、5日付で、「ヘリ部隊は2人の記者がいることに気付かなかった。罪のない人たちの命が失われたことは遺憾だが、われわれはこの事実をインペイしようとしたわけではない」って声明を発表した。

‥‥そんなワケで、YOU TUBEの映像だけを紹介するよりも、記事も一緒のほうが分かりやすいので、YOU TUBEの映像を含めて取り上げてるイギリスの「ガーディアン紙」の記事を紹介する。ちなみに、映像の前半は説明だけで、なかなか始まらないけど、しばらくすれば映像がスタートする。そして、もうひとつ、この無差別攻撃で奇跡的に生き残った子供2人と、ジャーナリストの遺族による涙の訴えも紹介する。遺族らは、アルジャジーラ放送のインタビューに対して、「アメリカ兵は人間じゃない!やつらは殺人鬼だ!」って訴えてる。また。こちらの映像にも、アメリカ軍による民間人を殺害するシーンがたくさん映ってるので、こうした映像が苦手な人は見ないで欲しい。だけど、こうした無差別殺人が、あたしたちの税金で行なわれてるってことを現実的に受け止めるために、あたしたちには「見る責任」があると思う今日この頃なのだ。


「アメリカ軍によるイラクの民間人射殺」
http://www.guardian.co.uk/world/2010/apr/05/wikileaks-us-army-iraq-attack


「遺族らの訴え」
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2010/04/20104705310123161.html


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2010.04.06

柏崎刈羽原発が700年分の放射性物質を排出

「柏崎刈羽原発が700年分の放射性物質を排出」(世田谷通信)

2007年7月に起きた新潟県中越沖地震によって、耐震強度を偽装して建設されていた柏崎刈羽原発は大破して黒煙や水蒸気を大量に放出したが、東京電力は「環境や人体には影響がない」とコメントした。しかし市民団体による調査で、翌年春の原発周辺のサクラの花に大量の奇形が発見されたことや、付近の海で異常に巨大化した魚介類や奇形魚が増加した。こうした報告を受けて、物理学者で環境経済学者である槌田敦氏が試算したところ、柏崎刈羽原発は地震から2日の間に、通常の原発が1年間に放出する量である100万ベクレルの700倍にもあたる7億ベクレルもの放射性物質「ヨウ素」を放出していたことが分かった。槌田氏が「問題はこれだけ大量の放射性物質を出しながら、排気筒の放射線モニタには全然変化がなかったことです。これまで東京電力は、この放射線モニタを根拠に放射性物質は自然界のレベル以上は出していませんと主張していましたが、それが当てにならないことがはっきりしました。原発の排気筒から出る放射性物質は、大量の空気で薄められているだけなのです」と指摘した。(2010年4月6日)


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2010.04.05

マレーシアGPのつぶやき

昨日のマレーシアGPは素晴らしかった!‥‥って、3日も過ぎてから書いてるんだけど、日記のほうの日付に合わせてるワケで、最初はデ・ラ・ロサがスタートラインにつけずにヒザカックンになったのもトコノマ、とにかく素晴らしい内容のレースで、結果的にもレッドブルのワンツー、それも、ポールだったウェバーが2位になり、前回、前々回と苦汁を舐めたベッテルが1位っていう理想的なワンツーで、あたしはヒサビサにF1を観戦して号泣しちゃった。で、終わったレースを細かく説明してっても、観た人にとってはつまんないと思うので、観戦しながら、あたしがツイッターにつぶやいてたヨマイゴトをご紹介しようと思う。これを読めば、レースを観戦してた人はそれなりに各シーンが蘇り、観戦してなかった人は意味不明なことウケアイだと思う。


「マレーシアGPを観戦しながらのきっこさんのつぶやき」

デラロサ‥‥。
12:03 AM Apr 5th webから

ウェバーだらしない!つーか、ベッテルすごい!
12:04 AM Apr 5th webから

バトンのソフト、チームオーダーじゃないな。
12:05 AM Apr 5th webから

フェラーリ、ハードでいいのか?
12:06 AM Apr 5th webから

ひゃっほー!アロンソ!
12:06 AM Apr 5th webから

マクラーレンがいいじゃんか!
12:07 AM Apr 5th webから

ベッキーはいいからベッテルを映せ!
12:12 AM Apr 5th webから

フェラーリ遅すぎる!
12:13 AM Apr 5th webから

ザウバー終わってる!
12:15 AM Apr 5th webから

ペトロフがすごい!
12:15 AM Apr 5th webから

シューマッハは足かよ!
12:17 AM Apr 5th webから

フェラーリのエンジンとメルセデスの足はダメってことね。
12:18 AM Apr 5th webから

リウッティもかよ!全国の皆さん、フェラーリとベンツを買うのはやめましょう(笑)
12:19 AM Apr 5th webから

つーか、こんな状況でレッドブルが生きてる不思議。
12:20 AM Apr 5th webから

ハミルトン、ニコールと破局してから2ケタのガールフレンドとやりまくりで「F1界のタイガーウッズ」って呼ばれてるくせに、何でこんなに速いんだ?
12:26 AM Apr 5th webから

