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2010.10.31

コジツケからシンクロニシティへ

最後の「エヴァンゲリオン予想」となった今日の「天皇賞」は、「獲ったどぉ~~~!」でもなく、「負けたどぉ~~~!」でもなく、「獲ったけど負けたどぉ~~~!」っていう、何とも言えないビミョ~で複雑で中途半端な結果になっちゃったので、ツイッターのつぶやきで流れを追ってみたい。


「きっこさんのつぶやき」
http://twitter.com/kikko_no_blog

さて、「天皇賞」の予想をマトメて即PATで買うぞ!

キャプテントゥーレ、ブエナビスタ、シンゲン、ペルーサ、オウケンサクラって順でゴールシロッコ!(笑)

え?シンゲンて3番人気なの?ニフティ競馬の一覧では無印だったのにぃ‥‥

ペルーサ、やっぱり一番可愛いね。

2-7の馬連とワイドだけは当たったけど配当低いだろうな。

結局、エヴァ予想は最後まで当たらず、好きな馬を買ったほうの馬券が当たり、複雑なエンディングになってしまった。

好きな2頭が1、2着になってくれたのは嬉しいんだけど、最後までがんばってたキャプテントゥーレが力尽きて馬群に沈んでく姿が切なかった。

うひゃひゃ!馬連が1660円、ワイドが430円ってことは、2000円投資して2090円の配当!90円も儲かったどー!(笑)

のわっ!1660円は馬単の配当で、あたしの買ってた馬複は1030円だった!てことは540円のマイナスじゃん!オーマイシロッコ!

「天皇賞で3連複が的中→具が5種類以上も入った豪華なおでんを作る→母さんと一緒に食べる」という予定だったのが「天皇賞で馬連とワイドが的中するも配当が低くてマイナス収支→今夜もモヤシのお味噌汁とメザシ4匹」という流れになってしまい間下このみ。

2-7の馬単が1660円、2-7-12の3連複が1680円、この配当を見ると、いかに「組み合わせ」よりも「着順」のほうが重要かってことが分かる。ポーカーで言えばフラッシュよりもストレートってことか?‥‥違うか?(笑)


‥‥ってことで、今日の「天皇賞」は、1着ブエナビスタ、2着ペルーサ、3着アーネストリー、4着オウケンサクラ、5着ネヴァブション、6着シンゲン、7着トウショウシロッコ、8着スマイルジャック、9着アクシオン、10着ヤマニンキングリー、11着スーパーホーネット、12着シルポート、13着キャプテントゥーレ、14着アリゼオ、15着コスモファントム、16着ショウワモダン、17着エイシンアポロン、18着ジャガーメイルって結果だった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしの最後の「エヴァンゲリオン予想」は、キャプテントゥーレとブエナビスタの2頭をメインにしてたので、「ぜんぜんカスリもしなかった」ってワケじゃないけど、それでも、3着までにはブエナビスタ1頭しか入ってないので、3連複もワイドも全滅で、予想としては完全に敗北だった。たとエヴァ、3着までのうちの1頭はハズレても、キャプテントゥーレとブエナビスタの2頭が入って、最低でもワイドが的中してれば「勝ち」だったんだけど、今回の結果は完敗だ。

そして、「好きな馬」としてあげた3頭、ペルーサ、キャプテントゥーレ、ブエナビスタのほうは、この3頭の3連複と、このうちの2頭の組み合わせの馬連を3種類、ワイドを3種類、合計で700円買ってたので、2-7の馬連とワイドは当たったんだけど、マクラで紹介したつぶやきでも分かるように、馬連の配当が1030円、ワイドの配当が430円で、合計1460円だった。つまり、この「好きな馬」の部分だけで言えば、700円の投資で1460円の配当ってことになるんだけど、ペルーサの代わりにキャプテントゥーレとの組み合わせでいろいろと買ってた「エヴァンゲリオン予想」のほうは、1300円が全滅したから、トータルで言えば、540円のマイナス収支ってことになる。

だけど、2000円ぜんぶ負けようが、1460円だけ配当があって540円のマイナスで傷が浅くすもうが、カンジンの「エヴァンゲリオン予想」が当たらなかったんだから、完敗は完敗だ。事実、三番目に好きなブエナビスタが1着になり、一番好きなペルーサが2着になり、牝馬と3歳馬のワンツーっていう素晴らしいレースだったけど、あたし的には、ずっとがんばってたキャプテントゥーレが、最後には力尽きて馬群に沈んでく姿が、とっても切なかった。やっぱり、芦毛の馬が1着でゴールを駆け抜けるシーンを見たかった‥‥ってワケで、さっそく感想メールが届きはじめてるので、少しだけ紹介したいと思う。


件名:感動すらします
お名前:Oi
コメント:一年間にわたるエヴァ予想ご苦労さまでございます。最初の方の二回に一回は当たるなんていうのは超能力にしか思えませんでした。最近は当たらないとはいえ全体の的中率としては並以上なのではないと思うほどです。それよりも、エヴァ予想を通じて語られるきっこさんの内面というか自己探求的なところが新しい手法の小説というか表現の方法としてのブログ(日記)の方法論のようで興味深く拝読させていただきました。そして、表予想、裏予想を考案した途端。続けて表と裏が一致するという不思議。表も裏もない。偽らないシュッとした立ち姿には感動すら覚えます。エヴァ予想はたんなる競馬予想ではないと改めて思いました。


件名:次回からの新予想も楽しみにしております♪
お名前:HY
コメント:きっこさん、こんばんは♪本日の天皇賞でエヴァ予想が最後ということでドキドキしましたが、キャプテントゥーレは最後の直線で頑張ったのに残念でしたね。でも、オウケンサクラとシンゲンは上位に食い込んだし、石川先生関連のブエナビスタとアーネストリーが1、3着、きっこさんの一番好きなペルーサが2着と、『賢者と美女の名コンビ』で最後を締め括る結果となり、エヴァ予想の終わり方としてはなかなかだったのでは…!?『人生の経験値』を読んで思ったのですが、きっこさんはしっかりと地に足を着けて、今のこの腐った世の中に辟易としつつも、現実を逞しく生き抜いてこられて、現在の成熟した素敵な大人の女性、何にも洗脳されることなく、真実を見抜く目を持ったきっこさんになられたのですね。その結果、私たち読者は『きっこの日記』という面白いブログを読む事ができるようになったのですから、今まで辛い事が沢山あっても乗り越えてきて下さったきっこさんに、そしてきっこさんをこの世に産んで下さったお母様にも深く感謝したいです。どうか、お体を大切に、お仕事の方も無理せずゆっくりと頑張ってください♪


Oiさん、HY子さん、こんなに期待外れな結果だったのに、過分なメールをどうもありがとうございます♪‥‥ってワケで、あたしとしては、石川先生を象徴するブエナビスタが、「競り勝った」とかじゃなくて、完全に力の差を見せつけて圧勝したってことで、これが「エヴァンゲリオン予想」におけるゼーレのシナリオだったんだと納得したい。そして、この結果を踏まえて、石川先生がメールで教えてくださった寺山修司さんの「競馬ファンは馬券を買わない。財布の底をはたいて<自分>を買っているのである」って言葉を考え直してみたら、ハッ!と気づくことがあった。

あたしは、この「自分を買っている」って言葉から、芦毛のキャプテントゥーレを幼いころの自分自身に投影させたんだけど、馬の年齢を考えてみたら、石川先生が4歳のブエナビスタなのに、あたしが5歳のキャプテントゥーレになるのはおかしい。大先輩の石川先生が4歳馬なら、ビギナー中のビギナーのあたしは確実に4歳未満てワケで、そこに気づいてれば、一番好きな上に3歳馬のペルーサこそが、あたしに該当する馬だったワケだ。そして、そう考えると、2馬身以上の差をつけてグングンと加速しながらゴールへ向かってったブエナビスタと、置いてかれないように必死に食らいついてったペルーサの姿が、石川先生のあとを追いかけてくあたしみたいにも思えてきた。

‥‥そんなワケで、今回は、最後の「エヴァンゲリオン予想」ってことで、レース後までコジツケをしてみたけど、とりあえずは、HY子さんが書いてくださったように、最終回としては、それなりの結果だったと思う。そして、1年間もコジツケまくって変な方向へ行っちゃった脳みそをクルリンパと元に戻して、いよいよ次回は「エリザベス女王杯」だ。もとはと言えば、1年前、不思議なプリキュアの夢を見て、それがミョ~に気になりつつ、たまたま見た「エリザベス女王杯」の出走登録馬の一覧に、テイエムプリキュアって名前を見つけて、「おおっ!」って驚いたのがすべての始まりだった。そして、何も分からずに買った馬券が、10万円以上の配当になり、そこからスタートしたのが「エヴァンゲリオン予想」だった。

そう、よくよく考えてみれば、プリキュアの夢を見て、テイエムプリキュアで大穴が的中したってのに、なんでまた「エヴァンゲリオン予想」なの?‥‥って話だ。普通に考えたら、どうして「プリキュア予想」じゃないの?‥‥って話だ。だけど、1年間も続けてきて、最終回も何とかマトメたあとに、こんなこと言い出したらミもフタもないから、ここはスルーしてくけど、とにかく、もともとは、変な夢を見て、その夢を何かの「お告げ」だと思って馬券を買ってみたら、それが当たっちゃったってワケだ。だけど、そんなに都合よく、G1レースがあるたびに不思議な夢なんて見ないから、夢の代わりに何かにコジツケて予想を楽しむために、内容も思わせぶりで一般的にもそこそこ認知されてるエヴァンゲリオンを選んでみたってワケだ。

だから、ホントの意味で基本に立ち返るとするのなら、不思議な夢を見た時や、何らかの「お告げ」を感じた時にだけ、それに該当するレースを探して、馬券を買うようにすればいいってことになる。だけど、この方式にしちゃうと、3年前の「有馬記念」のマツリダゴッホみたいに、1年に1回くらいしか遭遇しなくなっちゃう。そして、そうなると、せっかく競馬の楽しさが分かってきたとこなのに、1年に1回くらいしか競馬ができなくなっちゃう。だからって、1年間続けてきた「エヴァンゲリオン予想」みたいに、あまりにも無理やりにコジツケたために、普通に好きな馬を買ってたら当たってたレースまで棒に振っちゃうのも悲しすぎる。

‥‥そんなワケで、「エヴァンゲリオン予想」の次は、「ふたりはプリキュア予想」とか、「ジョジョの奇妙な予想」とか、「サクラ大戦予想」とか、「北斗の拳予想」とか、いろいろと考えてたんだけど、そういうのは無しにして、これからは、1つのアニメに決めないで、毎回、独立したコジツケを楽しんでみようと思う。たとえば、今度のG1はドラえもんのお誕生日に開催されるから、今回は「ドラえもん予想」で行こう!‥‥って感じだ。さらに言えば、アニメだけに限定しないで、小説とか、映画とか、音楽とか、ジャンルを問わずにコジツケを楽しみたい。そして、毎回のコジツケ予想を展開しつつ、不思議な夢を見た時や、何らかの「お告げ」を感じた時にだけ、シンクロニシティ的な予想も織り込んでこうと思う。これなら、「エヴァンゲリオン予想」よりも遥かに自由度が高くなり、的中する確率も高くなるような気がしてる今日この頃なのだ♪


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2010.10.30

最後のエヴァンゲリオン予想

去年の秋から1年間、ずっと続けてきたG1レースの「エヴァンゲリオン予想」が、ついに、最終回となる「秋の天皇賞」がやってきた! 最初のころこそ、2回に1回は何とか的中したりタナボタだったりしてたけど、6月の「宝塚記念」から前回の「菊花賞」までの4戦は、目も当てられないほどの惨敗で、結局、1年を通してのトータルの的中率は3割以下っていうお粗末な結果になっちゃった。

そして、この悪夢の4連敗のあとに、とうとう最後の「天皇賞」を迎えちゃったワケだけど、これが、すべてはゼーレのシナリオ通りの流れで、実は、最後に「天皇賞」で奇跡を起こす!‥‥ってことになるのだろうか? 悪夢の4連敗のあとに、最後の最後の「天皇賞」までハズレちゃったら、あたしは死んじゃうかもしれない‥‥。


レイ 「どうしてそういうことを言うの?あなたは死なないわ、私が守るもの」


‥‥ってなワケで、「エヴァンゲリオン予想」の最終回、「天皇賞」は、こんな顔ぶれだ。


10月31日 東京11R
「天皇賞」(G1)
3歳上オープン 芝2000m

1枠1番  ショウワモダン/柴田善臣
1枠2番  ブエナビスタ/C.スミヨン
2枠3番  ジャガーメイル/D.ホワイト
2枠4番  エイシンアポロン/蛯名正義
3枠5番  オウケンサクラ/北村宏司
3枠6番  スマイルジャック/三浦皇成
4枠7番  ペルーサ/安藤勝己
4枠8番  シルポート/酒井学
5枠9番  トウショウシロッコ/吉田豊
5枠10番 シンゲン/藤田伸二
6枠11番 アクシオン/武豊
6枠12番 アーネストリー/佐藤哲三
7枠13番 ヤマニンキングリー/吉田隼人
7枠14番 ネヴァブション/後藤浩輝
7枠15番 スーパーホーネット/藤岡佑介
8枠16番 キャプテントゥーレ/小牧太
8枠17番 コスモファントム/松岡正海
8枠18番 アリゼオ/福永祐一


ああ、こんなにたくさん好きな馬がいると、とてもじゃないけど目移りしちゃってクラクラしてくる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今回の「天皇賞」は、あたしの好きな馬がたくさん出る。一番好きなのがペルーサで、二番目がキャプテントゥーレ、三番目がブエナビスタ、あとは順位はつけられないけど、ジャガーメイル、オウケンサクラ、トウショウシロッコ、アクシオン、ネヴァブション、アリゼオが好きな馬だ。もちろん、名前をあげなかった馬もみんな好きで、あたしは「嫌いな馬」なんていないけど、名前をあげたのは、好きな馬の中でも特に好きな馬ってワケだ。

だから、好きな馬だけを選んで1点だけ買うとしたら、あたしは、2番ブエナビスタ、7番ペルーサ、16番キャプテントゥーレの3連複を買う。そして、3連単だとしたら、好きなのはペルーサ、キャプテントゥーレ、ブエナビスタの順だけど、強いのはブエナビスタだと思うから、2-7-16と2-16-7の2点を買う。これが、「エヴァンゲリオン予想」とは関係ない、あたしの個人的な好みで選んだ場合の馬券だ‥‥ってことを前置きしといてから、さっそくコジツケを始めようと思う。

今回の「天皇賞」は、何度も書いてきたように、エヴァンゲリオンの第六話「決戦、第3新東京市」に対応してる‥‥って言っても、これまでの4連敗を見れば分かるように、説得力はゼロ。だけど、なんでもポジティブに考えるあたしとしては、前回の「菊花賞」でノーマークだったビッグウィークが1着になったことも、ビッグウィークは「重大な週」って意味だから、そんな名前の馬が「きっこ賞」で1着になったってことは、次の週の「天皇賞」で奇跡が起こるっていう暗示に違いない‥‥なんて考えちゃう始末。そんなあたしだから、怖いものなしだ(笑)

で、第六話「決戦、第3新東京市」と言えば「ヤシマ作戦」てワケで、人や動物の形っぽいこれまでの使徒とは違い、八面体の幾何学的な形をした第5使徒ラミエルに対して、ニポン中の電力を集めて、初号機がポジトロンライフルを撃って殲滅する。一発目は外しちゃうけど、二発目でラミエルのコアを撃ち抜いて勝利する。そう!これなのだ!第伍話「レイ、心のむこうに」と第六話「決戦、第3新東京市」は2話でひとつのストーリーになってて、英語のエピソードタイトルは、第伍話が「Rei I」、第六話が「Rei II」ってなってるように、レイがテーマになってる。ラミエルを倒したのはシンジだけど、一発目を外したシンジを守ったのはレイだ。

つまり、一発目を外したのが「菊花賞」で、レイに守られてミゴトに使徒のコアを撃ち抜いた二発目が「天皇賞」ってことなのだ!なのだったらなのなのだ!‥‥って、ここまで自分の都合に合わせて解釈するのも「なんだかな~」って気もしないでもないけど、ま、最後だから、いつも以上に自由に楽しんでく。とにかく、今回のポイントとしては、2つの選択肢があるので、まずは、そこから始めたい。1つは、あくまでもテーマはレイなんだから、レイに対応する馬を選ぶっていう選択。そして、もう1つは、テーマはレイであっても、使徒を倒したのはシンジなんだから、シンジに対応する馬を選ぶっていう選択。

‥‥そんなワケで、単純明快に行けば、レイを象徴してるのは「白」だから、芦毛の16番キャプテントゥーレがイチオシってことになるし、あたしの個人的な気持ちとしても、芦毛の馬に1着でゴールを駆け抜けてもらって、父さんとの思い出を蘇らせたい。だけど、今回のメンバーを見てみると、芦毛じゃなくても、名前に「シロ」が入ってる9番トウショウシロッコもいるし、3番ジャガーメイルに騎乗するのは、その名もホワイト騎手だ。それに、白の1枠の2頭だっている。だから、「芦毛=レイ」って単純に考えてもいいものか、ハナハダ疑問の貴乃花だ。

さらには、もっとディープインパクトに考えてみれば、5番オウケンサクラだって候補にあがってくる。以前、オウケンブルースリの時に書いたけど、「オウケン」と言えば「筋肉少女帯」の大槻ケンヂさんてワケで、正確には「オーケン」て表記するけど、エヴァンゲリオンのキャラクターデザインを担当した貞本義行さんは、「筋肉少女帯」が1991年にリリースした6枚目のアルバム、「断罪!断罪!また断罪!」に収録されてる「何処へでも行ける切手」って曲の歌詞の中の「包帯で真っ白な少女を描いた」って部分から、綾波レイのキャラを考えたそうだ。そして、綾波レイのボソボソした陰気なしゃべり方は、これまた「筋肉少女帯」が1988年にリリースしたファーストアルバム、「仏陀L」に収録されてる「福耳の子供」って曲からイメージしたって言われてる。

つまり、大槻ケンヂさんが「筋肉少女帯」を結成しなかったら、「何処へでも行ける切手」や「福耳の子供」って曲を生み出さなかったら、綾波レイってキャラは生まれてなかったかもしれないのだ。そんな大槻ケンヂさんを思わせる「オウケン」と、今やアスカの代名詞のような稲垣早希ちゃんの「サクラ」とを合体させたオウケンサクラは、エヴァンゲリオン的には外せない馬ってことになる。だけど、こうなってくると、レイに対応する馬が多すぎて、まるで地下の巨大な水槽の中を無数のレイが漂ってるみたいになってきちゃう。

それで、今度は、2つめの選択の「シンジ」のほうを考えてみた。シンジと言えば、第一候補は、当然、「シンジ」のニックネームを持つ藤田伸二騎手ってことになる。そして、今回、藤田騎手が騎乗する10番のシンゲンは、ナニゲに「シンジ+ゲンドウ」って感じがする。そう考えると、第伍話と第六話は、レイをテーマにしつつも、レイをクッションとして、シンジとゲンドウとの歪んだ親子関係をも垣間見させてるから、すごくストーリーに沿った名前の馬ってことになる。で、血統を見てみたら、ナナナナナント! お父さんの名前が「ホワイトマズル」だった!

こうきちゃうと、シンゲンは「シンジ+ゲンドウ」で、その上にレイがいるって図式になり、「レイがシンジを守ってシンジが使徒を殲滅した」って状況にも、「ゲンドウとレイとの不思議な関係性」って状態にも沿ってくる。その上、このシンゲンの隣りの6枠11番には、かつて藤田騎手が騎乗してたアクシオンが並んでて、それに乗るのが復帰後の活躍を期待されてる武豊騎手だ。この形は、エヴァンゲリオンに乗ることを悩んでるシンジと、乗りたくてたまらないクラスメートのケンスケのようにも思えてくる。つまり、第六話のストーリーに照らし合わせれば、この10番シンゲンが、もっとも内容に合致した馬だってことになる。

で、ここまでを整理整頓してみると、「白」って色からのレイの候補は、馬体の色から16番キャプテントゥーレ、名前から9番トウショウシロッコ、騎手の名前から3番ジャガーメイル、枠の色から1番ショウワモダンと2番ブエナビスタ、そして、レイってキャラが誕生した背景から、5番オウケンサクラが候補にあがった。それから、シンジのほうは、10番シンゲンてことになるけど、シンゲンのお父さんがホワイトマズルだってとこまで目を向けるなら、8番シルポートもホワイトマズルの子供だから、この馬もレイの候補になっちゃう。だから、これは、シンゲンが「シンジ+ゲンドウ」で、さらに藤田伸二騎手が騎乗する上で、補強としてのお父さんの名前ってことにする。

つまり、レイの候補が6頭、シンジの候補が1頭ってワケで、この比重を見ても、第伍話と第六話のテーマが綾波レイだってことと、今回の「天皇賞」とが呼応してるように思えてならない。だから、あとは、この中から本物のレイを探し当てることが、使徒殲滅への道ってことになる。でも、使徒殲滅ってことを考えると、実際に殲滅したのはシンジであり、どうしても10番シンゲンが軸になってきちゃう。果たして、ホントにそれでいいのだろうか?

‥‥そんなワケで、前回の「菊花賞」の時の日記、「ペガサスの記憶」の中で、あたしは、石川喬司先生からいただいたメールを紹介して、寺山修司さんの「競馬ファンは馬券を買わない。財布の底をはたいて<自分>を買っているのである」って言葉から、自分が芦毛の馬にコダワッてる意味が分かったような気がした。芦毛の馬は、幼いころのあたし自身を投影した存在で、父さんとの大切な思い出をつなぎとめておいてくれる記憶の鍵なのだ。

今のあたしは、どっちかって言うとアスカみたいな性格だけど、子供のころのあたしはレイみたいな性格だったから、当時のあたしを投影してる芦毛の馬は、レイの投影でもあるとも言える。そして、ゲンドウのことを自分のお父さんのように思ってるレイ‥‥っていう関係性を考えると、こんなことを言ったら石川先生にモウシワケナイザーだけど、あたしは石川先生のことを第二のお父さんみたいに感じてることとシンクロしてくる。そうすると、石川先生と言えばブエナビスタだから、「レイ=幼いころのあたし=16番キャプテントゥーレ」って図式と、「ゲンドウ=石川先生=2番ブエナビスタ」って図式が成り立って、この2つの図式がハーモニクスを奏で始める。

1年間、続けてきた「エヴァンゲリオン予想」では、常に石川先生からのメールの内容が鍵になってたし、それがゼーレのシナリオを解く鍵にもなってた。あたしの予想がハズレても、先生からのメールをあとから読み返すと、その中に正解が隠されてることが多かった。そして、石川先生の著書「魔法つかいの夏」も大きな鍵を握ってて、その鍵の1つが「天皇」だってことを考えると、集大成にあたる今回の「天皇賞」で、これまでの鍵がすべて集まって1つになり、最後の扉をひらくんじゃないか?

‥‥そんなワケで、あたしの最後の「エヴァンゲリオン予想」は、コジツケだけじゃなくて直感的なイメージから、16番キャプテントゥーレと2番ブエナビスタの2頭をメインにしたいと思う‥‥って、この2頭、あたしが最初にあげた「好きな3頭」のうちの2頭じゃん! それも、二番目に好きな馬と三番目に好きな馬だ。こうなってくると、人情として、どうしても一番好きなペルーサも選びたくなっちゃうよな~ってワケで、あたしは、この2頭をメインにして、ストーリーの面からの10番シンゲンや、エヴァンゲリオン的には外せない5番オウケンサクラなど、今回、ピックアップした馬を絡めてみて、余裕があれば、一番好きなペルーサにも絡めたいって感じだ。つまり、前に言った「エヴァンゲリオン予想と好きな馬を選ぶ予想とのダブル作戦」てワケで、こんな作戦まで使っても当たらなかったら、あたしは、こういう時、どんな顔をすればいいのか分からないの‥‥。


シンジ 「笑えばいいと思うよ」


‥‥って感じの今日この頃なのだ(笑)


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2010.10.29

時給250万円のバイト募集!

ドミノピザが日本進出25周年を記念してアルバイトを募集しました。

それが、ナナナナナント! 時給250万円!!

12月の某日に、たった1時間だけのチョー短期アルバイトで、報酬として250万円がもらえちゃうのです!

もちろん、募集人員は1名だけ。

ちなみに、資格は、18歳以上で学歴も経験も不問だそうです。

あなたも応募してみませんか?


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2010.10.28

人生の経験値/後編

‥‥ってなワケで、久しぶりに「前編」と「後編」に分けて「長編」を書いてるワケだけど、一般的なブログと比べたら、この「きっこの日記」は通常でも「長編」の部類に入るから、それが2日に渡って続くとなると、「チョー長編」てことになる。ま、この「チョー長編」て言葉が言いたかったためだけの書き出しなんだけど、昨日の「前編」で、あたしは、「15歳までは半人前」「15歳をホントの意味での人生のスタートとして考えてみる」ってことを書いた。そして、15歳を過ぎてからのいろんな経験が、その人の「人生の経験値」として蓄えられてく‥‥ってふうに書いた。

 

だけど、これは、15歳までの経験が無意味だってことじゃなくて、ようするに、比重の問題だ。たとえば、あたしは本を読むことでいろんな「気づき」を授かってきたって書いたけど、15歳を過ぎてから読んだ本だけが自分の糧になってるワケじゃない。小学校の時に読んだたくさんの本、特に「星の王子さま」と「不思議の国のアリス」からは、いろんな「気づき」を授かったし、他にも何らかの「気づき」を授かった本は数え切れないほどある。

 

ただ、これらの本を読んだ小学生の時点では、本から授かった「気づき」を実生活に役立てることは難しいし、そうした機会も少ない。何かの本に「お友達とは仲良くしましょう」「あいさつはきちんとしましょう」「ご飯は残さずに食べましょう」ってことが書いてあれば、小学生でもすぐに実践できるけど、こんなレベルのことは、別に本から学ぶことじゃない。本を読む以前に、親からも幼稚園の先生からも学んでるハズだ。

 

だけど、「星の王子さま」のラストシーンで、キツネとの別れを悲しむ星の王子さまが、「こんなに悲しくなるのなら、仲良くなんかならなければ良かった」って言ったのに対して、キツネは、「黄色く色づく麦畑を見て、王子の美しい金髪を思い出せるのなら、仲良くなったことは決して無駄なことじゃなかったって思うよ」って答える。そして、キツネは、別れ際に「大切なものはね、目には見えないんだよ」って王子さまに教える。あたしが、このシーンから授かった「気づき」を自分のものにできたのは、最初にこの本を読んだ小学校低学年の時から10年近く過ぎて、高校生になってからだった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、あたしは、「星の王子さま」も「不思議の国のアリス」も大好きだから、初めて読んだのは小学生の時だったけど、中学生になってからも読み返したし、高校生の時にも読み返したし、大人になってからも何度も読み返してる。そして、読み返すたびに、必ず新しい「気づき」を授かってる。小学生の時には意味も分からなかったことが、中学生になってから読み返した時には「なるほど!そういう意味だったのか!」と理解でき、高校生の時に読み返したら、その描写の裏に隠されてたホントの意味に気づいたりもした。そして、これらの本から学んだことが、実際にあたしの人生で生かされたのは、ずっと大人になってからだった。

 

あたしは、多くの人たちとおんなじように、小学校で、九九を暗記したり、読み書きを覚えたり、自転車に乗れるようになったり、泳げるようになったり、いろんな知識や技術を身につけた。だけど、これらの知識や技術が実際に役に立ったのは、ずっと大きくなってからだった。ハッキリ言って、九九なんか教えなくても、読み書きなんか教えなくても、子供は育つ。言葉なんて、わざわざ学校で教えなくても、親と話しながら自然に覚えてくから、日常生活には困らない。学校なんか行かせずに、1日中ずっと遊ばせといたって、ご飯さえ食べさせとけば、子供は元気に育つ。

 

だけど、そんな子供を「義務」として小学校に通わせて、九九や読み書きを勉強させる。これは、今は必要ないけど、将来、必要になってくるから教えるワケだ。ようするに、将来のために、知識や技術という「人生の経験値」を積ませてるってワケだ。そして、小学校で九九を身につけたからこそ、中学校で習う二次方程式も、高校で習う微分積分も、なんとかギリギリ解くことができる‥‥ってシステムになってる。

 

ま、社会人になって一般的な職業に就けば、二次方程式も微分積分もまったく必要なかったってことが分かり、中学時代、高校時代に、あれほど苦しめられた数学って何だったのか?‥‥って思うけど、それでも、小学校で習った九九ゆ足し算、引き算、掛け算、割り算などは、社会生活を営んでく上で、大いに役に立つ。これは、形こそ違うけど、あたしが小学生の時に読んだ本から授かった「気づき」が、大人になってから初めて自分の人生に生かされたってこととおんなじだ。

 

だから、あたしは、本から授かる「気づき」に限らず、15歳までのいろんな経験に対して、それが無意味だって言ったんじゃなくて、ホントの意味で理解できたり、実際に自分の人生に生かせるようになるのは、15歳を過ぎたあたりからだ‥‥って思ったのだ。そして、こう考えれば、15歳を過ぎてから読んだ本から授かった「気づき」や、自分が体験したことから授かった「気づき」は、その場でダイレクトに自分の「人生の経験値」として反映されるってことになる。つまり、15歳を過ぎてからは、できるだけたくさんの本を読んだほうが、できるだけいろんな体験をしたほうが、その人の「人生の経験値」が蓄積されてって、いつか何かのチャンスに巡り合った時や、いつか何かの困難に突き当たった時に、他の人よりも有利に対応できるようになるってワケだ。

 

‥‥そんなワケで、ちょっと話の切り口を車線変更するけど、たとえば、「将来の夢は?」って質問に対して、小学校の低学年なら、「お姫様」だの「ウルトラマン」だのって非現実的なことを答える子も多い。これは、まだ、九九だとか読み書きだとかのベーシックな知識を身につけてる段階だ。そして、小学校の3年生くらいになれば、「アイドル歌手」だの「サッカー選手」だのって現実的な職業を口にするようになるけど、それでも、まだ、漠然とした「夢」みたいに感じてるだけだから、本意としては非現実的だ。

 

だけど、中学生になれば、実際に自分の将来の方向性や職業を具体的に考えるようになってくる。小学生の時とおんなじ「アイドル歌手」や「サッカー選手」に憧れてたとしても、小学生の時みたいに何の根拠もない漠然とした「夢」じゃなくて、実際に歌のレッスンに通ったり、サッカー部に入部して練習に励んだりして、「夢」を現実に近づけるための具体的な努力を始めてる。でも、アイドル歌手になりたい女の子が全員、サッカー選手になりたい男の子が全員、その夢を叶えられるワケはない。こうした特殊な夢を叶えられるのは、何千人、何万人に1人なんだから、99%以上の子は、ある程度の段階で、自分には素質のないことに気づき、将来の夢を現実路線へと切り替える。それが、だいたい、中学時代の後半から高校時代の前半くらいだろう。

 

