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2011.05.01

無茶な馬券と無理な馬券

あたしの競馬は、データを無視したコジツケ予想だし、穴狙い、一攫千金狙いだから、最初から「絶対に的中するぞ!」っていう自信よりも、「もしも的中したら嬉しいな」っていう気持ちで買ってる。だから、当たったら激しく嬉しいけど、ハズレてもそんなにガッカリしない。でも、今日の「春の天皇賞」は、初めてキチンと予想したから、いつもの何倍も自信があった。そして、1番人気のトゥザグローリーと2番人気のローズキングダムをスパッと切り捨てたことも、最後に外からエイシンフラッシュが突っ込んでくるって予想したことも的中したのに、結果的にハズレだったからビミョ~に悔しい。

たとえば、1番人気のトゥザグローリーか2番人気のローズキングダムが勝ったのなら、あたしの予想は惜しくもなんともないから、簡単にアキラメもつくし、一瞬で来週の「NHKマイルカップ」へと頭を切り替えることができる。だけど、あたしの予想した展開が半分くらい当たってたから、ちょっとガッカリ度が高い。それに、昨日の日記では、「二宮金次郎の「二」が付く2人、藤田伸二騎手と和田竜二騎手の組み合わせとか」なんてことまで書いちゃってるから、この2人が1着と3着になったことも、「そっちの二宮金次郎だったのかよ!」って感じがしてる。こんなことなら、キチンと予想しないで、いつものコジツケ予想のほうが良かったのかも?(笑)

今回、あたしが買ってたのは、3連単のみ。1着を8番マイネルキッツ、2着を15番エイシンフラッシュにして、3着を1番ビートブラック、2番ヒルノダムール、3番ナムラクレセント、5番ジェントゥー、6番ペルーサ、11番ゲシュタルト、13番ジャミール、16番オウケンブルースリ、18番コスモメドウにした9通りと、1着と2着を入れ替えた9通りの合計18通り、1800円だった。いつもなら、弱気の3連複にしちゃうとこだけど、今回は自信があったのと、こういう買い方をしなかったら、いつまで経っても「夢の700万馬券」には近づけないと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、初めて「3連単だけ18通り」って買い方をしてみたんだけど、こんな買い方をしたら、「即 PAT」の画面を閉じたあとに、ものすごい葛藤があった。それは、こんなに決め打ちをして、1着と2着がマイネルキッツとエイシンフラッシュで当たったのに、3着が「選ばなかった馬」だったら、どんなに後悔するだろう‥‥ってことだ。さらに言えば、あたしが選んだ3頭が入ったのに、着順が違って「3連複にしとけばよかった!」って後悔するパターンも頭をよぎった。

でも、あたしは、土曜日の「青葉賞」で、東北の復興に願いを込めてホッコーガンバの複勝を100円買ってたから、今日の予算は1900円で、あたしの使えるお金は、あと100円しかなかった。200円あれば、3着をあと1頭増やせるんだけど、そんなことしても気休めくらいにしかならないし、第一、アレもコレもじゃ節操がない。競馬が「予想を楽しむ遊び」である以上、できる限り絞って買うのが本来の楽しみ方だと思う‥‥なんて偉そうなことを言ってるクセに、テレビで返し馬やパドックの様子を観てたら、18通りの3連単だけで勝負する自分があまりにもチャレンジャー&ギャンブラーに思えてきて、不安が高まってきた。

それで、あたしは、保険の意味で、最後の100円でマイネルキッツとエイシンフラッシュの馬連かワイドを買っとこうと思って、大慌てで「即 PAT」にアクセスした。だけど、もう発走時間ギリギリで、慌ててたらパスワードを間違えたりして、やっとログインできた時には、もう「締め切り」になってた。ま、そのオカゲで、さらに100円のマイナスを上乗せしなくて済んだんだけど、こういうとこが、あたしのダメなとこなんだって再確認できた。つまり、一攫千金を狙ってるクセに、ついつい弱気になっちゃうとこだ。

土曜日の「青葉賞」のホッコーガンバとか、こないだのネコパンチみたいに、複勝を100円だけ買うのは、「応援」だから問題ない。単勝じゃなくて複勝を買ってるのは、弱気だからじゃなくて、3着までに入ってくれれば嬉しいってことだから、まったく気にしてない。でも、コジツケ予想にしろデータ予想にしろ、自分が予想して3連単を何パターンが決めたのに、そこで弱気になって馬連やワイドで保険をかけるなんて、弱気になるのも保土ヶ谷バイパスだ。

