« 「DIVINA」の新しい動画! | トップページ | マツリダコードの謎 »

2010.12.25

メリーフロスマス♪

皆さん、メリークリスマス♪‥‥ってワケで、昨日のクリスマスイブは、あたしは夕方まで教会のバザーのお手伝いに行ってたので、母さんとは、夜、一緒に食事をしただけで、それも、あり合わせの材料で作った味噌煮込みうどんだったので、あんまりクリスマスイブっぽくなかった。だけど、あたし的には、海外の恵まれない子供たちへ寄付するためのバザーのお手伝いもできたし、夜は少しだけ教会を覗きに行けたし、猫たちにはちょっと豪華な缶詰を食べさせたし、とってもクリスマスイブっぽかった。その上、深夜に、ギタリストの鈴木健治さんのUstream中継を観ながら、焼酎のお湯割りを飲んでたら、健治さんがチョコっとクリスマスソングを弾いてくれたりして、じんわりとクリスマスイブっぽくなった。

飲んでたのは焼酎のお湯割りなのに「じんわり(ジン割り)」だなんて、お前は水嶋ヒロか!(笑)‥‥なんてのも織り込みつつ、クリスマスイブはあくまでもイブなワケで、本番は今日、25日のクリスマスだ。だから、今日は、今のあたしにできる最大限のことをするために、お昼前に車で母さんを迎えに行った。今日は、母さんとスーパー銭湯に行って、手足の伸ばせる大きな湯船でのんびりして、身も心もポカポカになって、全身で贅沢な気分を満喫するっていう作戦だ。こんなことを言うと、「またスーパー銭湯かよ?」なんて言われちゃいそうだけど、あたしには、何日も前から考えてた計画があった。

それは、いつもの「湯楽(ゆら)の里」じゃなくて、新しくできた「ゆめみ処ここち湯」に行くっていう計画で、名づけて「気分転換リフレッシュ作戦」だ。ちなみに、「気分転換」と「リフレッシュ」が重複してるのは、そこんとこをより強調したいからで、いくら大好きな「湯楽の里」でも、毎回おんなじスーパー銭湯だと「勝手知ったる状態」なので、どうしても新鮮味に欠ける。そこで、いろいろと調べた結果、いつもの「湯楽の里」の「横浜瀬谷店」の近くにあった「スーパー銭湯ざぶん」が、去年、閉店して、そこが「ゆめみ処ここち湯」の「横浜瀬谷店」になったって知ったので、今回は、こっちのスーパー銭湯に行ってみることにした今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしが、今回、「ゆめみ処ここち湯」に行ってみようと思ったのは、いつもの「湯楽の里」と料金が一緒だったこともあるんだけど、何よりのポイントが「源泉かけ流しの露天風呂」だった。「ゆめみ処ここち湯」の横浜瀬谷店のホームページによると、温泉名は「瀬谷目黒の湯」、泉質は「ナトリウム炭酸水素塩泉」、効能は「神経症、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進」ってワケで、これなら、母さんに喜んでもらえるだけじゃなくて、あたしの右手にも良さそうだと思ったってワケだ。

で、心配してた雪も降らなかったので、246をトロトロと走って、40分ほどで「ゆめみ処ここち湯」の「横浜瀬谷店」に到着した。無料の駐車場はとっても広くて、ワリと入り口に近い場所に停めることができた。中に入ると、まだ1年目ってことで、とにかくキレイだった。ここも「湯楽の里」とおんなじで、平日は650円、土・日・祝日は850円なんだけど、これまた「湯楽の里」とおんなじで、100円払って会員になると50円安くなる。受付で説明を聞くと、料金だけじゃなくて、施設内の食事処とかも割引になるっていうので、もちろん、会員になった。

今日は土曜日だったから1人800円だったけど、平日なら600円てワケで、町の銭湯の料金に100円ちょい足すだけで、いろんなお風呂をタップリと楽しむことができる。まさに、全裸のパラダイスだ(笑)‥‥ってことで、母さんとあたしは、さっそくお風呂のある2階へと向かった。ここは、1階が各種マッサージや食事処になってて、お風呂は2階のスペースになってる。階段を上って2階に行くと、すぐに男湯と女湯の入り口に分かれてて、女湯の通路を進むと、これまた広くてキレイな脱衣所だった。