たいていの子は、15歳くらいになれば、世の中のことも少しは分かってくるから、主観だけで生きてきた子供時代とは違って、多少は自分のことを客観的に見られるようになり、モノゴトを理論的に考えられるようになったため、将来の夢がグッと具体的になってくる。そのため、多くの子は、とりあえず勉強をがんばって、大学へ進学する道を選択する。そうすれば、その先の選択肢が広がるって思い込んでるし、親や先生からもそう教えられるからだ。

 

でも、今の中学生や高校生たちに、人生の先輩として助言させてもらうと、必ずしも大学へ進学することが最善とは言えない。もちろん、自分の夢を叶えるために「大卒」っていう肩書きが必要なケースとか、大学で専門の勉強をすることが必須のケースとかは別だけど、学歴に関係ない職業を夢見てるのなら、大学へ進学することはマイナス面も多い。自分の人生の貴重な時間を大学なんかで4年間も無駄にするよりも、1年でも早く現場に飛び込むことや、専門学校に進むことのほうが、自分の夢を叶えるためには遥かに近道だからだ。

 

‥‥そんなワケで、あたしは、義務教育が終わる15歳が、ホントの意味での「人生のスタート」だってことに気づいたから、自分の人生を振り返ってみて、あたしはそんなに遠回りはしてなくて良かったって思った。高校1年の時に、「ヘアメークになりたい」って夢を現実的に考えるようになって、その時点で高校を卒業したらヘアメークの専門学校に行くことを決めて、いろんな専門学校から資料を取り寄せて、どれくらいのお金が掛かるのかを調べた。そして、高校生活も楽しみながら、バンドをやったり俳句の会に出たりと自分の趣味も楽しみながら、バイトをカケモチして、特に夏休みや冬休みはバイトに明け暮れて、それで、高校卒業までに、専門学校に必要なお金を貯めた。

 

ヘアメークの専門学校は、基本コースからプロ養成コースへ進み、その中で、美容師の免許を取得した。この時点では、あたしの「ヘアメークになりたい」って思いは、あくまでも「夢」の段階だったから、その「夢」が叶わなかった時のことも考えてのことだ。ヘアメークってのは、何の免許も資格も必要ない職業だから、お化粧の得意な子が、今日からヘアメークを肩書きにして商売を始めることもできる。もちろん、そんなもんが通用するような甘い業界じゃないけど、資格が必要ないんだから、誰でも肩書きとして名乗ることはできる。つまり、潰しが効かない職業ってワケだ。

 

だけど、美容師免許を持ってれば、青山や原宿の有名な美容室に雇ってもらうことは無理でも、そこらの普通の美容室なら、何とか雇ってもらえるとこもある。あたしは、1日も早く一人前の社会人になって、1日も早く母さんをラクにしてあげたかったから、いくらヘアメークになることが自分の「夢」でも、その「夢」だけを追いかけてればいいとは思ってなかった。自分の「夢」を実現させるために最大限の努力をしつつも、もしもダメだった時のことも考えて、潰しの効く国家資格を取得したってワケだ。

 

‥‥そんなワケで、高校時代の同級生の多くが大学生をやってる時に、あたしはすでに現場でアシスタントとして働いてたし、同級生たちが大学を卒業して社会人1年生になった時には、あたしはすで何本かのお仕事も担当させていただいてた。フジテレビが、今のお台場じゃなくて、まだ曙橋(新宿の河田町)にあった時代で、フジテレビのことを「CX」って呼ぶのがカッコイイと思われてた時代だ。あたしは所属事務所で「CX班」に振り分けられてたから、10本のうち8本がフジテレビのお仕事で、1日に2本撮りの番組がダブルなんて日もあったし、当時は連日深夜まで撮影してたから、朝から晩までフジテレビの中で過ごしてて、局に泊まることも多かった。

 

次の日が遅ければタクシーチケットをもらって帰ったんだけど、次の日が午前中スタートの時なんかは、タクシーに乗ってる時間と翌日の電車に乗ってる時間がもったいない。そのぶん眠りたいから、局のシャワーを借りて、仮眠室で寝た。そのため、いつも着替えを持ち歩いてた。特に「かくし芸」の撮りが始まるこれからの時期は、何日も自宅に帰れない日もあった‥‥って、話がダッフンしちゃったけど、ようするに、高校の同級生たちが、ようやく社会人としての一歩を踏み出したころに、大学へ行かなかったあたしは、すでに一人前の社会人としてバリバリに働いてたってワケだ。人生がマラソンだとしたら、同級生たちがスタートした時に、あたしはすでに10キロ地点とかを走ってたってワケだ。

 

もちろん、それぞれの職種が違うんだから、同級生と比較したって意味はない。ただ、あたしがが言いたいのは、「もしもあたしが大学へ進学してたらどうなってたのか」ってことだ。もしも大学へ進学してたら、大学を卒業してからヘアメークの専門学校へ入学するんだから、フジテレビでバリバリと働いてるハズの時期に、ようやくヘアメークの基礎を勉強し始めることになる。大学へ行ってた4年間のぶんだけ、スタートが遅れたあたしは、これから起こるすべてのことに対して、4年遅れで進んでかなきゃならない。それどころか、あたしはちょうど人手が足りない時期に就職したことで、通常よりも早く担当を持たせていただけたけど、4年遅れで就職してたら、人手が足りてて、1年か2年は長くアシスタントをやらされてたと思う。そう考えると、あたしの選択は、考えられる中で最善だったってことになる。

 

‥‥そんなワケで、昨日の「前編」では、自分が20歳の時に見る40歳ってのは、単純に「2倍の年齢」ってことじゃなくて、今の自分の5倍もの経験値を蓄えてる状態だってことを書いた。だから、15歳までのベーシックな勉強や経験ももちろん大切だけど、15歳を過ぎてからはもっと大切になる。15歳を過ぎてから蓄える「人生の経験値」は比重が大きいから、良い本をたくさん読み、いろんな体験をして、ひとつでも多く「気づき」を得て、昨日より今日、今日より明日と、自分をステップアップさせていくことが未来につながる‥‥って感じのことを書いた。

 

だけど、いつも言ってるように、人はそれぞれの感性と考え方で、それぞれの人生を歩いてるんだから、あたしの言ってることがすべてじゃない。100人の人がいれば、そこには100通りの人生があるワケで、2人としておんなじ人生を歩いてる人なんていない。あたしの言ってることは、数え切れないほどある中のひとつの例に過ぎない。たとえば、駅のホームや電車の中で、通勤中のサラリーマンが、少年ジャンプを読んだりケータイのゲームに夢中になってるのを見ると、あたしは「バッカじゃないの?」って思う。いい年こいた大人が、少年マンガを読んだりケームに夢中になることは何とも思わないけど、それを公衆の面前でやられると、見てるほうが恥ずかしくなる。これは、男性側から見て、電車の中でお化粧してる女性に呆れる感覚とおんなじだ。

 

でも、これは、あたしが知らなかっただけで、もしかしたら、通勤中に少年ジャンプを読んでるサラリーマンは、マンガ雑誌の編集者なのかもしれない。ケータイのゲームに夢中になってるサラリーマンは、ケータイのゲームの配信会社に勤めてる人なのかもしれない。こんなふうに仮定すると、あたしが恥ずかしいと感じた行為は、それぞれのお仕事の延長線上にあるもので、見方を変えれば、「通勤の時間も惜しんで少年ジャンプを読み、面白いマンガ雑誌を作るために努力してる人」ってことになる。ケータイのゲームもしかりだ。ようするに、この人たちにとっては、通勤中に少年ジャンプを読むことやケータイのゲームに夢中になることが、「人生の経験値」を積んでることになるワケだ。

 

だから、あたしは「本を読んだほうがいい」ってことを書いてきたけど、これは「あたしの場合」の一例であって、人によっては、本よりもマンガを読んだほうが「人生の経験値」が貯まる人もいれば、ゲームをしたほうが「人生の経験値」が貯まる人もいるってことだ。もっと分かりやすい例をあげれば、プロのスポーツ選手の場合なんかは、毎日、地道にロードワークを続けることが、何よりも大切だったりする。もちろん、プロのスポーツ選手が、何かの本を読んだことがキッカケになって、それで開眼して大活躍するようになった‥‥ってことだってアリエールだから、どんな職業の人でも、どんな考え方の人でも、本は読まないよりも読んだほうがいいと思う。ただ、さっきの例みたいに、マンガを読んでるのはダメだとか、ゲームをやってるのはダメだとか、こうした自分の物差しによる決めつけはやめたほうがいいってことだ。

 

こないだ紹介した大島真寿美さんの小説「ほどける とける」には、主人公の美和ちゃんの弟で智也っていう中学生が出てくる。すごく生意気で、学校もサボッてゲームばかりやってるんだけど、成績だけはいい。それで、高校を中退しておじいちゃんの銭湯でバイトしてる美和ちゃん向かって、ことあるごとに「ゲームをやれ」ってアドバイスする。「俺は人生で大切なことはすべてゲームから学んだ」ってのが口癖で、智也いわく、「学校なんか行くよりもRPGをやり込んだほうが人生にとって大切なものが分かる」ってワケだ。

 

これは小説だから、現実の話じゃないけど、それでも、智也の理屈はよく分かる。智也は、現実の世界もRPGの世界と一緒で、自分が今いるステージをクリアしなかったら次のステージには進めないって言う。いつまでもおんなじステージで足踏みしてたいなら別だけど、少しでも上を目指そうっていう向上心があるのなら、今いるステージを最短でクリアする方法を考えて、最低限の努力で次のステージに進めるようにすべきだって言う。そして、智也自身は、ふだんは学校をサボッてゲームばかりしてても、休んだらまずい授業だけはちゃんと出て、試験でいい点数をとって、ちゃんと希望する高校へ進んじゃう。まさに有言実行だ。

 

あたしは、主に本や俳句から「気づき」を授かってきたけど、この智也みたいに、ゲームから「気づき」を授かったことのある人も実際にいるだろうし、映画や音楽、絵画や詩から、それこそ、マンガやアニメやゲームに至るまで、人それぞれ「気づき」を授かる対象はいろいろだと思う。だから、あたしは、どんなジャンルのものでも否定はしないけど、ひとつの方法として、いつもマンガばかり読んでる人は、たまには活字だけの本も読んでみるとか、いつもゲームばかりしてる人は、たまには美術館に展覧会を観に行ってみるとかすると、マンガやゲームからは得られないタイプの「気づき」を授かるかもしれない‥‥ってことだ。

 

煎じ詰めちゃえば、ようするに、対象は何でも構わないけど、たまにはふだん手を出してないジャンルのものも覗いてみたほうがいいってことと、一番重要なポイントが、どんな対象であれ、自分の力で「気づき」を見つけるってことだ。たとえば、本の場合なら、行間まで深く読んで、自分の力で大切な「気づき」を見つけることが重要なのであって、間違っても「影響」を受けちゃいけない。「気づき」の対極にあるのが「影響」だけど、「気づき」が自分の力で見つけ出すものなのに対して、「影響」は本のほうから流れ込んでくる一方通行の洗脳だ。ヤクザ映画を観た人や、ブルース・リーの映画を観た人が、映画館を出てきてから肩で風を切って歩いたり、自分が強くなったように錯覚しちゃうのが、この「影響」だ。

 

「ほどける とける」の智也は、毎日ゲームに夢中になってるけど、そのRPGの世界観に「影響」を受けて現実逃避してるワケじゃなくて、そのRPGをプレイしたことで学んだ「最短距離で次のステージへ進む方法」を現実の世界で実践してる。ゲームに「影響」を受けた子なら、まずは成績が下がり、人との付き合いが億劫になり、学校へ行かなくなり、ゲームの世界に現実逃避するようになる。だけど、智也のようにゲームから「気づき」を授かった子の場合は、あくまでもゲームは現実の世界を上手に生きてくための教科書にすぎないってことを理解してる。だから、どんなに夢中になっても「影響」は受けないのだ。

 

本の場合なら、俗に「成功本」て呼ばれてるジャンルのもので、株で儲ける系から自己啓発系まで、こうすればお金持ちになれるだの、こうすれば商売で成功するだの、こうすれば素晴らしい人生を送れるだのっていうパターンのものがある。こうした本の「影響」を受けると、ロクなことがないのは周知の事実だけど、トドのつまりが「パチンコ必勝法」や「競馬必勝法」とおんなじだと思えば騙される人も少しは減るだろう。だけど、こうした詐欺まがいの本でも、「影響」を受けるんじゃなくて「気づき」を授かるのなら、多少は自分の利益になる。「こんな本に騙される人たちは他の詐欺にも引っかかりやすいタイプの人たちなんだろうな」「なるほど、こういう書き方をすればバカが飛びついて買うのか」って、こうした「気づき」を得ることができれば「人生の経験値」を積むことになる。

 

‥‥そんなワケで、本だけでなく、どんなジャンルの対象でも、主観的に対峙してれば「影響」を受けやすくなり、客観的に対峙してれば「気づき」を授かりやすくなる。大好きなアイドル歌手の映像を観てる時には、何から何まですべてがステキに見えちゃうけど、それほど興味のないアイドル歌手の映像を観てると、良い部分だけじゃなくていろんな欠点も目についたりする。これは、前者が主観的な見方をしてるのに対して、後者は一歩離れた客観的な見方をしてるからだ‥‥ってことで、せっかく「人生の経験値」を上げるために本を読んでるのに、その本に洗脳されちゃったらモトもコもない。ようするに、本を読んだ末に人生で転倒しちゃうってワケで、これを「本末転倒」と呼ぶ‥‥てのは今思いついたギャグだけど、とにかく、「影響」は他人に流されることで、「気づき」は自分の足で歩くことだから、受動的な「影響」をできる限りブロックしつつ、能動的な「気づき」を目を皿のようにして探し続けてれば、必ずのその人の「人生の経験値」は上昇してくと思う今日この頃なのだ。

 

 

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Peace Music Festa 辺野古2010

今年も音楽と平和の祭典「Peace Music Festa」がやってきました!

お得な前売り券はお早めに~!


『Peace Music Festa 辺野古2010 ~辺野古の海から世界が見える~』

2010年 10月 30日(土)・31日(日)
場所: 沖縄県 名護市 辺野古ビーチ
OPEN 11:30 START 12:00 END 20:00(雨天決行)





料金  <一日券>大人 前売り 2500円 当日 3000円
高校生 前売り 1000円 当日 1500円
※通し券はありません。二日お越しの場合は二枚お求め下さい。
中学生以下は入場無料。中高生は入場時に要学生証提示。


出演者:10/30(土)出演者:
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット/三宅洋平/カクマクシャカ/ヒゲのかっちゃん/ROACH/RUN it to GROUND/FAKE KINGZ/procal/Heinous Criminal/さとまん/エルビス・ウチマ(ex.極限BAND)/蹴闘~SHOOT~/STARS ENTERTAINMENT/創作太鼓衆 颯/elmon/中川五郎/Paul Mahoux/TEX & the Sun Flower Seed(アコVer.)/ハリネコ/KUMAKARA/KEN子/Ukwanshin Kabudan 御冠船歌舞団(fromハワイ)/


10/31(日)出演者:
SOUL FLOWER UNION/知花竜海×城間竜太/PAPA U-Gee/MISSION POSSIBLE(THA BLUE HERB × OLIVE OIL × B.I.G.JOE)/七尾旅人/SOUTH/KACHIMBA DX/直枝政広(カーネーション)/ラビラビ/Shaolong To The Sky/名護 瀬嵩青年会(エイサー)/KZ(G.A.C)/ST-LOW(DESSON)/DASTAMAS/琉球とらいぶ/009/45 with RADICALITES/King Jam Session/JAVA/operon/COMATON


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2010.10.27

人生の経験値/前編

あたしは、来月で38歳になるので、今のあたしは、生まれてから37年と11ヶ月も生きてるワケだけど、メンドクサイヤ人だから「38歳」ってことで話を進めてく。それで、フランク・ザッパに言えば、今、38歳のあたしは、今、76歳の人のちょうど半分、生きてきたことになる。だけど、ホントに、38歳のあたしは、76歳の人の半分、生きてきたのだろうか?‥‥って考えると、「一概にそうとも言えない」ってことに気づかない、気づこう、気づきます、気づく、気づくこと、気づけば、気づけ‥‥って、五段活用で気づいちゃったりする。

 

確かに、この世にオギャーと生まれてから、生命体として経過してきた時間は38年だけど、その内容にまで目を向けてみると、38年間、ずっと「現在のあたし」と同等のレベルで生きてきたワケじゃない。生まれたばかりの時は、自分が何なのかも分からないワケだし、生まれてから1年半くらいは、自力で歩くことも言葉を話すこともできなかったワケだ。もしも、この時期に、どこかに捨てられてたら、誰かに発見されない限り、間違いなく死んでた。そして、歩いたり話したりできるようになってからも、長い年月、親に面倒を見てもらってるワケで、1人で生きてくことはできなかったワケだ。つまり、1人の人間として、親の世話にならずに自分1人の力で生きていける状態になるまでは、まだホントの意味での「人生のスタート」を切ってない「半人前」の時代だったってことになる。

 

チョウチョの場合なら、タマゴから孵化したら、最初はイモムシで、それからサナギになって、最後にチョウチョになる。そして、最後のチョウチョを「成虫」って呼ぶことから、人間の「成人」に対応させて、成人式のお祝いのメッセージとかでは、よく「美しい蝶になって社会へ羽ばたいてください」的な言い回しをしたりもする。だけど、落ち着いて考えてみると、チョウチョの場合は、親はタマゴを産んだらどこかへ行っちゃうワケで、イモムシの時から自力で生きてるのだ。自力で葉っぱを食べ、自力で天敵から身を守り、兄弟姉妹たちが死んでく中、生き残った者だけがサナギになれる。何から何まで親が面倒を見てくれる人間とは違って、昆虫の世界は遥かに厳しい世界だと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、チョウチョを始めとした昆虫の場合は、タマゴから孵化した時点が「人生のスタート」なワケで、正確に言えば「虫生のスタート」なワケだけど、とにかく、この世に生まれた瞬間から自力で生きてかなきゃなんない。だけど、鳥の場合なら、親が巣でタマゴを温めてくれるし、タマゴから孵ってからは、親が食べ物を運んできてくれる。外敵からも親が守ってくれるし、ちゃんと飛べるようになるまで、自力でエサをとって生きていけるようになるまで、親が保護してくれる。だから、鳥の場合は、親の世話になってるうちは、まだ半人前の状態で、巣立ちの時こそが「鳥生のスタート」ってことになる。

 

だから、あたしの場合なら、専門学校を卒業してヘアメークの事務所に就職した20歳の時が、巣立ちの時であり、「人生のスタート」ってことになる。そして、おんなじ人間でも、中卒で就職した人なら15歳、高卒で就職した人なら18歳、大卒で就職した人なら22歳が「人生のスタート」ってことになる。もちろん、人それぞれ、いろんなケースがあるから、高校に進学したのに途中で辞めて働き始めた人もいれば、何浪もして大学に入った上に何年も落第してて、25歳をすぎても親のスネをかじってる人もいるだろう。人間の場合は、人によって、「人生のスタート」の時期は様々だ。

 

だから、あくまでも「あたしのケース」としてだけど、今、38歳のあたしは、社会人としてホントの意味での「人生のスタート」を切ってからは、まだ18年しか生きてない。一方、今、76歳の人は、あたしとおんなじ20歳で「人生のスタート」を切ったとして計算すると、もう56年も生きてることになる。つまり、年齢だけを比較すれば、あたしは、ちょうど半分、生きてきたことになるけど、自分の力で責任を持ってちゃんと生きてきた年月としては、あたしは、76歳の人の3分の1も生きてないってことになる。

 

‥‥そんなワケで、社会人になって、自分の力だけで生きていけるようになった時を「人生のスタート」にしちゃうと、人によって何年もの差が出ちゃうから、まだ親の保護下にあっても、人が社会生活を送る上での最低限の知識を身につけて、社会的な一般常識も身につけて、大人と同等の体力も身につけて、モノゴトを理論的に考えられるようになった時期を「人生のスタート」ってことにすると、ほとんどの人が中学時代の後半から高校時代の前半になると思う。だいたい15歳くらいだ。ほとんどの中学3年生や高校1年生は、大人と同レベルで会話ができるだろうし、もしも学校を辞めて社会人になったとしても、それなりに働くことはできる。

 

何しろ、戦争中は、15歳の少年も、大人とおんなじに戦うことを強制されたんだし、現在の法律では、男性は18歳、女性は16歳になれば結婚できる。こうした状況を総合的に踏まえれば、少なくとも精神的な面や肉体的な面では、15歳を大人と同等に扱ってもいいと思う。だから、実際には親に食わせてもらってる半人前の状態でも、今日は、15歳からを「大人」として考えてみたいと思う。

 

で、さっきのあたしの例だけど、15歳が「人生のスタート」なら、38歳のあたしは、23年間生きてきたことになるし、76歳の人は、61年間生きてきたことになる。だから、さっきは3倍以上の差がついちゃったけど、ちょっとだけ緩和されて、約2.65倍になる。それでも、生命体としての実際の経過年月はピッタリ2倍なんだから、38歳のあたしは、76歳の人よりも、実際の年月より30%ほど少なくしか生きてないってことになる。

 

もっと分かりやすい例をあげると、今、20歳の人と、40歳の人との比較だ。この世にオギャーと生まれてから、生命体として経過してきた時間だけを比較すれば、ピッタリ2倍になる。だけど、15歳からの年月を比較すると、20歳の人がたった5年しか生きてないのに対して、40歳の人は25年も生きてるワケで、その長さは5倍にもなる。これは、ものすごく大きな差で、それがそのまま人生の「経験の差」につながるのだ。

 

たとえば、大学を卒業して、ある企業に就職して1年目の23歳の人と、その企業でずっと働いてきた46歳の先輩がいたとしたら、生命体として経過してきた年月は2倍になるけど、15歳からの年月だと8年と31年だから4倍近くになるし、この企業に就職してからの年月だと1年と23年だから、もう比較にならないほどの差ができちゃう。そして、この23歳の人は、先輩の仕事ぶりを見て、「さすが、ボクが生まれてから今まで生きてきた年月と同じだけ働いてる人は凄いな」って思うかもしれないけど、それは違うのだ。ボクは、生命体としては23年間生きてきたけど、そのうちの半分以上は、赤ちゃんだったり、幼児だったり、小学生だったりで、23年間ずっと自分の力で生きてた「大人の年月」と同等に比較することはできないのだ。

 

‥‥そんなワケで、細かいことを言えば、社会人でも何も考えずにダラダラと日々を過ごしてる人もいれば、小学生でも難しいことをいろいろと考えてる子もいるワケで、単純に「大人になってからの人生のほうが濃い」とは言えない。だけど、他人と比較するんじゃなくて、その人の中だけで比較した場合には、すべての人に共通してることに気づく。さっきの23歳の人の例なら、46歳の先輩と比較するんじゃなくて、23年後の「46歳になった時の自分」と比較するってことだ。逆に言えば、今、46歳の人が、23歳の時の自分を思い出してみるってことだ。

 

今、46歳の人が、23歳の時の自分のこと‥‥22歳で大学を卒業して、今の会社に就職して、1年が過ぎたころの自分を思い出すと、当時はイッパシの社会人のつもりでいたってことに気づくかもしれない。いろんな困難を乗り越えてきて、自分が46歳になった今だからこそ、当時の自分のことを客観的に見てみると、「ロクに仕事もできないクセに生意気なことばかり口にしてた青二才」だったってことに気づくかもしれない。これは、現在までの23年間、つまり、46年間の人生の後半の23年間の体験によって構築された知識や精神性による「気づき」であって、その経験をしてない23年前には気づけるワケなかったのだ。

 

この方式で考えれば、最初のあたしの例でも、大きな発見がある。今、38歳のあたしと、どこかの76歳の誰かとを比較するんじゃなくて、38年後の自分、76歳になった時の自分とを比較すれば、ものすごく分かりやすい。今のあたしは、生命体としては38年間生きてきたけど、赤ちゃんの時代や幼児の時代を始め、ある程度の一般的な知識を身につけて、モノゴトを理論的に考えられるようになるまでの半人前の期間を引き算したら、たかだか23年間しか生きてないってことになる。だから、今のあたしは、年齢は38歳でも、23年ぶんの経験や知識しかないってことになる。

 

そして、何の向上心も持たずに、1冊の本も読まずに、このままダラダラと生きていけば、38年後に76歳になった時も、今とほとんど変わらないレベルの人間でしかなく、ただ単に、肉体的に衰えただけってことになる。だから、そんな生き方をしたら、76歳になったあたしが38歳のころの自分を振り返った時に、外見的な変化を憂うだけで終わっちゃう。たとえば、1週間に1冊でも本を読み続けてたら、38年で約2000冊の本を読んでるワケで、たとえそれが恋愛小説や推理小説などの娯楽本だったとしても、数え切れないほどの「気づき」があっただろう。実際、あたしは、これまでに読んだ本から、数え切れないほどの「気づき」を授かってるからだ。

 

‥‥そんなワケで、あたしは、どんなに悩んでも、周りの誰かに相談することはメッタにない。ほとんどの場合、自分のことは、自分で考えて、自分で結論を出すようにしてる。何でかって言うと、あたし自身が、人から悩みを相談されることが大嫌いだからだ。だって、周りから持ち込まれる相談事なんて、ほとんどはすでに自分の中で答えが出てることで、それなのに一歩を踏み出す決心がつかないから、誰かに背中を押してほしくて、メンドクサイヤ人な話を持ちかけてくるってパターンだからだ。そのため、自分から持ちかけてきた相談なのに、否定的な助言をすると逆ギレしたりする。同意だけが欲しくて、否定されたらキレるってことは、すでに自分の中で答えが出てるワケで、「それなら相談にくるな!」って思う。

 

で、ちょっとダッフンしちゃったけど、あたしは、どんな悩みも自分の中だけで解決するように心掛けてて、そのベースになってるのが、これまでの自分の「体験」と、いろんな本から授かった「気づき」と、写生俳句を実践してることによって自然から授かった「気づき」だ。フランク・ザッパに言えば、あたしの考え方の基本的な部分は、子供のころから変わってない。曲がったこと、筋の通らないことが大嫌いなので、どこに行っても敵を作っちゃう。子供のころは、まっすぐすぎる性格が災いして、クラスの障害を持った子がイジメられてるのを見て見ぬふりできなくて、思わず助けに入ったことで、それからずっとあたしがイジメの対象になった。

 

だけど、いろんな体験をしてきて、いろんな本を読んできて、中学生になってからは俳句も始めたことによって、あたしはたくさんの「気づき」を授かり、たいていのことは自分の中だけで解決できるようになった。小学生の時には、どうしていいか分からずに、泣きながら母さんに話してたようなことも、中学生になったころには、自分の中だけで解決できるようになった。中学生の時には、悩んで悩んで悩んだ果てに親友に相談してたようなことも、高校生になったころには、自分の中だけで解決できるようになった。これは、すべて、自分の「体験」の蓄積と、「気づき」の蓄積によるものだ。

 

だから、38年後のあたしは、少なくとも今のあたしの2.65倍は、「体験」と「気づき」、つまり、「人生の経験値」を増やしてないとおかしいワケで、そうなってれば、38年後のあたしは、少なくとも今のあたしの2.65倍の困難にも対応できる人間に成長してるってことになる。2倍の年齢を重ねたから、「人生の経験値」も2倍になるってのは、15歳以前の半人前の期間までを勘定に入れちゃってる「間違った計算方式」であって、正しくは、この方式になる。今、20歳なら、40歳になるまでに、それまでの5倍の「人生の経験値」を得てるのが普通だし、今、30歳なら、60歳になるまでに、それまでの3倍の「人生の経験値」を得てるのが普通ってことだ。

 

ま、モノゴトの考え方も生き方も人それぞれなんだから、この「普通」って言い方は語弊があるけど、これは、あくまでも「あたしの場合」のことだから、この「普通」も「あたしにとっての普通」ってふうに解釈してほしい。そして、この「あたしにとっての普通」は、自分で言い出したワリには、あと2年で40歳になっちゃうあたしが、20歳のころの自分のことを思い返してみると、20歳の時から今までに5倍近くもの経験値を得てるかどうだか、ナニゲに不安になってくる。こうしたものは、キチンと計測する手段がないから、自分のことを客観的に見て、雰囲気的に読み取るしかないけど、あたし自身を見てみると、20歳の時の経験値のレベルを20とすると、正直、今のあたしが5倍の100になってるとは思えない。ヒイキ目に見ても、3倍の60がいいとこだし、厳しく見れば、2倍の40くらいな気もしてくる。

 

‥‥そんなワケで、38年間の人生で、あたしが身につけてきた「気づき」の中に、「どんなにネガティブなことでも、できるだけポジティブに考えたほうが、結果的に傷は浅くすむ」ってのがある。だから、自分で言い出しておきながら、現在のあたしが、20歳の時のあたしの5倍の「人生の経験値」を得てない、5倍の成長をしてない‥‥ってことに関しても、どうせならポジティブにとらえて、「美味しいオカズはあとから食べる作戦」てことにしちゃおうと思う。つまり、あたしの場合は、本を読んだり俳句を詠んだりすることから「人生の経験値」のモトになる「気づき」を授かってるから、好きな本を読んだり、好きな俳句を詠んだりする楽しみは、あとに取っておいたっていう苦しい作戦だ‥‥ってワケで、今日は久しぶりに語っちゃってて、まだまだ終わりそうもないので、こんなに漠然とした話題だってのに、明日の「後編」へ続いちゃう今日この頃なのだ。

 

 

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2010.10.26

節約レシピのススメ

しばらく前に、1週間ぶんくらいの読者メールをまとめて読んで、その中の数人にお返事を書いた。ホントは、メールをくださった皆さん全員にお返事を書きたいんだけど、目を通すだけでも精一杯なので、ひとりひとりに心の中で感謝しつつ、書ける範囲で何人かにお返事を書いた。その中で、あたしと同世代で、独身で、2匹のニャンコと暮らしてるっていう女性にもお返事を書いたんだけど、その返信の中に、あたしは、「塩チーズらーめん」の作り方を書いた。何でかって言うと、その人のメールには、あたしの貧乏レシピを楽しみにしてて、今まで日記で紹介したものはほとんど試してみた‥‥アレとコレが美味しかった‥‥って書かれてたからだ。


「(前略)Aさんは、あたしの貧乏レシピも実践してくださってるようですね。最近は、サッポロ一番の塩らーめんを普通に作り、ドンブリに入れたら、麺が見えなくなるほど焼き海苔を乗せて、その上にスライスチーズを2枚か3枚乗せて、熱でチーズが溶け始めたら、チーズと焼き海苔と麺を一緒に食べる、という「塩チーズらーめん」がマイブームです。チーズの上に粗挽きの黒コショウをかけると、カルボナーラ風味になります。チーズの溶けたスープも美味しいので、あたしはぜんぶ飲んじゃいます。よかったら作ってみてくださいね。(後略)」


