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2010.07.30

小さな抵抗

「ブラジャー」や「ブラジル」を始めとして、「ブラ」で始まる言葉っていっぱいある。それで、何日か前に、ツイッターで「ブラで始まる言葉で真っ先に思い浮かんだのは?」ってつぶやいてみたら、とってもたくさんの返信があった。やっぱり、「ブラジャー」や「ブラジル」が多かったけど、他にも、「ブラボー」「ブランコ」「ブランデー」「ブランド」「ブラインド」「ブラウス」「ブランニュー」「ブラウザ」「ブランク」「ブライダル」「ブラスバンド」「ブランケット」「ブラット・ピット」「ブラームス」「ブラジリアン柔術」‥‥って、まだまだ他にもたくさんあった。

たとえば、「ブラック」だけの人もいたけど、「ブラック」に何かをプラスした形のものも多くて、「ブラックコーヒー」「ブラックバス」「ブラック企業」「ブラック魔王」「ブラックデビル」「ブラックレイン」「ブラックエンペラー」‥‥ってふうに、懐かしいアニメやテレビ番組のキャラから、映画のタイトルや暴走族に至るまで、「ブラック」ひとつを見ても人生いろいろだ。あたしは、「ブラック」からは「ブラックサバス」が思い浮かんだけど、バンドやミュージシャンで言えば、「ブラー」や「ブライアン・アダムス」や「ブライアン・イーノ」って答えた人もいた。でも、残念ながら、「ブランキー・ジェット・シティ」って答えたツワモノはいなかった。ちなみに、レッド・ツェッペリンに「ブラックドッグ」って名曲があるけど、イギリスには「ブラックドッグ」っていうテクノバンドがある。

あとは、今どきって感じだけど、「ブラクラ」って答えた人が何人かいた。これは「ブラウザ・クラッシャー」の略で、ネット上に仕掛けられてるタチの悪い罠のことだ。うっかりクリックしちゃうと、大変なことになる。他には、明らかにF1ファンだと思われる人の「ブラウンGP」なんてのもあったし、明らかに阪神ファンだと思われる人の「ブラゼル」ってのもあった。あ、それなら、「ブランコ」って答えた人の中にも、中日ファンの人がいたかもしれない。あと、変わったとこでは、日本語で「ぶらり途中下車の旅」なんてのもあった。それなら、「ぶらり信兵衛~道場破り~」ってのもあるし、漢字で「無頼漢」なんてのもあると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、これだけたくさんの「ブラ」で始まる言葉があると、「真っ先にどんな言葉が思い浮かんだ?」によって、心理テストっぽいことができると思う。ま、心理テストって言うよりも、「ブラゼルが思い浮かんだ人は阪神ファン」てレベルのことだけど、少なくとも、プロ野球に興味のない人なら、阪神の「ブラゼル」や中日の「ブランコ」を知らないハズだから、回答から、その人の興味のあるジャンルが分かる。バンドやミュージシャンの名前にしても、興味のない人なら知らないハズだし、たとえ名前を聞いたことがあったとしても、真っ先には思い浮かばないハズだからだ。

それから、「ブラック魔王」や「ブラックデビル」にしても、「チキチキマシン猛レース」や「オレたちひょうきん族」を見てた世代の人たちってことになるから、だいたいの年齢層が分かる。暴走族の「ブラックエンペラー」にしても、こんな名前がパッと出て来るのは、最低でも40代以上の人だと思う。そして、「ブラックバス」が真っ先に思い浮かんだのは、やっぱり釣りが好きな人だと思うし、「ブラックレイン」が思い浮かんだのは、松田優作のファンかもしれない。だから、心理テストって言うよりも、その人の趣味や興味の傾向を調べるテストってことになる。

ただ、こういうのって、本人と対面して質問して、その場で反射的に答えてもらわないとダメな部分もある。ツイッターとかで質問すると、人間て「誰もが言いそうな言葉は答えたくない」「人とは違った言葉を答えたい」っていう意識が顔を出しちゃうからだ。これは、「集団の中に身をおいて、みんなとおんなじ制服を着てることによって安心感を得てるのに、その制服をちょっとだけ改造して『オレはみんなとは違うんだぜ』ってとこを見せたくなる意識」とでも呼ぶべきもので、ちゃんとした心理学を学んでる人なら、きっと適切な呼び名を知ってるかもしれないけど、あたしには分からないから、こんなに長い名前をつけてみた。

で、この意識が顔を出すと、ホントは真っ先に「ブラジャー」が思い浮かんだのに、それをそのまま答えることが「ダサイ」って感じちゃって、セッセと他の言葉を探し始めちゃう。「ブラ、ブラ、ブラ、ブラ、ブランデー!これは普通すぎる‥‥。ブラット・ピット!これも他のやつが答えそうだ‥‥。ブラ、ブラ、ブラ、ブラ‥‥」ってことになっちゃって、5分か10分くらいしてから「ブラックサバス」って答えたりする。きっと「どや顔」で書き込んでるんだと思うけど、面白いかどうかは別として、その人の趣味や興味の傾向を調べるテストとしては、これじゃあ意味がない。

ホントは真っ先に「ブラジャー」が思い浮かんだ「大多数の中の1人」であり「極めて平凡な人間」なのに、深層心理的にそれを認識してるからなのか、他人との差別化を図ろうとして、無理やりに「ブラックサバス」をしぼり出す。この手の人って、運転免許の更新の時に受けるドライバーの適正テストとかでも、ホントのことを答えない場合が多い。たとえば、「前にノロノロ走っている車がいたのでクラクションを鳴らした」って設問に対して、ホントは「はい」なのに、「いいえ」に丸をつける。ようするに、中途半端に頭の回転が速いから、「どう答えたらどう思われるか」ってとこまでを瞬時に予想して回答しちゃうのだ。でも、こうした適正テストって、いい点をとることが目的じゃなくて、自分の欠点を客観的に確認することが目的だから、こんな回答の仕方だと意味がないってワケだ。

‥‥そんなワケで、人間の心理って面白いもので、常に相反する2つの意識に挟まれてる。1つは「みんなとおんなじじゃないと安心してられない」って意識で、もう1つは「みんなとおんなじなのは嫌だ」って意識だ。大衆の中の1人でいることで安心感を得てるのに、大衆の中に埋没したくないって思ってる。目立ちたいって思ってる。これは、特に若いうちに強い意識で、年齢とともに希薄になって来る。だから、ヤンキーや暴走族は青春時代の一過性のもので、いい年こいてやってる人はメッタにいない。

ヤマンバみたいなのにしても、ギャル男みたいなのにしても、その流れで派生したジャンルの子たちにしても、みんな普通とは違った特異なファッションやヘアメークでものすごく目立ってるけど、必ず数人から十数人のグループで行動してる。グループに属さないで単独行動してる子はいない。ようするに、「みんなとおんなじなのは嫌だ」って意識と「みんなとおんなじじゃないと安心してられない」って意識とを同時に満足させてるってワケだ。そして、こうした意識が希薄になる年齢を迎えれば、自然と卒業してく。

「制服を着る」「組織に属する」ってことの中には、みんなとおんなじだっていう安心感がある一方で、なんとも言えない不安や不満もある。これは、制服に支配されてる不信感、長いものに巻かれてる敗北感からの感覚で、ある年齢を超えれば、それほどは気にならなくなってくる感覚だけど、それでも、多くの人の心の奥にくすぶり続けてる。だけど、人間は、社会の中で生きてくしかないから、多くの人は自分の生活や家庭を優先して、この「くすぶってる火種」にフタをして、考えないようにしてる。

‥‥そんなワケで、制服を着て生きてても、組織に属して生きてても、大衆の中に埋没して生きてても、「俺はみんなとは違うんだ!」「今の俺は仮の姿なんだ!」っていう心の奥の火種が、つい顔を出しちゃうことがある。それが、真っ先に「ブラジャー」が思い浮かんだのに、無理して「ブラックサバス」って答えてみたり、ドライバーの適正テストで嘘を答えちゃったりする「小さな抵抗」なのだ。50才を過ぎてもモヒカンにしてパンクバンドで食ってくほどの根性はないけど、これくらいの自己主張なら俺でもできるぜ!‥‥ってワケで、ある意味、「三丁目の夕日」的な哀愁を感じちゃう。ま、「死んでもテレビになんか出るか!」って毒づいてた泉谷しげるでさえ、今じゃホームドラマで「人のいいおじいちゃん」を演じてることを思えば、こうした「小さな抵抗」だって、あたしはカッコイイと思う。だから、いい年こいた少年の皆さん、これからも、大衆の中に埋没しつつも、自己満足のために「小さな抵抗」を続けてって欲しいと思う今日この頃なのだ。


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2010.07.28

竜巻注意情報

今年の「梅雨明け」は、例年とおんなじか数日早くて、九州北部、四国、中国、近畿、東海、関東甲信、北陸は、7月17日だった。そして、梅雨が明けたら一気に暑くなって、連日、35度以上の猛暑が続くようになった。今年は、5月のゴールデンウィークのころから30度を超える真夏日が多かったけど、梅雨が明けてからの猛暑は段違いの暑さだ。全国では、37度、38度を超えた地域もあるし、東京でも、35度を超える猛暑が1週間も続いた。

そして、驚いたことに、梅雨明けしてから26日までの10日間で、熱中症のために救急車で搬送された人が全国で1万人もいて、そのうち、109人もの人が亡くなったんだって!それも、亡くなった人のほとんどが、炎天下の外で倒れたんじゃなくて、自宅の室内にいて熱中症になったんだって!そして、何よりも驚いたのが、亡くなった109人のうち39人が埼玉県に集中してるってことだ。確かに、埼玉も暑い日が続いてるだろうけど、全国には、もっと暑い地域もある。それに、関東ってことで言えば、埼玉県に限らず、東京だって、千葉だって、神奈川だって、群馬だって、おんなじように暑い。それなのに、亡くなった109人のうち39人が埼玉に集中してるってのは、ちょっと不思議だ。

きっと、いろんな要因があるんだと思うけど、とりあえず、今、分かってることは、亡くなった人の半数以上が高齢者だってことと、その多くが「エアコンが好きじゃないお年寄り」だったってことだ。そして、熱中症ってのは、ノドが乾いたと思ってから水分を補給しても間に合わないそうだ。ふだんは、ノドが乾いたと思ってから何か飲むけど、熱中症の場合は、ノドが乾いたと思った時には手遅れらしいので、エアコンが嫌いで、エアコンをつけずに自宅にいる人たちは、ノドが乾かなくても、一定時間ごとにお水やスポーツドリンクを飲んだり、お塩を舐めたりして、水分と塩分の補給だけは怠らないようにして欲しいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしも、エアコンを使わない生活を続けてる上に、今は病気療養中なので、自宅にいる時間が長い。だから、ミネラルウォーターの2リットルのペットボトルをキッチンのテーブルの上に出しといて、それをゴクゴク飲んでる。こんなに暑いんだから、冷蔵庫で冷やしたお水を飲みたくなっちゃうとこだけど、冷たい飲み物はタマに飲むアイスコーヒーや麦茶くらいにして、あとは室温のミネラルウォーターか、熱いお茶にしてる。そして、お茶を飲みながら、塩分補給のために、梅干しを食べるようにしてる。あとは、塩分補給も兼ねて、梅昆布茶を飲んでる。

いくら暑いって言っても、夏なんだから、暑いのは当たり前だ。東京で35度以上の猛暑が何日間も続くのは十何年ぶりだとかって言っても、それほど特別なことじゃない。これが、40度を超えたりしたら異常だけど、今くらいなら「普通の夏」の範疇だ。去年の夏も、オトトシの夏も、その前の夏も、エアコンを使わずに乗り切って来たあたしにしてみれば、今年の夏だけが特別ってワケじゃない。エアコンなんかつけなくても、水風呂に入ったり、脚だけ水風呂に浸けたり、冷たいタオルを首に巻いたりすれば、何とか過ごせる。

だけど、世界的に見ると、ナニゲに不安になって来る。ロシアでは、全土で記録的な猛暑が続いてて、この時期、モスクワの気温が35度を超えたのは、過去130年の観測史上でも初めてだと言う。テレビや新聞では、暑さに耐えかねた市民が、ウォッカを飲んで酔ったまま公園の噴水の池や川に飛び込んで、1ヶ月で1200人もの人が心臓マヒで亡くなったとか、こうした「お茶の間の興味を引くこと」しか報じないけど、現実には、全土に広がってる干ばつや山火事の被害のほうが問題だ。6月の半ばから記録的な猛暑が続いてるロシアでは、7月の半ばの時点で、すでに1000万ヘクタール以上の田畑が干ばつで壊滅状態になり、山火事の被害は3万ヘクタールに及ぼうとしてる。

ヘクタールって言っても、ピンと来ないと思うから、一例をあげると、東京都の面積が約20万ヘクタール、沖縄県の面積が約10万ヘクタールだ。つまり、東京都の面積の500倍の田畑が壊滅状態になったワケで、沖縄県の面積の3分の1の面積の山林が火事で消失したってワケだ。そして、この被害は、今も広がり続けてる。いくら広大なロシアだって言っても、これは大きな被害だろう。

そして、中国では、豪雨による被害が続いてる。ニポンでも、九州を始めとして、豪雨による災害が起こり、亡くなった人もいるけど、中国は規模が違う。1週間前の7月20日の時点で、豪雨による被災者は1億1300万人に上り、700人以上の人が亡くなってる。ニポンの全人口とおんなじくらいの人たちが被災してるのだ。だけど、いつものことながら、ニポンのマスコミは、こうしたニュースはほとんど報道しない。ニポンのマスコミにとっては、中国人が豪雨で700人亡くなったことよりも、スイスの電車が脱線してニポン人が1人亡くなったことのほうが大事件なのだ。

‥‥そんなワケで、ニポンの熱中症も、ロシアの干ばつや山火事も、中国の豪雨も、すべては気象による災害だけど、これほど「暑さ」による被害が起こってるのは、夏に暑くなる「北半球」だからだ。これも、ほとんど報じられないから、知らなかった人も多いと思うけど、夏に寒くなる「南半球」では、正反対のことが起こってる。今が真冬の南米では、猛烈な寒波による被害が拡大してて、多くの死者も出てる。アルゼンチンでは、南極の寒気団の影響で気温がマイナス14度まで下がり、7月20日の時点で、少なくとも43人のホームレスが死亡した。このうち、10人は凍死、33人は暖をとろうとしての一酸化炭素中毒による死亡だそうだけど、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスには、多くのホームレスがいるから、まだまだ被害は拡大しそうだ。

他にも、パラグアイでは、十数人が低体温症で亡くなった上に、1000頭以上の牛が凍死した。また、例年なら、今の時期でも気温が20度以上はあるハズのボリビアの熱帯地域で、気温が0度近くまで下がり、分かってるだけでも4人が死亡した。もともと寒くなる地域ならともかく、冬でも暖かい熱帯地域で凍死者が出るのは、どう考えても異常だろう。あたしは、ボリビアって言うと、ラスタカラーの国旗とか、チェ・ゲバラとか、漠然とだけど「暑いイメージ」や「熱いイメージ」があったから、いくら冬でも、熱帯地域で凍死者が出たことに驚いた。

ま、南半球のことよりも北半球のこと、ヨソの国のことよりも自分の国のことってワケで、あたしとしては、何よりも優先して今のニポンの暑さに対応しなきゃなんないワケだけど、ここに来て、またひとつヤッカイなものが登場しちゃった。それは、「竜巻」だ。竜巻なんて、アメリカとかでしか発生しない「対岸の火事」的な現象だと思ってたから、もしもニポンで起こるとしても、北海道の広大な原野とか、そんなとこでしか起こらないと思ってた。それなのに、東京に「竜巻注意情報」ってのが出ちゃったのだ。

突然、「竜巻」だなんて言われても、あたしの頭に浮かんだのは、野茂英雄のトルネード投法と、藤波辰爾のドラゴン・スクリューと、イカ天バンド「AURA」の竜巻のピーくらいで、他には何も浮かばなかった。だから、「竜巻に注意しろ!」って言われても、いったいぜんたい、どう注意すればいいのか分かんなかった。だけど、この「竜巻注意情報」は、3日も続けて東京に出ちゃったのだ。

ちなみに、あたしは、最初は「大雨洪水注意報」や「津波注意報」とおんなじに、「竜巻注意報」だと思ったんだけど、ツイッターで専門家の人が「竜巻の場合は注意報じゃなくて注意情報です」って教えてくださった。フランク・ザッパに説明すると、「注意報」が文字通り「注意しろ」って意味なのに対して、この「注意情報」ってのは「補足」の意味になる。「竜巻注意情報」の場合は、まず「雷注意報」が出て、これを補足する形で「竜巻注意情報」が出るそうだ。これは、雷が発生する積乱雲の下に、竜巻や突風も発生する可能性があるからで、「竜巻注意情報」が出た時に具体的にどうすればいいのかって言うと、「雷の音が聞こえたり、黒い雲が近づいて来たら、コンクリートの丈夫な建物の中から出ないこと」ってのが基本になるそうだ。

他には、自分のいる建物が竜巻に直撃された場合、窓ガラスが割れて飛び散ることがあるので、窓ガラスの近くにはいないようにするとか、カーテンを閉めておくとか、細かい注意事項もある。だけど、現実問題として、築50年のボロボロの野中の一軒家みたいなとこに住んでたら、近くにはコンクリートの丈夫な建物もないんだから、自分の家にいるしかない。そして、もしも巨大な竜巻の直撃を受けちゃったら、アメリカのニュース映像で観たことがある光景みたいに、家ごと飛ばされちゃうか、最低でも屋根を飛ばされが全壊しちゃうと思う。そんなことになったら死んじゃうから、あまりにもボロボロの家の場合は、家の中にいるよりも、家から離れたとこの大きな木とかに、ロープで自分の体を縛っといたほうがいいようにも思う。

ま、こんなこと言ってるのも、サスガにアメリカのニュース映像で観るような巨大な竜巻なんて起こらないだろう、起こってもニポンサイズのプチ竜巻だろう‥‥つていう根拠のない思い込みがあったからなんだけど、今日、テレビのニュースを見てたら、茨城県の霞ヶ浦で発生した竜巻の映像を流してた。近くに住む主婦がホームビデオで撮影したもので、ものすごく大きい竜巻だった。アナウンサーが「霞ヶ浦の水を巻き上げた」って言ってたから、あたしは、たくさんのブラックバスやブルーギルやチャネルキャットフィッシュが空高く巻き上げられて、周辺に降ったんじゃないかと思った。

‥‥そんなワケで、幸運にも、あたしが住んでるのはコンクリートのマンションだから、もしも、また「竜巻注意情報」が出ても、自分のお部屋から出なきゃいいワケだし、カーテンを閉めて窓から離れた場所にいれば安全てワケだ。だけど、外にいる猫たちは大丈夫だろうか?駐車場のあたしの車は大丈夫だろうか?アメリカの巨大な竜巻の映像を観ると、牛やトラックまでもがクルクルと飛ばされてるから、猫たちやフィアット・パンダなんて楽勝で飛ばされちゃうだろう。ま、猫たちは頭がいいから、竜巻が通り過ぎるまで安全な場所に隠れてると思うけど、車の場合はそうもいかない。あたしが運転しない限り、駐車場の定位置から動かない。だから、自分の安全だけを考えるなら、お部屋から出なきゃいいんだけど、車のことも考えるなら、車に乗って竜巻の来ないほうへ走り続けなきゃなんない。つーか、それ以前に、自宅にいる時に「竜巻注意情報」が出るとは限らない。車を運転してる時に「竜巻注意情報」が出ちゃったら、それこそ、竜巻と追いかけっこをしなきゃならなくなる。だから、あたしの竜巻対策は、いつでも逃げ回れるように、コマメにハイオクを満タンにしとくことだと思った今日この頃なのだ(笑)


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2010.07.25

女性の脳は恋愛映画

今から20年くらい前に、「エレクトリック・ドリームス」っていうB級映画を観た。映画館じゃなくて、お友達がビデオを貸してくれたんだけど、最初にレーザーディスクのマークが映ってるから、昔のレーザーディスクからVHSにダビングしたものだと思う。で、その映画が、ものすごく良かった。有名な俳優なんて1人も出てないし、ハデなCGとかも使ってないし、安い予算で作られた映画だと思うけど、とにかく、ものすごく良かった。

若い建築家のマイルズは、メガネをかけたパッとしない外見で、会社にも遅刻しちゃう冴えない男だ。それで、遅刻しないようにと、パソコンを買う。でも、今から30年くらい前のことだから、モニターは小さな画面のブラウン管で、「パソコン」てよりも「マイコン」て呼ばれてた時代のものだと思う。そして、マイルズは、自分のアパートの部屋にパソコンをセットして、目覚ましとか、ドアのロックとか、照明器具とか、ジューサーとか、いろんなものを接続する。すべてをパソコンにやらせようって作戦だ。だけど、照明をつけようとしたらジューサーが動きだしちゃったり、外に出ようとしたらドアのロックが解除されなかったり、なかなかうまく行かない。