コバライネンは来年に期待か?(笑)
12:26 AM Apr 5th webから

ベッテルGJ!
12:32 AM Apr 5th webから

ウェバー気の毒。インパクトが外れないのは真っ直ぐに入れてないからなんだよな。
12:35 AM Apr 5th webから

ウェバー、怒りのファステスト!(笑)
12:39 AM Apr 5th webから

おおっ!アルグエルスアリ、となりのトトロッソ!
12:47 AM Apr 5th webから

のわー!ペトロフもったいない!
12:49 AM Apr 5th webから

ペトロフ、ボブにツッコミ入れとけ!
12:53 AM Apr 5th webから

バリとブエミのサイド・バイ・サイド!
1:00 AM Apr 5th webから

アロンソ、セナの亡霊が憑依したのか!?
1:01 AM Apr 5th webから

アロンソ、バトンなんか道端に蹴散らせ!
1:06 AM Apr 5th webから

トップ5が完全に政権交代だー!
1:07 AM Apr 5th webから

だーかーらー、ベッキーはいいからベッテルを映せよ!
1:08 AM Apr 5th webから

インド人もビックル一気飲み!
1:10 AM Apr 5th webから

HRTもやるじゃん!
1:11 AM Apr 5th webから

スーティル、カレーパワーでリウッツィの無念を晴らせ!
1:15 AM Apr 5th webから

アロンソ、がんばれ!
1:16 AM Apr 5th webから

アロンソにシビレまくり!
1:17 AM Apr 5th webから

「三度目の正直」って言葉はベッテルのためにある!
1:18 AM Apr 5th webから

アロンソ、サイコー!男の中の男!今回の真のチャンプはアロンソだ!
1:21 AM Apr 5th webから

ベッテル、おめでとう!レッドブル、おめでとう!
1:23 AM Apr 5th webから

あ゛ーーー!涙が止まらないよーーー!
1:24 AM Apr 5th webから

まさかレッドブルがワンツー決めるとこを観られるなんて、感慨深すぎる‥‥。
1:25 AM Apr 5th webから

レッドブルの影に隠れちゃったけど、ロズベルグもよくやった!おめでとう!
1:26 AM Apr 5th webから

あーーーー素晴らしいレースだった!感動しすぎて涙が止まらない!
1:27 AM Apr 5th webから

ついにRB5の血が花を咲かせた!ブラボー!レッドブル!
1:29 AM Apr 5th webから


‥‥そんなワケで、今日は「いかがお過ごしですか?」はナシにしてドドーッと流しちゃったけど、2点だけ、念のために説明しとくと、「ベッキーはいいからベッテルを映せ!」ってのは、レースがいいとこでCMに入り、そのたびにベッキーが映ってたからだ。それから、「ペトロフ、ボブにツッコミ入れとけ!」ってのは、せっかくワンダホーな走りをしてたルノーのヴィタリー・ペトロフが、マシントラブルでストップしちゃったので、チームのテクニカルディレクターのボブ・ベルに文句を言っとけ!‥‥って意味だ。

で、レースが終わってから返信のとこを覗いてみたら、こんなにフランク・ザッパなつぶやきなのに、たくさんの返信が届いてた。そして、その中には、「ハミルトンとニコールはとっくに復縁してますよ。」っていう、あたしの間違いを指摘してくれたものもあった。そして、すべてにはムリだけど、何人かの人に返信してから、レース後の感想をつぶやいた。


F1で感動して、いっぱい泣いたらドライアイがラクになった(笑)
1:43 AM Apr 5th webから

今回、多くのF1ファンが「おおっ!」って思ったのは、やっぱりルノーのヴィタリー・ペトロフでしょう。ブルーノ・セナがパッとしないぶん、これからはペトロフに注目!って感じですよね。
1:48 AM Apr 5th webから

ルノーはペトロフを育てることが、エロ親父のブリアトーレがいなくてもチャンプを輩出できるんだぞ!っていうアピールになる!‥‥って、アロンソを絶賛したあとにブリアトーレ批判はアレだけど(笑)
1:54 AM Apr 5th webから

あたしは、沈着冷静なプロストや中島悟みたいなドライバーと、ガツガツ行くマンセルやブラジル系のドライバーの両方が好きだったのですが、ペトロフみたいなタイプは初めて観たので「おおっ!」って思いました。
1:58 AM Apr 5th webから


‥‥そんなワケで、「中島悟」は、正しくは「中嶋悟」って書くんだけど、これは単なる変換ミスだ。でも、「中嶋悟」とか「長嶋茂雄」とかの名前を目にするたびに思うんだけど、「島」って字の「山」の部分が外に出て偏になって、その「山」の代わりに点々が入って「鳥」になってるのに、どうしてこれで「しま」って読むんだろう? たとえば、「中田」と「仲田」の場合なら、人偏がついても右側の「中」の部分は変わってないから、おんなじ読みをしてもおかしくないけど、右側の部分が「島」から「鳥」に変わったら、読み方も変わらないとおかしいような気がする‥‥って、そんなこたーどうでもいいんだけど、とにかく、日記の更新がちょっと遅れてるので、今日はこんな日記でお茶を濁させてもらって、ジョジョに奇妙にいつものペースに戻してこうと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.04.04

「テレビブロス」は生き残る

コンビニの雑誌コーナーに行くと、テレビ番組の雑誌が何種類も並んでるけど、どの雑誌の表紙もおんなじジャニタレだったりするから、パッと見ただけじゃ区別がつかない。もちろん、内容も似たり寄ったりなので、あたしは手に取る気持ちすら起こらない。でも、そんな中に、実物大のアントニオ猪木の顔面を表紙にした「テレビブロス」だけが異彩を放ち、あたしを睨みつけていた‥‥なんて始まり方をしちゃったけど、皆さん、ご存知のように、「テレビブロス」は、あたしが唯一お金を払って買い続けてる愛読誌で、毎号必ず隅から隅まで読んでる。

そして、これも、皆さん、ご存知だと思うけど、あたしは「テレビブロス」を買って来たら、おトイレの本棚に置いて、おトイレに入るたびにチョコチョコと楽しんでる。まずは清水ミチコさんの「私のテレビ日記」を読んで、次に龍ヶ崎あきらさんの「若者たちの神々」を読んで、それから最初のページに戻って、松尾スズキさんの「お婆ちゃん!それ、偶然だろうけどリーゼントになってるよ!!」から順番に読んでく。だから、巻末の読者投稿欄の「ピピピクラブ」を読むのは、いつも最後のほうになるんだけど、今日、ちょうど「ピピピクラブ」を読み始めたら、「人のせいにはいたしません」っていう裸の男の土下座のイラストとともに、久しぶりに「お詫び」が載ってたので、あたしは食らいついた!