母さんは、すでにテンションが上がってて、服を脱ぎながら「クリスマスに温泉に来られるなんて、メリーフロスマスだわ」なんて言って、1人でケラケラと笑ってたけど、「クリスマス」と「フロスマス」って、ぜんぜんダジャレになってない。あたしは、あえてそこには触れず、とにかく中に入った。中も広くてキレイで、すぐ目の前に掛け湯があって、左手に湯船が並んでて、右手が洗い場になってた。そして、正面のガラスの向こうには露天風呂が見える。そんなに混んでないし、すごくいい雰囲気だ。ゆうべ、お風呂に入ってるから、体は汚れてないと思うけど、一応、マナーなので、まずは洗い場に行って、体をザッと洗った。

‥‥そんなワケで、ザクッと説明すると、母さんとあたしは、とにかく、まずは一番大きな内湯の「なごみの湯」に入ることにした。これは、L字型の大きな湯船なんだけど、湯船自体が「天然ゲルマニウム鉱石」ってので作られてる。よく分かんないけど、ゲルマニウムラジオとか鉱石ラジオってのがあるから、きっと何かの電波みたいなのが出てて、体内のゲルマン民族が大移動するんだと思う。だけど、細かい理屈は置いといて、とにかく、思わず「あ~」って声が出ちゃったほど気持ち良かった。やっぱり、手足を伸ばして入れるお風呂って、何よりの贅沢だし、何より開放されちゃう。

お湯の温度も、「熱すぎず、ぬるすぎず‥‥って思ってたら、入ってるうちにぬるく感じるようになってきた」ってのじゃなくて、「ちょっと熱いと思ってたら、入ってるうちにちょうどよくなってきた」っていうベストの温度で、すごく良かった。横を見ると、母さんは、とっても気持ち良さそうに、目を閉じたまま上を向いてる。あたしも、おんなじように目を閉じて上を向いたら、手足の先からお湯の中へ、いろんな不安が流れ出てって、体が軽くなった気がした。

母さんとあたしは、ジェットバス、泡風呂、電気風呂に順番に入ってみたんだけど、あたしは、腰痛に効くっていうお風呂で、腰の位置に強い水流が当たるやつが気持ちよかった。でも、お楽しみはこれからだ。やっぱり、ちゃんと地下から湧いてる「瀬谷目黒の湯」の「ナトリウム炭酸水素塩泉」に入らなきゃってワケで、外へ出た。露天のスペースも広くてキレイで、手前の四角い湯船が源泉かけ流しの「ここち湯」だった。「本物の温泉だ」っていう先入観なのかもしれないけど、お湯がやわらかくて、すごく効能がありそうに感じた。

体は温かくて気持ちいいし、頭は冷えて気持ちいいし、やっぱり冬の露天風呂はサイコーだな~って思ってたら、母さんがニコニコしながら、歌うような調子で、また「メリ~フロスマス~♪」って言って、また1人でケラケラと笑い出した。それで、あたしは、とうとう「母さん、クリスマスとフロスマスじゃぜんぜんダジャレになってないじゃん!」てツッコミを入れた。そしたら、母さんは、「なんで分からないのよ? ここでお風呂に入れば、家に帰ってからお風呂に入る必要がない。お風呂はここで済ませる。風呂、済ます‥‥っていうダジャレなのに‥‥」って解説した。あたしは、「クリスマス」の「クリ」と「フロスマス」の「フロ」がぜんぜんダジャレになってないと思ってたのに、「スマス」のほうが掛かってたなんて、母さん、分かりにくすぎ!(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、せっかくの「ナトリウム炭酸水素塩泉」なので、お湯の中で右手をマッサージしながら、15分くらい入ってた。それで、そろそろのぼせてきたから、一度出てからまた入ろうと思ったんだけど、露天のスペースにも他にいろんなお風呂があったので、次は丸い湯船の「細泡の湯」に入ってみることにした。これは、高濃度炭酸泉なので、お肌に細かい気泡がついて、これまた気持ちがいい。結局、こっちのお風呂にも15分くらい入ってた。他にも、1人用の深い「壺の湯」とか、お湯が流れてる「うたた寝の湯」とかもあったんだけど、こっちは話のタネにチョコっと入っただけで、母さんとあたしは、最初の源泉かけ流しの「ここち湯」と高濃度炭酸泉の「細泡の湯」に2回ずつ入った。