そして、そんなことをやってるうちに、パソコンのキャパを超えちゃったのか、キーボードから煙が出始める。焦ったマイルズは、たまたま手元に合ったシャンパンを開けて、キーボードにぶっかける。だけど、これが良かったのか悪かったのか、内部へ広がったシャンパンによって、パソコンがおかしくなっちゃって、マイルズが指示しなくても、自分勝手に動くようになっちゃったのだ。ようするに、パソコンが自分の意思を持っちゃったワケで、自分の名前を「エドガー」だって言う。

そんなある日のこと、1人の若い女性が、マイルズのアパートの上の部屋に引越して来た。名前はマデリン。オーケストラでチェロを弾いてる女性で、とっても可愛くて美人だ。マデリンは、ちょうどマイルズが部屋から出たとこで鉢合わせしたので、上の部屋に引っ越して来たことを告げて挨拶した今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、2人がお互いの存在を認識した数日後のこと、マデリンは、自分の部屋でチェロの練習をしてた。でも、短いフレーズを弾くと、そのフレーズとおんなじ音が通風孔から聴こえて来る。この通風孔は、下のマイルズの部屋とつながってるんだけど、マデリンが「ドーレーミー」って弾くと、それを追うようにして、別の楽器の音が「ドーレーミー」って聴こえて来る‥‥って感じだ。それで、マデリンは、いぶかしく思いつつも、課題曲の「メヌエット」を弾き始めた。そしたら、その不思議な楽器がミゴトに音を合わせて来て、素晴らしいセッションを繰り広げることになっちゃう。

感激したマデリンは、きっとマイルズが何かの楽器を演奏したんだと思い、通風孔に向かって声を掛ける。だけど、下の部屋からは何の返事もない。マデリンは、マイルズがシャイなのか変わり者なのかって思って納得するんだけど、実際は、マイルズは留守だった。マデリンのチェロに合わせて素晴らしい音楽を奏でてたのは、パソコンのエドガーだったのだ。そして、これがキッカケで、マデリンはマイルズに興味を持ち、マイルズは意味が分からずに仲良くなってくんだけど、パソコンのエドガーもマデリンに好意を持っちゃって、ヘンテコな三角関係へと発展してく。

もしかしたら、これから観る人もいるかもしれないので、すべては書かないけど、あたしは、この「メヌエット」のシーンが大好きだ。ちなみに、あたしにお見舞いのメールをくださった人の中に「メヌエットさん」て人がいたので、この映画のことを思い出したってワケだ。「メヌエット」は、ピアノを習い始めたばかりの子供が、発表会の課題曲に選ぶような簡単でベーシックな曲だけど、マデリンのチェロのクラシックな旋律と、パソコンのエドガーのテクノポップなリズムとが織り成す世界観は、この曲のまったく違った一面を見せてくれる。

で、ここまで書いたんだから、痒いとこに猫の手が届く「きっこの日記」としては、いつものように、このシーンをご紹介しちゃう。演奏が始まって少ししたとこで、マデリンが鼻にシワを寄せて微笑む顔がサイコーにチャーミングで、美女が大好物のあたしとしては、もう、たまんない‥‥ってワケで、あたしの大好きなシーンは、コレだ。たった4分ほどのシーンだけど、全身がシビレマクリマクリスティーになっちゃうことウケアイだ。目の不自由な人も、リンクをクリックすれば自動的にスタートするから、音だけでも聴いてみて欲しい。

もちろん、こんなシーンだけ観せられたら、この映画を最初からちゃんと観たくなっちゃうのが人情ってもんだろうけど、そう思った人は、さっきの場所で、自力で探してみてちゃぶだい。字幕がなくても、とっても分かりやすい映画だから、中学生レベルの英語力があれば、8割方はストーリーが把握できると思う。そして、ちゃんと字幕つきで楽しみたい人のために、「きっこのブログ」の最後に、ユーズド品なら1000円ちょいで買うことができるVHSをリンクしとく。一度観たら、何度も何度も観たくなる映画だから、1000円ちょいなら買っても損はないと思う。

‥‥そんなワケで、恋愛映画って、いろんなパターンがあるし、SF映画やアクション映画の中にだって、ほとんどの場合は、恋愛のエッセンスが散りばめてある。「007」における、ジェームス・ボンドとボンドガールみたいなもので、メインのストーリーとは別に、ちょっとした味つけみたいに恋愛が描かれてる。そして、純粋な恋愛映画でも、その他の映画でも、スクリーンの中で恋愛するカップルは、多くの場合、美男と美女って決まってる。

「美女と野獣」や「電車男」みたいなパターンもあるけど、これらは最初から、醜い男や冴えない男が、不釣合いな美女と恋愛するってことをテーマにしてるんだから、話は別だ。一般的な恋愛映画や、その他の映画の中の恋愛に関しては、最低でも、一定のレベル以上の容姿の男女が恋愛してる。たとえば、8月に初来日するジュリア・ロバーツの映画なら、「プリティ・ウーマン」の相手役はリチャード・ギアだし、「ノッティングヒルの恋人」の相手役はヒュー・グラントだ。「プリティ・ウーマン」は、ジュリア・ロバーツが貧乏なコールガールで、リチャード・ギアがお金持ちの実業家。「ノッティングヒルの恋人」は、ジュリア・ロバーツが大スターで、ヒュー・グラントが小さな本屋の主人。立場は正反対だけど、絵に描いたような美男と美女が、現実にはアリエナイザーな恋愛ストーリーを繰り広げてる。

で、ここで想像して欲しいのは、もしも、「プリティ・ウーマン」でのジュリア・ロバーツの相手役が、リチャード・ギアじゃなくて、デブでハゲで脂ギッシュなエロ親父だったら‥‥って、これは言いすぎだけど、たとえば、リチャード・ギアと弁護士役のジェイソン・アレクサンダーとが、役柄が反対だったらどうだろう。ジェイソン・アレクサンダーは、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツの仲をよく思ってない上に、ジュリア・ロバーツに「俺にもやらせろ!」って襲い掛かって、戻って来たリチャード・ギアにぶん殴られるチビでハゲのオッサンだ。

この対照的な容姿の2人の役を交換して、まったくおんなじセリフで映画を作ったとしたら、いったいどうなるだろう。答えは、火を見るよりも明らかで、絶対にヒットなんかしないだろう。だけど、現実的に言えば、街で拾ったコールガールに大金を使うような人物なんだから、「お金持ちの上に二枚目で独身」なんてワケはなく、「お金持ちだけど妻帯者で愛人が何人もいるエロ親父」ってほうが一般的だ。それなのに、非現実的な「お金持ちの上に二枚目で独身」て設定のリチャード・ギアを受け入れちゃうあたしたちは、つまり、こうした映画に対して、現実的なリアリティーなんて求めてないってワケだ。

ようするに、アリエナイザーなことが次々と起こるシンデレラストーリーの配役は、リアリティーよりも「夢」を最優先するのが鉄則ってことだ。「ノッティングヒルの恋人」で、冴えない本屋のオヤジが、甘いマスクのヒュー・グラントってのも、現実にはアリエナイザーな話だけど、二枚目のヒュー・グラントだからこそ成り立ってるのだ。もしも、チビでハゲのジェイソン・アレクサンダーだったら、街角でジュリア・ロバーツとぶつかってオレンジジュースを掛けちゃっても、そこから恋愛には発展しないに決まってるし、もしも発展したら無理がありすぎる。

‥‥そんなワケで、一般的には、美男と美女が出会うのが映画の中の恋愛だけど、「エレクトリック・ドリームス」の場合は、マイルズはパッとしない男だ。もちろん、ジェイソン・アレクサンダーみたいな容姿じゃないけど、どこにでもいる普通の人で、外見だけで女性が惹かれるようなタイプじゃない。だから、マデリンも、最初に会った時には何とも思わなかった。だけど、パソコンのエドガーの演奏をマイルズの演奏だと思い込んだことから、一気に興味と好意を持ち始める。そう、ポイントはココなのだ。

マデリンは、平均レベル以上に可愛くて美人なんだから、普通に考えれば、男性にモテるだろうし、マイルズよりもイイ男と付き合うことも簡単だろう。事実、おんなじオーケストラの中にも、マデリンに好意を寄せてる軽い男がいる。だけど、そんなマデリンが、二枚目でもなく、お金持ちでもなく、パッとしないマイルズと恋愛関係に発展してくんだから、何か大きなキッカケが必要になる。で、それが、最初に紹介した「メヌエット」だってワケだ。

もしも、あたしが、マデリンの立場で、自分の部屋で楽器の練習をしてて、あんなふうに誰かの演奏が重なって来たら、最高に幸せな気分になる。そして、その相手に好意を持つ。これは、女性なら、誰でも分かる感覚だと思う。自分が射精すれば気が済んじゃう自分勝手な男性とは違って、女性の場合は、相手との一体感や溶け合う感覚が幸福感や満足感に直結してるから、あの「メヌエット」は、言わば、良質のセックスをしたような感覚なのだ。

男性は、常に「自分」が中心だから、好きなアイドルのグラビアを見ながら、自分の山芋を洗って射精することができる。服を着たアイドルの写真でも、脳内で服を脱がせて、脳内でセックスすることができる。だけど、女性の場合は、好きなタレントや俳優の写真を見ても、「ステキだな」とは思うけど、セックスには結びつかない。たとえ、好きなタレントの裸の写真であっても、セックスには結びつかない。女性の場合は、男性と女性がセックスしてる映像とかを観た時だけ、その女性を自分に置き換えて、初めて自分がセックスしてるような気分になって来るのだ。

だから、男性がエッチ目的で観るDVDは、好きなグラビアアイドルが水着になってるものや、裸の女性だけが映ってるものがたくさんあるけど、女性の場合は、男性だけが映ってても意味がない。単に、観て楽しむだけなら構わないんだけど、エッチ目的の場合は、男性と女性なり、女性と女性なりが、セックスや、セックスを思わせる行為をしてないと、「自分を置き換えて想像する」って形に進展できない。そして、これこそが、「女性は恋愛映画を好む」ってことにつながってるのだ。

もちろん、映画だけに限らす、小説でも漫画でも、女性が好む作品には、恋愛をテーマにしたものが多い。これは、女性が、その作品に登場するヒロインを自分に置き換えて楽しんでるからで、常に「自分」が中心の男性は、これができない。たとえば、あるアイドルが大好きな男性の場合、そのアイドルの写真集やDVDは大喜びして見るだろうけど、そのアイドルと二枚目の男性タレントとの恋愛映画は、心から楽しめないと思う。自分の大好きなアイドルが、たとえ演技だと分かってても、自分より遥かにカッコイイ二枚目の男性と、手をつないでデートしたりキスしたりするシーンは、心中穏やかじゃなくなると思う。

‥‥そんなワケで、ヨン様が大好きなオバちゃんなら、自分をチェ・ジウに置き換えて「冬のソナタ」を観てるから、ウットリと楽しむことができる。だけど、チェ・ジウが大好きな男性は、自分をヨン様に置き換えることができないから、逆に、ヨン様に嫉妬しちゃうのだ。これこそが、女性と男性の脳みその構造の違いってワケで、政治の世界も、男性議員と女性議員の数をおんなじくらいにしないと、「相手の立場に立ってモノゴトを考える」って能力が低い男性議員ばっかりじゃ、いつまで経っても世の中は良くならない。今のままじゃ、男性議員たちが自分勝手に射精してるだけの政治ってワケで、政治の「相手」である国民のほうは、少しも気持ち良くならない。相手を気持ち良くさせてこそのセックス、国民を幸せにしてこその政治なんだから、恋愛映画の脳みそを持った女性がもっともっと進出しなきゃダメだと思う今日この頃なのだ。


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2010.07.24

みんなのパワーで元気百倍!

さかほしけいさん、M.Iさん、みんみさん、真吾さん、たい子さん、祐子さん、ミロさん、Lunchboxさん、ゆかりさん、はがくれどんさん、yoccoさん、麻美さん、HKさん、そらまめたろうさん、メヌエットさん、アマサさん、べーやんさん、飯塚さん、masaさん、きよしさん、forest48さん、総一郎さん、有紀子さん、ハリーさん、ぽてさん、ポクテさん、喜一さんを始め、お見舞いや励ましのメールをくださった皆さん、どうもありがとうございました♪

それから、お見舞いのメールの中に、「何か送りたい」「お金をカンパしたい」というメールもたくさん含まれていたのですが、あたしは大丈夫です。「黄金の右手」も、5本の指のうち3本が半分くらいまで動くようになって来たので、パチンコのハンドルを握れるようになりました。3年前に足をケガして歩けなくなった時と比べると、今は潜伏確変の判別ができる機種はほとんどありませんが、それでも、あたしのパチンコの勝率は97%なので、自力で何とかなります。皆さんのお気持ちには、心から感謝していますが、自分の力で何とかなるうちは、人様のご好意に甘えるわけには行きません。

それでも、「どうしてもカンパしたい!」という人は、「きっこのブログ」のサイドバーから、書籍版の「きっこの日記」のシリーズを買ってくださると、1冊につき、あたしに65円入ります‥‥と言うのは冗談です(笑)‥‥って言うか、1冊につき65円入るのはホントだけど、そんなことはお願いできません。ただし、お住まいの地域の図書館に、書籍版の「きっこの日記」のシリーズをリクエストして、図書館に買ってもらうという方法なら、皆さんには負担を掛けないし、たくさんの人に本を読んでいただけるようになるので、とっても嬉しい今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、たくさんの皆さんからいただいた、お見舞いや励ましのメールを読んだだけで、激しく元気マンマンになった。右手の指も、少しずつだけど回復してるので、何も先が見えなかった時よりは、ずっと不安が薄らいで来た。このぶんなら、手術をしなくても、2~3週間で治ると思う。それから、昨日と今日とで、心配だった内科と婦人科の検査をやったんだけど、あたしが、もっとも恐れてたパターンと、2番目に恐れてたパターンは、何とか回避することができた。これだけ自覚症状があるんだから、何もなかったワケじゃないけど、もっとも恐れてたパターンだった場合には、死ぬことも覚悟して検査に行ったから、その恐怖から開放されただけでも、地獄と天国くらいの差がある。

結局、内科は問題がなくて、婦人科で引っかかったけど、こっちは急を要する状況じゃなかったから、しばらくは定期的な検査とお薬だけで様子を見ることになった。最悪の場合は、即入院、即手術を覚悟してたから、これまた「地獄峠で仏を見た」 By 木枯らし紋次郎って感じだった。細かいことを言えば、それほどノンキにしてられる状況でもないんだけど、最悪のパターンを覚悟してたあたしにとっては、やっぱり雲泥の差だった。

ちなみに、血液検査と尿検査の結果は、総蛋白7.5、GOT31、GPT29、LDH190、γ-GTP67、総コレステロール134、クレアチニン0.69、白血球数62、赤血球数446、血色素量13.1、ヘマトクリット39.8、MCV85.1、MCH27.7、MCHC33.3、血小板数29.0‥‥って、こんなこと書いても意味が分かんないけど、それぞれの項目の右側に「正常値」が書いてあって、あたしの場合は、γ-GTP以外は、ぜんぶOKだった。γ-GTPの正常値は、男性が0~70、女性が0~35なので、あたしはコレだけがオーバーしてて、「少しお酒を控えるように」って言われちゃった。

だけど、あたしは、今日、「のどごし生」の500を6本買って、冷蔵庫で冷やしてた。体のことが心配なのと、お金がないのとで、しばらくお酒は飲んでなかったんだけど、今日はすべての検査結果が分かる日だったから、最悪の結果なら「ヤケ酒」、最悪の結果を回避できたら「祝杯」って決めてたのだ。それで、最悪の結果を回避できたあたしは、今日だけはゼイタクしようって決めて、スーパーで175円のキュウリの浅漬けと、100円の小型のホッケのヒラキを買って帰った。

それで、指が3本、半分くらいまで動くようになって、何とか包丁を握れるようになったから、キュウリの浅漬けを小口切りにして、ゆっくり時間を掛けてショウガを糸ショウガに刻んで、タカノツメを細い輪切りにして、これをぜんぶビニール袋の中でモミモミしてから、冷蔵庫に入れた。これで、小1時間くらい経ったら、器に盛って、お醤油を掛けて、オカカを乗せれば出来上がり。ホントは、これにミョウガを刻んだのも混ぜたかったんだけど、ミョウガは2個で150円もしたから、今回は諦めた。いくらゼイタクをするって言っても、ミョウガの150円は度を越してるからだ。

そして、冷蔵庫の「のどごし生」を2本とビール用のグラスをフリーザーへ移して、ホッケを焼き始める。ホッケが焼けて、テーブルにオツマミが並んだら、最後に、フリーザーから「のどごし生」とグラスを持って来れば、久しぶりの「祝杯」のスタートだ。あたしは、ゆうべの早希ちゃんの「ブログ旅」を観ながら飲むことにして、借り物のノートパソコンをテーブルに持って来た。先週は「ロケみつ」がお休みで、その代わりに、他の曜日に「上海スペシャル」を放送したんだけど、これが、単なる「JTBの宣伝」みたいな内容だったので、あたしは、早希ちゃんに飢えてた‥‥つーか、早希ちゃんの「ブログ旅」に飢えてた。

「ロケみつ」の「上海スペシャル」は、最初、八光さんと、まきちゃんと、チャンちゃんの3人が、いつものカブリモノをして上海をウロウロしてた。チャンちゃんの案内でいろんなお店に行くんだけど、それが、アイスクリーム屋さんだったりケンタッキーだったりで、せっかく中国まで来た意味がない‥‥って設定だった。で、途中から早希ちゃんと合流するんだけど、早希ちゃんと交代でまきちゃんがニポンへ帰っちゃう。そして、新しい3人組で上海をウロウロするんだけど、今度は、案内役のチャンちゃんが、変な食べ物ばかりを食べようとする。

最初は、発酵させた豆腐を揚げたもので、たぶん、沖縄の「豆腐よう」みたいな感じのものを揚げたんだと思うけど、ものすごく臭いみたいで、その名も「臭豆腐(しゅうどうふ)」とかって言ってた。沖縄の「豆腐よう」は、イカの塩辛みたいな色と味で、あたしはお酒のオツマミとして大好きなんだけど、この「臭豆腐」は白かったから、もっとヨーグルトっぽい発酵なんだと思う。そして、匂いをかいだだけで「オエ~!」ってなっちゃった早希ちゃんを横目に、コレが大好きだっていうチャンちゃんが食べようとすると、スタッフからストップが掛かる。

スタッフは、「1」と「2」が早希ちゃん、「3」と「4」がチャンちゃん、「5」と「6」が八光さんて書かれたボードを渡して、「サイコロタイム」だって言う。そして、初号機サイコロと弐号機サイコロが登場。ようするに、サイコロを振って、出た目の人が「嫌な食べ物」を食べさせられるってワケで、このあと、豚の鼻の煮物だの、孵化する寸前のタマゴだのって進んでく。で、豚の鼻の煮物も、孵化する寸前のタマゴも、次々と早希ちゃんに当たっちゃって、豚の鼻は何とか食べてた早希ちゃんも、サスガに孵化する寸前のタマゴのグロさには耐えられなくて、ダッシュで逃げちゃった。

早希ちゃんはいつものアスカのスタイルだったし、サイコロも登場したし、3人で船に乗ったりもしたし、最後には、ちゃんとした高級な中華料理も食べたし、全体的には楽しい内容だった。でも、所詮はスポンサーの「JTBの宣伝」だったし、「早希ちゃんが可愛かった」って以外は、コレと言って見どころはなかった。それで、あたしは、「やっぱりブログ旅じゃないと面白くないな~」って思ったのだ。

‥‥そんなワケで、大好きな早希ちゃんをタップリと見られたってのに、どうしても満足できなかったあたしは、ヤタラと「ブログ旅」を観たい気持ちが大きくなってた。だけど、ずっと心配してた体のことがあったから、とにかく、まずは検査結果を聞いて、すべては、それから考えようと思ってた。だって、検査で最悪の結果が出ちゃったら、早希ちゃんどころの騒ぎじゃなくなっちゃうからだ。母さんのことをいろんな人に頼んで回ったり、身のまわりのものを片づけたり、遺書を書いたりって、やることがいっぱいで、テレビなんて観てるヒマなんかなくなるし、そんな気分にもなれないと思ってた。

だから、今夜の、早希ちゃんの「ブログ旅」を観ながらの祝杯は、あたしにとって、ホントにオメデタイことで、心の底から楽しむことができた。それも、前回の放送の最後に「6」を出して、無一文から6万円以上のお金持ちへと出世した早希ちゃんだから、今回の放送は楽しい内容になりそうだって予感があった。こんな気分で観るんだから、お金がなくて、泊まるとこも見つからずに、暗い顔でトボトボと歩いてる早希ちゃんよりも、いっぱいお金を持ってて、笑顔で楽しんでる早希ちゃんを見たい。

でも、そうは言いつつも、第1弾の「関西縦断ブログ旅」から、ずっと観て来たあたしとしては、お金があって順調に進んでるシーンには、少し飽きて来た部分もあった。大好きな早希ちゃんが、つらい思いや悲しい思いをしてるシーンはかわいそうだけど、つらい思いをしたり、悲しい思いをしたあとほど、大感動がやって来るってことも分かってる。だから、別に意地悪で言うんじゃないけど、ある程度の不幸も必要なのだ。それに、宍道湖でのカニ三昧みたいに、タマにゼイタクしてる早希ちゃんは微笑ましいけど、やっぱり、あたしは、つらい状況でがんばってる早希ちゃんのほうが、両手を握り締めて応援したくなる。

で、2度目の鳥取県の通過ポイント、大山寺(だいせんじ)の園流院へ行くために、これまた2度目の米子へ向かい、雨の中、バスで山を登ってった早希ちゃんは、夕方、何とか園流院に到着した。そして、お堂に寝転がって、水木しげるが描いた108枚の妖怪の絵が並んだ天井を眺めたりして、無事に通過ポイントをクリア。これで、あとは、広島へ戻ることができる。だけど、もう終バスが終わっちゃってたので、1軒だけ明かりがついてた宿に泊めてもらい、「素泊まりで6300円」てことだったのに、やさしい女将さんは、お腹を減らした早希ちゃんのために、カレーをご馳走してくれた。そして、翌朝、元気に出発した早希ちゃんに、スタッフが珍しくこんなことを言った。


「あと少しで朝9時のコメントチェック時間になるけど、その前にお土産を買っときます?」


今まで、こんな親切なアドバイスなんかされたことがなかったから、ケゲンそうな顔をする早希ちゃんだけど、このサイコロで「1」なんか出して全額没収になったら大変だから、少しでもお金を使っとこうと、目の前のお土産屋さんへ入る。そして、どのお土産を買おうか迷ってる早希ちゃんは、ある商品を発見して、思わず二度見をする。そこに売られてたのは、ナナナナナント! フルカード!