「本当にごめんなさい」
3/20号P33のコミックページに掲載した「リミット」の紹介文に誤りがありました。いじめられっ子から一変、狂気の女帝と化すキャラの名前が「盛盛」という非常にポップなネーミングになってますが、正しくは「盛重」です!当初、間違えて「重盛」と書いていた文章に、さらに誤った校正を入れてしまい、結果「夢がMORI×2」みたいになってしまいました。作者のすえのぶけいこ先生、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。ちなみに、サバイバルマンガ「リミット」は「別冊フレンド」(講談社)で連載中。めちゃくちゃ面白いので必読です!(綿)


なんてワンダホーなお詫び文なんだろう!「綿」ってことは、黛 木綿子さんだな。木綿子さん、グッジョブ!‥‥って感じの今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、このお詫び文を読んだあたしは、すぐに前号(クッキングアイドルのまいんちゃんが表紙)の該当記事をチェキしてみた。「テレビブロス」のバックナンバーは、ある程度のぶんをおトイレの本棚に並べてあるから、こういう時にパッと調べられるのだ。そしたら、1ヶ所だけじゃなくて、文中に何度も「盛盛」が登場してた。あたしは、このマンガを知らなかったので、この記事を読んだ時には、まったく気にせずに、たぶん「せいせい」とかって読んでたんだと思うけど、正直、この記事を読んだ時点では、「ふ~ん、こんなマンガがあるんだ」って思っただけで、別に読んでみようとは思わなかった。

だけど、今回の木綿子さんのシャレの効いたお詫び文を読み、こんなお詫び文を許容してくれる作者のすえのぶけいこ先生のノリも嬉しくて、ぜひ読んでみたくなった。「テレビブロス」の愛読者の中で、「別冊フレンド」も愛読してる人は極めて少ないと思うから、今回のお詫び文を読んで、あたしみたいに「リミット」を読んでみようと思った人は多いと思う。

つまり、結論から言えば、今回の原稿が正しく校正されて「盛重」って書かれてたら、ここまで宣伝力はなかったことになる。そして、校正されずに最初の間違いのまま「重盛」って書かれてたとしても、単に訂正するだけのつまらないお詫び文になってたハズだ。ようするに、木綿子さんが思わず校正のクダリを説明したくなっちゃうほど、この「盛盛」ってミスがツボだったワケで、それが功を奏したってことになる。

もちろん、いくら「テレビブロス」だからって、いつもこんな調子なワケじゃなくて、キチンと謝罪する時にはエリを正した謝罪文を掲載してる。たとえば、ずいぶん前のことだけど、日テレの「エンタの神様」の裏話として、オーディションを受けた若手芸人が担当ディレクターの傲慢なやり方を暴露しちゃった時なんか、番組サイドからソートー厳しい抗議が来たみたいで、平身低頭な謝罪文が掲載された。だから、死語を使えば「TPO」をわきまえてるってことで、そりゃあ当然だろう。

でも、他の多くの雑誌の場合は、どんなケースでもマニュアル通りの謝罪文しか掲載しないことが多い。だから、キチンと謝らなくちゃならないケースの時はいいんだけど、今回みたいな面白い校正ミスの場合でも、単に訂正してお詫びしてるだけの、つまらない謝罪文しか掲載しない。今回の「盛盛」なんて、それこそ「おいしいミス」なんだから、これを生かさない手はないだろう。そして、これをミゴトに生かしたのが、「テレビブロス」の編集部の黛 木綿子さんなワケで、結果、あたしは「リミット」を読んでみたくなったし、他にも多くの人が読んでみたくなっただろうし、こうして「きっこの日記」に書いたことで、さらに読んでみたくなった人も増えたと思う。

ニポン人は、とかく形式にコダワル人が多いみたいで、こないだの高校野球の島根県の開星高校の野々村監督が、自分の不適切発言の謝罪会見の時にチンピラみたいなスーツ、シャツ、ネクタイだったことも、ワイドショーの自称文化人たちから、ずいぶん批判されてた。ま、あたしも、こうした自称文化人たちとおんなじで、キチンと謝罪する時には、それなりの服装をすべきだと思ってる。だけど、何から何までマニュアル通りに四角四面に考えるんじゃなくて、状況によって柔軟に対応することこそがマイナスをプラスに変えることにつながると思う。

‥‥そんなワケで、最近、毎日チョコチョコとツイッターでつぶやいてるあたしだけど、しばらく前に、品川の「天王洲アイル」でお仕事してた時に、「天王寺アイルな宇。」って書いちゃったことがある。ちなみに、「な宇」ってのは、松尾貴史さんの「なぜ宇宙人は地球に来ない?」(PHP研究所)の略で、ツイッターで文末につける「なう(NOW)」にカケてるものだ。たとえば、「下北沢なう」ってつぶやけば「今、下北沢にいます」、「カツ丼なう」ってつぶやけば「今、カツ丼を食べてます」って意味なんだけど、ツイッターでは、この「なう」は、すでに廃れてる。それで、松尾貴史さんを中心とした一部の人たちが、「な宇」に変えて遊んでるってワケだ。

で、「天王洲」を「天王寺」に打ち間違えちゃったあたしだけど、すぐにたくさんの人たちから、「きっこさん、大阪にいるんですか?」とか、いろんな返信があった。それで、すぐに訂正しなきゃって思ったあたしは、こんなふうにつぶやいた。


「天王寺→天王洲、でした。どうも洲みません。」


そしたら、「座布団三枚!」とか、「ギャグでわざと天王寺って書いたのかと思ってました(笑)」とかって返信の中に、「お気になさら洲に。」って返信もあった。あたしが間違えずに、ちゃんと「天王洲アイルな宇。」ってつぶやいてたら、ほとんど返信もなかっただろうし、単なる「どうでもいいつぶやき」で終わってたのに、あたしが間違えて、それを訂正してシャレで謝ったことで、ちょっとした楽しいやりとりが生まれたのだ。これは、今回の「テレビブロス」のケースとおんなじだと思う。本来はマイナスでしかない「文字の打ち間違い」なのに、シャレを効かせて訂正したことで、何倍ものプラスの結果につながったからだ。

‥‥そんなワケで、「テレビブロス」の面白さは、こうしたお詫び文が書けるシャレの効いた編集部員がたくさんいるからで、「ピピピクラブ」では、読者からの投稿も面白いけど、それに対する編集部員のレスも面白い。だからこそ、あたしは、毎号隅から隅まで読んでるんだけど、タマに残念だと思うのは、誌面の都合で編集部からのレスがない投稿があることだ。特に、それが、あたしのツボにストライクな投稿だったりすると、「うう、もったいない」って思っちゃう。

