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2010.10.03

キッコゲリオン、完全に沈黙

負けたどぉ~~~!‥‥ってワケで、3ヶ月ぶりのG1、3ヶ月ぶりの「エヴァンゲリオン予想」は、あたしの期待とはウラハラに、完全に沈黙しちゃった。香港馬の7番ウルトラファンタジが最初から飛ばして、ゴール寸前で2番ダッシャーゴーゴーが並び、外から来た14番キンシャサノキセキが3着に入ったから、あたしは、3連複は全滅したけど、ダッシャーゴーゴーの複勝と、ダッシャーゴーゴーとキンシャサノキセキのワイドが的中して、なんとかトントンくらいになる感じだと思ったのもトコノマ、ダッシャーゴーゴーが無理な走り方をしたとかで「2着降着」になり、3着のキンシャサノキセキと4着の3番サンカルロが繰り上がり、7番、14番、3番ていう結果になった。

今回、あたしは、イチオシの4番アイルラヴァゲインを筆頭に、1番サンダルフォン、2番ダッシャーゴーゴー、5番ビービーガルダン、12番ヘッドライナーの5頭を選んでたので、この5頭の組み合わせで3連複を100円ずつ10通り買って、複勝も100円ずつ買った。そして、これで1500円なので、残りの500円でワイドを買うことにしたんだけど、この組み合わせでワイドを買っても、「3連複もワイドも全滅」っていうパターン青になるケースが濃厚ミルクだったので、「スプリンターズステークスは人気のある馬が勝つ確率が高い」ってことから、上位の人気馬の中で、唯一、ずっと応援してきたキンシャサノキセキと5頭との組み合わせでワイドを買うことにした。こうしとけば「3連複は全滅でもワイドが的中」って形の確率がグッと高くなると思ったからだ。

そして、ピッタリ2000円ぶんの馬券を買ったんだけど、レースの時間が迫ってきたら、ヤタラとキンシャサノキセキが勝ちそうな気がしてきちゃったので、意思の弱いあたしは「競馬は2000円まで」っていうマイルールを破り、キンシャサノキセキとアイルラヴァゲインからサンダルフォンとダッシャーゴーゴーへの3連複を100円ずつ買い足しちゃったのだ。つまり、合計で2200円も買っちゃったワケで、着順通りに決まってればトントンだったのに、ダッシャーゴーゴーが4着に降格になったオカゲで、あたしの2200円は海のモズクとなり、どこかの誰かに三杯酢でツルリと食べられちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今日の「スプリンターズステークス」は、香港馬のグリーンバーディーが1番人気、ワンカラットが2番人気、キンシャサノキセキが3番人気だったんだけど、実力がダイレクトに反映される短距離レースってこともあって、人気馬が勝つことが多い。過去10戦の結果を見てみると、1番人気の馬が1着か2着に入ったのが7戦、2番人気の馬が2着か3着に入ったのが8戦もある。つまり、そうとうの高確率で1番人気と2番人気が勝ってるワケで、両方がそろって入賞しなかったとしても、どっちか1頭だけは入賞してるレースが多い。

それなのに、1番人気のグリーンバーディーも2番人気もワンカラットも完全にスルーして予想した上に、人気のない馬ばかり選んでるあたしに、果たして勝算はあるのか?‥‥ってのが問題だった。でも、去年の「スプリンターズステークス」では、13番人気だったローレルゲレイロが1着になってるから、出走するからには、どの馬だって勝つ可能性が0%ってことはない。


リツコ 「勝算は0.00001%、万に一つもないのよ!」

ミサト 「ゼロではないわ!エヴァに賭けるだけよ!」


‥‥ってワケで、アニメのようには行かずに、3ヶ月ぶりの「エヴァンゲリオン予想」はミゴトにハズレちゃったけど、あたしは、今回の結果に、そんなにガックリはしてない。そりゃあ、ハズレたんだから嬉しくはないけど、ハズレるにしても、1番人気と2番人気の馬が仲良くゴールしてたら、「あ~あ」って感じで、もっとガックリしてたと思う。だけど結果は、おんなじ香港馬でも、ほとんどの専門家が名前すら挙げなかったウルトラファンタジのほうが勝ったワケだし、1着2着の馬単でも2万円を超える高配当がついたんだから、馬単で5000円台だった去年よりも遥かに「予想外の結果」だったってことになる。