たった1枚しか配給されてなかったフルカードは、広島で無駄づかいしちゃったから、早希ちゃんは、これから鹿児島までの長い道のりで、1回でも「1」を連続して出しちゃったら、無条件でスタート地点へ戻らなくちゃならない。でも、フルカードさえあれば、万が一の時に、サイコロを振り直すことができる‥‥ってことで、そのお土産屋さんで売られてたフルカードは、1枚57400円! そして、早希ちゃんの全財産は、57485円! フルカードを1枚買ったら、残金はたったの85円になっちゃう!

つまり、スタッフが、早希ちゃんの全財産を知った上で仕込んだワケだけど、ここでフルカードを買っても、すぐあとの朝9時のサイコロタイムで「4」か「5」か「6」を出せば、最低でも1万円以上の資金が手に入るし、「2」か「3」でも駅までのバス代くらいは手に入る。そして、もしも「1」を出しちゃっても、全財産が85円なら、没収されても痛くない。逆に、フルカードを買わずに、5万円以上も持ってる状態で「1」を出しちゃったら、それこそすべてが水の泡だ。さあ、早希ちゃん、どうする?‥‥ってのが、今回の放送だった。

あたしは、感動した。早希ちゃんにじゃなくて、この番組の制作班にだ。お金がたくさんある時は、美味しいものを食べたり、豪華な宿に泊まったりって、いつもおんなじパターンだったから、ゼイタクしてる早希ちゃんを見て、嬉しい気持ちになる反面、あたしは、このパターンに飽き始めてた。お金がいっぱいある状態で夕方を迎えれば、早めに豪華な宿を予約しちゃうし、お金がいっぱいある状態でサイコロタイムが近づけば、「1」を出した時のことを考えて、できるだけお土産を買っとこうとする。これは、今までの旅で、早希ちゃん自身が学習して身につけた「ブログ旅の知恵」だから、あたしはぜんぜん文句はない。

だけど、お金がいっぱいある時は、いつでもこのパターンだから、ジョジョに奇妙にマンネリ化してきちゃった。その場その場で状況はいろいろだけど、ようするに、大金を持ってる時の使い道が少ないのだ。どんなに大金を持ってても、次のサイコロタイムで「1」を出したら没収されちゃうから、できるだけ使っときたい。だけど、宿代と食事代の他は、使い道がない。商品券だのクオカードだのを買っとくことはできないから、唯一の手段が、お土産を買うことくらいなのだ。つまり、1万件以上のコメントがあって、「6」を出して、10万円以上の大金を手にしても、高級な宿がない場所だったら、ほとんど使わずに没収されちゃう可能性もあるってことだ。

もちろん、大金を手に入れてから、「1」さえ出さなければ、ずっと、そのお金で旅をすることができる。10万円以上の大金を手に入れてから、1回も「1」を出さなければ、1泊数千円の安い宿に泊まりながら、どんどん先へ進むことができる。だけど、悲しいかな、早希ちゃんは、まるで仕込んでるんじゃないかと思うほど「1」を出す。第2弾の「四国一周ブロ旅」の時なんて、せっかく「6」を出して大金を手に入れたのもトコノマ、ほとんど使わないうちに「1」を出して無一文になっちゃった時もあった。

だから、今回の1枚57400円のフルカードは、サイコーの演出だと思った。今までなら、このまま朝9時のサイコロタイムを迎えて、「1」が出て没収されてガビーン!ってなるか、「2」か「3」が出てセーフ!ってなるか、「4」以上が出てニコニコするか、いつも通りの流れだったハズだ。所持金が少ない時は、「2」か「3」でもガビーン!だけど、大金を持ってる時は、「1」さえ出さなきゃいいワケだから、確率的には6分の5がセーフ!ってワケで、やっぱり、盛り上がりに欠ける。ようするに、「堅実芸人」の旅になっちゃうワケだ。

‥‥そんなワケで、普通に考えたら、絶対にフルカードを買うべき状況なんだけど、「堅実芸人」の早希ちゃんがどうするかは、来週の放送を観ないと分からない。だけど、今までの旅をすべて観て来たあたしは、早希ちゃんが、どれほど「1」を出す運命の持ち主なのかを知ってる。そして、観てるだけのあたしが知ってるくらいだから、早希ちゃん自身は、あたしなんかの何倍も自覚してるハズだ。その上、広島で「1」を2回出した上に、たった1枚しか持ってないフルカードを使って振り直したサイコロも「1」で、今回、スタート地点へ戻ったんだから、これから先の長い道のりを考えたら、誰よりもフルカードの必要性を認識してるのが早希ちゃんてことになる‥‥ってワケで、まだ手が治らなくてスタート地点にも立てないあたしだけど、たくさんの皆さんからのお見舞いや励ましのメールで、とっても元気になれた。だから、早希ちゃんも、たくさんの応援コメントのパワーで、これからも笑顔で旅を続けてくためにも、ここは、絶対にフルカードをGET MY LOVE!して欲しいと思う今日この頃なのだ。


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2010.07.21

暑さの中の涼しさ

長崎は今日も雨だったのかもしれないけど、東京は今日も暑かった。今日の東京は36.3度だったそうだけど、ナニゲに体温みたいな気温だ。つまり、直射日光の当たらない日陰にいたとしても、空気の温度が36.3度なんだから、言うなれば、全身をくまなく誰かに抱きしめられてるようなもんで、想像しただけでも暑苦しくなって来る。オマケに、あたしは、今も「エアコンを使わない節約生活」を続けてるから、室内の温度は外よりも高い。窓を開けても、お部屋の構造上の問題であんまり風は入って来ないし、扇風機をつけても情熱と熱風とセレナーデが来るだけだ。

最近、テレビのお天気コーナーとかで、「室内にいても熱中症で倒れる場合があるのでご注意ください」なんて言ってるけど、あたしの場合は、「室内にいても熱中症で倒れる」じゃなくて、「室内にいると熱中症で倒れる」って感じだ。ボクの先生は~~フィーバー~~嵐を巻き起こす~~フィーバー~~♪‥‥って感じで、まさに「熱中症時代」とでも言うべき室温だ。だから、室内にいるよりも、外の駐車場のハシッコの日陰にいたほうが、よっぽど涼しいことウケアイだ。

だけど、猫じゃあるまいし、ずっと駐車場にいるワケにも行かない。だから、あたしは、水風呂に入って涼んでるんだけど、十分に体を冷やしてからお部屋に戻って来ても、サウナみたいに蒸し暑いから、30分もしないうちに暑くなって来て、1時間もしないうちに汗が出て来る。その上、いつもなら、水着を着てバカンス気分で過ごしてるとこなんだけど、今は右手の指が動かないから、ビキニのブラの後ろの紐を結ぶことができない。ついでに言わせてもらうと、下着のブラのホックも留められないから、あらかじめホックをしといて、それからブラを着るように装着してる。この方式をやってるとブラが伸びちゃうんだけど、他に方法がないから仕方ない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、自力で水着が着られないから、普通のキャミと短パンで過ごしてるんだけど、少しでも汗をかいた物は、一度脱いだら、絶対に二度と着たくないあたしとしては、ものすごく困ってる。だって、水風呂から出て、体を拭いて、キャミと短パンを着ると、30分もしないうちに暑くなって来て、1時間もしないうちに汗が出て来るからだ。それで、しばらくはそのままガマンしてるんだけど、どんなにガマンしても2時間くらいで暑さの限界を迎えるから、また水風呂に入ることになる。そうすると、それまで着てたキャミと短パンは、部分的に汗がついてるから、もう二度と着たくない。お洗濯してからじゃないと着られない。だから、別のキャミと短パンを出して着るんだけど、こんなことを繰り返してたら、あたしの持ってる5着ほどのキャミなんて半日でなくなっちゃう。

普通に考えたら、あたしの場合、全裸で過ごしてればいいワケで、これぞ1人暮らしの特権てことになる。誰も見てないんだから、水風呂から出たら、そのまま全裸で過ごしてて、暑くなって来たら、そのまま水風呂に入ればいい。そうすれば、ヨケイな洗濯物も増えないし、何よりも、右手が使えないのに着たり脱いだり着たり脱いだりってメンドクサイヤ人にならなくてすむ。だけど、今のあたしは、極めて体調が悪いから、常に「急に倒れて救急車を呼ぶ」って状況を考えながら生活してる。だから、全裸で倒れてるとこに救急隊員が到着するっていうパターンだけは避けたいので、最低限の衣服だけは着用するようにつとめてるってワケだ。

そして、こんなジレンマの中で、あたしが到達した方法は、「汗をかき始める前に水風呂に入る」って作戦だった。水風呂から出て来て、キャミと短パンを着ると、30分もしないうちに暑くなって来るから、この辺から気をつけといて、40分か45分くらいでジンワリと汗が出て来る寸前に、キャミと短パンを脱いで水風呂に入る。こうすれば、キャミと短パンには汗がつかないから、また着ることができる。ただ、この方法にもデメリットがあって、必然的に水風呂に入ってる時間が長くなるから、水風呂に入ってる間に具合が悪くなって救急車を呼ぶことににりそうな予感がするのだ。

でも、お風呂場で倒れてるのなら、全裸でも当たり前だから、客観的に見た状況としては、そんなに恥ずかしくない。だから、「ま、いっか!」ってことにしちゃった。とにかく、何よりの問題は、この尋常じゃない暑さってワケで、この暑さを何とかすることこそが、最優先の課題ってことになる。あたしは、民主党みたいに、「財源がないなら増税すればいい」なんていう他力本願で無責任な方法を選択するほど無能じゃないから、ちゃんと自分の責任において解決策を探すことにした。その結果が、「汗をかき始める前に水風呂に入る」って作戦なのだ。

だけど、この作戦は作戦として、いくら「暑い!」「暑い!」って言ってても、別に涼しくなるワケでもないし、逆に、ヨケイに暑くなっちゃう。だから、四季折々の自然をそのまま受け入れるべき俳人としては、この暑さを楽しむ方向へシフトするように考えることも大切だと思った。前に、「梅雨の雨を楽しむ」ってことを書いたけど、それとおんなじで、暑さであろうと寒さであろうと、嫌なものを嫌がらないで「楽しもう」って姿勢で臨めば、それなりに苦痛が軽減されるっていうポジティブな発想だ。

‥‥そんなワケで、戦国時代の僧侶、快川紹喜(かいせん じょうき)は、織田信長の敵だった六角義弼(ろっかく よしすけ)をお寺にかくまったことから、信長の嫡男(ちゃくなん)、信忠の軍に焼き討ちにあった。そして、紹喜は、燃えるお寺の中で、「安禅必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火もまた涼し」って言い残して焼け死んだ。この「心頭滅却すれば火もまた涼し」って言葉は、お坊さんが言ったこともあって、ついつい「無我の境地になれば火の熱さも感じない」ってふうに解釈されてるけど、あたしは、これは違うと思ってる。だって、何をどうしたって、火は熱いに決まってるからだ。

どんなに厳しい修行を積んだって、空を飛べるようになるワケがないのとおんなじで、火を熱く感じないようになるワケがない。たとえ、インドの山奥で、ダイバダッタの魂を宿して修行したって、レインボーマンには変身できるようになったとしても、火を熱く感じないようになるワケがない。だから、この「心頭滅却すれば火もまた涼し」ってのは、言うなれば、「究極の痩せ我慢」てことなのだ。ホントは熱くて熱くて死にそうなのに、無理して熱くないフリをしてるだけなのだ。「無我の境地になれば火の熱さも感じない」なんてのは、所詮は表向きのタテマエであって、いくら心頭を滅却したって火が涼しくならないってことは、誰よりもお坊さんたち自身が分かってるハズだ。

自然界の異端者である人間の修行だの精神論だのってのは、あまりにも人間丸出しの世界観で、人間以外のすべての生き物には何の意味もない。たとえば、神様や宗教にしても、人間が人間のために作り出したものだから、人間以外のすべての生き物には何の意味もない。神様や宗教なんかに頼らないと生きてけないのは、地球上に数え切れないほどの種がある生き物の中で、人間だけなのだ。だから、この「心頭滅却すれば火もまた涼し」っていう非科学的な精神論も、人間以外の生き物にはまったく通用しない。どんな動物だって、火は熱いに決まってるからだ。

で、自然界の異端者である人間が、その人間性を丸出しにしたのが、この「心頭滅却すれば火もまた涼し」みたいな宗教的な考え方だとしたら、その正反対、つまり、人間以外の生き物の側に立ってるのが、あたしの実践してる俳句ってワケだ。俳句の世界では、基本中の基本が「来るものを拒まず、去るものを追わず」の姿勢だから、すべてをありのままに受け止めた上で、できる限り主観を排除して表現する。たとえば、今日みたいに暑い日なら、「暑い」っていう事実はありのままに受け止めるけど、その暑さが「たまらない」とか「耐えられない」とかっていう自分の主観は排除して俳句を詠む。だから、痩せ我慢して「火」を「涼しい」なんて言ってる人間丸出しの人たちとは正反対で、火は熱いし氷は冷たいっていう極めて当たり前の世界になる。

‥‥そんなワケで、ただ「暑い」って言うだけで、その暑さに対する自分の感想である主観を述べちゃいけないのなら、俳句って何も表現できないじゃん!‥‥って思うかもしれないけど、そんなこたーない。俳句には、「季語」っていう無敵の武器があるからだ。「雨」ひとつにしても、「時雨(しぐれ)」や「五月雨(さみだれ)」を始めとして、ものすごくたくさんの呼び名があって、それらが季語になってるから、自分の主観を述べなくても、季語が作者の思いを代弁してくれる。

たとえば、俳句を知らない人でも聞いたことのある有名な句で、「五月雨をあつめて早し最上川」っていう松尾芭蕉の句がある。これは、雨によって水かさが増した最上川の轟々と流れる雄大さ、自然の大きさを詠ってるワケで、だからこそ、その様子を見てる芭蕉の小ささ、大自然の前では無力になってしまう人間のちっぽけさまでもが見えて来るワケだ。もともとは、「五月雨をあつめてすずし最上川」っていう句だったけど、芭蕉は「すずし」っていう自分の主観を排除して、「早し」に変更した。だからこそ、最上川の雄大さが伝わって来るようになったんだけど、この句の何よりの手柄は、「五月雨」っていう季語の力だ。これが「春雨」や「時雨」だったら、迫力ゼロの陳腐な句になってるとこだ。

こんなふうに、雨の名前によって、その句のイメージや表現力は大きく変わるワケで、これは、「暑さ」に対してもおんなじことが言える。初夏の気持ちいい「薄暑(はくしょ)」もあれば、真夏の地獄のような「極暑(ごくしょ)」もあれば、立秋を過ぎても残ってる「残暑(ざんしょ)」もあるワケで、それぞれに暑さのタイプが大きく違う。だから、俳句の季語として使った場合には、その句のイメージも大きく変わる。たとえば、「黒猫の背なか波打つ」っていう描写と組み合わせてみると、こんなふうになる。


 黒猫の背なか波打つ薄暑かな

 黒猫の背なか波打つ極暑かな

 黒猫の背なか波打つ残暑かな


描写は「黒猫の背中が波打ってる」っていう客観的な事実しか詠ってないのに、「薄暑」の場合は、何となく黒猫が気持ち良さそうな感じに見えると思うし、「極暑」の場合は、「薄暑」とは反対で、暑くて暑くてしんどい思いをしてるように見えると思う。そして、「残暑」になると、「極暑」とおんなじに、しんどい様子が見えて来るけど、「極暑」よりも湿度の高いベトベトしたイメージがプラスされるだろう。これが、季語の持つ力ってワケだ。

もちろん、他にも、たくさんの「暑さ」がある。あたしがよく使うのは、「溽暑(じょくしょ)」って季語だ。これは、中国の「二十四節気」をさらに3つに分けた「七十二候」のひとつ、「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」から派生した季語で、強い日差しが土中の水分を蒸発させて蒸し暑くなることだ。ま、難しく考えずに、真夏の蒸し暑さを表現する時に使えばいい。

そして、この「二十四節気」で言えば、他にも「小暑(しょうしょ)」と「大暑(たいしょ)」がある。これらは、「暑さ」そのものじゃなくて、時候の季語になる。つまり、「春分の日」みたいなもんで、夏至の15日後、だいたい7月7日あたりが「小暑」で、この日から「暑中」に入る。そして、「小暑」の15日後が「大暑」になる。だけど、こうした時候の季語でも、「黒猫の背なか波打つ小暑かな」とか、「黒猫の背なか波打つ大暑かな」とかって詠めば、単に時期を表現してるだけじゃなくて、それぞれの「暑さ」が伝わって来るだろう。

他にも、「極暑」よりも暑い、まるで炎で焼かれるような暑さを表わす「炎暑(えんしょ)」もあるし、その「炎暑」がもっとも厳しくなる正午から午後2時までをピンポイントで指す「炎昼(えんちゅう)」なんて季語もある。焼けるような大気も含めて表現するなら「炎天(えんてん)」、体に感じる熱気そのものを表現するなら「炎(も)ゆる」とか「灼(や)くる」とかって動詞の季語もある。また、暑さを間接的に表現する場合には、炎天下での無風状態を表わす「風死す」とか、熱気でムンムンする草の匂いを表わす「草いきれ」なんて季語もある。

「日盛(ひざかり)」「旱(ひでり)」「油照(あぶらでり)」なんてのも、文字を見ただけで暑くなって来る季語だし、わずかな日蔭を表わす「片蔭(かたかげ)」や、待ちに待った雨を表わす「喜雨(きう)」なんてのも、「暑さ」あっての季語ってことになる。だから、「片蔭」や「喜雨」自体は「涼しさ」を表現してるけど、これらの季語の向こう側には「暑さ」が鎮座してるってワケだ。さらに言えば、「蝉(せみ)の声」にしても、「向日葵(ひまわり)」にしても、「かき氷」にしても、「海水浴」にしても、「生ビール」にしても、「サングラス」にしても、多くの夏の季語が「暑さ」に直結してる。

‥‥そんなワケで、今日の東京の暑さは、まさしく「極暑」であり、「炎暑」であり、「溽暑」だったワケだけど、この暑さをストレートに「暑い!」「暑い!」って騒ぐんじゃなくて、逆に楽しんじゃおうって姿勢こそが「涼しさ」につながるってワケだ。あたしは俳人だから、俳句を詠むくらいしか楽しみはないけど、それでも、朝イチで川崎の溝口(みぞのくち)のパチンコ屋さんへ病院代と家賃を稼ぎに行って来たから、ちゃんと「ドル箱を積んで溽暑の溝口」っていう句を詠んだ。「溽暑」っていう耐えられないほどの蒸し暑さでも、パチンコ屋さんていう「涼しい場所」で、「ドル箱を積み上げる」っていう喜ばしい描写と組み合わせれば、「暑さ」の中にも「涼しさ」が感じられると思う。だから、皆さんも、「心頭滅却すれば火もまた涼し」みたいにバカなことを言ってないで、「暑さ」は「暑さ」として素直に受け止めた上で、その「暑さ」を少しでも楽しむような方向へシフトして、「暑さ」の中の「涼しさ」を見つけて欲しいと思う今日この頃なのだ。


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2010.07.19

皆さん、ありがとう♪

お見舞いのメールをくださった、ネコネコさん、正幸さん、よしっちさん、nakkyさん、充さん、0iさん、けいこさん、龍彦さん、kankanさん、まる子さん、要さん、ケンジさん、Rooさん、にゃんこさん、昌利さん、仮設伍号機さん、Jollyさん、バロンさん、秋葉原さん、一反木綿さん、由美子さん、P-chanさん、岩西さん、草さんを始め、たくさんの皆さん、どうもありがとうございました♪ とても全員のお名前を書くことはできませんが、届いたメールはすべて感謝して順番に読ませていただいてます。

