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2010.12.26

マツリダコードの謎

今年の競馬のシメククリ、「有馬記念」は、2番人気のヴィクトワールピサと、外から追い上げてきた1番人気のブエナビスタの一騎打ちになり、ほぼ同時にゴールした。逃げるヴィクトワールピサよりも、追い上げてきたブエナビスタのほうが加速してたから、ゴールと同時くらいに馬体が入れ代わったんだけど、ゴール板の位置では、写真判定の結果、ヴィクトワールピサが鼻差で1着だった。そして、3着にトゥザグローリー、4着にペルーサ、5着にトーセンジョーダンが入った。2週間前の「阪神ジュベナイルフィリーズ」は芦毛のワンツースリーだったけど、今年をシメククル「有馬記念」は、M.デムーロ騎手、C.スミヨン騎手、C.ウィリアムズ騎手っていう外国人騎手のワンツースリーで決まったってワケだ。

で、競馬としては、今年を代表する2頭の一騎打ちだったので、とっても素晴らしいレースだったけど、ギャンブル的には、2番人気と1番人気のワンツーなので、1-7の馬複は550円、ワイドに至っては270円しかつかなかった。だけど、3着に15頭中14番人気のトゥザグローリーが入ったので、3連複は11610円、3連単は60770円になった。あたしは、ドリームジャーニーとオウケンブルースリの2頭を頭にして、馬単をメインに買ってたので、ミゴトに全滅。それも、この2頭を頭にして20通りの馬券を買ったあとに、芦毛マニアの血が騒いじゃって、メイショウベルーガの単勝を100円、そして、ペルーサ、レッドディザイア、メイショウベルーガっていう好きな馬3頭の3連複も買い足しちゃったので、トータルで2200円の全滅になった。

でも、終わってみれば、もしも自分の好きな馬だけを買ってたとしても、1着と2着しか当たってなかったワケで、「的中したのにトータルでマイナス」っていう踏みたくない轍(わだち)だった。だから、自分の予知夢を信じて、ドリームジャーニーとオウケンブルースリから馬単でガチガチに攻めた結果の全滅は、ワクワク感とドキドキ感を味わえただけでも正解だったと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、1995年から2009年までの15回の「有馬記念」の結果を見てみると、人気上位の馬が1着になってる確率が極めて高い。1995年から順番に、1着になった馬の人気順位を並べてみると、6、1、4、4、1、1、3、2、1、1、4、1、9、1、2‥‥ってワケで、15回のうち13回も、1番人気から4番人気の馬が1着になってる。これは、確率にすると87%で、つまり、何も考えずに1番人気から4番人気までの単勝を買っとけば、10回のうち8回か9回は当たるってワケだ。

もちろん、こんな買い方をしても面白くないし、1番人気の馬が勝ったら「的中したのにトータルでマイナス」っていう踏みたくない轍‥‥って、これはさっきやったからいいんだけど、3年前に9番人気だったマツリダゴッホの勝利を夢のお告げで的中させたあたしとしては、今回、ドリームジャーニーは4番人気だったし、オウケンブルースリも8番人気だったから、夢のお告げの通りに来てくれるって信じてた。だからこそ、馬複やワイドは買わず、この2頭を1着にした馬単で勝負してたのだ。

で、あたしは、今後のこともあるから、夢のお告げをサラッと振り返ってみたら、オウケンブルースリを導いた夢は、どう考えても予知夢じゃなかったってことに気づいたのだ。あたしは、テレビをつけたまま眠っちゃって、夢の中のセリフと耳から聞こえたセリフが同調して目が覚めたんだから、あたしの耳には、もっと前からテレビの音が聞こえてたってことになる。だから、あたしは、無意識のうちに、耳から聞こえてきたテレビの話に誘導されて、夢の中に中学3年生の女の子とお母さんを登場させたんだと思う。だから、これは、何らかの超常現象的なお告げとかじゃなくて、科学的に説明できる現象だったってことだ。

だけど、先に見たもうひとつの夢、スポーツ新聞の一面に大きな文字で「2連覇!」って書いてある夢のほうは、テレビも消して、グッスリと寝てる時に見てる。それも、1回目に見た時は、あたしがコンビニに行くと、新聞ラックにさしてある各スポーツ新聞がどれも「2連覇!」「2連覇!」「2連覇!」ってそれぞれ違う文字で書かれてるって夢で、2回目に見た時は、あたしがガラガラに空いてる電車に乗ってて、イスに座った状態で上を見ると、あたしの真上の網棚にスポーツ新聞が置いてあって、網棚越しに「2連覇!」って文字が見えるって夢だった。まったくおんなじ夢を2回、3回って見たのなら、単なる記憶のなせる業ってこともアリエールだけど、まったく違った夢なのに、そこに登場するスポーツ新聞の文字だけがやんなじってのは、何らかのサインぽい感じがする。

ただ、これらのスポーツ新聞には、ドリームジャーニーって名前は書いてなくて‥‥って言うか、コンビニのスポーツ新聞も、電車の網棚のスポーツ新聞も、折ってあって、あたしに見える部分には「2連覇!」としか書いてなかった。だけど、その大きな文字の下の写真は、間違いなく競馬の写真だったから、あたしは、ドリームジャーニーの2連覇だって推測したワケだ。だけど、ドリームジャーニーは、2連覇どころか、15頭中13着の惨敗だった。それで、あたしは、1着になったヴィクトワールピサをもう一度、見てみたら、大変なことに気づいちゃった! 馬じゃなくて、ヴィクトワールピサに騎乗してたM.デムーロ騎手のほうが2連覇だったのだ!

