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2010.10.31

コジツケからシンクロニシティへ

最後の「エヴァンゲリオン予想」となった今日の「天皇賞」は、「獲ったどぉ~~~!」でもなく、「負けたどぉ~~~!」でもなく、「獲ったけど負けたどぉ~~~!」っていう、何とも言えないビミョ~で複雑で中途半端な結果になっちゃったので、ツイッターのつぶやきで流れを追ってみたい。


「きっこさんのつぶやき」
http://twitter.com/kikko_no_blog

さて、「天皇賞」の予想をマトメて即PATで買うぞ!

キャプテントゥーレ、ブエナビスタ、シンゲン、ペルーサ、オウケンサクラって順でゴールシロッコ!(笑)

え?シンゲンて3番人気なの?ニフティ競馬の一覧では無印だったのにぃ‥‥

ペルーサ、やっぱり一番可愛いね。

2-7の馬連とワイドだけは当たったけど配当低いだろうな。

結局、エヴァ予想は最後まで当たらず、好きな馬を買ったほうの馬券が当たり、複雑なエンディングになってしまった。

好きな2頭が1、2着になってくれたのは嬉しいんだけど、最後までがんばってたキャプテントゥーレが力尽きて馬群に沈んでく姿が切なかった。

うひゃひゃ!馬連が1660円、ワイドが430円ってことは、2000円投資して2090円の配当!90円も儲かったどー!(笑)

のわっ!1660円は馬単の配当で、あたしの買ってた馬複は1030円だった!てことは540円のマイナスじゃん!オーマイシロッコ!

「天皇賞で3連複が的中→具が5種類以上も入った豪華なおでんを作る→母さんと一緒に食べる」という予定だったのが「天皇賞で馬連とワイドが的中するも配当が低くてマイナス収支→今夜もモヤシのお味噌汁とメザシ4匹」という流れになってしまい間下このみ。

2-7の馬単が1660円、2-7-12の3連複が1680円、この配当を見ると、いかに「組み合わせ」よりも「着順」のほうが重要かってことが分かる。ポーカーで言えばフラッシュよりもストレートってことか?‥‥違うか?(笑)


‥‥ってことで、今日の「天皇賞」は、1着ブエナビスタ、2着ペルーサ、3着アーネストリー、4着オウケンサクラ、5着ネヴァブション、6着シンゲン、7着トウショウシロッコ、8着スマイルジャック、9着アクシオン、10着ヤマニンキングリー、11着スーパーホーネット、12着シルポート、13着キャプテントゥーレ、14着アリゼオ、15着コスモファントム、16着ショウワモダン、17着エイシンアポロン、18着ジャガーメイルって結果だった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしの最後の「エヴァンゲリオン予想」は、キャプテントゥーレとブエナビスタの2頭をメインにしてたので、「ぜんぜんカスリもしなかった」ってワケじゃないけど、それでも、3着までにはブエナビスタ1頭しか入ってないので、3連複もワイドも全滅で、予想としては完全に敗北だった。たとエヴァ、3着までのうちの1頭はハズレても、キャプテントゥーレとブエナビスタの2頭が入って、最低でもワイドが的中してれば「勝ち」だったんだけど、今回の結果は完敗だ。

そして、「好きな馬」としてあげた3頭、ペルーサ、キャプテントゥーレ、ブエナビスタのほうは、この3頭の3連複と、このうちの2頭の組み合わせの馬連を3種類、ワイドを3種類、合計で700円買ってたので、2-7の馬連とワイドは当たったんだけど、マクラで紹介したつぶやきでも分かるように、馬連の配当が1030円、ワイドの配当が430円で、合計1460円だった。つまり、この「好きな馬」の部分だけで言えば、700円の投資で1460円の配当ってことになるんだけど、ペルーサの代わりにキャプテントゥーレとの組み合わせでいろいろと買ってた「エヴァンゲリオン予想」のほうは、1300円が全滅したから、トータルで言えば、540円のマイナス収支ってことになる。

だけど、2000円ぜんぶ負けようが、1460円だけ配当があって540円のマイナスで傷が浅くすもうが、カンジンの「エヴァンゲリオン予想」が当たらなかったんだから、完敗は完敗だ。事実、三番目に好きなブエナビスタが1着になり、一番好きなペルーサが2着になり、牝馬と3歳馬のワンツーっていう素晴らしいレースだったけど、あたし的には、ずっとがんばってたキャプテントゥーレが、最後には力尽きて馬群に沈んでく姿が、とっても切なかった。やっぱり、芦毛の馬が1着でゴールを駆け抜けるシーンを見たかった‥‥ってワケで、さっそく感想メールが届きはじめてるので、少しだけ紹介したいと思う。


件名:感動すらします
お名前:Oi
コメント:一年間にわたるエヴァ予想ご苦労さまでございます。最初の方の二回に一回は当たるなんていうのは超能力にしか思えませんでした。最近は当たらないとはいえ全体の的中率としては並以上なのではないと思うほどです。それよりも、エヴァ予想を通じて語られるきっこさんの内面というか自己探求的なところが新しい手法の小説というか表現の方法としてのブログ(日記)の方法論のようで興味深く拝読させていただきました。そして、表予想、裏予想を考案した途端。続けて表と裏が一致するという不思議。表も裏もない。偽らないシュッとした立ち姿には感動すら覚えます。エヴァ予想はたんなる競馬予想ではないと改めて思いました。