それから、ミクシー内でお見舞いのコメントをくださった、撫子さん、つるPOMさん、みかどさん、hirokoさん、しげおさん、はなゆーさん、きしこさん、めくしとまとさん、コキナキ兄弟さん、Keiさん、ジャズおじさん、サンプラザ中野くん、荒木師匠、ふじくまさん、MAXねーさん、みやうちさん、勇人さん、ハァさん、あっ!こさん、もえもえロマンチックびいむさん、はづきさん、りんさん、かいじんさん、まりまりさん、ちぃさん、どうもありがとうございました♪ ミクシー内の日記には、病状や検査予定など少し詳しいことを書いてるので、ヨケイに皆さんに心配をかけてるようで、心苦しいです。

そして、「ノーレイン ノーレインボー」のたかゆきさん、「すみっち通信」のすみっちさん、「晴天とら日和」のとらちゃん、「KEN子の黄昏日記」のKEN子さん、「氷見温泉郷 永芳閣」の女将さんを始め、ブログ仲間の皆さんも、お見舞いのメールやメッセージをありがとうございました♪‥‥って、ここまで左手だけで1時間かけて書いてから、念のためにメールボックスを見たら、朝イチで石川喬司先生からもお見舞いのメールが届いてた!石川先生、どうもありがとうございました♪


‥‥そんなワケで、他にも、ツイッターでお見舞いのリプライをくださった人たちもたくさんいるんだけど、こんな状態なので、ホントにモウシワケナイザーだけど、今はお名前をピックアップできません。でも、もう少し回復したら、必ず全員のリプライを読ませていただきますので、読む前に言うのもアレだけど、皆さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってワケで、 あまりにもたくさんの人たちに心配をかけちゃってるので、ある程度のことだけは説明しようと思うんだけど、あたしの右手の指が動かなくなったのは、腱鞘炎とかじゃなくて、指を動かす神経に障害が起こってるからだそうだ。それで、今は、お薬と外的な治療で様子を見てるんだけど、このまま快方へ向かわなければ、手術するしかないそうだ。

それから、右手の他は、以前、手術した子宮筋腫の時と似たような症状が出て来たのと、消化器系に異常が出てるので、婦人科と内科に通院してる。で、今週、MRIとか胃カメラとか、ひと通りの検査をすることになってる。その時に、血液検査の結果も分かるので、すべては今週の検査が終わってからってことになる。だから、あたしとしては、何とか病院代と生活費を作ることだけに専念しようと思ってたんだけど、土曜日の夜から、ジョジョに奇妙にノドが痛くなり始めて、手で触ったらノドの横がポコンて膨らんでて、鏡で見たら尋常じゃない雰囲気になっちゃった。

お水を飲むだけでもノドに激痛が走るし、ツバを飲み込むこともできない。それで、ずっと前に知り合いがカツオのタタキを送ってくれた時に、中に入ってた保冷剤をフリーザーに入れといたので、それを首の腫れてるとこにあてて、タオルで巻いて、そのまま横になってた。だけど、1日経っても痛みも腫れも取れなかった。今、通院してる内科は、月曜日まで3連休だから、火曜日にならないと診てもらえない。それで、あたしは、地元のお友達にリンゴジュースを買って来てもらって、ノドの痛みをガマンして、少しずつ飲んでたってワケだ。

だけど、月曜日の朝になったら、もう2日も何も食べてないからなのか、とうとう自力でベッドから起き上がれなくなっちゃった。そして、こりゃあヤバイ!ってんで、母さんに電話して助けに来てもらった。とにかく、何か食べれば動けるようになると思ったので、母さんにお粥を作ってもらおうと思ったんだけど、家にはお米がない。最後のお米を炊いちゃったあとに右手の指が動かなくなったから、食べ物よりも病院代を優先して、高価なお米はガマンして、500gで100円のパスタを主食にしてた。

母さんは、「お米が無いって言ってくれれば、母さんのとこから持って来たのに」って言いつつ、冷蔵庫の中やキッチンの棚をゴソゴソと探して、「ラーメンがあったよ!」って言った。いつもは、5個で198円の「金ちゃんラーメン」を買うんだけど、ちょっとお金に余裕があった時に、大好きな「サッポロ一番」の塩らーめんが5個で248円になってたから、思い切って買って、すごく食べたくなった時に、1個ずつ大切に食べて来た。それで、最後の1個を取っておいたのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、インスタントラーメンは「固ゆで」が好きなんだけど、今はノドが痛くてお水も飲めない状態だから、やわらかめに作ってもらった。それから、1個は食べられないから、半分だけ作ってもらった。母さんは、フリーザーで冷凍保存しといたチクワとシメジとニンジンを見つけて、一緒に入れてくれた。何とか上半身を起こしてもらい、だらしないけど、ベッドの上で食べた。飲み込むたびにノドに激痛が走るけど、食べなきゃ元気になれないから、少しずつ、少しずつ、30分くらいかけて食べた。貴重な栄養源だから、スープもぜんぶ飲んだ。

それから、また横になったら、母さんは、溶けて温かくなってた保冷剤の代わりに、冷たいお水でタオルを絞って、ノドの腫れてるとことオデコにあててくれた。冷たくて気持ちよかった。しばらくウトウトして、ハッと目が覚めたら、しらないうちに3時間くらい過ぎてて、母さんが、「お米を少し持って来て、炊いといたからね。あと、きみこの好きなガリガリ君と牛乳プリンも買って来て、冷蔵庫に入れといたよ」って言ってくれた。

あたしは、何とか動けるようになったので、母さんに手を貸してもらっておトイレに行って、それから、シャワーでサッパリして着替えをした。母さんは、シーツとマクラカバーを替えてくれた。で、現在に至る‥‥ってのが、フランク・ザッパな流れだ。だから、たくさんの人たちに心配をかけちゃったけど、明日になったら朝イチで病院に行くし、そのあとには予約してる検査を順番に受けるから、あとは、すべて、その検査の結果次第ってワケで、今のあたしにできる最大限のことをやってるから、皆さん、どうぞご安心ください♪

‥‥そんなワケで、あたしは、右手さえ自由に動けば、多少は体調が悪くても、ナニゴトもなかったかのように楽しい日記を書いちゃうとこなんだけど、サスガに左手しか動かないと、なかなかそうも行かない。これは、キーボードを打つのが大変だってことだけじゃなくて、右手が動かないことに対する不安、つまり、いつになったらお仕事に復帰できるのか分からない不安、生活に対する不安があるからだ。こうした「先の見えない不安」があると、楽しい日記を書く気分になれないし、無理して書いたとしても、あたしが楽しくない。そして、書いてるあたしが楽しくなければ、読んでくれる人たちを楽しませることはできない‥‥ってワケで、遅くても今週いっぱいで結果が分かるから、そしたら、また楽しい日記を書けるようになると信じてる今日この頃なのだ。


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2010.07.16

夢で会えたら

ここんとこ、ものすごくヒンパンに見てる夢がある。1週間に3回は見てる。あたしが眠ってると、誰かがあたしの右手をギュッと握ってくれて、それがとっても温かくて、頼もしくて、手からたくさんのパワーが流れ込んで来る。それで、薄っすらと目を開けると、なぎさの笑顔がある。そう、プリキュアのなぎさだ。それで、あたしは、ほのかになってる。ほのかになってるあたしは、制服に着替えて、朝ご飯を作って、なぎさと一緒に食べて、なぎさと手をつないで、ベローネ学院女子中等部へ登校する。大好きななぎさと一緒にいられて、全身が幸せに満ちあふれてる。

夢の中だけど、あたしは眠ってて目を覚ますから、一瞬、夢なのか現実なのか分からなくなる。目が覚めたら、ホントになぎさがいてくれて、ホントにほのかになってるように思えちゃう。あたしは、なぎさが大好きで、あまりにも好きすぎて、今までもよく夢に出て来てた。だけど、今回みたいなパターンは初めてで、これは、あたしの体調が悪いからだと思う。それも、ただ単に体調が悪いだけじゃなくて、右手の指が動かなくて、お仕事ができないから、いろんな意味で不安になってるからだと思う。1人暮らしって、病気になると心細くなるけど、今回みたいに収入の道を断たれると、ホントに心細くなる。

あたしの場合、2ヶ月から3ヶ月前のギャラが振り込まれるから、今は通常の収入がある。だけど、このままお仕事ができない状況が続いてくと、2ヵ月後、3ヵ月後に、ものすごく困ることが分かってる。だから、不安で不安で仕方ない。それも、いつ治るのか何も分からない状況で通院してるから、このままお仕事に穴を開けてると、手が治ったころには、お仕事のほうがなくなってるっていう不安もある。だから、そんな精神状態から、あたしの深層心理がセレクトして放映してくれてるのが、大好きななぎさとのラブラブな夢なんだと思う。なぎさが、あたしの右手をギュッと握ってくれると、あたしもなぎさの右手をギュッと握り返すことができる。夢の中なら、ちゃんと指が動くから、とっても安心できる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、なぎさの夢ばかり見てたら、なぎさへの思いが大きくなりすぎちゃったみたいだ。だって、なぎさとの楽しい夢を見たあとに、目が覚めてからパソコン立ち上げると、パソコンの壁紙のプリキュアのなぎさと目が合った瞬間に、ドキッ!として、恥ずかしくて顔がカッカと熱くなっちゃうからだ。そして、アラフォー寸前の女が、幼児アニメのキャラを見て顔を赤くしてる状況を客観視して、今度は別の意味で、恥ずかしくて顔がカッカと熱くなっちゃう。

だけど、あたしの抱えてる不安を少しでも解消するようにと、あたしの心が放映してくれてる夢なんだから、今は、その流れに従ってたほうがいいに決まってる。科学的な根拠はゼロでも、プラシーボ効果くらいは期待できるから、自己治癒能力を高めることにもつながると思う。あたしの指は、指を動かす神経に障害が生じてて、その神経が復旧しないと動くようにならないってことなので、自己治癒能力を高めることは意味があるハズだ。

それで、あたしは、大好きな「ふたりはプリキュア」の中でも、特に好きな40話、「夢の世界へご招待!?一泊二日闇の旅」を観てみることにした。これは、あたしのハートのツボの内角高めにストライクなお話で、何回観ても全身がジーンとシビレちゃうほどたまんない名作だ。ほのかの両親は、画商をやってるので、ふだんは海外にいる。そのため、ほのかは、おばあちゃんと2人で暮らしてるんだけど、この日、おばあちゃんは、お友達のお見舞いに行くために、一晩、お家を空けることになる。それで、1人でお留守番するほのかを心配したおばあちゃんは、誰かお友達に泊まりに来てもらったらどうかって提案する。

で、なぎさが泊まりに来ることになる。この時点で、あたしは、もう、たまんないほどコーフンしちゃう。だって、誰もいないお家に、大好きななぎさが泊まりに来るなんて、考えただけでも脳みそが爆発しちゃうからだ。だけど、やって来たのは、なぎさだけじゃなかった。なぎさのラクロス部の親友の3人も一緒だったのだ。そして、アニメの中のほのかは、たくさんのお友達が来てくれたことに喜ぶんだけど、あたしとしては、思わぬジャマ者の登場にガックリしちゃう。せっかく、なぎさと2人きりになれると思ってたのに‥‥。

でも、ここからがサイコーの展開になる。みんなで晩ご飯を作る時に、お料理が苦手ななぎさに、ほのかがやさしく教えてあげる。そして、楽しい食事が終わると、なぎさの連れて来た3人が帰ってく。そう、あたしの待ちに待った状況が、ついに訪れたのだ!(笑)‥‥ってワケで、2人きりになったほのかとなぎさは、一緒にお布団に入って、2人の出会いから、これまでの思い出を話してく。初めてプリキュアになった日のこと、初めてケンカをした日のこと、敵の本拠地まで行った日のこと、いろんな思い出を話してるうちに、ほのかは、言い知れぬ不安に襲われる。そして、そんなほのかの表情を見たなぎさが、こう言う。


「わたし、いるからね。勉強できないし、料理もできない、頼りないだろうけど‥‥でも、ほのかのそばにいるから‥‥」


ほのかは、なぎさの言葉に安心して、2人は眠りにつく。そして、あたしは、このシーンで号泣する。ああ、なぎさぁ~~~!!大好きだぁ~~~!!‥‥ってワケで、これで終わったらプリキュアじゃない。眠りについた2人は、なぎさはなぎさで、ほのかはほのかで、それぞれ別々の夢を見るんだけど、2人は夢の中で出会っちゃう。そう、2人はおんなじ夢の中にいたのだ。そして、敵が襲いかかって来る。だけど、夢の中じゃプリキュアに変身できない!

でも、2人のピンチを察知したポルンが手助けして、何とかプリキュアに変身することができた‥‥ってワケで、「ポルンて誰?」って質問に関しては、「プリズムストーン」のこととか「光の国」のこととか、説明しなきゃならないことがマウンテンだから、ここでは割愛させていただくポポ(笑) で、無事にプリキュアに変身できた2人は、キュアブラックの「ブラックサンダー」と、キュアホワイトの「ホワイトサンダー」から、必殺技の「プリキュア・マーブル・スクリュー」を炸裂させて、ミゴトに敵をやっつける。そして、夢の中に現われた敵をやっつけた2人は、ようやくホントの眠りにつく。

翌朝、ほのかのおばあちゃんが帰って来ると、掛け布団をはだけた2人が、仲良く手をつないだまま眠ってた。おばあちゃんは、そんな2人を見て微笑む‥‥ってストーリーだ。この時、なぎさは、大の字になって、大きな口を開けて寝てて、一方、ほのかは、なぎさのほうを向いて体を丸めて寝てる。2人のキャラ、そのままの寝姿だ。そして、ほのかの右手は、なぎさの左手をシッカリと握ってる。あたしは、このラストシーンを観るたびに、いろんな思いで胸がいっぱいになる。そして、あたしがほのかになって、なぎさと手をつないで眠りたいって思う。

‥‥そんなワケで、「ふたりはプリキュア」の主題歌のバックには、2人が仲良くなる前のシーンが織り込まれてる。本を読みながら渡り廊下を歩いてるほのかと、ラクロス部の仲間たちと歩いてるなぎさが、お互いにまったく相手に気づかずにすれ違うシーンだ。あたしは、これは、ホントに素晴らしい演出だと思う。毎回、このシーンを観るたびに、2人がどんどん仲良くなって来た過程が思い起こされて、胸が熱くなる。だから、まだ「ふたりはプリキュア」を観たことがない人たちには、ぜひ、第1話だけでも観て欲しいと思ってる。もちろん、こんなことを振ってるんだから、痒いとこに猫の手が届く「きっこの日記」としては、ちゃんと観られるようにしておく。

今、「GyaO」で、1作目の「ふたりはプリキュア」、2作目の「ふたりはプリキュア Max Heart」、4作目の「Yes!プリキュア5」、5作目の「Yes!プリキュア5 GoGo!」の、それぞれ第1話を無料配信してる。これは、第1話だけを無料配信して、2話以降を有料で観てもらおうっていうスンポーなんだけど、一度もプリキュアを観たことのない人に、なぎさの男っぷりや可愛さを知ってもらうには、第1話だけで十分だと思ってる。


「ふたりはプリキュア」(第1話)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00722/v09812/

「ふたりはプリキュア Max Heart」(第1話)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00722/v09813/

「Yes!プリキュア5」(第1話)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00722/v07549/

「Yes!プリキュア5 GoGo!」(第1話)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00722/v09814/


‥‥そんなワケで、一応、4作ともリンクしといたけど、あたしの、この熱い思いを分かってもらうためには、なぎさとほのかが出会う「ふたりはプリキュア」と、2人が3年生になってからの「ふたりはプリキュア Max Heart」の第1話だけを観てもらえば十分だと思う。どんなに、なぎさがステキなのかは、2話以降のどんどん2人が仲良くなってく流れも必要だけど、とにかく、まずは第1話だけでも観て欲しい‥‥ってことで、あたしにとってのプリキュアは、もちろん、なぎさとほのかの初代プリキュアのことだ。現在放送中の「ハートキャッチプリキュア」なんて、あんなもん、とてもプリキュアとは呼べない。

あとは、二代目の「Splash Star」、三代目の「Yes!プリキュア5」までが「プリキュア予備軍」で、四代目の「フレッシュプリキュア!」が「プリキュア予備軍セピア」ってとこだ。ま、この辺のことは、今まで何度も書いて来たけど、ぜんぜん分からない人のために説明しとくと、プリキュアのシリーズってのは、おんなじ主人公が登場するワケじゃなくて、1年ごとにリニューアルされて来た。そして、リニューアルされるたびにクオリティーが下がって来て、現在の「ハートキャッチプリキュア」で、とうとう「プリキュア」とは呼べないほど酷いレベルにまで落ちちゃったってワケだ。

簡単にシリーズを説明すると、中学2年生の「なぎさ」と「ほのか」が主人公なのが、1作目の「ふたりはプリキュア」で、2人が3年生になってからが、2作目の「ふたりはプリキュア Max Heart」で、この2作が、あたしの大好きな初代プリキュアだ。そして、3作目の「ふたりはプリキュア Splash Star」は、タイトルこそ一緒だけど、主人公が「咲(さき)」と「舞(まい)」の2人に代わり、設定もすべて変更になるから、まったく別のお話で、これが二代目プリキュアだ。ちなみに、1作目では、プリキュアは「なぎさ」と「ほのか」の2人だけだったけど、2作目では、シャイニールミナスに変身する下級生の「ひかり」が加わって3人になり、3作目では、「咲」と「舞」の他に、敵だった「満(みちる)」と「薫(かおる)」が途中から味方に加わって4人になる。

つまり、1作目が2人、2作目が3人、3作目が4人てワケで、この流れからも分かるように、続いての4作目、「Yes!プリキュア5」は、またまた完全リニューアルして、プリキュアが5人になる。そして、次の5作目の「Yes!プリキュア5 GoGo!」は、前作の続きなんだけど、ミルクが「くるみ」って女の子に変身して、それがミルキィローズに変身するから、仲間は6人になる。で、この4作目と5作目が、三代目プリキュアってワケだ。

そして、次の6作目の「フレッシュプリキュア!」で、今までの流れが大きく変わる。これまで増え続けて来た人数が、サスガに、これ以上は増やせないからなのか、ひとまず3人に戻る。そして、途中から、敵の1人が味方になって、4人目のプリキュアになる。そう、せっちゃんだ。もちろん、「せっちゃん」て言っても、大学時代に「セックスしたい」が口癖だったために、最初は「セックス小僧」ってアダ名をつけられて、それがそのうちに「せっちゃん」に変化しちゃった斉藤和義さんのことじゃなくて、ラビリンスでは「イース」、人間界では「東せつな」、そして、4人目のプリキュア、「キュアパッション」のことだ。

‥‥そんなワケで、最初は、なぎさに対するあたしの熱い思いを書いてたつもりなんだけど、いつの間にか、プリキュアを知らない人たちや、プリキュアに興味のない人たちに、プリキュアの素晴らしさを押しつけがましく押しつける「布教活動」みたいになっちゃった。だけど、不安で不安で仕方ない今のあたしにとって、動かない右手を夢の中でギュッと握ってくれるなぎさは、唯一の「安心感」なのだ。実際には、あたしを心配して、身の周りのことを手伝いに来てくれるお友達や後輩が何人かいるので、すごく助けられてるんだけど、サスガに「手を握って一緒に寝て欲しい」なんてことは頼めない。それに、いくらあたしだって、相手が誰でもいいワケじゃなくて、やっぱり好きなタイプの女の子じゃないと意味がないから、こうした部分に関しては、いつもの妄想モードをフル稼働させて、これからも夢の中だけで楽しんでこうと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.07.15

猫の手も借りたい

ちょっと日記の更新が滞ってて、心配してくださった皆さんからメールをいただいてる。それで、どうしようか考えたんだけど、ホントのことを書くことにした。実は、しばらく前から、利き手の右手の指が動かなくなっちゃって、今、病院に通ってる。指が動かないって言っても、無理すれば多少は動くんだけど、マウスを動かすのが精一杯で、キーボードを打ったりはできない。当然、お仕事もできないので、完全に死活問題で、何とかお金をヤリクリして、1日おきに病院に通って治療を続けてる。

とにかく、右手が使えないと、お仕事だけじゃなくて、日常生活もままならない。まず、お箸が使えないから、お料理も苦労してるし、食べるのも苦労してる。だけど、食事なら、左手でフォークやスプーンで食べることもできるけど、何よりも困ってるのが、字が書けないってことだ。左手でボールペンを持つことはできるけど、サスガに字は書けない。だから、大事な書類とかは、人に頼んで代筆してもらってる。

それから、車の運転も苦労してる。あたしの車は左ハンドルだから、右手でギアチェンジするので、手のひらを使ってやってるんだけど、ものすごく大変だ。そして、原チャリは右手がアクセルだから、手のひらだけでアクセルを開けることは何とかできるけど、ちゃんとハンドルを握ることができないから、恐くて運転できない。自転車も、ハンドルをちゃんと握れないから、ちょっと恐い。他にも、髪を洗う時も、おトイレでお尻を拭く時も、着替える時も、何から何まで苦労してる。

