BLUE or RED
去年の「エリザベス女王杯」で、夢のお告げが的中して、100円が10万円以上になって味をしめたあたしは、それからG1を中心に競馬を続けてきたワケだけど、1年間のトータルは、最初の10万円がなかったらトントンの結果だった。細かく計算すると、最初の10万円がなくてもちょい浮きくらいなので、まあまあ良かったと思ってる。あたしの場合は、あくまでもアレコレと予想するのが楽しいワケで、せっかく予想したんだから馬券も買おう→100円でも馬券を買えばテレビで観戦してても何倍も楽しめる→それで当たれば言うことなし‥‥って流れなので、的中させることが目的じゃない。
だって、本気で的中させようと思ったら、やっぱり、それぞれの馬の状態とかのモロモロを調べて、少しでも科学的に予想したほうが確率が高くなるハズだからだ。だけど、あたしがそうしないのは、競馬とは関係ないコジツケとかで馬券を買って、何回かに1回でもマグレ当たりすれば、すごく楽しい上に高配当になることが多いからだ‥‥ってワケで、あたしのトンチンカン予想の2年目のスタートを飾る「エリザベス女王杯」が、いよいよやってきた!
11月14日 京都11R
「エリザベス女王杯」(G1)
3歳上オープン 芝2200m
1枠1番 コロンバスサークル/武豊
1枠2番 セラフィックロンプ/宮崎北斗
2枠3番 レジネッタ/幸英明
2枠4番 テイエムプリキュア/国分恭介
3枠5番 アパパネ/蛯名正義
3枠6番 スノーフェアリー/R.ムーア
4枠7番 サンテミリオン/M.デムーロ
4枠8番 ブライティアパルス/藤岡康太
5枠9番 メイショウベルーガ/池添謙一
5枠10番 ヒカルアマランサス/C.ルメール
6枠11番 プロヴィナージュ/佐藤哲三
6枠12番 アニメイトバイオ/後藤浩輝
7枠13番 サンレイジャスパー/難波剛健
7枠14番 アースシンボル/田中勝春
7枠15番 ムードインディゴ/川田将雅
8枠16番 アーヴェイ/J.カステリャーノ
8枠17番 リトルアマポーラ/福永祐一
8枠18番 シングライクバード/鮫島良太
純粋にあたしの好みで言えば、昨日の日記の最後に迷探偵キッコナンからバカにされちゃったように、芦毛の中でも特に好きなメイショウベルーガと、夢よもう一度でテイエムプリキュア、そして、もう1頭選ぶとしたら、横山典弘騎手の復帰祝いに、事故がなければ横山騎手が乗るハズだったサンテミリオン、この3頭から買うと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、今までは、G1レースとアニメのエヴァンゲリオンの内容とを対比させて、いろいろとコジツケながら予想を楽しんできたワケだけど、もともとは、ちょうど1年前に、不思議なプリキュアの夢を見たことが始まりだった。自分の見たプリキュアの夢を気にしつつ、何の気なしにインターネットを見てたら、「エリザベス女王杯」っていう競馬のレースがあった。それで、これまた何の気なしにクリックしてみたら、まだ枠順も決まってない状態だったけど、アイウエオ順に並んでた出走登録馬の中にテイエムプリキュアの名前を見つけたのだ。
だから、今回は、何かにコジツケて予想するんじゃなくて、あたしの見た夢の内容から予想してみようと思ってた。それで、1週間くらい前から、覚えてる限りは「どんな夢を見たか」ってことをメモしてたんだけど、まだ出走登録馬の一覧も発表されてない時点で、あたしは、今までに一度も見たことのない変な夢を見た。昨日の日記の最後に、迷探偵キッコナンのセリフとして「今年のエリ女はね、ムードインディゴよ」って書いたけど、これは、その夢が発端になってる。
ぜんぶ書くと長くなっちゃうので、ザックリとハショッてくけど、あたしを含めた十数人の女性が、UFOの中みたいな近未来的な司令室みたいなとこに集められて、司令官みたいな女性が「これから2010年染料の旅を開始する!」って言って、「コードナンバー1011はベニバナ、1012はウコン、1013はムラサキ‥‥」ってふうに、あたしたち1人1人に染料のもとになる植物を採ってくるように命令する。あたしは、「1015はインディゴ」って言われて、アメリカまでインディゴを採りに行くように命令される。