たとえば、「リミット」の記事が「盛盛」になってた前号でも、あたしが今世紀最高のパフォーマンスだと確信してる「藤岡弘、のドリップコーヒー」の様子が「ピピピクラブ」に投稿されて掲載されてたのに、編集部からのレスはなかった。あたしは、1年前にNHKの「食彩浪漫」の再放送で目撃して、深夜に笑いが止まらなくなっちゃったことを当時の日記に書いてるけど、この「食彩浪漫」のことも、確か当時の「ピピピクラブ」に投稿されてて、その時は簡単なレスがあったと記憶してる。

だけど、今回は、TBSの「ひるおび!」での様子を報告してて、それが細部に渡るまで描写してある長めの投稿だったことと、藤岡弘、さんの顔写真を入れたイラストを掲載するために、編集部からのレスは割愛したみたいだった。あれほど笑えるパフォーマンスは他にないんだから、「綿」の黛 木綿子さんはもちろんのこと、「倉」の小田倉 智さん、「桜」の櫻木愛子さん、「木」の木下拓海さん、「浅」の浅井加枝子さん、「土」の土館弘英さん、「山」の山本ヒロユキさんたちが、いったいどんなふうにツッコミを入れてくれるか、ホントに読みたかった。さらに言えば、実際に藤岡弘、さんを取材して、ドリップコーヒーの一部始終を特集して欲しいくらいに思ってる。

‥‥そんなワケで、隅から隅まで面白い「テレビブロス」だけど、最近はツイッターで松尾スズキさんや川勝正幸さん、町山智浩さんや掟ポルシェさんをフォローしてるから、より立体的に楽しむことができるようになった。「テレビブロス」に連載してるコラムの裏話的なことが、ツイッターで分かったりするからだ。それから、あたしは、大根仁監督もフォローしてるんだけど、こないだ「ゆらゆら帝国」が解散を発表した時に、大根監督が「モバイルブロス」に書いてた「ゆらゆら帝国」に関する記事も紹介してくれて、とっても役に立った。だから、「テレビブロス」が、読者投稿のお礼にしてる「iTunes Store 3曲無料カード」には、「地デジになったらテレビ雑誌はどうなっちゃうの!?」って書かれてるけど、地デジになっても、他のテレビ雑誌とは一線を画してる「テレビブロス」だけは、絶対に生き残ると思ってる今日この頃なのだ。


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2010.04.03

情熱の「ハバナ・ラカタン」がニポン上陸!

サルサ、ルンバ、チャチャチャ、ソン、セクシーで情熱的なダンスで綴るキューバの魅力がいっぱいの「ハバナ・ラカタン」をご紹介します!

女性ダンサーたちのナイスバディーをとくとご覧あれ♪

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2010.04.02

オーマイガー!なギャンブル運

ゲッターズ飯田さんに占っていただいてる「きっこの運命シリーズ」(勝手に命名)も、とうとう第3回の「きっこのギャンブル運」を迎えた。それで、来週の日曜日は「桜花賞」だし、再来週の日曜日は「皐月賞」だし、あたしはワクワクしてゲッターズ飯田さんからいただいた占いの動画を観てみたんだけど、ナナナナナント! 先週の■きっこの恋愛運■以上のオーマイガー!な結果だった!とにかく、まずは、その衝撃の占い結果を見て欲しい。


「きっこのギャンブル運」


ゲッターズ飯田さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってワケで、おんなじ結果でも、アレコレと遠回りした上で、最後の最後に「あまりギャンブルは向いてません」って言われるのならダメージも少ないけど、開口一番に「そもそも向いてません」「やらないほうがいいです」って、まるでギガスラッシュで攻撃されたスライムみたいで、これじゃあミもフタもない(笑) ま、これがゲッターズ飯田さんの占いの特徴のひとつでもあって、他の多くの占い師のように「どちらの意味にも受け取れるような曖昧な物言い」でお茶を濁したりしないで、何でも結論からズバッと指摘するスタイル。それだけ自分の占いに自信を持ってるってことなんだと思う。

それにしても、「これから負け続ける8年間に入る」って、一瞬、自分の耳を疑っちゃったほどキョーガクの結果で、「8ヶ月」でも困るのに、「8年間」だなんて、あまりにもイバラの道が長すぎる。皆さん、ご存知の通り、あたしが何とか生活できてるのは、ギャンブルのオカゲ、パチンコのオカゲだからだ。ここ数年間は、家賃や光熱費や食費など、基本的な生活費の大部分をパチンコで稼いでる。今でこそ、多少は生活が安定したから、パチンコの収入には頼らなくなったけど、2007年の4月に歩道橋から落ちて大ケガしてからは、1年以上もお仕事ができなくなり、松葉杖でホールへ通い続けて、完全にパチンコの収入だけで生活して来た今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、いくら「パチンコの収入には頼らなくなった」って言っても、健康に害のあるタバコなんかにお金を払うのはイヤだから、今でも月に1回はパチンコを打ちに行って、100%勝てる潜伏確変の台を拾ってチョコっと打って、自分のカードに貯玉して、それでタバコと交換してる。月末に支払いが厳しくなれば、朝イチで等価交換のホールへ遠征して、得意の「海」を打って支払いの不足分を補填させてもらってる。だから、あたしにとって、パチンコってのは、「ギャンブル」じゃなくて「お仕事」みたいなもので‥‥って、そうか!絶対に勝てる打ち方をしてるんだから、あたしのパチンコは「ギャンブル」じゃないんだ!

パチンコをしない人のためにフランク・ザッパに説明しとくと、今のパチンコ台の半分くらいには、通常の確変の他に「2R(ラウンド)確変」てのが搭載されてる。ようするに、出玉のない確変てワケなんだけど、この中に、打ってる人には分からない「潜伏確変(内部確変)」てのがある。だけど、これも、台のハシッコにあるちっちゃいランプの点灯パターンで判別できる。だから、そうした台を見つけて打てば、すでに確変状態になってるから、500円か1000円で大当たりする。

ただし、この方式がやり放題だったのは2008年くらいまでで、現在は、打ってる人に潜伏確変を分かりやすくする演出を盛り込んだり、一定時間が過ぎると告知ランプが消えちゃったりする機種が増えたので、潜伏確変台を見つけるのは厳しくなった。あたしが、大ケガをしてお仕事ができなくなった時は、朝イチでホールに行けば、必ず何台かの潜伏確変台を拾うことができたから、パチンコの収入だけで生活できたけど、今は厳しい。ま、それでも、拾いやすいタイプの現行台だけに絞って徘徊するとか、古い機種を置いてるホールまで遠征するとか、対策はいろいろあるんだけど、それはあたしの生活の糧なので、具体的には書かない。