右手の指が動かないだけでも、こんなに苦労してるんだから、脳梗塞とかの後遺症で、右半身や左半身に麻痺が残ったりしてる人たちは、今のあたしの何倍も大変な思いをしてるんだな~って思って、あらためて、医療費抑制の一環として、医療機関によるリハビリを最大180日で打ち切りにした自公政権の血も涙もない政策に腹が立った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、悪いことは続くもんで、右手が使えない不便な生活を続けてたら、今度は他の部分も具合が悪くなってきちゃって、婦人科と内科にも通うハメになっちゃった。お仕事ができないのに、病院代で毎日たくさんお金が掛かる。こないだは、1日に3ヶ所の病院を回ったから、1万6000円も掛かった。結局、月末に支払う家賃の半分が、病院代で消えちゃって、あたしは、今、大ピンチを迎えてる。あたしは、今、この日記も、左手だけで打ってるので、いつもの何倍も時間が掛かってるんだけど、時間よりも掛かると困るのがお金ってワケで、国民健康保険の3割負担が、お仕事のできないあたしの肩に、ズッシリとのしかかってるってワケだ。

それで、このままじゃニッチもサッチもドッチもブルドッグになっちゃうので、昨日、パチンコを打ちに行って来た。右手の指が動かないから、ホントはいけないんだけど、食パンの袋を留めてる「コの字」のプラスティックのアレを使って、ハンドルを固定して、右手をハンドルに軽く乗せるようにして打った。すごく体が辛かったけど、他にお金を稼ぐ方法がないから、何とかがんばって、海2台で11箱積んだ。15000発ちょいで、カードに2000発くらい残ってたので、16000発ぶんを交換して、5万6000円になった。

まだ、家賃の不足分にも足りないし、これからの病院代も作らなくちゃなんないけど、今のあたしにできるのは、これくらいが限界だ。だけど、病院の時間まで、まだ2時間もあったから、あたしは、少し遊ぶことにした。まず、「海物語 IN 沖縄」の桜バージョンで、マリンちゃんモードにして、1000円だけ遊んだ。マリンちゃんのいろんな表情やアクションを見たり、「おいでおいで」って声を聞いてると癒される。海は1000円で25回は回るから、タップリと楽しむことができた。

それから、「サクラ大戦2」の甘デジで遊ぶことにして、1000円入れて打ち始めたら、すぐに帝劇の2階の喫茶店みたいな場所のモードになって、パートナー選択になったから、当然、3回連続ですみれちゃんを選んだ。1回選ぶたびに好感度がアップしてくから、3回目には「ツンデレ」の「デレ」になった♪

そして、しばらくすると「夏休みモード」になったんだけど、打ち上げ花火もダメ、カンナとアイリスのご飯合戦もダメで、マクラ投げの「マクラ大戦」になって、大神さんがサクラを守ってようやくリーチ。だけど、画面の両側の刀の役モノが2本ともシャキーン!って光ったのに、結局ダメ。その後も、何度か発展したんだけど、バトルするのがマリアとカンナばっかりで、ぜんぜんダメ。甘デジのクセに甘くなくて、2000円も使ったのに、期待度の低いリーチが5回でジ・エンド。

で、いよいよ、「エヴァンゲリオン~始まりの福音~」、略して「ハジフク」を初体験。今までは、新しい機種が出るたびに整理券をもらいに行って導入日に並んでたけど、今度の台は「連チャンしない」って話だったので、しばらくしてから打てばいいやって思ってた。そしたら、右手の指が動かなくなっちゃって、パチンコどころじゃなくなっちゃったのだ。だけど、パチンコどころじゃなくなっちゃった結果、病院代でたくさんのお金が必要になって、パチンコを打たなきゃ生活できなくなったんだから、まるで「ねじれ国会」だ(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、激しく遅ればせながら、「ハジフク」の実機を初めて見た。今度の台は、盤面の右上にも、枠の右上にも、おんなじ形の初号機の顔がついてて、あとは、上皿のプッシュボタンの下に、ゲーム機のコントロールスティックみたいなのがついてる。で、1000円入れて打ち始めたんだけど、これが、笑っちゃうくらいに回らない。右手が使えないから、左手で微調整しながらハンドルを固定したんだけど、なかなかストロークが決まらなくて、最初の500円で3回しか回らなかった。

次の500円は、何とか7回ほど回ったけど、こりゃあ厳しい戦いになりそうだ‥‥なんて思ってたら、突然、ネルフのマークの鉄の扉がジャキーン!って閉まったから、何か起こるのかと思ったら、単なる背景チェンジの合図だった。で、初めてなので、画面を凝視しながら打ってたら、たと気づいたんだけど、カオル君の図柄に「11」って書いてある。おいおいおいおいおーーーーい!「11」って何だよ!「11」って!

今までの台は「1」から「9」までだったのに、突然、「1」から「11」かよ? つまり、確率で言えば、今までよりも揃わなくなったってことだ。たとエヴァ、3つの数字のうち2つが「7」「7」になった時に、最後の1つも「7」になる確率は9分の1だった。それが、今度は11分の1になったってワケだ。もちろん、これは、実戦とは関係ない算数の話で、実際には、数字と数字の間のマークのとこで止まるパターンもあるし、それ以前に、CR機はランダム抽選だから、確率通りに当たりが出るワケじゃない。だけど、数字が増えたら、気分的に「当たりそうもない」って雰囲気になっちゃう。

で、しばらく打ってたら、擬似連が1回あってから、電車の中のシンジの画面になって、レイも立ってたから、「ちょっと熱いけど擬似連が1回だからダメだろうな」って思った。そしたら、サキエルVS零号機のリーチになったんだけど、零号機が黄色だった! あたしは「おおっ!」って思って、急にワクワクした。だって、前の台なら、黄色の零号機は大当たり確定のプレミアだったからだ。でも、薄っすらと予感してた通り、零号機はアッサリと負けちゃって、ナニゴトもなかったかのように図柄が回り始めた。

そして、しばらくしたら、今度は、ステップアップ予告が、リツコ→ミサト→レイ→アスカまで発展して、真希波・マリ・イラストリアスが仮設伍号機で登場するリーチになった。だけど、これもアッサリとハズレ。あたしは、まったく「ハジフク」の予習をしてないから、どんなリーチが熱いのか分からないけど、ステップアップ予告がステップ4のみじゃ、当たるワケがないよね。それから、またまたしはらくして、今度は、カオル君の乗った四号機とシンジの初号機とのバトルリーチになった。これもステップ4からだから期待してなかったんだけど、画面の右側の初号機の役モノが咆哮したから、あたしぱもしかしたら?」って思った。だけど、これまた、薄っすらと予感してた通り、初号機はアッサリと負けちゃった。

‥‥そんなワケで、結局、4000円も使って70回ちょっとしか回らないし、当たりそうな予感がぜんぜんしなかったから、ここでヤメにした。合計で7000円ほど遊んじゃったけど、最初に海2台に投資したぶんを引いても、トータルで4万6000円ほど儲かったから、これでも上出来ってことにした。とにかく、1日も早く手を治さないと、猫の手を借りなきゃならなくなっちゃう‥‥ってのは冗談だけど、このまま手が使えないと、マジで冗談なんか言ってられなくなっちゃう。だから、あたしは、どんなことをしても病院代を作って、手を治すことを最優先してる今日この頃なのだ。


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2010.07.12

ニポンの選挙は茶番劇

負けたどぉ~~~!‥‥ってワケで、競馬の「七夕賞」では、あたしの予想してたサンライズベガが3着、トウショウシロッコが5着に敗れ、F1の「イギリスGP」では、ポールポジションを獲得したベッテルがスタートでミスして7位に破れ、サッカーの「ワールドカップ」では、マリファナ吸い放題の自由の国、オランダが破れ、そして、「参院選」では、民主党が菅さんのオウンゴールで敗れちゃった。そして、この中で、あたしの予想が当ったのは、民主党の負けだけだった。

民主党は、大方の予想通りに、改選前の54議席が10議席も減らして「44議席」に、一方、自民党は、38議席から大きく躍進して「51議席」に、他は、公明党が11議席から2議席減らして「9議席」、共産党が4議席から「3議席」に、社民党は3議席から「2議席」に、それぞれ1議席ずつ減らした。国民新党は3議席が「0議席」に、新党改は5議席が「1議席」に、たちあがれ日本は「1議席」のまま、そして、今回の参院選で一番うまく有権者を騙したペテン師の集団、みんなの党は、「10議席」も獲得した。

そして、この結果だけを見ると、民主党が惨敗して、自民党が大躍進したみたいに見える。だけど、実際には、民主党は惨敗してないし、自民党も大躍進してないんだよね。前にも書いた通り、参院選てのは、ぜんぶで242議席あるうちの半分だけを選び直す「改選」だ。つまり、今回の参院選とは関係ない参議院議員が半分いるワケで、これを「非改選組」って言う。で、民主党の場合は、今回の選挙では「改選組」が54から44に減ったけど、「非改選組」が62いるから、合計すれば「106議席」ってことになる。そして、「改選組」が38から51へと躍進した自民党は、「非改選組」が33だから、合計しても「84議席」にしかならない。つまり、民主党とは22議席も差があるワケで、これに公明党の19議席を足しても届かない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今回の参院選の結果、与党サイドは、民主党が106議席、国民新党が3議席、新党日本が1議席で、合計110議席で完全に過半数割れした。そして、野党のほうは、自民党が84議席、公明党が19議席、共産党が6議席、社民党が4議席、たちあがれ日本が3議席、新党改革が2議席、みんなの党が10議席、諸派と無所属が5議席ってことになった。つまり、与党と野党とでキッパリと2つに分ければ、議席数では完全に与野党が逆転したことになるけど、これだけ政策がバラバラな野党がひとつになるワケはないから、これで、即、チカラ関係が逆転したとは言えない。

事実、比例区では、民主党の得票率が32%だったのに対して、自民党の得票率は24%で、やっぱり、「自民党よりは民主党のほうがマシ」って思ってる人のほうが多かったことになる。ハトポッポが国民を裏切り続け、次の菅さんは官僚の言いなり。挙句の果てには財務官僚に吹き込まれた「消費税の引き上げ」まで口にしたのに、それでも44議席も死守した上に、比例区では自民党を大きく引き離したんだから、有権者の多くは、まだ、「自民党よりは民主党のほうがマシ」って思ってるんだろう。そして、「民主党も自民党もダメだ」って思った人たちの多くが、みんなの党のペテンに騙されたんだろう。

菅さんは、今回の敗因について、「唐突に消費税の話をしたのがいけなかった」って言ったけど、やっぱりこの人、何にも分かってないみたいだね。だって、「消費税の引き上げ」を掲げた自民党が13議席も増やしたんだよ。有権者が「消費税の引き上げ」に反発したのなら、民主党だけじゃなくて、自民党にも投票しなかっただろう。ようするに、おんなじ「消費税の引き上げ」の話をするにしても、行く先々で言うことがコロコロと変わる菅さんと、キチンとマニフェストに掲げて一貫性をアピールした自民党との違いが出たってことになる。

ま、選挙前のマニフェスト発表の時期に、何をトチ狂ったのか、菅さん自ら「消費税の引き上げ」なんかを口にしたんだから、これで、ある程度は支持率が下がったことは間違いない。だけど、「消費税の引き上げ」は、代表の菅さんが口にしただけで、別にマニフェストには明記してなかった。一方、自民党のほうは、税率までハッキリと明記してたんだから、有権者は「消費税の引き上げ」の是非を争点にしたんじゃなくて、「消費税の引き上げ」というおんなじ問題に対する双方のリーダーの姿勢を見たんだと思う。

政策の内容で選ぼうとも、リーダーの資質で選ぼうとも、それは、それぞれの有権者の自由なワケで、だからこそ、親の人脈だけで選ばれたコイズミのバカ息子みたいな議員もいるワケだ。結局、有権者がどんな選び方をしても、それで当選すれば民主主義ってワケで、共産党きっての論客の小池晃さんが落選して、ウサン臭いどっかのコーヒー屋の社長なんかが当選しても、これも民主主義だから文句は言えない。片手間で国会議員をやりながら、ロンドンオリンピックで金メダルを目指すっていうヤワラちゃんが当選しちゃうのも、その影で、長年に渡って真剣に政治に取り組んで来たベテランが落選しちゃったのも、すべては民主主義なんだから文句は言えない。

だけど、あたしは、ニポンの選挙の投票率の低さにムカついてる。たとえば、投票率が80%とか90%とかあれば、選挙の結果は、それこそ民意の表われであって、コーヒー屋の社長が当選しようが、スポーツ選手が当選しようが、ぜんぜん文句はない。だけど、現在のニポンの選挙の投票率は、たいていは50%ちょいだ。今回の参院選も、前回の2007年の参院選の「58.6%」から、さらに下がって「57.2%」だったそうだ。フランク・ザッパに言えば、有権者の2人に1人は投票をしてないのに、こんな状況で選ばれた国会議員が、果たして「国民の代表」と言えるだろうか?

とにかく、有権者の2人に1人は、選挙なんて自分に関係ないと思って生きてるワケで、道ですれ違う人たちも、おんなじ電車に乗り合わせた人たちも、約半分は投票に行かない人たちってことになる。あたしは、毎日、ギリギリの節約生活を続けてて、少しでも安心して暮らせるようになりたいから、毎回の選挙は欠かしたことがない。だけど、世の中の半分の人たちは、あたしとは別世界のような景気のいい暮らしをしてるんだろうか? それとも、国民を裏切り続ける政治家になんか、もう何も期待してないんだろうか?

‥‥そんなワケで、日曜日の朝8時、投票所の小学校へ行ったら、ほとんど人がいなかった。去年の衆院選の時も、おんなじくらいの時間に行ったんだけど、その時は、通路に沿って長い行列ができてて、投票するまでにずいぶん時間が掛かった。だけど、今回は、ほとんど人の姿が見えなくて、1秒も待たずに投票できた。あたしは、最初に受け取った選挙区の投票用紙に「森原秀樹」って書いて投票箱に入れて、次に受け取った比例区の投票用紙に「保坂展人」って書いて投票箱に入れた。そして、1年ぶりの小学校の雰囲気を楽しみながら、のんびりと外へ出たら、1人の女性から声を掛けられた。今まで、何度も何度も投票に来たけど、生まれて初めての「出口調査」だった。

まず、選挙区の候補者の名前に番号が振られた一覧を見せられて、何番の候補者に投票したのかを聞かれた。「森原秀樹」は15番だったので、あたしは「15番です」って答えれば良かったんだけど、ちょうど、投票券を持った2人連れがあたしの横を通って小学校へ入ってくとこだったから、ワザと「社民党の森原秀樹さんに投票しました!」って大きめの声で答えた。それから、比例区で投票した政党名と、前回の選挙の時と支持政党が変わったかどうかを聞かれたので、あたしは、これまた大きめの声で、「私はずっと庶民の味方の社民党を支持してます!」って答えた(笑)

で、答えながら、その女性が書き込んでた調査用紙をチラ見したら、すでに10人くらいの回答が書かれてて、そのうちの3人の欄に「15番」って書かれてた。これを見て、あたしは、「森原さんが当選するかも?」って思えて嬉しかった。今回、結果は残念だったけど、共産党の小池晃さんでさえ落選しちゃったんだから、ムードに流されやすい東京都民の民度の低さが全面に出た選挙だったと言える。何しろ、ここ東京は、あんな独裁者を都知事に3選もさせちゃうような大バカだらけの都市なんだから、東京からの改革なんて1ピコグラムも期待できない。

結局、あたしが支持してるオムライス党は、党首のみずほたんと吉田忠智さんが比例区で当選したけど、絶対に国会へ行って欲しかった保坂展人さんまでは得票率が届かなかった。共産党の小池晃さんや、オムライス党の保坂展人さんのような本物の優秀な政治家が議席を得ることができず、その代わりに、政治の「セ」の字も知らないようなバカタレントやスポーツ選手が国会へとシャシャリ出てく。そして、本業のカタワラで政治ゴッコをして、6年間で数億円の税金を手にする。これが民主主義的な選挙の結果だなんて、まるでギャグ漫画の世界みたいだ。

‥‥そんなワケで、あまりにもバカバカしい結果になっちゃった今回の茶番選挙だったけど、考えてみれば、選挙を茶番にしてるのは、政党側じゃなくて、投票する有権者の側なのだ。有権者の半数は選挙に無関心なんだし、選挙に関心がある半数にしたって、その多くは雰囲気だけで投票先を決めてるような能天気な人たちだ。だから、ニポンの選挙は、有権者の民度に合わせて、どんどん劣化してく。票集めのためのタレント候補を3人も立てたのに、全員落選して1議席も取れなかった国民新党がいい例だろう。有権者の民度が高ければ、国民新党だってちゃんとした候補者を立てて、キチンと政策で勝負しただろうし、それなら、何人かは当選してたハズだからだ。

選挙ってものは、自分のためだけに投票するんじゃなくて、これからの世の中を作ってくために投票するんだから、言うなれば「未来の子供たちのため」に投票するって意味合いが大きい。それなのに、政治のドシロートのバカタレントやスポーツ選手なんかが比例区で当選しちゃうような選挙を繰り広げてるんだから、今のニポンの選挙は、AKB48の選挙とドッコイドッコイのレベルってことだ。こんなくだらない選挙ゴッコや政治ゴッコをしてるうちは、ニポンはいつまで経っても国際社会の仲間入りなんてできやしないし、アングロサクソンどもからバカにされ続けることウケアイだ。

そして、今回、菅さんは、負けた責任はいっさい取らずに、幹事長を始めとした執行部も何のオトガメもなしだそうだけど、こんな大アマなことが言えるのも、ホントの選挙じゃなくて、所詮は選挙ゴッコだからだと思う。だって、たとえば、前任者であるハトポッポの普天間問題を始めとした負の遺産の数々によって負けたのならともかく、自分の消費税発言が議席数を減らした直接の原因なんだから、責任はすべて菅さんにある。それも、自分の考えとして言ったのならともかく、財務官僚の言いなりになっての発言だったんだから、これほどのミスはないだろう。

それなのに、何の責任も取らずに、今まで通りにやってくだなんて、あまりにも国民をバカにしてる話だ。「国民の皆さんに判断してもらいたい」って言って選挙をして、その結果、大幅に議席数を減らして与野党が逆転しちゃったんだから、普通の神経をしてたら、代表と執行部は全員辞任が当たり前だ。それなのに、ナニゴトもなかったかのように代表を続けてくなんて、ようするに、「何よりも民意を一番に考える」って言いながら、平然と民意を裏切ったハトポッポとおんなじってことじゃん。

‥‥そんなワケで、あたしの感覚で言うと、菅さんも執行部も全員辞任するのが当たり前だと思うし、その代わりに代表になるべきなのは、小沢一郎しかいないと思ってる。そして、岡田や前原や北澤を始めとした官僚の飼い犬どもからは役職を剥奪して、完全なる「脱官僚」の内閣を作って、普天間基地に関する日米共同声明を白紙撤回する。そうすれば、オムライス党も連立に復帰できるから、官僚どもの利権やアメリカの圧力に屈しない、ホントの意味での「ニポン人のための政権」が誕生するってスンポーだ。そして、こうした政権が誕生すれば、あたしたちのためだけじゃなくて、未来の子供たちのためにも、少しずつ世の中がいい方向へ動いてくと思う今日この頃なのだ。


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2010.07.09

きっこ出目式

日曜日の「七夕賞」は、あたしが気になってたキャプテンベガ、サンライズベガ、トウショウシロッコ、マイネルグラシュー、デストラメンテ、ホワイトピルグリムの6頭のうち、サンライズベガ、トウショウシロッコ、マイネルグラシューの3頭が出走することになった。サンライズベガが9番、トウショウシロッコが12番、マイネルグラシューが15番だ。

だから、3連単ですべての組み合わせを買っても、9-12-15、9-15-12、12-9-15、12-15-9、15-9-12、15-12-9の6通りで、600円だ。あとは、「あたしが選んだ3頭のうち2頭が3着までに入る」っていうパターンにも目を向けて、この3頭のうち2頭の組み合わせ、9-12、9-15、12-15で馬連とワイドを買えば、ここまでの合計が1200円だ。そして、この3頭の単勝を買っても、合計で1500円。これなら、十分に予算内で楽しむことができる。

当たり前のことだけど、やっぱり、予想した馬の数が少ないと、少ないお金で楽しむことができる。たとえば、今回なら、3連単をやめて3連複にすれば、9-12-15の1通りだけでカバーできちゃうから、極端な話、100円でも楽しむことができる。だから、あたしの場合は「このレース」って決めた1つのレースだけを予想して、2000円の予算で楽しんでるけど、1つのレースに100円しか賭けなければ、もっと他のレースも買うことができる。

その昔、「北出目式(きた でめしき)」っていう怪しげな予想があった。これは、北さんていう人が考えた方式なんだけど、この日は「3-5」って予想したら、1レースから12レースまでぜんぶ「3-5」だけを買う。ようするに、デタラメでも「数撃ちゃ当たる」って方式なんだけど、1レース1点なら、おんなじ予算でたくさんのレースを買うことができる。ま、あたしの場合は、1つのレースをジックリと予想するほうが楽しいから、こんな買い方はしないけど、もしも全レースを予想する時間があったら、1レースから12レースまで1点ずつ3連複を買ってみたいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは競馬の初心者だから、東京以外の競馬場のことは分からないし、どんなローテーションになってるのかも分からない。「東京」「阪神」「京都」の3つが開催してる時もあれば、今は「函館」「福島」「阪神」の3つが開催してて、合計で3ヶ所の競馬場でレースが行なわれてるってことだけは分かったけど、東京以外の競馬場が、どんなローテーションになってるのかは分からない。