そしたら、数日後、とっても可愛い2匹のニャンコの写真と、塩チーズらーめんの写真を添えて、実際に作って食べてみたら、とっても美味しかったと、丁寧なお礼のメールを送ってくださった。Aさん、どうもありがとうございました♪‥‥ってワケで、サッポロ一番は、普通にバラで買うと1個80円くらいだけど、5個パックなら、一般的なスーパーで250円から300円の間、セールだと198円とかになる。もちろん、あたしは、セールの時しか買わないから、1個あたり40円だ。そして、焼き海苔は10枚で150円前後のキズモノ、スライスチーズは8枚入りが150円前後か10枚入りが200円以下になってる時に買うから、だいたい1枚あたり20円。だから、焼き海苔1枚とスライスチーズ2枚使って作ると、1杯95円になり、あたしの「1食100円以内」のルールにバッチリな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、このAさんの他にも、あたしの貧乏レシピ‥‥って、この呼び方はあまりにも自虐的だから、そうだ、「節約レシピ」にしよう! そう、あたしの節約レシピを楽しみにしてるって人からのメールが何通もあったので、今日は、久しぶりに、最近あたしが作ってるお料理を何種類か紹介しようと思う。でも、あたしの食事は、基本的に、ご飯とお味噌汁とおかずで、そのおかずは、メザシを焼いたり、納豆だったり、モヤシと魚肉ソーセージを炒めたり、チクワとジャガイモの煮物だったりするワケで、何の芸もなければオシャレでもない。ただ単に安い食材を買ってきて順番に食べてるだけだ。

だから、今日は、パッとしないあたしの食生活の中でも、少しは人様にも紹介できるレベルの「よそ行き」のメニューを紹介しようと思う‥‥ってワケで、今回はパスタだ。パスタは、お金がなくてお米が買えない時に、小麦粉とともにお世話になる「代替米」のメインだけど、量販店で安いのを探せば、500グラムで100円前後だ。今までで一番安かった時は、500グラムで78円てのもあった。つまり、1食ぶんが約20円てワケで、ご飯はお茶碗1杯で約35円だから、主食としては半額くらいになる。

で、今回ご紹介するパスタは、ツイッターにもチョコっと書いちゃったけど、あたしが考案した「サバミソナーラ」と「サバミソチーノ」の2種類だ。まず、お鍋にお湯を沸かして、パスタを茹でるのと同時進行で、フライパンにオリーブオイルを敷いて、シメジを炒める。シメジは、前にも書いたけど、1パック50円とか2パックで100円とかの安売りの時に買ってきて、バラバラにしてビニール袋に入れてフリーザーで凍らしとく。これを片手で軽く掴んだぶんくらい取って、そのまま細火で解凍しつつ炒める。当然、買ってきたままのシメジなら、解凍しなくていいから、中火で炒める。

そして、軽く炒めたとこで、サバの味噌煮の缶詰を開けて、身を半分とおつゆも半分、フライパンに入れる。これは1人ぶんだから、2人ぶんなら1缶ぜんぶ入れちゃえばいいし、1人でも多めに食べる男性なら、1缶入れちゃってもいい。半分てのは、あくまでもあたしの量だ。そして、パスタの具として食べやすい大きさにサバの身を崩しつつ、炒め煮をする。サバの味噌煮は火を通す必要がないから、シメジのほうに火を通しつつ味をしみ込ませる感じだ。この時、サバの身をあんまり細かくしちゃうと、見た目にも具の少ないイマイチの仕上がりになっちゃうので、ワリと大きめの身が4つ5つゴロゴロしてる感じのほうがいい。

そして、一度、火を止めてから、牛乳を1カップ入れて、細火でひと煮立ちさせたら、最後に塩コショウで味を整える。これに、アルデンテに茹で上がったパスタを入れて、和えながら少しだけ加熱して、お皿に盛ってから、茹でておいたブロッコリーを散らせば出来上がり。ブロッコリーは、なくてもいいけど、あれば彩りも味もグッとアップする。あたしの場合は、茹でておいたブロッコリーがあったから使ったけど、このメニューのためにブロッコリーを買ってきた人は、わざわざ別に茹でなくても、パスタと一緒に茹でちゃえばいい。ブロッコリーは2分も茹でれば十分だから、パスタの茹で時間が5分だったとしたら、3分経過した時にブロッコリーを入れればいい。もちろん、ブロッコリーの芯の部分は、捨てずに取っておいて、薄く切ってサッと塩茹でしてラーメンの具に使ったり、細く切ってモヤシ炒めに入れたり、何にでも使える。

サバの味噌煮の缶詰は、たいてい1個100円だけど、あたしは、缶詰のワゴンセールで「どれでも3個で200円」の時に買ってるから、1個あたり約70円だ。それから、牛乳は、1リットルが150円以下の時しか買わないから、1カップ(180cc)は約25円になる。だから、1人前の予算は、パスタが20円、サバの味噌煮の缶詰が35円、シメジが20円、牛乳が25円で、ここまででちょうど100円だ。つまり、ブロッコリーを使うと、そのぶん予算をオーバーしちゃうワケで、今回は、ちょっと前にスーパーで、古くなったお野菜を捨て値で売ってる「場末のワゴン」に50円の値札をつけたブロッコリーを発見したので、それを買ってきて茹でておいたのを使った。

ま、これは、すべてケース・バイ・ケースだから、ニンジンがあれば茹でて添えてもいいし、ホウレンソウでもインゲンでも何でもいい。ようするに、シメジとサバの味噌煮の缶詰と牛乳だけだと、色的に暗くてパッとしないので、グリーンとかオレンジとかの色が欲しいってワケだ。それから、もうひとつ、細かいことを言うと、サバの味噌煮の缶詰は、ちょっと甘めのほうがいい。サバの味噌煮の缶詰は、メーカーによって、甘めのものと辛めのものがあるけど、このメニューは、甘めのほうが美味しくできる。

で、これが「サバミソナーラ」ってワケだけど、これの牛乳の代わりにパスタの茹で汁を使って、タカノツメの輪切りを入れてピリ辛に仕上げたのが、「サバミソチーノ」ってワケだ。だから、「サバミソチーノ」のほうは、牛乳を使わないぶん安く作れる。そして、「サバミソチーノ」のほうは、焼き海苔を細く切ってパラパラとトッピングしても美味しい。

‥‥そんなワケで、前にも書いたけど、あたしの「1食100円」てのは、何から何まで厳しく決めてるワケじゃなくて、「なるべく1日の食費を300円以内にする」っていうユルユルのルールだ。そして、朝はほとんど「ご飯」「ゆうべの残りのお味噌汁」「ゆうべの残りのおかず」って感じだし、お昼は「おにぎり2個」とかだから、朝もお昼もすごく安く済んでる。だから、夜が150円とかになっちゃっても、ぜんぜん問題ない。たとえば、いつものスーパーで、美味しそうなアジのヒラキが100円だったら、それを買ってきておかずにしても、ご飯とお味噌汁と東京タクアンやキュウリのキューちゃんをつけても150円くらいだから、別に構わない。

こないだは、どうしても「掻き揚げ丼」が食べたくなったので、夜の9時半にスーパーに行った。いつものスーパーは、小エビの掻き揚げが1個130円もするので、サスガに普段は買えないんだけど、10時の閉店間際に行けば、売れ残りが半額の65円になってる。アジフライとかの他の揚げ物やお惣菜も半額になってるから、どうしても食べたくなったら9時半に行くことにしてる。

そして、あたしは、65円で小エビの掻き揚げを買ってきて、そのまま冷蔵庫に入れといて、次の日のお昼に、片手鍋にヒタヒタになるくらいお湯を沸かして、カツオダシの素、お砂糖、お醤油、みりんを入れて天つゆを作り、それで掻き揚げをコトコトと煮て、丼によそったご飯の上に乗せて、横に柴漬けを沿えて、一味唐辛子をパラパラとかけて、小エビの掻き揚げ丼を作って食べた。前の日から食べたかったから、とっても美味しかった。これでも、お味噌汁までつけて120円ほどの予算なので、コンビニでカップ麺を買うよりも安い。

あたしが行くスーパーのひとつは、毎週決まった曜日にモヤシが10円になるから、あたしは、必ずその曜日にモヤシを2つか3つ買ってきて、2日か3日、モヤシ料理をいろいろと楽しんでる。別のスーパーは決まった曜日にお豆腐が45円になるし、別のスーパーは日替わりでお野菜の100円セールをやってる。そして、どのスーパーでも、閉店間際に行けばお惣菜類が激安になってるし、あたしはメッタに買えないけど、お刺身とかも半額になってるから、300円のアジのタタキが150円で買える。それから、朝イチで行くと、賞味期限の迫った商品に軒並み割引シールが貼られてて、これは夕方までにほとんど売れちゃう。

‥‥そんなワケで、こうした、すべてのスーパーに共通した特徴と、それぞれのスーパーならではの特色を熟知して、常に安い食材だけを買い、できる限りの自炊を心がける。お昼のおにぎりやお弁当を自分で作るのは当然として、お茶も自分でいれて水筒やペットボトルで持ち歩き、できる限り外では買わない‥‥つーか、あたしみたいな食生活をしてると、コンビニで500のペットボトルのお茶を140円も払って買うことがバカバカしくなってくる。だって、140円もあれば、ゼイタクな食事ができちゃうからだ。そして、こうした食生活を続ければ、1ヶ月の食費を1万円以下に抑えられる上に、危険極まりない外食産業の餌食にならずにすむ。もちろん、スーパーに並んでる食材も、産地偽装や添加物まみれのものも紛れ込んでるけど、それでも、信頼できない国から大量に輸入した信頼できない食材で作ってるワケの分からないものを食べるよりは遥かにマシだ。節約になる上に健康にもいいんだから、これほどワンダホーなことはないワケで、これからも、あたしの貧乏レシピ、改め、節約レシピ生活は続いてく今日この頃なのだ。


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2010.10.25

きっこさんのつぶやき

「きっこさんのつぶやき」
http://twitter.com/kikko_no_blog

今、放送してたTOKYO FMの「あ、安部礼司」で、給湯室でOLたちが「こんな男は嫌だ」ってのを話してるうちにエスカレートしてきて、しまいには「積み上げた少年ジャンプにシーツをかけてベッドにしてる男」とか言い出すから噴き出しちゃった(笑)

ノーベル平和賞を受賞した中国の劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏の妻、劉霞さんが、自分が自由に買い物をしているかのように報じられたのは政府によるヤラセであるとツイッターで報告→ http://bit.ly/9C9ZjV

中国で反日デモをするのは自由だけど、日本企業の店舗を壊したりする感覚が分からない。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ってことなんだろうけど、挙句の果てには同胞である中国人が乗ってる日本車まで破壊する始末。これじゃあ怒りの矛先が分からずに泣きわめいてる幼児と同じだ。

蓮舫大臣は「尖閣諸島は領土問題だ」という自論で「領土問題は存在しない」という政府見解とは違った主張をずっと続けてきたんだから、今こそ自民党は蓮舫大臣に対して「どのような見解なのか?」と国会で質疑すべきなんじゃないの?

アディーレ法律事務所って東京弁護士会から戒告処分を受けたのに、テレビではCMを長し続けてるんだね。

間違ってはいないんだけどテレ朝「やじうま」の吉澤一彦の「今朝の朝刊」て言い方が「馬に乗馬」みたいで気になって仕方ない。

テレ朝の「やじうま」、とにかくお天気のたびに流れるやかましい歌をやめてくれ!

フジテレビの「Mr.サンデー」で事前に仕込んでいた女性を偶然に街頭で見つけたかのように装ってインタビューしていたと司会の宮根誠司が謝罪→ http://bit.ly/cGvGH4

フジテレビ「Mr.サンデー」のヤラセを謝罪するのなら、日テレ「ミヤネ屋」で芸能人が事件を起こすたびにファンを自称する同じ女性が「偶然」に現われて街頭インタビューに答えてる仕込み疑惑についても謝罪すれば?→ http://twitpic.com/2ykw78

ようするにテレビの街頭インタビューなんてものは「街の声」を集めてるんじゃなくて「番組の欲しい声」を捏造してるってこと。これはテレビや新聞の「世論調査」も同じ。これじゃあ検察を批判できないね。

F1ドライバーの小林カムイがあびる優と熱愛→ http://bit.ly/9Fzyzz カムイ終わったな(笑)

熱愛発覚で批判をあびる優。

サーキットの外で最悪の地雷を踏んでしまった小林カムイ。

宮川大輔が小林カムイに一言、「あかーーーーん!!」

阪神タイガース、一時はリーグトップに立ちながらも要所要所で馬脚をあらわして勝てなかった真弓監督が来季も続投で、ウエスタン優勝した二軍の平田監督が今季で更迭って‥‥どんなに選手ががんばってもフロントがこれじゃ来季もダメだろうな。

モバゲーやグリーのCMに出ると、そのタレントがバカに見える。

反日デモは半日続く。

柳の枝~に猫がいる~♪ だから~猫柳~♪

柳の枝~にタマネギが~♪ だから~黒柳~♪

イタリアのロトくじで史上最高額186億円の当選→ http://bit.ly/9oNN8d

映画「ピンクフラミンゴ」でディヴァインが犬のウンコを拾って食べるシーンを見ると、マツコ・デラックスがごく普通の人に見える。

電車に乗ってイスに座ったら、知らないうちにスカートが180度回ってて、後ろのスリットが前に来てることを発見。でも電車の中で直すわけにいかないから、降りる駅まで「これはフロントスリットのスカートです」って顔をし続けた。

今夜のお月様は、上弦の半月がちょっと太ったのでブラジャーのパッドみたいな形をしてて、周りに雲が流れてるから神秘的でイイ感じ!

前に世田谷のTMC(東京メディアシティ)の今昔庵で「カレー南蛮そば」を「肉抜き」で注文したら「綾波レイか?」って言われた。

自公政権が行なったイラクへの自衛隊派遣をあれほど批判してた民主党が、自分たちが政権を取ったら「アフガンへの自衛隊派遣を検討」だってさ。自公政権はイラクの市民を数十万人も殺したけど、民主党政権はアフガンの市民をどれくらい殺すつもりなんだろう?

菅内閣はアフガンへの自衛隊派遣を検討する前に小泉政権下で行なわれたイラクへの自衛隊派遣の総括をすべき。まずはそこからだろ?

楽天の監督?欽ちゃんでいいじゃん。

SBの監督?あの白い犬でいいじゃん。

阪神の監督?くいだおれ人形でいいじゃん。

とにかく、当座の生活費と病院代ができたので、今週いっぱいは精神的にのんびりできそうだ。それにしても「RAMクリアしてないホール一覧」はありがたい。

ミニーちゃん、これ!(笑)→ http://twitpic.com/2yxiqc

【今日の爆笑ニュース】 ひんぱんにテレビ出演を繰り返して小沢一郎の政治資金の虚偽記載問題を批判してきた民主党の生方幸夫議員だが、自身の政治資金報告書にも虚偽記載があったことが発覚した→ http://bit.ly/cqaKrF

「きっこのブログ」のアクセスカウンターは、しばらく前に9800万アクセスを超えたあたりでサービスを停止してしまいましたが、先ほど内部のアクセス解析を見たら、2週間ほど前に記念すべき1億アクセスを突破していました!皆さん、ありがとう!

ちなみに本館の「きっこの日記」のほうは、あと少しで1億アクセスに到達します。1億アクセスは10年前に日記を書き始めた時からの夢でした。いつも読みにきてくださる皆さん、ホントにありがとう!

朝から猫たちに癒された。人間は嫌な奴もたくさんいるけど、猫はみんないい奴ばかりだ。ニクキューサンキュー!

民主党政権は「原発推進」「大増税」「武器輸出3原則の緩和」「アフガンへの自衛隊派遣」の次は「憲法改正」ですか。こんなことを望んで政権交代を支持した国民は1人もいないはず。むしろこうした自民党政権の路線に危機感を持ったからこそ政権交代を望んだはずなのに。

「牛乳」と「乳牛」の違い、「蜂蜜」と「蜜蜂」の違いは子供でも分かるけど、「議論」と「論議」の違い、「便利」と「利便」の違いって大人でも分からない。

耳かき店の女性と祖母が殺された事件の裁判員裁判が話題になってるけど、こうした業種に対する批判がないのが不思議。可愛い女の子を揃えて、モテない男性に一時的な恋人気分を味わせることを商売にしてるんだから、こうした事件は「起こるべくして起こったもの」だと思うんだけどな。

耳かき店の殺された女性は、時給2500円の他に指名料もついて1ヶ月に68万円も稼いでたそうだ。21歳の女の子が水商売じゃないバイトで月に70万円弱、この金額を見れば、この店がどんな方向性で営業している店なのかは一目瞭然だろう。

耳かき店の件、私は「被害者にも非がある」とも「加害者に非はない」とも言ってません。「こうした形態の業種に対する批判の声が起こらないことが不思議」であり「こうした形態の業種なのだから十分に予測できたことなのでは?」という意見を述べただけです。

ロッテが日本一になったら記念バージョンの「コアラのマーチ」と「パイの実」を作って欲しい。

マスコミってどうしてこんなに沢尻エリカに興味があるんだろう?世の中にしてみればすでに過去の人なのに。

米倉涼子ちゃんてキスの途中で目をカッと見開いて相手の顔を凝視するタイプだと思う。なんとなく。

神田うののダンナのおかげて今月もなんとか生活できそうだ。感謝感激等価交換!高島屋の地下で御座候の回転焼きを4つ買った。母さんと2個ずつ食べる。御座候はお茶もいいけどコーヒーのブラックに合うんだよね。

今NHKでやってたけど、スズメバチは気温が高くなると巣の周りで羽ばたいて送風して巣を冷やすんだって。それで今年は猛暑が続いたから、いつもより長い時間羽ばたいたせいでストレスが溜まってて、それで人を襲う回数が多いんだって。「巣を冷やす」は本当だろうけどストレス以降は怪しいな(笑)

ガソリン入れに行ったらリッター5円も値上がりしてた。ふざけんな民主党!

今放送中の「ナニコレ珍百景」の米倉涼子ちゃんの席の前に貼ってある涼子ちゃんが口を大きく開けてる写真のパネルが欲しい!ツボすぎる!

TOKYO FMのビートルズクイズの2~3日前の問題で「ジョン・レノンが歌詞を書く上で影響を受けた江戸時代の日本人は?」の三択が「正岡子規」「松尾芭蕉」「小林一茶」だったのには驚いた。サービスのつもりなのかもしれないけど、やっぱり江戸時代の人物のみを3人並べるべきだろう。

【今日の回文】 いかした歯科医 (「司会」でも可)

マリファナもくもく木曜日、木魚と木琴たたいてみれば、文明開化のラップ音。木道わたって沐浴すれば、木星つれたお月様。獲らぬ狸の目的税も、目標なくした菅政権。壁の木目を眺めていれば、目録だけの引き出物。情に棹差し流されて、目論見はずれて黙秘権。

美しい、知的、声がセクシー、洋服も和服も似合う、猫が好き、乗馬が趣味‥‥って、中田有紀ちゃん無敵じゃん!

歌舞伎のメイクの「隈取」を「すみどり」と読んだ女子アナ、さすが日テレの局アナのレベルは素晴らしい(笑)

今度はテレ朝の女子アナが「一夜を過ごしました」を「ひとや」って読んだよ。どうしてこんなにも漢字の読めないアホばかり採用するんだろう?

海外からの観光客の増加を目当てにして羽田空港の近隣の町の商店街とかが準備を進めてるそうだけど、果たして海外から来た人たちが、わざわざ各駅停車に乗って空港の近隣の駅に降り立つだろうか?普通は京急で品川に出るかモノレールで浜松町に出て、自分の目的地に向かうよね。

羽田空港がハブ化するんだから成田空港はマングース化すればいいと思う。マングース化がどんなのか知らないけど(笑)

グーグルで検索しようとしたら、グーグルのロゴがジャズトランペッターのディジー・ガレスピーのお誕生日記念になってた!

123cm、世界一長い猫がギネス登録→ http://bit.ly/aorXxp

1億6000万円のブラジャー!→ http://bit.ly/bDmdbr

南米のとある場所に、上空から見ないと分からないほどの大きさで、地面に「少女の怒った顔の絵」と「あんたバカぁ?」というセリフが描いてある。それが「アスカの地上絵」

イギリスのとある場所に、奇妙な石柱が円形に並べてあり、そこへ行くと誰もが現実から逃げ出したくなる不思議な感覚に襲われる。それが「ストーンシンジ」

十人十色の人たちが、十人十色の感性で、十人十色の考えをつぶやくのがツイッターなのに、どうして他人のつぶやきを否定したり批判したりする人がいるんだろう?「お前は世の中の物差しなのか?」と問いたくなる。

「風力発電」よりもエコな「風俗発電」

ヤフーショッピングに「ワークブーツで秋らしくナチュラルミリタリー」ってコピーがあったけど、まず「ナチュラルなミリタリー」ってのが意味不明だし、それがなんで「秋らしい」のかも意味不明。

奄美の豪雨災害から2日、もう何人も犠牲者が出てるのに、どうして政府は何のコメントも出さないのか?

CMやドラマで、流暢にセリフをしゃべる子役、悲しい表情などの演技過多の子役を見るたびにイラッとする。子供は好きなのに、どうして子役をやってる子供にはイラッとするんだろう?

キーストンと山本正司騎手「夕日よ急げ」→ http://bit.ly/9yB9vb

総理就任からもう5ヶ月も経つのに、未だに沖縄に説明に行っていない菅。小学校の学級委員レベルの責任感があれば、最低でも就任から1ヶ月以内に沖縄に行って、前鳩山内閣の謝罪と自分の考えを述べるのが普通だと思うんだけど。

朝起きて、お洗濯したり水槽の水を替えたり猫たちにごはんあげたりして、ひと通り用事がすんだのでパソコンをつけてサン牧に収穫に行こうと思ったらネットにつながらない。自己診断したりルーターを調べたりしても原因が分からず「もしや?」と思って受話器に耳をあててみたら電話が止められてた。

今日は午前中は出る用事がなかったのに、コンビニに電話代を払いに行くためだけに着替えしてお化粧してバタバタと支度して急いで電話代を払って帰ってきてから「そろそろつながったかな?」と思うコロアイを見てパソコンをつなげてみてルーターのランプが正常に戻ったからサン牧に行ってきた。ふう。

ゴミはゴミ箱へ。 http://twitpic.com/2znss4

午後から半日だけ仕事をした。まだ実技のともなう仕事は無理だけどアドバイザー的な仕事を少しずつ入れるようにしてる。ほとんどお金にはならないけど、生活費と病院代はパチンコでしのいで、何とかこの状況を乗り切る。

テレビつけたら「猫の恩返し」をやってた。

結局「猫の恩返し」を最後まで観ちゃった。他にも「ナウシカ」「トトロ」「千と千尋」の3本はテレビでやってると、つい最後まで観ちゃうな。

あたしも猫たちが恩返ししてくれないかな?(笑)

絶対に自宅に招き入れたくないのは何と言っても風水マニアの人。人の家の家具の位置だのカーテンの色だのいちいちうるさい。非科学的なものを信じるのも勝手だし、自分1人でやってるぶんには自由だけど、他人にまで押し付け始めたらそろそろ異常なレベル。宗教も占いもスピリチュアルも一緒。

おんなじ日本人でも人それぞれ感性も知能レベルも違うんだから誰が何を信じようが自由。科学的にまったく効果がないと証明されてる「飲むヒアルロン酸」や「食べるコラーゲン」に騙されるのもその人の自由。でもそれを周りの人たちに薦め出したら「犯罪の片棒を担ぐこと」になる。宗教の勧誘と同じ。

酔い覚ましにマンションの屋上に行ったら、曇りなのにお月様だけが光ってた。ほぼ満月のお月様がぼんやりと天上に浮かんでて、月明かりが周りの雲に滲んでた。ここで一句、「ほろ酔ひの頭上の月の重たかり きっこ」

何度見ても泣いちゃう東京限定のCM→ http://bit.ly/a1IHwr

【こんな番組は嫌だ】 「渡辺篤史の風水建もの探訪」 週末の早朝から渡辺篤史が人の家にズカズカと上がりこみ、家の向きがどうとか家具の位置がどうとかカーテンの色がどうとかケチをつけまくる番組。毎週、夫婦のうんざりした顔でエンディング。

【こんな番組は嫌だ】 「朝まで生タマゴ」 旬のお笑い芸人を勢ぞろいさせて徹夜で「たまごかけご飯」を食べさせる番組。養鶏場のおじさんのVを挿入し、ひとくち食べるたびに大ゲサに「うまい!」を連発する芸人たち。ブームの「ちょい足し」も加え、放送作家的には完璧だが視聴者的にはうんざり。

ソニーがカセットテープのウォークマンの製造を中止したんだって。あたしは今でもカセットテープのウォークマンを愛用してる。ソニーじゃなくてアイワのだけど。

電車を「○○系」って呼んで区別してる人は、あたしとはまったく違う視点で電車を見てる人だ。あたしは電車を「運賃の高い電車と安い電車」「すぐ来る電車となかなか来ない電車」「混んでる電車と混んでない電車」「痴漢が多い電車と少ない電車」という区別しかしてない。

関西ローカルと全国放送とで完璧にキャラを使い分けてる上沼恵美子は本物のプロだと思う。

ちょっと前の「おしゃべりクッキング」で松尾貴史さんが週ゲストだった時、上沼さんと松尾さんが全国放送向けの優等生トークをしつつも、分かる人にだけ分かる関西ローカル風味をチョイチョイとまぶしてて「よっ!名人芸!」という感じだった。

母さんと自転車で狛江の「むいから市」に来たな宇。 http://twitpic.com/30068u

賑わってるな宇。 http://twitpic.com/3006oy

今日のお小遣いは500円なので、200円の焼きそばを2つと100円の綿菓子を1つ買って、綿菓子は母さんと半分こしたな宇。 http://twitpic.com/3007h2

おおっ!小町典子師匠の「南京玉すだれ」が始まったな宇! http://twitpic.com/30083f

「本気と書いてマジと読む!」を超えたぜ! http://twitpic.com/3008n7

ウィキリークスがイラク戦争に関する秘密文書約40万件を公開。イラク戦争の死者数10万9000人のうち6割以上が民間人であること、米兵による強盗、強姦、殺人などの報告が多数発見された→ http://bit.ly/d2nF03

野球中継の音声がブチブチ切れるのも気になるけど、そのつどアナウンサーが「先ほど音声が途切れました。本当に申し訳ありません」と丁寧に謝るのが輪をかけて鬱陶しい。音声が1~2秒途切れたことを5秒かけて謝罪、なんだかな~。

中日の継投は素晴らしいね。

ベンチの落合監督が松山千春に見える。

野球が終わったらお風呂に入ろうと思ってるのに、巨人粘るな~

やったぜ和田!ドラゴンズおめでとう!

中日とロッテの日本シリーズ、ある意味マニアック(笑)

さて、日ハムファンのあたしはロッテを応援するぞー!

来年は新潟ベイスターズと日ハムの日本シリーズが観たいな(笑)

森永卓郎が「独身女性に対して、結婚相手として選ぶなら貧乏な福山雅治と金持ちの出川哲郎とどちらがいいか?と聞いたところ6対4で出川を選んだ女性が多かった」と言ったのを聞いて唖然。独身女性の6割が「金の切れ目が縁の切れ目タイプ」だったとは。

ガソリンスタンドやカーショップに「タイヤ祭り」って幟が出てることがあるけど、一度として「お祭り」をやってたためしがない。「タイヤ祭り」って言うからには、大きなタイヤを乗せたお神輿をかついで、ワッショイ!ワッショイ!ってやっててほしい。できれば宮川大輔に。

韓国は酷いサーキットだな。こりゃあ明日の決勝で「タイヤ祭り」ならぬ「リタイヤ祭り」になるぞ。

テレビ局が人気ドラマの延長で映画を作る→シリーズ化して続編やスピンオフを連発する→そのたびに主演俳優がその局の番組に朝から晩まで出ずっぱりで宣伝しまくる→公開が近づくと前作を放送する‥‥って流れにお茶の間はウンザリしてると思う。

映画にしても音楽にしても小説にしても、あまりにも次々と新しいものが作られるから、若い人たちは昔の素晴らしい作品を観たり聴いたり読んだりする機会を奪われてると思う。5年ごとに1年間、新作を作ることを禁止して、過去の名作に触れるための「温故知新の年」ってのを制定してみたらどうだろう。

菅困総裁

今「アッコにおまかせ」で安東弘樹アナが「笑福亭鶴瓶」のことを何度も「つるべえさん」と言っていた。「つるべえ」じゃなくて「つるべ」だろ。以前、安住紳一郎も「忌野清志郎」を「いまわのせいしろう」と連呼してたけどTBSの局アナって女だけじゃなくて男もダメだね。

ゼムクリップを伸ばしてS字にして、片方にタコ糸を結んで、四十肩でワンピースの背中のファスナーを上げられなくなった人のために「背中のファスナー引き上げフック」を考案したんだけど、これ、特許登録できるかな?

マツコ・デラックスの素顔が怖すぎる。 http://twitpic.com/30evbb

海物語のワリンちゃんが児島玲子ちゃんと同じ誕生日だってことを今知った!

「今日からあなたはキャバ嬢」って、何が悲しくてケータイのゲームで水商売なんかやらなきゃなんないの?バカ丸出し。

フジテレビ、どうしてF1より体操を優先する?意味が分からん。

やっとF1が始まったよ。さて、日本一のサゲマンと熱愛中のカムイはどうなるかな?

アロンソ231、ウェバー220、ハミルトン210、ベッテル206、バトン189

またガソリンが値上がりしたよ。とうとう128円になっちゃった。鳩山が公約を守ってたら103円だったのに‥‥。国民に嘘ばかりついてる鳩山は1日も早く政界から消えて欲しい。

円安でも円高でも値上がりするガソリン。自民党政権でも民主党政権でも引き上げられる消費税。結局、バカを見るのは庶民ですか。

アメリカの場合、原油の値上げによってガソリンの小売価格が2週間で1ガロン(約4.5リットル)あたり0.05ドル値上がりしてる。1リットルに換算すると約0.88円の値上げだ。一方「円高」が進んでる日本では2週間で1リットルあたり10円も値上がりしてる。これはアメリカの11倍以上の値上げ率。

1000円ぶんガソリンを入れると、ガソリンの価格は約600円で、残りの約400円は原油関税、原油税、ガソリン税(揮発油税と地方道路税)という4種の税金だけど、小売りする時の消費税は、この400円の税金にもかかってる。1000円あたり20円、1万円あたり200円、これが二重取りされてるぶんだ。

今日の地井さん、同系色のチェックのシャツにポーターのベストっていう信じられないファッションなんだけど、スタイリストはどこ行った?