順当な結果に終わることが多いレースで、その通りに順当な結果に終わったのなら、データを無視してトンチンカンなコジツケ予想をしたあたしはアホみたいだけど、これほど「予想外の結果」だったのなら、ある意味、的中したようなもんだ。実際、あたしの予想はハズレたけど、「本命か穴か」っていうフランク・ザッパな二択なら、あたしの選択は間違ってなかったことになる‥‥って、あまりにも女々しい負け惜しみはこれくらいにしといて、去年1着だったローレルゲレイロが今回14着に沈んだことを踏まえて、去年と今年の両方の「スプリンターズステークス」に出た7頭の着順を見てみると、面白いことが分かった。


ローレルゲレイロ 1着→14着
ビービーガルダン 2着→10着
アイルラヴァゲイン 4着→8着
マルカフェニックス 8着→9着
サンダルフォン 9着→11着
プレミアムボックス 11着→15着
キンシャサノキセキ 12着→2着


去年、ほぼ同着で1着と2着になったローレルゲレイロとビービーガルダンは、2頭とも10位以下に沈み、アイルラヴァゲイン、マルカフェニックス、サンダルフォン、プレミアムボックスも、みんな揃って去年より着順を下げてるのに、去年12着だったキンシャサノキセキだけが、2着へとジャンプアップしてるのだ。それも、実際には3着だったのに、2着のダッシャーゴーゴーが降着になったことによる繰り上げの2着なんだから、実力だけじゃなくてツキにも恵まれてたことになる。7頭の中でたった1頭だけ、こんな入賞の仕方をするなんて、まさに「キンシャサの奇跡の価値は」って感じがする。

‥‥そんなワケで、今回の「スプリンターズステークス」を第参話「鳴らない、電話」に対応させて、完全に沈黙しちゃった3ヶ月ぶりの「エヴァンゲリオン予想」だけど、あたしは、今さら車線変更するつもりはない。もともと、1回おきに的中してたワケだし、前回の「宝塚記念」で、収支はマイナスでも一応は的中してるってことを考えれば、今回はハズレの番になる。だから、このまま進んでけば、次は当たりの番になる。

次回のG1は、2週間後の10月17日の「秋華賞」で、次の24日が「菊花賞」、次の31日が「秋の天皇賞」と、G1の3連戦だ。「エヴァンゲリオン予想」では、「秋華賞」が第四話「雨、逃げ出した後」、「菊花賞」が第伍話「レイ、心の向こうに」、「秋の天皇賞」が第六話「決戦、第3新東京市」に対応してることになる。そして、その2週間後の11月14日にやってくるのが、記念すべき「エリザベス女王杯」なのだ。そう、去年、あたしが本格的に競馬を始めるキッカケになったレースだ。つまり、あと3戦のG1で、あたしの「エヴァンゲリオン予想」は、グルリと一周して完結するってワケだ。

そう考えると、今回の「スプリンターズステークス」がハズレて、次の「秋華賞」が的中して、次の「菊花賞」がハズレて、最後の「秋の天皇賞」が的中して終わるっていうぜーレのシナリオが見えてくる。そして、最後の「秋の天皇賞」に対応してるのが第六話「決戦、第3新東京市」だなんて、あまりにも出来杉くんだ。だって、「春の天皇賞」は京都競馬場だけど、「秋の天皇賞」は東京競馬場で開催されるからだ。その上、石川喬司先生の「魔法つかいの夏」の主人公の「比呂人」が、昭和天皇「裕仁」からの命名だってことを踏まえれば、これこそが1年間の「エヴァンゲリオン予想」を締めくくるのにピッタリのレースだってこと、そして、コジツケを超越した奇跡が訪れることを予感させてくれてると思う。

‥‥そんなワケで、去年の「秋の天皇賞」で1着になったカンパニーに騎乗してた横山典弘騎手は、9月26日の中山の3Rで落馬して重傷を負ってしまった。当初は全身打撲と外傷性ショックって発表されたけど、あとから中心性頸髄損傷と頭蓋骨骨折の重傷だったことが分かり、年内の復帰は難しくなった。ホントなら、「秋華賞」はサンテミリオン、「秋の天皇賞」はブエナビスタかペルーサかロジユニヴァースに乗るハズだったんだけど、すべて白紙になった。だけど、こんなに悲しいニュースがあった一方、石川先生とおんなじ9月17日生まれの「なかやまきんに君」の流れから「宝塚記念」で1着になったナカヤマフェスタが、今日、フランスで開催された第89回の「凱旋門賞」で、ミゴトに2着に入ったという嬉しいニュースもあった。ニポンの馬が2着に入ったのは、1999年のエルコンドルパサー以来で、あのディープインパクトでさえも「3位、のちに失格」っていう結果だった。だから、あたしは、横山典弘騎手の回復を祈りつつ、「秋の天皇賞」という最終決戦に向けて、残りの「エヴァンゲリオン予想」を楽しんでこうと思ってる今日この頃なのだ。


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