‥‥そんなワケで、今回、あたしが学んだことは、競馬は守りに入っちゃダメだってことだ。弱気になって馬連やワイドで保険をかけるってことは、マイナスになるとしても最小限のマイナスに抑えたいっていう気持ちの表われだ。コレって、勝負をする前から気持ちの面で負けてるようなもんで、これじゃあ勝てる競馬も勝てなくなっちゃう。ギャンブルの魅力は、やっぱり一攫千金なワケで、そこには常にリスクがともなう。リスクが恐いなら、最初からギャンブルなんかしないほうがいい。だって、ギャンブルで唯一の「絶対に負けない作戦」は、「ギャンブルをしないこと」だからだ。

今回の場合、あたしが最後の100円を突っ込むのであれば、保険の意味合いの馬連やワイドじゃなくて、絶対に来ないと思う3頭の3連単とか、人気のない3頭の3連複とか、そういうとこにこそ賭けるべきだった。これなら、それこそ「負けて悔いなし」だし、奇跡が起こって当たれば夢の配当だ。「攻撃は最大の防御なり」って言葉があるように、弱気になって守りに入ろうと思った時こそ、攻撃に転じなきゃダメだってことだ。

だけど、ここで間違えちゃいけないのが、いくら「攻撃は最大の防御なり」って言っても、絶対に無茶はダメだってことだ。自分がトップで麻雀のオーラスを迎えた時に、2位の人がリーチをかけたとする。2位とは1万点以上の差があるから、満貫くらいならツモられても逆転されないけど、振り込んじゃったら逆転される。こんな時に、いくら自分がテンパイしたからって、振り込む危険度の高い牌を横向きにして卓に叩きつけて「リーチ!」って言うのは、「攻撃」じゃなくて「無茶」ってことだ。一時的にテンパイを崩しても、安全牌を切って手を回して、何とかダマテンに持ってくのが定石だろう。

で、この「無茶」ってのは、もちろん「無茶苦茶」の「無茶」だけど、これには「メチャクチャ」って言い方もある。「メチャクチャ」の場合は、漢字で「目茶苦茶」って書いたり「滅茶苦茶」って書いたりするけど、「無茶苦茶」とおんなじですべて当て字だ。そして、「ムチャクチャ」も「メチャクチャ」も元々はおんなじ意味だったのに、今はビミョ~に違う。簡単に言えば、「ムチャクチャ」は本来の使い方の通りに「悪いこと」に多く使われてるのに対して、「メチャクチャ」は「メチャクチャ可愛い」とか「メチャクチャ美味しい」みたいに、「良いこと」に使われるケースが多くなった。特に、関西弁で「めっちゃ」って言う時には、多くの場合で「良いこと」に対して使われてる。

「ムチャクチャ」の場合は、最初にあたしが使ったみたいに、前半だけを取って「無茶をするな」っていう使い方もするけど、「目茶をするな」とは言わない。もしかすると、どこかの地方では「目茶をするな」って使い方をするとこがあるかもしれないけど、東京では聞いたことがない。そして、「メチャクチャ」の場合は「メチャメチャ」とも言うけど、「ムチャクチャ」の場合は「ムチャムチャ」とは言わない。

‥‥そんなワケで、4月30日にサクラバクシンオーが逝ってしまったので、今度の「NHKマイルカップ」は、サクラバクシンオーの子供のグランプリボスから買いたいと思ってる。だけど、グランプリボスは、サクラバクシンオーの子供だけあって、マイル未満の距離は2戦2勝なのに、マイル以上は4戦1勝なんだよね。1400だったら文句なしに軸にするんだけど、1600だからマイルなあ(笑)‥‥ってなワケで、グランプリボスは強い馬だから、この馬から買うのは「無茶」じゃないけど、ちょっと「無理」な気がする。それでも、競馬の場合は、どんな組み合わせだって確率はゼロじゃないから、来週もあたしは、無茶にならない程度に一角千金を狙わせてもらって、いつかは目茶苦茶な高配当をGET MY LOVE!したいと思ってる今日この頃なのだ♪


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