先週の「朝日杯フューチュリティステークス」で、デムーロ騎手は、5番人気だったグランプリボスに騎乗して、ミゴトに優勝してる。それも、今日のブエナビスタとおんなじ「単勝オッズ1.8倍」っていう圧倒的な人気だったサダムパテックを破っての1着だった。つまり、デムーロ騎手は、G1レースの「2連覇」ってことになる。さらには、今日、3着に入ったトゥザグローリーは、2週間前のG3、「中日新聞杯」で、デムーロ騎手が騎乗して1着になり、今日の「有馬記念」に出てきたのだ。ついでに言えば、「朝日杯」と「中日新聞杯」、両方とも「新聞」に関係してる点にも注目したい。

‥‥そんなワケで、ミルコ・デムーロ騎手は、イタリア人の騎手で、現在31歳。初来日は11年前の1999年で、2003年にネオユニヴァースに騎乗して「皐月賞」で優勝したのが、ニポンのG1での初勝利だった。そして、その年の「日本ダービー」もネオユニヴァースで制して、外国人騎手による「日本ダービー」の初制覇っていう金字塔を打ち立てた。で、「皐月賞」と「日本ダービー」を勝ったんだから、あとは秋の「菊花賞」を勝てば三冠を達成できたんだけど、外国人の騎手がニポンのレースに出場するための「短期免許」は、1年間のうち3ヶ月しかレースに出ることができない。そして、デムーロ騎手は、「日本ダービー」が終わった時点で、すでに、この年のぶんの3ヶ月を使い果たしてたのだ。だから、どんなにネオユニヴァースに騎乗して「菊花賞」に出たくても、規定上、出ることができなかった。

だけど、これじゃあ、あまりにも気の毒だってワケで、JRAは、「その年に同一馬でG1を2勝した外国人騎手は、同一馬での年内のG1への参戦を認める」っていうふうに規定を改正した。そのオカゲで、デムーロ騎手は、秋の「菊花賞」にも出ることができたんだけど、結果は惜しくも3着だった。でも、翌2004年には、ダイワメジャーに騎乗して「皐月賞」を制して、外国人騎手で初めての「皐月賞」の2連覇を成し遂げたのだ。そう、ここにも「2連覇」が登場してる‥‥ってワケで、ここまでの流れから分かることは、デムーロ騎手は、ホントはネオユニヴァースで三冠を獲りたかったけど獲れなかった‥‥ってことだ。

そして、それから7年の月日が流れ、今日の「有馬記念」で、デムーロ騎手が騎乗してミゴトに1着になったのが、ネオユニヴァースの子供のヴィクトワールピサだったのだ。それも、デムーロ騎手は、この馬に乗るのは初めてだった。ヴィクトワールピサは、ずっと武豊騎手が乗ってた馬で、ローテーションの都合で他の騎手が乗ることもあったけど、デムーロ騎手は今回が初めての騎乗だった。7年前にネオユニヴァースでニポンのG1を初勝利したデムーロ騎手が、その子供のヴィクトワールピサに騎乗することになり、1番人気のブエナビスタを鼻差で制したなんて、なんという巡り合わせだろう。

お父さんのネオユニヴァースは、「有馬記念」は走ってないから、「有馬記念」に関して言えば親子制覇にはならない。だけど、子供のヴィクトワールピサは、岩田康誠騎手が騎乗して、今年の「皐月賞」を勝ってるから、「皐月賞」は親子制覇してることになる。これを「2連覇」とは言うには無理があるけど、それでも、ここまでのすべての流れを見れば、あたしが夢で見た「2連覇!」の文字は、デムーロ騎手だけじゃなく、ヴィクトワールピサのことも暗示してたように思えてくる。

‥‥そんなワケで、あたしが夢で見たスポーツ新聞に、「ドリームジャーニー2連覇!」とか、「有馬記念2連覇!」とかって書かれてたら、それは間違いなくドリームジャーニーのことだったんだけど、「2連覇!」の前に書かれてた文字は新聞が折られてて読めなかった‥‥ってとこがポイントだったんだと思う。マツリダゴッホの時も、テイエムプリキュアの時も、ハッキリと馬の名前が分かる内容の夢だったけど、今回のキーワードは「2連覇」だけだったんだから、これを短絡的にドリームジャーニーに結びつけちゃったのは、あたしの失敗だった。だって、答えがドリームジャーニーなら、「2連覇」なんていう回りくどいお告げじゃなくて、マツリダゴッホやテイエムプリキュアみたいにダイレクトな夢を見たハズだからだ。だから、来年からは、さらにディープに、さらにインパクトのある暗号解読を展開して、「ダビンチコード」ならぬ「マツリダコード」を解き明かしてこうと思ってる今日この頃なのだ。


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