ただ、毎週土日に、3ヶ所の競馬場で、12レース行なわれてるってことだけは分かったから、1日に行なわれるレースは36レースってことになる。つまり、1レースに1点だけ賭けるなら、3600円で夢を見られるってワケだ。そして、36レースも予想する時間なんてないから、マクラのとこでは否定したけど、ここはひとつ、「きっこ出目式」を開発するしかない。

「北出目式」の時代には、3連単や3連複はなかったし、馬連もなかった。枠連、単勝、複勝しかなかったから、「3-5」ってのは枠連のことで、だから当たる確率もそこそこあった。数学的な確率だけで言えば、1枠や2枠は1頭って場合があるし、7枠や8枠は3頭って場合があるから、枠連で買うなら、「1-2」よりも「7-8」のほうが当たる確率が高くなる。だけど、競馬って不思議なもので、過去のレース結果をザッと見てみると、ナニゲに1番の馬が連に絡んでるパターンが多い。

だから、もしも枠連で「出目式」をやるのなら、すべてのレースで「1-7」か「1-8」を買うのがベストってことになる。連に絡む確率が高い1番の馬がいる1枠と、頭数の多い外枠との組み合わせってワケだ。そして、1レースから12レースまで、ぜんぶ「1-8」を買ったとして、このうちの1レースでも当たって、配当が12倍以上になれば「勝ち」ってことになる。

だけど、競馬の枠連は、1枠にも2頭いたとすると、「1-1」から「8-8」まで、ぜんぶで36通りの組み合わせがある。つまり、1レースから12レースまで、ぜんぶおんなじ組み合わせを買ったとしても、そのうちの1レースが当たる確率は「3分の1」ってことになる。

そこで登場するのが、さっきの「1日に行なわれるレースは36レース」ってワケだ。1日に3ヶ所の競馬場で行なわれる12レース、そのすべてで「1-8」を買ったとすれば、確率的にも最低1レースは的中するってことになる。ただし、この場合は、配当が36倍以上にならないと「勝ち」にはならないワケで、せっかく的中したとしても、それが1番人気と2番人気の馬の枠だったとしたら、1000円以下の配当しか戻って来ない。

‥‥そんなワケで、よくよく考えてみると、こんな買い方をするのなら、もっと確実な方法がある。それは、たった1つのレースだけに絞って、そのレースの枠連の全パターンを買うって方式だ。「1-1」から「8-8」まで、36通りの組み合わせをぜんぶ買えば、そのうちの1つは絶対に当たる。そして、その配当が36倍以上になればいいってワケだ。さらに言えば、18頭すべての馬の単勝を100円ずつ買っといて、1着になった馬の配当が18倍以上になれば「勝ち」って方式だってある。

1日に行なわれる36レースぜんぶで「1-8」を買っても、「絶対に1レースは的中する」って保証はない。確率的には「36分の1」だから、1レースくらいは当たりそうに思うけど、1レースも当たらない可能性もある。そして、計算通りに1レースは当たったとしても、その配当が36倍以上にならなきゃ「勝ち」にはならないって部分は、1つのレースのすべての組み合わせを買うのとえんなじだ。それなら、確実に的中する「そのレースの枠連の全パターンを買う」って方式のほうが間違いない。

でも、ここで浮上して来るのが、逆のパターンだ。1日に行なわれる36レースぜんぶで「1-8」を買った場合、1レースも当たらない可能性もあるけど、逆に、2レース、3レース、4レースって当たる可能性もある。現に、過去のレース結果を見てみると、1日に行なわれた全レースの中に、おんなじ組み合わせの枠連が5つも6つもあるケースだってあるのだ。こんなのが当たったら、絶対に大儲けになっちゃう。

そして、1つのレースのすべての組み合わせを買って場合には、絶対に1つは当たるけど、2つ以上が当たることはアリエナイザーだ。それに、所詮は枠連なんだから、どんなに人気のない組み合わせが当たったとしても、万馬券になる可能性は極めて低い。現実的に考えれば、良くても50倍ってとこだろう。つまり、3600円の投資で、5000円の配当ってワケだ。これは、あまりにも悲しい結果だと思う。

結局、ゼロになる可能性があっても、数万円単位の儲けも期待できるのが、36レースぜんぶを100円ずつ買う方式ってワケで、絶対に的中するけど、最大でも2000円程度しか儲からないし、投資よりも配当のほうが低い可能性も多いのが、1つのレースの全パターンを100円ずつ買う方式ってワケだ。もちろん、これは、最低金額の100円ずつ買った場合の話だから、お金持ちで、何万円も競馬に使えるお金がある人なら、1つのレースの全パターンを1000円ずつ買えば、ラッキーな時には2万円くらい儲かることになる。

‥‥そんなワケで、枠連による「出目式」は、当たる確率はそこそこでも、当たった時の配当がそれほど期待できない。ようするに、ローリスク・ローリターンってワケで、ナニゲにマツダのエンジンみたいな感じになっちゃった(笑) で、ローリスク・ハイリターンを熱望してるあたしとしては、やっぱり、独自の「きっこ出目式」を開発すべきってワケで、それは、当然、3連複ってワケだ。で、「きっこ出目式」を開発するために、今日、10日の土曜日に行なわれた全ケースの3連複の結果を見てみよう。


「函館」
1R 3- 5- 7 1470円
2R 1- 4- 7 29790円
3R 2- 3- 7 610円
4R 1- 6- 8 2140円
5R 1- 2- 3 193540円
6R 2- 6- 9 9010円
7R 3-10-11 49550円
8R 7-11-14 7050円
9R 5-10-11 3650円
10R 9-11-12 5570円
11R 1- 8-11 3870円
12R 1-10-11 840円

「福島」
1R 2- 3- 5 51260円
2R 7-13-14 91340円
3R 8- 9-11 10980円
4R 8-10-15 3160円
5R 5- 8- 9 34660円
6R 2-11-14 16870円
7R 5- 6-12 5630円
8R 2- 5-11 9950円
9R 3- 9-11 2780円
10R 1- 7-14 10490円
11R 6- 9-11 11810円
12R 4-10-14 48990円

「阪神」
1R 6- 8-10 11790円
2R 2- 6- 9 2610円
3R 3-12-13 1130円
4R 7-11-17 54080円
5R 2-11-12 2350円
6R 5- 7- 9 5280円
7R 3- 8-11 37240円
8R 4-14-16 26380円
9R 4- 7-12 3080円
10R 4- 5-11 143030円
11R 6- 8-10 790円
12R 9-11-15 1810円


ザッと見ると、全36レースの中で、1000円以下の配当は3レースだけで、万馬券が16レースもある。つまり、約半分のレースで万馬券が出てるのだ。それも、函館の5レースは19万円、阪神の10レースは14万円、他にも高配当がたくさんある。これなら、ぜんぶのレースをおんなじ目で買っても、1レースでも当たれば大儲けが期待できる。

そして、注目すべき点は、函館の6レースと阪神の2レースだ。配当こそ低いけど、おんなじ「2-6-9」の目が出てる。さっきも書いたように、枠連なら36レースのうち1レースは当たる計算になるけど、3連複は遥かに組み合わせが多い。18頭なら、ぜんぶで816通りもある。3連単は4896通りだから、それと比べたら少ないけど、それでも、ぜんぶで36通りしかない枠連の20倍以上もある。それなのに、1日の36レースのうち、おんなじ目が出てるレースがあるなんて、これはスゴイことだ。

そして、もうひとつ、この結果を見ると、それぞれの競馬場に特色があることが分かる。函館の場合は、ヤタラと「1」が多いし、6レースまではすべて1ケタの馬しか勝ってない。これは、インコースが有利だってことなのか? 一方、阪神は、「1」は1頭も入ってない。1日の12レースで、1番の馬が3着までに1回も入ってないなんて、これは、アウトコースが有利だってことなのか?

他にも、3ヶ所の競馬場で、「11」がヤタラと入ってる。36レースのうち、半分近い16レースで「11」が入賞してる。函館なんて、後半の6レースに連続して「11」が入ってる上に、そのうちの半分の3レースは「10」と「11」が並んで入ってる。一方、「13」は、36レースのうち、たった2レースでしか入賞してない。こうした結果を見ると、計算上の確率のように、すべての組み合わせが平均的に現われるんじゃなくて、すごく偏った目が出てるってことになる。まるで、サイコロの「6分の1」の確率を無視して「1」ばかり出しちゃう早希ちゃんみたいだ(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、36レースぜんぶでおんなじ組み合わせを買うんじゃなくて、それぞれの競馬場ごとに「良く出る目」を推理したほうが、より確率が上がるって思った。さらには、函館みたいに、前半は1ケタの数字の組み合わせだけ、後半は「10」と「11」を含んだ組み合わせってパターンもあるから、おんなじ競馬場でも、前半のレースと後半のレースとで組み合わせを変えたほうがいい競馬場もあるように思った。だから、まだまだ何も分からないし、それ以前に、1日の競馬に3600円も使えないから、現実的にはすぐに実践には移せないけど、これから、いつものコジツケ予想と平行して、ジョジョに奇妙に「きっこ出目式」を完成させてこうと思う今日この頃なのだ。


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2010.07.07

七夕と乞巧奠

今日は7月7日の「七夕」だったけど、「七夕」は「しちせき」って読むのがホントで、「たなばた」は、もともとは「棚機」って書いてた。「棚」は「たな」だし、「機」は「機織(はたおり)」の「はた」だから、ちゃんとした「たなばた」だ。ちなみに、この「棚機」については、2008年7月8日の日記、「織姫ちゃんの下心」に詳しく書いてある。過去ログを読むのがメンドクサイヤ人のために要点だけを書くと、崖から海に張り出した棚みたいな小屋で、天の神様の気を引くために鈴を鳴らしながら機織をした女性の物語だ。だから、今の織姫ちゃんと彦星くんの物語とは、ぜんぜん違うものだった。

で、誰もが知ってる織姫ちゃんと彦星くんの物語のほうは、もともとは中国で生まれたもので、奈良時代にニポンに伝わって来た。だけど、この時には、今みたいに「何でも好きな願い事」がOKだったワケじゃなくて、織姫ちゃんにちなんで、女性が祈れば「裁縫が上手になる」ってものだった。そして、この行事は、中国から伝わったまま「乞巧奠(きっこうでん/きこうでん)」て呼ばれてて、平安時代には、ニポンでも宮中とかで行なわれるようになった。それで、長い歴史の中で、もともとニポンにあった「棚機」の伝説と、中国から伝わって来た「乞巧奠」とが合体ロボしちゃって、現在の形になったってワケだ。

だから、フランク・ザッパに言うと、現在の「七夕」ってのは、中国から伝わって来た伝説のストーリーに、ニポン古来の伝説のタイトルをつけて、双方の行事をチャンプルーしたって感じになる。たとえば、今、笹に飾る願い事を書いた五色の短冊にしても、中国から伝わって来た時には「裁縫が上手になる」ってことだったから、針に五色の糸を通して、お供え物と一緒に飾ったりしてた。それが、1000年以上も経った現代でも、五色の短冊に形を変えて、脈々と受け継がれてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、「七夕のことを書くのなら、七夕の前に書いて欲しかった」なんて言う人もいるかもしれないけど、ホントの「七夕」ってのは、現在の新暦で言うと8月の上旬で、「立秋」よりもあとになる。だから、旧暦に基づいて編集されてる俳句の歳時記では、「七夕」は秋の季語に分類されてるのだ。実際、まだ梅雨も明けない今の時期に、キレイな星空が見える確率は低いワケで、万葉の時代の人たちが見上げてた織姫ちゃんや彦星くんを見たいのなら、8月になって、「立秋」を過ぎてからが本番てことになる。

で、万葉の時代の人たちにとっては、中国から伝わって来た織姫ちゃんと彦星くんの物語は、とっても感動的だった。ニポン古来から伝わる「棚機」の物語よりも、こっちの物語のほうがツボだった。神様の怒りを買ってしまい、天の川の両岸に離されちゃった2人が、1年に一度だけ会うことを許されたなんて、当時の恋愛至上主義の貴族たちには、ハートの内角高めにストライクな物語だった。それに、当時は、電気なんてなかったし、空気もキレイだったから、夜空を渡る天の川がハッキリと見えて、織姫ちゃんも彦星くんもハッキリと見えただろう。だから、満天の星空を眺めながら、多くの人たちが、この物語を題材にして和歌を詠んだ。

たとえば、「万葉集」には、たくさんの「七夕歌(しちせきか)」が収められてて、ぜんぶで98首もある。ちなみに、一番多いのが柿本人麻呂の38首で、二番目に多いのが山上憶良の12首だ。さらに、ちなみに、あたしは、柿本人麻呂の名前を見ると柿が食べたくなって、山上憶良の名前を見ると、オクラを刻んだのにオカカとお醤油をかけて食べたくなるんだけど、思いっきり関係ないか(笑)‥‥ってことで、せっかくなので、何首が紹介しよう。


 天の川安の渡りに舟浮けて秋立つ待つと妹に告げこそ  柿本人麻呂


今まで何度も書いて来たから、また繰り返すのもナンだけど、「妹(いも)」ってのは、妹のことじゃなくて、奥さんとか恋人のことだ。この場合は「織姫ちゃん」のことになり、「天の川の渡しに舟を浮かべて立秋になるのを待っていますと織姫ちゃんに伝えてください」って意味だ。この歌を読めば、「七夕」が秋の行事だったってことが分かるだろう。


 我が背子にうら恋ひ居れば天の川夜舟漕ぐなる楫(かじ)の音(と)聞こゆ  柿本人麻呂


こっちの「背子(せこ)」ってのは、「妹(いも)」の逆で、女性のほうが自分のダンナや恋人を呼ぶ時の言葉なので、この場合は「彦星くん」のことになる。それから、「楫」ってのは、今の「梶/舵」とは違って、舟を進めるための「櫂(かい)」の古名だ。だから、「私の彦星くんを恋しく思っていたら、天の川を漕いで来る彼の楫の音が聞こえて来たわ」って意味になる。

つまり、柿本人麻呂は、彦星ちゃんの気持ちになって詠んだり、織姫ちゃんの気持ちになって詠んだりと、いろいろと楽しんでたワケだ。そして、こうした「ワリとベーシックな歌」を量産してた柿本人麻呂に対して、山上憶良のほうはと言えば、もっとディープに「会えない切なさ」を詠ったりもしてた。


 風雲(かざくも)は二つの岸に通へどもわが遠妻(とおづま)の言(こと)ぞ通わぬ  山上憶良


「風や雲は両岸を自由に行ったり来たりできるのに、遠い向こう岸にいる私の妻の言葉は聞こえないのです」って感じで、「会える喜び」よりも「会えない切なさ」を詠ってる。


 礫(たぶて)にも投げ越しつべき天の川隔てればかもあまた術(すべ)なき  山上憶良


「石つぶてを投げれば向こう岸に届きそうな天の川なのに、それに隔てられて渡る方法がないのです」って感じで、この歌は、天平元年(729年)の7月7日の夜に、太宰の帥(だざいのそち)の大伴旅人(おおとものたびびと)の家で詠んだって注釈がある。だから、「あれ?」ってことになる。たとえば、まだ「七夕」まで1週間も2週間もあるころに詠んだのなら、こうして「会えない切なさ」を詠うのも分かるけど、1年ぶりにやっと会える7月7日の夜なのに、何で「会える喜び」を詠わなかったのか。

で、あたしの推測だけど、この年の7月7日の夜は、雨が降ってたか曇ってたかで、天の川や星が見えなかったんじゃないか?‥‥ってことだ。何でかって言うと、この伝説には、「7月7日の夜に星が見えないと、その年は、2人は会うことができない」っていう厳しいルールがあるからだ。その証拠に、おんなじ山上憶良は、この歌を詠んだ5年前の神亀元年(724年)の7月7日の夜には、こんな歌を詠んでる。


 ひさかたの天の川瀬に舟浮けて今宵君が我がり来まさむ  山上憶良


これは、織姫ちゃん側からの歌で、「久しぶりに天の川に舟を浮かべて、今夜あなたは私のもとに来てくださるのでしょうか」って感じで、1年ぶりの再会を待ちわびる女心を詠ってる。これこそ、まさに、7月7日の夜にピッタリの歌ってワケで、こうした歌を詠む山上憶良なんだから、わざわざ7月7日の夜に「会えない切なさ」を詠った天平元年は、雨が降ってたんじゃないか?‥‥ってことになるワケだ。

‥‥そんなワケで、中国から伝わって来た織姫ちゃんと彦星くんの物語だけど、中国から伝わって来た時は、機織の「織女(しょくじょ)」と牛飼いの「牽牛(けんぎゅう)」だった。一方、ニポン古来からの「棚機」の物語のほうは、女性が大山祇神(オオヤマツミノミコト)の娘の木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)で、男性が天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫の「ニニギノミコト」だった。だけど、「ニニギノミコト」ってのは短縮形で、正式な名前は、「天饒石国鐃石天津日高彦火瓊瓊杵尊(アメニギシクニニギシアマツヒコヒコホノニニギノミコト)」っていうトンデモ長い名前だった。

ま、名前の長さはともかくとして、この「棚機」の物語は、「日本書記」の「天孫降臨(てんそんこうりん)」だから、「天の孫が降臨した」ったワケで、ようするに、地上にいた人間のお姫様と、天から降りて来た神様との恋物語ってことになる。そして、中国から伝わって来た伝説の2人をニポン古来からの伝説の2人に置き換えたのが、現在の織姫ちゃんと彦星くんてワケだ。つまり、「織女」を「織姫」に変えることで「お姫様」ってことを表わして、「牽牛」を「彦星」に変えることで「神様」ってことを表わしたのだ。昔のニポンの神様って、「ナントカ彦」って名前が多かったから、「彦星」にすれば、「男性の神様の星」ってことが一目瞭然てワケだ。

こんな流れを知ると、今の中国が、ニポンのマンガやアニメや音楽をパクリまくってることに目クジラ立てられなくなっちゃいそうだけど、当時は著作権なんてものはなかった上に、誰かの作品を下敷きにして遊ぶ「本歌どり」っていう文化があったから、まったくのノープラモデルだったのだ。だから、当時の人たちは、主人公2人の名前だけじゃなくて、内容もニポン人好みに変えちゃった。もともとの中国のストーリーでは、7月7日の夜になると、織女のほうが車駕(しゃが)に乗って天の川を渡って、牽牛のもとにやって来る。だけど、さっきの柿本人麻呂や山上憶良の歌を読めば分かるように、ニポンでは、彦星くんのほうが舟を漕いで織姫ちゃんのもとへと向かう設定に変更されてる。これは、当時のニポンが、「男性のほうが女性のもとへ通う」ってルールになってたから、これに合わせての変更なんだろう。

‥‥そんなワケで、ここまで格調高く書いて来たのに、急に車線変更しちゃってモウシワケナイザーだけど、今度の日曜日に、福島競馬場でG3の「七夕賞」がある。競馬はG1だけって決めてたあたしだけど、秋まで3ヶ月間もG1がないので、月に1回くらいのペースで、気になったレースにチャレンジしてみることにした。で、今月は、この「七夕賞」にしたってワケだ。だって、「七夕」のルーツは、マクラの部分に書いたように、中国から伝わって来た「乞巧奠(きっこうでん)」なんだから、きっこ的には避けて通ることはできない(笑)

そして、もうひとつの理由は、おんなじ日に阪神競馬場で開催されるG3が「プロキオンステークス」って名前だからだ。プロキオンて言えば、こいぬ座の星で、おおいぬ座のシリウス、オリオン座のベテルギウスとで「冬の大三角」になる。夏なのに、冬を代表する星の名前のレースなんて、星を観るのが好きなあたし的にはNGだ。一方、福島競馬場の「七夕賞」のほうは、まさに今の時期にバッチリの名前だから、どうせチャレンジするなら、ダンゼンこっちだろう。それで、まだ気が早いんだけど、どんな馬が出走登録してるのかチェキしてみた。


「七夕賞・出走登録馬」

アルコセニョーラ
イケドラゴン
イコピコ
エフティマイア
エリモハリアー
キャプテンベガ
キョウエイストーム
サニーサンデー
サンライズベガ
ゼンノグッドウッド
タガノサイクロン
ダイワジャンヌ
チェレブリタ
デストラメンテ
トウショウシロッコ
ドモナラズ
ニルヴァーナ
ハギノジョイフル
バトルバニヤン
フサイチアウステル
ブレーヴハート
ホッコーパドゥシャ
ホワイトピルグリム
マイネルグラシュー
メイショウレガーロ


おおっ!あたしの期待してたことが現実になった!‥‥ってワケで、「冬の大三角」が、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウス、オリオン座のベテルギウスなら、「夏の大三角」は、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブってワケで、この、こと座のベガが織姫ちゃん、わし座のアルタイルが彦星くん、そう、「七夕」の星なのだ。7月4日の日記、「続・ありがとう、オグリキャップ」の中でチョコっと触れたけど、生まれつき脚が曲がってたのに二冠を達成したベガと、おんなじように脚が曲がってたのにダービーを制したアドマイヤベガ、この親子の血を引く馬が「七夕賞」に出るんなら、絶対に来るだろうってあたしは思ってた。

で、登録場の一覧を見たら、ベガの子供のキャプテンベガも登録してるし、アドマイヤベガの子供のサンライズベガも登録してた。あと、名前に「ベガ」はついてないけど、トウショウシロッコもアドマイヤベガの子供だ‥‥ってことは、もしも、この3頭が出走できることになったら、1着がベガの子供のキャプテンベガで、2着と3着がアドマイヤベガの子供の2頭ってことになる。3連単で2通り買うだけだから、200円で夢を見られる。キャプテンベガは男の子だけど、3月3日に生まれてるから、織姫ちゃんのフレーバーが漂ってる。それどころか、2003年の3月3日に生まれてるから、「3」が3つ並んで確変大当たりだ!

