ミクシーとツイッターの日々
世の中、いろんな部分でつながってるもので、6月28日の日記、「クイナが来たりて戸を叩く」のマクラで、石川先生とおんなじ9月17日生まれの人を調べるために利用した生年月日のサイトをリンクしたら、ミクシーのマイミクさんからメッセージが届いた。なんと、そのマイミクさんの大学時代の先輩が、そのサイトの運営者だったそうで、ミクシーの日記に、「きっこの日記で取り上げられた!」「9月17日のページが今日だけで600PVもある!」って書かれてたそうだ。
そう言えば、あたしは、9月17日のページだけをリンクしたんだった。こんなことなら、ちゃんとトップページもリンクしといたほうが良かった‥‥って思ったので、改めて紹介させていただくけど、「ストローワラの情報交差点」は、有名なサイトだから知ってる人も多いと思うけど、とっても便利なサイトなので、知らなかった人はブックマークしとくといいと思う。とにかく、アクセスしてもらえば分かるけど、有名人の生年月日だけじゃなくて、没年月日、芸能人や作家の本名などから、テレビ番組の放送カレンダーや雑誌の創刊カレンダーなどもデータベース化してあるので、何か調べたいことがある時だけじゃなくて、パラパラと眺めてても面白い。
たとえば、誰もがやってみそうなことだけど、まずは、自分の生年月日のページを見てみて、自分とおんなじお誕生日の有名人の一覧を見てみる。そして、その中に、明らかに芸名だと思われる芸能人がいたら、今度はその人の本名を調べてみる‥‥って感じで、こんなことを繰り返してると、意外な人がおんなじ生年月日だったり、面白い共通点が見つかったりもしちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、最近ブームになってる「坂本龍馬」について、あんまり興味がないので詳しくは知らないんだけど、11月15日に生まれて11月15日に亡くなった、つまり、生年月日と没年月日がおんなじだってことは知ってた。だけど、「ストローワラの情報交差点」の生年月日データベースの「11月15日」のとこを見てみたら、料理人の神田川俊郎さんや、プロ雀士の美人姉妹、二階堂姉妹の妹の亜樹ちゃんとかは掲載されてたけど、坂本龍馬の名前はなかった。それで、調べてみたら、坂本龍馬の生年月日と没年月日の「11月15日」は旧暦で、現在の新暦に直すと、1836年1月3日に生まれて、1867年12月10日に亡くなってることが分かった。ようするに、現在の新暦で見ちゃうと、生年月日と没年月日はおんなじ日じゃなくなっちゃうワケだ。
ま、それはそれとして、あたしは、生年月日データベースの「1月3日」を見てみたら、ちゃんと「坂本龍馬」の名前があった。そして、「龍馬とおんなじ日に生まれた有名人て、どんな人がいるのかな?」って思って、たくさん並んでる名前を上から順番に見てった。そしたら、真っ先に目に飛び込んで来たのが、「道場六三郎」だった。ついさっき、「神田川俊郎」の名前を目にしたばっかりだから、「おおっ!」って思っちゃった。だって、神田川俊郎さんが坂本龍馬の旧暦のお誕生日に生まれてて、道場六三郎さんが坂本龍馬の新暦のお誕生日に生まれてたなんて、ナニゲに「ニポン料理の夜明けぜよ!」って感じがしたからだ(笑)
で、そのまま1月3日生まれの人を見てったら、「ゼンジー北京」「岩下志麻」「ストロング金剛」「ジョン・ポール・ジョーンズ(レッド・ツェッペリン)」「メル・ギブソン」「ダンカン(たけし軍団)」「ミハエル・シューマッハ」っていうソーソーたる顔ぶれの中に、これまた「おおっ!」って声をあげちゃう名前があった!
