3ヶ月ぶりにキッコゲリオン発進!
6月27日の「宝塚記念」から3ヶ月、いよいよ秋のG1レースの第1戦、「スプリンターズステークス」がやって来た。「宝塚記念」は、石川喬司先生とおんなじ9月17日生まれの芸能人が「なかやまきんに君」で、1着になったのが17番の「ナカヤマフェスタ」、2着が石川先生の分身のブエナビスタっていう偶然の連鎖が炸裂した。だけど、そこまで読みきれなかったあたしは、何とかワイドと複勝だけは的中させることができたけど、トータルでマイナスに沈んだ。
そして、「競馬はG1だけ」って言ってたあたしだけど、まさか3ヶ月もG1がお休みになるとは知らなかったもんだから、月に1回か2回くらいはG1以外のレースにもチャレンジしてみることにした。結局、7月の「七夕賞」はハズレたけど、8月の「札幌記念」と「新潟記念」が連続で的中しちゃったので、気を良くしたあたしは、9月にはチョコチョコといろんなレースに賭けるようになった。でも、あたしは少ない金額で楽しんでるので、負けても1000円程度で、今のとこトントンだ‥‥ってワケで、3ヶ月ぶりに「エヴァンゲリオン予想」が解禁になるG1レース、「スプリンターズステークス」はこんな顔ぶれだ。
10月3日 中山11R
「スプリンターズステークス」(G1)
3歳上オープン 芝1200m
1枠1番 サンダルフォン/酒井学
1枠2番 ダッシャーゴーゴー/川田将雅
2枠3番 サンカルロ/吉田豊
2枠4番 アイルラヴァゲイン/津村明秀
3枠5番 ビービーガルダン/安藤勝己
3枠6番 グリーンバーディー/M.デュプレシス
4枠7番 ウルトラファンタジ/H.ライ
4枠8番 ワンカラット/藤岡佑介
5枠9番 ローレルゲレイロ/藤田伸二
5枠10番 ファイングレイン/勝浦正樹
6枠11番 プレミアムボックス/幸英明
6枠12番 ヘッドライナー/内田博幸
7枠13番 マルカフェニックス/松岡正海
7枠14番 キンシャサノキセキ/四位洋文
8枠15番 ジェイケイセラヴィ/江田照男
8枠16番 ウエスタンビーナス/柴田善臣
うおおっ!第8使徒サンダルフォンが1枠1番に鎮座してる!‥‥って感じで、ヒサビサの「エヴァンゲリオン予想」にはピッタリの枠順だと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、皆さん忘れちゃってると思うけど、3ヶ月前の「宝塚記念」は、エヴァンゲリオンの第弐話「見知らぬ、天井」に対応させてたから、今回の「スプリンターズステークス」は、その次の第参話「鳴らない、電話」に対応してることになる。そして、それは、第参話の冒頭のシーンで証明されてる。
リツコ 「おはよう、シンジ君。調子はどう?」
シンジ 「慣れました。悪くないと思います」
リツコ 「それは結構。エヴァの出現位置、非常用電源、兵装ビルの配置、回収スポット、全部頭に入っているわね?」
シンジ 「たぶん‥‥」
リツコ 「では、もう一度おさらいするわ。通常エヴァは有線からの電力供給で稼動しています。非常時に体内電池に切り替えると、蓄電容量の関係でフルで1分、ゲインを利用してもせいぜい5分しか稼動できないの。これが私たちの科学の限界ってわけ。お分かりね」
シンジ 「はい‥‥」
そう、ネルフに来たばかりのシンジに、赤木リツコ博士がエヴァンゲリオンのことを説明してるシーンだ。前回の第弐話では、ほとんど説明もないまま初号機に乗せられて、第3使徒サキエルと戦うことになったシンジは、ボロクソにやられちゃう。だけど、初号機が暴走して、シンジの意思とは関係なくサキエルを倒しちゃう。つまり、結果的には使徒を殲滅したワケだけど、シンジがちゃんと初号機を操縦して戦ったワケじゃなくて、タナボタ的な勝ち方だったワケだ。で、毎回そんなふうにウマクは行かないから、今回は、ちゃんとエヴァンゲリオンのことをイチから説明してるってワケだ。