地井さん、アンティークのブリキの玩具のシトロエンを見て「これはドゥーシーボー(2CV)‥‥じゃなくて、ディアーヌだね」って、なかなか知ってるじゃん。さすがポルシェ乗り。

透視などの霊能力を売り物にして荒稼ぎしているスピリチュアル詐欺師の皆さんは、本当に霊能力があると言い張るのなら、島根の女子大生殺人を始めとした全国の未解決事件の犯人を言い当ててみろ!と言いたい。

今日は病院が2ヶ所と月末の支払い。こないだパチンコで稼いだお金でギリギリ足りる計算だから気分的にラク。足りなかったら病院の近くのホールで1セットだけ出す。

少しは空気を読め! http://twitpic.com/30nweo

病院を1つ済ませてから銀行へ行ったら長蛇の列。25日だからか。つーか「長蛇」って何だよ?ヘビはみんな長いだろが!‥‥あ、ツチノコ以外ね(笑)

あと「蛇口」、ぜんぜんヘビの口に似てないのに、何で「蛇口」なの? 「ガマグチ」はガマガエルの口みたいだから分かるけど、「蛇口」は分かんない。それから腕時計の「竜頭」も。どこからどう見ても竜の頭には見えない。

【今日の下ネタ回文】 この膣にツチノコ

【今日の嘘ニュース】 4人組ロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション」がメンバーを44人増やして今後は「AKG48」として活動すると発表した。これを受けて元オアシスのノエル・ギャラガーは「48人編成のロックバンドとはクソ素晴らしいぜ」と賞賛のコメントを寄せた。

鳩山由紀夫は8月からのわずか3ヶ月で中国、ロシア、アメリカ、韓国、ベトナムと外遊ばかりしている。どの外遊にも10人前後の側近を引き連れて行くため、すでに数億円の税金が使われているという。小泉も引退間際には公費で外遊三昧だったが、鳩山も同じ考えなのだろうか。

ネコとアヒルが薦める保険と、地井武男が薦める保険と、大和田伸也が薦める保険と、石川遼のような保険、普通に考えたらどれも不安(笑)

ドトールやマックのアイスコーヒーやオレンジジュースって何であんなに氷が入ってるの?ストローで飲んだらアッと言う間に飲み物がなくなって山のように氷が残る。飲み物をケチるために氷を多くしてるんだとしたらセコすぎる。

「1人殺したら無期懲役、2人殺したら死刑」って基準、人の命を1人100万円と仮定したら「100万円盗んだら50万円の罰金、200万円盗んだら100万円の罰金」てことだよね。結局、加害者が得をするシステムじゃん。加害者の立場で考えれば「1人殺したら死刑、2人殺したら拷問+死刑」だと思うけど。

「そばが好き」とつぶやいても問題はないけど「うどんが嫌い」とつぶやくとたくさんの「うどん好き」の人から文句を言われる。「初代プリキュアが好き」とつぶやいても問題はないけど「ハートキャッチプリキュアが嫌い」とつぶやくとたくさんの「大きなお友達」から文句を言われる。

なにぃ?あたしに文句があるだと?そんなこと言うと、うちのドーベルマン2頭と阿藤快1頭をけしかけるぞ!

民主党政権がスルーし続けてる奄美の豪雨災害は復旧に最低でも4億円以上かかるそうだ。鳩山さん、ポケットマネーで払ってあげたらどう?

猫のカリカリも値段は据え置きだけど内容量が減って実質的には値上がりした。貧乏人と猫には厳しい世の中になっちゃったなあ。


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2010.10.24

ペガサスの記憶

負けたどぉ~~~!‥‥ってセリフでスタートするのも恒例行事みたいになってきちゃったけど、今日の「菊花賞」で、あたしの選んだレーヴドリアンは、がんばってくれたんだけど一歩及ばず、4着だった。そして、ほとんどの馬券をレーヴドリアンから買ってたあたしは、とうとうG1の4連敗っていう悲しい金字塔を打ち立てちゃった。その上、今回も、前回とおんなじで、最初に自分の予想に基づいて3連複だのワイドだの枠連だのと2000円ぶん買ったのに、発走間際になって、あと200円、買い足しちゃったのだ。だから、今回も2200円の負けってワケで、これで、G2やG3でチョコチョコと買ってた配当金がほとんどなくなり、トントンに戻っちゃったワケだ。

今日は、お昼すぎに馬券を買ったので、レースが始まるまでに時間があった。それで、読みかけの本でも読もうかなって思ったんだけど、木曜日の深夜に放送した毎日放送の「ロケみつ」をまだ観てなかったことを思い出して、それを観始めた。前回、早希ちゃんは「1」を2回続けて出しちゃって、フルカードを使ってサイコロを振り直す‥‥ってとこで終わってたから、ドキドキの発進だった。で、何とか「4」を出してスタート地点に戻らなくても済んだ早希ちゃんは、手に入れた資金で通貨ポイントの秋吉台の鍾乳洞に入るんだけど、暑い外から涼しい鍾乳洞に入った時に、その涼しさを「クーラーの18度や!」って何度も表現してた。

それで、このサイコロの目とセリフが気になったあたしは、すでに2000円ぶんの馬券を買ってたのにも関わらず、「ロケみつ」を観終わってから、また「即 PAT」にアクセスして、4番のネオヴァンドームと18番のサンディエゴシチーの複勝を100円ずつ買い足しちゃったのだ。ずっと「競馬は2000円まで」っていうマイルールを厳守してきたのに、前回、つい、あとから200円ぶん買い足しちゃってから、どうもあたしの自制心のゴムがゆるくなっちゃったみたいだ。こんなことじゃダメ人間に輪をかけちゃうから、次回からは絶対に2000円までにしようと、雨雲に覆われてドンヨリした夜空に誓った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、レースが終わってから振り返ってみると、早希ちゃんの出したサイコロの「4」は、あたしの選んだレーヴドリアンが「4着になる」っていう暗示だったんじゃないかと思いつつ、ホントの意味での最終決戦、「秋の天皇賞」に向けて、これまでの4連敗を検証してみた。そしたら、なかなか嬉しいことが分かったのだ。それは、あたしが「エヴァンゲリオン予想」からイチオシに選んだ馬の着順だ。「宝塚記念」で選んだアクシオンは17頭中15着、「スプリンターズステークス」で選んだアイルラヴァゲインは16頭中8着、そして、前回の「秋華賞」で選んだサンテミリオンは18頭中18着のビリ。つまり、「惜しい!」とか「イマイチ!」とかってレベルじゃなくて、完全に沈黙した活動限界ってワケだ。

だけど、今回の「菊花賞」は、別名「きっこ賞」の異名があったからなのか、あたしの選んだレーヴドリアンは、4着に入賞した。それも、ずっと内側の好位置をキープしてたのに、最終コーナーで前を塞がれちゃって、仕掛けるタイミングが遅くなっちゃっての4着だ。だから、展開次第では、十分に3着以内に入ってたと思う。これは、ハズレはハズレでも、これまでの3戦のハズレとは大きく違って、「限りなく勝利に近いハズレ」 by 村上龍ってことになる。

そして、今回の「菊花賞」の「菊」と、次の「天皇賞」の「天皇」とが深く関わってるように、「エヴァンゲリオン予想」のほうも、第伍話の「レイ、心のむこうに」と第六話の「決戦、第3新東京市」は2話でひとつのストーリーだから、2話を通してのテーマである綾波レイが、ホントの意味で主役になるのは、次の「天皇賞」ってことになる。

‥‥そんなワケで、2008年3月29日の日記、「ペガサスが飛んだ日」に詳しく書いてるけど、今から30年以上も前のこと、物心ついたころのあたしは、父さんに連れられて行った競馬場のパドックで、白くて可愛い馬を見て、「あのお馬さんに乗りたい!」って言った。あたしの言葉を聞いた父さんは、その馬の単勝を特券で買った。スタートからトップに躍り出た白い馬は、他の馬たちを大きく引き離したまま、空を飛ぶようにゴールした。幼かったあたしの目には、まるで背中に翼の生えたペガサスのように見えた。

父さんの買った単勝の馬券は、7万円以上になった。帰りに、どこかのレストランで、大きなチョコレートパフェを食べた。あたしは、白くて可愛いお馬さんが見られたことも、大きなチョコレートパフェを食べたことも嬉しかったけど、父さんと一緒にいられたことが、何よりも嬉しかった。

これが、あたしの、父さんとの一番古い記憶だ。ぼんやりと覚えてるものなら、どこかの海に海水浴に行った記憶とか、ビニールプールで遊んだ記憶とか、色水遊びをした記憶とか、いくつかの夏の記憶があるんだけど、どれもパズルのピースみたいに断片的で、前後関係とかも分からない。1日の出来事を流れとして記憶してるのは、この競馬場の思い出が一番古い。

だけど、いくらちゃんと記憶してたつもりでも、所詮は物心ついたころの記憶なので、長い年月のうちに、少しずつ美化されてったり変化してったりする。大きくなってから、この競馬場が「府中競馬場」で、このレースが1976年の「AJC杯」で、この白い馬が「ホワイトフォンテン」だってことを知り、大人になってから当時のレースのVを探して観てみたら、当時は真っ白に見えたペガサスのように美しかった馬が、実際には灰色のマダラの汚らしい馬だった。あたしは、父さんと過ごした1日が嬉しくて、無意識のうちに思い出を美化してたのかもしれない。

‥‥そんなワケで、幼かったあたしが、父さんに手を引かれて府中競馬場に行き、ホワイトフォンテンがゴールを駆け抜けるの瞬間を見てた時に、おんなじ競馬場のどこかで、石川喬司先生も、競馬仲間の寺山修司さんや虫明亜呂無さんと一緒に、あたしとおんなじシーンを見てたのだ‥‥ってワケで、こないだの「スプリンターズステークス」が終わったあとに、石川先生からいただいたメールを紹介する。


Date: Mon, 4 Oct 2010 11:19:18
From: "石川喬司"
To: "kikko"
Subject: これからが本番!
スプリンターズS、残念でした。ぼくもハズレでした。
いま発売中の『AERA別冊・ニッボンの名馬』巻末に<競馬と言葉ーだから競馬はやめられない>というページがあり、そこにこんな言葉が並んでいます。
「みんな金を持って、金を捨てにゆく群集が、どうしてあんなに愉快そうな顔を揃えてゆくのだろうか。‥‥競馬は、人間のひとつの強い欲望を、済度する不可思議な力を持っている」(吉川英治)
「他人の行状とその咎について日頃から酷評する私が、この競馬という友人にだけは甘かったのだ。この友人ときたら限りなく虚偽に満ち、美しく、躍動的で、邪悪で、ときに利益をもたらしてくれるが故に絶縁し難かったのだが」(ヘミングウェイ)
「われわれはクズ馬券のゴミ溜めの中で終わるようになっている。それを死と言おうが、誤った人生と言おうが、かまいはしない」(ブコウスキー)
「競馬ファンは馬券を買わない。財布の底をはたいて<自分>を買っているのである」(寺山修司)
さらに幸田文、菊池寛、阿佐田哲也、虫明亜呂無、そして私の言葉が収録されていますが、私のはこうです。
「《新しい恋は馬とするー》 日本最北の北見競馬場でみつけた素敵なポスターに、そんな名文句が書いてあった。ぼくは<競馬は恋愛小説である>と喝破した友人の顔を思い浮かべて、楽しくなった。逢うたびに魅力が増えて行く恋人‥‥。ぼくにとって競馬はそのような存在だ」
きっこさんのエヴァンゲリオン予想も、回を重ねるにつれて、さまざまな貌を魅せてくれます。ヨソウはウソヨ、もうヨソウ、なんて俗物のタワゴトからは無縁の次元にあり、GⅠシリーズたけなわのシーズンを迎えて、ますます楽しみです。


石川先生、いつもディープでインパクトなメールをありがとうございます♪‥‥ってワケで、このメールの中で石川先生が紹介してくださってる寺山修司さんの言葉、「競馬ファンは馬券を買わない。財布の底をはたいて<自分>を買っているのである」っていう名言を読んで、あたしは、あたしが白い馬、芦毛の馬にコダワリ続けてる理由が分かったような気がした。あたしは、父さんとの一番古い思い出を色褪せさせたくなくて、ペガサスのようにゴールを駆け抜けてった白い馬の記憶を鮮明にしたくて、それで、芦毛の馬の馬券を買い続けてるのかもしれないと思った。

‥‥そんなワケで、G1では4連敗中のあたしだけど、あたしの大好きな芦毛の馬がどうだったかって言うと、「宝塚記念」ではメイショウベルーガが6着、「スプリンターズステークス」には芦毛は出走せず、「秋華賞」ではベストクルーズが12着、つまり、一度も5着までには入賞してなかった。だけど、今回の「菊花賞」で、レーヴドリアンが4着に入賞した。これは、大きな飛躍だ。この流れで行けば、次の「天皇賞」では、唯一の芦毛のキャプテントゥーレが、ペガサスのようにゴールを駆け抜けてくれるかもしれない。そして、レイみたいな性格だった幼いころのあたしの大切な思い出を美しく焼き直してくれるかもしれない‥‥なんて思ってる今日この頃なのだ。


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2010.10.23

「41124」の謎

河村たかし名古屋市長が議会リコールのための署名を集めたり、9回の表に同点に追いつかれた中日ドラゴンズが、その裏で和田のサヨナラで巨人を破って日本シリーズ出場を決めたりで、ナニゲに全国の注目が集まってる愛知県だけど、こうしたグッドニュースとは違って、バッドニュースのほうでも注目を浴びてる。それは、学校の先生たちの異常な出題だ。

今回、報道されたのは、愛知県東海市の県立東海商業高校の中間テストの問題だ。20代の男性教師が作った「総合実践」の問題は、この学校の校長先生が職員室で何者かに殺されたという、この高校を舞台にした架空の殺人事件になってて、この学校の実在の先生7人が容疑者になってる。先生たちは、すべて実名で登場して、校長先生が死ぬ間際に自分の血で書き残したダイイングメッセージ、「41124」を解読して犯人を特定しろ、という問題だ。そして、この問題は、3年生の2クラス、合計77人の生徒に出題された。

で、この問題の答えは、血で書かれた「41124」て数字を上下逆にして見ると、「4」が「カ」、「2」が「て」、「1」と「1」が「い」、「4」が「カ」と読めるってことで、「カていカ」、つまり「家庭科」の先生が犯人てことになり、容疑者として実名をあげられてる7人の先生の中から、家庭科の担当の先生の名前を書けば正解ってワケだ。

「名探偵コナン」の観すぎなのか、「迷探偵キッコナン」の読みすぎなのか知らないけど、あたしは、今どきの高校って、こんなマンガみたいな問題が中間テストで出るの?‥‥って思った。あたしが高校を卒業してから20年も経ち、あたしが高校生だったころに幼稚園や小学校に通ってたガキが大人になり、高校の先生になり、こんな問題を作って中間テストに出すなんて、なんともニポンの教育の現場もパンツのゴムがゆるくなったと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、このマンガみたいな問題の中で殺されちゃった東海商業高校の国枝裕校長は、この問題を「不適切な設問」として、問題を作って出題した男性教諭を口頭で厳重注意したそうだ。ま、いい年こいた大人が、電車の中や駅で当たり前のように少年ジャンプを読んだりケータイでゲームをやってるような時代だから、こうしたマンガ脳の先生が生まれちゃっても不思議じゃないけど、こんな先生に教えられてる生徒たちが気の毒だと思う。ま、あたしには関係ないけど。

で、とんでもない出題と言えば、9月の半ばに報じられたのが、これまた愛知県は岡崎市の市立小学校で、今年5月に、3年生のクラス担任の45歳の男性教諭が、算数の授業で割り算の例題として、「子供が18人います。1日に3人ずつ殺すと何日で全員を殺せるでしょう?」って出題してたって問題だ。その後、この小学校の校長が謝罪して、この先生を厳重注意か何かにしたって言ってたけど、そのまま先生を続けるってんだからシャレにならない。

だって、この先生、今年の4月には、クラスの朝会で、子供たちに向かって、「みんなが先生の言うことを聞かないから、みんなをひとりひとり順番に殺す夢を見ました」って話してたんだよね。で、その直後に子供を殺す割り算の例題を出してんだから、ウッカリと口にしちゃったとかじゃなくて、精神的におかしくなってる気配がマンマンじゃん。それなのに、こんな人に先生を続けさせるなんて、親だって心配で自分の子供を学校に通わせられないと思う。

東海商業高校のほうの問題は、まだ学生気分の抜けない若い先生が、自分と年齢の近い生徒たちのウケを狙ってちょっと脱線しちゃったってレベルだから、それこそ「口頭で厳重注意」でもいいと思う。だけど、こっちの小学校のほうの問題は、45歳にもなるベテランの先生が、自分のクラスの子供たちを順番に殺してく夢を見て、その流れから子供を順番に殺してく割り算の問題を出題したんだから、比較できないほどの大問題だろう。最低でも病院の精神科でカウンセリングを受けるべき状態だと思うし、精神科の医師のOKが出なかったら教職に戻すべきじゃないと思う。

それに、生徒の年齢的なことを考えても、高校3年生と小学3年生じゃぜんぜん違う。先生が脱線して少々行き過ぎた問題を出題しちゃったとしても、高校3年生ならシャレで済む場合もあるだろうけど、小学3年生だと心に大きな傷を残す場合もある。今回のケースなんて、担任の先生から、自分たち生徒をひとりずつ順番に殺す夢を見ただなんて打ち明けられて、だから先生の言うことを聞きなさいっていう論法なんだから、ある意味、脅迫とおんなじだ。

小学3年生の子供にとって、学校の先生ってのは、親や親戚以外に交流のある数少ない大人だろう。それも、毎日通ってる学校の担任の先生ってのは、ヘタしたら親よりも長い時間を過ごしてる大人ってことになる。そして、仮にも「先生」なんだから、少なからず尊敬の対象だし、子供にとっては絶対の存在だ。そんな大人から「みんなをひとりひとり順番に殺す夢を見ました」だなんて言われたら、これがトラウマになって、ずっと苦しむ子供だっているかもしれない。

‥‥そんなワケで、学校の先生による問題として、よく取り上げられるのが、体罰の問題だ。だけど、体罰は、生教育に熱心なあまりに、つい手が出ちゃったってケースもあれば、生徒をイジメることを喜びとしてるドSの変態教師もいる。また、生徒の親にしても、自分の子供が遅刻して廊下に立たされただけで「体罰だ!教育委員会に訴えてやる!」って学校に怒鳴り込んでくるヒステリックなバカ親もいれば、「うちの子が言うこと聞かなきゃひっぱたいてくれて結構」なんていう親もいる。そして、問題になることを恐れて、生徒に気を使いすぎて、逆に生徒にナメられちゃって、生徒から殴られたり蹴られたりしてる情けない先生もいる。だから、体罰の問題は、それこそケース・バイ・ケースで、一概に論じることはできない。

でも、そんな体罰とは違って、確実に先生の側に非があるのが、先生による性犯罪だ。生徒の着替えをケータイで隠し撮りするようなライトなものから、自分が担任してる小学校のクラスの女子児童をレイプするようなヘビーなものまで、先生による性犯罪は後を絶たない。あたしは、最初は、「仮にも教育者たる者が性犯罪を犯した」っていうニュース性から、警察官の犯罪や政治化の犯罪のように大きく報じられて、その結果、先生による性犯罪がヤタラと多いようなイメージが持たれてるけど、実際には、他の職業と変わらない発生率なんじゃないかって思ってた。

だけど、「神戸新聞」が、先生による性犯罪を特集した2002年12月の「シリーズ学校」の記事に、「発生率15倍/突出する中学教師」ってのがある。今はリンクが切れてて本文が読めないみたいなので、以下、引用させてもらう。


「発生率15倍/突出する中学教師」

教師によるわいせつ行為などの性犯罪は、本当に多いと言えるのか。いくつか試算してみた。例えば、兵庫県警が今年9月に強制わいせつ(未遂含む)容疑で摘発、逮捕したのは79人。県内の15歳以上65歳未満人口を基礎にすると、48000人に1人という計算になる。一方、県内の中学校教師は臨時教員を含めて約9500人。同容疑で同じ期間に逮捕された教師は3人、3200人に1人だ。男女構成比の違いを無視した計算にはしても、発生率は、先の平均値の実に15倍に上る。こんな数字もある。県迷惑防止条例違反を含むわいせつ事案で逮捕された中学教師は5人。県内の中学校は395校。79校に1校が今年、逮捕者を出したことになる。中学教師の性犯罪は確かに多い。「個人の資質」では済ましようのない数字が並ぶ。(「神戸新聞」2002年12月14日)


文中でも指摘してるように、男女構成比の違いなどは無視して試算してるので、必ずしも正確無比な結果とは言えない。それに、これは、兵庫県に限定した試算だし、中学校に限定した試算だから、全国の小学校から高校までを調査したら、もっと違った結果が出ると思う。他の犯罪にしても、発生件数が都市部に集中してるものもあれば、地方に分散してるものもあるし、それぞれだと思う。だけど、そうした誤差を踏まえても、この記事を読めば、性犯罪に関しては、明らかに一般よりも先生による件数のほうが多いってことが推察される。

たとえば、小学生の女子児童にしか興味のない変態ロリコン男がいたとして、この男が一般の職業だった場合と、小学校の先生をしてた場合とでは、状況が大きく変わってくると思う。小学生と接点のない一般の職業に就いてたら、通勤時に小学生を見かけて脳内で妄想することはあっても、サスガに実際に声をかけて何かしようと思うほどのド変態はわずかだろう。ロリコンのド変態であっても、「犯罪者にはなりたくない」っていう心のブレーキが効いてるだろうから、ほとんどの人は、ネットでロリコンの画像を観たり、ロリコンのアニメや雑誌を観たり、ロリコンのフィギュアを撫でまわしたりして、自分の欲望を処理してるハズだ。

だけど、そんな「良識あるロリコン」であっても、もしも職業が小学校の先生で、毎日毎日、自分のクラスの女子児童を見て悶々としてたら、何かのキッカケで心のブレーキが外れて、暴走モードに突入しちゃうかもしれない‥‥つーか、ロリコンが小学校の先生になった時点で、考えてることはひとつだろうけど、それでも、最初は、「好きな女子児童を眺めてるだけで幸せ」って思って先生になったんだと思う。だけど、来る日も来る日も大好きな女子児童に囲まれてるうちに、とうとうガマンができなくなっちゃって、犯罪者へと身を落としちゃうんだろう。

‥‥そんなワケで、これは、何もロリコンのド変態に限ったことじゃない。たとえば、道にお財布が落ちてるのを見つけた時に、ちゃんと交番に届けるタイプの人と、中のお金を抜いて自分のものにしちゃうタイプの人がいるけど、この後者のタイプの人をお店のレジ係に雇ったりすると、何人に1人かは、仕事に慣れてきたころに、レジからお金を抜くだろう。最初は「500円くらいならバレないだろう」だったのが、どんどんエスカレートしてって、そのうち、お札まで盗むようになる。そして、レジが合わなくておかしいと思った経営者が、バイトたちには内緒でレジを映す防犯カメラを設置して、そいつがレジからお金を抜いてるとこがバッチリと撮影されちゃって、クビになるってスンポーだ。

あたしから見れば、「ロリコンに小学校の先生をやらせる」ってのは、「手癖の悪いやつに現金を扱う仕事をやらせる」ってこととおんなじで、犯罪を犯す土壌をわざわざ用意してあげてるようなもんだと思う。ようするに、「適材適所」の正反対の「不適材不適所」ってことだ。だけど、先生を雇う学校側も、レジ係を雇うお店側も、面接の段階でそんなことまでは分からない。雇ってみて、問題が起きて、初めて「おいおいおいおい!」ってことになるワケだ。

ベテランの先生の場合なら、今まで勤めてきた学校での評価とか、家族構成とかで、ある程度もことは推測できるだろう。たとえば、30代や40代で既婚の先生なら、ロリコンの可能性は低くなる。だけど、「結婚してるから性犯罪を起こさない」なんてことは言えないワケで、実際、既婚者で子供までいる高校の先生が、女子生徒をレイプした事件だってたくさんある。さらに言えば、自分が同性愛者だってことをカモフラージュするために、女性と形だけの結婚をした男性俳優もいるんだから、「結婚してれば性的にノーマルだ」なんてことは言えない。

で、ここまで読んでから、クルリンパと最初に戻って、愛知県の東海商業高校の中間テストの問題をもう一度考えてみると、「こんなことくらい別にいいじゃん」て気になってくる。愛知県の小学校のほうは大問題だけど、高校のほうは質がまったく違うってことが分かると思う。ようするに、この問題が異常なんじゃなくて、こんなことが新聞で報じられることこそが異常なのだ。まるで、重箱の隅で揚げ足を取ってるような話で、こんな程度のことまで大騒ぎして新聞が取り上げてると、先生たちはますます萎縮しちゃう。それこそ、何をやっても「体罰」だって責め立てられるセイで、逆に先生が生徒からぶん殴られるようになっちゃったのとおんなじことになる。

‥‥そんなワケで、今回の20代の先生は、以前から、こうしたクイズ形式の問題を考えて出題してたそうで、それなりに人気があったそうだ。それが、今回、たまたま題材が悪かっただけなのに、校長先生から叱られるくらいは仕方ないとしても、全国紙が報じるほどのことじゃないだろう。そして、どうしてもこの問題にツッコミを入れたいなら、「不謹慎だ!」ってことじゃなくて、「高校3年生を相手にして、「41124」を逆にしたら「カていカ」だなんていう小学生でも簡単に分かるようなネタを使うな!」って部分だろう。さらに言えば、今回の問題が、正解を聞いたら誰もが「おおっ!」って感心するほどの練りに練ったトリックだったとしたら、先生たちを実名で使った設定のほうなんてぜんぜん騒ぎにならなかったと思う。あまりにもくだらない答えだったから、設定のほうが取りざたされちゃったんだと思う。だから、あたしは、この若い先生に、「もうちょっと難度の高いトリックを思いつけるように精進したまえ!」と言ってやりたい今日この頃なのだ(笑)


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2010.10.22

「きっこ賞」発進!(笑)

6月の「宝塚記念」から、G1は3連敗中のあたしだけど、今度は絶対に負けられない「きっこ賞」‥‥じゃなくて、「菊花賞」がやってきた! ここ3戦のG1の連敗、特に前回の「秋華賞」では、あたしがイチオシに選んだサンテミリオンがビリになるっていう、まるでギャグマンガみたいな惨敗を喫しちゃったので、少し頭を冷やして自分の予想を振り返ってみた。そしたら、「エヴァンゲリオン予想」と言いつつも、どんどんエヴァンゲリオンのストーリーからダッフンしてきちゃってるってことが分かったので、今回は、基本に戻って、シッカリとシンクロしたいと思う‥‥ってなワケで、今年の「菊花賞」の顔ぶれだ。


10月24日 京都11R
「菊花賞」(G1)
3歳オープン 芝3000m

1枠1番  ヒルノダムール/藤田伸二
1枠2番  レーヴドリアン/福永祐一
2枠3番  クォークスター/藤岡佑介
2枠4番  ネオヴァンドーム/武幸四郎
3枠5番  シルクアーネスト/松山弘平
3枠6番  ビッグウィーク/川田将雅
4枠7番  ミキノバンジョー/太宰啓介
4枠8番  トレイルブレイザー/和田竜二
5枠9番  シルクオールディー/四位洋文
5枠10番 ローズキングダム/武豊
6枠11番 リリエンタール/安藤勝己
6枠12番 ビートブラック/幸英明
7枠13番 ゲシュタルト/池添謙一
7枠14番 コスモラピュタ/津村明秀
7枠15番 トウカイメロディ/吉田隼人
8枠16番 カミダノミ/小牧太
8枠17番 アロマカフェ/柴田善臣
8枠18番 サンディエゴシチー/浜中俊


う~ん、どの馬も強そうでぜんぜん分かんないから、16番のカミダノミからぜんぶの馬に馬単で流すか?‥‥だなんて、3連敗もしてると、こんな買い方も一理ありそうな気がしてきちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、今回は、ちゃんとエヴァンゲリオンの内容に沿って予想しようと思うんだけど、あたしの競馬は、去年の「エリザベス女王杯」からスタートしたから、今回の「菊花賞」と来週の「秋の天皇賞」で、グルリと一周して、その次の「エリザベス女王杯」で2年目に突入する。だから、来週の「秋の天皇賞」が、ひとつのゴールであり、ひとつの節目であり、ひとつのターニングポイントって感じになってる。そして、今回の「菊花賞」に対応してるのが、エヴァンゲリオンの第伍話「レイ、心のむこうに」で、来週の「秋の天皇賞」に対応してるのが、第六話「決戦、第3新東京市」なんだけど、ここに、すごく大きな意味がある。

第伍話「レイ、心のむこうに」は、第5使徒ラミエルが襲来して、出動したシンジの初号機がラミエルの発射した光線で攻撃されるとこで終わってる。そして、第六話「決戦、第3新東京市」は、その続きで、オナジミの「ヤシマ作戦」でラミエルを殲滅する話だ。つまり、これは、2話でひとつのストーリーになってるワケで、その証拠に、英語のエピソードタイトルは、第伍話が「Rei I」、第六話が「Rei II」になってる。

第伍話の「レイ、心のむこうに」ってタイトルと、「Rei I」「Rei II」っていうエピソードタイトルを見れば分かるように、この2話は、綾波レイが主役だ。ストーリー自体は、これまでのように、シンジ側から見た進行が多くて、レイの描写は客観的に描かれてるから、レイが主役って言うか、レイのことを説明するためのストーリーって感じだ。で、第伍話のオープニングは、レイが零号機の起動実験をしてる回想シーンから始まる。


ゲンドウ 「起動開始」

リツコ 「主電源、全回路接続」

マヤ 「主電源、接続完了。起動用システム作動開始。稼動電圧、臨界点まで、あと0.5、0.2、突破!