だけど、あたしには、もう1頭、気になる馬がいる。マイネルグラシューだ。4日の日記にベガとアドマイヤベガのことを書いたけど、その前日の日記、「ありがとう、オグリキャップ」は、こんなふうに書き出してる。


「今日、7月3日、オグリキャップが亡くなった。放牧されてた北海道の優駿スタリオンステーションで、脚を骨折したために、安楽死させたそうだ。でも、満25歳、立派な大往生だったと思う。今から3年前の2007年には、メジロライアンのお父さんのアンバーシャダイが、やっぱり放牧中の骨折で安楽死させられたけど、アンバーシャダイは30歳だった。」


アンバーシャダイは、父さんが大切にしてた競馬ゲームに出て来るから、子供のころから名前だけは知ってたんだけど、そのアンバーシャダイの子供がメジロライアンで、メジロライアンの子供がマイネルグラシューなのだ。だから、すごく気になってる。そして、こんなことを言い出すとキリがないんだけど、今回の登録馬の中には、芦毛の馬が2頭いる。デストラメンテとホワイトピルグリムだ。これが、もしかしたら、オグリキャップとタマモクロスなんじゃないのか?‥‥なんて思えてきちゃう。

‥‥そんなワケで、まだ出走できるかどうかも分かんない段階だけど、あたしは、キャプテンベガ、サンライズベガ、トウショウシロッコ、マイネルグラシュー、デストラメンテ、ホワイトピルグリムの6頭が気になってる。だから、この6頭の中で、出走できた馬に賭けようと思ってるんだけど、あたしが「白」にコダワルのは、オグリキャップが芦毛だったからってだけじゃない。「七夕」と言えば「天の川」、「天の川」は英語で「ミルキーウェイ」ってことで、色は「白」だからだ。だから、ベガの血を引きつつも、名前に「ベガ」がついてないトウショウシロッコにしても、名前に「シロ」がついてる点で濃厚ミルクってことになる。ま、そんなこんなもありつつ、今回は、文学的に始まり競馬的に終わるっていう新しいパターンの日記にしてみた。これで、文学が好きな人も、競馬が好きな人も、みんな楽しんでくれたら嬉しいんだけど‥‥なんて二兎を追ってみた感じの今日この頃なのだ(笑)


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2010.07.06

六ヶ所村の施設から大量の放射性物質

「六ヶ所村の施設から大量の放射性物質」(世田谷通信)

青森県の核燃料再処理工場(六ヶ所村)に隣接する地区の井戸水から、全国平均の7倍を超える放射性物質のストロンチウム90が検出されていたことが分かった。人体や環境に悪影響を及ぼすストロンチウム90は、現在、全国の原発周辺400箇所で計測されているが、平成元年から21年までの平均値は2.08ミリベクレルと測定されており、この数値は人体や環境に影響を与えない数値とされている。しかし、本来は自然界に存在しない放射性物質であるストロンチウム90による影響は、まだ解明されていない部分も多く、専門家の間からは「たとえ微量でも人体に蓄積すれば高い確率で白血病を引き起こす」との声も出ている。今回、「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の調査によって発覚した六ヶ所村の核燃料再処理工場に隣接する地区の数値は14ミリベクレルで、全国平均の7倍であった。また、これまで全国でトップだった福井県の高速増殖原型炉「もんじゅ」に隣接する地域の6.7ミリベクレルの2倍以上でもある。ストロンチウム90は、半減するのに30年近くもかかる上に、人間の体内に入るとカルシウムと置き換わって蓄積されていき、長期間にわたって放射線を出し続けるため、たいへん危険な物質と言われている。六ヶ所村の核燃料再処理工場では2008年まで行なわれていたアクティブ試験でも、クリプトン85をはじめとした大量の放射性物質を大気中へ放出していたが、青森県と原燃は検知データを3分の1に改ざんして過小報告していたことが分かっている。(2010年7月6日)


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2010.07.05

続・ありがとう、オグリキャップ

昨日の日記に、亡くなったオグリキャップのことを書いたけど、当時、中学から高校時代に競馬中継を見てたあたしは、馬券を買ってたワケでもなく、競馬新聞を見て本格的に予想してたワケでもなく、ただ、会えない父さんとの共通の話題が欲しくて、大きなレースだけを気にかけて見たり、夜11時過ぎの「競馬ダイジェスト」を見たりしてただけだった。だから、記憶も曖昧だし、実際に競馬に夢中になってた人たちのような鮮烈な思い出はない。それで、ボンヤリした記憶だけで書くワケにはいかないので、一応、当時のレース結果とかを確認しつつ書いたんだけど、たくさんの人からツッコミのメールをいただいたので、そのうちの1通を紹介する。


件名:89年JCの結果の件
お名前:そうのパパ
コメント:本文中で、オグリキャップが89年のJCは1着と書かれていますが、当時の世界レコードを出したものの、ホーリックスに2着に敗れています。ご確認ください。前週のマイルCで、届かないと言われた位置から差して優勝し、連闘でJCに出走しました。このローテーションは物議をかもしました。


そうのパパさんを始め、同様のメールをくださった皆さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってことで、実際に89年の「ジャパンカップ」の映像を探して見てみたら、皆さんの言う通り、オグリキャップは2着だった。前の年の「ジャパンカップ」で1着になったアメリカのペイザバトラーにはリベンジを果たしてるけど、1着はニュージーランドのホーリックスで、オグリキャップはグングンと追い上げたけど、クビの差で届かなくて2着になってた。あたしは、オグリキャップが凄い追い上げを見せてくれたことと、ペイザバトラーにリベンジを果たしたことしか覚えてなかったから、1着になったんだと思い込んでた。だから、昨日の日記の該当の部分を「2着」に訂正させていただいた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、ボンヤリとテレビを見てたから着順をカン違いしちゃったのかと思ったんだけど、どうやらそれだけでもないみたいだ。たとえば、去年の「エリザベス女王杯」にしても、あたしはテイエムプリキュアとブエナビスタを応援してたから、1着になったクィーンスプマンテのことよりも、2着になったテイエムプリキュアと3着になったブエナビスタのほうが印象に残ってる。だから、このまま10年とか20年とかが過ぎたら、あたしの記憶の中からクィーンスプマンテの名前は消えちゃって、1着がテイエムプリキュア、2着がブエナビスタってふうに思い込んじゃうかもしれない。

ま、これは、あたしの記憶力の問題ってよりも、お得意の妄想力の問題だと思うけど、人間の記憶には、こうしたことが多い。ようするに、コトガラの重要度よりも、自分にとって印象的な部分だけをクローズアップして記憶してるってパターンだ。たとえば、子供のころの記憶で、どこに遠足に行ったのかは覚えてないのに、「落としたおにぎりを拾おうとして土手から転げ落ちた」とかって、そこでの出来事だけを断片的に覚えてる人も多いと思う。

あたしの場合、幼稚園とか小学校の時に、父さんに連れられて競馬を観に行ったから、最初からレースの名前なんか分からないし、馬の名前すら分からない。ただ単に「白いお馬さんが1等賞になった!」ってことしか覚えてない。だから、幼稚園の時に府中競馬場で観た「AJC杯」でのホワイトフォンテンも、小学校低学年の時に府中競馬場で観た「金杯」でのシービークロスも、ずっと「白いお馬さんが1等賞になった!」ってことしか覚えてなかった。そして、中学生になってから、区立の図書館で「競馬年鑑」みたいな本を調べて、レースの名前や馬の名前を知ったってワケだ。

だから、あたしは、タマモクロスはテレビでしか観たことがなかったけど、シービークロスは実際に一度だけ競馬場で観てるワケで、それも、父さんとの数少ない大切な思い出のひとつだから、そんなこともあって、当時のあたしは、オグリキャップよりもタマモクロスを応援してたんだと思う。だから、オグリキャップやタマモクロスに関する記憶って、あたしなりに、いろんな複雑な思いも含んでる大切な記憶なんだけど、それでも、カンジンの着順をカン違いしてるようじゃ、やっぱり、お話にならない。特に、当時の名勝負の数々を手に汗握りながら観戦してた競馬ファンたちには、あたしのお粗末な思い出話じゃダッフンしちゃうと思う。

そこで、あたしは、全国の競馬ファンの皆さんのために、石川喬司先生にお願いして、オグリキャップに関する思い出をお聞きした。そしたら、石川先生は、ご自身の著作からの引用も含めて、当時の時代背景までもが見えて来る、とっても素晴らしいメールをくださった。


Date: Sun, 4 Jul 2010 11:08:33
From: "石川喬司"
Subject: オグリキャップのこと

先日、半村良の未刊行長編『僕らの青春』(河出書房新社)が送られてきて、「謹呈・著者」という栞が挟まれていました。思わず異世界へ誘い込まれたような気分になりました。これは高校野球を題材にした楽しい小説で、父親の急死で大学進学を断念せざるをえなかった彼の思いも隠し味になっています。「東京中日スポーツ」連載で、その連想から、オグリキャップの出走した有馬記念の観戦記を同紙に書いたことを思い出しました。調べてみると、『石川喬司競馬全集・第三巻』所収のエッセイ「HANAKOへの伝言」に採録されていましたので、その一部を引用してみます。

 「本場場入場の頃から雨脚が激しくなった。スタンド前に傘の波がひろがる。一昔前なら黒一色になるところだが、今は赤、緑、紫、黄など鮮やかな女柄が目立つ。これも時代の流れだろう。雨に煙る向こう正面の発走地点の背景には高層マンション群が並び、かつて「トラ、トラ、トラ」の暗号を発した名物の無線鉄塔は跡形もない。
 ふと頭に昭和四十八年の有馬記念が蘇った。このときも雨で、向こう正面は夕暮れのようにモヤで霞んでいた。そしてお互いに牽制しあうハイセイコーとタニノチカラを尻目に無印のストロングエイトが逃げ切り、万馬券になった。

(中略)

 レースが始まると、スタンド前の傘の波は色とりどりのレジャー着の波に一変した。後ろの人が見やすいように自発的に次々に傘が畳まれていたらしい。これまでの競馬場では考えられなかった光景である。熱狂した若者たちは、大粒の雨も忘れて、自分たちの選んだベストテン馬の疾走に魅入られている。ゴール前、坂下で力尽きたオグリを交わして、武スーパーが躍り出た。とそこへ満を持した柴田のイナリワンが襲いかかった。

(中略) 

 それにしても可哀想なのは、JC(ジャパンカップ)激走の疲れがついに出てしまったオグリキャップである。怪物と呼ばれた彼も、やはりデリケートな生理を持つ生物だったのだ。
 80年代、ぼくらはミスターシービー、シンボリルドルフという二頭の三冠馬に出会うことができた。オグリキャップもまたこれらの名馬に劣らぬ不世出の優駿であることは間違いない。超模範生ルドルフが豊かな安定成長時代のシンボルだったとすれば、疾風王シービーは追いつけ追い越せのモーレツ時代の残光だった。オグリキャップは、より以上に戦後日本の急成長を支えた働き蜂オジサンのひたむきさの典型だったといえるだろう。

 直線入り口で行き場を失いゴール前猛然と追い込んできた天皇賞、両親から受け継いだ血統から来る距離の壁を克服して根性だけで頭を上げながらも驚異的なタイムでホーリックスを追い詰めたJC、ともに二着ながらも勝者よりも鮮烈にファンの心にその残像を刻みつけたこの馬に、どうもご苦労様でした、と言ってやりたい。ビューティフル時代の花形・武豊騎手のスーパークリークとともに。

 面白うてやがて悲しきグランプリ

 十六頭の馬が走り去ったあと、ぼくはもう一頭、大きな幻の馬が目の前を過ぎていくのを見た。それは1980年代という名前の馬だった。」

 <モーレツ派>の後輩オグリキャップは、獲物は必ず追い詰める、目標は必ず達成する、という確実さを持っており、それは経済大国日本を支える働き蜂ビジネスマンに通じるところもあって、「倒れて後やまず」のひたむきさにはやはり痺れざるをえない。
現に、オグリは翌年の有馬記念で<抜け殻>の評価を覆して、勝利を捥ぎ取った。二流の父親、田舎育ち、見栄えのしない容姿、すっきりしない馬主問題、およそナウさからは縁遠いこの馬の人形が、なぜ若い女性にもてはやされるのか?
 頼れる経済力をもっているオジサンカワイイなのか?

 『HANAKOへの伝言』では、あの世から呼び寄せた寺山修司とそんな議論もやっています。


‥‥そんなワケで、石川先生がオグリキャップのひたむきさにシビレたように、あたしは石川先生の表現力の素晴らしさにシビレちゃった。特に、「十六頭の馬が走り去ったあと、ぼくはもう一頭、大きな幻の馬が目の前を過ぎていくのを見た。それは1980年代という名前の馬だった。」のクダリは、松尾芭蕉の「奥のほそ道」の冒頭の「月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして行きかふ年もまた旅人なり」や、高浜虚子の「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」をホーフツとさせるほどのハードボイルドさだ。石川先生、ありがとうございました♪‥‥ってことで、ここで1通、読者からのメールも紹介する。


件名:オグリのこと
お名前:キンドリー
コメント:きっこさん、こんばんわ。神戸在住のキンドリーです。オグリキャップが逝きました。享年25歳ですから人間なら70代半ばでしょうか。芦毛の馬体はすっかり白くなって、彼がターフを爆走していた頃の鉛色の重戦車のような姿を思い出すにつけ、年月の長さと彼の長い沈黙の深さを想わずにはいられません。名も無い小さな牧場に生まれ、決して羨ましがられる血統でもなく、美しい容姿を持っているわけでもない一頭の馬が、ほんの3年間という短い期間に競馬界を席巻し、ファンの心を鷲掴みにし、空前の競馬ブームの立役者になったのですから。オグリという馬の走りっぷりは確かに観ている者たちの心を震わせました。今度ばかりは無理だろう、と誰もが思ったその瞬間からドラマを演出してみせる、そんな馬でした。競馬という大河ドラマに不可欠な、血統や、関係する多くの人間たちの思惑など知ったことではないとばかり、ただただ自分のパフォーマンスのみで全てを表現したのがオグリキャップという馬だったように思えてなりません。優秀なサラブレッドにとって、現役の競走期間はほんの数年です。選ばれたひと握りの馬たちにとっては、そこから後の種牡馬生活のほうがずっと長いのです。種馬としてどれだけ優秀な産駒を輩出できるかでサラブレッドとしての真価が問われるという事は否定できません。その意味においてオグリキャップは決して優秀なサラブレッドはでなかったのかも知れません。今となって言えることは、オグリキャップという馬が、立派なサラブレッドなんかでなく、ただの一頭の馬として、多くの人々から愛されたんだって事です。ほんの僅かな歳月に見せつけた阿修羅のような圧倒的なパフォーマンスを終え、彼は深い沈黙とともに余生を過ごしたのだろうなと思うのです。追伸、タマモクロス、私も大好きでした。オグリと同世代の美しき天才少年、サッカーボーイとともに生涯忘れることの出来ない馬であります。


キンドリーさん、ありがとうございました♪ 当時のオグリキャップの活躍をリアルタイムで体験してたキンドリーさんの文章にも、とっても熱いものを感じました。

石川先生やキンドリーさんが書かれてるように、オグリキャップは、素晴らしい血統でもなく、有名な牧場で生まれたのでもない。それどころか、生まれた時から前足が外側へ大きく曲がってるっていうハンデを背負ってた。だから、生まれた時には、自力で立ち上がることもできなかったそうだ。だけど、牧場主が一生懸命に世話をして、曲がってる脚のヒヅメをナナメに削って、脚が真っ直ぐになるように根気よく矯正してったそうだ。そして、オグリキャップは、地方競馬で好成績を収めて、中央競馬へと上って来たんだけど、生まれた時から脚が曲がってたのに上まで上って来た馬と言えば、最近だと、こないだの「宝塚記念」にも出走したロジユニヴァースがいる。

他には、有名なとこだと、ベガとアドマイヤベガの親子だろう。左の前脚が内側に曲がってたのに、「桜花賞」と「オークス」を制して二冠を達成した名牝馬のベガと、そのベガから生まれて、おんなじように左の前脚が内側に曲がってたのに、これまた「ダービー」を制しちゃったアドマイヤベガ。だけど、お母さんのベガは16歳で亡くなり、息子のアドマイヤベガは、わずか8歳の若さで亡くなった。ベガは放牧中の転倒が原因のクモ膜下出血、アドマイヤベガは偶発性胃破裂が原因だそうで、どちらも気の毒だけど、不可抗力だったんだと思う。

‥‥そんなワケで、石川先生が「傘の色」や「馬の人形」で表現してたけど、競馬のファン層を大きく広げたのがハイセイコーなら、女性ファンを一気に増やしたのがオグリキャップだったって言われてる。だけど、それが、石川先生が書かれてるように、「頼れる経済力をもっているオジサンカワイイ」の視点からのものだったのか、ハタマタ、親から「地盤」「看板」「カバン」の3点セットを受け継いだ苦労知らずの世襲議員のような名血統の競走馬に対するアンチテーゼとしての憧憬だったのか、それは、中学、高校時代のあたしには、まだ分からないことだった。ただ、当時のあたしの目には、会いたくても会うことができなかった父さんが、オグリキャップの姿を借りて、「父さんもがんばってるから、お前もがんばれよ」っていうメッセージを伝えてくれてるように映ってた。だから、そんなオグリキャップが亡くなったことは悲しいけど、あたしが自分を投影させてたタマモクロスと天国で再会して、ずっと仲良く暮らして欲しいと願ってやまない今日この頃なのだ。


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2010.07.04

菅内閣の内部資料に消費税15%と明記

「菅内閣の内部資料に消費税15%と明記」(世田谷通信)

消費税の増税を財政再建の柱としている菅内閣が「消費税を15%に引き上げる」という試算書を作成し、その資料に基づいて今後の税制改革を進めて行くことが分かった。菅内閣の発足後、内閣府の政務三役の指示で作成されたこの資料には「消費税を合計10%引き上げて15%に」と明記され、その方法として、ケース1が「2014年から5年間、毎年2%ずつ引き上げていく」、ケース2が「2014年に10%に引き上げ、5年後に15%にする」、ケース3が「2014年に一気に15%に引き上げる」という3つの増税方式が書かれていた。さらには、消費税の増税を実施する前に、来年度(2011年度)から所得税を1.7兆円、資産税(相続税)を0.3兆円、合計で2兆円の増税を行なうことも明記してあった。この内部資料の通り、消費税を現在の3倍の15%に増税し、所得税と資産税も合わせて増税すれば、2020年には政府が掲げた基礎的財政収支の黒字化を達成することができる。しかし、この資料の最後に書かれている「歳出」の項目には、「その後の展開」として「社会保障歳出は高齢化要因で増加、それ以外の一般歳出は横ばい(物価上昇率並み増加)と想定。地方も同様の考えに基づき想定。」と書かれているだけで、民主党が主張して来た歳出削減の具体案などは何も盛り込まれていなかった。つまり、菅内閣は、税金の無駄遣いの見直しなどの歳出削減はいっさい行なわず、財源不足は国民に対する増税だけで補う方針だということだ。(2010年7月4日)


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※内部資料の動画はこちらです。
http://www.youtube.com/watch?v=uu44FnD8p68

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ありがとう、オグリキャップ

今日、7月3日、オグリキャップが亡くなった。放牧されてた北海道の優駿スタリオンステーションで、脚を骨折したために、安楽死させたそうだ。でも、満25歳、立派な大往生だったと思う。今から3年前の2007年には、メジロライアンのお父さんのアンバーシャダイが、やっぱり放牧中の骨折で安楽死させられたけど、アンバーシャダイは30歳だった。

競走馬の骨折は、主に体重が掛かる前脚に起こることが多い。500kg前後もある体重をあの細い4本の脚で支えてるから、全力疾走してる時には、1本の脚に何トンもの重さが掛かるそうだ。そして、小さなヒビや軽度の剥離骨折など、治療で治るような骨折もあるけど、粉砕骨折や開放骨折などの場合には、ほとんどは手の施しようがなくて、自然死するまで苦しませるよりは安楽死を選ぶことになるそうだ。