‥‥そんなワケで、話をクルリンパと戻すと、今回、ゲッターズ飯田さんに占っていただいたのは、あくまでも「ギャンブル運」であって、「ギャンブル」ってのは「勝つよりも負ける確率のほうが高い賭け事」のことだから、100%勝つことができるあたしのパチンコは「ギャンブル」には該当しない。つまり、「これから負け続ける8年間に入る」ってのは、競馬を始めとした「パチンコ以外のギャンブル」に対しての占いの結果なのだ。

だけど、出走馬も枠順も発表されてない時点で、先週の「高松宮記念」の1着、2着をピタリと言い当てて、「エヴァンゲリオン予想」が完全に復活した感じのあたしにとって、この結果はヒジョ~にマズイ! すべてがゼーレのシナリオ通りに進み、これまでにないほどのシンクロ率を全身に感じまくってる今のあたしは、完全にノリにノッてる状態で、ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!おおおおおっ!刻むぞ血液のビート!山吹き色(サンライトイエロー)の波紋疾走(オーバードライブ)!‥‥って感じで、「エヴァンゲリオン予想」が最終話まで行ったら、その次は「ジョジョの奇妙な予想」を始めようって思ってたとこだったのに‥‥。

でも、何のために「占い」があるのかって言うと、それは、未来のことを知るためじゃない。未来のことを知って、仮に悪いことが起こるなら、それを回避するためなのだ。たとえば、「あなたは3日後に交通事故に遭います」って言われたら、3日後は自宅から出なければいい。これとおんなじで、今回の占いの結果も、ゲッターズ飯田さんの言葉をちゃんと分析すれば、必ず結果を回避する道があるハズだ。それで、あたしは、もう一度、映像を観てみた。そしたら、とっても興味深い指摘に気づいた。


「メンタルバランスが悪いから」


そう、ゲッターズ飯田さんの占いによると、あたしはメンタルバランスが悪いんだそうだ。それで、メンタルバランスが悪い人は、もともとギャンブルには向いてない。ギャンブルに手を出すとドツボにハマる‥‥ってことだそうだ。つまり、占いの結果を表面的に受け取れば、あたしはこれから8年間もツキに見放された期間に入るから、この期間はギャンブルをしないほうがいい‥‥ってことになるけど、そんな消極的な、受動的な、負け犬的な受け取り方じゃなくて、もっと積極的な、能動的な、勝ち猫的な受け取り方をすれば、「メンタルバランスを良くすりゃギャンブルに勝てる」ってことになる。

これぞ、すべてを自分の都合に合わせて「良いほう」へ解釈しちゃうあたしの必殺技ってワケで、まずは、「メンタルバランス」が何なのかを調べてみた。だって、「メンタルバランスが悪いから」って言われても、ボンヤリしたイメージしか浮かばなくて、ピンと来なかったからだ。それで、いくつか参考になりそうなサイトを覗いてみたら、「ストレスなどが原因で精神状態が不安定な状態」だってことが分かった。だけど、ほとんどストレスとは無縁に生活してて、精神状態も極めて安定してるあたしには、まったく思い当たるフシがない。そりゃあ、人間なんだから、瞬間的に腹を立てたりイライラすることはあるけど、それはあくまでも一時的なことであって、ふだんはずっと安定してる。

今までに何度か書いて来たけど、あたしの座右の銘は、「盤根錯節(ばんこんさくせつ)に遭いて利器を知る」って言葉だ。これは、中国の「後漢書」に出てくる「不遇盤根錯節、何以別利器乎」から生まれた故事なんだけど、フランク・ザッパに言えば、「深い根っこや複雑に入り組んだ枝に出会った時こそ、ホントに伐れるオノかどうかが分かる」って意味だ。つまり、「ものすごい困難に直面した時にこそ、その人間の真価が問われる」ってことで、あたしが、この言葉を座右の銘にしてるのは、トルストイの次の言葉があるからだ。


「人間のもっとも重要な仕事は、自分自身の秩序を乱さないことである。これは斧がいつも磨かれて光っていなければいけないことと同じである。」


で、こんなことをいつも心がけつつ、俳句の客観写生で「対象を見る目」を養いつつ、お肉は食べずに穀物とお野菜とお魚だけの食事を続けて来たあたしは、自分で言うのもナンだけど、精神的には極めて安定してる。そして、定期的にお酒を飲んだり、タマにパチンコや競馬を楽しんでるのも、あんまり質素な節約生活ばかり続けてると、ふだんは気づかないような小さなストレスが蓄積されちゃうからだ。お仕事にしても、あたしは、自分が納得できるものしか請けてない。だからこそ、一時は完全に干されちゃったワケだけど、それでも、自分の気持ちにウソをついて、精神的にストレスの掛かるお仕事を請けるよりは遥かにマシだ。だから、あたしは、すべての面において、ストレスとは無縁の生活をしてると思ってる。

もちろん、母さんの手術費用を作るまでは、1日もお休みしないで働き続けてたから、ストレス以前に肉体的に限界だった。だけど、去年、母さんの手術が無事に済み、とっても元気になった今は、あたしの人生で一番と言ってもいいほど精神的に安定してる。毎朝、気持ちよく目が覚めて、ご飯も美味しくいただいて、元気よくお仕事に行って、自分が選んだ納得のできるお仕事を楽しんでるから、毎日のように満足感と充実感と達成感を味わってる。だから、「メンタルバランスが悪い」なんて言われても、まったく心あたりがない。

占いの結果を信じれば、あたしは、メンタルバランスの悪さを直さないと、これから8年間も競馬で負け続けなきゃなんないワケだけど、まったく自覚がないから、何をどうすればいいんだかトンと分からない。だけど、2019年までなんて、とてもじゃないけど待ってられないし、何よりも、来週の「桜花賞」と再来週の「皐月賞」が直前に迫ってるから、とにかく何らかの対策を練らなきゃならい。

