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2010.04.17

中国電力が住民無視の暴挙/上関原発

「中国電力が住民無視の暴挙/上関原発」(世田谷通信)

28年以上にも渡って地元住民らから猛反対されている上関原発(山口県)の建設計画だが、中国電力は地元住民に何の説明もせず、話し合いにも応じないまま、工事を強行的に開始した。15日午前9時頃、田ノ浦の建設予定地に、中国電力の社員、工事作業員、警備員ら総勢120名が一斉に現われ、現場で建設反対の座り込みをしていた漁村や農村のお年寄りたちに対して、初めこそ言葉をかけて退去を申し出たが、そのうち強行的にテントの撤去などを行ない始めた。住民の代表が「地元の理解を得なければ作業をしないで欲しい」と訴え、責任者との話し合いを求めたが、中国電力側は責任者を出さず、話し合いにも応じずに、数の暴力で作業を強行した。お年寄りたちはブルーシートに寝そべるなどして抵抗したが、作業員らは次々と鉄柵を運び込んで設置した。民主党は原発に関してマニフェストに「安全を第一として、国民の理解と信頼を得ながら、原子力利用について着実に取り組む。」と掲げているが、地元住民の反対の声を無視して工事を強行することが、果して国民の理解と信頼を得た上での建設と言えるだろうか。また鳩山由紀夫首相は昨年10月26日の所信表明演説で「政治は弱者のためにある」と発言しているが、果してこれが弱者のための政治と言えるだろうか。(2010年4月17日)


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