テーブルの上の半透明の大きな地球儀で、自分の行き先を電子ペンでタッチすると、そこへワープできるようになってて、ウコンを命じられた人は、地球儀のインドをペンでタッチして、パッと消えちゃったので、あたしも急いでアメリカをタッチしようと思ったんだけど、アメリカは広い。それで、どの辺にインディゴがあるのか分からずに困ってると、司令官が「ここよ」って言って、北米大陸の下のほうを指差したので、そこを電子ペンでタッチした。
赤茶けた乾いた土が広がる荒野に放り出されたあたしは、2頭のロバが引くちっちゃな馬車が用意してあったので、それに乗って先へと進む。その馬車には、お水や食料やロープや脚立なんかの道具が積んであった。しばらく進むと、1本のインディゴの木が生えてた。高さは3mほどの低い木で、幹も枝もクネクネとしてて、葉っぱはほとんど生えてなくて、その代わりに、ヤシの実みたいな「インディゴの実」が5~6個、枝からぶら下がってる。
あたしは、脚立に乗って、一番低いとこにあった実を1つ採って、道具箱の中にあったノミとトンカチでコンコン叩いて穴を開けて、中の濃紺の液体に、小さなガラス瓶から出したリトマス紙の先を漬ける。これは、普通のリトマス紙じゃなくて、インディゴの良し悪しを判別するためのものだ。最初はインディゴの色で濃紺になるんだけど、スーッと色が消えてって、元の真っ白に戻ると最高級のインディゴってことだ。だけど、あたしのリトマス紙は、いつまで待っても薄い青色が残ってるので、この木はダメってことになった。インディゴの木は、1つの実がダメだと、他の実もダメなのだ。それで、あたしは、次の木を探しに行くことにした。
‥‥そんなワケで、読んでてもぜんぜん面白くないだろうし、夢を見てるあたし自身もぜんぜん楽しくなかったんだけど、とにかく、あたしは、良質のインディゴを探して赤茶けた土の荒野をロバの馬車でトコトコと進み、木を見つけるたびに実を採って、中のインディゴにリトマス紙を漬けて‥‥ってことを続けてた。そして、こんなに退屈な夢なのに、シッカリと見たのが2回、少しだけ見たのが1回、合計で3回も見ちゃったのだ。
そして、金曜日の午後に「エリザベス女王杯」の枠順が発表になったので、ここで初めて出走馬を見てみたら、ナナナナナント! ムードインディゴがいるじゃん! その上、馬番は15番だ! これって、夢の中のあたしのコードナンバーの「1015」とシンクロしてる!‥‥ってことで、あたしは、これぞ夢のお告げだと思って、昨日の日記の最後にチョコっと書いたってワケだ。ちなみに、昨日の日記は11日の木曜日の日付だけど、今は1日遅れで書いてるから、書いたのは金曜日に「エリザベス女王杯」の枠順が発表になってからだ。
そして、もひとつちなみに、染料のインディゴってのは、ニポンでは「藍」ってワケで、あたしが夢で見たようなヤシの実みたいな中に入ってるワケはない。天然のインディゴはいろんな植物から採れるけど、マメ科のコマツナギが代表的で、当然、そうしたことも知ってる上で、夢だから変なことになっちゃってるのだ‥‥ってワケで、本物のインディゴの原料のコマツナギって植物は、漢字で「駒繋ぎ」って書くんだけど、「駒」ってのは「馬」のことだ。コマツナギは、茎が細いのにすごく丈夫で、馬を繋いでも切れないことから、こんな名前がついた。そして、こうしたプラスアルファのネタも、15番のムードインディゴの勝利に、いい風を吹いてくれてるような気がする。