「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」
ケラさんて、1月3日生まれだったのか‥‥つーか、坂本龍馬とおんなじお誕生日だったのか。前にも書いたけど、あたしは、高校時代に、下北沢のレコード屋さんでケラさんを発見して、女友達と2人でキャーキャー騒ぎながら握手とサインをしてもらったことがある。ケラさんはとっても優しい人で、ぜんぜんメンドクサイヤ人な顔もしないで、アホな女子高生にちゃんと対応してくれた。約5秒で書いてくれたヘンテコなお化けの絵と「Kera」のサインは、今でも大切にナゴム関連のレコードや書籍を仕舞ってるカラーボックスに収納してある。
で、あたしがケラさんの名前を発見して「おおっ!」って思ったのは、昔からファンだったってことだけじゃなくて、昨日、ツイッターで、ちょうどケラさんのつぶやきを読んでたからだ。ケラさんのことは前からフォローしてたんだけど、昨日のつぶやきはメッチャ面白かったから、ついつい「RT(リツイート)」しちゃった。ちなみに、「RT」ってのは、あたしがフォローしてる人たちのつぶやきの中で「面白い」とか「多くの人に広めたい情報だ」って思ったものをあたしをフォローしてくれてる人たちへ再配信するみたいなもんだ。で、ケラさんがどんなことをつぶやいたのかって言うと、インタビュアーで書評家の吉田光雄さんのつぶやきに端を発してる。
「吉田光雄さんのつぶやき」
http://twitter.com/WORLDJAPAN
「辻仁成&アントニオ猪木の映画『ACACIA』、想像以上に凄まじい出来でした……。説明過剰なのにサッパリ意味がわからないというか。でも、猪木が泣くシーンでは爆笑。」
「ケラさんのつぶやき」
http://twitter.com/kerasand
「朝から辻仁成の名前を見てしまった。お互いアマチュア時代に4バンドで対バンした時、開口一番「俺達エコーズはトリじゃなきゃやらないんで」と抜かした顔は、30年近く経っても憶えてるわけだから、これはもう一生忘れまい。」
「辻話つづき 正直順番はどうでもよかったのだが、「毎回クジ引きで出順を決めているので」という主催者の言葉を突っぱねる傲慢さと不可解な自信に、10代終わりの俺は唖然としてしまった。結局トリを押し通したエコーズだけど、お客はみんな帰っちゃって、ざまあみろと笑いながら踊り狂う我々だった。」
「辻話つづき 今同じことを言われても鼻で笑えるだろうに、多感な時期に辻の自信に出会ってしまった俺。ああ、俺。そして今、アントニオ猪木との映画の話を聞き、人生って、仁成って、と溜め息。」
「辻話は終わりました。もっとと言われてもしねーよ。」
「と思ったけど、当時の有頂天メンバーの証言が到着。」
‥‥そんなワケで、ツイッターをやってると、こうして普段は表に出て来ないような話も聞けるワケだし、何よりも本人がつぶやいてるんだから、マスコミによるフィルターが掛かってないストレートな言葉を聞くことができる。たとえば、こないだの江川紹子さんと張本勲さんの問題にしても、紹子さん本人がツイッターで事実関係を明らかにしてくれたから、あたしたちは「張本さんかTBSのどちらかが嘘をついてる」っていう真実を知ることができたワケだ。だから、あとから張本さんやTBSがツジツマの合わないことを連呼すればするほど、紹子さんは何ひとつ間違っていないことや、TBS報道局の最低な腰抜けぶりがよく分かったワケだ。
ちなみに、この問題は、6月17日の日記、「言論を弾圧したTBS報道局」と、18日の日記、「続・言論を弾圧したTBS報道局」にマトメてあるので、知らなかった人は過去ログを読んで欲しいんだけど、この日記を書いたあとに、あたしは、ツイッターにお知らせをつぶやいた。
「江川紹子さんの問題の続きを書きました→ http://bit.ly/aFDAyU」
そしたら、たくさんの返信の中に、こんな返信が混じってた。
「わかりやすい記事読ませて頂きました。ありがとうございます。千秋です、ぷ。」
こんなこと言っちゃモウシワケナイザーだけど、あたしは、最初、千秋さんに成りすましてる変な人なのかと思っちゃった。それで、相手のホームを見に行ったら、本物の千秋さん (http://twitter.com/cirol777) だったもんだから、ここでようやくビックル一気飲み。芸能人や有名人で、あたしの日記を読んでる人はケッコーいるみたいだけど、いくらお気軽なツイッターとは言え、こうしてわざわざお礼の返信をしてくれるなんて、なかなかできることじゃない。それで、あたしは、アセッて返信した。
「おおっ!千秋さんが読んでくれたとはビックル一気飲みのポケットビスケッツ!こちらからもフォローさせていただきます!んがんぐ!」
千秋さんのつぶやきは、必ず最後に「千秋です、ぷ。」ってのを入れることになってるみたいだから、あたしもとりあえず「んがんぐ!」を入れてみただけで、別に深い意味は何もない。それにしても、阪神ファンの虎姫が、元巨人の張本さんの問題にまでアンテナを張り巡らせてるとは、サスガ、筋金入りだと思った。
‥‥そんなワケで、いろんな人が読んでくれて、とってもアリガタイザーな「きっこの日記」だけど、ホントに思わぬ人も読んでくれてるみたいで、6月29日の日記、「みんなのおしゃれ対決」に、ミクシーのアプリについて書いたら、これまた、ビックル一気飲みのメールが届いた。この日記で、あたしは、「みんなのおしゃれ対決」っていうアプリが面白いので、他のアプリを少し整理するつもりだってことを書いた。そして、「みんなのおしゃれ対決」は面白いんだけど、カンジンの「おしゃれ対決」ができない‥‥ってことも書いた。そしたら、このアプリを運営してる会社の担当者から、ブログに取り上げたことに対する丁寧なお礼のメールが届いたのだ。そして、あたしが指摘した「おしゃれ対決」については、「なお、おしゃれ対決機能につきましては、近日実装予定となっております。実装まで今しばらくお待ち頂けますようお願い致します。」っていう説明まであった。だから、こんなにワンダホーな情報を知っちゃったセコイあたしは、今のうちに、できるだけレベルを上げて、できるだけお洋服の数を増やしとこうと思った今日この頃なのだ(笑)
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