人によっては、「人間の都合で競馬なんかさせて、骨折したら安楽死だなんて酷すぎる!」って人もいると思うし、あたしにはあたしの考えがあるんだけど、今日は、オグリキャップが亡くなったことについて書いてくので、そうした動物愛護の観点からのホニャララについては、また別の機会に書きたいと思う。ただ、ひとつだけ言っときたいのは、競走馬の世話をしてる人たちは、みんな何よりも馬を愛してるから、誰も好んで安楽死なんてさせないってことだ。

今の医学じゃ治療できずに、自然死を待つしかないケース、そうした場合だけ、少しでも馬の苦しみを少なくするために、涙を飲んで安楽死させてる。だから、現役の競走馬の場合も、オグリキャップやアンバーシャダイのように引退後の場合も、治療できない骨折によって安楽死を余儀なくされた厩舎の人たちは、みんな、ホントにつらい思いをしてるってことを理解して欲しい。


‥‥そんなワケで、今日は、「いかがお過ごしですか?」はナシにしてくけど、あたしは、ちょうどオグリキャップが活躍してた時代に競馬中継を見てたので、オグリキャップのことはよく覚えてる。何でかって言うと、会えない父さんとの唯一の接点が、競馬だったからだ。あたしは、中学生になる前に、父さんと母さんが離婚して、おばあちゃんが亡くなって、母さんと2人で暮らすことになった。だけど、あまりにも悲しすぎるショックが2つも続いたのに、当時のあたしは、「あたしが母さんを支えなきゃ!」って思ってたから、自分の悲しみは表に出さずに、できる限り元気に振る舞ってた。

父さんと母さんは離婚したけど、毎年夏休みになると、父さんはあたしを海に連れてってくれた。あたしは何だか、母さんに申し訳ないような気持ちがして、母さんの前では嬉しさを顔に出さないようにしてたけど、ホントはとっても嬉しかった。そして、2006年10月3日の日記、「父さんのビール」に書いたけど、中学2年の夏休みを最後に、父さんとは会えなくなった。

でも、会えなくなっただけで、電話で話すことはできた。もちろん、父さんには新しい家庭があったから、あたしのほうから電話をすることはできなくて、月に一度くらい、父さんのほうから電話を掛けて来てくれるのを待ってるだけだった。父さんは、自宅からは電話しずらいみたいで、いつも夜の遅い時間に、公衆電話から掛けて来た。たくさん10円玉を用意して電話してくれるんだけど、途中でピーピー鳴って、慌てて10円玉を入れて、またピーピー鳴って、そんなことを何度か繰り返してるうちに、「ごめん。この10円が最後だ」って言われると、すごく寂しくなった。

あたしが父さんと電話で話してる間、母さんは、ずっとテレビを観ながらシランプリしてくれてたけど、あたしの話し声は完全に聞こえてるから、あたしは母さんに気を使って、あんまりはしゃいだり笑ったりできなかった。だから、別に悪いことをしてるワケじゃなかったのに、自然とヒソヒソと話すようになっちゃって、それがヨケイに父さんとの距離を縮めてたような気になってたのかもしれない。

競馬が好きな父さんは、必ず電話の最後に、「今度の天皇賞は○○が来るな」って感じで予想を言ってたから、あたしは、バイトがなくてテレビが見られる時には、いつも競馬中継を見て、父さんの予想した馬を応援してた。父さんの予想した馬が勝つと、「父さん、喜んでるだろうな」って思って、あたしも嬉しくなった。そして、父さんに会えなくても、おんなじレースを見てるってことで、一緒にいるような気分に浸ってた。

‥‥そんなワケで、中学2年の暮れのこと、その年の「有馬記念」の直前に、父さんから電話が掛かって来た。母さんは仕事から帰って来てなくて、あたしは冬休みでアパートにいたから、気兼ねなく話すことができた。それで、父さんは、電話の最期に、「今年の有馬記念はメリーナイスで決まりだな」って言ったので、事前に出走馬を調べといたあたしは、「あたしはスダホークだと思うよ」って言ったら、父さんは笑ってた。それまでは、父さんの予想した馬を応援するだけだったけど、競馬だけが父さんとあたしをつなげてくれてる糸だったから、少しでも深くつながりたいと思って、あたしなりに考えたことだった。

真っ白なスダホークは、父さんとの思い出のホワイトフォンテンの再来みたいで、あたしがスダホークを応援すれば、きっと父さんが帰って来てくれるって思えたのだ。まるで根拠のないトンチンカンな理由だけど、その時は、ホントにそう思ってた。だけど、テレビで「有馬記念」を見てたら、父さんの予想したメリーナイスは、スタートしてすぐに落馬しちゃったし、1番人気のサクラスターオーもケガしたみたいでおかしくなったし、大混乱のレースになって、人気のなかったメジロデュレンが1着になった。そして、あたしの応援してたスダホークは、ぜんぜんパッとしなかった。結局、父さんもあたしもハズレちゃったワケだけど、あたしは、父さんと一緒に競馬を観てる気分になれて、とっても嬉しかった。

そして、年が明けてからは、父さんから電話がなくても、大きなレースだけは、見られる時は見たし、見られなくても夜遅くに放送してた「競馬ダイジェスト」を見て、結果だけは把握するようになった。そうしておけば、次に父さんから電話があった時に、話題にできるからだ。それで、あたしは、西の「金杯」で1着になったタマモクロスを知った。最初は、あたしの好きな芦毛なのに、スダホークみたいに真っ白じゃなくて、全体的に灰色のマダラで、あんまり好きじゃなかった。だから、この年の春の「天皇賞」でも、あたしは、真っ白なスダホークのほうを応援してたんだけど、スダホークがパッとしなかったのに対して、タマモクロスは次元の違う走りで1着になった。

当時のあたしも、一応、芦毛の馬は年齢とともに白くなってくってことくらいは知ってたんだけど、やっぱり、真っ白で美しかったスダホークと比べると、灰色のマダラで汚らしい感じだったタマモクロスは、何だか「醜いアヒルの子」みたいに見えた。だから、逆に、見た目は汚らしい馬が、がんばって1着になったのがステキに見えて、ダンゼン好きになっちゃった。そして、この時から、あたしは、タマモクロスを応援するようになった。

‥‥そんなワケで、昔から「きっこの日記」を読んでる人なら知ってると思うけど、あたしは、小学校に上がる前に半年くらい入退院を繰り返してて、みんなよりも1年遅れて小学校に上がった。だから、それ以来、ずっと1年ズレてるワケで、この時、あたしは中学3年だったけど、実際は高校1年の年だった。で、タマモクロスが大好きになったあたしは、新聞配達で稼いだ大切なお金を2000円も使って、UFOキャッチャーでタマモクロスのぬいぐるみを取ったりもした。ちなみに、「みどりのマキバオー」って、このタマモクロスがモデルなんだよね。

で、あたしがタマモクロスを好きになり、父さんとの電話でもタマモクロスの話題を夢中になって話すようになったころ、そんなタマモクロスの前に現われたのが、そう、オグリキャップだった。おんなじ芦毛だってことと、地方競馬から中央へ上がって来た実力馬だってことで、この2頭が出走するレースは、「芦毛対決」とかって言われてた。そして、あたしがタマモクロスを応援してたのに対して、父さんはオグリキャップを応援してたから、タマモクロスとオグリキャップの「芦毛対決」は、あたしと父さんの対決でもあった。

灰色のマダラだったタマモクロスだけど、さらに灰色のマダラだったオグリキャップと一緒に走ると、若干、白っぽく見えるのが、あたしは嬉しかった。そして、「宝塚記念」でも勝ち、「芦毛対決」になった秋の「天皇賞」では、タマモクロスとオグリキャップがワンツーを決めた。あたしの応援してた馬と父さんの応援してた馬のワンツーは、ホントに嬉しかった。だけど、続いての「ジャパンカップ」では、外国馬のペイザバトラーが1着になり、タマモクロスは2着、オグリキャップは3着だった。そして、タマモクロスが引退レースに選んだ年末の「有馬記念」では、とうとうオグリキャップが1着になり、タマモクロスは2着に甘んじて引退したってワケだ。

あたしの大好きだったタマモクロスは、最初から1988年の「有馬記念」を引退レースに選んでたけど、形としては、ライバルのオグリキャップに引導を渡されて引退したみたいな感じになった。そして、引退後は、北海道の牧場で種牡馬として過ごしてたんだけど、今から7年前の2003年に、19歳の若さで、病気で亡くなった。一方、「有馬記念」でタマモクロスを破ったオグリキャップのほうは、翌89年の「ジャパンカップ」で、88年に1着になった外国馬のペイザバトラーを破り、ミゴトにリベンジを果たしたのだ。優勝こそニュージーランドのホーリックスに譲ったけど、最後にグングン追い上げてクビの差まで迫った2着で、自分のリベンジだけじゃなくて、タマモクロスのリベンジも果たしてくれたから、あたしは嬉しかった。そして、引退レースとなった翌90年の「有馬記念」でも、ミゴトに1着になって、有終の美を飾ったってワケだ。

‥‥そんなワケで、当時は、おんなじ芦毛だってことで、常にライバル視されてたタマモクロスとオグリキャップだったけど、88年の秋の「天皇賞」で、2番手から一気にトップに躍り出たタマモクロスと、中段からグイグイと追い込んで来たオグリキャップが、2頭で前後してゴールを走り抜けたシーンとか、その年の「有馬記念」で、中段から一気にトップに躍り出たオグリキャップと、最後方からアッと言う間に2着に上がって来たタマモクロスが、2頭で前後してゴールを走り抜けたシーンとかは、ライバルってよりも、とっても仲が良くて、とっても楽しそうに走ってるように見えた。これは、きっと、オグリキャップを父さんに、タマモクロスをあたしに、それぞれ投影させて見てたからだと思う。この2頭が走るレースを見て、あたしは、どんなに会いたくても会うことができなかった父さんと、心の中で一緒に思いっきり遊んでたんだと思う。だから、オグリキャップは、これからは天国でタマモクロスと一緒に、うんと楽しく走りまわって欲しいと思う。ありがとう、オグリキャップ。そして、ありがとう、タマモクロス。


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2010.07.03

ミクシーとツイッターの日々

世の中、いろんな部分でつながってるもので、6月28日の日記、「クイナが来たりて戸を叩く」のマクラで、石川先生とおんなじ9月17日生まれの人を調べるために利用した生年月日のサイトをリンクしたら、ミクシーのマイミクさんからメッセージが届いた。なんと、そのマイミクさんの大学時代の先輩が、そのサイトの運営者だったそうで、ミクシーの日記に、「きっこの日記で取り上げられた!」「9月17日のページが今日だけで600PVもある!」って書かれてたそうだ。

そう言えば、あたしは、9月17日のページだけをリンクしたんだった。こんなことなら、ちゃんとトップページもリンクしといたほうが良かった‥‥って思ったので、改めて紹介させていただくけど、「ストローワラの情報交差点」は、有名なサイトだから知ってる人も多いと思うけど、とっても便利なサイトなので、知らなかった人はブックマークしとくといいと思う。とにかく、アクセスしてもらえば分かるけど、有名人の生年月日だけじゃなくて、没年月日、芸能人や作家の本名などから、テレビ番組の放送カレンダーや雑誌の創刊カレンダーなどもデータベース化してあるので、何か調べたいことがある時だけじゃなくて、パラパラと眺めてても面白い。

たとえば、誰もがやってみそうなことだけど、まずは、自分の生年月日のページを見てみて、自分とおんなじお誕生日の有名人の一覧を見てみる。そして、その中に、明らかに芸名だと思われる芸能人がいたら、今度はその人の本名を調べてみる‥‥って感じで、こんなことを繰り返してると、意外な人がおんなじ生年月日だったり、面白い共通点が見つかったりもしちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、最近ブームになってる「坂本龍馬」について、あんまり興味がないので詳しくは知らないんだけど、11月15日に生まれて11月15日に亡くなった、つまり、生年月日と没年月日がおんなじだってことは知ってた。だけど、「ストローワラの情報交差点」の生年月日データベースの「11月15日」のとこを見てみたら、料理人の神田川俊郎さんや、プロ雀士の美人姉妹、二階堂姉妹の妹の亜樹ちゃんとかは掲載されてたけど、坂本龍馬の名前はなかった。それで、調べてみたら、坂本龍馬の生年月日と没年月日の「11月15日」は旧暦で、現在の新暦に直すと、1836年1月3日に生まれて、1867年12月10日に亡くなってることが分かった。ようするに、現在の新暦で見ちゃうと、生年月日と没年月日はおんなじ日じゃなくなっちゃうワケだ。

ま、それはそれとして、あたしは、生年月日データベースの「1月3日」を見てみたら、ちゃんと「坂本龍馬」の名前があった。そして、「龍馬とおんなじ日に生まれた有名人て、どんな人がいるのかな?」って思って、たくさん並んでる名前を上から順番に見てった。そしたら、真っ先に目に飛び込んで来たのが、「道場六三郎」だった。ついさっき、「神田川俊郎」の名前を目にしたばっかりだから、「おおっ!」って思っちゃった。だって、神田川俊郎さんが坂本龍馬の旧暦のお誕生日に生まれてて、道場六三郎さんが坂本龍馬の新暦のお誕生日に生まれてたなんて、ナニゲに「ニポン料理の夜明けぜよ!」って感じがしたからだ(笑)

で、そのまま1月3日生まれの人を見てったら、「ゼンジー北京」「岩下志麻」「ストロング金剛」「ジョン・ポール・ジョーンズ(レッド・ツェッペリン)」「メル・ギブソン」「ダンカン(たけし軍団)」「ミハエル・シューマッハ」っていうソーソーたる顔ぶれの中に、これまた「おおっ!」って声をあげちゃう名前があった!


「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」


ケラさんて、1月3日生まれだったのか‥‥つーか、坂本龍馬とおんなじお誕生日だったのか。前にも書いたけど、あたしは、高校時代に、下北沢のレコード屋さんでケラさんを発見して、女友達と2人でキャーキャー騒ぎながら握手とサインをしてもらったことがある。ケラさんはとっても優しい人で、ぜんぜんメンドクサイヤ人な顔もしないで、アホな女子高生にちゃんと対応してくれた。約5秒で書いてくれたヘンテコなお化けの絵と「Kera」のサインは、今でも大切にナゴム関連のレコードや書籍を仕舞ってるカラーボックスに収納してある。

で、あたしがケラさんの名前を発見して「おおっ!」って思ったのは、昔からファンだったってことだけじゃなくて、昨日、ツイッターで、ちょうどケラさんのつぶやきを読んでたからだ。ケラさんのことは前からフォローしてたんだけど、昨日のつぶやきはメッチャ面白かったから、ついつい「RT(リツイート)」しちゃった。ちなみに、「RT」ってのは、あたしがフォローしてる人たちのつぶやきの中で「面白い」とか「多くの人に広めたい情報だ」って思ったものをあたしをフォローしてくれてる人たちへ再配信するみたいなもんだ。で、ケラさんがどんなことをつぶやいたのかって言うと、インタビュアーで書評家の吉田光雄さんのつぶやきに端を発してる。


「吉田光雄さんのつぶやき」
http://twitter.com/WORLDJAPAN

「辻仁成&アントニオ猪木の映画『ACACIA』、想像以上に凄まじい出来でした……。説明過剰なのにサッパリ意味がわからないというか。でも、猪木が泣くシーンでは爆笑。」


「ケラさんのつぶやき」
http://twitter.com/kerasand

「朝から辻仁成の名前を見てしまった。お互いアマチュア時代に4バンドで対バンした時、開口一番「俺達エコーズはトリじゃなきゃやらないんで」と抜かした顔は、30年近く経っても憶えてるわけだから、これはもう一生忘れまい。」

「辻話つづき 正直順番はどうでもよかったのだが、「毎回クジ引きで出順を決めているので」という主催者の言葉を突っぱねる傲慢さと不可解な自信に、10代終わりの俺は唖然としてしまった。結局トリを押し通したエコーズだけど、お客はみんな帰っちゃって、ざまあみろと笑いながら踊り狂う我々だった。」

「辻話つづき 今同じことを言われても鼻で笑えるだろうに、多感な時期に辻の自信に出会ってしまった俺。ああ、俺。そして今、アントニオ猪木との映画の話を聞き、人生って、仁成って、と溜め息。」

「辻話は終わりました。もっとと言われてもしねーよ。」

「と思ったけど、当時の有頂天メンバーの証言が到着。」


‥‥そんなワケで、ツイッターをやってると、こうして普段は表に出て来ないような話も聞けるワケだし、何よりも本人がつぶやいてるんだから、マスコミによるフィルターが掛かってないストレートな言葉を聞くことができる。たとえば、こないだの江川紹子さんと張本勲さんの問題にしても、紹子さん本人がツイッターで事実関係を明らかにしてくれたから、あたしたちは「張本さんかTBSのどちらかが嘘をついてる」っていう真実を知ることができたワケだ。だから、あとから張本さんやTBSがツジツマの合わないことを連呼すればするほど、紹子さんは何ひとつ間違っていないことや、TBS報道局の最低な腰抜けぶりがよく分かったワケだ。

ちなみに、この問題は、6月17日の日記、「言論を弾圧したTBS報道局」と、18日の日記、「続・言論を弾圧したTBS報道局」にマトメてあるので、知らなかった人は過去ログを読んで欲しいんだけど、この日記を書いたあとに、あたしは、ツイッターにお知らせをつぶやいた。


「江川紹子さんの問題の続きを書きました→ http://bit.ly/aFDAyU


そしたら、たくさんの返信の中に、こんな返信が混じってた。


「わかりやすい記事読ませて頂きました。ありがとうございます。千秋です、ぷ。」


こんなこと言っちゃモウシワケナイザーだけど、あたしは、最初、千秋さんに成りすましてる変な人なのかと思っちゃった。それで、相手のホームを見に行ったら、本物の千秋さん (http://twitter.com/cirol777) だったもんだから、ここでようやくビックル一気飲み。芸能人や有名人で、あたしの日記を読んでる人はケッコーいるみたいだけど、いくらお気軽なツイッターとは言え、こうしてわざわざお礼の返信をしてくれるなんて、なかなかできることじゃない。それで、あたしは、アセッて返信した。


「おおっ!千秋さんが読んでくれたとはビックル一気飲みのポケットビスケッツ!こちらからもフォローさせていただきます!んがんぐ!」


千秋さんのつぶやきは、必ず最後に「千秋です、ぷ。」ってのを入れることになってるみたいだから、あたしもとりあえず「んがんぐ!」を入れてみただけで、別に深い意味は何もない。それにしても、阪神ファンの虎姫が、元巨人の張本さんの問題にまでアンテナを張り巡らせてるとは、サスガ、筋金入りだと思った。

‥‥そんなワケで、いろんな人が読んでくれて、とってもアリガタイザーな「きっこの日記」だけど、ホントに思わぬ人も読んでくれてるみたいで、6月29日の日記、「みんなのおしゃれ対決」に、ミクシーのアプリについて書いたら、これまた、ビックル一気飲みのメールが届いた。この日記で、あたしは、「みんなのおしゃれ対決」っていうアプリが面白いので、他のアプリを少し整理するつもりだってことを書いた。そして、「みんなのおしゃれ対決」は面白いんだけど、カンジンの「おしゃれ対決」ができない‥‥ってことも書いた。そしたら、このアプリを運営してる会社の担当者から、ブログに取り上げたことに対する丁寧なお礼のメールが届いたのだ。そして、あたしが指摘した「おしゃれ対決」については、「なお、おしゃれ対決機能につきましては、近日実装予定となっております。実装まで今しばらくお待ち頂けますようお願い致します。」っていう説明まであった。だから、こんなにワンダホーな情報を知っちゃったセコイあたしは、今のうちに、できるだけレベルを上げて、できるだけお洋服の数を増やしとこうと思った今日この頃なのだ(笑)


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2010.07.02

普天間問題で宜野湾市長が国を提訴

「普天間問題で宜野湾市長が国を提訴」(世田谷通信)

米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市の伊波洋一市長が、2日、周辺住民に多大な危険性を与えてまで米国へ普天間飛行場を提供し続けている日本政府と米国政府との取り決めは無効であるとして、国を相手どって那覇地裁に訴訟を起こす方針を明らかにした。住宅や学校などの密集地の中にある普天間飛行場は、世界一危険な基地として知られており、1日も早い撤去が求められている。しかし、鳩山前首相は、5月末までに「地元との合意」「連立3党との合意」「米政府との合意」を取りつけるとしていた約束を反故にして、地元住民の民意も連立与党の主張も無視し、自民党政権時代とほとんど変わらない県内移設案を米国政府とだけ合意するといった最悪の結末を迎えてしまった。沖縄では80%以上の県民が県内移設に反対している上に、仲井真県知事も政府案を「受け入れられない」としているため、鳩山前首相が民意を無視して米国と取り決めた「辺野古案」の実現は事実上不可能となり、普天間飛行場の固定化は避けられない情勢となった。そして、鳩山前首相のあとを継いだ菅直人首相も「鳩山前首相の結んだ日米共同声明を踏襲する」として、沖縄の民意には耳を塞いだ。こうした現政権による無責任な姿勢に業を煮やした伊波市長が、今回、県民の生命と財産を守るために国に対する提訴に踏み切ったわけだが、沖縄の基地問題を軽視している現政権は、これでも沖縄の人たちを見捨て続けるのだろうか。(2010年7月2日)


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