リツコ 「起動システム、第2段階へ移行」

オペレーター 「パイロット、接合に入ります。システム、フェーズ2、スタート。シナプス挿入、結合開始。パルス送信。全回路、正常」

マヤ 「初期コンタクト、異常無し」

オペレーター 「左右上腕筋まで動力伝達。オールナーブリンク、問題なし」

マヤ 「チェック2550(ニーゴーゴーマル)までリストクリア」

リツコ 「第3次接続準備」

マヤ 「2580(ニーゴーハチマル)までクリア。絶対境界線まで、あと0.9、0.7、0.5、0.4、0.3、パルス逆流!」

オペレーター 「第3ステージに異常発生!中枢神経素子にも拒絶が始まっています!」

リツコ 「コンタクト停止、6番までの回路を開いて!」

マヤ 「だめです!信号が届きません!」

マヤ 「零号機、制御不能!」

ゲンドウ 「実験中止、電源を落とせ!」

リツコ 「はい!」

リツコ 「零号機、予備電源に切り替わりました!」

オペレーター 「完全停止まで、あと35秒!」

リツコ 「危険です!下がってください!」

マヤ 「オートエジェクション作動します!」

ゲンドウ 「いかん!」

オペレーター「完全停止まで、あと10秒、8、7、6、5、4、3、2、1、0」

リツコ 「特殊ベークライト、急いで!」

ゲンドウ 「レイ!」


‥‥そんなワケで、リトル長めに紹介しちゃったけど、ようするに、レイの乗った零号機が実験中に暴走を始めて、壁に頭をガンガンとぶつけたりし始めちゃったから、慌てて実験を中止にしたってワケだ。そして、駆けつけたゲンドウは、強制排出したエントリープラグの焼けたハッチのハンドルを両手にヤケドを負いながら開けて、レイを救い出す。ここで、第壱話でシンジがネルフにやってきた時に、ホータイだらけで現われたレイのケガの原因も分かるし、ゲンドウが常に手袋をしてる理由も分かるってワケだ。つまり、このオープニングは、視聴者に説明するための回想シーンってワケだ。

で、ここから「現在」に戻り、学校でのシーンや、レイの部屋を訪ねて行ったシンジが、シャワーから出てきた裸のレイに驚いて一緒に倒れてしまい、その弾みでレイのオッパイをムギュッて掴んじゃうシーンなんかもありつつ、レイのモロモロや、そんなレイに戸惑うシンジを描写してく。そして、第5使徒ラミエルが襲来して、出動したシンジの初号機がラミエルの発射した光線で攻撃されるとこで終わり、次の第六話へと続いてく。

つまり、今回の内容は、レイという不思議な存在、レイが異常にゲンドウを信頼してる理由、レイとエヴァンゲリオンとの関係性‥‥って感じのことをシンジを媒体にして明らかにしてくって流れになってる。だから、立ち位置としてはシンジが主人公なんだけど、「Rei I」っていうエピソードタイトルの通りに、テーマはレイそのものなのだ‥‥ってワケで、今回の「菊花賞」の出走馬を見てみると、レイに該当するのは、レイのイメージカラーの「白」をまとった唯一の芦毛、レーヴドリアンしかいない。芦毛の上に、「白」の1枠に入ってるし、名前の「レー」も「レイ」に解釈できる。その上、同枠の1番のヒルノダムールには「シンジ」こと藤田伸二騎手がいる。ここまで揃えば、出来杉くんなくらい完璧だ。

ちなみに、レーヴドリアンはフランス語の「レーヴ・ド・リアン」で、この「レーヴ・ド」ってのは「~の夢」って意味だそうだ。で、レーヴドリアンは「東洋の夢」って意味になる。芦毛のお母さん、レーヴドスカーは「オスカーの夢」、おんなじお母さんから生まれたレーヴダムールは「レーヴ・ド・アムール」ってことで「愛の夢」、レーヴディソールは「飛翔の夢」って意味だ。他の馬は「愛」だったり「飛翔」だったりしてるのに、レーヴドリアンだけは「東洋」と名づけられてるんだから、東洋人のレイにピッタリだ。

‥‥そんなワケで、ここでクルリンパと話を戻すけど、最初に紹介した零号機の起動実験は、第伍話の「当日」の22日前に起こったことだ。つまり、起動実験で零号機が暴走して、レイが大ケガをしてから、第壱話でシンジがネルフにやってきて、第弐話、第参話‥‥と続いてきたってことになる。だから、第伍話が「菊花賞」に対応してるってことは、「菊花賞」の日から22日前に、零号機が暴走したってことになる。

1週間は7日だから、3週間なら21日ってワケで、10月24日に開催される「菊花賞」の21日前、10月3日の日曜日には、中山競馬場でG1の「スプリンターズステークス」が行なわれてる。だけど、零号機が暴走したのは22日前だから、「スプリンターズステークス」の前日の土曜日ってことになる。それで、10月2日の土曜日の競馬を調べてみると、「中山」と「阪神」と「札幌」で開催されてて、「中山」では大きなレースはひとつもなくて、「阪神」の10Rの「シリウスステークス」と、「札幌」の11Rの「札幌2歳ステークス」だけがG3だった。

それで、あたしは、22日前に零号機が暴走したのが、この2つのG3だと睨んで、それぞれの結果を見てみた。そしたら、ものすごいことが分かった。「シリウスステークス」では、1着が9番キングスエンブレム(福永祐一)、2着が10番ラヴェリータ(和田竜二)、3着が2番チョイワルグランパ(浜中俊)って結果だったのだ。そう、今回の「菊花賞」でレーヴドリアンに騎乗する福永騎手が1着だ。これって、パーフェクトじゃない? 零号機が暴走した日に、ミゴトに1着になってる福永騎手が、その22日後の「菊花賞」で、レイと零号機に対応してる馬に乗るなんて、すでにシンクロ率は100%を超えてるだろう。

そして、もう一方の「札幌2歳ステークス」の結果を見てみたら、これまた大変なことが分かったのだ。こっちのレースでは、1着が13番オールアズワン(安藤勝己)、2着が11番アヴェンチュラ(池添謙一)、3着が2番アドマイヤセプター(四位洋文)だったんだけど、あたしが「おおっ!」と思ったのは、藤田伸二騎手が騎乗した7番ヴェイロンがビリになってたことだ。今回の「菊花賞」では、レイのレーヴドリアンと同枠の1枠に入ってる「シンジ」こと藤田伸二騎手、これが、1枠がネフルであり、第伍話の時点ではパイロットがレイとシンジの2人しかいなかったことを表わしてる‥‥って仮定すれば、22日前に初号機の起動実験をした時点では、シンジはまだネルフにきてなかったんだから、まだ初号機パイロットになってなかったんだから、藤田伸二騎手がビリになったのは自然のストーリーに沿った流れってことだ。

とにかく、零号機が暴走した22日前のメインレースで、福永祐一騎手は1着になり、藤田伸二騎手はビリになった。そして、その2人が、今回の「菊花賞」では「白」の1枠に並んで入り、福永騎手は芦毛のレーヴドリアン、「東洋の夢」に騎乗する。これは、この馬こそが第伍話のテーマである綾波レイであり、ヒルノダムールに騎乗する藤田騎手は、そのテーマを表現してく上でのサポート役、媒介者ってことになる。つまり、第伍話のテーマに対する重要性で考えれば、2番レーヴドリアンが1着、1番ヒルノダムールが2着か3着って予想が成り立つ。

それなら、もう1頭はどの馬になるのか?‥‥ってワケで、現時点でイチオシのレーヴドリアンに騎乗する福永祐一騎手は、12月9日がお誕生日だ。そして、今回のレーヴドリアンを仕上げた松田博資調教師は、1月29日がお誕生日だ。12月9日と1月29日、この偶然を必然と見れば、1番、2番、9番の馬が浮上してくるワケで、第3の馬は9番シルクオールディーってことになってくる。そして、22日前の「シリウスステークス」で、福永騎手が騎乗して1着になったキングスエンブレムも、馬番は9番だったのだ。

ただし、22日前のレースの馬番に目を向けると、「シリウスステークス」は、9番、10番、2番が1、2、3着、「札幌2歳ステークス」は、13番、11番、2番が1、2、3着になってる。両方のレースで、2番の馬が3着に入ってるのだ。だから、今回、あたしのイチオシの2番レーヴドリアンも、1着じゃなくて、「何とか入賞するが首の差で3着」みたいな結果になる可能性もあるワケだ。

今まで「エヴァンゲリオン予想」が当たった時のことを振り返ると、あたしのイチオシの馬が1着になったことはほとんどなくて、たいていは2着か3着に入って、結果的に馬券が的中してるってパターン青ばかりだ。だから、過去の結果から推測すれば、こんなにシンクロ率が高まってるレーヴドリアンだけど、この馬を軸にして3連単を狙うよりも、この馬を含めた3連複やワイドで狙ったほうがいいような気がしてくる。

‥‥そんなワケで、ここでいったん頭をリセットして、第伍話の冒頭の回想シーンに出てくる数字の部分をピックアップしてみると、「臨界点まで、あと0.5、0.2、突破!」「第2段階へ移行」「フェーズ2、スタート」「チェック2550(ニーゴーゴーマル)」「2580(ニーゴーハチマル)」「第3ステージに異常発生!」「6番までの回路を開いて!」「あと35秒!」ってワケで、ヤタラと「2」と「5」が多いことが気になる。そして、これが「第伍話」であり「第5使徒」が襲来することまで踏まえれば、数字の上では、「2」よりも「5」のほうが重要になってくる。

あたしは、この起動実験中の「2550(ニーゴーゴーマル)」とか「2580(ニーゴーハチマル)」とかが何を表わしてるのか知らないけど、「2580」から「2-5-8」っていう3連複は連想できても、「2550」から「2-5-5」って3連複はアリエナイザーになる。「2550」から連想するなら、これは枠番として考えて、2枠の1頭と5枠の2頭の組み合わせってことになる。

でも、ここで冷静になって考えれば、これが22日前の出来事を回想してるシーンであり、ここに出てくる数字は、今回の「菊花賞」には直接の影響は与えてないってことが分かる。そして、第伍話におけるリアルタイムでは、終盤で、ケガの治ったレイが、また零号機の起動実験を行なってるシーンが登場する。


ゲンドウ 「これより、零号機の再起動実験を行う。第一次接続開始」

リツコ 「主電源、コンタクト」

マヤ 「稼動電圧、臨界点を突破」

リツコ 「了解。フォーマットをフェーズ2へ移行」

オペレーター 「パイロット、零号機と接続開始。回線開きます。パルスおよびハーモニクス正常。シンクロ問題なし。オールナーブリンク終了。中枢神経素子に異常無し。再計算、誤差修正無し」

マヤ 「チェック2590(ニーゴーキューマル)までリストクリア」

マヤ 「絶対境界線まで、あと2.5、1.7、1.2、1.0、0.8、0.6、0.5、0.4、0.3、0.2、0.1、突破。ボーダーラインクリア」

マヤ 「零号機、起動しました」

レイ 「了解。引き続き連動試験に入ります」


‥‥ってワケで、この実験は成功する。つまり、22日前の「2550(ニーゴーゴーマル)」や「2580(ニーゴーハチマル)」の時は失敗したけど、第伍話のリアルタイムで行われた実験は「2590(ニーゴーキューマル)」でちゃんと起動したってワケだ。そして、このあとに「第5使徒」が襲来して初号機が出動するって流れになるから、このシーンを重要視するならば、「2590」からの「2-5-9」が気になってくる。あとは、「22日前」や「フェーズ2」などから2番を重視するか、「第伍話」や「第5使徒」から5番を重視するか、「シリウスステークス」での1着が9番だったことを重視するかによって、3連単の買い方は変わってくるだろうけど、あたしは3連複で手広く行くつもりだから、「2-5-9」は「2-5-9」だ。

だけど、ひとつだけ気になるのは、マヤのセリフが「259(ニーゴーキュー)」じゃなくて「2590(ニーゴーキューマル)」ってことだ。これだと、ナニゲに、「2-5-9を買ったらお金が0円になっちゃった」って感じがするし、マヤ自身も「チェック2590(ニーゴーキューマル)までリストクリア」って言ってて、この「リストクリア」が「投資したお金が0にクリアされた」ってフレーバーを醸し出してる(笑)

ま、そんなこと言っててもジンジャエールだから、あたしは2番レーヴドリアンと福永祐一騎手を信じて買おうと思ってる。何でかって言うと、前回、あたしは、「好きな馬を買うと当たるのにエヴァンゲリオン予想で買うと当たらない。だから菊花賞と天皇賞はエヴァンゲリオン予想で1000円、好きな馬で1000円ていうズルイ買い方をしてみようと思ってる」的なことを書いた。そして、実際にそうするつもりだった。でも、今回は、出走馬の中であたしが一番好きな馬が、「エヴァンゲリオン予想」でもイチオシになったレーヴドリアンなのだ。だから、井崎脩五郎さんで言えば、表の予想と裏の予想でおんなじ馬を選んじゃったみたいなことになってる。

‥‥そんなワケで、今回の「菊花賞」は、「エヴァンゲリオン予想」的にも、「あたしの好きな馬」的にも、イチオシは2番レーヴドリアンに決定した。だから、この馬を中心にして、「エヴァンゲリオン予想」としては、福永騎手や松田調教師のお誕生日からの「1-2-9」や、零号機の起動実験からの「2-5-9」あたりをメインにして、「あたしの好きな馬」としては、レーヴドリアンの次に好きな10番ローズキングダムや18番サンディエゴシチーなんかを絡めたりして、2000円ぶん20通り、3連複とワイドで楽しもうと思ってる今日この頃なのだ。ヒヒ~ン!(笑)


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2010.10.20

脳内しりとりの日々

あたしは、子供のころから、しりとりがヤタラと得意だった。特に、2人だけでやる1対1のしりとりが得意で、負けた記憶がない。もちろん、覚えてないだけで、何度かは負けたこともあるだろうけど、たいていは、相手が負けるか、しりとりが続いてるうちに休み時間が終わって、次の授業が始まっちゃうパターンだった。

しりとりのルールって、たぶん、全国共通で、最後が「ん」で終わる言葉を言ったら負けってことと、誰かが一度言った言葉は使えないってことだけしか明確な決まりはない。あとは、「歩く」とか「赤い」とかの動詞や形容詞はNGで、名詞じゃないとダメとか、「歩く猫」とか「赤いポスト」みたいにしてもダメとか、「ルビー」とかの最後が伸びる言葉の場合には、次の人が「び」から始めるか「い」から始めるか、こうした細かいルールはその場で決める。他にも、人の名前はダメだとか、有名人の名前ならいいけど一般人の名前はダメだとか、こうしたことは、しりとり中にそんな言葉が出てきた時点で、話し合ってルールを追加する。

ま、子供のしりとりなんて、普通は「リンゴ」「ゴリラ」「ラッパ」‥‥みたいなもんだけど、あたしが、2人だけでやる1対1のしりとりが得意だったのにはワケがある。それは、相手にどんな言葉を言わせるかってとこまで考えて、自分の言う言葉を選んでたからだ。3人以上でやるしりとりの場合は、あたしの言った言葉が、どんな言葉になってあたしのとこに戻ってくるのかが予測できない。だけど、2人の場合なら、あたしの言った言葉から相手がつなげた言葉が、そのままダイレクトにあたしに戻ってくる。だから、言葉がいっぱい余ってる序盤は難しいけど、しばらく続いて、思いつく言葉の数が減ってきたら、この技の出番になる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしのしりとりの技だけど、たとえば、あたしが「す」から始まる言葉だった場合に、もしも「スタンプ」って言っちゃうと、相手は「プール」とか「プードル」とか言う確率が高い。そうなると、あたしは「る」になっちゃうので、絶対に「スタンプ」とは言わない。「る」は、しりとりで一番難しいので、できるだけ自分には戻ってこないように操作しといて、相手を追い詰める時に「る攻撃」を繰り出すためだ。で、「スタンプ」の代わりに「スイカ」って言えば、「か」で始まる言葉なんていっぱいあるから、相手はわざわざ「カール」なんて言葉を思いつく前に、短絡的に「カメ」とかって言う。これで、あたしはラクチンに続けられる。

だけど、思いがけずに「る」がくることもあるから、そんな時は、まず、相手も思いつきそうな「る」で始まる言葉、「ルビー」「ルーレット」「ルービックキューブ」「ルパン三世」「るり色」なんてのを言って、どんどん潰してく。こうしておけば、こっちからの「る攻撃」を開始した時に、相手が使える言葉が少なくなってるから、少ない回数で追い込めることができるのだ。そして、普通に思いつく「る」で始まる言葉がだいたい出尽くしたとこで、普通にしりとりを続けてると、偶然に「る」が来たりする。これが、「る攻撃」の開始の合図だ。

あたしに「る」が来たら、間髪いれずに「る返し」をする。風邪薬の「ルル」、決まりごとの「ルール」、美術館の「ルーブル」、これらの言葉で、「る」をそのままお返しする。なんで3つも用意してあるのかって言うと、あたしが「ルル」って言って、もしも相手から「ルール」って返されたら、さらに「ルーブル」を繰り出すためだ。

でも、たいていの相手は、こんな技は知らないから、ここで長考に入る。普通に思いつく「ルビー」「ルーレット」「ルービックキューブ」「ルパン三世」「るり色」なんてのはみんな出尽くしちゃってるから、しばらく考えた末に、何とか「ルアー」なんて言ったりする。そしたら、あたしは、「アール」とか「アンプル」とか「アンサンブル」とかで返す。そして、さらに長考した相手が「流浪」なんて言葉を絞り出したら、あたしは、すかさず「ウール」で返す。それでも相手が必死になって「ルックス」なんて返してきたら、これまた速攻で「スクール」とか「ストール」とか「スツール」で畳み掛けて、相手が最後の力を振り絞って「ルミネ」なんて返してきたら、「ネイル」でトドメを刺す。

‥‥そんなワケで、「る」から始まる言葉は少ないけど、「る」で終わる言葉はマウンテンだ。あいうえおの五十音順に行くと、角度の「アール」、うなぎの「イール」、羊毛の「ウール」、応援する「エール」、ボートを漕ぐ「オール」。「か行」なら、お菓子の「カール」、カクテルの「キール」‥‥あっ!「カクテル」もだ(笑)‥‥で、かっこいい「クール」、青汁の素の「ケール」、呼ぶの「コール」‥‥ってふうに、このパターンだけでもほとんどの五十音から始まる言葉をカバーできちゃう。

ま、「クール」とか「コール」とかは、英語の場合は動詞や形容詞でもナニゲに通用しちゃうって言うズルイ技だけど、そこまでツッコミを入れる相手の場合には、「クール」はタバコの銘柄だって言えばいいし、「コール」は「コールガール」にしちゃえばいい。念のために言っとくと、いくらあたしでも、サスガに小学校の低学年のころには、「イール」だの「クール」だの「コールガール」だのは知らなかった。これらは、中学校や高校になってから、あたしの「しりとりカード」に加えられてったものだ。とにかく、こっちからはいくらでも攻撃できるから、相手が力尽きるのは時間の問題だ。

そして、あたしは、相手も「る攻撃」の技を身につけてた場合に備えて、「ら攻撃」「り攻撃」「れ攻撃」「ろ攻撃」の技も体得してる。だから、2人しりとりなら、ほぼ無敵なのだ。で、小学校の時よりも遥かに多くの言葉を知った中学校や高校になってからは、あたしのしりとりの技にもグッと磨きが掛かってきたんだけど、相手だってそれなりに知ってる言葉の数が多くなってきてたから、「何でもアリ」のルールでやっちゃうと、なかなか勝負がつかなくなった。それで、考え出したのが、少し高度なしりとりだ。

高度なしりとりには、「4音の言葉だけ」とか「5音の言葉だけ」とかってふうに、音数を決めてやるものと、「食べ物の名前だけ」とか「動物の名前だけ」とかってふうに、ジャンルを決めてやるものがあって、一番高度なのは「5音の食べ物の名前だけ」っていう合体ルールだ。だけど、この合体ルールで、あたしと互角に渡り合える人はいなかったから、いつもは「5音の言葉だけ」とか「食べ物の名前だけ」とかで遊んでた。


きっこ 「オムライス」

ヨーコ 「スイカ」

きっこ 「カキフライ」

ヨーコ 「イ‥‥イ‥‥イタ飯!」

きっこ 「イタ飯は食べ物の名前じゃないじゃん!」

ヨーコ 「なんで?食べ物じゃん!」

きっこ 「違うよ!イタ飯ってのは中華料理とかフランス料理って言うのと一緒だから食べ物そのものの名前とは違うよ」

ヨーコ 「そうか‥‥じゃあ、イカリング!」

きっこ 「グ‥‥グ‥‥グミ!」

ヨーコ 「おおっ!サスガだね!ミはミートソース!」

きっこ 「スープスパゲッティ」

ヨーコ 「ティ?イ?」

きっこ 「どっちでもいいよ」

ヨーコ 「じゃあ、ティラミス!」

きっこ 「酢昆布」

ヨーコ 「きっこはグミとか酢昆布とか駄菓子が多いね(笑) 酢なら酢ダコもあったのに」

きっこ 「酢ダコはコで終わるからヨーコに有利じゃん。酢昆布にしてブで終わらせたほうが困るでしょ?(笑)」

ヨーコ 「そこまで考えてんのかよ!まいったね(笑) え~と、ブ‥‥ブ‥‥ブ‥‥ブリ大根!‥‥じゃなくてぇ~~~そうだ!ブリの照り焼き!」

きっこ 「ま、いいか。じゃあ、切干大根じゃなくてぇ~~~キスの天ぷら!(笑)」

ヨーコ 「ラーメン!‥‥ライス!」

きっこ 「ギリギリセーフでいいや(笑) でもまたス?じゃあ今度は酢ダコ」

ヨーコ 「コは、コは、コーンフレーク」

きっこ 「正しくはポテトチップスとおんなじでコーンフレークスだけど、そうするとまたスになっちゃうからそのままでいいや(笑) クは、クジラの竜田揚げ」

ヨーコ 「ゲかよ!ゲ‥‥ゲ‥‥ゲゲゲのゲ~~♪ ゲはゲソ焼き!」

きっこ 「まあいいか。キはキーマカレー」

ヨーコ 「レーズン‥‥パン‥‥じゃなくて、バター!レーズンバター!」

きっこ 「レーズンでンがついて、焦ってパンを付け足したのにンがついて、それでレーズンバター?」

ヨーコ 「堅いこと言わないでよ~~」

きっこ 「バターだけに?」

ヨーコ 「のわっ!」


高校時代のあたしは、多摩川の土手に座って、こんなことをしてたんだから、ホントに時間を無駄にしてたワケだけど、何よりも楽しかったのが、授業中の「絵しりとり」だった。ルーズリーフの紙を1枚取って、横向きにして、左上の端っこに何かの絵を描く。たとえば、猫の絵を描いて、その絵から右に矢印を書く。そして、小さく折って目立たなくして、後ろの席の子にソッと手渡す。すると、その子は、あたしの描いた絵を見て、それが何なのかを判断して、しりとりで絵を描く。だから、あたしの描いた絵が猫だと判断されれば、「ねこ」の「こ」から始まる絵を描くんだけど、他の動物だと判断されたら、おかしなことになってっちゃう。

後ろの席の子は右隣りの子に回して、その子は前の席の子に回して、それで、あたしに戻ってくる。そして、先生に見つからないように、この4人でグルグルと紙を回して、絵のほうも紙の中心に向かって渦巻き状に描かれてって、授業が終わって休み時間になると、4人で答え合わせをする。たいていは、「え~~!なんでこれがプードルなのよ?どう見ても盆栽じゃない!きゃはははは~!」ってことになるから、この答え合わせが楽しいのだ。

‥‥そんなワケで、社会人になってからは、誰かとしりとりをすることなんてメッタになくなったけど、それでも、あたしは、1人でしりとりをしてる。車の運転中とか、お風呂に浸かってる時とか、病院で治療器に掛かってる間とか、「今日は7音の言葉」とかって難しいルールにして、頭の中で、1人で黙々としりとりをしてる。「フィアットパンダ」「ダンスパーティー」「ティンパンアレイ」「泉谷しげる」「ルクセンブルク」「苦情窓口」「ちんちん電車」「シャッターチャンス」「スクール水着」「業務連絡」「クック船長」「運搬会社」「シャンパンファイト」「トーテムポール」「留守番電話」「ワンダーランド」「ドーナツショップ」「プラネタリウム」「無色透明」「イーピン単騎」「きっこの日記」ってワケで、おアトもよろしく決まっちゃった今日この頃なのだ(笑)


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2010.10.19

戦友の恋

あんまり知られてないと思うけど、今年、2010年は「国民読書年」だ。これは、今から2年前の2008年6月の国会で、「文字・活字文化振興法の制定・施行5周年にあたる2010年を国民読書年に制定しましょう」ってことで、衆参両院の全会一致で採択されたものだ。ようするに「たくさん本を読んで文字や活字の文化を振興しましょう」ってことなんだけど、2008年6月と言えば、自民党のフクダちゃんが総理大臣の時だ。そして、この決議が採択された3ヶ月後に、フクダちゃんが逆ギレして政権を丸投げしちゃって、そのアトガマになったのが、皆さんご存知の通り、「文字・活字文化振興法」とは正反対の、中学生レベルの漢字の読み書きもできないフロッピー麻生だってんだからシャレにならない(笑)

ま、そんなことよりも、わずか2年前の話なのに、フクダちゃん→フロッピー麻生→ハトポッポ→空缶ちゃんと、もう4人も総理大臣が代わってるってことのほうが重大だ。「みんなで本を読みましょう」なんて決議なら、誰が総理大臣の時に決まったって構わないけど、たとえば、これが「徴兵制度」とかだったらどうだろう? 2年前のフクダちゃんの時に、もしも「2年後の2010年から徴兵制度を導入する」って決議が採択されてたとして、今年から徴兵制が施行されたトタンに大問題が起こったとしたら、現在の総理大臣の空缶ちゃんは「それは政権交代する前に決まったことですし、4人も前の総理大臣の時に決まったことですから、私は関係ありません。文句があるならフクダさんに言ってください」とか言い出しそうだ。

現在の総理大臣の空缶ちゃんにしても、こないだの尖閣諸島の問題で野党から攻撃されたら、「5年後、10年後に、ああ、あの時の判断は正しかったんだ、と分かるはずです」だなんてノンキなことをノタマッてたけど、菅内閣なんて来年の3月までしか持たなそうだし、「5年後、10年後」なんて言ったら、どこの政党が政権与党になってるかも分からない。だいたいからして、来年のことも分からないような不安定な政権が続いてる状況で、「5年後、10年後」の話をするほど無責任なことはないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今日は政治のことを書く気はないので、クルリンパと頭に戻っちゃうけど、今年、2010年は「国民読書年」だ。その上、今は毎年恒例の「読書の秋」だから、「国民読書年×読書の秋=とにかくいっぱい本を読もう」ってことになる。だけど、あたしは、好きな作家の本を楽しみながら少しずつ読むのが好きだから、いっぱいは読めない。よく、「毎日1冊読んでます」とか「年間300冊は読んでます」とか、読んでる本の数を自慢する人がいるけど、あたしから見ると「なんだかな~」って感じだ。だって、そんな読み方をしても、ちっとも楽しくなさそうだからだ。まるで「1冊読んだらいくら」っていう内職で本を読んでるみたいだし、まるで自分にハクをつけるために本を読んでるみたいだし、こんな読み方をする人に読まれる本がカワイソウだと思う。

あたしは、好きな作家の本を読み始めると、最初は夢中で読んでるんだけど、3分の1くらい読んだとこで、だんだんページの残りが減るのがもったいなくなってくる。そして、半分を過ぎると、その気持ちが強くなって、まだまだ本を読む時間があっても、「今日はここまでにしとこう」って思って、キリのいいとこまで読んだら栞をして、楽しみを次の日にまわす。そして、毎日、少しずつ、その作家の世界観を味わいながら楽しむ。だけど、いったんは栞をして本を閉じて、ラジオを聴いたりネットをしたりと別のことを始めても、どうしても続きが読みたくなって、「あと10ページだけ」って決めて、また読み始めたりしちゃうことも多い。

こんな感じだから、あたしは、平均的な長さの小説なら、だいたい5日から1週間くらいかけて読む。あまりにも面白すぎて、あまりにも夢中になりすぎて、ガツガツと読んじゃうこともあるけど、それでも最低3日はかける。たとえば、何らかの理由で、明日までに読まなきゃならないとか、そうした特別な事情がある時は別だけど、普通に図書館で借りてきた本の場合は、2週間も借りていられるから、最初は楽しみながら時間をかけて少しずつ読んで、すごく面白かったら、返す前に、もう一度、今度は1日か2日で読む。そして、2回目に読む時は、1回目とは別の視点で、あんまり感情移入しないように気をつけて、客観的に読むようにしてる。そうすると、1回目に読んだ時には気づかなかったモノが見えてくる場合があるからだ。

‥‥そんなワケで、今年は「国民読書年」だし、今は「読書の秋」だから、あたしが最近読んで一番面白かった本を紹介する。去年の12月に発行されたので、もう新刊とは呼べないけど、大島真寿美さんの小説「戦友の恋」だ。あたしは、常に「読みたい本ベスト10」みたいなのが頭の中にあって、この「戦友の恋」もずっと頭の中のリストに入ってたんだけど、もっと優先して読みたい本があったり、図書館で借りようと思った時にちょうど貸し出し中だったりで、延ばし延ばしになってた。それで、最初は「読みたい本ベスト10」の5番目くらいだったのが、その上の本を読み終えたことによって少しずつ順位が上がってきて、とうとう1位になっちゃったので、先週、ようやく図書館で借りてきて読んだ。

で、読み始めてみたら、これが期待以上に面白くて‥‥って、大島真寿美さんの小説なんだから面白いに決まってるけど、そうじゃなくて、前に読んだことのある小説の続き‥‥じゃなくて、スピンオフ‥‥でもなくて、別バージョン‥‥とも違うし、こう言うのって、何て呼んだらいいのかな? とにかく、この小説を初めて読んだ人も、もちろんとっても楽しめるけど、以前の小説、5年くらい前の「ほどける とける」を読んでると、さらに激しく楽しむことができるような作りになってるのだ。

大島真寿美さんの小説「ほどける とける」は、「大和湯」っていう銭湯の孫娘の美和ちゃんが主人公で、美和ちゃんの一人称で書かれてる。美和ちゃんは高校を中退して、いくつかのバイトをやったんだけど長続きせずに、今はおじいちゃんの経営する銭湯の受付をやってる。お酒を飲んだりするし、高校時代の同級生は大学に通ってるから、たぶん20歳とか21歳とかなんだと思う。お父さんとお母さんは別の仕事をしてて、生意気な弟がいる。で、「大和湯」の受付をやりながら、これからの自分の将来を漠然と不安に思ったりしてる。

その「大和湯」に、いつもやってくる佐紀さんていう女性がいるんだけど、あたしと同年代の30代後半で、あたしとおんなじ独身で、あたしとおんなじひとり暮らしで、あたしとおんなじ自由業で、少女マンガの原作者をやってる。そして、あることで美和ちゃんは佐紀さんと仲良くなり、佐紀さんを取り巻く人たちともいろんなことが起こるんだけど、もしかしたら、これから読む人もいるかもしれないので、内容については何も書かないことにする。

とにかく、銭湯の孫娘の美和ちゃんが主人公で、その子を中心としたモロモロのお話ってワケで、メインになってるのが年上の佐紀さんと構築してくヘンテコな友情だ。そして、こんなこと言ったら、大島真寿美さんにも、大島真寿美さんのファンの人たちにも激しく失礼なんだけど、まるで「きっこの日記」を読んでるようなウルトラ一人称の文体が、あまりにも楽しすぎるのだ。読点「、」だけで双方のセリフを区切り、句点「。」のないままズルズルと続いてく独特の文体が、とってもポップなリズム感を生み出してて、知らず知らずのうちに「主人公の脳内」という立ち位置に読み手を立たせ、文章には書かれてない微妙な心象までもが感じられてくる。

文体の面白さで引きつけるだけ引きつけておいて、各章の最後には、幼い子供が飽きたオモチャを投げ出すように、文章をポイッと放り投げる。人気作家の中には、「どうだ!俺の文章表現力は!」と言わんばかりに、凝りに凝った言い回しをクドクドと続けてる人もいるけど、大島真寿美さんの文章には、別れた恋人のことをいつまでもウジウジと考えてるような湿っぽさはミジンもない。必要最小限の言葉だけを丁寧に並べて、あとは読み手の感性に委ねるタイプのエンディングだから、潔くって気持ちがいいのに、何とも言えない余韻が残る。ある意味、俳句的な手法だ。

そして、今回、ようやく読むことができた「戦友の恋」は、「ほどける とける」に登場した少女マンガの原作者の佐紀さんが主人公だ。そして、まったく別のストーリーなんだけど、「ほどける とける」とおんなじ時間軸で書かれてるから、「ほどける とける」と数多くの接点がある。たとえば、この両方の小説には、舞台である「大和湯」の他に、もう1ヶ所、「リズ」っていうライブハウスが重要な場所になってるんだけど、佐紀さんと美和ちゃんが2人で一緒に「リズ」にライブを観に行くクダリがある。そのシーンは、「ほどける とける」では美和ちゃんの視点から、「戦友の恋」では佐紀さんの視点から描かれてる。他の出来事も、こんなふうに、それぞれの視点から描かれてる。