途中で休憩したりしつつ、トータルで2時間くらいお風呂に入ってたんだけど‥‥って、何か変だ。だって、温泉やジェットバスに入ることが「人生における休憩」なのに、その温泉やジェットバスに「休憩したりしつつ」入るなんて、これはおかしい。だから、これは、「休憩」じゃなくて「湯冷まし」って呼んだほうがいいかもしれない。だけど、温泉に入りすぎて「湯疲れ」や「湯あたり」することがあるんだから、温泉を「人生における休憩」って考えるのが違うのかもしれない‥‥って、こんなこと、別にどうでもいいんだけど、とにかく、母さんの「そろそろお腹が減ってきたね」っていうひと言で、最後に入ってた「ここち湯」から上がることにした。

そして、十分すぎるほどお風呂を堪能した母さんとあたしは、1階の食事処の「かしわ亭」で、ちょっと遅いお昼ご飯を食べてから帰ることにした。ここは、おそばやラーメン、定食や丼もの、おつまみ類やビール、デザート類からドリンクバーまであって、ちょっとしたファミレスみたいなメニューになってた。値段は、ラーメンが580円、カツカレーが700円、ドリンクバーが300円だったから、まあ普通だと思う。で、最初に書いたように、会員になると、ラーメンが550円、カツカレーが680円、ドリンクバーが280円ってふうに、20円から30円の割引になる。

クリスマスなので、母さんとあたしは、見た目にもクリスマスっぽいイロドリの海鮮ちらし寿司を食べた。800円が会員価格で780円になってた。最初は、そんなに期待してなかったんだけど、これが思ってたよりもずっと美味しくて、母さんも喜んでたし、なかなか満足できた。ただ、海鮮ちらし寿司が運ばれてきた時に、母さんが「メリー食事スマス」って言って、また1人でケラケラと笑い出したのには、サスガに脱力した。でも、あたしは、母さんのことが可愛くて笑っちゃって、そしたら、母さんは自分のダジャレがウケたと思って、今度は「メリーイタダキマス!」って言い出した。あたしは「おいおい」と思いながらも、とりあえず、お付き合いで「メリーイタダキマス!」って言った。

‥‥そんなワケで、あたしがオヤジギャグを好きなのは、間違いなく母さんの遺伝なんだろうと思いつつ、今日の予算が1000円余ったから、帰りにスーパーに寄って、湯豆腐の材料を買った。いつものお豆腐と春菊だけの湯豆腐じゃなくて、長ネギも、シイタケも、そして、タラの切り身も買った。そして、晩ご飯は、贅沢な湯豆腐を一緒に食べた。今年のクリスマスは、お金がなくて母さんに何もプレゼントを用意できなかったので、ゆうべ、クリスマスカードを渡した時に、「明日、スーパー銭湯をプレゼントするからね」って言ったら、「ホント?嬉しい!」って言ってくれた。そして、今日、「温泉はとっても気持ちよかったし、お昼も夜も美味しいものを食べられたし、きみこ、ありがとうね!」って言ってくれた。あたしは、大切な母さんにこんなことしかできない自分を情けなく思ってたから、母さんの言葉で、ちょっとウルウルしちゃった。だけど、そのあとに母さんが「メリーアリガトゴザイマス!」って言ってケラケラと笑い出したもんだから、あたしもとうとうププッて噴き出しちゃって、おかしくておかしくて涙が止まらなくなっちゃった今日この頃なのだ(笑)


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう!
★ よかったら応援のクリックをポチッとお願いしま~す♪
  ↓


|

« 「DIVINA」の新しい動画! | トップページ | マツリダコードの謎 »