‥‥と思ってたのもトコノマ、昨日の日記を書いたあと、お風呂に入ったり、ご飯を食べたり、本を読んだり、サンシャイン牧場に水を撒いたりして、あたしは、深夜1時くらいにベッドに入った。いつもなら、もっと夜更かししてるんだけど、ゆうべは体調がイマイチだったから、早めに横になったのだ。つまり、日付が変わって、12日の土曜日の午前1時にベッドに入ったってワケだ。そして、体調がイマイチだっただけじゃなくて、少し疲れてたみたいで、あたしは、横になったら10分もしないうちに眠りについた。
そしたら、このあとに見た夢が、またまた大変な夢だったのだ。これも、あんまり詳しく書いてると長くなっちゃうので、できるだけ要点だけを書くようにするけど、サンフランシスコの街っぽい場所で、あたしの所属する「赤いオープンカーのグループ」と、もう1つの「黒いトラックのグループ」とが敵対してる。「ウエストサイド・ストーリー」の自動車バージョンみたいなものを想像してもらうといいんだけど、あたしのほうは、車種はいろいろだけど、みんな真っ赤なオープンカーに乗ってる。昔のマスタングやダッジ・チャレンジャーみたいなアメ車もあれば、ユーノス・ロードスターみたいなニポン車もあるし、あたしが乗ってたのはヨーロッパ車のフィアット・スパイダーだった。
そして、敵対するグループのほうは、トラックって言っても、ぜんぶ乗用車タイプのトラックで、シボレーのエルカミーノやフォードのランチェロ、ダットサン・トラックやサニー・トラック、スバル・レオーネの後ろが荷台になったブラットなんかだ。詳しく言えば、キャビンと荷台が分離してる正式なトラックはダットラくらいで、あとはみんなキャビンと荷台が繋がってるピックアップだ‥‥ってワケで、10台くらいの黒いトラックが街中を逃げ回り、それをあたしたち赤いオープンカーのグループが10台くらいで追いかけ回してる。何でかって言うと、この街にはお互いのグループの境界線があるんだけど、相手のグループがその線を超えて、こっちのエリアにまで入ってきたからだ。
あとになって考えると、この辺のストーリーは、尖閣諸島の問題から脳内アレンジしちゃったのかもしれないけど、とにかく、たいていは自分が何かに追われる夢が多いあたしとしては、追いかけるほうの役は珍しくて、すごく楽しかった。それで、どんどん追いかけて行くうちに、高速道路の高架みたいなとこを走ってて、ハッと気づくと、道路かあと200mくらいのとこでプッツリと切れてるのだ。ようするに、まだ途中までしか作ってない建設中の高架の道路ってワケで、映画「ブルース・ブラザーズ」とかに出てくるアレだ。そして、逃げてた黒いトラックたちは、その切れ目から次々と落下してく。
だけど、「やったー!」と思ったのもイタノマ、あたしも止まりきれなくて、そのまま道路の切れ目から飛び出しちゃう。でも、あたしの車は、下には落ちなくて、うまいこと飛行機の離陸みたいに飛び出して、そのままグングンと飛んでって、雲の上に乗っかっちゃう。雲って言っても、プカプカと浮かんでる楕円形の雲とかじゃなくて、一面の雲海なのだ。そして、あたしは、ずっと続く真っ白な雲海の上をどこまでも気持ちよく走り続けてく。とっても気持ちよくて、「雲の上をスパイダー(蜘蛛)で走ってるなんてオヤジギャグじゃん!あとでツイッターに書こう!」なんて思ってたら、雲に大きな穴が開いてて、そこから落っこちちゃう。それが、ホントに自分が穴に落ちたみたいに体がガクン!ってなったから、あたしは、「わーっ!」って叫びながら飛び起きちゃった。
まだ夜は明けてなくて、お部屋は真っ暗だったから、あたしは、ベッドの横のテーブルまで持ってきてたテレビのリモコンを取って、隣りのリビングのテレビをつけた。時計やケータイを探して時間を見ても良かったんだけど、ビックリして飛び起きて心臓がドキドキしてたから、こういう時って、ひとり暮らしだと心細くて、ついついテレビやラジオをつけちゃうのだ。そして、パッとついたテレビの画面を見たあたしは、いったい何が起こってるんだか分からないプチ・パニック状態になった。だって、30インチのアナログテレビの画面に映し出されたのは、空から真っ逆さまに落下してく赤いオープンカーだったんだもの!