‥‥そんなワケで、あたしが考えたのは、あまりにも投げやりなんだけど、「このままの精神状態で競馬の予想を続けてみる」っていうアラワザだった。だって、あたしが競馬を始めてから今日まで5ヶ月間のトータルは、約5割の的中率で、2レースに1レースは当たってるからだ。そして、1点100円ていう最低額で楽しんでるのにも関わらず、トータルすると十数万円は儲かってる。これは、すべて、あたしの力じゃなく、ゼーレのシナリオによるものだし、さらに言えば、あたしが勝手に競馬の師匠としてリスペクトしてる石川喬司先生とのシンクロ率によるものだ。だから、イマイチ自覚がないメンタルバランスのことは置いといて、ゲッターズ飯田さんも「使う金額を決めてやるならいい」ってアドバイスしてくれてるから、「1回2000円まで」っていうこれまでのマイルールを守って、このまま「エヴァンゲリオン予想」を続けてって、そのあとは「ジョジョの奇妙な予想」へと車線変更してくつもりの今日この頃なのだ♪


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2010.04.01

わくわく原子力ランド

ハトポッポの「原子力は地球温暖化に対して優等生なので推進する」っていうクルクルパー宣言によって、一気に活気づいちゃったハトポッポの選挙地盤の室蘭市と経済産業省の資源エネルギー庁だけど、人類が生み出した史上最悪の大量殺人兵器である原発を推進してくためには、まずは子供たちの洗脳からってことになったみたいだ。ハトポッポが、あたしたちの血税を1億5200万円もムダづかいして文部科学省に作らせたトンデモ洗脳本は、小学生用の「わくわく原子力ランド」と中学生用の「チャレンジ!原子力ワールド」って言うんだけど、これらのタイトルは、誰もが分かるように、「わくわく原子力ランド」はTBSの「わくわく動物ランド」の丸パクリで、「チャレンジ!原子力ワールド」はフジテレビの「なるほど!ザ・ワールド」の丸パクリだ。

ま、そんなこたーどうでもいいんだけど、いくら自分の選挙地盤の室蘭市の主産業が「原子炉の製造」だからって、子供たちまで洗脳しての原発推進にとどまらず、ハトポッポ自らが「原発のセールスマン」になって、近隣諸国の首脳へ「ニポンの原発を買って欲しい」っていう親書を送りまくってるなんて、まさに前代未聞のオッペケペーだろう。4月1日には、ベトナムのグエン・タン・ズン首相から、ハトポッポが2月に送った親書の返事が来て、「ニポンの原発を購入することに前向きだ」的なことが書かれてたって浮かれてたけど、お前は他にやることがないのか!

そのまんま東が宮崎のマンゴーや地鶏を宣伝してる程度なら、テレビの視聴者の失笑を買うくらいで済む話だけど、こともあろうに、一国の総理大臣が、国内に山積してる問題をアト回しにして、こんな時に原発のセールスに奔走してるなんて、国民を軽く見るのも保土ヶ谷バイパスだ。すでに自分の運命が普天間飛行場の移設先を発表する5月末だって覚悟してるから、今のうちに選挙地盤への根回しを最優先してるんだろうけど、ここまでアカラサマにやられちゃうと、あたしは世田谷区の中心で「原発を林立させるために政権交代を支持したワケじゃない!」って叫びたくなっちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ハトポッポのなりふりかまわぬ原発推進は、あまりにもツッコミドコロがマウンテンなので、どこからお箸をつけようか迷っちゃうけど、まずは、子供たちを洗脳するために作られたトンデモ本から、いじってこうと思う。で、小学生用の「わくわく原子力ランド」も、中学生用の「チャレンジ!原子力ワールド」も、書いてあることはおんなじで、表記や表現が対象年齢に合わせてるだけなので、ここでは「わくわく原子力ランド」のほうだけを紹介する。現物はPDFで見ることができるので、ジックリと読んでみたい人はコチラをどうぞ。

で、現物を読むのがメンドクサイヤ人のために‥‥って、一応、説明しとくと、今までは「メンドクサイ人」って書いて「めんどくさいひと」って読んでもらってたんだけど、この表記が、ナニゲに「サイヤ人」を連想しちゃうので、今日からは「メンドクサイヤ人」て書いて「めんどくさいやじん」て読んでもらうことにした。で、そんなメンドクサイヤ人のためにザクッと解説すると、全体的には「電気のこと」や「発電のこと」を普通に教えてるみたいな形を取りつつ、最後まで読むと「原発は素晴らしい!」「原発こそが地球のための発電だ!」って思い込むように周到に編集されてる洗脳本だ。

たとえば、それぞれの発電に対して、一応は「長所」と「短所」を平等に取り上げてるような体裁を取りつつも、火力発電は「電気を作る時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素が出ます」「大量の燃料が必要です」「燃料となる天然ガス、石炭、石油は資源の量に限りがあります」って短所を強調してるのに対して、原発は「少ない量の燃料で大きなエネルギーが出ます」「電気を作る時に二酸化炭素を出しません」「使った燃料をリサイクルできます」って「火力発電と比較した長所」を挙げて、暗に「火力発電は悪いもの、原発は素晴らしいもの」ってイメージを漂わせてる。

挙句の果てに、風力発電の短所の「風がないと発電できません」とか、太陽光発電の短所の「夜は発電できません」とかって、お前はネットの北朝鮮掲示板に湧いてる揚げ足取りのウジ虫か?‥‥って言いたくなる。そりゃあその通りだけど、こんなことを言うなら、原発だって「ウランがないと発電できません」って書くべきなのに、原発のとこには「燃料となるウランの量にはかぎりがあります」って書いてあって、そこからウランの効率を高めるプルサーマル賛美のページへ誘導する念の入れよう。水力発電の短所の「新たなダムを作る場所を確保しずらくなっています」ってのにしたって、こんなことを言うなら、ダムの何百倍も地元住民が反対してるのに、それを無視して工事を強行してる原発は何だって言うんだろう。

そして、原発の長所として挙げられてる「電気を作る時に二酸化炭素を出しません」てのは、ハトポッポが「原子力は地球温暖化に対して優等生」ってノタマッた最大の要因になってるポイントだけど、これこそがペテンの極みなのだ。この文章には、ハッキリと「電気を作る時に」って書いてあるけど、実際にもその通りで、原発は電気を作る過程ではCO2を排出しない。だけど、原発の燃料であるウランを製造する過程では大量のCO2を排出する。その上、原発はコージェネレーション(廃熱利用)もほとんど行なわれてないため、原発で電気を作り出すまでの全行程を見ると、天然ガス発電と同じくらいのCO2、バイオマス火力発電の7倍ものCO2を排出してるのだ。