で、ここで注目すべきは、エヴァンゲリオンの活動時間だ。「へその緒(Umbilical cord)」から名づけられた「アンビリカルケーブル」をつないでる時は、電気は無限に流れてくるから、ネルフが電気料金を滞納してて電気を止められちゃわない限り、エヴァンゲリオンは何時間でも動き続けられる。だけど、ケーブルを外したり断線したりすると、エヴァンゲリオンに積んでるバッテリーに切り替わり、たった1分しか動かせない。「ゲインを利用してもせいぜい5分」てのは「電気回路で増幅されるぶんを大切に使っても」って感じの意味なので、使徒との戦いで全力を出してたり、全速力で走ってたりすると、1分ちょいが限界ってワケだ。
そして、今回の「スプリンターズステークス」は、このレース名からも分かるように、短距離のレースだ。人間にとって1200mは長距離だけど、競走馬にとっては短距離ってワケで、中距離や長距離のレースよりも、早いうちから全速力で走る。もちろん、最初から全速力だとバテちゃうから、中距離や長距離と同様にペース配分があるけど、距離が短いぶん、早いうちから仕掛ける。そのため、人間の100m走みたいにタイムが更新されたりして、スポーツとしても興味深い。
ちなみに、このレースのレコードは、1994年に開催された第28回のレースで、小島太騎手が騎乗したサクラバクシンオーが叩き出した「1分07秒1」だった。でも、7年後の2001年の第35回のレースで、蛯名正義騎手が騎乗したトロットスターが、わずか0.1秒上回る「1分07秒0」を記録して、それから今日まで、このタイムがレコードになってる。つまり、ケーブルを外したエヴァンゲリオンが全速力で走ることができる「1分ちょい」の世界で争ってるのが、この「スプリンターズステークス」だってワケだ。これは、どう見たって、第参話「鳴らない、電話」に対応してることの証明だろう。
‥‥そんなワケで、ヒサビサの「エヴァンゲリオン予想」を発進させるために、まずは第参話「鳴らない、電話」のアラスジを説明しとくけど、第3新東京市第壱中学校に転校してきたシンジは、エヴァンゲリオンのパイロットだってことを自分から言っちゃって、前回の戦いの巻き添えで妹が大ケガした鈴原トウジから殴られる。で、第4使徒シャムシエルが襲来して、シンジは初号機で出動して、現場にきてた野次馬のトウジとケンスケを助けてコクピットに乗せたまま、プログレッシブナイフをシャムシエルのコアに突き刺して、活動限界ギリギリで辛勝する‥‥って話だ。
今回のストーリーのポイントは、セカンドインパクト以来、10年以上も現れなかった使徒が、前回の第3使徒サキエルの襲来からわずか3週間後に、今回の第4使徒シャムシエルが襲来したってことだ。そして、ここから毎回のように使徒が襲来することになるんだから、前回のサキエルが、人類への一連の攻撃の皮切りだったってことになる。ちなみに、このサキエルやシャムシエルの名前の最後の「エル(EL)」は、ヘブライ語で「神の」っていう意味だ。だから、無理やりにコジツケると、サキエルってのは「神の早希ちゃん」てことになる(笑)
で、今回の「スプリンターズステークス」を第4使徒シャムシエルが襲来する第参話だとすれば、その3週間前に第3使徒サキエルが襲来してたことになる。3週間前と言えば、9月12日、阪神の10R「セントウルステークス」に、今回のレースに出る馬がたくさん出てて、ダッシャーゴーゴーが1着、グリーンバーディーが2着、ヘッドライナーが4着、サンダルフォンが8着になり、キンシャサノキセキは鼻出血で取り消しになってる。つまり、3週間前のサキエルの襲来がヒントになるとすれば、今回もダッシャーゴーゴーとグリーンバーディーが来るってことになる。