だから、どちらか一方の小説だけを読んでも、文句なしに面白いんだけど、両方を読むと、「ああ、あの時の佐紀さんはこんなふうに美和ちゃんのことを見てたのか!」っていう発見があって、ものすごく楽しくなる。そして、もちろん、他にも個性的な登場人物が何人もいるので、佐紀さんと美和ちゃんとAさんていう3人だったり、佐紀さんと美和ちゃんとBさんとCさんていう4人だったりで起こった出来事の場合には、「ほどける とける」での美和ちゃんからの視点と、「戦友の恋」での佐紀さんからの視点とが、もっと立体的になってきて、「なーるほど!」の連発になる。

‥‥そんなワケで、今回、大島真寿美さんの「戦友の恋」を読み始めたら、前に読んだことがある「ほどける とける」の人たちが次々と登場して、その「ほどける とける」で読んだ記憶のある出来事が別の角度から書かれてたもんだから、あたしは、なんか、すごく懐かしい人たちに再会したみたいな気持ちになった。大島真寿美さんの小説の魅力は、夢中になって読み進められる文体の楽しさと、卓越した心象描写力と、夏の縁側でラムネを飲んだあとみたいな爽やかな読後感だけど、今回は、それに、何とも言えない郷愁みたいな感覚まで味わうみとができた。あまりにも楽しくて、残りのページが減ってくのがもったいなくて、少しずつ大切に味わいながら読んだけど、それでも1週間は持たなくて、5日くらいで読み終えちゃった。だから、今度は、何年か前に読んだ「ほどける とける」を借りてきて、もう一度、読み直してみようと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.10.17

あたしはビリ姫(笑)

負けたどぉ~~~!‥‥ってセリフも言い飽きてきたけど、一攫千金を夢見て無茶な3連複にすべてを賭けた「秋華賞」は、あまりにもミゴトに、まさに「完膚なきまで」に惨敗した! どれくらい「完膚なきまで」なのかってことをお知らせするために、まずは実際の着順を書いてみる。


1着  15番アパパネ
2着  10番アニメイトバイオ
3着  4番アプリコットフィズ
4着  17番ワイルドラズベリー
5着  1番レディアルバローザ
6着  13番ディアアレトゥーサ
7着  16番クラックシード
8着  7番レインボーダリア
9着  9番アグネスワルツ
10着 18番プリンセスメモリー
11着 8番オウケンサクラ
12着 2番ベストクルーズ
13着 12番アンティフリーズ
14着 6番コスモネモシン
15着 11番エーシンリターンズ
16着 3番ショウリュウムーン
17着 14番タガノエリザベート
18着 5番サンテミリオン


‥‥ってワケで、あたしの予想した2番、3番、4番、5番、13番の5頭は、4番アプリコットフィズが何とか3着に入っただけで、あとは6着、12着、16着、18着っていうナサケナイザーな結果な上に、あれほど連呼してたサンテミリオンはビリになっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、2番、3番、4番、5番、13番の5頭の組み合わせて、3連複を10通りとワイドを10通りでピッタリ2000円になったので、今回は複勝は買えなかった。だから、アプリコットフィズが3着になったのも関係なくて、完全に全滅した。ま、予想がハズレて全滅ってのは何度もあるけど、今回、「完膚なきまで」って言ってるのは、予想した馬が来なかっただけじゃなくて、「赤」に関連してるから「来ない」って予想した3頭のうち、アパパネは1着になり、ワイルドラズベリーは4着、レディアルバローザは5着と、みんな入賞してるのだ。

つまり、あたしが「来る」って予想した馬たちが来なかっただけじゃなくて、「来ない」って予想した馬たちが来たワケで、これぞ完全なる敗北、まさに「完膚なきまで」の惨敗だろう‥‥って、この話には、まだ続きがある。実は、京都の「秋華賞」の裏の東京の11R「府中牝馬ステークス」の出走表を見たら、2008年の「秋華賞」でブラックエンブレムに次いで2着に入り1000万円馬券を出したムードインディゴの名前を見つけたのだ。それから、あたしの応援してるカレイジャスミンの名前もあったので、あたしは、この2頭の複勝を100円ずつ買い足してたのだ。

そしたら、ムードインディゴは17頭中の14着、カレイジャスミンに至っては17着のビリになっちゃった。つまり、あたしは、「秋華賞」と「府中牝馬ステークス」の両方のレースで、ビリの馬を的中させちゃったのだ‥‥って言うか、あたしが「来る」と思って選んだ馬が、両方のレースで、予想とは正反対のビリになっちゃったのだ。「秋華賞」は3歳牝馬の限定レース、「府中牝馬ステークス」も牝馬の限定レースなので、この2つのレースに出走したのはみんな女の子なワケで、ようするに、あたしは、両方のレースの「ビリ姫」を当てちゃったことになる。

「ビリ姫」だなんて、まるで1997年から2002年まで文化放送で放送してた古本新之輔(現在は「古本新乃輔」と表記)の「ちゃぱらすかWOO!」の中の「MEGA MAX」での天久美奈子(現在は結婚したために「井上美奈子」)じゃん!‥‥だなんて、2つも注釈を入れた長い喩えをしちゃったけど、これが分かる人は100人に1人くらいだと思う。だから、一応、説明しとくと、平日の夜の帯で毎晩10分ずつ放送してたMAXの番組で、MAXの4人がゲームをやって、ビリになったメンバーを「ビリ姫」って呼んでたんだけど、どんなゲームをやっても、ヤタラと美奈子が「ビリ姫」になってたのだ。

‥‥そんなワケで、2つのレースで両方とも「ビリ姫」を当てちゃったあたしは、ナニゲに美奈子の気分になって、野太い声で、遠~い空を見て~る♪(ミナコ~!)あ~なたの瞳~♪‥‥って歌い出して、ついでに、ず~っと好きだか~ら♪(レイナ~!)いつも~~そ~ばに~いて♪(せ~の!)ラ~イドンナイ~ライドンナ~ライドンタ~イ♪‥‥ってことになっちゃうワケだ。ちなみに、今さら言うのもアレだけど、MAXの「Ride on time」の歌詞は、「Ride on time」を繰り返してるんじゃなくて「Ride on night Ride on now Ride on time」だから、実際に歌うと「ラ~イドンナイ~ライドンナ~ライドンタ~イ♪」になる。

で、話をクルリンパと競馬に戻すけど、今回の「秋華賞」は、1着がアパパネ、2着がアニメイトバイオ、3着がアプリコットフィズと、3頭とも「ア」で始まる名前の馬が勝ってる。今回は、他にも、アグネスワルツとアンティフリーズ、合計5頭も「ア」で始まる馬が出走したけど、そのうちの3頭ず1、2、3着になるなんて、偶然にしちゃあ出来杉くんだ。こんなことなら、「秋華賞」の「秋」にカケて「ア」で始まる馬だけを選び、その5頭の組み合わせで3連複を買っとけば良かったってことになる。

ただし、今回、アパパネ、アニメイトバイオ、アプリコットフィズの組み合わせイは人気が高かったから、3連複が3250円、3連単でも12550円しかつかなかった。3連複で3250円だなんて、あたしのこないだのワイドよりも配当が低い。それに比べて、「府中牝馬ステークス」のほうは荒れたから、3連複が60680円、3連単が423340円もついた。このくらいの配当になれば、10通り、20通り買っても十分すぎるほどの意味がある。つーか、3連単が40万円もつくのなら、100通り買って1万円払っても大儲けだ。

でも、ここで、気持ちを落ち着けて考えてみると、秋のG1の第1戦だった、こないだの「スプリンターズステークス」も、今回の「秋華賞」も、あたしの「エヴァンゲリオン予想」は惨敗続きだ。それどころか、3ヶ月前の「宝塚記念」も負けてるから、G1だけを見ると3連敗だ。3連複も3連単も当たらずに3連敗だなんて、まるでギャグだ。だけど、G1のお休み期間中や合間にチョコチョコとやってきたG2やG3は、そこそこ的中してる。先週なんか、「京都大賞典」と「毎日王冠」が両方とも当たった。

それで、あたしは、さらに気持ちを落ち着けて考えてみたら、ものすごく基本的なことに気づいたのだ。何かって言うと、G1はすべてエヴァンゲリオンのストーリーにコジツケた「エヴァンゲリオン予想」をしてるのに対して、その他のレースは単に「好きな馬」を買ってるだけなのだ。つまり、G1にしても、変なことをしないで、普通に好きな馬だけを買ってれば、もうちょっと当たってたんじゃないのか?‥‥ってことだ。

実際、今回の「秋華賞」にしても、純粋に好きな馬を選ぶとしたら、1番がアパパネ、2番がオウケンサクラ、3番がアニメイトバイオ、4番がベストクルーズ‥‥って感じなので、好きな馬だけを選び、その組み合わせで3連複とワイドを買ってたら、マイナス収支だとしても、ワイドは当たってたことになる。だから、あたしは、今回、自分の予想はハズレちゃったけど、1番好きなアパパネが、ものすごい末脚で外から差したのを観て、とってもコーフンしたし嬉しかった。心から「三冠おめでとう!」って思った。

‥‥そんなワケで、あたしは、このままG1で負け続けるのもイヤだから、純粋に好きな馬だけを買ってみようかと思ってる。だけど、ここまで続けてきた「エヴァンゲリオン予想」を途中で打ち切りにする気もないし、何よりも最後の最後の「秋の天皇賞」で大爆発する予感がマンマンだ。だから、ものすごく虫のいい話になっちゃうけど、次の「菊花賞」とその次の「秋の天皇賞」は、「みんなのKEIBA」の井崎脩五郎さんのマネをして、表の予想と裏の予想、つまり、「エヴァンゲリオン予想」と「好きな馬だけの予想」の2本立てで行こうと思ってる。こうすると、2000円の予算を半分こにして1000円ずつしか買えなくなっちゃうけど、それでも、コジツケ予想の楽しみを味わいつつ、的中する確率もアップするんだから、なかなかワンダホーなアイデアだと思った今日この頃なのだ。


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2010.10.16

秋に咲くのは黒い華?

いよいよ、秋のG1の第2弾「秋華賞」がやってきた。もともとは、このあとの「エリザベス女王杯」が3歳牝馬のレースだったんだけど、1996年に「エリザベス女王杯」が「3歳以上の牝馬」ってことになったので、その代わりの3歳牝馬のレースとして「秋華賞」が設立されたそうだ。だから、歴史は浅くて、まだ今回で15回目の若いレースなんだけど、あたしがワクワクしてるのは、思わぬ大穴が出るレースだからだ。よく分からないけど、コースの特性で、ちょっとゴチャゴチャしちゃう場所があるそうで、そのために、強い馬でも枠順が悪かったりコース取りを失敗したりすると前に出られなくなり、思わぬ馬が勝っちゃったりする。

有名なのは、2年前、2008年のレースで、ブラックエンブレム、ムードインディゴ、プロヴィナージュっていう人気の低かった3頭が1、2、3着に入り、3連単の配当が、ナナナナナント! 1098万2020円もついちゃったのだ! そう、100円が1000万円以上になったワケで、 3連複でも約187万円、ワイドでも5万円以上のスーパー万馬券だ!‥‥ってワケで、今年の「万馬券の素」はこんな顔ぶれになった。


10月17日 京都11R
「秋華賞」(G1)
3歳オープン 牝 芝1200m

1枠1番  レディアルバローザ/幸英明
1枠2番  ベストクルーズ/三浦皇成
2枠3番  ショウリュウムーン/四位洋文
2枠4番  アプリコットフィズ/武豊
3枠5番  サンテミリオン/藤岡佑介
3枠6番  コスモネモシン/和田竜二
4枠7番  レインボーダリア/秋山真一郎
4枠8番  オウケンサクラ/内田博幸
5枠9番  アグネスワルツ/柴田善臣
5枠10番 アニメイトバイオ/後藤浩輝
6枠11番 エーシンリターンズ/福永祐一
6枠12番 アンティフリーズ/松岡正海
7枠13番 ディアアレトゥーサ/安藤勝己
7枠14番 タガノエリザベート/小牧太
7枠15番 アパパネ/蛯名正義
8枠16番 クラックシード/吉田豊
8枠17番 ワイルドラズベリー/池添謙一
8枠18番 プリンセスメモリー/浜中俊


すべて3歳の女の子だから、人間で言えば中学生か高校生くらいの感じで、「AKB48」ならぬ「SKS18」ってことになる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、去年の「エリザベス女王杯」から本格的に競馬を始めたから、「エリザベス女王杯」よりも前に開催される「秋華賞」は、今回が初めての予想になる。それで、とりあえず、過去3年のレース結果を見てみたら、とっても面白いことが分かった。3年前の2007年にはダイワスカーレットが1着になり、2年前の2008年にはブラックエンブレムが1着になり、去年の2009年にはレッドディザイアが1着になってたのだ。そう、「赤」「黒」「赤」と来てるんだから、今年は「黒」に関係した馬が1着になるってワケ‥‥なのか?(笑)

ザッと見回したところ、今回は、「黒」に関係した名前の馬はいないけど、少なくとも「赤」に関係した馬は来ないってワケで、「バラの夜明け」を意味する1番レディアルバローザ、「ハワイの赤い小鳥」の名前の15番アパパネ、「真っ赤な色」をした17番ワイルドラズベリーの3頭は、「赤」「黒」「赤」の順番で言えば、今年は「来ない」ってことになる。そして、オレンジ色の4番アプリコットフィズ、虹色の7番レインボーダリア、淡いピンクの8番オウケンサクラあたりも、今年の「黒」には遠い色だ。

ま、その辺のことは置いといて、とにかく「エヴァンゲリオン予想」を始めちゃうけど、今回の「秋華賞」は、第四話「雨、逃げ出した後」に対応してることになってる。だけど、今回、何よりも難しいのが、この第四話には、使徒も登場しないしエヴァンゲリオンも登場しないってことだ。前回の使徒との戦いで、エヴァンゲリオンに乗ることに疑問を感じたシンジは、数日間、学校を休んで引きこもってた挙句、ミサトに置き手紙をして家出しちゃう。そして、電車で遠くまで行き、映画を観たりして時間を潰してるんだけど、たまたま1人でキャンプに来てたクラスメートのケンスケと会い、一緒にテントにいるとこを探しにきたネルフの人間に見つかり、連れ戻されちゃう。

だけど、思春期の少年特有の精神状態みたいなのもあって、ミサトと対立したシンジは、初号機パイロットを続けることを拒否して、ネルフを去ることになる。そして、トウジやケンスケとの別れもありつつ、駅のホームに立つんだけど、電車が来ても決心がつかずに乗ることができない。そこにミサトが車で駆けつけて、バツが悪そうに「た、ただいま‥‥」と言うシンジと、「おかえりなさい」と言うミサト‥‥ってストーリーだ。

こないだも書いたけど、この第四話の英語圏向けのエピソードタイトルは「Hedgehog's Dilemma」になってる。「Hedgehog」は「ハリネズミ」のことで、「ヤマアラシ」は「Porcupine」だけど、たぶん「ヤマアラシのジレンマ」って意味でつけたタイトルだと思う。だから、第参話でのリツコとミサトの次の会話の答えが、この第四話のラストシーンてことになる。


リツコ 「今のシンジ君は、心のどこかで痛みに怯えて臆病になっているんでしょうね」

ミサト 「ま、そのうち気づくわよ。大人になるってのは近づいたり離れたりを繰り返して、お互いがあんまり傷つかずに済む距離を見つけ出す‥‥ってことに」


ミサトとどんなふうに接していいのか分からなかったシンジが、ようやくその糸口を見つけ出すってのが第四話のポイントなんだけど、その背景には、シンジが初号機パイロットを続けるかどうかを迷い、一時的にでもネルフから登録抹消されるって流れが組み込まれてる。そして、この状況を「エヴァンゲリオン予想」的に見てみると、初号機は、一時的にでも自分のパイロットを失ってしまったことになる。

第四話の中では、「もしもボクが初号機に乗らなくなったら?」「レイが乗るでしょうね」っていうシンジとミサトの会話があって、その後、ホントにシンジがネルフを去ることになると、ゲンドウは「初号機のデータをレイに書き換える」って言ってる。こうした流れを見ると、使徒もエヴァンゲリオンも登場しない第四話では「パイロットが変更になる」ってことがキーワードになるワケで、今回の「秋華賞」の出走馬を見ると、1頭の馬が浮かび上がってくる。そう、5番のサンテミリオンだ。

これまた、こないだも書いたけど、今回、サンテミリオンには、横山典弘騎手が乗ることになってた。だけど、横山騎手は、9月26日の中山の3Rで落馬して重傷を負ってしまい、年内の復帰は無理な状態だ。そのため、今回の「秋華賞」では、横山騎手に代わって藤岡佑介騎手が乗ることになった。つまり、「エヴァンゲリオン予想」としては、一時的にでも自分のパイロットを失ってしまった初号機は、このサンテミリオンてことになる。

‥‥そんなワケで、ここでいったんコマーシャル‥‥じゃなくて、いったん話をクルリンパと戻して、最初に書いた「赤」「黒」「赤」についてだけど、あたしは、この流れだけから「今回の勝馬は黒」って予想したワケじゃない。今回の「秋華賞」が第四話に対応してると考えると、まだアスカは登場してないのだ。アスカが初めて登場するのは、第八話「アスカ、来日」なので、第四話の時点では、赤いエヴァンゲリオンも赤いプラグスーツも物語中には存在してない。だから、「赤」に関連した馬は来ないことになる。

さらに言えば、今回の「秋華賞」に出走登録してた馬の中に、あのアスカトップレディがいたのだ。抽選もしてもらえない最下位登録みたいだったので、出走できる可能性は極めて低かったけど、それでも、「登録してたのに出走できなかった」って事実は、「まだ第四話だからアスカの出番じゃない」ってことになる。そして、「アスカの出番じゃない」ってことは、「赤」に関連した馬は来ないってことなのだ。

でも、これじゃあまりにも苦しいので、あたしは、今回とおんなじ「黒」が勝って、1000万円馬券が飛び出した2008年の「秋華賞」の勝馬のことを調べてみた。そしたら、なかなか面白いことが分かったのだ。1着になったブラックエンブレムは、お父さんがウォーエンブレム、お母さんがヴァンドノワールっていう名前なんだけど、このお母さんのヴァンドノワールってのは、フランス語で「黒ワイン」のことだそうだ。それで、お母さんの名前から「ノワール(黒)」を英語の「ブラック」に変えて、お父さんの名前の「エンブレム」と合わせて、ブラックエンブレムって名前にしたそうだ。

それから、3着になったプロヴィナージュは、前にも別のレースの時に書いたことがあるけど、これもフランス語で、ワイン用のブドウの木の伝統的な植樹法の名前なのだ。つまり、「黒」が勝って1000万円馬券が出た時の「秋華賞」では、1着と3着の馬の名前が両方とも「フランスのワイン」に関係してたってことになる。

そして、満を持して&声を大にして言わせてもらうけど、サンテミリオンてのは、目薬の名前なんかじゃなくて、フランスの有名なボルドーワインの産地のひとつなのだ。あたしは、ワインは紙パックの業務用のしか飲まないから、知ってる名前は「メルシャン」くらいで、舌を噛みそうな長い名前のワインはぜんぜん分からないけど、少しでもワインに詳しい人なら、サンテミリオンを知らない人はいないほど有名らしい。

‥‥そんなワケで、過去3年間の「秋華賞」の3連単の配当を見てみると、「赤」のダイワスカーレットが1着になった2007年は3万7630円、「黒」のブラックエンブレムが1着になった2008年は1098万2020円、「赤」のレッドディザイアが1着になった2009年は4640円になってた。だから、「赤」の年は本命馬が入賞して小さな配当、「黒」の年は大穴が出てるってワケで、順番通りに今回が「黒」だったとしたら、それなりに大きな配当が期待できる。

だけど、これほど「赤」「黒」「赤」って騒いでるワリには、まだ「黒」に関係した馬は見つかってない。あたしのイチオシのサンテミリオンにしても、第四話の内容に合わせて「騎手が交代した」って点と、あとから分かった「フランスのワインつながり」って点がシンクロしてるだけで、「黒」とは関係ない。ものすごく無理すれば、サンテミリオンは黒鹿毛の馬なんだけど、他にも黒鹿毛の馬は何頭も出走するし、出走できなかったアスカトップレディまでもが黒鹿毛だから、何の説得力もない。

ちなみに、あたしは、「黒」とは正反対の「芦毛」が好きで、今回は2番のベストクルーズが唯一の芦毛馬だ。だから、レイの零号機が活躍する回に対応してれば、何の迷いもなく「白」ってことからベストクルーズをイチオシにしたんだけど、残念ながら、今回のキーワードは「黒」なのだ‥‥って思いつつ、ベストクルーズの血統を見てみたら、おおっ! お父さんの名前がクロフネだった! なるほど!クロフネの子供だからベストクルーズって名前にしたんだね! オマケに、お母さんの名前がマサコチャンだったから、これはイイ感じだ。さらには、騎乗するのが三浦皇成騎手だから、彼女は「ほしのあき」ってワケで、「あき」は「秋華賞」の「秋」とシンクロしてる。

‥‥そんなワケで、他にも無理やりに「黒」に関係した馬を探すとすれば、あとは「黒」の2枠の2頭、3番のショウリュウムーンと4番のアプリコットフィズくらいしか思いつかない。そして、そうなると、ここまでに名前をあげた馬は、2番ベストクルーズ、3番ショウリュウムーン、4番アプリコットフィズ、5番サンテミリオンてワケで、2、3、4、5って並んじゃった。だけど、ここで、ものすごく気になることが浮上してくる。それは、第四話のラストシーン、シンジが電車のホームで佇んでる時に流れる駅のアナウンスだ。


「2番線に厚木行き特急リニアがまいります。危ないですから黄色い線の内側までお下がりください。2番線の電車は4時20分発、厚木行きの政府専用特別列車です。一般の方は柵の内側には入れません。なお、許可の無い方のご乗車はかたく禁じられております。くれぐれもご注意ください」


次に、シンジが乗るはずの電車のアナウンスが流れる。


「まもなく4番線に強羅(ごうら)行き各駅停車がまいります。危ないですから黄色い線の内側までお下がりください。小さいお子様をお連れの方は特にご注意ください。4番線の電車は4時32分発、強羅行き折り返しの各駅停車です。ご利用の皆様はご乗車になってお待ちください。はい、まもなく電車が入ります。黄色い線の内側まで下がってください」


そして、シンジは、この電車に乗らずに、迎えに来たミサトのもとへと帰ってく‥‥ってワケだけど、これらのアナウンスに出てくる数字は、偶然にも、2、3、4だけなのだ。だから、このアナウンスがレース結果を暗示してると仮定すれば、シンジが乗るはずだった電車の時間、4時32分が怪しげマンマンなワケで、もしも「4-3-2」の3連単が的中したとしたら、1000万円には届かないとしても、数百万円クラスのチョー大穴になることは間違いないだろう。5番のサンテミリオンは「黒」とは無関係だけど、この3頭なら、黒枠の2頭からクロフネの子供のベストクルーズへの3連単なんだから、一応、ぜんぶが「黒」に関係してることになる。

で、もう4頭も選んでるクセに、最後にもう1頭だけ選ばせてもらうと、あたしはナニゲに気になってる馬がいる。13番のディアアレトゥーサだ。この馬は、9月11日の「紫苑ステークス」で1着になって、今回の「秋華賞」の出走権を得たんだけど、「紫苑」の「紫」と言えば初号機を連想しちゃう。その上、9月11日の翌日の9月12日は、第四話でシンジとたくさん絡んでるケンスケのお誕生日なのだ。そして、この馬は、こないだのフランスの「凱旋門賞」で2着になったナカヤマフェスタの半弟でもある。

ここでも「フランスつながり」があるし、ナカヤマフェスタと言えば、なかやまきんに君のお誕生日が石川喬司先生とおんなじ9月17日ってことだし、石川先生は、かつてフランスまで「凱旋門賞」を観戦に行かれてる。そして、ディアアレトゥーサの「アレトゥーサ」ってのは、あたしの大好きな「ギリシャ神話」に登場する美しい精霊の名前だ。つまり、この馬が中心になって、2008年の「秋華賞」の1000万円馬券も、石川先生も、あたしも、すべてがグルリと一周して、まるでパドックみたいに輪になってるのだ。

‥‥そんなワケで、今回の「秋華賞」の「エヴァンゲリオン予想」は、2番ベストクルーズ、3番ショウリュウムーン、4番アプリコットフィズ、5番サンテミリオン、13番ディアアレトゥーサ、この5頭を選ぶことにした。ただ、5頭も選んじゃったから、すべての組み合わせを買うと、3連複だけでも10通りになっちゃって、3連単までアレコレと買ってると予算が足りなくなっちゃう。だから、「4-3-2」だけは買うかもしれないけど、あとはいつものパターンで、ワイドと複勝を散りばめてみようと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.10.14

ここ数日のつぶやき

「きっこさんのつぶやき」
http://twitter.com/kikko_no_blog

「毎日王冠」は1ネヴァブション、2ペルーサ、4アリゼオ、「京都大賞典」は2メイショウベルーガ、9オウケンブルースリ、11フォゲッタブル。

ペルーサは可愛い、ネヴァブションはカッコイイ、アリゼオもいい感じ。

なぬー?「京都大賞典」であたしの買った「好きな馬3頭」って、1番人気、2番人気、3番人気なの?オーマイガー!

やったぜ!アリゼオ!

おおっ!アリゼオとネヴァブションのワイドが3500円もついた!

「京都大賞典」はワイド2-9の250円、複勝2の120円、9の140円だから「700円使って配当510円」、「毎日王冠」はワイド1-4の3510円、複勝4の480円、1の490円だから「700円使って配当4480円」、トータルで3590円のプラスになった!さあF1だ!

10月10日は、あたしの愛する初代プリキュアのなぎさのお誕生日。だから競馬が当たったんだと思う。なぎさ、ありがとう!

タクマ!タクマ!タクマ!タクマ!の「タクマ祭り」に続いて、今度はカムイ!カムイ!カムイ!カムイ!の「カムイ祭り」でございます(笑)

あたし的にはカムイのことよりも、明け方の西麻布でマリエと路チューをしてたサコンのほうが気になるから、できればその辺を絡めて実況してほしい。サコンがリタイヤしたら「モデルとの路チューが得意な山本左近!マシンも路チューなのかー!」とか。

鈴鹿、ずいぶんキレイになったな。

ペトロフが飛んだー!

クラッシュのあとの「カムイのマシンには問題ないようです」「そうですか!」‥‥ってやり取り、なんか「今回の墜落事故では多くの死者が出ましたが、乗客に日本人はいない模様です」と同じフレーバー。

1コーナーの先の上りのS字、アンダーステアじゃ厳しいのに、シューマッハ凄いなあ。

カムイも凄い!デグナーの先のヘアピンで抜いたど!手前の逆バンクはバンク角が浅いのに、カムイはそんなに減速しないでクリアしてるっぽい。

鈴鹿、コースの中にあったブラックバスの池が埋め立てられてる。

ホームストレートから1コーナーまでのオンボードを映してくれないかな。海に向かって一直線に走ってく感じで素敵なのに。

カムイ祭りも佳境ですか?(笑)

カムイの活躍を「鈴鹿に神風が吹いた!」と実況。スキーのジャンプの「日の丸飛行隊」みたいでバカ丸出し。

ベッテル、おめでとう!

F1のあとにナニゲの道端ジェシカのCM(笑)

それにしてもカムイは熱かったな。自国のドライバーがこんなに活躍してるんだから「神風」とか「日の丸」とか言う前に生中継しろよ!って思う。

中国に拘束されてた「フジタ」の高橋さんは開放の条件としてキャッシュカードで5万元(約61万円)支払ったんだって。これじゃあ「身代金を支払って開放された誘拐事件」じゃん。

ま、アホの小泉は北朝鮮に1兆円も支払って拉致被害者を5人返してもらったんだから、1人あたり2000億円の身代金てことになる。それに比べたら5万元(約61万円)は破格だろう。

北朝鮮は単純にお金が欲しいだけだから水面下で日本と密約。一方、中国はお金が欲しいのではなく「日本側が非を認めた」という形を明確にしたいのだから、支払いの明細を残す意味であえてキャッシュカードで支払わせたのでは?と思う。

あたしが馬券を買ってないとか言う人がいるので、今日のレースは即PATの馬券投票画面を写メしときました→ http://twitpic.com/2wdlra

首だけ出して土に埋められていた犬を発見→ http://bit.ly/9Ke9Vl

自分よりも弱い生き物を虐めるなんて最低だ。犬や猫を虐めた場合も厳罰に処すべきだと思う。

トニ・エリアス、おめでとう!

つーか、日本のモリワキのマシンがワールドチャンプになったのに、日本ではスルー?

「テガミバチ リバース」の2話を観た。建物から落ちそうなラグがニッチの姿を確認した瞬間に、掴んでたカーテンから手を離して「ボクのディンゴがきてくれたから」ってとこで不覚にも泣いちゃった。

今、TOKYO FMの「クロノス」を聴いてたら、パーソナリティの中西哲生が昨日の日本GPの小林カムイについて「(直線では抜けない)遅いマシンに乗っているのにコーナーを利用して5回も抜いたんですよ!感動しました!」だって。この人、今まで一度もF1を観たことないのかな?笑っちゃった。

「クロノス」の中西哲生、マッチが「カムイはマシンが遅いのにがんばってる」的なことを言ってたから、たぶんそれを聞いて「マシンが遅いから直線で抜けなくてコーナーを利用して抜いた」って思い込んだんだろうけど、知らないスポーツに関しては恥をかくからしゃべらないほうがいいと思った。

中西哲生って誰なのか調べてみたら、元サッカー選手でサッカーの解説者なんだね。それならサッカーのことだけしゃべってればいいのに。知りもしないF1のことなんかしゃべるから恥をかくんだよ。

「広末涼子、キャンドル・ジュンと再婚」と「エド・はるみ、一般人と再婚」という2つの見出しを見て、広末涼子が一般人と再婚して、エド・はるみがキャンドル・ジュンと再婚したほうが面白かったのに、って思った。

民主党政権は自民党政権以上に「原発ビジネス」に熱心だけど、今度は「武器ビジネス」ですか→ http://bit.ly/dtVVFZ

雲ひとつない青空!‥‥と言いたいとこだけど、遠くの山の上に雲が連なってました。 http://twitpic.com/2wkf4x

最近、多摩川でよく見るピラミッド型の銀色のUFO、いつも写メを撮ろうとすると消えちゃうんだけど、今日は上手に撮れた! http://twitpic.com/2wkgd4

言わなくても分かると思うけど、さっきのUFOの写真、黒いのはトンビですよ。UFOはトンビの左下の銀色の三角のやつです。

ピラミッド型のUFO、1辺が50mくらいある感じでワリとデカイ。第5使徒ラミエルみたいだから、ヤシマ作戦で殲滅するのがいいと思う。ヤシマ作戦は別名「二子山作戦」て言うから、「二子玉川作戦」と名づけよう(笑)

俗に言う「アダムスキー型」ってのは、当時の人間が考えた「いかにもUFOらしいデザイン」で、今見ると古臭い。あたしが幼稚園のころから何度も見てきたUFOは、ほとんどがピラミッド型か球体で、あんな「THE 空飛ぶ円盤」みたいなデザインのは一度もない。

あたしがUFOをよく見るのは、単純に、空を見てる時間が人よりも長いからだと思う。昼でも夜でもヒマさえあれば空を眺めてるから。

2期目の宮崎県知事選への不出馬を表明して国政への色気を見せたそのまんま東に対して、名古屋の河村たかし市長は「地方でできない人は国でもできない」とバッサリ。

「実写版ピカチュウ」のような動物がパプアニューギニアで見つかる!→ http://bit.ly/aRi7m4

富山県で生き埋めにされていた犬、せっかく救助されたのに、今日中に飼い主が現われなかったら、明日には保健所に送られて、規定の日数のうちに里親が見つからなければ殺処分されるそうだ。人間ていったい‥‥。

中国で服役中にノーベル平和賞を受賞した劉暁波(リュウ・ギョウハ)氏の妻が、10日に同氏と面会したあと、中国政府によって自宅で軟禁状態に置かれている→ http://bit.ly/b5vEvJ

ノーベル平和賞を受賞した劉暁波(リュウ・ギョウハ)氏の妻が北京の自宅アパートで軟禁されている‥‥って、とてもマトモな神経とは思えないけど、もしかすると「北京で南京」ていう中国四千年のギャグのつもりなのか?