あたしは、キョッ!として、ベッドから転げ落ちて、そのままの体勢で隣りのリビングまで這ってった。テレビに映ってたのは、何かの映画で、真っ赤なコルベットのオープンカーが空から落下してて、運転席にチャーリー・シーンが乗ってて、フロントの窓につかまってる敵みたいな男と、落下してる最中だってのに闘ってた。そして、その男をやっつけてから、今度は、落下してる車の後ろのトランクまで行き、鍵穴に鍵を差し込もうとガチャガチャやってるから、現金の詰まったトランクか何か取り出そうとしてるのかと思って見てたら、開いたトランクから出てきたのはナスターシャ・キンスキーだった。そして、あとちょっとで地面に激突するって時に、ナスターシャ・キンスキーを抱いたチャーリー・シーンが車から飛び出して、パラシュートで無事に着地した。
‥‥そんなワケで、あとからテレビ番組表で調べたら、これは「ターミナル・ベロシティ」っていう映画だった。テレビ朝日で、深夜の3時すぎから放送してて、終わるのが早朝の5時すぎだった。そして、夢の中で、赤いオープンカーに乗ったあたしが雲の穴から落っこちて、「わーっ!」って叫んで飛び起きたのは、5時ちょっと前だった。つまり、この映画のラストのクライマックスの時に、偶然に目が覚めたってワケだ。
さらに言えば、前の晩に、たまたま最後にテレビ朝日を見てて、それでテレビを消したから、飛び起きてテレビをつけたら、赤いオープンカーが落下してたのだ。もしも、他のチャンネルを見てたら、そのチャンネルがついたワケで、あたしは、裏番組で赤いオープンカーが落下してることなんて知らずに、くだらない通販番組か何かを見てたってワケだ。それで、あまりにも驚いたあたしは、映画が終わって少ししてからだから、たぶん5時20分とか30分とかだと思うけど、ツイッターでつぶやいといた。
「きっこさんのつぶやき」
http://twitter.com/kikko_no_blog/statuses/3179144762359808
信じられないことが起こった!今、夢で真っ赤なオープンカーを運転して空の雲の上をドライブしてたら、雲に穴があいてて、そこから車ごと落っこちて、わー!って目が覚めた。それで、手元にあったリモコンでテレビをつけたら、何かの映画で真っ赤なコルベットのオープンカーが空から落下してた!
‥‥そんなワケで、こんなにもキョーレツな夢を見ちゃったから、 赤の3枠に入った赤い小鳥、アパパネのことが気になってくる。今回のメンバーなら、間違いなく最強だろうし、好きな馬だから買いたいのはマウンテン・マウンテンだったんだけど、ダントツの1番人気だと思うから、あえて外してたのだ。「2010年染料の旅」の夢で、あたしのイチオシはムードインディゴって決めてたから、もちろん、ムードインディゴとの組み合わせとしてはアパパネも買うつもりでいた。だけど、アパパネのほうからは買う予定じゃなかったのに‥‥ってワケで、今回のあたしは、夢のお告げから、15番ムードインディゴと5番アパパネ、好きな馬、応援してる馬から、9番メイショウベルーガと4番テイエムプリキュア、この4頭をメインにして、トータルで2000円ぶん、アレやコレやと買ってみようと思ってる今日この頃なのだ!
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