でも、ここで気になるのが、いつもり「裏の結果」だ。あたしのコジツケ予想は、おんなじ日に別の競馬場で開催されたレースに対応してることが多い。それで、念のために9月12日の中山の結果を見てみたら、メインの11R「京成杯オータムハンデキャップ」で、津村明秀騎手が騎乗したファイアーフロートが1着になってた。津村明秀騎手と言えば、今回は4番のアイルラヴァゲインに騎乗するけど、ここで「ハッ!」と気づいたのが、さっきの赤木博士のセリフだ。
「ゲインを利用してもせいぜい5分しか稼動できないの」
アイルラヴァゲインてのは、たぶん「I will love again」のことだと思うけど、名前の最後に「ゲイン」がついてるのは、ある意味、キンシャサノキセキだと思う。その上、第参話で初号機がシャムシエルと戦うシーンは、こんなふうになってる。
シゲル 「アンビリカルケーブル、断線!」
マコト 「エヴァ、内蔵電源に切り替わりました!」
マヤ 「活動限界まで、あと4分53秒!」
そう、赤木博士が言うところの「ゲインを利用して」使徒と戦うのだ。だからこそ、戦闘に巻き込まれそうになったクラスメートのトウジとケンスケを助けたりしてる余裕があるワケで、最終的には、シンジはミサトの指示を無視して、自分の判断でシャムシエルのコアにプログレッシブナイフを突き刺しちゃう。ま、それで勝っちゃうからいいんだけど、もしも「ゲインを利用して」なければ、トウジとケンスケを助ける前に活動限界になってたかもしれない。
コジツケが醍醐味の「エヴァンゲリオン予想」としては、このアイルラヴァゲインがヤタラと気になるワケで、さらに言えば、津村明秀騎手の名前も、ナニゲに「庵野秀明監督」をホーフツとさせてる。それに、3週間前の「裏のレース」で1着になってる津村明秀騎手だから、庵野秀明監督の名前を反対にした「明秀」ってのも、やっぱり「裏」に対応してるような気がする。そして、マヤか「活動限界まで、あと4分53秒!」って言ったセリフの通り、「4-5-3」てのを1つの予想としてみると、ミゴトに4番のアイルラヴァゲインが1着になる。
‥‥そんなワケで、ここまでの話は置いといて、去年の「スプリンターズステークス」の結果を見てみると、1着が藤田伸二騎手のローレルゲレイロ、2着が安藤勝己騎手のビービーガルダンで、その差はわずか「1cm」、ニポンで開催された今までのG1レースの中で「最小の着差」として記録されてる。「1cm」なんて、鼻の差どころか鼻毛の差だ。ほとんど同着みたいなもので、力の差なんてなかっただろう。そして、この2頭は、去年とおんなじ騎手が乗って、今回も出走する。ローレルゲレイロは9番、ビービーガルダンは5番だ。
ここで気になるのは、やっぱり「1cm」の差で、この微妙な距離感から連想するのは、オナジミの「ヤマアラシのジレンマ」だ。第参話の前半では、転校したシンジになかなか友達ができないことについて、ミサトと赤木博士が電話で話すシーンがある。
ミサト 「ううん、うーん、はい、もしもし‥‥なんだリツコか‥‥」
リツコ 「どう?彼氏とはうまくいってる?」
ミサト 「彼?‥‥ああ、シンジ君ね。転校して2週間、相変わらずよ。未だに誰からも電話かかってこないのよね」
リツコ 「電話?」
ミサト 「必須アイテムだから、ずいぶん前に携帯渡したんだけどね。自分で使ったり、誰からもかかってきた様子ないのよ。あいつ、ひょっとして友達いないんじゃないかしら」
リツコ 「シンジ君て、どうも友達作るのには不向きな性格かもしれないわね。ヤマアラシのジレンマって話知ってる?」
ミサト 「ヤマアラシ?あのトゲトゲの?」
リツコ 「ヤマアラシの場合、相手に自分の温もりを伝えたいと思っても、身を寄せれば寄せるほど体中のトゲでお互いを傷つけてしまう。人間にも同じことが言えるわ」
リツコ 「今のシンジ君は、心のどこかで痛みに怯えて臆病になっているんでしょうね」