今、TOKYO FMにガレッジセールがゲストで出てるんだけど、新しい沖縄の名物として、ゴリさんが海ぶどうの進化系の「海ゴーヤー」、川ちゃんがサーターアンダギーの進化系の「ドラゴンボール」を教えてくれた。両方とも食べてみたい!

ちなみに「海ゴーヤー」は、味は海ぶどうと同じで、つぶつぶが長細くてゴーヤーの形に似てるそうです。だから食べた時にブチンて弾けて口の中に広がる汁の量が多くて、すごく美味しいそうです。

「ドラゴンボール」は、サーターアンダギーをふわふわにしたみたいな感じで、表面だけがサクッとしてて、中はふわふわで、めっちゃ美味しいそうです。沖縄の道の駅で売ってるけど、人気があって午前中には売り切れちゃうそうです。

ゴリ夢中

富山県で生き埋めにされた犬、飼い主が見つかったそうです!飼い主は73際の男性で、一昨日、犬が首輪から首を抜いていなくなっていたため、探していたそうです。犬は先ほど無事に飼い主に渡されたそうです。良かった~!あとは犯人を探しだしてぶっ飛ばすだけですね!

体育の日を耳立てて兎たち 辻田克巳

地球儀が覗く体育の日の二階 川崎展宏

体育の日や茎石の面洗ひ 殿村菟絲子

厨にゐて体育の日の手足かな 佐藤ゆき子

美しき体育の日の力瘤 伊津野功一

体育の日のUFOは三角形 きっこ

最近、ノンアルコールのビールが売れてるけど、ナナナナナント! ノンアルコールの日本酒もあるんです! その名も「宴会気分」(笑)→ http://bit.ly/brJxIc ただし「0.2%程度のアルコール分を含む」そうです。

そのうち、ノンニコチンでノンタールのタバコも売り出しそうだな。

お笑い芸人を並べてファミレスやファーストフードのメニューを食わせるだけのバカ番組って、いったいどんな人たちが観てるんだろう?

ヤマハのYZF-R1の998ccのエンジンを積んだフィアット126、あまりにもカッコ良くてシビレまくり!→ http://bit.ly/c3gbaI

時々行くコンビニで信じられないほど可愛い女の子がバイトしてた!少なくともAKB48よりは遥かに上だし、北川景子や佐々木希よりも2ランクくらい上の美人だった。どうして時給850円でコンビニでバイトしてんだろう?

豆乳を投入

高利貸しに氷菓子

私は来年7月の地デジ化とともにテレビを卒業する予定なので、テレビが映らなくなったらどれくらい困るのか調べてみたら、私の観てるテレビ番組の9割はインターネットで観られることが分かった。F1や一部のアニメなどはテレビよりもネットのほうが配信が速い。これならテレビはいらないと思った。

自民党の町村氏も政治資金で不動産購入→ http://bit.ly/c0fsGn 町村も小沢一郎と同じことをしているのに、なぜ検察は捜査しないのか?

蓮舫を厳しく批判した片山さつきも国会でモデル撮影していた。小沢を厳しく批判した町村信孝も政治資金で不動産を購入していた。もう自民党は民主党を批判しないほうがいいと思う。国民から見たら「お前ら一緒」だよ。

「ポスト菅」という言葉を聞くと「空缶ポスト」を連想する。

図書館は月曜が休館日なので、昨日はお休みだと思ってて、今、自転車で行ったら、昨日は本当は休館日だけど祭日なので特別に開館してて、今日が「振り替え休館」だった。今日は読書して過ごそうと思ってたのに、ガッカリ。

耳の不自由なホームレスに熱湯をかけて大やけどを負わせた中学生を逮捕→ http://bit.ly/9vZzre

北澤防衛相が「思いやり予算の増額」と「武器輸出3原則の緩和」をアメリカに約束→ http://bit.ly/aFbPs1 おーい!山田くーん!菅内閣の座布団ぜんぶ持ってっちまえ!

まあ、「思いやり予算の増額」も「武器輸出3原則の緩和」も自民党政権がずっとやってきたことで、現政権はそれを引き継いだだけなので、現政権だけを頭ごなしに批判することはできない。しかし政権交代を望んだ多くの国民は、政権が変われば自民党の悪しき政策も変わると期待していたので残念。

政権政党が代わっても政策が同じ、ということが、この国の政治が「官僚主導」だという証明であり、菅さんが連呼する「政治主導」が口先だけのペテンだという証明。

今日のお昼は、お米を節約するために、夏のお素麺の残りをゆでて、ゆうべのモヤシとワカメのお味噌汁に入れて食べました。お素麺は頂き物なので予算は15円。

図書館がお休みで読書ができなくなったので、今日は、パチンコ→病院→可愛い女の子のいるコンビニ、という流れに車線変更しました。

用賀に用が。 http://twitpic.com/2wx8q1

「いや~ん♪」な感じぃ http://twitpic.com/2wx94n

早く人間になりた~い! http://twitpic.com/2wxeqs

用賀のパチンコ屋さん、ヒノマルは火曜日だから「サムの波乗りデー」だし、ゴールドは「激の日」だし、完全にオラオラ状態だな(笑)

用賀ヒノマルの海は全般的にスルー釘がシビアだったけど、ステージによく乗るので散らし気味に打てば20回前後は回った。7500円投資、38500円回収。

国会の閣僚席で口を「への字」にして難しい顔をしてる馬淵澄夫が島田紳助に見える。

男女平等度、日本は134カ国中94位で先進国の中で最下位→ http://bit.ly/akSX5o

ミルク入りの十六茶 「十六茶ラテ」発売!→ http://bit.ly/al3sg3

「住生活が横浜ベイ買収へ」というネットニュースの見出しを「性生活が横浜ベイ買収へ」に見間違えちゃった(笑)

これから、猫たちの晩ごはん→お風呂&洗濯→ありあわせの材料でオツマミを作って晩酌しながらアニメ(「咎狗の血」の1話と「おとめ妖怪ざくろ」の2話)だな。

「咎狗の血」、あたしには無理でした。主人公の男と恋人の男が、最後の別れの前のセックスをするために腰をフリフリ歩いてくシーンで鳥肌が立ってしまいました。やっぱりあたしはボーイズラブは無理です。オススメしてくださった皆さん、ごめんなさい。

「おとめ妖怪ざくろ」は最高でした!今回の2話で、猫との半妖だと思ってたざくろが、実はキツネとの半妖だと分かったり、犬だと思ってた女将さんがキツネだってことが分かったり、いろいろと分かってきました。来週が楽しみです。

キャンドル・ジュン氏はドラッグ常習者だった?→ http://bit.ly/cnUR8C

ちなみに「おとめ妖怪ざくろ」の2話はナニゲにキャンドル・ジュンな内容でタイムリーだったと思う。

結局、昨日までにスタートした新しいアニメの第1話をすべて観たけど、今期、続けて観るのは「テガミバチ・リバース」と「荒川アンダーザブリッジ2」の2作の続編の他は「おとめ妖怪ざくろ」だけということになりました。あとは明後日からスタートする「海月姫」に期待してます。

それにしても「周りがゾンビだらけになる」という「学園黙示録」しかり、「終身刑の人間に政府が自由と引き換えに任務を与える」という「咎狗の血」しかり、小説、映画、ゲーム、アニメと、数え切れないほど使われてきた設定を未だに使い回す厚顔無恥なクリエイターたちに脱帽です。

【今日のビックリ】 20年ぶりに見た兵藤ゆきが20年前と同じヘアスタイル。

もしもあたしが大学に進学してたら、きっと卒論は「プリキュア論」を書いてたと思う。いかに初代プリキュアが素晴らしいかってことと、いかにハートキャッチがダメなのかってことを徹底的に書きまくって、ノーベルプリキュア賞を受賞してたと思う。

プリキュア・オールスターズを観ると、なぎさとほのかが一番ステキでカッコイイってことが火を見るよりも明らかになる→ http://bit.ly/a4HHNL

所詮プリキュアはバンダイの関連商品を売るための宣伝アニメなんだから、今年、少しでもハートキャッチの商品を買わないようにすれば、来春からの新シリーズは元の路線に戻るはず。だから皆さん、ハートキャッチの商品は絶対に買わないように!

来春からスタートする新シリーズが「ふたりはプリキュア MAX LOVE」ってタイトルで、高校3年生になったなぎさとほのかの物語だったりしたら、あたしは生涯、東映アニメーションのある練馬区のほうに足を向けて寝ないって約束するよ。

月に代わってお汁粉よ! http://twitpic.com/2x0ey3

月に代わって押し寿司よ! http://twitpic.com/2x0k2w

月に代わって押尾学よ!‥‥えっ?今はキャンドル・ジュンだって?それは失礼しました。

記事と付録の比重が1対9で完全に食玩化してる女性誌の数々だけど、今月の「Sweet」はポール&ジョーのバニティ&ポーチのセット、「25ans」はルブタンのシューズバッグと、どんどん豪華になってく。そのうち「25ans」に焼肉のたれの「晩餐館」が付いてきたりして(笑)

サッカーのザッケローニ監督のコメント、「シッシャーモ、シシャモシシャモ、シシャーモ」って感じで、やたらと「シシャモ」を連発してるみたいに聞こえる。

そこらにいる普通の女の子でも48人集めれば商売になるというビジネスモデルを作った秋元康は、B級グルメで村起こしをしてる青年団のような存在だと思う。

「うしろやぐら」「だるま返し」「乱れ牡丹」「仏壇返し」「帆かけ茶臼」「碁盤攻め」「宝船」「松葉くずし」「鶯の谷渡り」‥‥、SEX48(エスイーエックス・フォーティーエイト)

放送作家の「そーたに氏」は、セックスをするたびに脇腹が痛くなるため、自分のセックスの仕方に何か問題があるんじゃないかと長いこと悩んでいた。

耳と口が不自由なホームレスのおじいさんに熱湯をかけて大やけどさせた中学生、「リアクションが大きくて面白かった。やり過ぎた。石を投げるくらいにしておけばよかった」って、あまりにも酷すぎる→ http://bit.ly/b1NdAD

小沢一郎を「起訴相当」にした検察審査員の平均年齢「30.9歳」が「若すぎる」「おかしい」という問い合わせが相次いだところ、審査会事務局が突然「33.9歳」に訂正→ http://bit.ly/9m14mg

ジェット機の排気ガスは年間1万人の命を奪っている→ http://bit.ly/bgspUN タバコの副流煙に文句を言ってる人はジェット機にも文句を言うべきだろう。

麻生太郎グッズでお馴染みの菓子メーカーが米粉を0.004%しか使っていない「純米クッキー」を販売→ http://bit.ly/9PGH7s

テレビつけたら、どのチャンネルもチリの落盤事故の救出で大騒ぎしてる。やっぱりテレビは「バカ製造機」だな(笑)

各局が競って中継してるチリの落盤事故の救出劇を見て、ふと4年前の徳島県の「崖っぷち犬」を思い出した。あの時も異常な加熱ぶりだった。

【今日の回文】 エノキの絵

歩道でライオンを洗う人→ http://bit.ly/cpWLmO

7順目にドラ3でテンパッたから、場に1枚も出てない6ソーのカンチャンでリーチをかけたら、すぐにトイメンに追いかけられて、流れて手を開けたら、トイメンが66668のソーズで7ソーのカンチャン待ちだった。ざけんなー!

み~ん~な~、お~な~じ~、生きているか~ら~、ひとりにひとつずつ~、大切な~猪木~♪

アメリカが秘密裏に核実験を行なっていたことについて、社民党の福島みずほ党首は「オバマ大統領はノーベル平和賞を返上すべき」と強く批判→ http://bit.ly/9leAPv

【今日の疑問】 カッパは漢字で「河の童(わらべ)」と書くのに、どうして黄桜のCMを始め数々のカッパを題材にした作品の多くには「大人のカッパ」が登場するのか?

「起動新撰組 萌えよ剣」で、人間に捕まったカッパの子供を助けるためにカッパの親がやってくる回がある。あれはイギリスの「怪獣ゴルゴ」を下敷きにした「大巨獣ガッパ」を下敷きにしたものだと思うが、そもそも「河の童」であるカッパに「大人のカッパ」が存在している時点で設定が破綻している。

黄桜のCMのカッパは、単に「大人」というだけでなく、必要以上にセクシーすぎる(笑)→ http://bit.ly/qZx9h

山本一太、他人の政治資金の問題を突っつくなら、その前に自分が長年にわたって新聞業界からおかしな献金を受け取り続けてる件について国民に説明するのが先だろが。

山本一太氏へ新聞業界から多額の献金→ http://bit.ly/c5xaHO

「響」の長友の「どうもすいませんでした!」を超えた赤ちゃん→ http://bit.ly/a9RJzh

【今日の無駄知識】 「猪木!ボンバイエ!」の「ボンバイエ」とは、アフリカはコンゴ民主共和国の言語の1つ、リンガラ語の「Boma Ye(ボーマ イエ)」で「奴を殺せ」という意味。

「秋の交通安全運動」のポスターのフィギュアの高橋大輔、くりぃむしちゅ~の有田をフォトショップで二枚目にしたみたいに見える。 http://twitpic.com/2xgbys

バカ野郎!この野郎! http://twitpic.com/2xgchx

ここにいるな宇。 http://twitpic.com/2xggt5

入園料がもったいないので日本民家園は案内図を見るだけにして無料の生田緑地を見学な宇。 http://twitpic.com/2xgh9m

秋に菖蒲園を見ても単なる原っぱだな宇。 http://twitpic.com/2xgho2

落ち葉の中に猫太郎さん発見! http://twitpic.com/2xgicd

猫太郎さんに接近! http://twitpic.com/2xgil5

猫太郎さん、ベロを仕舞い忘れとる!(笑) http://twitpic.com/2xgizo


‥‥そんなワケで、なんとか右手の指が動くようになってきたのに、それに伴って、今度は肘から肩にかけて鈍い感じの痺れが出るようになってきた。その上、体調のほうもあまり良くないので、ここんとこ、昼間もベッドで横になってることが多い。そのセイで、日記の更新も遅れてるので、今日もツイッターのつぶやきをマトメてお茶を濁しちゃった。チョコチョコと読みにきてくれる皆さんにはモウシワケナイザーだけど、もうしばらく、こんな調子でやってこうと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.10.10

競馬だのF1だの

今日は、待ちに待ったF1のニポンGP、それも、5人のドライバーがチャンプ争いをしてる状況で、サーキットも富士じゃなくて鈴鹿だから、すべての面において最高に楽しみだった。そして、F1と並ぶ、もうひとつの楽しみ、G1のほうは、来週の「秋華賞」からの3連戦が待ってるから、今日の競馬はお休みする予定だった。だけど、今日、東京で開催される「毎日王冠」と京都で開催される「京都大賞典」は、両方とも「秋の天皇賞」や「マイルCS」や「ジャパンカップ」へのステップとなるG2レースだから、ちゃんと観戦しとこうとは思ってた。

それで、昨日の土曜日に両方のレースの出走表をネットで見てみたら、「毎日王冠」のほうには、ネヴァブション、ペルーサ、アリゼオ、「京都大賞典」のほうには、メイショウベルーガ、オウケンブルースリ、フォゲッタブルと、ちょうど3頭ずつ、あたしの好きな馬が出ることが分かった。好きな馬が1頭も出なかったり、逆に5頭も6頭も出たりすると、予想をするのが大変だし、アレもコレもと手を広げちゃうオソレもある。だけど、好きな馬が3頭だけなら、早い話、その3頭の3連複を100円買うだけでもOKだ。

それで、あたしは、急遽、両方のレースで、この3頭を買っとくことにした。もちろん、いつものようにオッズなんて見てないから、あたしの好きな3頭の評価はまったく分からない。それで、3連複だけだと当たる確率が低すぎると思ったので、あと、ワイドと複勝も買うことにした。3頭だけなので、3連複は1種類、ワイドは3種類、複勝の3種類で、1レース700円、両方で1400円だ。来週からのG1ラッシュを考えると、ちょっと控えたほうがいいかとも思ったんだけど、「このくらすならいいか」って自分に言い聞かせて、競馬用の口座からJRAの「即PAT」の口座に2000円を振り込んだ今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、インターネットで馬券が買えるJRAの「I PAT」や「即PAT」は、普通の銀行とは反対で、平日は入金ができないけど、競馬が開催される週末にだけ入金ができる。前もって登録しといた自分の銀行口座にお金を入れておけば、その金額の範囲で遊ぶことができる。たとえば、今日の場合なら、JRAの「即PAT」のサイトにアクセスして、あたしのIDを入れるとログイン画面に切り替わるので、そこに8桁の加入者番号、4桁の暗証番号、そして、もうひとつ4桁の番号を入れると、自分のページがひらく。

で、まずは「入金」をする。自分の銀行口座からJRAの口座にお金を送るんだけど、すべては事前に登録してあるから、金額と暗証番号を打ち込むだけ、わずか5秒だ。今日は1400円ぶん買う予定だったので、2000円を振り込んだ。そして、このお金は、増えても減っても、翌日の月曜日に、自動的に元の口座に戻ってくる。だから、お金に関する手続きは、必要な金額を入金するだけでいい。

「入金」が済んだら、馬券を買うページに移動して、「開催場所」→「レース番号」→「買い方」→「金額」と、順番に打ち込んで行くだけだ。あたしは、まずは「毎日王冠」を買うために、「東京」→「11R」と打ち込んでから、1番ネヴァブション、2番ペルーサ、4番アリゼオの3連複を100円買って、この3頭のワイド、1-2、1-4、2-4を100円ずつ、そして、この3頭の複勝を100円ず、合計700円ぶんを打ち込んだ。それから、「京都大賞典」を買うために、「京都」→「11R」と打ち込んでから、2番メイショウベルーガ、9番オウケンブルースリ、11番フォゲッタブルの3頭で、おんなじように打ち込んだ。

これで、間違いがないか確認してから「終了」をクリックすると、自分の買った馬券の一覧が表示されるから、もう一度、確認してから、合計金額と暗証番号を打ち込んで「送信」、これでOKだ。これで、発走時間のギリギリまで馬券を買えるので、テレビでパドックや返し馬の様子を見てからでも間に合う。でも、これが災いして、前もって2000円ぶんの馬券を買ってたのに、パドックを見てから大急ぎで他の馬を200円買い足して、結果、全滅‥‥なんてこともある(笑)

‥‥そんなワケで、「i Pad よりも I PAT」って言葉があるように、競馬ファンにとっては何よりも便利な「I PAT」や「即PAT」なので、あたしも、わずか3分ほどで「毎日王冠」と「京都大賞典」を買うことができた。だけど、3時になって「みんなのケイバ」が始まったら、先に「京都大賞典」が始まったんだけど、ナナナナナント! あたしの買ってた3頭が、1番人気、2番人気、3番人気だったのだ! あたしは、まったくオッズを見ずに、ただ単に自分の好きな馬を選んだだけだったのに、それが人気の3頭だったなんて、こんなことなら複勝とか買わなきゃ良かった‥‥。

で、レースの結果は、凄い差をつけて引き離してた先行馬をメイショウベルーガとオウケンブルースリがゴール手前で差して、1着が2番メイショウベルーガ、2着が9番オウケンブルースリってことになった。だけど、3着が6番プロヴィナージュで、あたしの買ってた11番フォゲッタブルは6着だった。だから、ワイドも複勝も的中したんだけど、2-9のワイドが250円、2番の複勝が120円、9番の複勝が140円ていう低い配当で、合計510円。700円の投資で510円の配当っていうマイナスの結果だった。

でも、その次に始まった「毎日王冠」のほうは、あたしの買ってた3頭のうち、2番のペルーサだけは人気があったけど、1番のネヴァブションと4番のアリゼオはそれほど人気は高くなかった。それで、「よっしゃー!」って思ってレースを観てたら、4番アリゼオがミゴトに1着になり、2着には3番エイシンアポロンが入ったけど、3着に1番ネヴァブションが入った。2番ペルーサはスタートが悪くて5着どまりだったけど、あたしが買ってたワイドの中じゃ、一番配当のいい1-4が的中して、3510円もついた。複勝も、4番が480円、1番が490円もついて、700円の投資で4480円の配当になった。これで、「京都大賞典」のマイナスも消えたってワケだ。


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‥‥そんなワケで、「京都大賞典」のほうは、ギャンブル的にはマイナスだったけど、結果としては、大好きなメイショウベルーガが1着になってくれて「芦毛伝説」の続きを観ることができたし、ヒサビサにオウケンブルースリのもの凄い末脚を確認することもできたので、とっても意味のあるレースだった。そして、ギャンブル的にも満足した「毎日王冠」のほうは、大好きなペルーサがイマイチだったぶん、アリゼオがバツグンの仕上がりを見せてくれて、今後が楽しみになった‥‥ってワケで、今日の午後3時からはF1のニポンGPの決勝戦なのに、放送権を持ってるフジテレビは、F1を4時からの「録画放送」にして、3時からは「みんなのケイバ」を放送するっていうダイナマイトな選択をした。

フジテレビとしては「F1が観たいならお金を払ってCSで観ろ!」ってことなんだろうけど、世界各国でニポンGPを「生中継」してるのに、カンジンの開催国のニポンが「1時間遅れの録画放送」だなんて、恥ずかしくないんだろうか? あまりのモータースポーツ後進国ぶりに、開いた口からモリブデンが出てきてピストンリングの磨耗が激しくなっちゃうよ、まったく。ま、フジテレビの酷すぎるF1放送に対する不満は、これまでに書き尽くしてきたし、今さら繰り返す意味もないんだけど、無料の地上波での放送を充実させることこそが、モータースポーツファンの裾野を広げることにつながるんだって、なんで分かんないんだろう?

挙句の果てには、かつての「タクマ祭り」をホーフツとさせる「カムイ祭り」が開催されちゃって、頭のおかしい実況アナは、画面にどんなマシンが映っていようと「カムイ!カムイ!日本のカムイ!」と来たもんだ。そりゃあ、自国のドライバーにスポットを当てるのは当たり前のことだけど、フジテレビの場合は異常すぎる。カムイが1台抜くたびに「鈴鹿に神風が吹いたー!」とか「日の丸を背負ってカムイが走るー!」とかって、お前は冬季オリンピックのスキーのジャンプの「日の丸飛行隊」か? もう21世紀だってのに、こういう時代錯誤のアホ発言を耳にするたびに、あたしはアナウンサーの良識を疑っちゃう。

‥‥そんなワケで、呆れ返る実況は置いといて、カンジンのレースだけど、予選番長のベッテルが珍しくポール・トゥ・ウィンで、2位がウェバー、3位がアロンソ、4位がバトン、5位がハミルトンていう、あまりにもワンダホーな結果になった。ドライバーズ・ポイントは、この5人が僅差で並んでたから、今回の結果で、細かく入れ替わった。前回まで4位だったベッテルは、今回の優勝で25Pをゲットして、トータル206Pになり、3位で15Pをゲットしたアロンソも、トータル206Pになり、2人がポイントで2位に並んだのだ。でも、優勝回数は、アロンソが4回、ベッテルが3回だから、同点でもアロンソのほうが順位は上になるんだけどね。

でも、あたしとしては、一番チャンプになって欲しいのがウェバーで、次がベッテルとアロンソだから、この辺の順位はノープラモデルだ。マクラーレンの2台も、バトンが前でハミルトンが後ろだったから、トータルで5位のバトンが189Pまでポイントを伸ばしたのに対して、ハミルトンは192Pどまりで、4位に落ちた上にバトンとの差がわずかになった。つまり、ハミルトンは、前よりも後ろを気にしなきゃならなくなったのだ。あたしはハミルトンが嫌いだから、この辺も嬉しい。

とにかく、現在1位のウェバーが220P、5位のバトンが189P、たった31Pの中に5人がひしめいてて、優勝すれば25Pのレースが残り3戦もあるんだから、5人全員にワールドチャンプの可能性があるってワケだ。あたしがウェバーにチャンプになって欲しいと思ってるのは、ミナルディーの時代から観てきて愛着があるからで、特に好きってワケじゃない。好き度で言えば、アロンソのほうが好きだし、ベッテルはもっと好きだ。だけど、アロンソはもうチャンプになってるし、若くて才能のあるベッテルは、これからいくらでもチャンプになれる。だから、ウェバーにチャンプになって欲しいと思ってる。

‥‥そんなワケで、なかなか手が完治しない上に、体調もイマイチで、不安な気持ちが大きくなってる最近のあたしだけど、競馬が2レースとF1のニポンGPが嬉しい結果になったので、今日は気持ちをリフレッシュすることができた。だから、これからのG1ラッシュにプラスして、F1が3戦もある週末はますます忙しくなるけど、元気マンマンに楽しんでいきたいと思う。そして、今年最後の「有馬記念」で3連単を的中させて、無事に年を越したいと思ってる今日この頃なのだ(笑)


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2010.10.07

11人の操り人形たち

4月の末に、1回目の検察審査会が小沢一郎を「起訴相当」にした時に、あたしは、4月27日の日記、「検察審査会を仕分けしろ!」の冒頭で、こんな予想を書いた。


『あたしの予想としては、「起訴相当」→「検察は新たな証拠を見つけられずにまた不起訴」→「2回目の検察審査会でも起訴相当」→「強制的に起訴」→「事件性を立証できるだけの証拠もないのに無意味な裁判が始まる」→「長い時間と莫大な税金が無駄に使われた挙句に結局は立証できずに無罪」っていう流れになると思う。』


まあ、こういう流れになることは誰もが簡単に想像したと思うけど、今回、あたしの予想通りに「2回目の検察審査会でも起訴相当」になり、小沢一郎は「強制的に起訴」されることになった。そして、この先も、この予想通りに、「事件性を立証できるだけの証拠もないのに無意味な裁判が始まる」ってことになる。小沢一郎を犯罪者にしたくて仕方なかった東京地検特捜部が、1年以上に渡って徹底的に捜査してきて、それでも何の証拠も見つからず、結局、起訴を断念した案件で、100%無罪になることが分かってる無意味な裁判が行なわれる。

それも、これから1年以上に渡って、何度も何度も意味のない形式的な公判が繰り返されて、莫大な税金がドブに捨てられるのだ。ハッキリ言って、あたしは、この無駄な裁判に掛かる費用は、小沢一郎を「起訴相当」にした11人の検察審査員に自腹で支払ってもらいたいと思ってる。百歩ゆずって、たとえばこれから新たな証拠が見つかり、裁判で小沢一郎を有罪にできるのなら、裁判費用を税金でまかなっても「公共の利益」になるんだから構わないと思う。だけど、東京地検特捜部が二度に渡って「嫌疑不十分」、つまり、「疑わしいけれど容疑を立件することは極めて難しい」ってことで起訴を断念した案件なんだから、このまま裁判が始まっても、確実に「無罪」になることが分かってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今回、小沢一郎を「起訴相当」にした検察審査員11人の内訳は、男性5人、女性6人で、平均年齢は30.9歳だったけど、これは、あまりにも偏った人選だと思う。高齢化社会を迎えてるニポンでは、国民の平均年齢は毎年のように上昇してるけど、去年の国民の平均年齢は45歳だ。だけど、これは、生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで、すべての国民の平均年齢なので、検察審査員の資格のある「選挙権を持った国民」、つまり、「成人」だけの平均年齢になると、50代の前半になる。だから、ホントに何の意図もなく、無作為に検察審査員を選び出したのなら、11人の平均年齢は45歳から55歳の間くらいになるハズだってことだ。

今のニポンは、65歳以上の高齢者の割合が22%だ。だから、国民から無作為に11人を選び出したら、少なくとも2人以上は高齢者になる。だけど、これも、生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで、すべての国民を対象とした場合の割合だから、20歳以上の成人だけを対象とすれば、高齢者の割合はもっと大きくなり、11人のうち3人から4人は高齢者が含まれることになる。

で、高齢者には70歳の人も80歳の人もいるけど、高齢者の中でもっとも若い「65歳」の人が、割合として最低の「3人」だけ含まれてたとして、11人の年齢を計算してみると、すごく面白いことが分かるのだ。11人の平均年齢が30.9歳ってことは、全員の年齢の合計は「30.9歳×11人=340歳」ってことになり、ここから「65歳×3人=195歳」を引くと、残りの8人の年齢の合計は145歳ってことになり、割り算すると「18歳」になっちゃうのだ。ようするに、極めて平均的に高齢者が含まれてた場合には、平均年齢は30.9歳って形は成り立たないのだ。

試しに、65歳の人を2人にして計算してみると、残りの8人は「23歳」になるので、これならギリギリで「成人」てことになる。だけど、無作為に選んだのに、11人のうち9人が20代前半なんてことはアリエナイザーだろう。

ま、それでも、「無作為に選んだら、今回だけ偶然に若い人ばかりが選ばれてしまった」っていうことだって考えられる。だけど、そうした理屈が通用するのは、あくまでも「今回だけ」っていう前置きがあっての話だ。小沢一郎の案件を審議した検察審査会は、4月の1回目の時も、11人の内訳が、男性4人、女性7人で、平均年齢は34.8歳と、日本人の成人の平均年齢の50代前半よりも20歳近くも低かったのだ。

無作為に選んでるハズなのに、2回も続けて、成人の平均年齢よりも20歳も若いだなんて、とてもじゃないけど偶然とは思えない。ちなみに、現在のニポンの成人の中から無作為に11人を選び出し、その平均年齢が35歳未満になる確率は、わずか「1.6%」で、31歳未満になる確率は、わずか「0.06%」、そして、これが2回続けて起こる確率は、ナナナナナント! 「0.001%」なのだ! つまり、10万回に1回しか起こらない年末ジャンボの1等賞みたいなことが、小沢一郎の案件の時に起こってるのだ。

そして、この2回とも、11人全員が「起訴相当」の議決をしてるってのも異常すぎる。たとえば、完全なる証拠や証言があって、起訴すれば裁判で絶対に有罪にできるような案件だとすれば分かるけど、東京地検特捜部でさえも起訴を断念したような案件で、何の証拠もなく、あやふやな秘書の証言だけから推測しただけで、どうして11人全員が「起訴相当」だなんて言えるんだろう? 11人のうち、8人か9人が「起訴すべき」って判断して、最終的に多数決で「起訴相当」になったっていうのなら分かるけど、11人全員が口をそろえて「起訴相当」だなんて、あまりにも不自然だ。

