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2010.09.17

柏崎刈羽原発で2100倍の放射性物質

「柏崎刈羽原発で2100倍の放射性物質」(世田谷通信)

16日、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市)の7号機の排ガスから通常の約2100倍もの放射性物質が検出されていたことが分かった。高濃度の放射性物質が検出されたのは7号機の排ガスを処理する気体廃棄物処理系の内部で、東京電力では「漏洩したのは内部なので外部には放射能の影響はない」とお決まりのコメントを発表した。しかし7号機の気体廃棄物処理系で燃料棒からの放射性物質漏れを感知するための「高感度オフガスモニター」は、今月10日の時点で異常を知らせる警報が鳴っていた。10日の午前0時10分ごろ、同モニターが感知した放射線数が1秒あたり1・8回の警報値を超え、その後も数値は上がり続け、同日午後3時には警報値の約15倍にあたる27回に達していた。これは原子炉内で何らかの異常が起こり、燃料棒から放射性物質が冷却水へ漏れていたことを知らせたものだが、東電は「ごく微量で安全上の問題はない」として、そのまま運転を続けていたのである。その結果、今回は通常の約2100倍もの放射性物質が検出されたのだが、それでも「外部には放射能の影響はない」とする東電の姿勢に、周辺住民や専門家の間からも疑問の声があがっている。(2010年9月17日)


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