ミサト 「ま、そのうち気づくわよ。大人になるってのは近づいたり離れたりを繰り返して、お互いがあんまり傷つかずに済む距離を見つけ出す‥‥ってことに」
第参話のタイトルの「鳴らない、電話」は、このシーンから来てるワケだから、この会話の内容を重要視すると、「ヤマアラシのジレンマ」からローレルゲレイロとビービーガルダンの2頭が気になってくる。だけど、「ヤマアラシのジレンマ」の話が本格的になるのは次の第四話で、日本のタイトルは「雨、逃げ出した後」だけど、英語圏向けのエピソードタイトルは「Hedgehog's Dilemma」になってる。「Hedgehog」は「ハリネズミ」のことで、「ヤマアラシ」は「Porcupine」だけど、たぶん「ヤマアラシのジレンマ」って意味でつけたタイトルだと思う。
だから、「エヴァンゲリオン予想」としては、今回のレースで、ローレルゲレイロとビービーガルダンが僅差で1着、2着になることはない‥‥ってことになる。それよりも重要なのは、「3週間前にサキエルが襲来した」ってことで、これを「神の早希ちゃん」てことに仮定すると、どうしても「早希ちゃん」→「桜」っていう流れが浮上してきて、さっきの「サクラバクシンオー」へと行き着いちゃう。さっき書いた「スプリンターズステークス」のコースレコードのクダリをもう一度、見てみよう。
「このレースのレコードは、1994年に開催された第28回のレースで、小島太騎手が騎乗したサクラバクシンオーが叩き出した「1分07秒1」だった。でも、7年後の2001年の第35回のレースで、蛯名正義騎手が騎乗したトロットスターが、わずか0.1秒上回る「1分07秒0」を記録して、それから今日まで、このタイムがレコードになってる。」
この文章の「1分07秒1」「7年後」「1分07秒0」ってとこを見ると、3ヶ月前の「宝塚記念」でキーワードになった石川先生のお誕生日の「17日」が連想される。そして、石川先生のお誕生日の「9月17日」と言えば、3週間前にサキエルが襲来した9月12日の開催日の直後だから、シンクロ率もグッとアップする。つまり、これらを総合して推理すると、サクラバクシンオーが打ち立てたコースレコードから、すべての物語が始まってるってことになる。
で、今回の出走馬の血統を見てみたら、ナナナナナント! 1番のサンダルフォン、2番のダッシャーゴーゴー、12番のヘッドライナーの3頭が、奇しくもサクラバクシンオーの子供だったのだ! あたしがサンダルフォンを知ったのは、競馬を始めたばかりの去年の11月の「マイルCS」だったけど、初めてこの馬の名前を見た時は、これこそが「エヴァンゲリオン予想」のための馬だと思った。だけど、火山のマグマの中に、繭の状態でいたサンダルフォンには、まだ勝つだけの力がなかった。でも、3週間前の「セントウルステークス」で8着になったあと、5日後の9月17日に成獣になったと予想すれば、今度こそ、真の力を見せつけてくれるかもしれない。
‥‥そんなワケで、今回の「エヴァンゲリオン予想」は、イチオシが4番のアイルラヴァゲインで、「活動限界まで、あと4分53秒!」から5番のビービーガルダンに目を向けつつも、早希ちゃんを「神」として、その神の子供である3頭、1番のサンダルフォン、2番のダッシャーゴーゴー、12番のヘッドライナーまでを視野に入れたい。あとは、この5頭でどんなふうに買うかだけど、選んだ馬が5頭だけなら、すべての組み合わせを3連複で買っても10通りだから、とりあえず3連複を100円ずつぜんぶ。あとは「あたしの選んだ馬が3着までに2頭だけ入る」っていういつものパターンを考えて、ワイドで押さえたいと思ってる今日この頃なのだ。
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