もちろん、現行の火力発電と比べれば、原発のほうがCO2の排出量は少ないから、火力発電を原発に切り替えれば、ある程度はCO2の排出量を減らすことはできる。でも、原発だって、天然ガス発電と同レベルで、水力発電よりも多量のCO2を排出し続けることは事実なんだから、あたかも原発に切り替えればCO2の排出量がゼロになるってふうに子供たちを騙すのは卑劣すぎる。ホントに原発を理解してもらおうと思ってるなら、こんなコソクな詐欺みたいなやり方はしないで、「原発もこれだけ多量のCO2を排出しますが、現在の火力発電よりは少なくなります。」ってキチンと事実を書くべきだろう。

‥‥そんなワケで、あまりにもペテンだらけの「わくわく原子力ランド」だけど、あたしが何よりも呆れ果てたのは、原発の安全性に関する大ウソだ。この本の後半の「事故の教訓から学ぶ」ってとこで、これまで起こった大きな原発事故として、「スリーマイル島」と「チェルノブイリ」と「茨城県のJOCウラン加工施設」の事故の概要が書かれてるんだけど、これがまた酷いものだ。

たとえば、「スリーマイル島」の事故なんて、「放射性物質の放出量はわずかで、健康には問題のないひくいレベルでした。」なんて平然と書かれてる上に、原発自体には何の問題もなく、あくまでも人的ミスによる放射性物質の漏洩事故だってことにされてる。確かに、事故の当初は人的ミスって言われてたけど、あとから調査したら、圧力容器に亀裂が見つかり、一歩間違えばチェルノブイリ並みの大事故になってたって言われてるのに、そんなことはヒトコトモ書かれてない。つまり、事故について書いていながらも、正しい情報を公開しないで、「原発推進」に都合のいい部分だけを書き、「人的ミスだけ防げば原発は安全だ」ってことをアピールしてるのだ。

そして、「チェルノブイリ」に関しても、当然のことながら、こうした悪質な誘導が行なわれてる。何しろ、被害についての表記が、「31人の死者が発生し、また、放射線による病気で多くの人々が苦しみました。」っていう一行なのだ。これを真に受けた子供は、「世界最大の原発事故でも31人しか死ななかったのか」って思うだろう。だけど、この「31人」てのは、事故で直接亡くなった人の数で、これにしたって、ソ連(当時)の発表では「33人」になってる。そして、何よりも恐ろしい「事故後の死亡者」に関しては、推定で4万人、IAEA(国際原子力機関)の公式見解でも「推定4000人」て発表されてるのに、この「わくわく原子力ランド」では、「放射線による病気で多くの人々が苦しみました。」のヒトコトで片づけちゃってるんだから酷すぎる。それも、未だに苦しんでる人たちがたくさんいるのに、「苦しみました」って過去形だし。

ニポン政府は、広島と長崎の原爆の犠牲者については、爆撃で亡くなった人たちだけじゃなく、爆撃後に被曝が原因で亡くなった人も統計に含めるって公式見解を出してる。それなら、この「チェルノブイリ」の原発事故に関する記述だって、IAEAの公式見解に沿って「推定4000人の人たちが犠牲になった」って書くべきだろう。それを「31人の死者が発生し、また、放射線による病気で多くの人々が苦しみました。」だなんて、あまりにも意図が見え見えだ。そして、こうした原発事故の意図的な過小報告を並べたあとに登場するのが、開いた口からエクトプラズムが出て来て幽体離脱しちゃうほどの大ウソだ。


「日本では、このような事故を教訓に、原子力施設での事故をふせぐしくみを見直し、前よりも安全を確保するしくみとなっています。運転員の訓練をふやし、また、万一、運転員のミスが起きても安全機能がはたらくようなしくみ、つまり、事故が起きないように、また起こったとしても人体や環境に悪影響をおよぼさないよう、何重にも対策が取られています。」


おいおいおいおいおーーーーい!全国の原発で毎週のように事故が連発してて、その多くが同様の人的ミスで、過去の事故なんて1ピコグラムも教訓になってないのに、よくもまあ、こんな大ウソを子供たちに吹き込もうとしてるもんだ!たとえば、2日前の3月30日にも、中国電力の島根原発で、定期検査で実施したことになってた機器の交換や点検が、実際には実施されてなかったってことが発覚した。それも、分かっただけでも「123件」もあった上に、中には1974年の運転開始から30年以上も、ただの一度も点検してなかったものまであった。それなのに、それらの項目を点検したことにして、記録簿にウソを書いてたってんだから、呆れ果ててモノも言えない。

たとえば、何百もある点検項目の中で、たった1項目だけ、たった1回だけ、ウッカリと忘れちゃったとしても、それが重要な項目だったら、大変な事故につながるケースだってあるだろう。それなのに、この島根原発のケースは、こうした「ウッカリミス」じゃなくて、故意に手抜きしてたってんだから考えられない。それも、点検しなくてもいいような項目だけじゃなくて、大きな事故が起こった時に炉心に水を注入する「緊急炉心冷却システム」に関する機器の点検も「点検したこと」にしてたのだ。ようするに、自動車で言えばブレーキみたいなもので、車検に出したのに整備士が手抜きしてブレーキを点検しなかったってこととおんなじだ。

あたしたちが乗ってる自動車だって、最低でも1年に1回くらいは点検しないと事故の原因になるのに、危険極まりない原発の定期点検を重要項目も含めて100項目以上もホッタラカシにしてたなんて、トンデモナイとはこのことだ。そして、こんなことが現場でマカリ通ってるのに、「日本では、このような事故を教訓に、原子力施設での事故をふせぐしくみを見直し、前よりも安全を確保するしくみとなっています。」だなんて、よくも子供たちに言えたもんだ。どうしても原発を推進したいなら、政府は、子供たちを洗脳する前に、まずは原発に関わる人たちの教育から始めるべきなんじゃないの?