‥‥そんなワケで、おんなじ小沢一郎の案件でも、7月に「不起訴不当」の議決を出した第1東京検察審査会の内訳は、男性4人、女性7人で、平均年齢は49.8歳だった。こっちは、平均年齢も不自然じゃないし、議決も不自然じゃない。だけど、2回続けて平均年齢が30代前半ていう「0.001%」しか起こりえない不自然な審査員による審査会では、11人全員が「起訴相当」の議決をするっていう不自然な結果になってる。

それも、小沢一郎を強制的に起訴できる2回目の議決は、民主党の代表選の当日、9月14日に結果が出てたのだ。うがった見方をすれば、代表選で小沢一郎が負けたからこそ、こんな時期になってから検察審査会の議決を発表したけど、もしも小沢一郎が代表に選ばれてたら、その場で「起訴相当」の議決を発表して、意地でも小沢一郎の総理大臣就任を阻止しようって魂胆だったんじゃないのか?‥‥なんてふうにも思えてくる。

ま、何の証拠もないことを言ってもジンジャエールなので、ちゃんと分かってることを書くけど、今回の検察審査会の議決では、トンデモないインチキが行なわれた。それは、告発の内容とは違ったことまでもが盛り込まれてたのだ。今回の告発は、「小沢氏側が2004年に購入した土地の購入費をその年の報告書に記載せず、翌年の報告書に記載した」っていう、自民党議員なら報告書の修正だけで済まされてきた微罪だ。だから、11人の審査員は、この問題に関してのみ審議をして、この問題に関してのみ議決をすることになってる。

それなのに、検察審査会の作成した議決書には、「土地の購入費には小沢氏が用意した4億円が充てられた」として、小沢一郎が何かの不正をして土地の購入費を捻出したと推測されるような記載があるのだ。確かに、土地の購入費の4億円については、その出どころが問題視されてきたけど、それは、テレビや新聞などの無責任なマスコミだけの話で、今回の告発内容とは別の話だ。4億円の出どころについても合わせて告発されてたのなら、それも含めて審議すべきだけど、告発された容疑は、あくまでも「報告書への記載の日時がズレている」っていう点だけなんだから、その点のみを審議するのが筋だろう。

‥‥そんなワケで、検察審査会ってのは、いくら何でも法律のドシロートが11人だけで判断することなんてできないから、審査員たちに法律的な助言をするために、弁護士が「審査補助員」としてアレコレと指示をすることになってる。そして、今回、「審査補助員」を務めた吉田繁実弁護士は、この毎日新聞の記事に書いてあるように、今回の議決に関して、こんなふうに発言してる。


「特捜部が手がけた事件で、政治家案件。プレッシャーがあった」

「『起訴すべきだ』という方針は、割と早い段階で決まった」


自民党の議員たちの過去の例を見ると、政治資金で購入したモノについて、政治資金報告書に記載してなかったとしても、ほとんどの場合は、発覚してから政治資金報告書に書き加える「修正報告」で済んでる。こうした前例から考えれば、政治資金報告書に記載してなかったんじゃなくて、記載の日時が半年ほどズレてただけなんだから、こんなに大騒ぎする話じゃない。その上、この「記載日のズレ」ってのも、何かを隠蔽しようとしてやってることじゃなくて、もともとは農地だった土地を購入して、それを宅地に変えてから登録したために、半年ほど時間が経過しちゃっただけなのだ。

つまり、土地を購入した費用の出どころについて疑惑を持たれることはあっても、政治資金報告書の記載については、何ひとつ問題はないのだ。そして、今回の告発が、この政治資金報告書の記載日のズレに関するものなのだから、その点だけを審議すれば、東京地検特捜部の出した結論と同様に、「起訴はできない」って議決になるのが当たり前の案件なのだ。

だけど、議決書にハッキリと書かれてるように、告発には含まれてない「4億円の出どころ」に関してまでを審議対象にして、仮に「怪しい」「怪しい」「怪しい」「怪しい」と煽り立てたとすれば、法律のことなど何も知らない20代の若者たちなど、簡単に洗脳されてしまうだろう。そして、11人全員が、専門家の誘導するままに「起訴相当」の議決をしてしまうだろう‥‥ってことで、今回の検察審査会では、あまりにも悪質な誘導が行なわれた疑惑がある。10月6日付の読売新聞の記事に、次の記述があるのだ。


「審査員に法律的な助言をする審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は、暴力団内部の共謀の成否が争点となった判例や、犯罪の実行行為者でなくても謀議に参加すれば共犯として有罪になるなどと認定した1958年の最高裁大法廷判決を審査員に示し、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した。」


つまり、法律のドシロートである11人の審査員に対して、法律の専門家である「審査補助員」の吉田繁実弁護士は、「暴力団の組長が子分に命令して犯罪を行なわせたら組長も同罪」だという例をいくつも挙げて、「暴力団や政治家という違いは考えずに」とアドバイスして、今回の案件を判断させてたと言うのだ、ようするに、小沢一郎を「暴力団の組長」、秘書を「暴力団の組員」に見立てさせて、その上で判断させてたのだ。法律の専門家からこんなアドバイスをされたら、何も分からない若い女性など、誰だって小沢一郎のことを犯罪者だと思い込むだろう。その上、告発に含まれてない4億円の出どころにまで言及してたんだから、なおさらだろう。

「審査補助員」によるこうした悪質な誘導が行なわれたとしても、もしも11人の審査員の中に、50代や60代のモノゴトの分別のつく大人が何人か混じってたとしたら、11人全員が洗脳されて「起訴相当」にすることなんてなかっただろう。逆に、11人の中でリーダーシップを取るような審査員が現われて、「審査補助員」の誘導に乗せられないように忠告したかもしれない。だけど、今回の小沢一郎の案件は、1回目の審査員も、2回目の審査員も、摩訶不思議なことに、10万分の1の確率でしか起こりえない「異常に若い人たち」だけが選ばれてるのだ。そして、まるで台本でもできてたかのように、11人全員が口をそろえて「起訴相当」としてるのだ。普通に考えたら、こんなこと、競馬で1Rから12Rまでぜんぶ3連単を的中させるよりもアリエナイザーな話だ。

‥‥そんなワケで、結論を言えば、11人のアホのせいで国民の税金が無駄遣いされるだけで、裁判では小沢一郎の「無罪」が確定するんだから、小沢一郎にとってはアリガタイザーな側面もある。一度、裁判で「無罪」になれば、あとからどんな証拠が見つかっても、その事件では二度と起訴される心配はないからだ。ただし、確実に「無罪」になる案件で、今、小沢一郎を犯罪者扱いしてる人たちは、裁判の判決が出た時点で、いったいどんなふうに責任を取るつもりなのか?‥‥って問題は残る。自民党を始めとした野党の議員はともかくとして、民主党の内部からも「推定無罪」の原則を無視して、今回の「起訴相当」をもって小沢一郎を排除しようとする人たちがいる。そういう人たちは、裁判で小沢一郎の「無罪」が確定した時、いったいどうするつもりなんだろう?切腹でもするのかな?‥‥って思う今日この頃なのだ。


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2010.10.03

キッコゲリオン、完全に沈黙

負けたどぉ~~~!‥‥ってワケで、3ヶ月ぶりのG1、3ヶ月ぶりの「エヴァンゲリオン予想」は、あたしの期待とはウラハラに、完全に沈黙しちゃった。香港馬の7番ウルトラファンタジが最初から飛ばして、ゴール寸前で2番ダッシャーゴーゴーが並び、外から来た14番キンシャサノキセキが3着に入ったから、あたしは、3連複は全滅したけど、ダッシャーゴーゴーの複勝と、ダッシャーゴーゴーとキンシャサノキセキのワイドが的中して、なんとかトントンくらいになる感じだと思ったのもトコノマ、ダッシャーゴーゴーが無理な走り方をしたとかで「2着降着」になり、3着のキンシャサノキセキと4着の3番サンカルロが繰り上がり、7番、14番、3番ていう結果になった。

今回、あたしは、イチオシの4番アイルラヴァゲインを筆頭に、1番サンダルフォン、2番ダッシャーゴーゴー、5番ビービーガルダン、12番ヘッドライナーの5頭を選んでたので、この5頭の組み合わせで3連複を100円ずつ10通り買って、複勝も100円ずつ買った。そして、これで1500円なので、残りの500円でワイドを買うことにしたんだけど、この組み合わせでワイドを買っても、「3連複もワイドも全滅」っていうパターン青になるケースが濃厚ミルクだったので、「スプリンターズステークスは人気のある馬が勝つ確率が高い」ってことから、上位の人気馬の中で、唯一、ずっと応援してきたキンシャサノキセキと5頭との組み合わせでワイドを買うことにした。こうしとけば「3連複は全滅でもワイドが的中」って形の確率がグッと高くなると思ったからだ。

そして、ピッタリ2000円ぶんの馬券を買ったんだけど、レースの時間が迫ってきたら、ヤタラとキンシャサノキセキが勝ちそうな気がしてきちゃったので、意思の弱いあたしは「競馬は2000円まで」っていうマイルールを破り、キンシャサノキセキとアイルラヴァゲインからサンダルフォンとダッシャーゴーゴーへの3連複を100円ずつ買い足しちゃったのだ。つまり、合計で2200円も買っちゃったワケで、着順通りに決まってればトントンだったのに、ダッシャーゴーゴーが4着に降格になったオカゲで、あたしの2200円は海のモズクとなり、どこかの誰かに三杯酢でツルリと食べられちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今日の「スプリンターズステークス」は、香港馬のグリーンバーディーが1番人気、ワンカラットが2番人気、キンシャサノキセキが3番人気だったんだけど、実力がダイレクトに反映される短距離レースってこともあって、人気馬が勝つことが多い。過去10戦の結果を見てみると、1番人気の馬が1着か2着に入ったのが7戦、2番人気の馬が2着か3着に入ったのが8戦もある。つまり、そうとうの高確率で1番人気と2番人気が勝ってるワケで、両方がそろって入賞しなかったとしても、どっちか1頭だけは入賞してるレースが多い。

それなのに、1番人気のグリーンバーディーも2番人気もワンカラットも完全にスルーして予想した上に、人気のない馬ばかり選んでるあたしに、果たして勝算はあるのか?‥‥ってのが問題だった。でも、去年の「スプリンターズステークス」では、13番人気だったローレルゲレイロが1着になってるから、出走するからには、どの馬だって勝つ可能性が0%ってことはない。


リツコ 「勝算は0.00001%、万に一つもないのよ!」

ミサト 「ゼロではないわ!エヴァに賭けるだけよ!」


‥‥ってワケで、アニメのようには行かずに、3ヶ月ぶりの「エヴァンゲリオン予想」はミゴトにハズレちゃったけど、あたしは、今回の結果に、そんなにガックリはしてない。そりゃあ、ハズレたんだから嬉しくはないけど、ハズレるにしても、1番人気と2番人気の馬が仲良くゴールしてたら、「あ~あ」って感じで、もっとガックリしてたと思う。だけど結果は、おんなじ香港馬でも、ほとんどの専門家が名前すら挙げなかったウルトラファンタジのほうが勝ったワケだし、1着2着の馬単でも2万円を超える高配当がついたんだから、馬単で5000円台だった去年よりも遥かに「予想外の結果」だったってことになる。

順当な結果に終わることが多いレースで、その通りに順当な結果に終わったのなら、データを無視してトンチンカンなコジツケ予想をしたあたしはアホみたいだけど、これほど「予想外の結果」だったのなら、ある意味、的中したようなもんだ。実際、あたしの予想はハズレたけど、「本命か穴か」っていうフランク・ザッパな二択なら、あたしの選択は間違ってなかったことになる‥‥って、あまりにも女々しい負け惜しみはこれくらいにしといて、去年1着だったローレルゲレイロが今回14着に沈んだことを踏まえて、去年と今年の両方の「スプリンターズステークス」に出た7頭の着順を見てみると、面白いことが分かった。


ローレルゲレイロ 1着→14着
ビービーガルダン 2着→10着
アイルラヴァゲイン 4着→8着
マルカフェニックス 8着→9着
サンダルフォン 9着→11着
プレミアムボックス 11着→15着
キンシャサノキセキ 12着→2着


去年、ほぼ同着で1着と2着になったローレルゲレイロとビービーガルダンは、2頭とも10位以下に沈み、アイルラヴァゲイン、マルカフェニックス、サンダルフォン、プレミアムボックスも、みんな揃って去年より着順を下げてるのに、去年12着だったキンシャサノキセキだけが、2着へとジャンプアップしてるのだ。それも、実際には3着だったのに、2着のダッシャーゴーゴーが降着になったことによる繰り上げの2着なんだから、実力だけじゃなくてツキにも恵まれてたことになる。7頭の中でたった1頭だけ、こんな入賞の仕方をするなんて、まさに「キンシャサの奇跡の価値は」って感じがする。

‥‥そんなワケで、今回の「スプリンターズステークス」を第参話「鳴らない、電話」に対応させて、完全に沈黙しちゃった3ヶ月ぶりの「エヴァンゲリオン予想」だけど、あたしは、今さら車線変更するつもりはない。もともと、1回おきに的中してたワケだし、前回の「宝塚記念」で、収支はマイナスでも一応は的中してるってことを考えれば、今回はハズレの番になる。だから、このまま進んでけば、次は当たりの番になる。

次回のG1は、2週間後の10月17日の「秋華賞」で、次の24日が「菊花賞」、次の31日が「秋の天皇賞」と、G1の3連戦だ。「エヴァンゲリオン予想」では、「秋華賞」が第四話「雨、逃げ出した後」、「菊花賞」が第伍話「レイ、心の向こうに」、「秋の天皇賞」が第六話「決戦、第3新東京市」に対応してることになる。そして、その2週間後の11月14日にやってくるのが、記念すべき「エリザベス女王杯」なのだ。そう、去年、あたしが本格的に競馬を始めるキッカケになったレースだ。つまり、あと3戦のG1で、あたしの「エヴァンゲリオン予想」は、グルリと一周して完結するってワケだ。

そう考えると、今回の「スプリンターズステークス」がハズレて、次の「秋華賞」が的中して、次の「菊花賞」がハズレて、最後の「秋の天皇賞」が的中して終わるっていうぜーレのシナリオが見えてくる。そして、最後の「秋の天皇賞」に対応してるのが第六話「決戦、第3新東京市」だなんて、あまりにも出来杉くんだ。だって、「春の天皇賞」は京都競馬場だけど、「秋の天皇賞」は東京競馬場で開催されるからだ。その上、石川喬司先生の「魔法つかいの夏」の主人公の「比呂人」が、昭和天皇「裕仁」からの命名だってことを踏まえれば、これこそが1年間の「エヴァンゲリオン予想」を締めくくるのにピッタリのレースだってこと、そして、コジツケを超越した奇跡が訪れることを予感させてくれてると思う。

‥‥そんなワケで、去年の「秋の天皇賞」で1着になったカンパニーに騎乗してた横山典弘騎手は、9月26日の中山の3Rで落馬して重傷を負ってしまった。当初は全身打撲と外傷性ショックって発表されたけど、あとから中心性頸髄損傷と頭蓋骨骨折の重傷だったことが分かり、年内の復帰は難しくなった。ホントなら、「秋華賞」はサンテミリオン、「秋の天皇賞」はブエナビスタかペルーサかロジユニヴァースに乗るハズだったんだけど、すべて白紙になった。だけど、こんなに悲しいニュースがあった一方、石川先生とおんなじ9月17日生まれの「なかやまきんに君」の流れから「宝塚記念」で1着になったナカヤマフェスタが、今日、フランスで開催された第89回の「凱旋門賞」で、ミゴトに2着に入ったという嬉しいニュースもあった。ニポンの馬が2着に入ったのは、1999年のエルコンドルパサー以来で、あのディープインパクトでさえも「3位、のちに失格」っていう結果だった。だから、あたしは、横山典弘騎手の回復を祈りつつ、「秋の天皇賞」という最終決戦に向けて、残りの「エヴァンゲリオン予想」を楽しんでこうと思ってる今日この頃なのだ。


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2010.10.01

3ヶ月ぶりにキッコゲリオン発進!

6月27日の「宝塚記念」から3ヶ月、いよいよ秋のG1レースの第1戦、「スプリンターズステークス」がやって来た。「宝塚記念」は、石川喬司先生とおんなじ9月17日生まれの芸能人が「なかやまきんに君」で、1着になったのが17番の「ナカヤマフェスタ」、2着が石川先生の分身のブエナビスタっていう偶然の連鎖が炸裂した。だけど、そこまで読みきれなかったあたしは、何とかワイドと複勝だけは的中させることができたけど、トータルでマイナスに沈んだ。

そして、「競馬はG1だけ」って言ってたあたしだけど、まさか3ヶ月もG1がお休みになるとは知らなかったもんだから、月に1回か2回くらいはG1以外のレースにもチャレンジしてみることにした。結局、7月の「七夕賞」はハズレたけど、8月の「札幌記念」と「新潟記念」が連続で的中しちゃったので、気を良くしたあたしは、9月にはチョコチョコといろんなレースに賭けるようになった。でも、あたしは少ない金額で楽しんでるので、負けても1000円程度で、今のとこトントンだ‥‥ってワケで、3ヶ月ぶりに「エヴァンゲリオン予想」が解禁になるG1レース、「スプリンターズステークス」はこんな顔ぶれだ。


10月3日 中山11R
「スプリンターズステークス」(G1)
3歳上オープン 芝1200m

1枠1番  サンダルフォン/酒井学
1枠2番  ダッシャーゴーゴー/川田将雅
2枠3番  サンカルロ/吉田豊
2枠4番  アイルラヴァゲイン/津村明秀
3枠5番  ビービーガルダン/安藤勝己
3枠6番  グリーンバーディー/M.デュプレシス
4枠7番  ウルトラファンタジ/H.ライ
4枠8番  ワンカラット/藤岡佑介
5枠9番  ローレルゲレイロ/藤田伸二
5枠10番 ファイングレイン/勝浦正樹
6枠11番 プレミアムボックス/幸英明
6枠12番 ヘッドライナー/内田博幸
7枠13番 マルカフェニックス/松岡正海
7枠14番 キンシャサノキセキ/四位洋文
8枠15番 ジェイケイセラヴィ/江田照男
8枠16番 ウエスタンビーナス/柴田善臣


うおおっ!第8使徒サンダルフォンが1枠1番に鎮座してる!‥‥って感じで、ヒサビサの「エヴァンゲリオン予想」にはピッタリの枠順だと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、皆さん忘れちゃってると思うけど、3ヶ月前の「宝塚記念」は、エヴァンゲリオンの第弐話「見知らぬ、天井」に対応させてたから、今回の「スプリンターズステークス」は、その次の第参話「鳴らない、電話」に対応してることになる。そして、それは、第参話の冒頭のシーンで証明されてる。


リツコ 「おはよう、シンジ君。調子はどう?」

シンジ 「慣れました。悪くないと思います」

リツコ 「それは結構。エヴァの出現位置、非常用電源、兵装ビルの配置、回収スポット、全部頭に入っているわね?」

シンジ 「たぶん‥‥」

リツコ 「では、もう一度おさらいするわ。通常エヴァは有線からの電力供給で稼動しています。非常時に体内電池に切り替えると、蓄電容量の関係でフルで1分、ゲインを利用してもせいぜい5分しか稼動できないの。これが私たちの科学の限界ってわけ。お分かりね」

シンジ 「はい‥‥」


そう、ネルフに来たばかりのシンジに、赤木リツコ博士がエヴァンゲリオンのことを説明してるシーンだ。前回の第弐話では、ほとんど説明もないまま初号機に乗せられて、第3使徒サキエルと戦うことになったシンジは、ボロクソにやられちゃう。だけど、初号機が暴走して、シンジの意思とは関係なくサキエルを倒しちゃう。つまり、結果的には使徒を殲滅したワケだけど、シンジがちゃんと初号機を操縦して戦ったワケじゃなくて、タナボタ的な勝ち方だったワケだ。で、毎回そんなふうにウマクは行かないから、今回は、ちゃんとエヴァンゲリオンのことをイチから説明してるってワケだ。

で、ここで注目すべきは、エヴァンゲリオンの活動時間だ。「へその緒(Umbilical cord)」から名づけられた「アンビリカルケーブル」をつないでる時は、電気は無限に流れてくるから、ネルフが電気料金を滞納してて電気を止められちゃわない限り、エヴァンゲリオンは何時間でも動き続けられる。だけど、ケーブルを外したり断線したりすると、エヴァンゲリオンに積んでるバッテリーに切り替わり、たった1分しか動かせない。「ゲインを利用してもせいぜい5分」てのは「電気回路で増幅されるぶんを大切に使っても」って感じの意味なので、使徒との戦いで全力を出してたり、全速力で走ってたりすると、1分ちょいが限界ってワケだ。

そして、今回の「スプリンターズステークス」は、このレース名からも分かるように、短距離のレースだ。人間にとって1200mは長距離だけど、競走馬にとっては短距離ってワケで、中距離や長距離のレースよりも、早いうちから全速力で走る。もちろん、最初から全速力だとバテちゃうから、中距離や長距離と同様にペース配分があるけど、距離が短いぶん、早いうちから仕掛ける。そのため、人間の100m走みたいにタイムが更新されたりして、スポーツとしても興味深い。

ちなみに、このレースのレコードは、1994年に開催された第28回のレースで、小島太騎手が騎乗したサクラバクシンオーが叩き出した「1分07秒1」だった。でも、7年後の2001年の第35回のレースで、蛯名正義騎手が騎乗したトロットスターが、わずか0.1秒上回る「1分07秒0」を記録して、それから今日まで、このタイムがレコードになってる。つまり、ケーブルを外したエヴァンゲリオンが全速力で走ることができる「1分ちょい」の世界で争ってるのが、この「スプリンターズステークス」だってワケだ。これは、どう見たって、第参話「鳴らない、電話」に対応してることの証明だろう。

‥‥そんなワケで、ヒサビサの「エヴァンゲリオン予想」を発進させるために、まずは第参話「鳴らない、電話」のアラスジを説明しとくけど、第3新東京市第壱中学校に転校してきたシンジは、エヴァンゲリオンのパイロットだってことを自分から言っちゃって、前回の戦いの巻き添えで妹が大ケガした鈴原トウジから殴られる。で、第4使徒シャムシエルが襲来して、シンジは初号機で出動して、現場にきてた野次馬のトウジとケンスケを助けてコクピットに乗せたまま、プログレッシブナイフをシャムシエルのコアに突き刺して、活動限界ギリギリで辛勝する‥‥って話だ。

今回のストーリーのポイントは、セカンドインパクト以来、10年以上も現れなかった使徒が、前回の第3使徒サキエルの襲来からわずか3週間後に、今回の第4使徒シャムシエルが襲来したってことだ。そして、ここから毎回のように使徒が襲来することになるんだから、前回のサキエルが、人類への一連の攻撃の皮切りだったってことになる。ちなみに、このサキエルやシャムシエルの名前の最後の「エル(EL)」は、ヘブライ語で「神の」っていう意味だ。だから、無理やりにコジツケると、サキエルってのは「神の早希ちゃん」てことになる(笑)

で、今回の「スプリンターズステークス」を第4使徒シャムシエルが襲来する第参話だとすれば、その3週間前に第3使徒サキエルが襲来してたことになる。3週間前と言えば、9月12日、阪神の10R「セントウルステークス」に、今回のレースに出る馬がたくさん出てて、ダッシャーゴーゴーが1着、グリーンバーディーが2着、ヘッドライナーが4着、サンダルフォンが8着になり、キンシャサノキセキは鼻出血で取り消しになってる。つまり、3週間前のサキエルの襲来がヒントになるとすれば、今回もダッシャーゴーゴーとグリーンバーディーが来るってことになる。

でも、ここで気になるのが、いつもり「裏の結果」だ。あたしのコジツケ予想は、おんなじ日に別の競馬場で開催されたレースに対応してることが多い。それで、念のために9月12日の中山の結果を見てみたら、メインの11R「京成杯オータムハンデキャップ」で、津村明秀騎手が騎乗したファイアーフロートが1着になってた。津村明秀騎手と言えば、今回は4番のアイルラヴァゲインに騎乗するけど、ここで「ハッ!」と気づいたのが、さっきの赤木博士のセリフだ。


「ゲインを利用してもせいぜい5分しか稼動できないの」


アイルラヴァゲインてのは、たぶん「I will love again」のことだと思うけど、名前の最後に「ゲイン」がついてるのは、ある意味、キンシャサノキセキだと思う。その上、第参話で初号機がシャムシエルと戦うシーンは、こんなふうになってる。


シゲル 「アンビリカルケーブル、断線!」

マコト 「エヴァ、内蔵電源に切り替わりました!」

マヤ 「活動限界まで、あと4分53秒!」


そう、赤木博士が言うところの「ゲインを利用して」使徒と戦うのだ。だからこそ、戦闘に巻き込まれそうになったクラスメートのトウジとケンスケを助けたりしてる余裕があるワケで、最終的には、シンジはミサトの指示を無視して、自分の判断でシャムシエルのコアにプログレッシブナイフを突き刺しちゃう。ま、それで勝っちゃうからいいんだけど、もしも「ゲインを利用して」なければ、トウジとケンスケを助ける前に活動限界になってたかもしれない。

コジツケが醍醐味の「エヴァンゲリオン予想」としては、このアイルラヴァゲインがヤタラと気になるワケで、さらに言えば、津村明秀騎手の名前も、ナニゲに「庵野秀明監督」をホーフツとさせてる。それに、3週間前の「裏のレース」で1着になってる津村明秀騎手だから、庵野秀明監督の名前を反対にした「明秀」ってのも、やっぱり「裏」に対応してるような気がする。そして、マヤか「活動限界まで、あと4分53秒!」って言ったセリフの通り、「4-5-3」てのを1つの予想としてみると、ミゴトに4番のアイルラヴァゲインが1着になる。

‥‥そんなワケで、ここまでの話は置いといて、去年の「スプリンターズステークス」の結果を見てみると、1着が藤田伸二騎手のローレルゲレイロ、2着が安藤勝己騎手のビービーガルダンで、その差はわずか「1cm」、ニポンで開催された今までのG1レースの中で「最小の着差」として記録されてる。「1cm」なんて、鼻の差どころか鼻毛の差だ。ほとんど同着みたいなもので、力の差なんてなかっただろう。そして、この2頭は、去年とおんなじ騎手が乗って、今回も出走する。ローレルゲレイロは9番、ビービーガルダンは5番だ。

ここで気になるのは、やっぱり「1cm」の差で、この微妙な距離感から連想するのは、オナジミの「ヤマアラシのジレンマ」だ。第参話の前半では、転校したシンジになかなか友達ができないことについて、ミサトと赤木博士が電話で話すシーンがある。


ミサト 「ううん、うーん、はい、もしもし‥‥なんだリツコか‥‥」

リツコ 「どう?彼氏とはうまくいってる?」

ミサト 「彼?‥‥ああ、シンジ君ね。転校して2週間、相変わらずよ。未だに誰からも電話かかってこないのよね」

リツコ 「電話?」

ミサト 「必須アイテムだから、ずいぶん前に携帯渡したんだけどね。自分で使ったり、誰からもかかってきた様子ないのよ。あいつ、ひょっとして友達いないんじゃないかしら」

リツコ 「シンジ君て、どうも友達作るのには不向きな性格かもしれないわね。ヤマアラシのジレンマって話知ってる?」

ミサト 「ヤマアラシ?あのトゲトゲの?」

リツコ 「ヤマアラシの場合、相手に自分の温もりを伝えたいと思っても、身を寄せれば寄せるほど体中のトゲでお互いを傷つけてしまう。人間にも同じことが言えるわ」

リツコ 「今のシンジ君は、心のどこかで痛みに怯えて臆病になっているんでしょうね」

ミサト 「ま、そのうち気づくわよ。大人になるってのは近づいたり離れたりを繰り返して、お互いがあんまり傷つかずに済む距離を見つけ出す‥‥ってことに」


第参話のタイトルの「鳴らない、電話」は、このシーンから来てるワケだから、この会話の内容を重要視すると、「ヤマアラシのジレンマ」からローレルゲレイロとビービーガルダンの2頭が気になってくる。だけど、「ヤマアラシのジレンマ」の話が本格的になるのは次の第四話で、日本のタイトルは「雨、逃げ出した後」だけど、英語圏向けのエピソードタイトルは「Hedgehog's Dilemma」になってる。「Hedgehog」は「ハリネズミ」のことで、「ヤマアラシ」は「Porcupine」だけど、たぶん「ヤマアラシのジレンマ」って意味でつけたタイトルだと思う。

だから、「エヴァンゲリオン予想」としては、今回のレースで、ローレルゲレイロとビービーガルダンが僅差で1着、2着になることはない‥‥ってことになる。それよりも重要なのは、「3週間前にサキエルが襲来した」ってことで、これを「神の早希ちゃん」てことに仮定すると、どうしても「早希ちゃん」→「桜」っていう流れが浮上してきて、さっきの「サクラバクシンオー」へと行き着いちゃう。さっき書いた「スプリンターズステークス」のコースレコードのクダリをもう一度、見てみよう。


「このレースのレコードは、1994年に開催された第28回のレースで、小島太騎手が騎乗したサクラバクシンオーが叩き出した「1分07秒1」だった。でも、7年後の2001年の第35回のレースで、蛯名正義騎手が騎乗したトロットスターが、わずか0.1秒上回る「1分07秒0」を記録して、それから今日まで、このタイムがレコードになってる。」


この文章の「1分07秒1」「7年後」「1分07秒0」ってとこを見ると、3ヶ月前の「宝塚記念」でキーワードになった石川先生のお誕生日の「17日」が連想される。そして、石川先生のお誕生日の「9月17日」と言えば、3週間前にサキエルが襲来した9月12日の開催日の直後だから、シンクロ率もグッとアップする。つまり、これらを総合して推理すると、サクラバクシンオーが打ち立てたコースレコードから、すべての物語が始まってるってことになる。

で、今回の出走馬の血統を見てみたら、ナナナナナント! 1番のサンダルフォン、2番のダッシャーゴーゴー、12番のヘッドライナーの3頭が、奇しくもサクラバクシンオーの子供だったのだ! あたしがサンダルフォンを知ったのは、競馬を始めたばかりの去年の11月の「マイルCS」だったけど、初めてこの馬の名前を見た時は、これこそが「エヴァンゲリオン予想」のための馬だと思った。だけど、火山のマグマの中に、繭の状態でいたサンダルフォンには、まだ勝つだけの力がなかった。でも、3週間前の「セントウルステークス」で8着になったあと、5日後の9月17日に成獣になったと予想すれば、今度こそ、真の力を見せつけてくれるかもしれない。

‥‥そんなワケで、今回の「エヴァンゲリオン予想」は、イチオシが4番のアイルラヴァゲインで、「活動限界まで、あと4分53秒!」から5番のビービーガルダンに目を向けつつも、早希ちゃんを「神」として、その神の子供である3頭、1番のサンダルフォン、2番のダッシャーゴーゴー、12番のヘッドライナーまでを視野に入れたい。あとは、この5頭でどんなふうに買うかだけど、選んだ馬が5頭だけなら、すべての組み合わせを3連複で買っても10通りだから、とりあえず3連複を100円ずつぜんぶ。あとは「あたしの選んだ馬が3着までに2頭だけ入る」っていういつものパターンを考えて、ワイドで押さえたいと思ってる今日この頃なのだ。


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