件名:次回からの新予想も楽しみにしております♪
お名前:HY
コメント:きっこさん、こんばんは♪本日の天皇賞でエヴァ予想が最後ということでドキドキしましたが、キャプテントゥーレは最後の直線で頑張ったのに残念でしたね。でも、オウケンサクラとシンゲンは上位に食い込んだし、石川先生関連のブエナビスタとアーネストリーが1、3着、きっこさんの一番好きなペルーサが2着と、『賢者と美女の名コンビ』で最後を締め括る結果となり、エヴァ予想の終わり方としてはなかなかだったのでは…!?『人生の経験値』を読んで思ったのですが、きっこさんはしっかりと地に足を着けて、今のこの腐った世の中に辟易としつつも、現実を逞しく生き抜いてこられて、現在の成熟した素敵な大人の女性、何にも洗脳されることなく、真実を見抜く目を持ったきっこさんになられたのですね。その結果、私たち読者は『きっこの日記』という面白いブログを読む事ができるようになったのですから、今まで辛い事が沢山あっても乗り越えてきて下さったきっこさんに、そしてきっこさんをこの世に産んで下さったお母様にも深く感謝したいです。どうか、お体を大切に、お仕事の方も無理せずゆっくりと頑張ってください♪


Oiさん、HY子さん、こんなに期待外れな結果だったのに、過分なメールをどうもありがとうございます♪‥‥ってワケで、あたしとしては、石川先生を象徴するブエナビスタが、「競り勝った」とかじゃなくて、完全に力の差を見せつけて圧勝したってことで、これが「エヴァンゲリオン予想」におけるゼーレのシナリオだったんだと納得したい。そして、この結果を踏まえて、石川先生がメールで教えてくださった寺山修司さんの「競馬ファンは馬券を買わない。財布の底をはたいて<自分>を買っているのである」って言葉を考え直してみたら、ハッ!と気づくことがあった。

あたしは、この「自分を買っている」って言葉から、芦毛のキャプテントゥーレを幼いころの自分自身に投影させたんだけど、馬の年齢を考えてみたら、石川先生が4歳のブエナビスタなのに、あたしが5歳のキャプテントゥーレになるのはおかしい。大先輩の石川先生が4歳馬なら、ビギナー中のビギナーのあたしは確実に4歳未満てワケで、そこに気づいてれば、一番好きな上に3歳馬のペルーサこそが、あたしに該当する馬だったワケだ。そして、そう考えると、2馬身以上の差をつけてグングンと加速しながらゴールへ向かってったブエナビスタと、置いてかれないように必死に食らいついてったペルーサの姿が、石川先生のあとを追いかけてくあたしみたいにも思えてきた。

‥‥そんなワケで、今回は、最後の「エヴァンゲリオン予想」ってことで、レース後までコジツケをしてみたけど、とりあえずは、HY子さんが書いてくださったように、最終回としては、それなりの結果だったと思う。そして、1年間もコジツケまくって変な方向へ行っちゃった脳みそをクルリンパと元に戻して、いよいよ次回は「エリザベス女王杯」だ。もとはと言えば、1年前、不思議なプリキュアの夢を見て、それがミョ~に気になりつつ、たまたま見た「エリザベス女王杯」の出走登録馬の一覧に、テイエムプリキュアって名前を見つけて、「おおっ!」って驚いたのがすべての始まりだった。そして、何も分からずに買った馬券が、10万円以上の配当になり、そこからスタートしたのが「エヴァンゲリオン予想」だった。

そう、よくよく考えてみれば、プリキュアの夢を見て、テイエムプリキュアで大穴が的中したってのに、なんでまた「エヴァンゲリオン予想」なの?‥‥って話だ。普通に考えたら、どうして「プリキュア予想」じゃないの?‥‥って話だ。だけど、1年間も続けてきて、最終回も何とかマトメたあとに、こんなこと言い出したらミもフタもないから、ここはスルーしてくけど、とにかく、もともとは、変な夢を見て、その夢を何かの「お告げ」だと思って馬券を買ってみたら、それが当たっちゃったってワケだ。だけど、そんなに都合よく、G1レースがあるたびに不思議な夢なんて見ないから、夢の代わりに何かにコジツケて予想を楽しむために、内容も思わせぶりで一般的にもそこそこ認知されてるエヴァンゲリオンを選んでみたってワケだ。

だから、ホントの意味で基本に立ち返るとするのなら、不思議な夢を見た時や、何らかの「お告げ」を感じた時にだけ、それに該当するレースを探して、馬券を買うようにすればいいってことになる。だけど、この方式にしちゃうと、3年前の「有馬記念」のマツリダゴッホみたいに、1年に1回くらいしか遭遇しなくなっちゃう。そして、そうなると、せっかく競馬の楽しさが分かってきたとこなのに、1年に1回くらいしか競馬ができなくなっちゃう。だからって、1年間続けてきた「エヴァンゲリオン予想」みたいに、あまりにも無理やりにコジツケたために、普通に好きな馬を買ってたら当たってたレースまで棒に振っちゃうのも悲しすぎる。

‥‥そんなワケで、「エヴァンゲリオン予想」の次は、「ふたりはプリキュア予想」とか、「ジョジョの奇妙な予想」とか、「サクラ大戦予想」とか、「北斗の拳予想」とか、いろいろと考えてたんだけど、そういうのは無しにして、これからは、1つのアニメに決めないで、毎回、独立したコジツケを楽しんでみようと思う。たとえば、今度のG1はドラえもんのお誕生日に開催されるから、今回は「ドラえもん予想」で行こう!‥‥って感じだ。さらに言えば、アニメだけに限定しないで、小説とか、映画とか、音楽とか、ジャンルを問わずにコジツケを楽しみたい。そして、毎回のコジツケ予想を展開しつつ、不思議な夢を見た時や、何らかの「お告げ」を感じた時にだけ、シンクロニシティ的な予想も織り込んでこうと思う。これなら、「エヴァンゲリオン予想」よりも遥かに自由度が高くなり、的中する確率も高くなるような気がしてる今日この頃なのだ♪


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