‥‥そんなワケで、あまりにもウソだらけの「わくわく原子力ランド」だけど、何よりの大ウソが、「事故さえ起こさなきゃ原発は安全だ」って論調に終始してて、原発が垂れ流し続けてる放射性物質やその被害について、まったく触れてないことだ。あたしは何度も指摘して来たけど、全国の原発の周辺では、植物や昆虫、魚介類などの奇形や異常が相次いで報告されてるし、佐賀県の玄海原発みたいに、原発周辺の地域に住む人たちだけが全国の10倍以上も白血病の発症率が高いとこもある。そして、ドイツでは、原発の垂れ流す放射性物質と周辺住民の白血病やガンの発症との因果関係を政府が公式に認めてるのに、ニポンでは、これほどたくさんの報告がされてるのに、政府も電力会社も口をそろえて、シラジラしく「原発は無関係」って言い続けてる。

2008年7月25日の日記、「桜の花が泣いている」では、柏崎刈羽原発の周辺のサクラに大量の奇形や異常が発見されたっていう「サクラ調査ネットワーク」の報告を紹介したけど、あれは、2007年の新潟県中越沖地震によって、手抜き工事をしてた柏崎刈羽原発が大破して、大量の放射性物質を垂れ流した翌年のことだから、ようするに、事故による結果だ。だけど、こうした漏洩事故を起こしてない各地の原発でも、サクラの異常は次々と報告されてる。

たとえば、鹿児島県の川内原発では、「鹿児島さくら花びら調査隊」が毎年調査を続けてるけど、この報告を見てもらえば分かるように、とても尋常じゃない状況になってる。それも、通常はほとんど見られない「雄しべの花弁化」が異常発生してるのだ。これは、全国各地の原発の周辺のサクラだけに見られる異常で、本来はサクラの花の中には「おしべ」があるのに、その「おしべ」が花びらになっちゃって、花の中にもうひとつ花があるような姿になっちゃうものだ。本来は5枚の花びらが、4枚になったり6枚になったりってのは、原発とは関係ないサクラにも数パーセントは見られるんだけど、この「雄しべの花弁化」は、原発周辺のサクラにだけ大量に発生してる。

佐賀県の玄海原発でも、NPO法人「たんぽぽとりで」が調査を続けてるけど、この報告を見れば分かるように、サクラの花の異常だけじゃなく、テントウムシの異常まで見つかってる。もちろん、これらは、原発が海と大気中へ垂れ流し続けてる放射性物質による環境汚染を危惧してる人たちによる手弁当の調査で、本来は政府がやるべきことを市民がやってるワケだ。そして、こうした市民団体の調査に対して、政府側の人間、原発側の人間が何をしてるのかって言うと、調査させないようにサクラの木を伐り倒してるのだ。静岡県の浜岡原発でも、強引にプルサーマルをスタートさせるために、原発の近くのサクラの木を伐り倒して、市民団体の調査を妨害した。

原発が垂れ流してる放射性物質が、政府が言うように「環境にも人体にもまったく影響ない量」だって言うのなら、何でサクラの木を伐り倒して調査させないようにするんだろう。これこそが、周辺の動植物に悪影響を与えてるって電力会社や政府自身が認めてることになるんじゃないのか。そして、この浜岡原発の周辺では、サクラどころか、カンツバキまで「雄しべの花弁化」が異常発生してるのだ。植え込みや道路沿いのカンツバキを見ると、何十個のうちの1個とかいうレベルじゃなくて、ほとんどの花が軒並み「雄しべの花弁化」になってて、尋常じゃないことが分かる。

‥‥そんなワケで、3月11日の日記、「原発の真実」に、玄海原発の周辺だけ白血病の発症率が全国平均の10倍以上もあるってことを書いたら、福岡市の女性のYさんからメールをいただいた。とても興味深い内容だったので、1人でも多くの人に読んで欲しくて、掲載の許可をいただいた。Yさん、どうもありがとうございました♪‥‥ってことで、Yさんからのメールを紹介して終わりにしようと思う今日この頃なのだ。


件名:原発の真実・・・
お名前:Y・H
コメント:きっこさん、こんにちは。いつも楽しみに読んでます。
私は玄海原子力発電所の近くの福岡市に48年住んでます。きっこさんの日記の「原発の真実」を読んでとっても恐ろしくなりました。
今から30年くらい前のことです、玄海の原発の近くでは水温が暖かいせいか巨大な魚が釣れると聞いて、魚を釣りに行ってました。夜中11時頃に福岡を車で出発、まだ西九州道がなかったので玄海町にはとばして行っても2時間くらいかかります。なぜ夜中かというと原発の付近は立ち入り禁止なのです。
原発の明かりを頼りに20mくらいの崖をすべり降りて、コンクリで固めた岸壁から見回りがない時間を狙って釣りを開始。
すると素人の私でも大きなスズキやクロやチヌが釣れるんです。もちろんアジなんかは入れ食い状態だから、最初から大物狙いです。そこで釣った魚をクーラーボックスに入れるんですが大きすぎて入らないこともありました。私はそこで釣りの楽しさを知ったのですが、釣った後の夜中の崖登りは20歳の女の私にはきつく、それから3回くらいしか行けませんでした。
それからたまにそこで釣った魚をもらって食べてたわけです。ホントにたまにだからいいですが・・・そこで一番頻繁に釣りに行ってた人(男性)は10年前に小さな子供を残し癌で亡くなりました。原因は定かではないですが、今頃になって怖くなってしまいました。私は子供がいないのでまだいいんです。しかし子供を産んでたらどうなっていたか?私自身は普通に健康で、30代で卵巣をひとつとった以外は問題ないのですが、不妊症でした。そして白血病といえば、確かに周りに多いですね。身近によく聞く病気です。でもけっこうな高齢になってから発症する病気だと思っていたのに、玄海原発の周辺では若い白血病患者が増えていると知り恐ろしくなりました。
玄海原発ではプルサーマルも始まりました。これこそ一番怖いことです。ある集会で地元の中学生の女の子が「私は子供を産んでもいいんですか?」と質問、大人は誰もその質問に答えられなかったそうです。私も九電の電気を使ってるから過激に文句は言えない立場ですが、事故の被害が尋常じゃない規模になるプルサーマルには絶対反対です。
これからもこの問題、大いに日記に取り上げてください。それから、猫とパチンコと麻雀も好きなので、この話題も楽しみにしてます。
Y・H


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