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2010.06.01

スタイレックエンタープライズ社の社長を逮捕

「スタイレックエンタープライズ社の社長を逮捕」(世田谷通信)

警視庁生活経済課は、1日、植林事業などでマルチ商法を行なっていた「スタイレックエンタープライズ」(東京都江東区有明)の社長、畑山喜一容疑者(52)ら関係者3人を金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。畑山容疑者らは桐(きり)の苗木に「スーパーポローニア」などという名前をつけ、海外での植林事業に出資する会員「グリーンシップサポーター」を一口約25万円で募集し、不特定多数から現金を集めていたが、金融商品の取引に関する登録をしないまま無許可で営業していた。また同社では勧誘時に「絶対に損はしない」「地球環境によくて必ず儲かる」などと虚偽の説明をしていたことから、昨年4月10日付で経済産業省から特定商取引法違反(不実の告知など)で3カ月間の業務停止命令を受けていた。同社では全国各地の公民館などに人を集め「二酸化炭素(CO2)を削減する海外の植樹事業に投資すれば配当を得られる」などとした上で「10人紹介すればランクが上がって収入が増える」「契約すると数百万円から億単位のお金が入ってくる」「大手家具製造販売業者と取引契約があり、成長した木が家具として売れれば還元金がもらえる」などと言って会員を勧誘していた。警視庁生活経済課は同社が2008年4月以降、個人8188人と法人234社から約44億5000万円を集めたとみて調べているが、畑山容疑者は「法律に触れるとは知らなかった」などと容疑を否認している。地球温暖化が問題視されるようになってから、このようなエコを謳い文句にしたマルチ商法や詐欺が急増したため、各地の消費者センターでは「エコに便乗した悪徳商法には気をつけてほしい」と注意を呼びかけている。(2010年6月1日)


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